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2018-06-06

ピアボーナスを実現するUniposとは | メリットと導入事例について解説

Googleでも導入されているピアボーナスの仕組み「Unipos」について解説します。組織活性化のインセンティブを送り合えるSaas上のツールです。そのメリットと導入企業の事例を含めて解説します。
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Uniposとは

Unipos(ユニポス)は、 ピアボーナスを簡単に実現するサービスです。
働く仲間やスタッフ同士で、日ごろの仕事の成果や行動を賞賛し、ポイントを送り合えるようになっています。

(そのため、Uniposを利用するに伴って、ボーナスや賞賛のインセンティブを仲間やスタッフに送る権限を従業員に一部委譲する社内制度の整理が必要です。)

ピアボーナスとはなにか

ピアボーナスとは「ピア=同僚、仲間、同輩」と「ボーナス=特別手当、賞与金」を併せた造語で、従業員同士が少額の成果給を送りあえるという意味があります。

Uniposは、Fringe81株式会社が2017年にピア・ボーナスをホスト型アプリ(Saas化)にし、提供を開始してから認知度が高まっています。

こうしたピアボーナス・ツールの誕生と普及により、社員の愛着心、エンゲージメントを高めて、社内のモチベーションを高める方法のひとつとして注目する企業もでてきています。

ピアボーナスの特徴

ピア・ボーナスの大きな特徴は、「定量指標から定性指標へのシフト」「誰でも利用できる」という2点です。

人事考課を従来の人事評価方法であるピラミッド型から水平型へ転換するという従来の人事評価方法にはない新しい手法で、社員の個々のモチベーションを高めるだけではなく、チームワークの醸成やグループの一体感を向上させるために、注目されています。

  • 定量指標から定性指標へ

一般的には、数値化が可能な指標は定量指標、数値化が難しい質的な指標は定性指標とされています。残業時間や営業担当者の売上目標達成率などは数値化が容易なので評価もしやすいですが、企画や広報の仕事のように数値化しづらい業務の評価は難しい側面がありました。
ピアボーナスはこの定性的な評価を可能にする一歩進んだ仕組みです。

  • 誰でも利用できる

ピアボーナスは誰でも利用できる使いやすさがあり、運営サイドも全く手がかかかりません。利用者も運営者も負荷が最小限なのが大きな特徴です。

ピアボーナスが注目される理由

注目されてきた背景

「働き方改革」をはじめとする労働環境の変化や勤務形態の変化、社会インフラの進展に伴うICT環境の改善など企業を取り巻く経営環境は劇的に変わっています。
一方で、新入社員の「3年離職」や非正規労働者の増加、外国人労働者の雇用など、人材の可能性やパフォーマンスを導き出すための施策も必要となってきました。

注目される理由

個々の努力や実績を認識し、承認するレコグニション(recognition)。このレコグニションをITツールを利用したシステムが求められていた社会環境の中で、ピアボーナスが登場しました。量的な評価だけではなく、質的な評価のできる仕組みが必要とされたことで注目が集まりました。

ピアボーナスを実現するためのツール

ピアボーナスを実現するためのSaasは「unipos」だけでなく、続々と登場しています。その中でも「老舗」のuniposが注目されている訳を解説します。

uniposー6つの特徴

つぎにuniposがピアボーナスを実現するためのツールとして注目される、6つの特徴について紹介します。

スタッフが成果給の対象と金額を決められる

働く職場の仲間が「誰に」「いくら」送るか、インセンティブの対象と金額を決められることです。

成果給に加えて感謝のメッセージを添付できる

インセンティブには「お金」だけではなく「賞賛」も含まれます。定量的な評価だけではなく定性的な、気持ちや労いも贈れることが大きな特徴です。

報酬までのタイミングが早い

児童心理学でも学びますが「褒める時はすぐ褒める」のが基本です。リアルタイムでインセンティブを贈れるのは、とても重要な仕組みです。

スマホやチャットツールから簡単に送れる

インセンティブの付与が「いつでも」「どこでも」できることも魅力です。とかく忙しいビジネパーソンは「あとでやろう」と思っていても、ついつい失念してしまうものです。

誰もが「賞賛」に賛同できる

「いいね!」をシェアでき、「拍手」となって相手に気持ちを伝えられます。twitterやfacebook、instagramの世代には感覚的にわかりやすいことです。

