大企業向け「イベント管理システム」おすすめ10選!選定のポイントと導入のメリット


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大企業で活用できるイベント管理システムの機能
イベント管理システムとは、イベントの準備や運営管理、終了後のデータ分析などを行えるシステムです。具体的な業務として、告知ページや申し込みフォームの作成、チケット管理、当日受付、レポート作成などがあげられます。イベント全体の予算やスケジュールなども管理可能です。
システムによっては、イベント当日の入退場管理や、お礼メールの配信機能などが搭載されている場合もあります。
システムを導入することで、イベントの準備はもちろん、当日の作業負担の軽減が可能です。申し込みやチケット販売をシステムで完結できれば、参加者の負担も少なく済みます。
大企業で行うイベントは参加者数や規模が大きくなるため、管理も煩雑になりがちです。イベント管理システムを導入することで、イベントプロセス全体の効率化を図れます。
大企業におけるイベント企画と運営の課題
大企業はイベント規模が大きいため、管理に手間や労力がかかります。イベントの企画や運営業務で解決すべき課題はどれか、確認してみましょう。
- イベントの予算やスケジュール管理が煩雑になる
- イベントの効果測定が曖昧になりがち
イベントの予算やスケジュール管理が煩雑になる
大企業が主催するイベントは、参加者数や規模が大きくなるため、予算やスケジュール管理も複雑化しがちです。会場費や広告宣伝費、人件費など、多くのコストを管理する必要があり、予算超過のリスクも高まります。
企画立案から会場設営、当日の運営、事後処理まで、イベント準備に関わるタスクも多いです。これらのタスクを複数の部署や担当者が分担するためスケジュールの調整が難しく、遅延が発生することもあります。
イベントの効果測定が曖昧になりがち
規模が大きいため、イベントの成否を「参加者数」で判断してしまい、効果測定が曖昧になるケースです。大企業がイベントを開催する目的は、新規顧客獲得やブランド認知度向上、社員のエンゲージメント向上などさまざまです。
たとえば、「新規顧客の獲得」を目指す場合、全体の参加者数ではなく「新規がどのくらい参加したか」を数値化すべきといえます。全体の規模感に引っ張られ、本来の目的を見失ってしまうケースが少なくありません。客観的なデータで判断する必要があります。
大企業の課題をイベント管理システムで解決できる理由
大企業のイベントには「管理が煩雑になる」「効果測定が曖昧になる」といった課題がありますが、イベント管理システムを使えば解決できます。イベントの課題を解決できる理由を、イベント管理システムの機能や詳細とともに説明します。
- 予算やスケジュールを一元管理できる
- イベントデータの収集・分析できる
予算やスケジュールを一元管理できる
イベント管理システムを導入することで、イベント全体の予算やスケジュールの一元管理が可能です。費目ごとの予算設定や実績管理、収支状況の把握が容易になり、予算超過のリスクを軽減できます。
また、ガントチャートやカレンダー機能を活用することで、イベント準備の進捗状況や各担当者のタスクを可視化し、スケジュールの遅延を防げます。さらに、過去のイベントデータを蓄積することで、次回以降のイベント予算やスケジュール策定の精度を高められます。
イベントデータの収集・分析できる
イベント管理システムは、参加者情報やアンケート結果、Webサイトのアクセスログなど、さまざまなイベントデータを収集・分析する機能を備えています。
これらのデータを活用することで、イベントの投資対効果や参加者の満足度、興味関心などを把握し、次回以降のイベント企画やマーケティング戦略に活かせます。
大企業がイベント管理システムを選定する際のポイント
大企業がイベント管理システムを選定する際は、いくつかのポイントが存在します。次のポイントを踏まえたうえで、各システムを比較検討しましょう。
- 規模や種類に応じたイベント開催が可能か
- 効果測定や分析がしやすい設計か
- サポート体制は充実しているか
規模や種類に応じたイベント開催が可能か
大企業がイベント管理システムを選ぶ際は、自社が開催するイベントの規模や種類に対応できるかを確認しましょう。小規模なセミナーから社内向けの研修会、大規模な展示会やカンファレンスまで、イベントの規模や種類は多岐にわたります。
たとえば、大規模なイベントの場合は参加者登録や受付管理、会場レイアウト作成などの機能が必要です。また、ウェビナーやオンラインイベントを開催する場合は、ライブ配信やチャット機能、アンケート機能などが求められます。
効果測定や分析がしやすい設計か
イベントの成否を判断するためにも、効果測定や分析がしやすい設計か確認しましょう。たとえば、参加者数やアンケート結果、Webサイトのアクセスログなどの分析、イベント当日における参加者の行動データの取得機能などです。
これらの機能があると、イベントの効果を定量的に把握でき、次回以降のイベント改善に役立てられます。ダッシュボードのような視覚的にデータを把握できる機能があれば、管理者も分析しやすいでしょう。
サポート体制は充実しているか
システムの操作方法がわからなくなったり、トラブルが起きたりした場合のサポート体制もチェックしましょう。大企業はイベント規模が大きくなるため、トラブルが起こる可能性も高まります。
そのため、電話やメール、チャットなど、複数の問い合わせ窓口が用意されているか、日本語でのサポートに対応しているか、FAQやマニュアルが充実しているかなどを確認しましょう。
