ビジネス上のお礼メールの書き方は?取引先企業に失礼のない文例・テンプレート
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ビジネスのお礼メールを送るタイミング
取引先への訪問や打ち合わせ、飲み会、食事会後にお礼のメールを送りましょう。午前中の訪問や打ち合わせなら当日夕方頃までに、午後以降の訪問であれば、翌日午前中までに送るのがベストタイミングです。
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また飲み会、営業同行、勉強会などでお世話になった上司にお礼メールを送ることも多々あります。その場合のベストタイミングは翌朝で、始業直前や始業直後の時間に送りましょう。
お礼メールテンプレート
以下の便利なビジネステンプレートでお礼メールを無料でダウンロードいただけます。
お礼メールのポイント
お礼メールを書く際には、以下のポイントに注意して書いていきましょう。
相手との距離感を考慮した書き出しにすること
→例:「初めてメールを送らせていただきます。」や「突然のご連絡失礼いたします。」件名後のお礼の言葉を書くこと
件名は見ただけでわかるように
→件名は「本日の〇〇についてのお礼」「〇〇での打ち合わせのお礼」など、件名を見ただけでわかる内容にしましょう。お礼のメールはできるだけ早いタイミングで出すのが基本です。
お礼の内容はできるだけ具体的に
→単に「ありがとうございました」だけだと相手に機械的な印象を与えてしまうため、「何に対して」「どのように」お礼をしたいのか具体的に伝えましょう。取引相手の会社名を貴社と表現すること(書き言葉の場合)
→書き言葉では「貴社」、話し言葉では「御社」です。自身の連絡先を忘れないこと
「取り急ぎ」は使わないこと
→「さしあたって」の意味があり、自分の準備が不十分であることが伝わってしまいます。お礼メールへの返信も重要
→返信するタイミングは24時間以内が良いです。件名は「Re:○○○」とし、基本的に「目下からのメールで終わらせる」ことを意識するといいでしょう。
取引先への飲み会お礼メールの返信:文例
いつも細やかなご配慮していただきありがとうございます。
こちらこそ、貴重な時間をご一緒できて光栄です。
今後とも、よろしくお願い申し上げます。
お礼メールの文例(1)
想定されるシーン別に、例文を紹介いたします。実際に書く時の参考にしてみてください。
打ち合わせのお礼
株式会社△△ ○○様
いつもお世話になっております。
株式会社××の●●です。
本日はお忙しい中、貴重なお時間をとっていただき、
誠にありがとうございました。
弊社提案の×××について、
詳しくお話をお伺いすることができ、大変参考になりました。
○○様よりお聞きしたご要望をまとめた上で、
改めてプロジェクトを進めて参りたいと思います。
もし、追加のご要望やご質問などがございましたら、
私、●●までお知らせくださいませ。
メールにて恐縮ですが、
打ち合わせの御礼を申し上げます。
取り急ぎ、御礼かたがたご報告まで。
どうぞ、今後ともよろしくお願い申し上げます。
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株式会社×× ××部
(氏名)
住所:〒〇〇〇-〇〇〇〇 東京都〇〇区〇〇町1-2-3
TEL:00-0000 / FAX:00-0000
URL:http://〇〇〇.co.jp
Mail:〇〇@〇〇.co.jp
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訪問後のお礼メール文例
株式会社△△ ○○様
いつもお世話になっております。
株式会社××の●●です。
さて、今般、貴社訪問の際には、大変お世話になり、
誠にありがとうございました。
おかげさまをもちまして、十分に所期の目的を達することができました。
いろいろとお取り計らっていただき、心より感謝申し上げます。
これを機会に今まで以上のお引き立てとご指導のほどお願いいたします。
ご多忙にもかかわらず、
貴重なお時間をいただき有難うございます。
どうぞ、今後ともよろしくお願い申し上げます。
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株式会社×× ××部
(氏名)
住所:〒〇〇〇-〇〇〇〇 東京都〇〇区〇〇町1-2-3
TEL:00-0000 / FAX:00-0000
URL:http://〇〇〇.co.jp
Mail:〇〇@〇〇.co.jp
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面接のお礼(転職・就職向け)
株式会社△△ ○○
総務・人事部 △△△△様
私、本日○時より面接いただきました●●と申します。
ご多忙な中、お時間をいただき、誠にありがとうございました。
○○様からお話を伺うなかで、
貴社の理念やビジョン、質の高いサービスを提供されていること、
