介護業界向け離職防止ツールおすすめ7選 解決できる課題

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「ある日突然の退職」に悩む介護現場は少なくありません。24時間体制の不規則なシフトや重い身体的負担、密な連携が求められる人間関係など、介護職特有のストレスは、管理者が気づかないうちに離職の引き金となります。 本記事では、職員の心の変化や疲弊を可視化し、離職を防ぐ「離職防止ツール」を徹底比較しました。スマホで手軽に回答できるパルスサーベイや、AIによる予兆分析に強い特化型・汎用型ツール7選を厳選。人手不足の連鎖を断ち切り、定着率を高めるための具体的な対策を提案します。

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【30秒でわかるこの記事の結論】介護現場の「突然の離職」を防ぐ!おすすめツールと選び方

・介護特化ならCARIBOHIcare Wellnessがおすすめ。毎月のスコア化による離職予兆の検知とフォロー支援が管理者の負担を減らします。
・実績重視の汎用型ならHRBrainラフールサーベイも有力。ハラスメントリスクや心身の不調の可視化に優れ、根拠のある面談を実現します。
・背景には、夜勤や人手不足により不満のサインを見逃しやすい構造があります。選定の鍵は「スマートフォンでのワンタップ回答」と「確実な匿名性の担保」です。

→「ある日突然の退職」は、残された職員の疲弊を招き、離職の連鎖を引き起こします。パルスサーベイで職員の小さなSOSを早期に拾い上げ、手遅れになる前に対応できる定着の仕組みを構築しましょう。

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目次

介護業界の離職率について

介護労働安定センターが毎年発表している「事業所における介護労働実態調査」※1によると、令和5年度(2023年度)の介護職の離職率は13.1%でした。一方、厚生労働省が同年に発表した「雇用動向調査」※2によると、すべての産業における平均離職率は15.4%です。

介護業界は離職率が高いとの印象がありますが、実際には全産業の平均離職率を下回っています。しかし、必ずしも介護業界の離職率が低いと断言できるわけではありません。

介護業界には人材に関するさまざまな課題があり、決して楽観視できる状況とはいえません。

※1 出典:公益財団法人介護労働安定センター「令和5年度介護労働実態調査 事業所における介護労働実態調査 結果報告書」(2026年3月17日閲覧)
※2 出典:厚生労働省「雇用動向調査 結果の概要」(2026年3月17日閲覧)

介護業界における人材の課題

介護業界では、夜勤を含むシフト運用に加えて記録業務もあり、欠員が出ると現場と管理者双方の負担が急増し、限界に近づきます。忙しさで不満や疲労の予兆が拾えず、離職が「ある日突然」に見えやすい構造です。

  • 管理者の事務負担:面談・配置調整の時間が取れず、夜勤回数や残業の偏りを把握できないまま離職が連鎖します。
  • 崩れる夜勤シフト:欠勤が出るたび穴埋めが必要となり、早朝の代打探しが常態化して疲弊が深まります。
  • 記録不備が招くリスク:申し送りや介護記録が後回しになり、事故やクレーム対応の問題が表面化する要因となり得ます。

慢性的な人手不足

介護業界では慢性的な人手不足が続いています。人手不足の要因としては、少子高齢化による労働人口の減少や介護ニーズの急増などが挙げられます。厚生労働省の調査によれば、2026年には約240万人、2040年には約272万人の介護職員が必要になると予想されており、今後、人手不足が一層深刻化すると見込まれます。

新たに人材を確保するのは今後ますます難しくなるため、少数の離職であっても企業にとって大きな損失となり、提供できるサービスの品質低下も懸念されるでしょう。離職防止の取り組みを行って、現在いる従業員にできるだけ長く働いてもらう必要があります。

※出典:厚生労働省「第9期介護保険事業計画に基づく介護職員の必要数について」(2026年3月17日閲覧)

新規採用・中途採用が難しい

新規採用や中途採用が難しく、人手不足を解消できないのも介護業界の課題です。介護業界は前述のとおり人手不足のため有効求人倍率が高く、他の業種と比較して人材獲得の競争率が高い傾向にあります。

