オープンソースのグループウェア比較3選 | 無料サービスも紹介
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- オープンソースのグループウェアとは
- グループウェアとは
- オープンソースとは
- オープンソースのグループウェアの選び方
- オープンソースのグループウェアが適している企業
- オープンソースのグループウェアおすすめ3選
- GroupSession
- シラサギ
- Zimbra Collaboration
- 無料のグループウェアおすすめ2選
- R-GROUP
- GRIDYグループウェア
- オープンソースのグループウェアを利用するメリット
- ライセンス費用が無料
- 自由にカスタマイズできる
- オープンソースのグループウェアを利用するデメリット
- 運用までに時間がかかる
- 導入や運用には専門知識が必要
- サポートに期待できない
- オープンソースのグループウェアで社内の業務を効率化しよう
- BOXILとは
オープンソースのグループウェアとは
オープンソースのグループウェアとは、ソースコードが公開されているグループウェアのことです。サーバーへインストールすればソフトウェアのライセンス料をかけずに運用できます。またコードをプログラムするのも自由なため独自のカスタマイズが可能です。
グループウェアとは
グループウェアとは、組織内での円滑なコミュニケーションを実現し、業務を効率化するためのソフトウェアのことです。スケジュール管理やプロジェクト管理、チャット、ファイル共有、会議室の予約などの機能を搭載しています。
オープンソースとは
オープンソースとはプログラムを構成するソースコードが一般に公開されていることです。オープンソースソフトウェア(OSS)の文脈においては、対象のソフトウェアを自由に使用、改良、再配布可能という意味をさします。自由に利用できる反面、サポートをあまりしていないケースが多いです。
オープンソースのグループウェアの選び方
オープンソースのグループウェアを選ぶ際は、次のポイントに注目しましょう。
- 従業員が保守運用を可能か
- 必要な機能が搭載されているか
- 業界や従業員規模に適しているか
- 使い勝手はよいか
- スマートフォンやタブレットに対応しているか
- アクセス権限を細かく設定できるか
- セキュリティ対策はなされているか
通常のグループウェアの選び方については、次の記事で紹介しているためぜひ参考にしてください。
オープンソースのグループウェアが適している企業
オープンソースのグループウェアの導入が適している企業の特徴は、次のとおりです。
- グループウェアの導入や運用にかかる経費を抑えたい
- 保守運用について専門知識を持った人材がいる
- 導入してから運用を開始するまで時間がかかっても問題ない
オープンソースのグループウェアは、ライセンスに費用をかけず導入できます。ただし、導入の際にはカスタマイズしたり保守運用を内製したりしなくてはなりません。そのため専門知識のある人材を確保できる企業や、運用開始を急いでいない企業に適しています。
オープンソースのグループウェアおすすめ3選
オープンソースのグループウェアの中でもおすすめのツールを3つ紹介します。
GroupSession - 日本トータルシステム株式会社
GroupSessionは、標準機能が豊富に搭載されているグループウェアです。すべての機能を直感的に利用できるのも魅力です。マニュアルを確認することなく簡単に利用できるため、現場に定着しやすいでしょう。
GroupSessionの機能
GroupSessionに搭載されている機能の一例は次のとおりです。20以上の機能を有しているため、詳細は別途チェックしてください。
- スケジュール
- ファイル共有
- チャット
- 掲示板
- 施設予約
- 稟議
- 在室管理
- 日報
標準機能が豊富なため、スムーズに運用を開始できるでしょう。
GroupSessionの費用
基本の使い方をする場合には無料です。下記のオプションを使う場合、SaaSとして提供してもらう場合、エンタープライズ版を利用する場合には有料です。
オプション | 概要 | 料金(年額、税別) |
---|---|---|
GSモバイル | スマートフォンからGroupSessionへのアクセスが可能になる | 12,000円〜 |
CrossRide | スケジュールのリマインダー機能や在席状況の自動更新、ショートメールや掲示板の未読通知機能などを利用できる | 12,000円〜 |
有償サポート | インストールや運用に関して相談できたり、トラブルに対応してくれたりする | 54,000円〜 |
シラサギ
シラサギは官公庁や全国の自治体、教育機関、病院などでも利用されているグループウェアです。数千人規模での運用にも対応しています。国内外の開発者やデベロッパーによって継続的にメンテナンスされているのが特徴。機能も随時追加されています。
シラサギの機能
次の機能をすべて無料で利用できます。
- ポータル
- リマインダー
- スケジュール
- 設備予約
