【2025年】ストレスチェックサービス比較21選 タイプ別おすすめと選び方

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2025年の法改正により、50人未満の事業場でも義務化が決定したストレスチェック。本記事では、新制度への対応を効率化するサービス42選を徹底比較。特化型、改善支援型、健康管理一体型の3タイプ別に、特徴や費用相場、失敗しない選び方のポイントを解説します。メンタル不調の未然防止や職場改善、健康経営を推進するための最適なツールを見つけましょう。

ストレスチェックサービスはこのような課題を解決したい方におすすめ!
ストレスチェックサービスは次のような内容を実現したい方におすすめのシステムです。
・ストレスチェック制度への対応と実施を効率化したい
・職場改善や従業員のケアをしたい
・健康診断業務とあわせて一元管理したい ・健康経営やウェルビーイング経営を推進したい

ストレスチェックサービスには多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
ストレスチェックサービスの資料をダウンロードする(無料)

監修
阿部 慎平
スマートキャンプ 取締執役行役員COO 兼 BALES CLOUDカンパニーCEO
阿部 慎平
大学卒業後にデロイトトーマツコンサルティングに入社し、大手企業の戦略・新規事業案件に多数従事。2017年にスマートキャンプへ入社後、取締役執行役員COOとして事業・組織戦略、新規事業戦略の策定、『SaaS業界レポート』の執筆、インサイドセールス代行サービス「BALES」の立ち上げを担う。また、新規事業としてオンライン展示会「BOXIL EXPO」やセールスエンゲージメントツール「BALES CLOUD」を生み出し、事業の成長を牽引。『SaaS業界レポート』は累計2万件以上のDL。著書に『最高の成果を出し続ける インサイドセールス組織の作り方』(クロスメディア・パブリッシング)。セールスフォースユーザー会インサイドセールス分科会2019年度会長。

目次

ストレスチェックサービスとは

ストレスチェックサービスとは、労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度を、企業が実務として無理なく実施運用するための支援サービスです。受検や集計といった作業の効率化だけでなく、制度対応を安定して継続するための仕組みを提供します。

ストレスチェック制度の概要(義務化の背景・対象)

ストレスチェック制度は、従業員のメンタル不調を未然に防ぐことを目的として、労働安全衛生法に基づき導入された制度です。これまでは常時50人以上の事業場が実施義務、50人未満は努力義務とされてきました。
しかし、2025年5月に公布された法改正により、50人未満の事業場についても義務化する方針が正式に決定しています。施行日は政令で定められる予定のため未確定ですが、将来的にすべての事業場が対象となる前提で準備が求められています。

※出典:厚生労働省「労働安全衛生法及び作業環境測定法の一部を改正する法律について」(2025年12月23日閲覧)

ストレスチェックサービスの機能・支援範囲

ストレスチェックサービスでは、受検、回収、結果通知、集団分析などを効率化できます。

機能・支援範囲詳細
ストレスチェックストレスチェックの実施や管理を行える
高リスク者の抽出ストレスチェックや健康診断の結果から高ストレス者を判定できる
ダッシュボード・分析機能ストレスチェックの結果をデータやグラフで可視化できる
診断結果の配布診断結果のレポートや配布ができる
集団分析組織やグループごとにストレス分析ができる
産業医との面談産業医とオンラインで面談できる
面談管理産業医との面談記録を作成・管理できる
診断結果のデータ出力健康診断の結果や面談結果のデータをCSVやPDFなどの形式で出力できる
データ保管受検データを保管してもらえる
労働基準監督署への提出補助労働基準監督署への提出文書の作成サポート
労務管理システム・勤怠管理システム連携労務管理システム・勤怠管理システムの従業員情報や勤務時間データと連携できる

サービスごとに差が出るのは、人事担当者の実務負担をどこまで減らせるかといった点です。具体的には、受検案内や周知文の作成支援、未受検者への督促といった運用代行、また実施後の改善提案や研修の実施などサービスによって対応範囲が大きく異なります。

そのため、ストレスチェックサービスを検討する際は、「制度対応の可否」ではなく、「自社で対応が必要な作業がどこまで残るか」を基準に、機能や支援内容を確認することが重要です。

ストレスチェックサービスの市場動向

ストレスチェック制度の義務化を背景に、ストレスチェックサービスの市場は継続的に拡大しています。義務化によって対象企業が増えただけでなく、専門的な知識や体制を持たない企業の間で、外部サービスへの外部委託ニーズが高まっているのが特徴です。

