企業が従業員のレジリエンスを高める方法3選!サポートツール・サービスも紹介

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レジリエンスとは?
レジリエンス(Resilience)とは、ぜい弱性(vulnerability)の反対語とされ、「自発的な治癒力」や「回復力」といった意味をもつ言葉です。ビジネスシーンにおいては多くの困難やストレスが発生するでしょう。壁にぶつかったときに、それに耐えられる精神力や跳ね返す力があることを、「レジリエンスが高い」と表現します。
レジリエンスがある人の特徴は次のとおりです。
- 失敗しても、それを糧に立ち直れる
- 落ち込んでもすぐに復活できる
- 難しいことに対して「必ず達成できる」と思って挑戦する
- 自分と他人を比較せず、やるべきことに集中できる
レジリエンスの高い人は、いわば「打たれ強い人」ともいえます。失敗したことで悩まない、悩んだとしても、切り替えてすぐに仕事に取りかかれるのが特徴です。
レジリエンスの重要性
レジリエンスは、従業員と企業の両方にとって重要です。ITテクノロジーの進化によって情報量が増え、あらゆる仕事が効率化されるようになりました。
実際に現代では、AIの進化によって単純労働が減り、感情労働やクリエイティブなスキルが求められる傾向にあります。社会がめまぐるしく変化する中で、仕事における対応スピードも求められ、大きなストレスにさらされるビジネスパーソンも多いです。
そうした時代に、無理をしてストレスに耐え続けるのは、やがてメンタルに支障をきたし、うつ病の発生リスクが高まります。そこでもし、「しなやかに受け止めて跳ね返すスキル」があれば、困難やストレスがあっても耐えられるでしょう。
レジリエンスを高めることは、従業員のメンタルヘルスにとってよい影響を与え、やがて組織全体の生産力や耐久力にもつながります。
ストレス耐性との違い
レジリエンスと間違えて使われやすいのが「ストレス耐性」です。ストレス耐性とは、端的にいえば「ストレスにどのくらい耐えられるか」を指します。
たとえば、大きなプロジェクトに取り組む際、ステークホルダー(利害関係者)も増え、周囲からの圧力や要求も増えるでしょう。そういった外部要因に対して心身が緊張状態となり、それにどのくらい耐えられるかを示したのがストレス耐性です。
一方のレジリエンスとは、逆境や困難があっても、そこから立ち直れる力をいいます。つまり、ただ単に「耐える」だけでなく、「受け流したうえで跳ね返す」のが特徴です。
従業員のレジリエンスを高めるメリット
従業員のレジリエンスを高めるメリットとして次のものがあげられます。
- 離職や休職の減少によって定着につながる
- パフォーマンス向上により企業価値も高まる
- 適応力が身につくことで企業の成長スピードが早くなる
離職や休職の減少によって定着につながる
レジリエンスの高い従業員はストレスやプレッシャーに強く、物事に対して柔軟に対応できます。多少の逆境や困難では折れずプラスに考えられるため、心身の健康を保ちやすいです。モチベーションも高く保てるため、離職や休職リスクも低くなります。
また、社内にレジリエンスの高い従業員が多ければ、本人同士のコミュニケーションも活発になり、信頼関係も強固になりやすいです。互いを支え合うことで、安心して働ける「心理的安全性」が生まれ、最終的には定着につながります。
心理的安全性については次の記事で解説しているので、興味のある方はご覧ください。

パフォーマンス向上により企業価値も高まる
レジリエンスの高い従業員は、逆境や困難に対して「どのように解決するか」を考えられるため、パフォーマンスが高まりやすいです。一人ひとりが高いパフォーマンスを維持することで、企業の生産性や売上アップにつながるでしょう。
加えて、レジリエンスの高い職場は、求職者やステークホルダーからも魅力的に見えます。「従業員のレジリエンス向上に積極的な企業」として認知されれば、よいイメージをもってもらえるでしょう。
適応力が身につくことで企業の成長スピードが早くなる
ビジネス環境がめまぐるしく変化する中で、自社としてどのように変化し、顧客に価値を提供し続け、利益を出し続けるか考えなければなりません。従業員のレジリエンスが高ければ、それぞれが外部環境を見ながら、「困難をどう乗り越えるか」を考えられます。
