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大企業向け「会計ソフト」おすすめ7選!選定のポイントと導入のメリット

最終更新日:(記事の情報は現在から206日前のものです)
大企業におすすめの会計ソフトをボクシル編集部が解説。会計ソフトを選定する際のポイントや導入するメリットを解説しています。この記事を読めばどの会計ソフトを導入するべきかどうかがわかります。

大企業が抱える会計業務の課題

会計ソフトを導入していない大企業が、会計業務で抱えている課題についてまとめます。あなたの企業でも同様の課題を抱えていれば、大企業向けの会計ソフトで解決できる可能性が高いです。

入力に工数がかかる

大企業では日々発生する膨大な仕訳を登録せねばならず、会計担当者の負担は計り知れません。また、対応数が多い分だけ入力ミスが発生しやすく、修正作業にも多大な時間が割かれます。

財務諸表やレポートの作成に工数が大変

大企業では、複雑な会計処理や多岐にわたる事業展開により、財務諸表や経営層向けレポートの作成にも工数がかかります。Excelの関数でやりくりしている場合、法改正時のシート調整にも苦労していることでしょう。

複数の事業部や子会社の管理が難しい

大企業では、複数の会社を抱えているケースが多く、それぞれの会計データを管理する作業は煩雑になりがちです。それぞれで使用している会計ソフトが異なる場合、データ連携が難しく正確な経営判断を妨げる要因となります。

大企業が会計ソフトを導入するメリット

大企業が会計ソフトを導入して得られるメリットは次のとおりです。

データの正確性を高められる

会計ソフトは自動計算や入力チェックを備えているため、ミスを削減し修正にかかる工数も減らせます。信頼性の高い財務諸表や経営分析資料がつくれれば、次の意思決定もおのずと明確になります。また内部統制を強化しやすいのもポイントです。

経営判断に必要な情報をすばやく提供できる

会計ソフトは、リアルタイムで会計データを集計し、経営ダッシュボードやレポートとして可視化できます。これにより、経営層は正確な経営状況をすばやく把握し、経営判断にかける時間を減らせます。また現場の従業員であっても、同様に意思決定をするまでのスピードが短縮されるでしょう。

工数を削減できる

会計ソフトは、手作業の入力や集計を自動化することで業務効率化を実現します。人件費の削減につながるほか、より経営に影響を与える数値の分析にとりかかれます。また従業員にとっては有意義な業務へ取り組めるため、モチベーション向上につながるでしょう。

経費精算システムとの連携でより大幅な効率化が可能に

入力や工数の手間が多い大企業の場合、経費精算システムといった業務システムと連携させることにより、バックオフィス全体の大幅な業務効率化にも期待できます。システムを連携させることで、データの転記やデータ集計が自動化されるのはもちろん、ヒューマンエラーも軽減できるでしょう。

経費精算システムとは、社員の経費申請や稟議の流れを電子化し可視化することで、滞りなく業務を進めるためのツールです。承認されたデータが会計ソフトに転記されることで、データ入力の手間を省けます。

また経費精算システムの他にも、給与計算システムや勤怠管理システム、請求書発行システムなどと連携するのもおすすめです。

大企業が会計ソフトを選定する際のポイント

クラウド型かオンプレミス型か

会計ソフトを選定する際には、クラウド型とオンプレミス型のいずれを導入するかをまずは検討しましょう。クラウド型は、初期費用が抑えられるほか、インターネット環境があれば時間や場所を問わずアクセスできます。テレワークに対応しやすく、システムのアップデートはベンダーが自動で対応してくれます。

一方オンプレミス型は、自社のサーバーにインストールするため、セキュリティをコントロールしやすいのが特徴です。またインストール後は社内に担当者を設置すれば、追加開発によるカスタマイズも可能です。

電子帳簿保存法やインボイス制度に対応しているか

会計ソフトを導入する際は、電子帳簿保存法やインボイス制度に対応しているかをぜひチェックしましょう。各社の公式サイトや問い合わせで調査するほか、電子帳簿保存法についてはJIIMAによる認証制度での確認もできます。電子帳簿ソフト法的要件認証製品一覧電帳法スキャナ保存ソフト法的要件認証製品一覧をもとに、システムを検討してもよいでしょう。

