大企業向け「ERP」おすすめ9選!選定のポイントと導入のメリット
![](https://store.boxil.jp/media/images/uploads/media_image/media_image/54623/large.jpg)
![ERPの比較表](https://store.boxil.jp/media/images/uploads/media_image/media_image/53994/large.jpg)
おすすめERPの資料を厳選。各サービスの料金プランや機能、特徴がまとまった資料を無料で資料請求可能です。資料請求特典の比較表では、価格や細かい機能、連携サービスなど、代表的なERPを含むサービスを徹底比較しています。ぜひERPを比較する際や稟議を作成する際にご利用ください。
目次を閉じる
- 大企業が抱えるデータ管理や内部統制の課題
- 情報が点在しており状況把握しにくい
- 正しいデータにもとづいた分析ができない
- 内部統制が不十分で誤りや不正が発生しやすい
- 大企業がERPを導入するメリット
- 情報の一元管理でデータの不整合を防ぐ
- 最新のデータで分析できる
- 内部統制の要件を満たせる
- 大企業がERPを選定する際のポイント
- 企業規模や業界に適しているか
- クラウド型とオンプレミス型のどちらか
- 会計と販売管理、人事労務のいずれに対応しているか
- 大企業におすすめのERP9選
- マネーフォワード クラウドERP
- Oracle Fusion Cloud ERP
- ProActive C4
- MA-EYES
- OBIC7
- SAP Business ByDesign
- GLOVIA SUMMIT
- Biz∫(ビズインテグラル)
- 大企業向けERP「HUEシリーズ」
- サービス選びは比較して検討しよう
- BOXILとは
大企業が抱えるデータ管理や内部統制の課題
ERPを導入していない大企業がデータ管理や内部統制で抱えている課題についてまとめていきます。あなたの企業でも同様の課題を抱えていれば、大企業向けのERPで解決できる可能性が高いです。
情報が点在しており状況把握しにくい
部門ごとに異なるシステムを使用していると情報が分散するため、全体像の把握が困難です。たとえば、営業部門の売上データと財務部門の会計データが連携していないと、経営層がリアルタイムで業績を把握できません。
正しいデータにもとづいた分析ができない
情報が点在していると、データの統合に時間がかかり分析に使えるデータが古くなりやすいです。また、手作業でのデータ入力によるミスが発生しやすく、分析結果の信頼性も低下します。これらは経営判断の遅れや誤った意思決定につながります。
内部統制が不十分で誤りや不正が発生しやすい
システムが部門ごとに乱立していると、アクセス権限の設定やデータの変更履歴を管理しきれず、不正や誤りが発生しやすくなります。また、内部統制の整備が不十分な場合、法令違反のリスクが高まり監査で指摘を受ける可能性があります。
大企業がERPを導入するメリット
大企業がERPを導入して得られるメリットは次のとおりです。
情報の一元管理でデータの不整合を防ぐ
ERPを導入することで、さまざまな情報を一元管理できます。たとえば、営業部門の受注データや生産部門の在庫データ、会計部門の請求データを一つのシステムにて管理可能です。これにより、部門間でデータの重複や不整合を防止。常に正確な情報を共有する体制へと整えられます。
最新のデータで分析できる
ERPはリアルタイムでデータが更新されるため、最新の情報をもとにした分析ができます。売上データや在庫状況、顧客情報を都度確認すれば、迅速な経営判断へ役立てられるでしょう。また、過去のデータと比較することで、トレンドや課題を把握し、将来の戦略立案に活用できます。
内部統制の要件を満たせる
ERPは、内部統制の強化にも役立ちます。アクセス権限の設定やデータ変更の履歴管理などが充実していれば、不正アクセスやデータ改ざんのリスクを低減できます。また、業務プロセスの標準化を促進することで、人為的なミスを抑制。これにより、内部統制の要件を満たしてコンプライアンスに違反するリスクを軽減します。
大企業がERPを選定する際のポイント
大企業がERPを選定する際は、いくつかのポイントが存在します。代表的なポイントについて解説します。
