Repro(リプロ)とは?Web接客ツールを利用してサイト・アプリを改善
Repro(リプロ)とは
ReproはWebとアプリに特化したマーケティングプラットフォームです。WebサイトまたはモバイルアプリにReproを実装し、ポップアップやメール配信などのマーケティング施策を行うことにより、主要KPIの上昇が見込めます。施策の効果検証も管理画面から簡単にできるので、効率的にPDCAを回すことが可能です。
一般的にアプリやWebサイトの改善を行う場合、その都度改修が必要になるため、エンジニアリングの専門知識が求められます。しかしReproを導入すると、エンジニアの力を借りることなく、簡単にユーザーに合わせたメッセージの送信ができるようになるのです。
Reproの特徴
Reproはカスタマーサポートが手厚く、専門的な知識が無くても活用できるため、世界59か国6,500サービス以上に導入されています。アプリとWebを横断したマーケティング施策も可能です。クライアント一社に対して専任のデジタルマーケティングのスペシャリストが伴走してサービスの成長に取り組んでくれます。
設計〜運用まで手厚いサポート
一般的にマーケティングツールを使いこなすのは難しいイメージがありますが、Reproの場合は専任スタッフがそれぞれの企業のツール活用を支援します。実装から初期設定の提案、施策の効果検証まで全てをサポートしてくれます。加えてエンジニアリングに関するサポートもチャット経由で行うので、専門的な知識が少なくても運用可能です。
さらに、ユーザーコミュニティ『Pluto』ではReproの活用法や、最新のマーケティングトレンドに関しても積極的に情報共有がなされており、コミュニティを通じてWebサイト・アプリ運用に関するノウハウを蓄積することができます。
クロスチャネルマーケティングが簡単に行える
Reproはカスタマーエンゲージメント(CE)プラットフォームとして、アプリやWeb、メールなどを横断したマルチチャネルのマーケティング施策実施が可能です。実装フェーズにはエンジニアが必要になりますが、一度実装してしまえば、マーケターのみでツール運用ができるようになります。
これにより、ユーザーに対して「その時見ているチャネル」で最適なメッセージを随時送信し、サービスに対するエンゲージメントを向上させることができるのです。
AIによる分析の自動化が可能
Reproには「Smart Audience™」というAIが搭載されており、大量のユーザーの中でメッセージを配信すべきユーザーを自動で抽出することができます。
たとえば、AIによる「チャーン予測」を活用し、離脱しそうなユーザー群を抽出して、彼らに絞って施策を打つことも可能です。この機能を利用してターゲティングメッセージを送信した結果、マーケティングコストが85%削減できたというデータもあります。
他にも、ユーザーの行動履歴に応じて最適な商品・サービスを自動的に選択し、ポップアップを表示する「AIレコメンド・アプリ内メッセージ」など、さまざまな施策がAIによって実現できます。
Reproを導入すべき会社
アプリやWebサイトの成果が出ていない
Reproはツールベンダーではありますが、運用支援まで実施しており、Webやアプリのグロースに多くの実績とノウハウがあります。
ただツールの導入をサポートして終わりではなく、Webやアプリのサポートで蓄積した勝ちパターンに基づき、支援サービスを十分に理解したうえで施策の提案までを行います。
運用担当者がいない、もしくは知識がなく何をしていいかわからない
実装段階ではエンジニアが必要ですが、運用フェーズになると一人の担当者だけでWebやアプリのサービス改善に取り組めます。
担当者に知識がなく何をしたらよいのかわからない場合でも、運用ノウハウおよびリソースをReproが提供してくれるので、確実なサービスの改善が可能です。
1to1コミュニケーション、OMOを考えている
Reproはカスタマーエンゲージメントプラットフォームとして、最適なタイミングで最適なコミュニケーションを取ることにより、ユーザーのエンゲージメントを高め、サービスのリピーターにすることができます。
店舗でためた顧客データを用いておすすめ商品をメールで送信するなど、オンラインとオフラインをまたいだ「OMO(Online Merges with Offline)」施策も可能です。
料金プラン
GrowthとPremiumの2種類の料金プランがありますが、MAUによって金額が変動します。具体的な費用が知りたい場合はお問い合わせください。
Growth
基本的な機能を網羅したプランで、分析した行動データによるユーザーセグメント機能から、プッシュ通知、Webサイト・アプリ内ポップアップなどのマーケティング機能、UI/UXの最適化機能、リテンション分析、アクセス分析などのアナリティクス機能を一通り利用可能です。分析から施策実施、効果検証までを一気通貫で実行できます。
Premium
PremiumではGrowthの機能が全て利用できるのに加え、拡張機能まで利用できます。
たとえば、API連携によって他のツールと連動させたり、データのインポート、エクスポートなどのデータマネージメント機能も使用できます。
また、広告オーディエンス連携、IDFAの抽出なども可能となります。
導入企業・事例
59か国、6,500サービス以上に導入されており、mamari、少年ジャンプ+、POLYGLOTS、coenなどさまざま有名サービスで導入されています。数あるサービスの中でも少年ジャンプ+とmamariの事例について紹介します。
少年ジャンプ+
少年ジャンプ+は集英社の漫画配信アプリで、サブスクリプションと都度課金の両方によりマネタイズしています。どちらのモデルでも最終的にはアクティブユーザーの実数が重要になるのですが、それを増加させるうえで課題となっていたのですが継続率の向上でした。
そこで集英社はReproの研究開発チーム「Repro AI Labs」と、AIがアプリから離脱しそうなユーザーを予測し、離脱を防止できるか実証実験を行いました。具体的には、AIによる「チャージ予測機能」を活用して、アプリへの再訪確率が低いユーザーを抽出し、有料のマンガを読める特典付きプッシュ通知を配信、離脱防止が可能かを検証しました。
結果、AIが離脱するユーザーを90%の精度で予測。マーケティングコスト約85%削減に成功しました。
mamari(ママリ)
mamariは月間閲覧数約2億回を誇る、国内最大級のママ向け情報発信サービスです。もともとデータを分析する文化は社内にありましたが、分析から浮かび上がった仮説を検証するためのマーケティング施策の実行スピードに課題を抱えていました。
そこでReproを導入することにより、分析から施策の実行までにかかる時間は10分の1以下になり、エンジニアも無駄なイシューに開発リソースを割く必要がなくなりました。数字の面でも、プッシュ通知の平均開封率改善、許諾率の改善など、様々なKPIが向上しています。
Reproで効果的にサイト、アプリ改善
Reproを活用することによって、非エンジニアであっても簡単にWebやアプリのサービス改善が可能となります。運営会社は単なるマーケティングツールベンダーに留まらず、顧客の成功のために二人三脚の運用支援を行っています。
アナリティクス機能が優れているだけではなく、AIによるマーケティング自動化機能も充実しているので、1to1コミュニケーション、OMOを実現したい場合にも活用できます。