また、介護の仕事に対して「きつい」「汚い」といった印象を持たれ、肯定的に捉えられていない場合も多く、給与も安いイメージがあるため、なかなか募集が集まらないケースは少なくありません。離職防止の取り組みを行い、離職率を下げることは、こうした悪いイメージの払拭につながり、他社との差別化や求職者に対する大きなアピールにできるでしょう。

介護業界における離職の主な原因

離職防止の取り組みを行うには、まず、従業員がなぜ離職するのか、その理由を知る必要があります。介護業界における離職の主な原因は次のとおりです。

  • 人間関係の悪化やストレス
  • 長時間労働・過重労働
  • 給与や待遇に対する不満
  • 将来に対する不安
  • ライフステージの変化

それぞれ詳しく紹介します。

人間関係の悪化やストレス

まず考えられる原因は、施設内の人間関係の悪化です。介護業務は、基本的に複数人でチームを組んで行うため、複数のメンバーと密にコミュニケーションを取る必要があります。そのため、コミュニケーションがしっかり取れていないと、思い違いやすれ違いなどが発生しやすく、結果、人間関係が悪化して離職につながるケースは少なくありません。

また、施設の利用者や介護の対象者とのコミュニケーションがうまくいかなかったり、セクハラやパワハラを受けたりすることもあるでしょう。チームや職場の人に相談したり愚痴を言ったりできない環境では孤立しやすく、離職につながります。

長時間労働・過重労働

長時間労働や過重労働も原因のひとつと考えられるでしょう。もともと介護業界は体の不自由な方の生活をサポートする身体的負担の大きい仕事であり、人手不足もあいまって日々の業務が過酷になりやすい傾向があります。

施設によっては夜勤が必須となる場合もあり、不規則な生活によって体力的にも精神的にも従業員の負担が大きくなり、離職に至ることがあります。

給与や待遇に対する不満

給与や待遇に関する不満も、離職の原因になります。以前に比べれば介護職の給与や待遇は改善されていますが、それでも仕事のハードさや、社会における役割の重要さを考えれば、依然として給与水準は十分に高いとはいえません。

近年は日本全体で人材の流動性が高まっており、転職に対するハードルが下がっています。そのため、職場自体に不満がなかったとしても、他社から、より待遇のよいオファーを受ければ離職する可能性もあります。

将来に対する不安

従業員が今後自社や介護業界で働き続けることに不安を感じることも、離職につながる要因です。不安を感じる理由としては、スキルアップや学習の機会が少なく、成長を感じられないことや、キャリアパスがはっきりしないことが挙げられます。

介護業界では人手不足によって管理職やリーダーも介護業務に追われているため、メンバー教育にあてる時間まで取れないケースは少なくありません。指導方法が標準化されておらず、体系的でない指導となる場合もあります。

また専門的なスキルを要するにもかかわらず、今後どのようにキャリアを積んでいくかの道筋を示してくれる企業も多くはありません。結果、将来のビジョンを描けず不安になったり、モチベーションが低下したりして、離職につながります。

ライフステージの変化

職員はそれぞれ結婚や出産、介護などでライフステージが変化するため、これが離職の原因になるケースもあるでしょう。とくに育児や介護は日常のなかで多くの時間を使う必要があり、これまでと同じような仕事量のまま両立しようとすると、どちらかに支障をきたします。

そのような場合、仕事は辞められても育児や介護は辞められないため、結果的には離職につながります。企業としては、ライフステージが変化しても、仕事を辞めずに両立できるようサポートを行う必要があるでしょう。

介護業界における離職防止の具体的な対策

介護業界における離職対策としては、次のようなことが挙げられます。

  • 労働環境の改善
  • 給与や待遇の見直し
  • 評価制度の見直し
  • 福利厚生の充実
  • 教育制度の充実
  • 社内のコミュニケーション活性化

それぞれの対策について、詳しく解説します。

労働環境の改善

長時間労働や過重労働が常態化しているようであれば、労働環境の改善が必要です。残業時間の削減や休憩時間確保の徹底、有給取得率の向上といった対策を検討してください。

もし人手不足により、これらの対策が難しい場合は、業務効率の向上を図れるITツールの導入や、業務フローを見直して無駄な部分がないか確認することも有効です。

給与や待遇の見直し

従業員が給与や待遇に不満をもっているのであれば、現状に問題がないか見直すことも必要です。給与水準を上げたり、昇給の機会を増やしたりすることで、従業員の不満を解消しモチベーションの向上にもつながります。

