在庫管理アプリ比較おすすめ11選 - iPhone・Android【無料あり】

目次を閉じる
- 在庫管理アプリとは
- 在庫管理アプリの機能
- 在庫データの登録・管理
- QRコード関連付け
- 自動発注アラート
- 在庫管理アプリの選び方
- 有料か無料か
- QRコードやバーコードをスキャンできるか
- 発注アラートが搭載されているか
- 在庫管理アプリおすすめ比較6選【無料】
- ロジクラ
- Amazon Seller
- Tana
- zaico
- カラーミーショップ
- ハウメニ
- 在庫管理アプリおすすめ比較5選【有料】
- ユビレジ
- ナノ倉庫
- バーコード スキャナーと在庫管理
- NEXPO
- i在庫管理
- 在庫管理アプリを導入するメリット
- 過剰在庫が少なくなる
- 在庫切れを事前に防げる
- ヒューマンエラーを防止できる
- スマートフォンやタブレットでスピーディーに管理・共有
- 低価格で利用できる
- 誰でも使いやすい
- クラウド同期で場所を問わずにデータ共有
- 在庫管理アプリのデメリット
- システム導入までに時間がかかる
- コストが発生する
- 無料アプリの機能制限
- 在庫管理アプリ導入の注意点
- 生産管理アプリとの兼ね合い
- 自動化できる範囲
- 情報漏えいの防止
- ビジネスモデルに最適な在庫管理アプリを選ぼう
- BOXILとは
在庫管理アプリとは
在庫管理アプリとは、在庫の入出庫や棚卸しを自動で管理してくれるアプリのことです。スマートフォンやタブレットで操作できるので、現場で手軽に利用できるのがメリットです。
デバイス搭載のカメラによるスキャンができるアプリもあり、パソコンで操作する在庫管理システムとは異なる強みがあります。
パソコンで操作できる在庫管理システムはこちらをチェックしてください。
在庫管理の方法については、次の記事で詳しく解説しています。

【関連記事】
・ERPの比較
・受発注システムの比較
・出荷管理システムの比較
・販売管理システムの比較
・購買管理システムの比較
・物流管理システムの比較
在庫管理アプリの機能
在庫管理アプリには主に次の機能が搭載されています。
- 在庫データの登録・管理
- QRコード関連付け
- 自動発注アラート
在庫データの登録・管理
在庫管理アプリで一番重要なのが、在庫データの登録と管理です。一度データを登録すれば検索できるので、効率的な在庫管理が可能になります。
なかには写真を同時に登録できるアプリもあります。画像と名称が一致すれば不慣れな従業員でも在庫を管理しやすくなるでしょう。
QRコード関連付け
在庫データと関連付ければ、アプリでQRコードを読み取るだけで在庫データを確認できます。従来のバーコードと使い分けることで、活用の幅を広げられるでしょう。
自動発注アラート
在庫が少なくなったら、自動で発注するようにアラートする機能です。アラートにあわせて発注すればよいので、在庫切れを防ぎやすくなります。
在庫管理アプリの選び方
在庫管理アプリを導入検討している場合は、次のポイントを意識して選んでみましょう。
- 有料か無料か
- QRコードやバーコードをスキャンできるか
- 発注アラートが搭載されているか
それぞれのポイントを解説します。
有料か無料か
在庫管理アプリには、有料のものと無料のアプリがあります。在庫が少量なら無料アプリからはじめ、規模が大きくなってきたら有料プランにグレードアップするのもよいでしょう。
有料アプリの中には、月額制や使った分だけ支払う従量課金制があります。自社がどれくらいの規模で使用するのか、予算を考慮しながら選択してください。
QRコードやバーコードをスキャンできるか
在庫が多くなってくると、どうしても作業効率が悪くなりがちです。その点、QRコードやバーコードスキャンに対応しているアプリなら、商品をスキャンするだけで在庫管理ができるので、作業のスピードアップが見込めます。
商品登録をアプリで簡単に行えるので、在庫管理の作業効率化を図りたい場合は、とくに注目しておきたい機能です。
発注アラートが搭載されているか
在庫管理では、在庫切れをしないように商品状況を把握することが大切です。気づいたら商品が不足し発注の遅れるリスク回避に、発注アラートが役立ちます。