そのために必要となるスキルについての理解が深まり、
貴社で活躍したいという気持ちが、ますます強くなりました。
大変恐縮ですが、
面接のお礼を申し上げたく、メールいたしました。
ご多忙かと存じますので、ご返信には及びません。
今後とも、何卒、よろしくお願い申し上げます。
末筆ながら、貴社のますますのご発展、ご活躍をお祈り申し上げます。
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●●●●(氏名)
住所:〒〇〇〇-〇〇〇〇 東京都〇〇区〇〇町1-2-3
TEL:00-0000
Mail:〇〇@〇〇.co.jp
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お礼メールの文例(2)
訪問時のお礼メール
いつもお世話になっております。
株式会社××の●●です。
さて、今般、貴社訪問の際には、大変お世話になり、
誠にありがとうございました。
おかげさまをもちまして、十分に所期の目的を達することができました。
いろいろとお取り計らっていただき、心より感謝申し上げます。
これを機会に今まで以上のお引き立てとご指導のほどお願いいたします。
略儀ながらメールにて御礼申し上げます。
どうぞ、今後ともよろしくお願い申し上げます。
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株式会社×× ××部
(氏名)
住所:〒〇〇〇-〇〇〇〇 東京都〇〇区〇〇町1-2-3
TEL:00-0000 / FAX:00-0000
URL:http://〇〇〇.co.jp
Mail:〇〇@〇〇.co.jp
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会食のお礼メール
○○株式会社 ○○様
いつもお世話になっております。
株式会社◯◯の◯◯です。
昨日は、会食にお招きいただきありがとうございました。
美味しい食事とともに、◇◇様をはじめ皆様と
貴重なお時間をすごせたことに心からお礼申し上げます。
普段の会議実ではお聞きすることのないお話なども伺うことができ
大変参考になりました。
今後とも情報共有させていただければ幸いです。
ご馳走になってしまい恐縮です。
次の機会にはぜひお返しをさせていただければと思います。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
ありがとうございました。
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株式会社×× ◎◎部
氏名:××××
住所:〒111-1111 東京都〇〇区〇〇町1-2-3
TEL:03-0000-0000 / FAX:03-0000-0000
URL:http://〇〇.co.jp
Mail:◎◎@〇〇.co.jp
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上司へのお礼メール
◇◇部長
おはようございます。
○○です。
昨日は△△株式会社への営業に同行していただきまして
ありがとうございました。
先方の質問に対する対応など、
大変勉強になりました。
また営業後にご指摘いただいた点につきましては、
帰社後に再度まとめ、改めて見直しています。
今後ある商談で生かせるよう、準備をして参ります。
どうぞ、今後ともご指導いただけますよう
よろしくお願いいたします。
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株式会社×× ××部
(氏名)
Mail:〇〇@〇〇.co.jp
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お礼メールの件名の書き方
文例をお伝えしたところで、次にお礼メールの件名の書き方についてお伝えします。
上司・社内へのお礼メール
まずは、上司・社内へのお礼メールの件名から見ていきましょう。
- 営業同行後:営業先ご同行のお礼
- 飲み会後:お食事のお礼
- ランチ後:昼食のお礼
- 休日のゴルフ後:○月○日ゴルフのお礼
- アドバイスを受けたとき:ご助言のお礼
- プロジェクト終了後:プロジェクトご協力のお礼
取引先へのお礼メール
続いて、取引先へのお礼メールの件名をご紹介します。
- 打ち合わせ後:お打ち合わせのお礼
- 商談後:○月○日のご面談のお礼
- 来社後:ご来社いただいたお礼
- 会議後:会議ご参加のお礼
- 日程調整後:日程調整のお礼
- 接待後:食事会ご参加のお礼
- 注文後:ご注文のお礼
就職・転職活動でのお礼メール
最後に、就職・転職活動でのお礼メールの件名を見ていきましょう。
- 面接後:◯月◯日採用面接のお礼(氏名)
- 内定受領後:内定のお礼(氏名)
- インターン参加後:インターンシップ参加のお礼(氏名)
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