加えてメンタルヘルス の不調による休業や退職者の増加も大きく影響しています。厚生労働省の精神疾患データによると、ストレス社会を反映するように国内の「精神疾患による患者数」は増加傾向にあり、2023年には約603万人を超える患者が医療機関で受診する状況です。

高まるニーズを受けて、従来の実施支援だけでなく集団分析機能やオンライン対応の充実、低価格なSaaS型サービスの参入も進んでおり、市場の競争は活発になっています。こうした動きは、制度対応の効率化だけでなく、ストレス状態の可視化や業務負担の軽減を求める企業が増えていることの表れです。

※出典:厚生労働省「精神保健医療福祉の現状等について 」(2025年12月23日閲覧)

ストレスチェックサービスの費用相場

ストレスチェックサービスにかかる費用は、初期費用or基本料金月額or1回実施あたり利用料年間利用料に分けられます。

初期費用や基本料金がかかるケースでは0円から数万円のサービスが平均的です。月額利用料が発生する場合は1名あたり数百円前後、年間料金は数万円が相場となります。しかし料金を後悔していないサービスも多く、委託範囲によって料金は上下します。

詳しい金額は、問い合わせのうえで見積もりを取ることが確実です。

【比較表つき】ストレスチェックサービスのタイプと選び方

ストレスチェックサービスのタイプ別比較

ストレスチェックサービスは、提供範囲や活用目的によって性質が大きく異なります。ストレスチェックサービスを目的別に3つのタイプに分けてそれぞれの特徴と選び方を整理するので、自社の課題や体制に近いタイプを把握してみましょう。

タイプ 主な特徴 適している企業
ストレスチェック特化タイプ ・ストレスチェック実施に特化したシンプルな機能構成
・低コストで導入しやすい
・年1回の定期実施に向いている
・まずは法令対応を確実に行いたい企業
・人事体制が小さく、運用負担を増やしたくない企業
ストレスチェック+改善支援タイプ ・ストレスチェック結果の分析や要因把握に強み
・職場改善につなげるレポートや示唆を提供
・フィードバック支援や改善施策の提案もあり
・ストレスチェックをやりっぱなしにしたくない企業
・職場環境改善や離職防止に活用したい企業
健康管理システム一体型タイプ ・健康管理システムの一機能としてストレスチェックを内包
・健診や面談など健康情報を一元管理できる
・産業医連携を前提とした設計
・従業員数が多く、健康情報をまとめて管理したい企業
・健康経営・産業保健体制を本格的に整えたい企業

ストレスチェック特化タイプ

ストレスチェック特化タイプは、法令対応としてのストレスチェックを低コストかつ確実に実施することに重点を置いたサービスです。受検、回収、結果通知、集団分析といった基本機能が中心で、操作や設定も比較的シンプルです。改善提案やコンサルティングは含まれない、または限定的な場合が多く、年1回の実施を効率よく回したい企業や、まずは制度対応を優先したい企業に向いています。

※「ー」は要問い合わせ

それぞれのサービスの詳しい紹介は下記からご確認ください。
▼ストレスチェック特化タイプのストレスチェックサービスを詳しく見る

ストレスチェック+改善支援タイプ

ストレスチェック+改善支援タイプは、チェック結果を職場環境の改善につなげることを目的としたサービスです。集団分析レポートの充実や要因分析に加え、改善アクションの提案や専門家による支援を提供するケースがあります。単なる実施にとどめず、やりっぱなしを避けたい企業や、管理職を巻き込んだ改善施策を検討している企業に適したタイプです。

※「ー」は要問い合わせ

それぞれのサービスの詳しい紹介は下記からご確認ください。
ストレスチェック+改善支援タイプのストレスチェックサービスを詳しく見る

健康管理システム一体型タイプ

健康管理システム一体型タイプは、健康管理システムの一機能としてストレスチェックを内包するサービスです。健康診断データや面談記録、就業判定などとあわせて一元管理できる点が特徴で、産業医や保健師との連携を前提とした設計が多く見られます。ストレスチェック単体ではなく、健康管理や産業保健業務全体を効率化したい企業に向いています。

※「ー」は要問い合わせ

それぞれのサービスの詳しい紹介は下記からご確認ください。
健康管理システム一体型タイプのストレスチェックサービスを詳しく見る

ストレスチェックサービスの比較ポイント

ストレスチェックサービスは、いずれも制度対応を前提としていますが、実際の使い勝手や運用負担には大きな差があります。そのため、サービスを比較する際は機能の有無だけでなく、自社の実施体制や従業員構成に照らして、どのポイントを重視すべきかを明確にすることが重要です。

