転職面接の自己紹介例文 | 話す内容やポイント・流れ - 簡潔がコツ!
面接官が最初に自己紹介を求める最大の狙いは、「今までのキャリアを簡潔に要約して伝える能力があるか」を見極めるためです。
「簡潔に話す」「わかりやすく話す」というのは、あらゆるビジネスシーンにおいて必要とされる能力。自己紹介を聞けば経歴だけでなく、要約してわかりやすく話す能力をすぐに把握できます。
そんな自己紹介の例文やポイント、話す流れ・内容について解説します。
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転職面接における自己紹介はなぜ重要?
自己紹介は第一印象を決定づける重要なプロセスです。
面接官は「この人はどういう人物か?」を自己紹介で見極めます。そのため、上手く話せれば面接も良い流れに乗りますし、最終的に採用される可能性も上がります。
自己紹介の重要なポイント
人間は第一印象の影響を大きく受けるといわれています。効果的な自己紹介ができれば後の印象がよくなります。逆に「なんとなく雰囲気が暗い」「覇気がない」といったネガティブな印象をもたれると、挽回するのは難しいでしょう。
自己紹介で重要なのは、面接官がなぜ自己紹介をさせるのかを考えることです。転職希望者が自社で活躍してくれるのか見極めるのが目的です。自己紹介は気にしなくてよいという声もありますが、重要な判断基準であることは覚えておきましょう。
また、短い時間で必要な要素をきちんと盛り込むことも重要です。どうしても自分のことを理解してもらおうと長々と話し続けてしまいますが、これは絶対にNGです。基本的には、1分以内を目安としましょう。大学卒業から今に至るまでの職務経験や身につけたスキルを伝え、「本日は宜しくお願いします」と締めましょう。
短い分にはあまり減点になりませんので、自己紹介については「とにかく短く簡潔に」を鉄則としてください。
自己紹介の大まかな流れ
自己紹介の例文をチェックする前に、流れを確認しましょう。話す長さにもよりますが、おおまかに分けて自己紹介はこの流れで行いましょう。
それぞれどのように自己紹介すればいいのかを解説していきます。
氏名や前職
氏名や前職といった基本的な情報を話します。職務経験や転職理由の方が重要なので、ここは一言二言で済ませましょう。面接のはじめにあたるこれらの事項は、いかに丁寧にゆっくり話せるかが重要です。第一印象で採用か否かが決まることもあります。
職務経歴
これまでの職務経歴を順に話します。後に具体的な話をするので概要を述べることにとどめましょう。どのような面接官が応募書類を確認しながら、不明なところを補足する進め方もあります。
転職理由
転職にいたった背景を話します。転職したい理由を虚実なく話すのは重要ですが、ネガティブな内容は印象がよくありません。これからどのように改善したいかに焦点をあてて簡潔に話しましょう。
志望動機
志望動機も簡単にでよいので述べましょう。あらかじめ企業をよく調べておいて、なぜこの企業に入りたいのかをうまく説明できるようにしましょう。漠然とした理由では説得力がありません。
自己紹介の例文
自己紹介の例文をチェックしましょう。次の内容を押さえ、長くても3分程度で完結するように話しましょう。面接官から時間指定があった場合はそれにしたがってください。
氏名や前職
自己紹介を求められたら、まず自分の氏名や前職を伝えます。長々と語る必要はありません。1~3分程度で話ましょう。面接官と信頼関係を築くための第一歩を踏み出します。
私は佐藤太郎と申します。現在スマートキャンプ株式会社の営業部門に所属しています。
職務経験の概要
職務経歴の概要を伝えます。あまりに短すぎるのは問題ですが、少し短めで問題ありません。むしろ序盤から自己アピールしすぎると不信感を持たれます。どんな仕事をしてきたかをシンプルに伝えましょう。
新卒でボクシル株式会社に入社し、3年間マーケティングを担当しました。その後現職のスマートキャンプ株式会社に入社しました。営業部門に所属しており、新規顧客の開拓を担当しております。
職務経験での成果
職場で達成した成果について説明します。この部分では自己アピールを端的に話してもかまいません。ただし、長々と続けると自慢話に聞こえかねません。要点に絞って伝えましょう。
