出荷管理システム比較6選!おすすめサービス・業務内容・導入事例

出荷管理をシステムで効率化すべき理由
ECサイトの出荷管理業務とはどのようなものか知っていますか?出荷管理業務をエクセルなどを使って自社で行っている企業もたくさんありますが、最近では出荷管理システムを導入する企業が増えて来ました。
そこで本記事では、出荷管理の業務内容・導入事例について解説し、さらにおすすめの出荷管理システム6選を紹介します。
出荷管理に役立つ生産管理や販売管理についてさらに詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
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出荷管理の業務内容とは
出荷管理の業務内容は大きく分けて5つあります。以下では、具体的な業務内容について簡単に解説します。
出荷指示書の作成
出荷指示書は、クライアントから送られてくる受注伝票をもとに、出荷する商品の種類と個数を確認して作成します。この時、商品の納期の早いものから準備・着手することがポイントです。
出荷準備と必要書類の作成
次は、出荷指示書をもとに、出荷準備と必要書類の作成を行います。出荷のための必要書類は、基本的には納品書・納品書の控え・受領書・領収書の4つです。

出荷納品
出荷納品の準備が整ったら、クライアントへの商品を引き渡しを行います。
引き渡しの際に、納品書・納品書の控え・受領書の内容確認を行います。内容に間違いがなければ、受領書にサインもしくは捺印をもらい、領収書と納品書の控えを預かります。
売上伝票の作成
商品の引き渡し後は、預かった領収書と納品書の控えをもとに売上伝票の作成を行います。売上伝票には、売上日・出荷番号・商品名・金額などの必要項目を必ず記入します。
取引の記帳
売上が確定したら、売上伝票と受領書をもとに帳簿に記帳します。クライアントとの商品の受け取りについてのトラブル防止のために、受領書をしっかりと保管することがポイントです。
また、支払いが現金ではなく後日の銀行振込である場合には、売掛け金を記帳しなくてはなりません。
出荷管理システム比較6選
出荷管理におすすめのシステム紹介します。今後出荷管理システムの導入を検討している企業の方は、自社に適したサービスを探してみてはいかがでしょうか。
コマースロボ - 株式会社コマースロボティクス
- 利用社数568社、年間受注件数2,500万件以上※
- 複数のカート/モール、宅配会社、後払い会社とデータ連携
- データ変換、同梱処理などの煩雑な作業も自動化
コマースロボは、受注から出荷までの処理を自動化できる特許取得済のEC自動出荷システムです。複数のロボット機能を内蔵し、注文確認や発送通知メール送信、住所チェックなど受注処理を自動化できます。
ダッシュボード上で入出荷や在庫状況、返品業務の進捗を確認でき、在庫アラート機能も搭載しているため、在庫不足商品の管理にも役立ちます。
※コマースロボ公式サイトより(2022年10月閲覧)
- 自社のEC出荷作業をクラウドで70%削減
- 作業をクラウドで一元管理
- 商品画像を見ながらピッキング
ロジクラは、商品画像を見ながらピッキングできるスモールEC向けのベストソリューションです。2018年3月から世界最大級のECプラットフォーム「Shopify」と正式API連携したこともあり、これまで以上に検品の作業など物流作業を効率化できるようになりました。
キャムマックス - 株式会社キャム
- 10年後の経営を見据えたIT投資
- 申し込みから1週間で利用可能
- 標準機能 + カスタマイズが可能
キャムマックスは、WEBブラウザで利用できるクラウド型ERPです。標準機能 + カスタマイズが可能であり、導入がスムーズです。業務との適合性を高めるため、業種に合わせて4つのプランから選べます。
世界No.1のクラウドERPシステム 「NetSuite」(在庫管理) - Shearwater Japan
- 世界中に普及しているクラウドERPソリューション
- クラウドERPソリューションを採用
- 組み込まれたビジネスインテリジェンス
NetSuiteは、世界中で普及しているクラウドERPソリューションです。企業は業務に集中できるようになり、迅速かつ的確な新たな市場機会への対応が可能になります。拡張性に優れた経営管理システムのため、企業の成長に合わせて機能を追加やカスタマイズができます。
- 個別受注型に特化した実績
- OA(オフィスオートメーション)効果
- 進捗・納期管理の強化と原価低減効果
TECHS-Sは、個別受注型の機械・装置業様向けに開発された、 中小中堅企業のための生産管理システムです。生産管理システム部門の出荷本数で、9年連続No.1を獲得しており、オフィスオートメーション効果や進捗・納期管理の強化と原価低減効果を期待できます。
クロスマ
- 併売に必要なあらゆる作業を“ほぼ全自動”で完結
- 販売手数料が安い
- ライバル不在の商品群多数
AMAYAFU!(アマヤフ!)は、AmazonとYahoo!ショッピング併売に必要なあらゆる作業を“ほぼ全自動”で完結させることが可能です。無駄な作業コストをかけずに「売上」「利益率」「在庫回転」「キャッシュフロー」を最大化するソリューションであるため、売上を最大化できます。
出荷管理システムの導入事例
出荷管理システムの導入事例を紹介します。実際にどんな課題をどのように改善したのかを具体的な会社名をあげて紹介するので、現在出荷管理システムの導入を検討している企業の方は、参考にしてみてください。
はぐくみプラス:業務量が約2分の1に

事業内容:健康食品の販売
課題
以前は電話を使った注文入力機能に特化したシステムを利用していましたが、売上が増えるにつれて配送業務が複雑化してしまい、人力での手作業に時間とコストがかかっていました。
効果
たまごリピートを導入後、配送する注文データを自動で出力できるようになり、導入前より全体の業務量を約2分の1に減らすことに成功しました。
さらに、正確な数字で売上分析できるようになったため、より効率的な売上管理ができるようになりました。
ウエルネス・ラボ:現在の出荷量は導入前の30倍になった

事業内容:健康食品の販売
課題
以前は、注文管理をエクセルで行っていたため、定期的な購入注文の管理が煩雑であり、顧客側が指定できる到着日は月に3回ほどしかありませんでした。
そのため、出荷業務に時間を奪われ、広報や販促に注力できませんでした。
効果
たまごリピートを導入したことによって、定期購入の注文管理にかかる工数が減り、空いた時間を有効活用して販促活動を実施した結果、現在の出荷量は導入前の30倍になりました。
また、到着日に制限がなくなり顧客の拡大につながりました。
システム導入で効率的な出荷管理を!
現状、出荷管理を自社のエクセルや創業時に導入したシステムのまま行っている企業の方は多いのではないでしょうか。
最新のシステムを活用が、売り上げの向上やもっと幅広いビジネス展開の第一歩かもしれません。
ミスのない新しい出荷管理システムへの変更を行うことで、効率的なビジネスを実現させましょう。
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