一人ひとりに適応力が身につけば、「ピンチをチャンス」とも捉えられるため、企業の成長スピードも早くなるでしょう。
企業が従業員のレジリエンスを高める方法
従業員のレジリエンス向上には多くのメリットがありますが、具体的にどのように向上させるべきなのでしょうか。企業が従業員のレジリエンスを高める方法として、次のものがあげられます。
- 従業員同士のコミュニケーションを活性化する
- 従業員の健康増上やメンタルケアをサポートする
- レジリエンス研修を行う
従業員同士のコミュニケーションを活性化する
レジリエンスを高めるためには、従業員同士のコミュニケーションが重要です。「気兼ねなく話せる仲間がいる」といった安心感は、柔軟性や適応力の向上につながります。従業員がオープンにコミュニケーションできる環境を作ることで、たとえ困難な状況に直面しても、互いに協力し合って問題を解決できるようになるでしょう。
コミュニケーション活性化の方法として、互いに感謝を送り合える「サンクスカード」や、1on1促進や状態分析などができる「エンゲージメント向上ツール」がおすすめです。


従業員の健康増進やメンタルケアをサポートする
従業員の健康増進やメンタルケアのサポートも、レジリエンス向上に直結します。具体的な方法は次のとおりです。
- 健康経営支援サービスを導入する
- EAPサービス(心身の健康支援プログラム)を導入する
- 福利厚生を充実させる
- カウンセリングサービスを導入する
- メンタルヘルスセミナーを実施する
最近では、従業員の心身の健康を保つことで企業の生産性向上につながる「健康経営」が注目され、それに準じたサービスも登場しています。ほかにも福利厚生を充実させたり、健康増進に関するサービスやセミナーを実施したりと、レジリエンス向上の方法はさまざまです。
健康経営支援サービスの概要やおすすめ比較については次の記事で解説しているので、興味のある方はご覧ください。


レジリエンス研修を行う
レジリエンスに関する研修を行うのも効果的です。研修内容として次のものがあげられます。
- 感情のコントロール方法を身につける研修
- ストレスに対する適切なアプローチ方法を学ぶ研修
- 困難や逆境を乗り越えるためのマインドを学ぶ研修
- 従業員自身の言動や行動パターンを把握する研修
レジリエンス研修では、座学はもちろん実践的なワークショップやシミュレーションも行います。自前で準備するのが難しい場合は、レジリエンス研修サービスの導入がおすすめです。
従業員自身に対する研修だけでなく、経営層や上司といったマネジメント層が、従業員にレジリエンス力を身につけてもらうために何をすべきかを学べる研修もあります。
従業員自身がレジリエンスを高める方法
従業員自身がレジリエンスを高める方法として、次のものがあげられます。
- ABC(またはABCDE)理論を学ぶ
- 成功体験を積んで自己効力感を高める
ABC(またはABCDE)理論を学ぶ
ABC理論とは、Activating event(出来事)、Belief(信念や認知)、Consequences(結果)の頭文字をとった用語で、これら3つが相互に影響し合うことを示します。
通常、人間には、起こった出来事をそのまま捉えるのでなく、出来事に対して、自身の価値観や考え方を混ぜてしまう思考のクセがあります。たとえば、「前から気になっていたラーメン屋さんに行ったら行列だった」といった事実があるとします。
その際、「せっかく楽しみにしていたのに何で並ばなきゃいけないんだ!運が悪い」と捉える人もいれば、「下調べしないで行ったから仕方ない、次は空いている時間に行こう」と捉える人がいるでしょう。事実に対して感情的になってしまう人がいる一方で、それを教訓と捉える人もいます。
レジリエンスが高いのは後者であり、この思考を訓練するためにはABC理論の考え方が重要です。ABC理論では、出来事や事実に対して感情的になるのでなく、どうストレスを受け止めるか、受け流すかを学べます。
ABC理論に関連したのが、「ABCDE理論」です。ABCをベースに、Dispute(反論)とEffect(気づき)を加えます。たとえば、ラーメン屋さんの行列を見て「自分は運が悪い」と思うのに対して、「はたして本当に運が悪いのか?」と捉えるのがDispute(反論)の考え方です。そして、「たまたま混んでいる時間に行ってしまって、それに対して運が悪いと思い込んでいただけか」と捉えるのがEffect(気づき)の考え方です。