ボクシル株式会社のマーケティング業務では顧客満足度の向上に努め、3年間で120%の売上増加を達成できました。スマートキャンプ株式会社の営業業務では新規顧客の開拓を進め、営業成績1位を獲得しました。
職務経験から学んだこと
仕事を通じて培ったスキル・ノウハウについて説明します。転職面接では即戦力になる人材かを見極ています。企業がどのような人材を求めているのか調べ、それに合致するようにアピールしましょう。
新規顧客と数多くの商談を行った結果、本質を見抜くことの重要性に気が付きました。商談相手の話している問題が本当の問題とは限らないためです。
転職先への貢献方法
転職先でどのように貢献をしたいか、どんなことにチャレンジしたいかを説明します。このパートが自己紹介の締めにあたります。面接官にポジティブなメッセージを伝えて、締めましょう。
以上の経験を活かし、御社で既存顧客のサポートに挑戦し売上向上に貢献したいと考えております。
自己紹介のポイント
自己紹介の大まかな流れと例文を解説しました。注意すべきポイントも見ていきましょう。
職務経験や自分の強みをまとめる際には、次の点に気を付けましょう。どんなに良い内容を準備しても、時間制約や伝え方で印象は変わります。
指定時間の厳守
指定された時間は守りましょう。時間について言及されなかったとしても、無意味に長々と話してはいけません。設定された時間をオーバーしては常識がないと判断せれかねません。
冒頭の自己紹介は1~3分程度、特に1分以内のケースが多く見られます。1分程度のバージョンと3分程度のバージョンを使い分けられるとベストです。
ゆっくりと大きな声
自己紹介で第一印象はほぼ固まります。高い評価・良い印象を持ってもらうために大きな声でゆっくりと話すことが大切です。
声が大きいと自信を持っているように見えますし、ゆっくりと話した方が堂々として見えます。反対に声が小さかったり、話すスピードが早かったりすると情けなく見えます。
自己紹介で話すべき内容
これまでの経験や実績の説明に重きを置きましょう。また全体をとおして、社会人としての常識やプレゼンの能力がチェックされています。そのためプライベートについて話すのは避けましょう。
職務経験について
職務経歴は面接官が気になる内容です。
どのような業界で仕事をしていたのか、どんな業務に携わっていたのか、役職は何だったのかなど要点をまとめて説明しましょう。興味をもってもらいたいポイントは、少し付け足して話しても大丈夫です。
職務経歴をしっかり話せるように、職務経歴書をしっかり書いておきましょう。
実績やスキル・技能について
特別なスキルや目立った実績がある場合は、ぜひ説明しておきましょう。応募資格として何らかのスキルが推奨されている場合は必須です。
企業は即戦力を求めているので、前職での実績をアピールすると効果です。「営業マネージャーとして3年連続○○%の成長を実現した」のように、数値を示しながら説明すると説得力が増します。
転職理由や志望動機について
自己紹介で転職理由や志望動機の概要を説明し、後で面接官に質問してもらう方法があります。
露骨な概要説明は逆効果になりますが、準備した回答を話せない状況ももったいないです。これだけは聞いてほしいという事柄は、ある程度主張しても問題ないでしょう。長々と話すのはNGで、要点だけを手短に話しましょう。
転職面接の自己紹介が不安なら「転職サイト・エージェント」で対策を
転職面接の自己紹介に関する、大まかな流れや具体的なコツ・ノウハウを紹介しました。
よい印象をもってもらうには、シミュレーションが重要です。特に自己紹介は徹底的に練習しておきましょう。面接官の心を掴めれば、自己紹介の後も有利に進められます。
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転職活動への準備も万全にしておこう
転職活動では、転職サイトを選ぶだけでなく入念な事前準備をしておくことがおすすめです
まずは転職に最適な時期を把握し、自身の年齢や職業に合わせたサイトに登録、履歴書や職務経歴書の準備をして、面接マナーなどを知っておきましょう。
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