企業規模や業界に適しているか
大企業向けのERPは多様な機能を備えている一方で、中小企業向けのERPは機能を抑え導入しやすい傾向にあります。検討しているERPが大企業に適しているかは確認しておきましょう。
また、業界特有の商習慣や法規制に対応したERPを選べるとなおよいです。たとえば、製造業であれば生産管理機能、小売業であれば在庫管理機能といった特化した機能を備えているとカスタマイズを抑えて導入できます。
クラウド型とオンプレミス型のどちらか
ERPには大きくクラウド型とオンプレミス型があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。
クラウド型のERPは、インターネット経由で利用するため、初期費用を抑えつつ短期間にて導入可能です。また、システムの保守運用をサービス提供会社へ任せられるため、運用の負荷を減らせます。
一方、オンプレミス型のERPは、自社でサーバーを構築しシステム運用するため、セキュリティ対策を柔軟に調整できるメリットがあります。また、ニーズに合わせて自由にカスタマイズできる点も魅力的です。
会計と販売管理、人事労務のいずれに対応しているか
ERPは会計や販売管理、人事労務などを統合的に管理するためのシステムです。これらの必要な機能を網羅しているERPかは選定時に調べておきましょう。
たとえば、会計であれば財務会計や経費精算、販売管理であれば受注管理や在庫管理、人事労務であれば給与計算や勤怠管理などがあります。ERPにどこまでの機能を求めるか整理して、選定へ臨みましょう。
大企業におすすめのERP9選
大企業におすすめのERPを紹介します。
【特典比較表つき】『ERP(基幹システム)の資料12選』 はこちら⇒無料ダウンロード
一覧で料金・機能を比較したい方にはBOXILが作成した比較表がおすすめです。各社サービスを一覧で比較したい方は、下のリンクよりダウンロードしてください。
【特典比較表つき】『ERP(基幹システム)の資料12選』 はこちら⇒無料ダウンロード
※ダウンロード可能な資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。
マネーフォワード クラウドERP - 株式会社マネーフォワード
マネーフォワード クラウドERPとは、会計から人事労務までバックオフィス全体をシームレスに連携し、面倒な手作業を自動化するクラウド型のERPです。マネーフォワード クラウドERPは次のような特徴があります。
- 勤怠管理や給与計算など必要な機能はあとからでも追加可能
- マネーフォワードの製品、他社製品、銀行などと連携
- SOCやISOといった第三者による内部統制の認証を取得
Oracle Fusion Cloud ERP - 日本オラクル株式会社
Oracle Fusion Cloud ERPは、会計やプロジェクトマネジメントを統合したオラクルのソリューションです。Oracle Fusion Cloud ERPには次のような特徴があります。
- 会計や人事、販売管理を統合して決算やレポート作成を効率化
- プロジェクト単位でのスケジュール管理や予実管理が可能
- AIでの予測と分析によるインサイト発見
ProActive C4 - SCSK株式会社
ProActive C4とは会計、人事給与、経費、勤怠管理などの基幹システムで構成されるクラウド型のERPです。ProActive C4は次のような特徴があります。
- 「スマート導入」ならナビゲーションで設定をアシスト
- 人事給与や会計のBPOサービスあり
- 国産のERPなため日本の慣習にマッチ
MA-EYESとは、大企業のニーズに応えやすいセミオーダーのERPです。MA-EYESは次のような特徴があります。
- オンプレミスとSaaSのほか、間をとったSaaS+を提供
- プロジェクト型企業向けと広告業界向けの特化機能あり
- スマートフォン対応や内部統制のオプション
OBIC7とは、継続的な成長をサポートするERPです。OBIC7は次のような特徴があります。
- 業種別や業務別の機能を多数ラインナップ
- データセンターは高レベルの安全基準ティア4を取得
- 1968年創業の老舗としてのノウハウを提供
SAP Business ByDesign - SCSK Minoriソリューションズ株式会社
