中小企業向け「Web社内報サービス」おすすめ9選!選定のポイントと導入のメリット
おすすめWeb社内報サービスの資料を厳選。各サービスの料金プランや機能、特徴がまとまった資料を無料で資料請求可能です。ぜひWeb社内報サービスを比較する際や稟議を作成する際にご利用ください。
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中小企業が抱える情報共有の課題
Web社内報サービスを導入していない中小企業が抱えている情報共有の課題についてまとめました。あなたの企業でも同様の課題を抱えていれば、中小企業向けのWeb社内報で解決できる可能性があります。
組織のビジョンや方向性を伝える手段が整っていない
中小企業では、経営陣と従業員の距離感が比較的近いことから、組織のビジョンや方向性を口頭だけで伝えることも少なくありません。
しかし、それを伝える場面で従業員が全員揃っているとは限らないため、従業員によって受け取った情報量が異なったり、文章で記録が残っていないと後で確認したりもできません。
とくに中途入社や新入社員の場合、中小企業の独自の組織文化に早くなじんでもらい、職場で自由闊達にパフォーマンスを発揮してもらう必要があります。中小企業が、組織のビジョンや方向性を一人ひとりの従業員に浸透させるためには、口頭以外での伝達方法も重要です。
社内の体制や制度変更が頻繁にある
中小企業では、社内の体制や制度が頻繁に変更されることがあります。体制や制度の変更が多いと、従業員に混乱や不安が生じやすくなります。そうした際に、体制や制度の変更理由を詳細に伝えることが必要です。
とくに出向中や育児休暇中の社員は、社内体制の変更や制度変更を知らされない場合、後にとまどいや不満を抱えてしまうことにつながりかねません。一人ひとりの従業員が、確実に最新の社内情報を知る仕組みづくりが大切です。
リモートワークのコミュニケーションの課題
中小企業では、上司や同僚との直接のやり取りが従業員のモチベーションを支える一因となりますが、リモートワーク環境ではこれが困難です。情報共有やコミュニケーションの不足から孤立感が生じやすく、従業員の生産性の低下や精神的なストレス、ひいては休職や離職につながる可能性も少なくありません。
中小企業では、リソースの限界から従業員のサポートが十分に行き届かないことも多いでしょう。また、社内情報が散在しやすく、リモートでは必要な情報を迅速に検索・取得することが難しくなる課題もあります。
中小企業がWeb社内報サービスを導入するメリット
中小企業がWeb社内報サービスを導入して得られるメリットは次のとおりです。
ビジョンや体制・制度変更の意図を従業員に伝えやすくなる
Web社内報サービスでは、組織のビジョンや体制、制度の変更に関する情報を文章や画像、動画を用いて伝達可能です。これにより、経営陣や管理者からのメッセージや変更の意図が明確に伝えられます。
Web社内報はいつでもアクセスでき、従業員は後から再確認できるため、経営陣や管理者からのメッセージが浸透しやすくなります。
制作の手間とコストを削減
いちから社内報を作成しようとする場合、デザインやレイアウトなどの決定で手間がかかります。
Web社内報サービスを導入すると、専用のツールやプラットフォームを利用して簡単に社内報を作成できます。テンプレートやカスタマイズ機能を活用すれば、デザインやレイアウトの面でも柔軟に対応可能です。また、複数の担当者が協力してコンテンツを作成し、効率的に編集・配信できるので、運用面でも負担が減らせます。
Web社内報は、紙を使用せず、印刷費や配送費といったコストが削減できるのも中小企業にとって大きなメリットです。
組織の一体感醸成やエンゲージメント向上に寄与する
Web社内報は、組織の一体感を醸成し、従業員のエンゲージメントを向上させる効果があります。定期的に社内の活動や成果、社員の功績などを報告することで、従業員同士の交流や情報共有が促進されます。また、新入社員や異動した社員が過去の情報を迅速に把握できるため、業務の引き継ぎや教育もスムーズになるでしょう。
さらに、従業員が組織の活動に参加したり、自身の意見や提案を発信したりする機会が増えることで、組織全体の活性化につながります。これにより、中小企業のブランド力が向上し、離職率の低下や採用力の強化も期待できます。
インタラクティブなコミュニケーションの促進
Web社内報は、従来の一方向的な情報伝達手段ではなく、従業員間の双方向のコミュニケーションを促進するツールとしても機能します。コメント機能やアンケート機能を活用することで、従業員の意見やフィードバックをリアルタイムで収集可能です。従業員の意見を反映した柔軟なコンテンツ提供が可能となり、社内報へのエンゲージメントも向上します。
Web社内報はその場で最新の情報を更新できるため、リアルタイムでの情報提供が可能です。Webベースのため、従業員は拠点や場所を問わず、必要な情報にアクセスできるのもメリットです。リモートワークを導入している中小企業でも、一人ひとりの従業員に情報を滞ることなく共有できます。
無料のWeb社内報ツールについては、次の記事で詳しく紹介しています。
中小企業がWeb社内報サービスを選定する際のポイント
中小企業がWeb社内報サービスを選定する際は、いくつかのポイントが存在します。代表的なポイントについて解説します。
作成しやすいフォーマット・デザインか