アプリに発注アラートが搭載されていれば、在庫が少なくなったとき、スマートフォンに事前に通知してくれます。扱う品数が多い場合は、とくに重宝するのでぜひチェックしておきましょう。
在庫管理アプリおすすめ比較6選【無料】
無料から使えるおすすめ在庫管理アプリを比較紹介します。
- 複数の拠点の在庫管理を一元化できる
- iPhoneのみで検品システムを構築可能
- スマートフォンと連携して高速スキャンが可能
ロジクラは、バーコードラベル発行機能やカメラによる検品機能をiPhoneで行う無料の在庫管理アプリです。複数ユーザーや複数拠点での管理に対応しています。バーコードリーダーを新規に買わずとも、iPhoneで作業をまかなえるため簡単に在庫管理ができます。
在庫ロケーション管理や受注システムとの連携など、本格的な在庫管理機能を搭載。ECの在庫管理におすすめのアプリです。
※2023年6月8日に無料プラン終了
※ ロジクラ公式サイトより
Amazon Seller
- Amazonの出品・返品など一連の作業を一括して行えるアプリ
- 購入者からの質問にも回答可能
- 商品の売り上げ状況を閲覧でき、ネットショッピング運営しやすい
Amazon Sellerは、売上予測・出品・写真撮影・在庫管理・返品の管理など、Amazonでの出品のほぼすべてを管理できる無料アプリです。商品在庫確認、画像検索・バーコード検索といった、在庫管理に必要なひととおりの機能を網羅。次回の支払い日やサポートへの問い合わせを一貫して行えるのもうれしいポイントです。
Tana
- いいねボタンを搭載し、さりげないコミュニケーションも取れる
- 高水準のセキュリティシステムを搭載
- 11種類のバーコードスキャンに対応
Tanaは、iPhoneやAndroidからバーコードを読むだけで在庫管理ができるアプリです。在庫の入れ替えや棚卸しの操作が簡単で、在庫データが自動バックアップされる強みがあります。個人利用であれば無料で使えるのも魅力です。
また、高水準のセキュリティシステムもTanaの特徴。バックアップも3重で行われるので、データの破損のリスクが心配な方にも向いています。セキュリティ重視のアプリを探しているなら要チェックです。
- 在庫データをリアルタイム共有
- QR・バーコード対応
- 低価格の有料プランを用意
zaicoは、複雑な操作や高額なハードウェアを必要としない在庫管理アプリです。パソコンやスマートフォンから利用でき、初心者でも使いやすく、在庫データをリアルタイムに共有できます。無料プランは、データ登録が最大200件に制限されています。
有料版でも低価格から始められ、31日間の無料お試しも利用できるので、低コストで在庫管理可能なアプリを探している場合におすすめです。
- カラーミーショップの無料公式アプリ
- 商品管理の1機能として在庫管理が可能
- 永年無料のフリープランあり
カラーミーショップは、フリープランのあるネットショップ運営サービス「カラーミーショップ」の無料公式アプリです。受注から発送、在庫管理までをアプリ1つで実施します。スマートフォンがあれば、好きな場所から時間を問わずに在庫状況を確認可能です。注文が来たときもプッシュ通知でお知らせ。通知を受けたら、すぐに対応しやすいところもメリットです。
ハウメニ
- iPad・iPhone対応の完全無料の在庫管理アプリ
- 商品登録数は50件まで
- QRコードやバーコードをスキャン
ハウメニは、株式会社スイートスポットが提供している完全無料のアプリです。入庫・出庫登録はもちろん、シンプルな操作で素早く簡単に在庫管理ができます。スマートフォンのカメラを使ってQRコードやバーコードをスキャンし、データの登録や検索が可能。データはクラウドに保管されるので、スマートフォンが故障してもデータは安全です。商品登録数は50件までで有料プランもないので、利用の際は注意が必要です。
在庫管理アプリおすすめ比較5選【有料】
ボクシル厳選の有料の在庫管理アプリを紹介します。iPhoneやiPadで利用できるアプリとAndroidで利用できるアプリがあるので、利用環境に対応しているかどうか注意しましょう。
- バーコードスキャンでスピーディーに
- 在庫データから発注点を自動で算出