格取得で賃金がアップする制度を導入すれば、企業全体でのスキルアップにも期待できます。

評価制度の見直し

現状の人事評価制度に問題がないかも、見直しが必要です。とくに評価の基準や過程が不透明だと、従業員が結果に納得しにくく、企業に対して不信感を抱きます。そのため、評価の基準や過程はなるべく開示し、上司の主観に左右されない評価制度を導入して、透明性を高めましょう。

たとえば、360度評価と呼ばれる評価方法では、上司だけでなく部下や同僚も評価を行い総合的に判断します。従来よりも実態に近い評価を出しやすく、複数の視点で客観性をもたせられるため、従業員にも結果を納得してもらいやすいでしょう。

福利厚生の充実

休暇制度の導入や取得促進といった福利厚生も充実させましょう。たとえば育児休暇・介護休暇の取得や、時短勤務がしやすい空気づくりを行えば、ライフステージが変化しても従業員が職場に復帰しやすくなり離職を防止できます。

誕生日休暇やリフレッシュ休暇、特定施設の社員割引といった余暇が楽しめる制度を導入すれば、従業員の満足度が上がり、離職の抑制になるでしょう。

教育制度の充実

従業員が将来に対して不安を抱かず、モチベーションを維持できるよう教育制度も充実させましょう。勤続年数や役職ごとに必要なスキルや経験を洗い出し、各ステージごとに必要なことを学習できるよう、企業が研修やeラーニングなどを提供します。

また従業員に対しても、将来どのようにキャリアを積みどういった人物になってほしいか伝え、不安の払拭やモチベーションの向上を図りましょう。そのほか、資格取得にかかる費用の補助や仕事に必要な本の購入費用負担などを行うと、従業員の自主的な成長を促せます。

社内のコミュニケーション活性化

職場の人間関係を改善・良好にするには、コミュニケーションの活性化が有効です。コミュニケーションが活発化すれば、思い違いやすれ違いも起こりにくく、周囲に気軽に相談や愚痴を言えるようになれば、離職も防止できるでしょう。

具体的に活性化させる方法としては、社内SNS(従業員だけが使えるSNS)の導入や、定期面談、イベント・交流会の開催などが挙げられます。

離職防止ツールとは?

離職防止ツールとは、従業員の離職防止や定着率向上を支援するためのツールです。従業員の会社に対するエンゲージメント(信頼度や愛着などを総称する言葉)の可視化、退職理由の分析などができます。

アナログでは手間のかかるアンケートの作成や配布・回収といった作業を自動化でき、高度な分析機能で離職の原因を突き止めやすくなるため、離職防止策の立案にも役立ちます。

介護業界に離職防止ツールを導入するメリット

介護業界で離職防止ツールを導入すると、次のようなメリットが得られます。

従業員のエンゲージメントを可視化できる

離職防止ツールのアンケート機能やパルスサーベイ機能を使えば、従業員の会社や組織に対するエンゲージメントを可視化できます。

対策を講じたうえで調査を繰り返せば、データを蓄積できるほか、エンゲージメントの変化も確認可能です。エンゲージメントが向上すれば、仕事へのやりがいを感じやすくなり、離職率を低減できるでしょう。

従業員の体調を把握できる

離職防止ツールのアンケート調査機能やパルスサーベイ機能では、従業員の体調を把握できます。

精神面での負担や感情などを推し量れるものや、蓄積したデータから離職スコアを算出し通知するツールもあります。これにより、個々の従業員に対して適切なフォローが可能になり、離職率の低下につなげられるでしょう。

組織内のコミュニケーションを活性化できる

離職防止ツールには掲示板や社内SNSなどのツールが搭載されているものもあり、従業員のコミュニケーションやタッチポイントを増やせます。

これらのツールは対面でのコミュニケーションよりもハードルが低いため、懸念事項や課題を相談しやすいメリットがあります。気軽に相談できる環境を整備すれば、メンタルケアにも役立ちます。