Web社内報を選ぶ際には、使いやすいフォーマットや魅力的なデザインが重要です。
また、社内報のフォーマットやレイアウトが読みやすく、カスタマイズが容易であることを確認しましょう。
豊富なテンプレートやデザインオプションがあると、コンテンツの魅力を高めるのに役立ちます。
社員の反応を確認できるか
Web社内報では、社員のフィードバックを受け取るためのリアクション機能やコメント機能が大切です。これらの機能があることで、配信後に社員からの反応や意見を収集できます。
リアクションボタンやコメント欄などが利用者にとって見やすく使いやすいツールを選びましょう。
読了率やリアクション率などを分析できるか
Web社内報の発信効果を測定するために、読了率やリアクション率などの分析機能を搭載しているかを確認しましょう。
配信後のデータを分析し、コンテンツの受容度や興味を把握することで、今後の配信内容や形式の改善に役立ちます。分析機能が充実しているかどうかを確認し、効果的な社内コミュニケーションを実現しましょう。
中小企業におすすめのWeb社内報サービス比較9選
中小企業におすすめのWeb社内報サービスを比較紹介します。
OnePortal Modern - SBテクノロジー株式会社
OnePortal Modernは、SharePoint Online上で稼働し、社内ポータルサイトの作成と運用をサポートするクラウドサービスです。OnePortal Modernには、次のような特徴があります。
- ポータルサイトのデザイン性を向上する独自のWebパーツ
- Microsoft Teamsにサイトを埋め込み、最新情報をTeams 通知で配信可能
- ログ分析やアンケートにもとづいたサイト改善もサポート
Yappli UNITE - 株式会社ヤプリ
Yappli UNITE(ヤプリユナイト)は、ノーコードで従業員エンゲージメントの向上を目的とした社内アプリを開発できるサービスです。Yappli UNITEには、次のような特徴があります。
- デジタル社内報に加え、社員図鑑、社内FAQ、安否確認などの機能を搭載
- エンゲージメントサーベイで組織状態をスコア化
- 組織カラーや課題に合った独自のアプリを構築可能
ザ社内報は、社内報の反響を可視化できるWeb社内報サービスです。ザ社内報には、次のような特徴があります。
- ブログのような感覚で簡単に記事を作成できる
- 独自のアクセス分析ツールでコンテンツの反響をすぐに確認できる
- 「いいね!」やコメント機能で双方向のコミュニケーションを実現
TUNAG(ツナグ)は、組織課題に適した改善施策設計から分析まで支援するサービスです。TUNAGは次のような特徴があります。
- 掲示板や社内ポータル、社内チャットなど多くの情報共有機能を搭載
- マニュアル共有やテスト機能で人材育成をサポート
- スマートフォンアプリで手軽に利用できる
NotePMは、社内ドキュメントを一元管理できるナレッジ共有ツールです。NotePMは次のような特徴があります。
- 簡単に記事を作成できるためWeb社内報としても活用可能
- 画像や動画などのデータも埋め込みできる
- コメントやリアクション機能を搭載
Storyは、社内メディアを低コストで構築できるWeb社内報サービスです。Storyには、次のような特徴があります。
- 採用広報としても活用可能
- 項目に沿って内容を入力するだけで簡単に投稿できる
- SNSで広まったため、若い世代が共感しやすい
ourly - ourly株式会社
ourly(アワリー)は、専門チームが社内報運用を支援してくれるWeb社内報サービスです。ourlyには、次のような特徴があります。
- 導入から運用後のレポート作成、定例会実施など専門チームが伴走
- 閲覧率や読了率、ユーザー属性などから発信記事を多角的に分析
- シングルサインオン(SSO)対応やIPアドレス制限などセキュリティも安心
THANKS GIFT - 株式会社Take Action
THANKS GIFTは、理念浸透によりエンゲージメントを向上させ、社内生産性を高めるサービスです。THANKS GIFTは次のような特徴があります。
Solanowa
SOLANOWAは、インナーコミュニケーションの活性化を支援するWeb社内報アプリです。SOLANOWAには、次のような特徴があります。
- 月額料金はユーザー単価40円(別途初期費用が発生)
- 公開タイマーやプッシュ通知、公開承認フローなど100以上※の機能を搭載
- 総務省の指針に沿った高いセキュリティ
※出典:スカイアーク「Web社内報アプリ『SOLANOWA』 - みんなが会社のファンになる」(2024年10月11日閲覧)
中小企業向けWeb社内報サービスを比較して検討しよう
中小企業がWeb社内報サービスを選ぶ際は、自社の状況に合った機能が備わっているか、他システムとの連携が可能か、運用コストはどの程度かなどを踏まえて検討することが重要です。
ボクシルでは各サービスの口コミが多く寄せられているので、選定の際はサービス資料とあわせてチェックするとよいでしょう。
Web社内報サービスは次の記事でも詳しく紹介しています。
おすすめWeb社内報サービスの資料を厳選。各サービスの料金プランや機能、特徴がまとまった資料を無料で資料請求可能です。ぜひWeb社内報サービスを比較する際や稟議を作成する際にご利用ください。