中小企業向け「1on1ツール」おすすめ9選!選定のポイントと導入のメリット
1on1ツールの各サービス資料を厳選。無料でダウンロード可能です。1on1記録を残すだけでなく、トピックの提案や日程調整、フィードバックに至るまで、1on1関連業務の効率化に役立つ1on1ツールの比較にお役立てください。
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中小企業が抱える課題
1on1ツールを導入していない中小企業が抱えている課題についてまとめました。あなたの企業でも同様の課題を抱えていれば、中小企業向けの1on1ツールで解決できる可能性があります。
目標に対する定期的な進捗確認ができていない
目標評価制度を運用していても、各従業員の目標達成・未達成までのプロセスが把握できておらず、行動に対する評価が不十分な場合があります。
中小企業の場合は、管理職がプレイングマネージャーとして現場業務とマネジメントの両方を担うケースも多く、各個人の目標の進捗状況を確認することが困難なこともあるでしょう。
1on1を導入していても継続できない
リモートワークを導入する企業が増え、働き方の多様化が進む一方で、従業員のコミュニケーション量の減少に悩んでいる中小企業も多いでしょう。
コミュニケーション活性化の一環で1on1を導入するも、一人ひとりの負担が大きくなりがちな中小企業では日常業務が優先となり、形骸化してしまうことも少なくありません。
中小企業が1on1ツールを導入するメリット
中小企業が1on1ツールを導入して得られるメリットは次のとおりです。
目標の進捗度合いを定点観測できる
1on1ツールでは、目標の進捗状況を定点観測することが容易です。従業員との面談内容や目標設定を記録し、共有する機能が提供されています。
これにより、従業員の目標達成度や課題を把握し、適切なサポートやフォローアップが可能です。また、人事評価の際に、記録シートを振り返り、評価を検討する際にも役立ちます。
継続をサポートする機能がある
1on1ツールには、継続的な面談を支援する機能が備わっています。たとえば、トピックの提案機能や開催リマインド機能、部下からのアンケート機能などがあります。
これらの機能は、面談のスケジュール管理や面談内容の充実化を促進し、面談の継続を支援します。
中小企業が1on1ツールを選定する際のポイント
中小企業が1on1ツールを選定する際は、いくつかのポイントが存在します。代表的なポイントについて解説します。
シートのテンプレート機能やカスタマイズ機能はあるか
1on1ツールを選ぶ際には、シートのテンプレート機能やカスタマイズ機能の有無を確認することが重要です。
シートのテンプレート機能があれば、人事や各マネージャーがテンプレートを作成する必要がなく、標準化されたフォーマットで情報を整理できます。また、カスタマイズ機能があれば、自社固有のニーズに合わせてシートを柔軟に設計できます。
他のツールやシステムとの連携ができるか
1on1ツールを選ぶ際には、他のツールやシステムとの連携ができるかも確認しておきましょう。
たとえば、タスク管理ツールやカレンダーアプリとの連携がスムーズであれば、面談で共有した課題や目標をタスクとして素早く登録できます。
組織全体の情報共有の観点からも、他のツールとの連携が円滑であることが望まれます。
導入目的と一致する機能があるか
1on1ツールを選ぶ際には、導入目的と一致する機能があるかを確認しましょう。
たとえば、コミュニケーション不足を解消したい場合はアンケート機能やコメント機能が、1on1の継続を目指す場合は、開催リマインドやトピック提案機能などが有効です。
選択するツールが搭載する機能が導入目的にマッチしているかを慎重に検討しましょう。
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※ダウンロード可能な資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。
中小企業におすすめの1on1ツール9選
中小企業におすすめの1on1ツールを紹介します。
Pulse - ウォンテッドリー株式会社
Pulseは、Slackを通じてチームの状態を管理できるチームマネジメントサービスです。Pulseには、次のような特徴があります。
- 同じ企業に所属しているメンバーであれば誰とでも1on1の実施が可能
- 5段階評価でコンディションを管理
- マネージャーとメンバーそれぞれが1on1で話したいトピックを事前に入力できる
HRBrainは、ワンストップで従業員エクスペリエンスを高める組織診断サーベイからタレントマネジメントまでを実現するクラウドシステムです。HRBrainには、次のような特徴があります。
- ドラッグ&ドロップで直感的なカスタマイズができる1on1テンプレート
- 被評価者が閲覧できる項目を制限可能
- 自社のスタイルに合わせて必要なサービスのみを選び、オリジナルプランが作れる
TeamUpは、1on1の課題を解決し社内のコミュニケーション活性化を図るクラウドツールです。TeamUpには、次のような特徴があります。
- 部下が1on1で話したいトピックを事前に共有可能
- 1on1の実施状況を分析する機能を搭載
- 自社の文化に合わせてカスタマイズ可能
One人事は、人事領域における30年以上の信頼と実績を活かしたタレントマネジメントシステムです。One人事には、次のような特徴があります。
- 1on1の面談記録が可能
- 人事評価管理やエンゲージメントサーベイが可能
- 豊富な導入支援プログラムで運用をサポート
HRMOSタレントマネジメント - 株式会社ビズリーチ
HRMOSタレントマネジメントは、従業員のスキルや活躍を可視化するタレントマネジメントシステムです。HRMOSタレントマネジメントには、次のような特徴があります。
- 1on1の実施記録に加え、実施率や頻度の分析が可能
- MBOやOKRなどさまざまな評価管理をサポート
- 個人サーベイで従業員のコンディションチェックも容易
カオナビ - 株式会社カオナビ
カオナビは従業員の個性・才能を発掘し、戦略人事を図るタレントマネジメントシステムです。カオナビには、次のような特徴があります。
- 1on1テンプレートによる面談記録
- 既存の評価シートがそのまま再現できる
- 社員アンケートや社員タイプ分析で各従業員の性質・変化を多角的に分析
Resilyは、OKRに特化したクラウド型人事評価システムです。Resilyには、次のような特徴があります。
- きれいで直感的なOKRツリーが作れる
- 共同編集可能な1on1記録機能を搭載
- 人事評価制度と結び付けながら、方向性を明確にできる
Insides
INSIDESは、部下との面談を助ける1on1実践支援ツールです。INSIDESには、次のような特徴があります。
- 一人ひとりの状態と性格を約3分のアンケートで測定
- メンバーの状態や性格に応じて適切な1on1のテーマが提案される
- メンバーへの接し方に迷ったときは専門家にオンライン相談が可能
KAKEAI - 株式会社KAKAEAI
Kakeaiは、さまざな特許を取得した1on1ミーティングツールです。Kakeaiには、次のような特徴があります。
- 1on1の実施状況や実施回数などを可視化
- 1on1テーマを提案してくれるアイスブレイク機能を搭載
- 1on1時の会話をAIが自動文字起こし・要約が可能
サービス選びは比較して検討しよう
1on1ツールを選ぶ際は、自社の状況に合った機能が備わっているか、他システムとの連携が可能か、運用コストはどの程度かなどを踏まえて検討することが重要です。
ボクシルでは各サービスの口コミが多く寄せられているので、選定の際はサービス資料とあわせてチェックするとよいでしょう。
1on1ツールは次の記事でも詳しく紹介しています。
1on1ツールの各サービス資料を厳選。無料でダウンロード可能です。1on1記録を残すだけでなく、トピックの提案や日程調整、フィードバックに至るまで、1on1関連業務の効率化に役立つ1on1ツールの比較にお役立てください。