SMS送信(ショートメッセージサービス)とは?送り方・メリット・注意点
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目次を閉じる
- SMS(ショートメッセージサービス)とは
- SMSとMMSとの違い
- SMS(ショートメッセージ)でできること
- SMSのメリット
- 開封率・到達率が高い
- 携帯電話番号のみで利用可能
- SMS認証が可能
- SMSのデメリット
- 文字数によって料金が異なる
- 複数人への一斉送信ができない
- SMSの送信方法
- iPhone(iOS)からSMS送信する場合
- AndroidからSMS送信する場合
- フィーチャーフォン(ガラケー)からSMS送信する場合
- パソコンからSMS送信する場合
- SMSを送信するときの注意点
- 送受信数に制限がある
- iMessageに切り替わる場合がある
- 本文に送信者名を入れる
- 広告宣伝の場合は特定電子メール法に基づく対応が必要
- SMSが届かない場合の原因と対処法
- ビジネスにはSMS送信サービスの導入を検討しよう
SMS(ショートメッセージサービス)とは
SMS(ショートメッセージサービス)は、携帯電話やスマートフォン、パソコンから最大160文字の短いテキストメッセージを送受信できるサービスです。
iPhoneやAndroidの場合は、最大670文字までの長いメッセージを送信できます。ガラケーの場合は、全角文字なら最大70文字、半角英数字なら最大160文字まで送信可能です。インターネット接続が不要なため、ビジネスシーンにおいて幅広く利用されています。
SMSとMMSとの違い
SMSと似たサービスに、MMS(マルチメディアメッセージングサービス)があります。MMSは、SMSと同様に携帯電話会社が提供しているサービスです。
SMSは短いテキストのみの送受信ができることに対し、MMSは画像や動画、長いテキストの送受信が可能です。MMSはデータ通信を利用するため、インターネット環境が必要です。
SMS(ショートメッセージ)でできること
SMSでできることは次のような内容です。
- 緊急連絡
- 確認メッセージ
- 予約確認
- 本人確認
SMSは携帯電話に標準搭載されていることが多いことから、もともとは個人同士でのやりとりを行うツールでした。しかし、携帯電話番号でやりとりができる手軽さから、近年では、本人確認のためのSMS認証や予約や配送の確認などの連絡手段としても利用されています。
SMSのメリット
SMSを利用するメリットには、次のようなことが挙げられます。
- 開封率・到達率が高い
- 携帯電話番号のみで利用可能
- SMS認証が可能
開封率・到達率が高い
SMSは、携帯電話番号宛に送信するため、メールアドレス宛に送信する場合に比べて、エラーで届かないケースが少なく、到達率が高いことが特徴です。
また、携帯電話の画面に届いた通知が表示されるため、開封率も高く、確実に届けたいメッセージを送る場合にも適しています。
携帯電話番号のみで利用可能
SMSは携帯電話番号宛にメッセージ送信ができるサービスのため、住所やメールアドレスがわからなくても携帯電話番号がわかっている場合にはメッセージ送信が可能です。
電話でのやりとりしか行ったことがない相手でも、SMSであればメッセージ上でのやりとりができるため、電話に出られない状況でのやりとりができることや、都合の良いタイミングで送信できることもメリットです。
SMS認証が可能
個人情報の取り扱いやサービス利用に関するセキュリティ強化が注目されるなかで、SMSは本人認証を目的として利用できることもメリットです。
携電話番号と本人が紐付けられるため、アカウントの二重登録を防いだり、2段階認証を行えたりとセキュリティ面での対策を行いたい場合にも利用できます。
SMSのデメリット
SMSを利用する場合のデメリットとしては次のようなことが挙げられます。
- 文字数によって料金が異なる
- 複数人への一斉送信ができない
文字数によって料金が異なる
SMSは1回送信するごとに料金がかかりますが、文字数の多さで料金が異なります。また、携帯電話会社や携帯電話の契約プランによっても異なります。
一般的には、全角1〜70文字までの場合は3.3円(税込)で送れますが、604〜670文字の場合は33円(税込)と、文字数によって大きく異なるため、注意しましょう。
複数人への一斉送信ができない
SMS送信では、メールのように同じ内容のメッセージを複数人に同時に送る一斉送信機能は基本的にはありません。一人ひとり携帯電話番号を指定して送ります。
