組織診断ツールには多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
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大企業が抱える組織課題
組織診断ツールを導入していない大企業が組織で抱えている課題についてまとめました。あなたの企業でも同様の課題を抱えていれば、大企業向けの組織診断ツールで解決できる可能性があります。
組織の生産性や業績が低下している
企業では、生産性や業績の伸びが鈍化・低下することもあります。中小規模の企業であれば、現場を把握しやすいため、要因を特定してすぐに対策を練られるでしょう。
しかし、大規模の企業では従業員やステークホルダーが多く、要因も複雑化する傾向があるため、要因の特定が容易ではありません。
若手人材が育たない
大企業では個人の役割が細分化され、全体像を把握しにくいため、若手社員は自身の業務の意義を見失うことがあります。
また、OJT以外の体系的な育成プログラムが不足している場合、若手社員の成長が促進されず、次世代のリーダー候補が不足しているケースもあるでしょう。
大企業が組織診断ツールを導入するメリット
大企業が組織診断ツールを導入して得られるメリットは次のとおりです。
組織不調の原因を洗い出せる
組織診断ツールは、従業員アンケートや各種データ分析を通じて、組織の課題を定量的かつ客観的に把握できます。
たとえば、特定の部署におけるコミュニケーション不足や、評価制度に対する不満など、潜在的な問題点を浮き彫りにします。これにより、問題解決に向けた具体的な対策を立案しやすくなります。
組織風土や社内制度の見直しのきっかけになる
組織診断ツールで得られたデータは、組織風土や社内制度を見直すための貴重な情報源です。
たとえば、従業員エンゲージメントの低下が明らかになった場合、原因を探り、働きがいのある職場環境づくりに向けた取り組みを検討できます。また、人事評価制度に対する不満が多い場合は、より公平で納得感のある制度設計を作成するきっかけになるでしょう。
マネジメント層の教育に役立つ
組織診断ツールの結果を共有することで、マネジメント層はみずからのリーダーシップスタイルやコミュニケーション方法を見つめ直す機会を得られます。
また、組織全体の課題を認識し、改善に向けた具体的なアクションプランを策定する能力を養えます。これにより、マネジメント層の意識改革を促し、組織全体の活性化につながります。
大企業が組織診断ツールを選定する際のポイント
大企業が組織診断ツールを選定する際は、いくつかのポイントが存在します。代表的なポイントについて解説します。
自社の目的と規模にあったツールを選ぶ
組織診断ツールには、従業員エンゲージメント調査、パルスサーベイ、ハラスメントサーベイなど、さまざまな種類があります。
抱える課題や改善したいポイントを明確にし、それに合った機能を持つツールを選ぶことが重要です。
細かくセグメントして分析できるか
部署別、役職別、年齢別など、さまざまな切り口で分析できるツールを選ぶことで、より詳細な課題把握が可能です。たとえば、特定の部署で離職率が高い場合、原因を特定し効果的な対策を打てるでしょう。
レポート表示はわかりやすいか
分析結果がグラフや図表で視覚的に表示されるツールを選ぶことで、課題の把握や共有がスムーズになります。
また、専門用語を使わず、わかりやすい言葉で解説されているレポートならば、経営層だけでなく現場の社員にも理解しやすく、組織全体の課題意識向上につながります。
組織診断ツールの比較表
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※資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。
大企業におすすめの組織診断ツール7選
大企業におすすめの組織診断ツールを紹介します。
カオナビ
カオナビは、従業員の個性を把握し、スキルに見合った適切な人材配置が可能となるタレントマネジメントシステムです。カオナビは次のような特徴があります。
- 人事異動シミュレーション機能で、人事異動のシナリオを作成・共有できる
- 人事評価や従業員アンケート、リスキリング、離職防止、採用分析など豊富な機能
- 組織や部署の人事データをグラフで可視化し、経営の意思決定に活かせる
タレントパレット
タレントパレットは、人事に関する機能を多数搭載するタレントマネジメントシステムです。タレントパレットには、次のような特徴があります。
- 大学教授監修の独自サーベイを提供
- 組織課題の抽出から改善施策のレコメンドまで対応
- 人事評価や健康データなどさまざまなデータの蓄積と分析が可能
HRBrain
HRBrainは、活躍人材の離職防止に有効な組織診断サーベイです。HRBrainには、次のような特徴があります。
- 人材育成・キャリア・仕事環境など16領域の組織課題を抽出
- テキストマイニング機能で定性面の分析も可能
- 改善アクションを提案するアクションレポート搭載
SmartHRタレントマネジメント
SmartHRタレントマネジメントは、採用管理から人事評価、人員配置、育成まで一気通貫で支援するタレントマネジメントシステムです。SmartHRタレントマネジメントには、次のような特徴があります。
- エンゲージメントサーベイやマネジメントサーベイで組織課題を抽出
- キャリアやハラスメントなど個人に関するサーベイも標準搭載
- 蓄積された従業員情報とサーベイをかけ合わせて多角的な組織診断が可能
Geppo
Geppoは、個人と組織の課題を可視化し、人事業務を支援する組織診断サーベイです。Geppoには、次のような特徴があります。
- 個人と組織両方の課題を可視化し、PDCA分析をサポート・推進
- 半年・あるいは3か月ごとに1回20問の組織診断サーベイ
- 実名回答と匿名回答に対応
Wevox
Wevoxは、エンゲージメントの高い組織づくりをサポートする組織診断ツールです。Wevoxには、次のような特徴があります。
- エンゲージメントや個人特性などさまざまな診断が可能
- サーベイ結果をAIが分析・要約
- 組織分析と個人分析いずれも対応
クアルトリクス (Qualtrics) – XM for Employee Experience
クアルトリクス (Qualtrics) – XM for Employee Experienceは、パルスサーベイや従業員アンケートが実施できる組織診断ツールです。クアルトリクス (Qualtrics) – XM for Employee Experienceは次のような特徴があります。
- 簡単に組織の健康状態を測定できる
- 外部データの取り込みや分岐・表示ロジック・トリガーも柔軟に設定できる
- 従業員に関する重要なインサイトを自動的に分析するインテリジェント分析搭載
サービス選びは比較して検討しよう
組織診断ツールを選ぶ際は、現在の課題や状況に合った機能が備わっているか、運用コストはどの程度かなどを踏まえて検討することが重要です。
ボクシルでは各サービスの口コミが多く寄せられているので、選定の際はサービス資料とあわせてチェックするとよいでしょう。
組織診断ツールは、次の記事でも詳しく紹介しています。
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