アプリ解析・分析ツール比較23選 | 選び方や機能

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- アプリ解析・分析とは
- アプリ解析ツールの選び方
- 導入目的を明確化する
- 広告プラットフォームと連携しているか
- 誰でも使いやすいかどうか
- アプリ解析・分析ツール(総合)
- b→dash
- Repro(リプロ)
- Firebase
- trocco
- Metaps Analytics
- Adobe Experience Cloud
- SmartBeat
- Google Analytics for Mobile Apps
- Appsee
- App Annie
- Flurry Analytics
- AppsFlyer
- SimilarWeb
- SpinApp
- App Ape Console
- Countly
- アプリ解析・分析ツール(商用)
- Yappli
- Mixpanel
- Adstore Tracking
- Apsalar
- Amazon Mobile Analytics
- アプリ解析・分析ツール(ゲーム)
- 5Rocks
- Upsight
- アプリ解析ツールの機能
- ユーザー分析
- 分析レポートの作成
- アプリ解析ツールのメリット
- 専門知識がなくても解析ができる
- 分析時間の短縮
- アプリ解析・分析で問題点の改善を
- BOXILとは
アプリ解析・分析とは
アプリ解析・分析とは、アプリ内でのユーザーの行動やアプリを利用しているユーザー層などを把握することです。改善点や新たなターゲット把握につながり、売上のアップが期待できます。
アプリ解析を行うために便利なのは、アプリ解析ツールです。アプリ解析ツールを利用すれば、プログラミングの詳しい知識がなくても、一定レベルの解析・分析が可能です。

アプリ解析ツールの選び方
アプリ解析ツールを選ぶときのポイントを紹介します。
導入目的を明確化する
最初に、どのような目的でアプリ解析ツールを導入したいのか目的を明確化しましょう。口コミ分析やコード分析といったようにはっきりしていない場合でも、アプリ解析ツールで分析したい内容を箇条書きでもよいので、リストアップしてみてください。
たとえば、ユーザーを定着化させたいなら継続率の分析、コンテンツの利用時間を把握したいならヒートマップ分析が有効になります。アプリ分析といっても分析方法はさまざまななので、目的に合ったものを選びましょう。
広告プラットフォームと連携しているか
利用している広告プラットフォームと連携しているか確認しましょう。連携できれば、データを紐づけて広告の効果を正確に把握できるようになります。
広告プラットフォームはGoogleやFacebook、Twitterと多様化しています。主流の広告プラットフォームとは連携しているサービスがほとんどですが、念のために確認しておくとよいでしょう。
また、すでに導入しているMAツールやマーケティングツールがあれば、そちらもチェックしておきましょう。
誰でも使いやすいかどうか
アプリ解析ツールは、慣れていない初心者でも使えるような操作性かどうかもポイントです。
目的に合ったアプリ解析ツールでも、機能が複雑すぎてスキルの高い人しか使えないのはツールを十分に活用しきれません。どの担当者でも扱いやすいツールを選ぶことが大切です。
また、スタッフ全員に使い方の講習や指導を行う場合でも、使いやすいアプリであれば操作方法の習得までの時間も短縮可能。すぐに使用できるのでスムーズに分析をスムーズに開始できます。
アプリ解析・分析ツール(総合)
多様なアプリに対応できるアプリ解析・分析ツールです。アプリ利用者の様子や関心などが把握できます。
各種ツールのポイントを参考に、適したアプリ解析・分析ツール選びのときの比較検討材料として使用してください。
- すべてを統合して使えるデータセットを取得
- クロスチャネルでのデータ活用
- シンプルで簡単な操作
b→dashは、Webサイトやアプリ、広告、店舗、自社ビジネスデータなどをすべて統合し、マーケティング特化型DWHへ取得することで、マーケティングに活用できるデータセットを作成します。
収集されたビッグデータは、AIを活用することでクロスチャネル対応One to Oneコミュニケーションへの最適化が行われ、施策やオペレーションの自動化、収益予測までが可能となります。
- 各種アナリティクス機能で課題を特定
- 分析から施策までを一気通貫で実現