SlackやChatWorkなどと連携可能

uniposはビジネスチャットシステムのSlackからも投稿でき、拍手やポイントの確認もできます。また、同様のチャットシステムのChatWorkでも連携すると、連携先の特定ルームにuniposの投稿を反映させられます。

unipos導入のメリット

それではunipos導入によるメリットについて解説して行きましょう。従来の人事評価システムにはなかったことをポイントに整理します。

レコグニションによるモチベーション向上

アブラハム・マズローの「欲求5段階説」の4番目の人間の欲求は「承認欲求」です。
働く仲間からの「賞賛」は労働意欲を駆り立て、モチベーションを上げます。他者からの認知や承認の意思表示がとても大切です。

定性的な成果を評価できる

定量指標だけではなく定性指標が加わることで、クリエイティブ系やSEなどのスタッフの仕事の評価が変わります。製造現場では製品の質の向上やクオリティコントールに良い影響を及ぼします。働く人の「納得感」も上がり企業や組織、グループに対する貢献意欲を引き出せます。
結果的に社員の定着率の向上や、同時に「離職率」の低減にもつながるでしょう。

スタッフのプラス行動を促進できる 

結果だけではなく、プロセスに対しての評価もリアルタイムでできるので、良い実践事例の普及が素早くできます。「拍手」が集まれば、賞賛された人が社内やグループ内のインフルエンサーとして機能するようになります。また、新しいことの挑戦を後押しできるでしょう。
   

エンゲージメントが向上する

uniposで社員同士がインセンティブを与えるために、経営者やマネージャーの権限の一部譲渡が伴います。スタッフは労使関係や主従関係から一歩フラットな関係に近づき、経営に対する意識や仲間同士の信頼関係が向上するでしょう。

経営理念・行動指針を浸透させる

働く人のエンゲージメントが向上すると、組織や企業の経営理念・行動指針を浸透させることに役立ちます。企業活動の拠り所となる価値観や行動規範が共有できれば、目標達成への意欲とスピードが増します。

uniposの導入事例

unipos導入での実際の事例を紹介します。導入前の課題と導入後の変化をまとめてみました。導入を検討されている方は参考にしてみてください。

Classiの事例

Classiは、2014年4月に設立。ベネッセホールディングスとソフトバンクが共同で設立した、先生・生徒向けのサービスを提供する合弁会社です。

導入前の課題

急速な業績拡大に伴う人員増加によって、個々のスタッフの行動と成果がリアルタイムで掌握できなくなっていました。成果が表には見えにくいが重要な働きをしてくれているメンバーにもスポットをあてたい、「感謝」をいつもし合えるチームでありたいとの思いから導入を決意しました。

導入後の成果

Uniposを導入してみたところ、「感謝」が可視化され、かつ広まることで、目立つ人ではなく、ストーリーにスポットがあたるようになったと言います。
運営サイドは全く手がかからなかったそうです。

メルカリの事例

メルカリは2013年設立の、 フリマアプリ「メルカリ」のサービスを提供しているオークションサイトの運営会社です。

導入前の課題

急拡大する組織の中でリアルタイムに、気軽に「賞賛」できる仕組み作りの必要性を感じていたといいます。

導入後の成果

2017年の9月の全社導入の1か月後にとったアンケートでは、社員のおよそ9割が、5段階評価で満足度4以上をつけています。
また、従業員に配布されるピアボーナス「mertip(メルチップ)」の消費率も半分以上という好成績をあげています。

Fringe81の事例

Fringe 81(フリンジ ハチイチ)は2012年設立の、インターネット広告技術の開発、コンサルティングHRテック領域におけるウェブサービスの提供の会社です。

導入前の課題

Fringe81では、急成長する事業に伴い拡大していく組織をどのように動機付けし、中間マネジメント層を育成し、生産性を高めていくかという課題と常に向き合ってきました。

導入後の成果

uniposには管理者画面があります。活用頻度を個人、組織単位などで見られます。どのような行動が評価されるのか理解できます。感謝が「可視化」されました。
実際にunipos上でどのくらいの人数が関わっているかをみてみると、約90%が使っています。

uniposを利用してピアボーナスを実現する

「小さな努力」が認められることの喜びは、現在の社会の中でとても重要なことです。とりわけ、第三次産業の労働人口に占める割合が多い日本の就労構成の中では、「知識労働者」の比率がますます高くなります。

マズローの欲求の5段階では、「承認欲求」が上位にきています。現在多くの人々が「いいね!」を求めるのは金銭的な価値ではなく、自己承認の形として求めるのです。
uniposはインセンティブの中に「賞賛+ボーナス」があるので「いいね!」より強力です。組織内の人事評価制度を変えて行かなければと苦慮している人は、uniposを導入してみてはいかがでしょうか。

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