介護業界向け離職防止ツールの選び方

介護現場は夜勤や欠員対応で余力が生まれにくく、運用が滞るツールは定着しにくい傾向があります。導入後に後悔しないために、現場の実態に合うかを基準に確認しましょう。

匿名性の担保

ユニットやフロアが少人数だと、集計結果から回答者が推測されやすく、本音を伝えにくくなります。とくに、ハラスメントの兆候は匿名性が揺らぐだけで相談が途切れやすいでしょう。

「最低回答人数未満は自動非表示」の設定ができることが欠かせません。自由記述の閲覧権限を施設長・ユニットリーダー・本部で分けられるかも確認が必要です。

回答率の設計

夜勤専従やパート職員は退勤前の数分で動くため、入力が重いと未回答が増え、結果が偏りやすいです。偏った結果を根拠にすると、離職の予兆を見逃し、対応が遅れるおそれがあります。

スマートフォンでワンタップで回答でき、文字入力を最小化できるかを確認しましょう。通知を「夜勤明け」「出勤前」など時間帯で細かく分けられるかも重要です。

二重入力の回避

介護業界は入退社や異動が多く、アカウント管理と面談記録が増えるほど、施設長や事務長の事務負担が膨らみます。二重入力が発生すると現場が使わなくなり、形だけの導入で終わりがちです。

入退社・異動をCSVで一括更新でき、自動でアカウント無効化できるかを確認してくださいサーベイ後の面談や配置見直しをタスク化し、対応履歴を残せるかも確認が必要です。対応履歴の管理や面談のフォロー支援まで求めるなら、「HRBrain」や「CARIBO」が適しています。

おすすめ離職防止ツールの比較表

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【特化サービス】介護業界特化のおすすめ離職防止ツール3選

介護業界に特化したおすすめの離職防止ツールを紹介します。

比較項目CARIBOcarebaseHIcare Wellness
パルスサーベイ×
離職予兆分析×
フォロー支援×
初期費用要問い合わせ0円要問い合わせ
月額費用100円/人〜30,000円/施設〜要問い合わせ
無料トライアル要問い合わせあり要問い合わせ

CARIBO

CARIBOは、介護施設の離職防止に向け、職員の状態を可視化する組織改善クラウドです。毎月のアンケート結果をスコア化し、離職リスクや現場の変化の兆候を早めに捉えられます。

カウンセラーによるヒアリングと改善提案を組み合わせることで、管理者が手探りで対応する状況を減らせます。導入後も専門家に相談しながら施策を継続的に実行できるのが強みです。

CARIBOの機能

機能対応可否
パルスサーベイ◯(毎月のアンケートで定点観測)
離職予兆分析◯(スコアで離職リスクを可視化)
フォロー支援◯(ヒアリングと改善提案で施策を後押し)

carebase

carebaseは、介護記録と動画マニュアルを一体化し、教育と申し送りの負担を減らす現場支援ツールです。記録業務の負担軽減によって間接的に離職を防ぎます。スマートフォンやタブレットで記録でき、転記ミスや記録漏れを抑えられる点も特徴です。

手順の可視化と標準化により、新人が独り立ちできないまま辞めてしまう状況を改善しやすくなります。属人化が薄まると、現場の疲弊も和らぎやすいでしょう。

carebaseの機能

機能対応可否
パルスサーベイ×(要問い合わせ)
離職予兆分析×(要問い合わせ)
フォロー支援×(要問い合わせ)

HIcare Wellness

HIcare Wellnessは、介護事業所の職員データを一元化し、離職予兆を分析できるウェルネスプラットフォームです。ストレスチェックや組織診断の結果をダッシュボードで比較し、フォローが必要な部署を絞り込めます。

1on1やサンクスポイントで関わりを増やすことで、夜勤が続いて孤立しがちな職員も把握しやすくなるでしょう。施策の効果を数字で追えるため、場当たり的な対策を減らせます。

HIcare Wellnessの機能

機能対応可否
パルスサーベイ◯(組織診断・アンケートの実施と分析に対応)
離職予兆分析◯(離職予兆の分析と対策検討を支援)
フォロー支援◯(早期フォロー支援や1on1運用を後押し)

【汎用】介護業界にもおすすめの離職防止ツール4選

介護業界にもおすすめできる汎用型の離職防止ツールを紹介します。

比較項目HRBrainラフールサーベイWevoxミキワメ
パルスサーベイ
離職予兆分析
フォロー支援
初期費用要問い合わせ要問い合わせ0円要問い合わせ
月額費用要問い合わせ要問い合わせ90,000円〜要問い合わせ
無料トライアルあり要問い合わせありあり