- 手厚い顧客サポート
Repro(リプロ)は、世界66か国7,300以上※の導入実績を持つ、分析から施策までを一気通貫で実現するWeb・アプリの成長支援ツールです。
ユーザーの離脱ポイントを発見するファネル分析、ユーザーの継続率がわかるリテンション分析など、Web・アプリの課題発見に必要な定量分析機能が備わっています。
※Repro公式サイトより 2022年11月27日参照
Firebase
- Googleが提供しているプラットフォーム
- アプリ開発から解析まで可能
- Googleアナリティクスの利用もできる
Firebaseは、Googleが提供するモバイル開発プラットフォームです。フロント側のみでアプリ開発から解析までできる点は大きなメリットといえるでしょう。Googleアナリティクスとの連携もでき、アプリにおける広告事業に重点を置いている場合は、必ずチェックしておきたいツールです。
trocco - 株式会社primeNumber

- データ運用にかかる工数を削減
- 専門知識は不要で最短5分から利用開始可能
- 初期費用は0円でオプションの機能が豊富
trocco(トロッコ)は、日本発の分析基盤向けデータ統合自動化サービスです。
面倒な環境構築やプログラミングは一切不要で、従来要していた開発工数の削減が期待できます。運用・保守業務もtroccoが代わりに行うので、運用作業も抑えられます。また初期費用はなく、月額費用に必要なオプション機能を追加して料金が発生する価格形態です。
Metaps Analytics - 株式会社メタップス
- 1つのツールで広告効果測定とマーケティングを実現
- 国内外で200社以上に導入実績あり※
- ツールの活用にプログラミングは不要
Metaps Analyticsは、ユーザー行動の分析データをもとにマーケティング施策を実現する統合管理ツールです。
国内外のネットワーク連携から広告流入経路を判定し、流入経路ごとにアプリ内ユーザーの行動を分析、可視化します。それにより、精度の高いターゲティングを実現し、効果の見込める施策をすぐに実行可能です。さまざまな分析方法により収集したデータを活用し、プッシュ通知やポップアップなどのマーケティング施策をパーソナライズします。
※Metaps Analytics公式サイトより 2022年11月27日参照
Adobe Experience Cloud - アドビ株式会社
- モバイルアプリ施策の効果を可視化
- 位置情報による分析とターゲティング
- 簡単な導入ステップ
Adobe Analyticsは、あらゆるマーケティングチャネルにわたって、リアルタイムの解析・分析やきめ細かいセグメント化を実現する、業界最先端のソリューションです。この中のモバイルアプリ分析を使うことで、モバイルアプリ施策の効果を可視化し、アプリの改善を実現できます。
- リアルタイムでクラッシュを検知
- 簡単に導入できる
- 豊富な情報量
SmartBeatは、アプリのクラッシュ情報に特化したアプリ解析・分析サービスです。アプリにSDKを組み込むと、リアルタイムでクラッシュ情報を検知するので問題をとり逃すことがありません。また、ライブラリをコピーして起動のAPIを1行加えるだけで簡単に導入できます。
Google Analytics for Mobile Apps
- 見慣れた画面で簡単に操作できる
- Google Play とのトラッキング統合
- 無料で利用できる
Google Analytics for Mobile Appsは、解析ツールの鉄板「Google アナリティクス」のアプリ解析・分析バージョンです。ユーザーフレンドリーな画面で、読み込み速度やクラッシュ、エラーなどのアプリの情報を簡単に管理できます。
Appsee
- アプリ利用者の様子が分かる
- ユーザーの関心が一目で分かるタッチヒートマップ機能
- アプリ利用解析・分析
Appseeは、2012年にイスラエルでスタートしたアプリ解析・分析サービスです。アプリユーザーの様子を録画できるので、利用者の動作やブレイクしたときの様子など細かい情報を収集できるのが最大の特徴です。
App Annie
- マルチ画面
- シンプルな管理画面
- 豊富な導入実績
App Annieは、2010年にサンフランシスコでスタートしたアプリ解析・分析ツールです。SDK なしでiTunes や Google Play, Amazon のランキング、評価、レビュー、ダウンロード状況を管理できます。シンプルな管理画面で操作性がいいのも特徴です。