なお、同じ内容のSMSを複数人へ一斉送信をしたい場合には、法人向けのSMS送信サービスを利用すると一斉送信が可能です。
下の記事では、おすすめのSMS送信サービスを比較しているので、ぜひチェックしてください。
SMSの送信方法
iPhoneやAndroid、ガラケー、パソコンなど、それぞれの媒体ごとでのSMS送信方法について説明します。
iPhone(iOS)からSMS送信する場合
iPhoneからSMSを送信する場合の方法は、次の手順で行います。
- メッセージアプリを開く
- 右上の新規作成ボタンをタップする
- 送信相手の携帯電話の番号を入力する
- メッセージ欄にテキストを入力する
- 右下の送信ボタンをタップする
AndroidからSMS送信する場合
AndroidからSMSを送信する場合の方法は、次の手順で行います。
- メッセージアプリを開く
- 右下の新規作成ボタンをタップする
- 送信相手の携帯電話の番号を入力する
- メッセージ欄にテキストを入力する
- 右下の送信ボタンをタップする
フィーチャーフォン(ガラケー)からSMS送信する場合
フィーチャーフォンからSMSを送信する場合の方法は、次の手順で行います。
- メールのメニュー画面を開く
- 新規メール作成、もしくは、新規SMS作成のボタンを押す
- メッセージ欄にテキストを入力する
- 送信相手の携帯電話の番号を入力する
- 送信ボタンを押す
フィーチャーフォンからSMSを送信する場合、一部の機種では文字数が70文字以内となる場合があります。事前に確認しておきましょう。
パソコンからSMS送信する場合
パソコンからSMSを送信する場合は、送信元の携帯電話番号が必要となるため、パソコンから携帯電話の経由が必要です。iPhoneの場合はMac以外のメッセージ機能は利用できません。
iPhoneとMacを使用する場合は、Macのメッセージ機能にApple IDでサインインすることで利用できます。
Androidとパソコンを使用する場合は、パソコンのWebブラウザからPC版メッセージを開き、QRコードをAndroidで読み取って認証すると利用できます。
SMSを送信するときの注意点
SMS送信を実施する際は、次のことに注意して進めましょう。
送受信数に制限がある
SMSは迷惑メッセージ対策として、1通70文字と換算して、1日の送信数の上限が200通までと制限されてます。
受信の場合の制限はありませんが、1通の送信ボリュームが多い場合には注意が必要です。
iMessageに切り替わる場合がある
SMSでは、文字数の上限を超えた場合や件名を入力した場合などに、相手の携帯電話の設定や状況によっては、SMSではなく、iMessageやMMSに切り替わる場合があります。
主に、iPhoneやiPadなどのApple製品同士でメッセージを送る場合は、自動的にiMessageに切り替わることがあるため、注意してください。
本文に送信者名を入れる
SMSは携帯電話番号で送受信ができますが、送信先の相手が送信元の電話番号を知らなかったり登録していない場合には、名前が表示されないため、受信者が誰から送られてきたメッセージかを識別できるように、メッセージ内に名前を入れることで混乱を防げます。
広告宣伝の場合は特定電子メール法に基づく対応が必要
SMSは、携帯電話番号だけでメッセージを送信できるため、あらゆるターゲットにアプローチが可能です。
ただし、SMSで広告宣伝を行う場合は、特定電子メール法に基づき、あらかじめ送信相手に事前承認を得るオプトイン方式が義務付けられいます。SMSで広告宣伝を行う場合は、事前に対応が必要となるため、注意してください。
SMSが届かない場合の原因と対処法
なかには、SMSを送っても届かない場合があります。その場合は次のような原因が考えられます。
- 電波の届かない場所にある
- 携帯電話が電源オフまたは機内モードになっている
- 送信者の電話番号が受信拒否リストに登録されている
届かない状況になった場合は、これらの内容を確認しましょう。また、アプリの更新や端末の再起動によって改善される場合もあります。
ビジネスにはSMS送信サービスの導入を検討しよう
SMSは便利で手軽なコミュニケーションツールですが、送信方法や注意点を理解して適切に利用することが大切です。
また、ビジネスシーンにおけるSMSの活用は、個人での利用ではなく、SMS送信サービスの利用がおすすめです。
一斉送信をはじめ、本人認証や音声ガイダンスに合わせたSMS送信や、予約・配送などの通知をスムーズに行えます。法人向けのSMS送信サービスは複数あるため、自社の導入目的に合う機能や特徴のものを比較検討して選ぶことをおすすめします。