HRBrainはサーベイと分析で従業員の状態を可視化し、離職の芽を早めに捉えるサービスです。累計導入社数4,000社以上の実績があり、介護事業者でも人材定着の仕組みづくりに活用できます。

パルスサーベイの変動から潜在的な離職リスクを分析し、対応策を段階的に提示できる点が強みです。管理者の勘に頼った声かけから、根拠のある面談や配置の見直しに切り替えやすくなります。

※出典:HRBrain「HRBrain | 顧客満足度No.1のタレントマネジメントシステム」(2026年3月17日閲覧)

HRBrainの機能

機能対応可否
パルスサーベイ◯(パルスサーベイを提供)
離職予兆分析◯(潜在的な離職リスクを分析)
フォロー支援◯(対応策を段階で提示)

ラフールサーベイは、心身の状態とエンゲージメントを定点観測し、離職や不調の兆しを拾うサービスです。導入企業数は2,300社以上で、実績が豊富な大手サーベイです。

ショートサーベイと深層サーベイを使い分け、離職・ハラスメントリスクまで可視化できる点が特長です。対策レコメンドや相談窓口も組み合わせ、現場のフォローを回しやすくなります。

※出典:ラフール「組織改善ツール |ラフールサーベイ」(2026年3月17日閲覧)

ラフールサーベイの機能

機能対応可否
パルスサーベイ◯(ショートサーベイで定点観測)
離職予兆分析◯(離職・ハラスメントリスクを可視化)
フォロー支援◯(対策レコメンド・相談窓口を提供)

Wevoxは、パルスサーベイで組織の温度感を継続的に把握し、離職につながる不満の芽を早期に見つけるサービスです。導入企業数4,100社以上で、実績が豊富な大手ツールです。

重要な変動を自動検知し、アクション設定・管理まで支援できる点が強みです。拠点ごとの課題が見え、介護現場の改善を小さく回していく運用に合います。

※出典:アトラエ「Wevox | 組織力向上プラットフォーム 【Wevox(ウィボックス)】」(2026年3月17日閲覧)

Wevoxの機能

機能対応可否
パルスサーベイ◯(パルスサーベイを提供)
離職予兆分析△(変動検知はあるが離職リスク算出は非公開)
フォロー支援◯(アクション設定・管理を支援)

ミキワメAI

ミキワメ ウェルビーイングサーベイは、社員の心理状態と職場環境を可視化して離職を防ぐサーベイです。人材領域で導入が広がっているサービスとして、介護法人の定着施策にも活用されています。

離職・休職の予兆がある社員を特定し、コスト面のリスクも含めて把握できる点が特長です。早めの面談や配置転換の判断材料になり、手当てが後手に回りにくくなります。

ミキワメの機能

機能対応可否
パルスサーベイ◯(心理状態・職場環境を可視化)
離職予兆分析◯(離職・休職の予兆社員を確認)
フォロー支援△(面談の優先度付けには使えるが、詳細は非公開)

介護業界に離職防止ツールを導入する際の注意点

多くのメリットをもつ離職防止ツールですが、当然注意すべきポイントもあります。それぞれ詳しく解説します。

ツールの導入だけでは解決できない

離職防止ツールには、従業員の状態を把握するためのさまざまな機能が搭載されています。しかし、調査結果を活かせるかどうかは運営側や管理者、リーダーなどの対策・行動にかかっています。

ツールはあくまでも離職防止をサポートするものであると考え、先ほど紹介したような対策を行ってしっかり職場改善に取り組みましょう。

改善したい形を明確にする

離職防止ツールを導入する場合は、導入後にどのような状態にしたいのか、はっきりさせなければなりません。

たとえば、エンゲージメントを向上させるだけではなく、向上させたうえで従業員にどのように働いてもらいたいのかを明確にする必要があります。何を目指して何を実現するのかがはっきりしていなければ、場当たり的な対応となり、従業員の不満につながる恐れがあります。

コストがかかる

離職防止ツールを導入すれば、導入時の初期費用や月額利用料金など金銭的なコストが発生します。システムや利用人数などによっては、予想以上に負担額が大きくなる可能性もあるでしょう。