Flurry Analytics
- 無料で利用できる
- 多彩なダッシュボード画面
- シンプルなユーザーパス・ファンネル分析機能
Flurry Analyticsは、幅広いプラットフォームに対応している無料解析・分析ツールです。シンプルな管理画面は、アプリ解析・分析初心者でも簡単に利用できるように設計されています。多彩なダッシュボード画面を搭載しているのも特徴です。
AppsFlyer
- 豊富な導入実績
- 他サービスとの連携可能
- 多様なアプリ解析に対応
AppsFlyerは、世界有数の企業が利用している有料解析・分析ツールです。複数のアプリもひとつのプラットフォームで管理でき、Facebook や Twitter とも連携し、ソーシャルキャンペーンも簡単に設定可能です。ソーシャル、商用など多様なアプリ解析・分析に対応した充実したサービスを提供します。
SimilarWeb
- ユーザーにダウンロードされるためのASO 対策
- 見やすい管理画面
SimilarWebは、アプリ開発者にとって最重要項目の一つであるASO 対策に有効なアプリ解析・分析ツールです。競合アプリの動向やGoogle Playなどの検索キーワード最適化に役立ちます。
SpinApp
- 豊富なメディアパートナーと連携
- Adjustと相性がいい
SpinAppは、オプトが提供するアクセス解析・分析ツール。特徴は豊富なメディアパートナーと連携し、アプリプロモーションにおける効果の向上が狙いやすい画面設計です。
App Ape Console
- Google Analyticsをさらにわかりやすく表示
- ユーザー層をチェックできる
- ワンクリックでわかるアナリティクス
App Ape Consoleは、現在利用されているGoogleアナリティクスとApp Ape Analytics、アプリストアのデータと連携し、視覚的にわかりやすくグラフ表示できるアクセス解析・分析ツールです。Google Analyticsの分析を簡略化し、わかりやすく表示できるのが特徴です。
Countly
- SDKをアプリに統合すれば、デフォルトで指標を自動的に追跡可能
- カスタムイベントの使用で重要な測定基準やトランザクションなどを追跡
- ユーザー プロファイル・プッシュ通知・クラッシュ分析・属性などを一元管理
Countlyは、Web・デスクトップ・モバイルで使用可能な分析プラットフォームです。カスタマージャーニーを理解して強化するための分析を得意としています。世界中の数十億のデータをクラウドとオンプレミスで毎日処理できる安定性も魅力です。
SDKをCountlyでアプリに統合すれば、ユーザー滞在時間・アクティブユーザーをはじめとする、ユーザー情報を自動で追跡できます。
アプリ解析・分析ツール(商用)
ユーザー登録、シャアー情報、アップグレード、購入履歴などを解析できる商用アプリの解析に強いアプリ解析・分析ツールです。
商用に特化したアプリ解析を行いたい場合は、次のツールがおすすめです。
- 直感的な操作で、デザイン変更や更新作業ができる管理画面
- プレビューやバックアップ機能搭載で、リアルタイムで確認しながら作業可能
- ダッシュボードでユーザーの行動を簡単にチェック可能
Yappliは、アプリ開発・運用・分析をオールインワンで提供するサービスです。ドラッグアンドドロップの簡単操作で、専門知識なしでコンテンツを作成できます。管理画面はスマートフォンからでも確認可能。対象のターゲットを絞り込んでプッシュ通知する機能も搭載しています。
Mixpanel - NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社
- 局所的に深い解析・分析
- リアルタイムの解析・分析
- アクションを能動的に促せる
Mixpanelは、商用アプリの解析に強いサービスです。リアルタイムのユーザー登録、シェアー情報、アップグレード、購入履歴などを解析・分析できます。コホート分析機能もあり、アプリ内に存在するデメリットを視覚的にゲットできます。
Adstore Tracking
- 複数のスマートフォン広告を一元管理
- 効率的にスマートフォン広告施策を実施
- 海外広告も一元管理・効果検証可能
Adstore Trackingはスマートフォンのリワード広告やアドネットワークなどのさまざまな広告の効果測定や解析が行えるASPのサービスですです。リスティング広告におけるコンバージョン数の測定や純広告におけるCPAなどを算出できるなど総合的にスマートフォンに対してのプロモーションを管理・分析可能です。