  • 受験方法、対応設問数の柔軟性
  • 多言語受験への対応可否
  • 導入・運用時のサポート範囲
  • セキュリティ性

受験方法、対応設問数の柔軟性

受験方法や設問数の柔軟性は、回答率と運用負担に直結する重要な比較ポイントです。Web受験のみか、スマートフォン対応や紙受験にも対応しているかによって、現場の受け入れやすさが大きく変わります。また、厚労省推奨の57項目に加え、独自設問を追加できるかどうかは、ストレス要因をより深く把握したい場合に影響します。自社の従業員構成や実施目的に合った柔軟性があるかを確認しましょう。

たとえばCarely(ケアリィ)リモート産業保健は、57/80項目の選択に加えて独自設問の追加が可能です。

多言語受験への対応可否

外国籍社員や海外拠点を抱える企業にとって、多言語受験への対応可否は見落としがちな比較ポイントです。日本語以外での受験に対応していない場合、回答率の低下や設問理解のズレが起きやすくなります。英語や中国語など主要言語に対応しているか、翻訳の質が担保されているかを確認することで、全従業員にとって公平で実効性のあるストレスチェック運用が可能になります。

導入・運用時のサポート範囲

ストレスチェックサービスは、導入後の実務負担がサービスによって大きく異なります。初期設定や周知文の作成、未受検者への督促、集団分析レポートの作成などをどこまで支援してくれるかは重要な判断基準です。制度対応はどのサービスでも前提ですが、運用を「自社で抱える作業」がどれだけ残るかを明確にすることで、導入後のミスマッチを防げます。

運用を丸ごと代行するメニューが提供されているサービスも多く、ストレスチェッカーリモート産業保健などが該当します。

セキュリティ性

ストレスチェックでは個人の心理状態という機微な情報を扱うため、セキュリティ性は必須の比較項目です。データの保管場所やアクセス権限の管理、通信や保存時の暗号化、第三者認証(ISMSなど)の有無は必ず確認しましょう。また、誰がどこまで結果を閲覧できるのかといった権限設計が明確であるかも、従業員の不信感を防ぐうえで重要です。

本記事で紹介しているストレスチェックサービスの詳細や具体的料金、紹介しきれなかったサービスについてはこちらから無料でダウンロードできます。

ストレスチェックサービスのサービス資料

\ 稟議や社内提案にも使える!/

ストレスチェックサービスおすすめ比較9選【ストレスチェック特化】

ストレスチェック制度に準拠したストレスチェックを、効率的に実施できるストレスチェックサービスを紹介します。法令対応を目的に、最低限のルールを整備したい企業におすすめです。

ストレスチェッカー

  • 無料プランを提供し、集団分析も追加料金なしで対応
  • ストレスチェック実施事務を委託可能
  • 日本語と英語に対応

ストレスチェックサービス「ストレスチェッカー」 は、官公庁や独立行政法人、大病院など幅広い業種業態で利用実績をもつストレスチェックツールです。受検案内メールの送信者名や文面などをカスタマイズでき、メール記載のURLから受検できます。

実施事務の委託により、回答内容を社内スタッフが閲覧しない環境でチェックを行えるため、受検率の向上と素直な回答の収集が可能です。Web代行プランと紙プランの併用に対応しているほか、Web受験は16か国語、紙受験には15か国語に対応しています。

料金

初期費用・月額費用無料

プラン基本料金年間料金
無料プラン 57問0円0円
Web代行 57問0円250円(税抜)/人
Web代行 80問55,000円250円(税抜)/人
紙プラン 57問22,000円450円(税抜)/人
紙プラン 80問33,000円600円(税抜)/人

※ 年500人以上の実施は120円(税抜)/人。

  • 厚生労働省推奨57問のストレスチェックに対応
  • 組織と個人のストレス状態を可視化
  • 報告書作成に加え電子申請も可能

HRBrain ストレスチェック は、ストレスチェックの実行から集計、結果報告書の電子申請まで可能なシステムです。

回答はパソコンやスマートフォンから行え、個人ダッシュボード上で項目ごとにセルフケアのヒントも提供されます。組織ごとの集計結果のほか、全国平均との差分を把握できます。未回答者や要面談指導者へのリマインドもワンクリックで行えます。