大企業・上場企業向けの導入実績があるか

大企業や上場企業は、複雑な会計処理や大規模なデータ処理が必要となるため、類似企業が導入しているかを確認することで、それらに対応しているかあたりをつけるのもよいでしょう。また、同じような企業が先に導入している場合は、このノウハウを踏まえてサポートを受けられるかもしれません。公式サイトで調べたり問い合わせたりして確認しましょう。

内部統制への対応が可能か

大企業や上場企業の場合は、内部統制にどれだけ対応できるかも重要です。会計ソフトを導入する際に重要なのは、システムで会計処理を行う際にミスや不正が発生しないかどうかや、セキュリティに問題がないかどうかです。

そのため、IPアドレスや他要素認証などの不正アクセスを防止できる機能や、システムの利用履歴を確認できる機能など、セキュリティ機能が充実しているか確認しましょう。とくに、国際保証業務基準3402(ISAE3402)に準拠し、内部統制の有効性を示す「SOC1 Type2 報告書」を受領しているシステムがおすすめです。

必要な機能を備えているか

自社の要件を満たす、必要な機能がそろっているかも重要なポイントです。基本的な機能については、どの会計ソフトにも搭載されていますが、対応する帳票の種類や銀行・クレジットカードとの連携機能、他システムとの連携機能などはソフトによって大きく異なります。

そのためまずは会社にどういった帳票があるか、また現在経理業務についてどのような課題があり、どういった機能が必要かを洗い出し、必要な機能がそろったシステムを探しましょう。

費用対効果に優れているか

導入する会計ソフトにかかるコストももちろんチェックが必要です。このとき、費用や機能だけを重視しないよう注意しましょう。たとえば安い会計ソフトを導入したとしても、会社の業務に合わない、機能が足りないといった状況では、ソフト本来の効果を発揮するどころか逆に業務の効率が下がる可能性もあります。

あとからカスマイズも行えますが、費用や手間が大きくかかり安いソフトを導入した意味がありません。逆に機能が多すぎる会計ソフトを導入しても、機能を使いきれず費用に対してあまり効果が出ない状況になります。

そのため費用や機能の充実度だけを見るのではなく、導入することでどの程度業務効率が上がり、費用を上回るほどコストが削減できるかを確認するのが重要です。

アカウントをしっかり管理できるか

大企業が会計ソフトを選定する際は、アカウントの権限設定といった管理機能も確認しましょう。大企業は複数人で会計業務を行うケースが基本です。しかし誰でもすべての情報を見られるような状況になると、不正会計や情報漏えいが発生する危険もあります。

そのため、メンバーごとに閲覧できる情報や編集できる情報に制限をかけることで、こういったリスクを未然に防げます。役職ごとやメンバーごとなど、詳細にアカウントの権限を、設定・管理できる会計ソフトを選びましょう。

会計事務所とデータ共有ができるか

会計事務所や顧問税理士と、リアルタイムで会計データが共有できるかもチェックしましょう。会計データが共有できないと、データをCSVといったファイルでダウンロードし、これをメールで送って相手方に確認してもらう手間がかかります。

しかし会計事務所や顧問税理士にもアカウントを発行し、いつでも会計データを確認できれば、こういった情報共有の手間を省けます。また相手方が利用しているシステム・ソフトと連携できれば、会計事務所・顧問税理士の業務効率も高められるでしょう。

大企業におすすめの人気会計ソフト比較7選

最後に、大規模な法人におすすめのクラウド会計ソフトをいくつか紹介します。それぞれの特徴はもちろん、口コミ・評判もあわせて紹介しているため、導入するソフト選定の参考にしてください。

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また、一覧で料金・機能を比較したい方にはBOXILが作成した比較表がおすすめです。各社サービスを一覧で比較したい方は、下のリンクよりダウンロードしてください。

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※ダウンロード可能な資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。

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マネーフォワード クラウド会計Plusはデータの自動取得や自動仕訳、自動学習によって経理業務を効率化する日本製の会計ソフトです。マネーフォワード クラウド会計Plusは次のような特徴があります。

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freee会計 - フリー株式会社

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サービス選びは比較して検討しよう

大企業におすすめの会計ソフトのうち最適なサービスを選ぶには、ニーズや予算に合わせて、複数のシステムを比較検討することが大切です。下のボタンからはBOXILが厳選したサービスの資料を無料でダウンロードできます。ぜひサービス選定の参考にしてください。

本記事で紹介しきれなかったサービスについては下の記事にて解説しています。より多くのサービスから検討したい方はあわせてチェックしましょう。

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