ABC理論やABCDE理論は、出来事や事実をネガティブに捉えるのでなく、ポジティブに変換するために大切な考え方といえます。
レジリエンス向上のために日常生活で意識できるポイント
レジリエンス向上のために、日常生活で意識できるポイントを紹介します。
日常生活で意識できる捉え方 | 効果 |
---|---|
親戚や友人と良好な関係を維持する | 家族や友人との良好な関係の維持によって、困難な状況でも支え合える環境を作る |
危機を乗り越えられない問題として捉えない | ストレスフルな出来事を耐え難い問題として捉えず、乗り越えるべきチャレンジとして捉える |
変えられない状況を受け入れる | 自分では変えられない状況を受け入れ、そこから学ぶ姿勢をもつ |
現実的な目標を設定し、それに向かう | 達成可能な目標を設定し、一歩ずつ進んで達成感を得る |
不利な状況でも決断し行動する | 不利な状況でも積極的に決断し、行動を起こして自己効力感を高める |
失敗したら自己発見の機会を探す | 困難を経験した後に、新たな自分を発見するチャンスを探す |
自信を深める | 自分の強みを認識し、活かすことで自信を深める |
長期的視点をもつ | ストレスの多い出来事を広い視野で捉え、長期的な視点をもって冷静に対応する |
楽観的に捉え、希望的な見通しを維持する | よいことを期待し、希望をもち続けることで、ポジティブな思考を維持する |
心と体をケアし、リラックスして楽しむ | 定期的な運動やリラクゼーションを取り入れ、心身の健康を保つ |
このような方法を日常的に取り入れることで、レジリエンスを高められ、困難な状況でも柔軟に対応できる力を養えます。レジリエンスは後天的に習得できる能力であり、継続的な努力によって向上できます。
成功体験を積んで自己効力感を高める
自己効力感とは、目標達成のために必要な能力をもっていると認識している状態をいいます。端的にいえば「自分ならできる」といった感覚です。自己効力感が高ければ、逆境や困難があったとしても、恐れずにチャレンジできます。たとえ壁にぶつかっても「自分ならきっとできるはず」と考えて努力したり、違った視点で物事を捉えられたりします。
自己効力感を高めるためには「成功体験」が必要です。必ずしも大きな成功だけでなく、小さな成功でも自己効力感は高まります。たとえば、「昨日よりも1件多く架電した」「ちょっとした雑務で社内の誰かを喜ばせられた」などさまざまです。小さな成功体験を積み重ねることで、やがてレジリエンスも大きく向上します。
レジリエンス向上に役立つおすすめ組織活性化ツール3選
続いて、レジリエンス向上に役立つおすすめの組織活性化ツールを紹介します。
Teampot - 株式会社エージェント
- チームの壁をなくして企業成長につなげられるツール
- 「投稿」「サンクスボーナス」「管理」の3大機能をベースに組織を活性化
- 投稿数やフォロー数をもとに「貢献スコア」を算出できる
Teampot(チームポット)は、チームの壁をなくして、企業としての成長を目指すための組織活性化ツールです。「投稿」「サンクスボーナス」「管理」の3大機能をベースに、風通しのよい職場づくりを図れます。投稿機能では、従業員が共有や感想、相談といった5つのテーマから1日1回の投稿が可能です。いいねやコメントを活用することで、チームのコミュニケーション活性化につなげられます。
サンクスボーナスでは、従業員同士が応援や感謝の気持ちを込めて「potポイント」を送り合い、貯まったポイントはギフトに交換可能です。管理機能では、投稿率やフォロー数などをもとに「貢献スコア」を算出できます。全従業員のスコアを見える化することで、一人ひとりの帰属度合いをチェック可能です。
THANKS GIFT - 株式会社Take Action
- 「コイン」を送り合うことで理念や行動指針の浸透につなげる
- チャットや掲示板・社内報によるコミュニケーション活性化
- パルスサーベイによって離職の予兆のある従業員を察知できる
THANKS GIFT(サンクスギフト)は、「理念浸透を実現し離職を無くす」をコンセプトとした組織活性化ツールです。プラットフォーム上で「コイン」を送り合うことで、企業理念や行動指針の浸透につなげます。ほかにも、コインを使って互いに承認や称賛ができるため、部署の垣根を越えた社内コミュニケーションを実現可能です。円滑な交流を促進するチャットや掲示板・社内報なども搭載されています。