料金

要問い合わせ

  • エンゲージメントサーベイとの統合
  • 労働基準監督署への報告書も簡単に作成・出力
  • 機械学習を活用したAIが分析や改善策のアドバイスをサポート

Wevoxのストレスチェックは、エンゲージメントサーベイと統合された組織改善ツールです。ストレスチェック単体の導入は不可であるものの、Wevoxの利用企業は追加費用なしでストレスチェックを導入できます。膨大なデータによる他社比較や報告書の自動作成機能を備え、運用負荷を抑えながら離職防止や組織活性化を支援します。

料金

月額費用:9万円〜

ミキワメ

  • 法令に完全準拠し、企業規模を問わず無料で利用可能
  • Webブラウザで完結する簡単な導入と操作性
  • 全80項目の詳細な分析による組織課題の発見

ミキワメ は、社員の性格と幸福度をデータ化し、求職や離職の予防を支援するサービスです。ストレスチェックは無料で提供されており、標準項目に加え組織分析に特化した全80項目での調査が可能です。

PCやスマートフォンで手軽に受検でき、CSV出力による詳細な集団分析を通じて、離職防止や職場環境の改善に活用できます。

料金

要問い合わせ(ストレスチェックのみは無料)

CAPSのストレスチェック

  • 自社の産業医を介さずにストレスチェックを実施可能
  • Web受検と紙のマークシートに対応
  • 労働基準監督署への報告をサポート

CAPSストレスチェックサービス は、医師の手配から労基署報告までストレスチェックのトータルサポートを提供しています。PC・スマートデバイス・紙のマークシートによる受検が可能で、Web環境の有無や事業所の所在地を問わずに、ストレスチェックの実施が可能です。サポートも充実しており、集団分析といった各種レポート表示、医師面接指導申出書・社内向け実施告知文のテンプレートなど、多くの機能を備えています。

料金

要問い合わせ

ストレスチェックサービス Wellness Eye

  • Webストレスチェックサービス
  • 充実の集団分析で職場改善に役立つ
  • 納得感のある低コスト

Wellness Eye は、思ったときに簡単にチェックできるを実現したストレスチェックサービスです。長年のソフトバンクグループでの経験・実績をベースとした、ストレスチェックの活用ノウハウが生かされています。

「機能・操作性」に加え、結果の見やすさにも徹底的にこだわった仕様です。ストレスチェックを受けた方にとって考えることが多い部分は、数値・図表・テキストをバランスよく活用することでシンプルに理解してもらえます。

料金

要問い合わせ

ウインスマイル

  • 厚生労働省完全対応のストレスチェック
  • Web受検、マークシート受検、併用から選べる
  • 初期費用・基本料金が無料

ウインスマイル は、ストレスチェックシステムの導入委託サービス会社です。厚生労働省完全対応のストレスチェックを委託でき、Web受検・マークシート受検・併用から選べ、英語・中国語・ベトナム語・ポルトガル語・インドネシア語に無料対応しています。ストレスチェックの導入に必要なアドバイスから、実施・結果・労働基準監督署への報告書作成代行まで、事務的処理を専属スタッフがトータルでサポートします。

「労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度実施マニュアル」に沿った形式でサポート体制を整えており、実施規程の作成方法や調査票の構成・評価・集団分析まで網羅したツールとサービス提供が可能です。産業医の紹介、集団分析、面接勧奨、データの管理・保管は無料です。

料金

要問い合わせ

※2023年に株式会社 ウインスマイルへ事業移管

らくらくストレスチェッカー

  • 多言語対応のストレスチェックサービス
  • 申し込みから利用登録まで5分で完了
  • スマートフォン受検対応

らくらくストレスチェッカー は、株式会社アールサンが提供するWebと外国語に対応したストレスチェック制度完全対応のサービスです。申し込みから利用登録まで5分で完了します。

ストレスチェック質問票と受検結果は、英語・中国語・ベトナム語・インドネシア語・スペイン語・ポルトガル語に無料対応しています。スマートフォン受検にも対応しているので、外国人労働者を多く雇用している企業におすすめです。追加料金なしで、年間を通して何度でもセルフストレスチェックできます。