- 掲示板
- ワークフロー
- 共有ファイル
- メッセージ
Zimbra Collaboration
Zimbra Collaborationは、メール機能を中心に多様な情報共有機能を搭載したグループウェアです。マルチデバイスに対応しており、スマートフォンやタブレットでも利用できます。なお、オープンソースベースですが利用には費用がかかる点に注意です。60日間の無料トライアルが用意されています。
Zimbra Collaborationの機能
Zimbra Collaborationには主に次の5つの機能が備わっています。
- メール
- アドレス帳
- カレンダー
- ファイル共有
- タスク管理
無料のグループウェアおすすめ2選
ベンダーが提供しているグループウェアの中には、無料で利用できるものも少なくありません。ここからは無料で使えるおすすめのグループウェアを2つ紹介します。グループウェアの機能については、次の表も参考にしてください。
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一覧で料金・機能を比較したい方にはBOXILが作成した比較表がおすすめです。各社サービスを一覧で比較したい方は、下のリンクよりダウンロードしてください。
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※ダウンロード可能な資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。
R-GROUP
R-GROUPは、初期費用および月額費用が無料のクラウド型グループウェアです。クラウド型であるためインストール不要でモバイル端末にも対応しています。無料ながら20か国語に対応しているのが特徴。またタイムラインで関係者の動向をチェックできる機能もあります。
GRIDYグループウェア - ブルーテック株式会社
GRIDYグループウェアは、利用者数に限らず無料で利用できるグループウェアです。同サービスには20以上もの豊富な機能が搭載されています。また、クラウドサービスなためサーバーを用意することなくスムーズに導入できます。社外のメンバーも招待しての掲示板やファイル共有にも対応。
オープンソースのグループウェアを利用するメリット
ライセンス費用が無料
オープンソースのグループウェアは、ライセンス費用を無料にて利用できるのが魅力です。グループウェアの導入にあまり予算をかけられない場合でも導入できるでしょう。ユーザー数によって料金が変わらないため、従業員数が多い企業でもコストがさほど変わりません。
自由にカスタマイズできる
オープンソースのグループウェアは、ソースコードの改変が許可されているため自由にカスタマイズ可能なのもメリットです。機能やデザイン、レイアウトなどをオリジナルに調整できます。業務フローや社内体制を大きく変えることなく、スムーズに運用を開始できるでしょう。
オープンソースのグループウェアを利用するデメリット
一方、オープンソースのグループウェアには次のようなデメリットがあります。メリットとデメリットをよく理解したうえで、オープンソースのグループウェアを導入するか検討しましょう。
運用までに時間がかかる
オープンソースのグループウェアは、運用開始までに時間がかかります。必要最低限の機能しか揃っていないことも多く、カスタマイズしたり既存のソフトウェアと連携させたりする手間がかかります。本格運用まで時間がかかることを考慮して、計画的に導入することが大切です。
導入や運用には専門知識が必要
オープンソースのグループウェアを運用するためには、プログラムやシステム管理に関する専門知識が求められます。また、導入の際はサーバーやネットワーク機器などを自社で用意する必要があるほか、保守やメンテナンスも内製せねばなりません。アップデートやセキュリティ対策、データバックアップの知識をもつ従業員がいなければ運用は難しいでしょう。
サポートに期待できない
オープンソースのグループウェアは、ベンダーが有料で提供しているグループウェアに比べるとサポートに期待できません。そもそもサポートを提供していないケースも多く見られます。不具合やトラブルが発生した際も、自社で責任をもって対応できるよう計画しておきましょう。
オープンソースのグループウェアで社内の業務を効率化しよう
オープンソースのグループウェアとは、ソースコードが公開されているグループウェアのことです。無料で運用でき、自由にカスタマイズして利用できます。グループウェアにコストをかけたくない企業や、カスタマイズしてグループウェアを利用したい企業におすすめです。
ただし導入する際は、保有運用ができる人材を用意しましょう。また、運用まで時間を要するケースが多いため、余裕をもった導入が大切です。
導入が難しい企業においては、低価格にて運用が可能なグループウェアの検討がおすすめです。グループウェアの比較については、下記事で紹介しているためぜひ参考にしてください。
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