Apsalar
- 好みにカスタマイズできる管理画面
- マルチ管理ができる
- リアルタイムのコホート・解析・分析
Apsalar は、2010年にサンフランシスコでスタートした解析・分析サービスです。管理画面を好みにカスタマイズでき、アプリのマルチ管理が容易に行えるのが大きな特徴です。
Amazon Mobile Analytics
- 充実した無料機能
- ユーザー反応を迅速に把握
Amazon Mobile Analytics は、ネットショップで有名なアマゾンが提供する一部無料のアプリ解析・分析ツールです。60分ごとに解析・分析を行っていて、アプリ内でイベントを実施したときのユーザー反応を比較的迅速に把握できます。
アプリ解析・分析ツール(ゲーム)
詳細なコホート解析・分析や詳細なユーザー動向、課金動向などゲームアプリを管理するうえで必要な情報を得られるアプリ解析・分析ツールです。
ゲーム関連の分析を行いたい場合は、次のツールを比較してみてください。
5Rocks
- 充実したゲームアプリの解析・分析機能
- ユーザーの特徴を確認できるセグメントの細分化
- 自動アラート機能
5Rocks は、韓国発のアプリ解析・分析ツールです。ゲームアプリに特化したサービスを提供していて、詳細なコホート解析・分析や詳細なユーザー動向、課金動向などゲームアプリを管理するうえで必要な情報を得られます。ユーザーコホートに有意な変化があった場合に自動でアラートしてくれるのも特徴です。
Upsight
- ゲームやSNSアプリに特化した解析・分析
- LTV予測
- 一部の機能を無料で利用できる
Upsight は、2013年にSNSアプリ解析・分析の「Kontagent」とゲームアプリ解析・分析の「PlayHaven」が一緒になってできた解析・分析ツールになります。ゲームやSNSアプリの解析・分析には役立つ機能が豊富に取りそろえられています。
アプリ解析ツールの機能
ユーザー分析
男女・年齢などの属性にくわえ、アプリ使用中にどのような行動をしているのか分析できます。どのような属性のユーザーがどのような行動をしているかデータを取ることで、デザインや広告の最適化ができるようになります。
分析レポートの作成
データが集まっても、分析結果が見やすい形でないと、活用するのは難しいです。アプリ解析ツールにはレポート作成機能がついているものが多いので、設定をするだけで簡単にレポートが作成できます。
アプリ解析ツールのメリット
専門知識がなくても解析ができる
プログラミングの専門知識がなくても、アプリ解析ができるのは大きなメリットの一つです。
社内にプログラミング知識のある社員が少なくても、データを見やすい形であれば、PDCAが高速で回せるようになります。コンバージョン率の改善にもつなげられるでしょう。
分析時間の短縮
また、専門知識があっても、アクセス分析・ヒートマップ分析・セッション分析など、一つひとつのデータを解析しようとするとかなりの時間がかかります。アプリ解析ツールならデータ集計からレポート作成までスムーズに行ってくれるので、大幅に時間と手間を省けます。
アプリ解析・分析で問題点の改善を
おすすめのアプリ解析・分析ツールを紹介しました。
アプリ解析ツールを選び方は次のとおりです。
- 導入目的を明確化する
- 広告プラットフォームと連携しているか
- 誰でも使いやすいかどうか
どのような分析を行いたいか、使用している広告プラットフォームと連携可能かどうかを確認しましょう。さらにチーム内で誰でも使いこなせるような操作性についてのチェックも大切です。ツールの無料トライアルがあれば、積極的に活用してみましょう。
アプリ解析・分析はユーザーを深く観察し、アプリの問題点を把握できます。アプリ解析・分析ツールを導入して、運営しているアプリを改善し売上の最大化を実現へつなげてみてください。
BOXILとは
BOXIL(ボクシル)は企業のDXを支援する法人向けプラットフォームです。SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」、ビジネスメディア「BOXIL Magazine」、YouTubeチャンネル「BOXIL CHANNEL」、Q&Aサイト「BOXIL SaaS質問箱」を通じて、ビジネスに役立つ情報を発信しています。
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