料金

  • 初期費用:無料
  • 年間基本料金:30,000円
  • 年間利用料金:200円/人

中災防ストレスチェックサービス

  • 2002年から提供しているストレスチェックサービス
  • 紙受検、Web受検、併用受検が可能
  • 各種リポートの結果をもとに職場環境の改善をサポート

中災防ストレスチェックサービス は、中央労働災害防止協会が2002年から提供しているストレスチェックサービスです。ストレスチェックの個人リポート、スタッフ向けリポート、グループごとの各種リポートの結果をもとに、職場環境の改善をサポートします。紙受検、Web受検、併用受検が可能で、オプションで集団集計と多言語対応も可能です。

料金

  • 標準版(57項目)紙受検:400円/人〜
  • 標準版(57項目)Web受検:270円/人〜
  • 80項目版 紙受検:450円/人〜
  • 80項目版 Web受検:360円/人〜
  • 総合版(90項目)紙受検:670円/人〜
  • 総合版(90項目)Web受検:405円/人〜

※すべて税抜

ストレスチェックサービスおすすめ比較8選【ストレスチェック+改善支援タイプ】

ストレスチェック後の改善支援に強みがあるサービスを紹介します。最低限のチェックはできているものの「やりっぱなし」の状態が課題の企業におすすめです。

  • 10集団までの集団分析に追加費用なく対応
  • 紙受検とWeb受検の併用や、従業員ごとの選択実施が可能
  • 紙版ストレスチェックの最低価格を保証

ソシキスイッチ ストレスチェック は、厚生労働省マニュアルに完全準拠したストレスチェックを最低限の費用かつ短期間で実施できるサービスです。集計から出力までをシステム化し、最短2週間で分析結果を納品してくれます。

他社見積からの値引きや複数年利用での割引など、紙版ストレスチェックの最低価格を保証しており、紙でのチェックを数千名規模で行いたい場合でも最低限の費用で実施できるのが魅力です。

料金

プラン基本料金
紙57項目版51,000円(税抜)〜
紙80項目版71,600円(税抜)〜
Web57項目版33,000円(税抜)+1名260円(税抜)〜
Web80項目版53,600円(税抜)+1名312円(税抜)〜

ORIZIN

ピー・シー・エー株式会社
  • ストレスチェック設問数57問・80問対応
  • アジア圏を中心に14か国の言語に対応
  • ストレスチェック以外の設問を設定可能

ORIZIN は、保健師や臨床心理士などの資格を持つ実施者から、手厚いサポートが受けられるストレスチェックサービスです。エンゲージメントといった設問が入った80項目版のストレスチェックを、57項目版と同一料金で対応します。実施者を別で手配する必要がなく、ストレスチェックの準備から実施後のストレスレベルの評価・従業員への結果通知・面談指導勧奨など、業務の大半を実施者が行うため、人事担当者の負担を減らせます。

また、事業所や部署など集団ごとのストレス傾向を分析し、結果と改善案を見やすくレポートにまとめて提供。データをもとに、職場環境の改善に役立てられます。従業員ごとにメールアドレスがなくてもスマートフォンやタブレットで手軽にWeb受検できるため、会社全体のストレスチェック受検率を向上させられるでしょう。

※出典:ピー・シー・エー「ストレスチェックサービス「ORIZIN」 | 製品情報 | ピー・シー・エー株式会社 」(2025年12月23日閲覧)

料金

要問い合わせ

アドバンテッジ タフネス

株式会社アドバンテッジリスクマネジメント
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  • ストレスチェックとエンゲージメント調査の統合
  • 独自指標「メンタルタフネス度」による可視化
  • 分析から改善策まで一気通貫のワンストップ支援

アドバンテッジ タフネスは、ストレスチェックとエンゲージメント調査を統合した組織改善プログラムです。独自の「メンタルタフネス度」で個人の課題を可視化し、膨大なデータを用いた他社比較も可能です。分析から改善策の実行、検証までワンストップで支援し、人事の負担を抑えつつ生産性の高い組織づくりを後押しします。

料金

要問い合わせ

リモート産業保健

  • 産業保健必須業務をまとめてアウトソーシング
  • 50名以上の拠点に加え50名未満の複数拠点もオンラインで対応可能
  • 病院や介護施設向けストレスチェックサービスも提供

リモート産業保健 は、産業医の選任からオンライン面談、ストレスチェックまで代行してくれる産業保健サービスです。産業医と産業看護職の2名体制で、産業保健業務をサポートしてくれます。

訪問のほか、オンライン面談やWeb版ストレスチェック代行、産業保健の実務相談などを月額3万円から利用できます。法定義務を満たしたパッケージサービスですが、ニーズに応じてストレスチェックのスポット対応も可能です。