- POSシステムとの連携すれば在庫数をリアルタイムで更新可能
ユビレジ 在庫管理は、ユビレジと連携し販売数を反映できる在庫管理アプリです。バーコードスキャンで管理できるため作業時間を減らしつつ、ミスを抑えられます。在庫の変動を予測し、発注のアラートを通知してくれます。
iPadやiPhoneがあれば、導入可能なため、法人だけでなく個人事業主にも使いやすいアプリです。在庫関連のコスト管理を行いたい場合にも適しています。
ナノ倉庫
- iPhoneやiPadで在庫を管理
- 運営コストや保管コストを抑制
- iCloudでデータを管理
ナノ倉庫 - 在庫及び販売の管理は、iPhoneやiPadでデータを扱うため、専用の端末を必要としないアプリです。メールやiCloudと連携してスムーズに在庫や販売を管理できます。
バーコード スキャナーと在庫管理
- オフラインでも利用可能な米国製アプリ
- バーコードをカメラで読み取るだけで情報入手
- クラウドで提携してデータの共有
バーコード スキャナーと在庫管理は、スマートフォンでバーコードをスキャンし在庫管理するアプリです。複数の通貨に対応しており、海外の商品を扱う際に便利です。オフラインでも利用できます。手作業の在庫管理をデジタルに変更したいと検討している、個人事業主や中小企業で使いやすいアプリです。
NEXPO
- 在庫管理・売上分析ができる
- iPadでPOSレジ機能を管理できる
- 安くても、基本機能が備わったPOSレジ
NEXPO POSレジは、月額2,940円で在庫管理のできるiPad専用POSレジアプリです。在庫管理だけでなく、顧客管理や売上管理の機能も搭載しています。在庫のリアルタイム管理も可能。直感的な操作でわかりやすく、使い勝手のよさも魅力です。
i在庫管理
- 1品目多階層に対応
- 在庫が切れそうな品目をマーク
- 棚卸で在庫金額の把握
i在庫管理は、日本製の小規模企業向け在庫管理アプリです。在庫切れの予想される品目にはマークが表示されるため、発注のミスを減らせます。在庫推移や予定在庫の変動をグラフで表示します。
在庫管理アプリを導入するメリット
在庫管理アプリを導入するメリットは次のとおりです。
- 過剰在庫が少なくなる
- 在庫切れを事前に防げる
- ヒューマンエラーを防止できる
- スマートフォンやタブレットでスピーディーに管理・共有
- 低価格で利用できる
- 誰でも使いやすい
- クラウド同期で時間や場所を問わずにデータ共有
過剰在庫が少なくなる
在庫管理システムを使えば、販売や仕入れデータから需要予測を立てられるので、過剰在庫を減らしやすくなります。リアルタイムでチェックできるツールなら、常に最新の在庫状況を把握できるのでより正確な管理が可能です。
在庫切れを事前に防げる
在庫管理データから在庫の減少を常に監視できるので、在庫切れを事前に防げます。なかには一定の在庫を切った場合にアラートを出してくれるシステムもあります。
ヒューマンエラーを防止できる
Excelやスプレッドシートで在庫管理していると、ヒューマンエラーが起きがちです。その点、在庫管理システムは、QRコードやバーコードで管理するので人的なミスを防ぎやすくなります。
スマートフォンやタブレットでスピーディーに管理・共有
スマートフォンやタブレットを持ち歩きながら在庫を管理するため、現場でスピーディーに在庫情報が共有できる点もメリットです。パソコンを新規に購入する必要がないことも強みとなるでしょう。
低価格で利用できる
在庫管理アプリは、数百円から数千円で販売されていることが大半です。現在使用しているスマートフォンやタブレットを利用するため、導入のコストも抑えられます。
誰でも使いやすい
パソコン向けの在庫管理システムより機能がシンプルで使いやすいところも魅力。慣れていない従業員でも使いこなせるので、現場に浸透させやすいのがメリットです。
クラウド同期で場所を問わずにデータ共有
在庫管理アプリは、データをクラウドで同期させるため操作する場所を問いません。複数の倉庫があったり、外出先から在庫を確認したりする場合でも、簡単に情報共有が可能です。
在庫管理アプリのデメリット
在庫管理アプリを導入する場合は、次のデメリットに注意しましょう。