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大企業におすすめのイベント管理システム10選
- ウェビナーや動画配信、イベント管理に対応したシステム
- イベントの準備から実施、分析までをワンストップで支援
- イベントの出展企業やスポンサーにもデータを共有できる
ネクプロは、ウェビナーや動画配信、イベント管理を統合管理できるシステムです。大手グローバル企業や金融機関、教育機関も導入しており、イベントの準備から実施、分析までをワンストップで支援してくれます。カンファレンスから展示会、プライベートショーまで幅広いイベントに対応可能です。
また、アンケート回答率や展示ブースでのアクションなど参加者の行動データを集計し、レポートとして出力できます。データはイベントの出展企業やスポンサーにもリアルタイムで共有可能です。CRMやMAツールとの連携によって、さらなる業務効率化が期待できます。
SHANON MARKETING PLATFORM - 株式会社シャノン
- BtoBのリード獲得・育成・商談までを包括的に管理できるシステム
- 多くのマーケティング機能がある中で「イベント管理システム」も提供
- オンラインやメタバースで行うイベントは柔軟にカスタマイズ可能
SHANON MARKETING PLATFORM(シャノン マーケティング プラットフォーム)は、BtoBにおけるリードの獲得から育成、商談までを一元管理できる統合型のプラットフォームです。MAや広告配信、CMSなど多種多様なツールがある中で、その1つとして「イベント管理システム」を提供しています。
イベントは「リアル」「オンライン」「ハイブリッド」「メタバース」の4つに対応可能です。セミナーから展示会、表彰式まで対応イベントは多岐にわたります。リアルとオンラインを同時開催する場合でも、来場履歴や視聴履歴などデータの一元管理が可能です。「オンライン」や「メタバース」のイベントは、自由にデザインやカスタマイズできます。
- リアル・オンライン・ハイブリッドまで対応したイベント管理システム
- 展示会やカンファレンスなどBtoBイベントに幅広く対応している
- あらかじめ参加者同士のプロフィールを閲覧できる機能を搭載
EventHub(イベントハブ)は、リアルからオンライン、ハイブリッドまでさまざまな形式のイベントに対応できるシステムです。展示会やカンファレンスなどBtoBイベント向けのシステムで、NTTデータやSMBCなど大企業の導入実績も豊富です。事前登録ページ作成から参加者データ、メール配信、アンケート配信など、イベントの準備から実施後までを支援する機能が揃っています。
あらかじめ参加者同士でプロフィールを閲覧できたり、チャットで交流できたりと、イベントの熱量を高められる機能も豊富です。「参加のしやすさ」も魅力で、リアルイベントでも当日QRコードからチェックインが可能です。
Eventory(イベントリー) - 株式会社Collective Path
- LP作成からチケット発行、入退場、データ管理までイベントを一気通貫で管理
- イベント終了後にすべての参加者の行動データを取得できる
- SFAやMAツールとの連携でパーソナライズな営業を実現
Eventory(イベントリー)は、BtoBイベントの集客から商談獲得までを効率化できるイベント管理システムです。LP作成からチケット発行、QRコード入退場、参加者データ、MAツール連携までをワンストップで行えます。
データと生成AIを活用することで、効果の高いスクリプトの作成やホットリードの抽出が可能です。イベント終了後は、すべての参加者の行動データを取得できます。SFAやMAツールと連携させることで、パーソナライズな営業を実現可能です。
また、専門知識をもった担当者が、システムやイベントに関する困りごとを解消してくれます。システムの使い方はもちろん、大規模イベントにおける事務局業務などをサポート可能です。
CLOUD PASS - 株式会社ユニエイム
- イベント業務の中でも「チケット販売」に強いシステム
- イベントは「リアル」と「オンライン」の両方に対応している
- スマートフォンを利用した簡易的な入場受付が可能
CLOUD PASS(クラウドパス)は、年間1,500件以上※の導入実績をもつ「チケット販売」に特化したイベント管理システムです。チケットの販売や発券から入場管理、データ集計、情報活用までのプロセスを可視化できます。
イベントは「リアル」と「オンライン」の両方に対応可能です。現金やクレジットカード、QRコード決済など、さまざまな決済手段を選択できます。チケットは、現地の窓口はもちろん、スマートフォン、券売機などで発券可能です。ほかにも、入場ゲートの設置や、スマートフォンを利用した簡易的な入場受付などにも対応しています。
CLOUD PASSでは、初期費用や運用費用が無料の「フリープラン」も提供しています。チケットの発券手数料のみが発生するシンプルな仕組みなので、初めてシステムを導入する企業におすすめです。
※出典:ユニエイム「CLOUD PASS(クラウドパス)|オンラインチケット販売システム|WEB、窓口、券売機販売業務を一元管理」(2025年2月16日閲覧)
- ビジネスやエンタメなど幅広いシーンで利用されるイベント管理システム
- 小規模セミナーや大規模カンファレンスまで規模もさまざま
- 集客から管理、チケット販売まで一連のイベント業務をカバーできる