料金

月額3万円〜

  • ストレスの原因をつきとめられる集団分析
  • 医療情報AIによるストレス軽減のアドバイス
  • 担当プランナーが課題を整理したうえで施策の検討をサポート

STRESCOPE(ストレスコープ) はストレスチェックに加えて、エビデンスに基いた解決策を提案するヘルスケア・サービスです。

職務から人間関係までさまざまなストレスを分析・数値化し、原因究明とストレス軽減に効果的なサポートを行います。ストレスチェックの導入から医師による高ストレス者面談まで、ワンストップで提供。医療情報AIによる、ストレスを軽減するための生活習慣や、快眠実現に向けたアドバイスを発行します。

料金

要問い合わせ

Wemex ストレスチェック

ウィーメックス株式会社
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  • 英語でのWeb受検、紙であれば10か国語以上の受検に対応
  • 最大100問まで設定できる追加設問
  • 人事データと紐づけた属性分析、過年度データとの比較などが可能

ウィーメックス ストレスチェック は、独自のオペレーションに合ったチェックを行えるストレスチェックサービスです。多言語対応やカスタマイズできる設問、集団分析など、運用のための環境構築から分析、課題抽出までサポートしてくれます。


集団分析レポートをもとに、部署や職位、職種などの人事データと紐づけて属性分析を行ったり、集団分析の過年度データと比較したりできます。提供される健康経営につながるコメントや分析レポートにより、職場環境の改善も可能です。

料金

  • 紙版 :8,000円〜(10名単位)
  • Web版:6,000円〜(10名単位)

COCOMUストレスチェックサービス

  • 年2,500以上の事業所の利用実績
  • 数万人規模のストレスチェックに対応
  • メールアドレスがなくてもWeb受検可能

COCOMUストレスチェックサービス は、大人数にも対応できるストレスチェックサービスです。紙面受検のほか、メールアドレスがなくてもWeb受検できる独自の実施方法も提供しています。職業性ストレス簡易調査票(57項目)のほか、エンゲージメントも測定できる80項目も用意しています。

数万人規模のストレスチェック設計で、オーダーメイドも可能です。専任コンサルタントやカウンセラーが、ストレスチェック実施から職場改善まで支援します。ストレスチェック後の集団分析や、メンタルヘルス研修、定期カウンセリングなどカウンセラーサービスも充実しています。

※出典:ここむ「ストレスチェックサービス|大企業への提供実績多数・セミオーダー可能 – ここむ株式会社 」(2025年12月23日閲覧)

料金

  • 基本利用料:20,000円
  • 用紙版:450~円/人
  • Web版:250円~/人
  • 80項目版:紙、Webともに+150円/人

CAMのストレスチェックサービス

  • ストレスチェック項目は厚労省推薦の57項目
  • スマートデバイス、PC、紙の調査票に対応
  • 1クリックで面接対象者へ通知

株式会社キャムテックのストレスチェック は、チェック・ケア・改善をトータルサポートするストレスチェック・アウトソーシングサービスです。ストレスチェック項目は、厚生労働省推薦の57項目に対応しています。

サービス内容は、ストレスチェック、「ドクタートラスト」との提携による産業医紹介、認知行動療法に基づくセルフケアプログラムを含みます。ストレスに強い職場、自浄作用のある職場を作るために、全社的なケアや組織改善をサポートする、オプション項目も利用可能です。

料金

  • 初期費用:55,000円
  • Web実施:440円/人
  • 紙実施:550円/人(郵送料別途)

ストレスチェックサービスおすすめ比較4選【健康管理システム一体型タイプ】

健康管理システムと一体型のストレスチェックサービスを紹介します。従業員数が多い企業や、健診データの一元管理に課題がある企業におすすめです。

  • 労働安全衛生法で定められている健康情報を一元管理
  • 従業員の健康保持・増進アドバイス
  • 生産性向上・組織活性化までフォロー

Carely(ケアリィ) は、健康診断やストレスチェック、過重労働対策などの複雑な業務をクラウドシステムで効率化します。紙の健康診断結果のデータ化や勤怠システムとの連携にも対応し、入退社・部署異動での従業員情報変更も一括操作が可能です。

義務付けられている法定健診や産業医の選任など、初めてではわからないことも丁寧にサポートしてくれます。もちろん、高ストレス者のケアや情報の一元管理などもできるので、安心して利用できます。

