RPA BizRobo!とは - 機能や料金プラン | アカデミーで使い方を研修
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- RPA BizRobo!とは
- RPA BizRobo!の機能
- Design Studio(DS)で開発
- Desktop Automation(DA)で開発
- BizRobo! Launcherで管理
- BizRobo! OCR with AI insideで文字読み取り
- RPA BizRobo!の料金プラン
- BizRobo! mini
- BizRobo! Lite
- BizRobo! Basic
- BizRobo! OCR with AI inside
- My BizRobo!で使い方を学習
- eラーニング
- Webセミナー
- ナレッジベース
- コミュニティ
- BizRobo!の参考書
- RPA BizRobo!は多様な運用に適したRPA
- BOXILとは
RPA BizRobo!とは
RPA BizRobo!はオープン株式会社が提供しているRPAです。アメリカのTungsten Automationが作成したRPAを元に開発されているシステムで、日本企業の現場で使いやすいように日本語化をはじめ細やかな改良が施されています。
多くのロボットを開発・運用した実績があり、各業界・業種に精通したパートナー企業と現場の業務に特化したノウハウおよびサービスを提供しています。国内では経済産業省や三菱重工などさまざまな大手企業を中心に2,800社以上※が導入。
クライアント型で気軽に始められるBizRobo!mini、本格的なサーバー型RPAであるBizRobo!Basicなど豊富なラインナップが揃っています。
※出典:オープン「公式サイト」(2024年4月時点での累計導入社数、2024年6月3日閲覧)
【関連記事】
・RPAツールの比較
・RPAツールの比較(RPA BizRobo!・UiPath・WinActor・Blue Prism)
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・Automation Anywhereの紹介
・Blue Prismの紹介
RPA BizRobo!の機能
RPA BizRobo!にはRPAに関する主な機能3つが搭載されています。
- 「Design Studio」:主要なロボットを開発する機能
- 「Desktop Automation」:Design Studioより多様なロボットを作成できる機能
- 「BizRobo! Launcher」:ロボットを管理する機能
また、OCR機能として連携な可能なBizRobo! OCR with AI insideもあります。なお、プランによっては搭載されていない機能があるので注意が必要です。
Design Studio(DS)で開発
Design Studio(DS)はロボットを開発するための機能です。実際に稼働させながら操作を検証できるウィンドウズビュー、ソースコードを検証できるソースビューなどが搭載されているので、視覚的にチェックしながらプログラミング可能です。
開発するデザインモードから動作を確認するデバックモードに切り替えれば、ロボットの動作をさらに細かく確認できます。ロボットのアクションは約100種類※用意されておりさまざまな業務に対応。
※出典:オープン「Design Studio(DS)の概要」(2024年6月3日閲覧)
Desktop Automation(DA)で開発
Desktop Automation(DA)もロボットを開発するのに利用する機能です。Design Studioでは扱えないWindowsやJavaアプリケーションを操作する際にも使用します。開発できるロボットの対象は物理的に存在するデスクトップだけでなく、仮想デスクトップも含まれます。
正確には、Desktop AutomationはDesign Studioで制作するロボット内のステップの1つではあるものの、提供企業でもわけて説明しているため本記事でも別の機能として切り出して紹介します。
BizRobo! Launcherで管理
BizRobo! Launcherはロボットのスケジュールやタスク、ログなどを管理するための機能です。設定状況を直感的に把握、柔軟に設定を変更できるインターフェースで、エラー発生の有無や発生回数を管理できます。
BizRobo! Launcherにより従業員が働いていない休日や深夜であってもRPAを稼働できるため、平日の業務に影響を与えないような運用をしやすくなります。
BizRobo! OCR with AI insideで文字読み取り
BizRobo! OCR with AI insideは、AI insideの「DX Suite」と365日サポ―トを組み合わせたAI-OCRサービスです。
活字と手書きが混在する資料や重なった文字、スキャン時に途切れてしまった文字でも認証可能で読取精度は96.71%※を誇ります。RPAとAIを組み合わせることにより紙からシステムへデータを投入可能。
また、ブラウザベースでマウス操作できるインターフェースである点、スタッフによる365日の遠隔サポートサービスが付帯する点などが特徴です。
※出典:オープン「BizRobo! OCR with AI inside」にて「NTT 東日本が 2018 年 8 月~ 9 月に 3 社で行った AI-OCR サービスのトライアルにおける、申込書・現金通帳(手書き文字を含む 20,275 文字)の読取精度(正解数/全文字数)の平均です。」と記載(2024年6月3日閲覧)
RPA BizRobo!の料金プラン
RPA BizRobo!には主に次のようなプランが存在。それぞれの料金体系をまとめると次表のとおりとなります。トライアルプランも用意されているため、必要に応じて試すとよいでしょう。
プラン名 | 料金 | 提供形態 |
---|---|---|
BizRobo! mini | 年額90万円〜 | デスクトップ型 |
BizRobo! Lite | 初期費用20万円〜、年額120万円〜 | デスクトップ型 or サーバー型 |
BizRobo! Basic | 年額792万円〜 | デスクトップ型 or サーバー型 |