- システム導入までに時間がかかる
- コストが発生する
- 無料アプリの機能制限
システム導入までに時間がかかる
新しいシステムを導入する場合、どうしても時間がかかりがちです。現場のスタッフに配布するマニュアルやレクチャーの時間など、導入にかかる時間を前もって見積もっておきましょう。
コストが発生する
システムを導入する以上、月々の費用が発生します。初期費用は安くても、オプションをつけると高コストになる場合も。業務に見合ったシステムか、トータルコストが見合っているかをよく確認しましょう。
無料アプリの機能制限
無料の在庫管理アプリの場合には、登録できる在庫数や機能が制限されているアプリが多くあります。また、開発やメンテナンス、ローカライズが不完全なアプリもあり、ユーザーのストレスになったり、バグが生じたりするケースもあります。サービスによっては、無料プランが終了したり、利用条件が変わったりすることもあるので注意が必要です。
在庫管理アプリ導入の注意点
在庫管理アプリの導入の注意点を確認しましょう。気をつければ導入後のトラブル抑制につなげられます。
生産管理アプリとの兼ね合い
在庫管理アプリの中に生産管理の機能があるのかないのかに注意すべきです。導入している他のサービスで生産管理をまかなえているのであれば、コストが増えるので不要です。
反対に、生産管理もあわせて利用したいのであれば、機能が搭載されているかよく調べましょう。アプリによってはCSV形式でエクスポートできない場合もあるため、在庫管理と生産管理の連携には気をつけましょう。
自動化できる範囲
アプリやシステムを導入してもすべてが自動化するわけではありません。在庫の数に問題がないか、正しく行われているかの最終チェックは人間の目で行いましょう。
情報漏えいの防止
在庫管理アプリは、スマートフォンやタブレットで手軽に利用できる反面、セキュリティに気をつける必要があります。従業員が勝手に持ち出して情報が漏えいするリスクを考えれば、パソコンで利用する在庫管理システムの方が安全とも考えられます。業務で使用するデバイスは業務以外で使用しないよう管理を徹底しましょう。

ビジネスモデルに最適な在庫管理アプリを選ぼう
在庫管理アプリは、目的に合った機能を搭載しているものを選びましょう。
検討する際に押さえておきたいチェックポイントは次のとおりです。
- 有料か無料か
- QRコードやバーコードをスキャンできるか
- 発注アラートが搭載されているか
複数のアプリの特徴を比較検討し、アプリの特徴を見極めて選択するのが相性のよい在庫管理アプリを選ぶコツです。
次の記事では在庫管理システムの紹介・比較を行っているので合わせて参考にしてみてください。

BOXILとは
BOXIL(ボクシル)は企業のDXを支援する法人向けプラットフォームです。SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」、ビジネスメディア「BOXIL Magazine」、YouTubeチャンネル「BOXIL CHANNEL」、Q&Aサイト「BOXIL SaaS質問箱」を通じて、ビジネスに役立つ情報を発信しています。
BOXIL会員(無料)になると次の特典が受け取れます。
- BOXIL Magazineの会員限定記事が読み放題!
- 「SaaS業界レポート」や「選び方ガイド」がダウンロードできる!
- 約800種類のビジネステンプレートが自由に使える!
BOXIL SaaSでは、SaaSやクラウドサービスの口コミを募集しています。あなたの体験が、サービス品質向上や、これから導入検討する企業の参考情報として役立ちます。
BOXIL SaaS質問箱は、SaaS選定や業務課題に関する質問に、SaaSベンダーやITコンサルタントなどの専門家が回答するQ&Aサイトです。質問はすべて匿名、完全無料で利用いただけます。
BOXIL SaaSへ掲載しませんか?
- リード獲得に強い法人向けSaaS比較・検索サイトNo.1※
- リードの従量課金で、安定的に新規顧客との接点を提供
- 累計800社以上の掲載実績があり、初めての比較サイト掲載でも安心
※ 日本マーケティングリサーチ機構調べ、調査概要:2021年5月期 ブランドのWEB比較印象調査