料金

  • 初期費用:要問い合わせ
  • 月額料金:要問い合わせ
    ※1,000名以上の企業ではボリュームディスカウントあり

けんさぽ

株式会社Personal Health Tech
  • 柔軟な受検形式と選べる設問数
  • 高ストレス者への自動フォローと分析機能
  • 運用工数を大幅に削減するトータルサポート

「けんさぽ」は、月額100円から導入できる、運用の手間を徹底的に省いた健康管理サービスです。最大120問のストレスチェックが同一料金で実施でき、スマホアプリや紙など多様な形式に対応。高ストレス者への自動リマインドや産業医紹介、報告書の自動作成まで網羅し、人事担当者の負担を最小限に抑えながら確実なメンタルヘルス対策を実現します。

料金

月額:1名100円〜

健康管理システムHealthCoreは、ストレスチェック機能を標準搭載した健康管理システムです。健診結果や残業データと掛け合わせた「多重リスク管理」により、不調リスクのある従業員を多角的に捉え、早期発見・フォローを実現します。豊富な分析機能と事務工数の削減を両立し、戦略的なウェルビーイング経営の推進を強力に支援します。

料金

要問い合わせ

mediment

  • 健診管理業務からデータ分析、個別のサポートまで一元管理
  • 追加費用なしで有機溶剤や特定化学物質などの特殊健診データに対応
  • 人間ドック協会の基準をもとにした集団分析機能を搭載

mediment は、産業医とのオンライン面談やPCR検査の申し込みなど、新型コロナウィルス感染症対策に対応した健康管理システムです。Webや紙、QRコードからストレスチェックを受検でき、13言語に対応しています。

健診の未受検者や高ストレス者を抽出し、受診推奨メールを一括送信できます。ストレスチェックの自動判定や健診結果の集団分析により、高リスク者や部署単位で抱える問題を可視化できるので、個別フォローや職場改善に役立ちます。

料金

要問い合わせ

ストレスチェックサービスを利用した実施フローと役割分担

ストレスチェック業務は一連の流れで進みますが、工程ごとに人事担当者の関与の仕方や注意点は大きく異なります。ここでは、サービスを利用した場合の実施フローを工程別に整理します。

1.準備(体制設計、設問設定、周知)

準備段階では、人事担当者が中心となり、実施者(医師等)の選任や社内の役割分担を整理します。サービス側は、調査票や受検環境の設定、部署単位など集団分析区分の登録を支援します。従業員に対しては、人事が実施目的や個人結果の扱いを説明し、安心して回答できる環境を整えることが求められます。

2.受検(配信、回答、督促)

受検工程では、サービス側が受検画面の提供や回答データの管理を担い、人事担当者は社内周知や受検状況の把握を行います。従業員は指定された期間内に回答を行い、未受検者がいる場合は人事が対応します。受検方法に関する問い合わせ対応の役割分担も、この段階で明確にしておく必要があります。

3.高ストレス者対応(面接勧奨、産業医連携)

高ストレス者が抽出された後は、サービス側が結果データを整理し、人事は本人への結果通知や面接勧奨の案内を行います。医師による面接指導の実施は産業医が担い、人事は日程調整や対応状況の管理に徹します。個別の評価や判断には踏み込まず、制度に沿った役割分担を守ることが重要です。

4.集団分析の共有、職場環境改善

集団分析では、サービス側が部署別などの分析結果を作成し、人事が内容を整理したうえで衛生委員会や管理職へ共有します。管理職は結果を踏まえて職場の課題を認識し、必要に応じて改善施策を検討します。人事は全体の進行管理を担い、次回実施に向けた振り返りを行いましょう。

ストレスチェックサービスを導入するメリット

ストレスチェックサービスを導入する主なメリットは次のとおりです。

  • ストレスチェック業務を効率化できる
  • 職場改善や従業員のケアにつながる
  • 健康診断データと一元管理できる
  • 健康経営・ウェルビーイング経営の実現につながる

ストレスチェック業務を効率化できる

ほとんどのサービスはストレスチェックをWeb上で実施できるため、アンケートの準備・配布・集計を簡単な操作で行えます。
ダッシュボードや管理画面から受検状況や結果を確認でき、高リスク者の抽出や未受検者への通知なども容易です。そのため、手動での実施に比べて事務作業を効率化できます。

また、受検者はパソコンやスマートフォンで回答できるため、回答率が向上し催促の手間を省くことも期待できます。ストレスチェック後に必要な、産業医の面談設定や労働基準監督署への提出文書のテンプレートや作成サポートがあると、さらに業務の効率化が可能です。