Peatix(ピーティックス)は、ビジネスからエンタメ、ライフスタイルなど幅広いシーンで利用されるイベント管理システムです。イベントの集客や管理、チケット販売までカバーし、小規模なセミナーから大規模カンファレンスまで幅広いイベントに対応しています。
主催者は、イベントの内容やチケットの販売方法などをシステム上で簡単に設定・公開が可能です。参加者はページを見ることで「チケットの申し込み」や「当日の受付」まで行えます。イベント終了後、販売代金から諸経費が引かれた金額が、システムから主催者に振り込まれる仕組みです。
Peatixでは、イベント告知ページや事前アンケートフォームの作成、無料チケットの販売など多くの機能を無料で利用できます。初期登録料や月額費用は無料で、有料チケット販売時やサブスクリプションプランを利用する際に料金が発生します。
- リアルとオンラインの両方に対応したビジネス向けのイベント管理システム
- ITツールに慣れていない方でも操作しやすい管理画面
- 機能は無料で利用でき、チケット販売手数料だけが発生する仕組み
EventRegist(イベントレジスト)は、リアルとオンラインの両方に対応した、ビジネスシーン向けのイベント管理システムです。イベントの告知や集客、申し込み受付、参加者管理、チェックイン、来場者のトラッキングまで一連のプロセスを管理できます。見やすい管理画面から操作できるため、ITツールに慣れていない方でも簡単に設定が可能です。
同システムでは、リーズナブルなプランから多機能なプランまで、豊富なプランが用意されています。たとえば、「Basicプラン」では、イベント開催に必要な機能を無料で利用可能です。チケット販売手数料の8%※のみが発生します。
※出典:イベントレジスト「EventRegist(イベントレジスト)」(2025年2月16日閲覧)
- 大手の利用実績が豊富なBtoBイベント向けのシステム
- フォームやチケットデザイン、ページを自由にカスタマイズ可能
- 集客やコンテンツ制作などのサポート体制も充実している
EXPOLINE(エキスポライン)は、KDDIやSHARPなど大手の実績が豊富なBtoB向けのイベント管理システムです。ニーズに合わせたイベント構築が可能で、申し込みフォームやチケットのデザイン、管理ページの仕様まで柔軟にカスタマイズできます。現場の声をもとに「真の使いやすさ」を追求したシステムを実現可能です。
IT面だけでなく、イベント企画の運用支援も行っています。集客やコンテンツ制作、事務局の運営、マーケティングサポートなど幅広いです。また、主催者と参加者、参加者とコンテンツなどをマッチングさせるサービスも提供しています。
- 23,000社以上※の導入実績をもつイベント管理システム
- スコアリングや行動ログなど「データ取得」に強い
- イベント終了後のリード育成や売上向上に役立てられる
Cvent(シーベント)は、リアルとオンライン、ハイブリッド型に対応した、23,000社以上※の導入実績をもつイベント管理システムです。イベントの予算管理からページの作成、受付管理、参加者管理、レポーティングまで幅広い機能が搭載されています。
同システムは「データ取得」に強く、スコアリング機能や行動ログ把握、参加者の流入経路分析など、さまざまなデータを取得できます。CRMやMAツールとの連携、外部アクセス解析ツールとの連携も可能です。細かなデータの蓄積・分析によって、データドリブンなイベントマーケティングを実現できます。イベント終了後のリード育成や売上向上に役立てられるでしょう。
※出典:SaaSpresto「Cvent | イベント管理プラットフォーム」(2025年2月16日閲覧)
EventIn
- 「オンラインイベント」に特化したイベント管理システム
- 内定式から入社式、懇親会、バーチャル展示会などに対応
- 最大5,000名※まで同時接続できるため大企業でも安心
EventIn(イベントイン)は、株式会社ブイキューブが提供する「オンラインイベント」に特化したイベント管理システムです。内定式から入社式、懇親会、バーチャル展示会など幅広いオンラインイベントに対応しています。
最大5,000名※まで同時接続でき、マルチデバイスや英語表示にも対応しているため、大企業のオンラインイベントにおすすめです。オンライン会場内には最大300ブース※を設置でき、参加者はワンクリックでブースを回遊できます。
1on1形式の商談や面談に移行できたり、その場で資料・動画をダウンロードできたりと、リード・顧客獲得につながる機能が充実しています。
※出典:ブイキューブ「EventIn | 株式会社ブイキューブ」(2025年2月16日閲覧)
大企業向けイベント管理システムで業務効率化・負担軽減を図ろう
イベント管理システムには、イベントの準備や運営管理、終了後のデータ分析などの機能が揃っています。システムを導入することで、大企業が抱えがちな「予算やスケジュール管理が煩雑になる」「効果測定が曖昧になりやすい」などの課題を解消可能です。
大企業向けイベント管理システムを導入する際には、規模や種類に応じたイベント開催ができるか、サポート体制が充実しているかなどを確認しましょう。公式ページや直接の問い合わせで「大企業の導入実績」も確認してみてください。複数のシステムを比較検討し、最終的に自社に合ったシステムを選びましょう。
より多くのイベント管理システムを比較検討したい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。


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