BizRobo! OCR with AI inside | 月額3万円〜 | クラウド型 |
BizRobo! mini
BizRobo! miniは、中小企業にて導入したい、一部の部署や個人で導入したいといった小規模での利用に適したプランです。デスクトップ型であるため、サーバーの準備が不要で最小の構成にて導入できます。
BizRobo! miniの料金は、通常ライセンスであれば年額90万円からとなっています。自治体向けのガバメントライセンスも存在するため、必要に応じて別途問い合わせましょう。
BizRobo! Lite
BizRobo! Liteは、BizRobo! miniの手軽さとBizRobo! Basicの機能性を兼ね備えたプランです。機能自体はBizRobo! Basicと同様で、ロボットの並列実行もできます。
BizRobo! Liteの料金は、初期費用が20万円、年額費用が120万円からとなっています。上位プランのBizRobo! Lite+であれば、同時に稼働するロボットの数や開発に利用するDesign Studioのアカウント数を増やせて、年額費用が180万円からです。
BizRobo! Basic
BizRobo! Basicは、1ライセンスで無制限にロボットを作成できるプランで、業務自動化を大規模にわたって実現しようとする企業へ向いています。サーバー型に対応している点、ライセンス数が多い点も中堅以上の企業へおすすめしたい理由です。
BizRobo! Basicの料金は、年額792万円です。BizRobo! LiteやBizRobo! Lite+と比較すると、同時稼働できるロボットの数がおよそ10台、Design Studioのアカウント数が10台といずれもコストパフォーマンスに優れています。
BizRobo! OCR with AI inside
BizRobo! OCR with AI insideは、AI insideのOCRを利用できるプランです。AI insideのOCRは、読取精度が96.71%※と高く、RPA機能と組み合わせることにより紙のデジタル化およびデータ加工に役立てられます。
BizRobo! OCR with AI insideの料金プランは、最安のプランであれば月額料金3万円です。読み取る項目数に応じてほかプランも検討しましょう。
プラン | 初期費用 | 月額料金 | 月間読み取り可能項目数 |
---|---|---|---|
type S | 0円 | 3万円 | 6,000 |
type M | 20万円 | 10万円 | 60,000 |
type L | 20万円 | 20万円 | 200,000 |
※出典:オープン「BizRobo! OCR with AI inside」にて「NTT 東日本が 2018 年 8 月~ 9 月に 3 社で行った AI-OCR サービスのトライアルにおける、申込書・現金通帳(手書き文字を含む 20,275 文字)の読取精度(正解数/全文字数)の平均です。」と記載(2024年6月3日閲覧)
My BizRobo!で使い方を学習
ユーザー向けのサポートコンテンツを集約しWebサイト「My BizRobo!」では、BizRobo!を使いこなすための教育や研修のサービスが用意されています。具体的には、eラーニングやWebセミナー、ナレッジベースといったコンテンツが存在。これらによりBizRobo!をより有効活用できるようになるでしょう。
研修サービス | 特徴 |
---|---|
eラーニング | 初心者および中級者向けのオンライン学習コンテンツ |
Webセミナー | 初心者から中級者までを対象とした生配信によるオンライン講習 |
ナレッジベース | FAQ方式にてBizRobo!のノウハウを蓄積 |
コミュニティ | ほかユーザーへの相談が可能 |
eラーニング
eラーニングは、開発や運用といった目的に応じた内容を学習できる初級者と中級者向けのコンテンツです。はじめて使用するユーザーから使い方に慣れているユーザーまで、実践的にBizRobo!を学習できます。
Webセミナー
Webセミナーでは、初心者向けのハンズオンセミナーをはじめとしたセミナー形式にて学習できるコンテンツを配信。ナレッジベースとの組み合わせにて、多くの方がBizRobo!を使いこなせるようなコンテンツになっています。
ナレッジベース
BizRobo!のナレッジベースは、初心者から上級者までが活用できる学習サイトです。基礎だけでなくエラー処理や運用、障害の切り分け方法などさまざまな内容がFAQ方式で紹介されています。
コミュニティ
コミュニティは、ユーザー同士が情報交換をする場として用意されているページです。BizRobo!を使用していくなかで気になった問題をほかユーザーに対して気軽に質問できます。
BizRobo!の参考書
2021年10月現在、BizRobo!の使い方を解説している参考書はさほどありません。eラーニングをはじめとするMy BizRobo!の学習コンテンツにて勉強するのがよいでしょう。
RPA BizRobo!は多様な運用に適したRPA
RPA BizRobo!はデスクトップ型からサーバー型までさまざまな提供形態が用意されているRPAです。安価なプランから高機能なプランまで幅広く提供されているので、中小企業から大企業まで業種業界を問わず導入できます。
おすすめRPAの資料を厳選。各サービスの料金プランや機能、特徴がまとまった資料を無料で資料請求可能です。資料請求特典の比較表では、価格や細かい機能、連携サービスなど、代表的なRPAを含むサービスを徹底比較しています。ぜひRPAを比較する際や稟議を作成する際にご利用ください。
RPA BizRobo!以外のRPAもあわせて比較検討したい場合は、次の記事を確認するとよいでしょう。
【関連記事】
・RPAの導入事例
・RPAの市場規模
・RPAの導入に失敗する原因
BOXILとは
BOXIL(ボクシル)は企業のDXを支援する法人向けプラットフォームです。SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」、ビジネスメディア「BOXIL Magazine」、YouTubeチャンネル「BOXIL CHANNEL」を通じて、ビジネスに役立つ情報を発信しています。
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