職場改善や従業員のケアにつながる

ストレスチェックを通じて組織状態が可視化されるため、状態に応じた職場改善や従業員のケアを検討しやすくなります。集団分析機能やレポート機能があればより具体的な施策に落とし込めるでしょう。

従業員にとっても自身のストレス・メンタル状態の把握ができるため、セルフケアのきっかけになり得ます。

健康診断データと一元管理できる

ストレスチェックだけでなく、従業員の健康管理を行いたい場合は、健康診断やストレスチェックなどの健康データを一元管理できる健康管理システム一体型タイプがおすすめです。それぞれのデータをシステム上でまとめて管理が可能、労働基準監督署への報告書も作成できるなど、健康管理に伴う業務を効率化できます。

勤務状況とストレスの関係を把握したい場合は、勤怠管理システムと連携できるストレスチェックサービスを検討しましょう。

健康経営・ウェルビーイング経営の実現につながる

経営陣は、ストレスチェックサービスの集団分析レポートを参考に、健康経営やウェルビーイング経営に生かせる施策の実施が可能です。 積極的な従業員への投資は「人的資本経営」として株主や投資家からも歓迎されるため、企業の持続的な競争力強化にもつながります。

ストレスチェックサービスの導入にあたってよくある質問

最後に、ストレスチェックサービスの導入や選定にあたってよくある質問を取り上げます。

価格が安いサービスと高いサービスの違いは何ですか?

価格差の主な理由は、実務をどこまでサービス側が支援するかにあります。安価なサービスは、ストレスチェックの実施や基本的な集計に機能を絞っているケースが多く、人事側の作業が前提となります。一方、価格が高いサービスでは、初期設定や集団分析の整理、結果共有に向けた資料作成などの支援が含まれることがあります。自社で対応できる業務範囲を踏まえて、価格の妥当性を判断することが重要です。

自社の規模や業種によって、選ぶべきサービスは変わりますか?

従業員規模が小さい場合は、運用負担を抑えて実施できるシンプルなサービスが向いています。一方、従業員数が多い企業や拠点・職種が多様な企業では、受検管理や集団分析を効率化できる機能が求められます。また、製造業や現場系の職場では紙受検やスマートフォン対応が重要になるなど、業種や就業環境によって必要な機能は異なります

中小企業向けのストレスチェックサービスは下記記事で解説しているため、ご参考ください。

無料で使えるストレスチェックサービスはありますか?

一部には無料で利用できるストレスチェックサービスや、無料プランを提供しているものがあります。ただし、多くの場合、受検人数や機能が制限され、集団分析や運用支援が含まれないケースがほとんどです。

また、厚生労働省は企業が自社でストレスチェックを実施できる「厚生労働省版ストレスチェック実施プログラム」を無償提供しており、受検・結果出力・集団分析などの機能を自社で使うこともできます。ただしこのプログラムはあくまで事業場で実施するためのツールであり、運用や実施者の確保、結果の活用までは自社で行う必要があります。実務負担や継続運用を想定したうえで検討してみましょう。

無料で使用できるサービスは下記記事で紹介しています。

Excel運用から切り替えるメリットは何ですか?

Excel運用から切り替える最大のメリットは、作業負担と属人化を減らせる点です。受検状況の管理や集計、個人結果の通知などを手作業で行う必要がなくなり、ミスの防止にもつながります。また、過去データの管理や集団分析が容易になり、担当者が変わっても運用を引き継ぎやすくなります。制度対応を安定して続けるうえで、実務面の安心感が得られます。

ストレスチェックサービスを活用して健康経営・ウェルビーイング経営を目指そう!

ストレスチェックサービスは、生産性の向上から離職率の低下や職場環境の改善といったメリットがあり、健康経営・ウェルビーイング経営や人的資本経営につながるサービスです。
ただし、ストレスチェックの実施自体が社内の負担となり、業務に支障を出すわけにはいきません。

効果的なストレスチェックを行うために、自社に適したサービスを比較検討してみましょう。集団分析まで行えるサービスも多くあるので、選ぶときのポイントとしてチェックすることをおすすめします。

ストレスチェックサービスをより深く検討したい方は、サービス資料を請求し比較するとよいでしょう。

ストレスチェック後の集団分析については、こちらの記事で詳しく紹介しているので、チェックしてみてください。

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