SAP Business ByDesignとは、ソフトウェア開発会社として世界的にサービスを展開しているSAPのERPです。SAP Business ByDesignは次のような特徴があります。
- 世界160か国以上※の企業にて導入
- バックオフィスのみならずマーケティングやセールスもカバー
- 製造や商社などに特化した機能あり
※出典:SAPジャパン「SAP Business ByDesign 公式サイト」2024年5月29日閲覧
GLOVIA SUMMIT
GLOVIA SUMMITとは、グループ企業の経営管理に特化した会計ソリューションです。GLOVIA SUMMITは次のような特徴があります。
- パッケージとアドオン環境の分離により多くの状況へ対応
- 連結会計を可能にするGC、資産管理のFMなど
- 大きな容量を高速で処理するため大企業向け
Biz∫(ビズインテグラル) - 株式会社NTTデータ・ビズインテグラル
Biz∫とは、グループ経営にも適したERPです。Biz∫は次のような特徴があります。
- 国産であるため海外産と比べてカスタマイズを抑え低価格を実現
- 会計、販売管理、人事給与など幅広い機能
- 金融や商社に適した業界別のサービスあり
大企業向けERP「HUEシリーズ」 - ワークスアプリケーションズ
HUEシリーズは、大手企業向けの機能を網羅した日本の大企業向けERPです。HUEシリーズは次のような特徴があります。
- 大手企業2,000社以上※の導入実績をふまえて開発
- ERPとしての機能のほか、グループウェアやチャットボットも提供
- 不動産管理やインボイス対応のような特定の機能もあり
※出典:ワークスアプリケーションズ「HUEシリーズ 公式サイト」2024年5月29日閲覧
サービス選びは比較して検討しよう
大企業向けのERPのうち最適なサービスを選ぶには、ニーズや予算に合わせて、複数のシステムを比較検討することが大切です。下のボタンからはBOXILが厳選したサービスの資料を無料でダウンロードできます。ぜひサービス選定の参考にしてください。
本記事で紹介しきれなかったサービスについては下の記事にて解説しています。より多くのサービスから検討したい方はあわせてチェックしましょう。
![【比較表あり】ERPの比較おすすめ28選!機能・料金・選び方を解説](https://store.boxil.jp/media/images/uploads/media_image/media_image/42027/thumb.jpg)
BOXILとは
BOXIL(ボクシル)は企業のDXを支援する法人向けプラットフォームです。SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」、ビジネスメディア「BOXIL Magazine」、YouTubeチャンネル「BOXIL CHANNEL」、Q&Aサイト「BOXIL SaaS質問箱」を通じて、ビジネスに役立つ情報を発信しています。
BOXIL会員(無料)になると次の特典が受け取れます。
- BOXIL Magazineの会員限定記事が読み放題!
- 「SaaS業界レポート」や「選び方ガイド」がダウンロードできる!
- 約800種類のビジネステンプレートが自由に使える!
BOXIL SaaSでは、SaaSやクラウドサービスの口コミを募集しています。あなたの体験が、サービス品質向上や、これから導入検討する企業の参考情報として役立ちます。
BOXIL SaaS質問箱は、SaaS選定や業務課題に関する質問に、SaaSベンダーやITコンサルタントなどの専門家が回答するQ&Aサイトです。質問はすべて匿名、完全無料で利用いただけます。
BOXIL SaaSへ掲載しませんか?
- リード獲得に強い法人向けSaaS比較・検索サイトNo.1※
- リードの従量課金で、安定的に新規顧客との接点を提供
- 累計1,200社以上の掲載実績があり、初めての比較サイト掲載でも安心
※ 日本マーケティングリサーチ機構調べ、調査概要:2021年5月期 ブランドのWEB比較印象調査
![ERP(基幹システム)選び方ガイド_20240116.pptx.pdf](https://slides.boxil.jp/category/slides/3b05d93b96d587b37c10996dfd7133e6.pdf/s3-0.jpg)