そのため、合計でどの程度のコストになるか確認したうえで、どのような効果を期待できるのかを調査し、導入メリットがあると判断できた場合のみシステムを利用するのがおすすめです。

効果がわかりにくい

離職防止ツールは従業員の体力面や精神面、感じていることなどを可視化できるほか、データを蓄積して従業員の変化を確認できるのが特徴です。


しかし、言い換えると、ツールを使用しても効果を実感できるまでに時間がかかるともいえます。離職防止ツールを導入する場合は、かかる時間や効果の点について理解したうえで、ツールの使用を一定期間継続する必要があるでしょう。

介護業界の離職防止に関連するよくある質問

介護業界に特化したおすすめの離職防止ツールはありますか?

はい、介護現場特有の課題に合わせて、離職の予兆検知やフォロー支援に強みを持つ特化型ツールがあります。

  • CARIBO:毎月のアンケート結果をスコア化し、離職リスクを可視化します。カウンセラーによるヒアリングと改善提案がセットになっているため、管理者の負担を減らしながら対策を打てます。
  • HIcare Wellness:職員データを一元化し、ストレスチェックや組織診断の結果からフォローが必要な部署を絞り込めます。1on1の運用も後押ししてくれます。

汎用的なツールを介護現場で導入するメリットはありますか?

汎用ツールは導入実績が豊富で、高度な分析機能や多角的なサーベイを備えているため、施設規模が大きい場合や、より詳細に組織課題を分析したい場合におすすめです。

  • HRBrainパルスサーベイの変動から潜在的な離職リスクを分析し、対応策を段階的に提示してくれます。根拠のある面談や配置の見直しに役立ちます。
  • ラフールサーベイショートサーベイと深層サーベイを使い分け、離職だけでなくハラスメントリスクまで可視化できます。対策レコメンドや相談窓口も提供されています。

夜勤やパート職員が多くても、アンケートの回答は集まりますか?

ツール選びの際に「回答率を高める設計」になっているかを確認することで、現場の負担を減らし、回答を集めやすくなります。

具体的には、スマートフォンからワンタップで回答でき、文字入力を最小限に抑えられるツールがおすすめです。また、「夜勤明け」や「出勤前」など、職員のシフトに合わせて通知時間を細かく設定できる機能があると、退勤前のわずかな時間でも回答が滞りなく進みます。

少人数の施設やユニットでも、職員の本音を引き出せますか?

本音を引き出すためには、「匿名性の担保」が確実に行えるツールを選ぶことが重要です。

少人数のユニットでは、回答結果から誰が書いたか推測されやすくなります。「最低回答人数未満の場合は結果を自動で非表示にする」設定ができるか、また、自由記述の閲覧権限を施設長・ユニットリーダー・本部などで細かく分けられるかを確認しましょう。匿名性が守られることで、ハラスメントの兆候なども拾いやすくなります。

ツールを導入すれば、すぐに離職率は下がりますか?

ツールの導入だけで自動的に離職率が下がるわけではありません。離職防止ツールは、あくまで従業員のコンディションや不満の予兆を「可視化」するためのものです。

大切なのは、ツールで抽出したデータをもとに、管理者が声かけ(1on1面談)を行ったり、労働環境やシフトの改善、評価制度の見直しといった具体的な「対策・行動」につなげることです。効果を実感するまでには一定の継続が必要ですが、蓄積されたデータは確実な職場改善の根拠となります。

より詳しい機能の比較や各ツールの詳細は、本記事内の資料ダウンロードからご確認いただけます。

介護業界向け離職防止ツールで人材の課題を解決しよう

離職防止ツールでは、従業員の健康状態や精神状態、満足度を可視化できるので、エンゲージメントの向上に役立ちます。また、離職リスクのある従業員を抽出できる機能を用いて、対象者に適切なケアやサポートを行えば、離職率の低下につなげられるでしょう。

介護業界向けの離職防止ツールを導入する場合は、サーベイの回答者と実施担当者の負担が少ないシステムで、導入実績が豊富なものを選択するのがおすすめです。

離職防止ツールは、次の記事でも詳しく紹介しています。

離職防止ツールの比較表とサービス資料

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離職防止ツール選び方ガイド

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