パルスサーベイ(従業員の満足度や心身の健康度を調べる方法)機能では、従業員のメンタルやコンディションの見える化が可能です。分析結果はスマートフォンでも閲覧できます。離職の予兆のある従業員をいち早く察知し、スピーディーな対策が可能です。
- 900社以上、100万以上※の利用IDを誇るクラウド型の組織活性化ツール
- 社内コミュニケーションや情報共有、ビジョン浸透など多くの目的に対応
- ノーコードで簡単に社内制度をカスタマイズできる
TUNAG(ツナグ)は、導入企業900社以上、利用ID数100万以上※を誇るクラウド型の組織活性化ツールです。社内コミュニケーションや情報共有、ビジョン浸透、人材定着、業務効率化など多くの目的に対応しています。具体的な機能は、チャットや掲示板、マニュアル共有・管理、ワークフロー、サンクスメッセージなどです。
企業の課題に合わせて、ノーコードで簡単に社内制度をカスタマイズできます。グルメや映画、ファッションなど、福利厚生を利用促進する「クーポン」も豊富です。プラットフォーム上にクーポンを公開し、従業員は自由に利用できます。
※出典:スタメン「TUNAG(ツナグ) | 組織を良くする組織改善クラウドサービス」(2024年11月19日閲覧)
レジリエンス向上に役立つおすすめ健康サポートサービス3選
次に、レジリエンス向上に役立つおすすめの健康サポートサービスを紹介します。
健康管理システムHealthCore - 株式会社ヒューマネージ
- 「フィジカル」「メンタル」「ソーシャル」の健康を満たす機能
- プラットフォーム上で健康診断データも活用できる
- 不調のある従業員を察知することで離職や休職を防げる
健康管理システムHealthCoreは、株式会社ヒューマネージが運営する健康サポートサービスです。従業員の「フィジカル」「メンタル」「ソーシャル」の健康を満たすことで、企業のウェルビーイング経営や成長を図れます。ストレスチェックやエンゲージメントサーベイを標準搭載しているため、従業員の健康リスクや仕事に対するモチベーションの見える化が可能です。
プラットフォーム上では健康診断データも活用できます。異なる病院の健康診断データを共通フォーマットに変換することで、効率的な管理を実現します。サーベイや細かな分析によって不調のある従業員をいち早く察知することで、離職や休職を防止可能です。
ソシキスイッチ ストレスチェック - 株式会社情報基盤開発
- 「かんたん」「活かせる」「納得価格」が特徴のストレスチェックサービス
- 調査は「紙」と「Web」に対応しており企業側は受検者リストを渡すだけ
- 自社開発のうえ社内完結型なので低コストでの運用が可能
ソシキスイッチストレスチェックは、4,600社、125万人※の導入実績を誇るストレスチェックサービスです。「かんたん」「活かせる」「納得価格」の3つが特徴で、厚生労働省のマニュアルに完全準拠したストレスチェックを行えます。調査は「紙版」と「Web版」の2種類に対応しており、企業側は受検者リストを渡すだけで、ストレスチェックの一連プロセスを任せられます。
設問も柔軟にカスタマイズ可能です。見やすい分析レポートを提供してくれるうえ、実施報告会や社内研修のサポートにも対応しています。システムは自社開発されているうえ社内完結型なので低コストでの運用が可能です。ストレスチェックの実施、帳票入力、分析レポートまでワンストップで任せられるため、社内にリソースがない、あるいはコア業務に集中したい企業におすすめです。
※出典:情報基盤開発「【導入実績125万人!】ストレスチェックはソシキスイッチ」(2024年11月19日閲覧)
- 座学形式でなく「体験カード型」のメンタルヘルス研修サービス
- うつの対策やメンタルが落ちたときの症状などを実践的に学べる
- カードには「経営者」と「うつ病患者」の両方の視点が盛り込まれている
ウツ会議は、株式会社遭遇設計が運営する「体験カード型」のメンタルヘルス研修サービスです。一般的な研修は、講師が従業員に対して話すだけの座学形式ですが、ウツ会議では、メンタルヘルスに関する知識を「体験カード」で学べます。たとえば、うつになったときの対策やメンタルが落ちたときの症状などカードの内容はさまざまです。参加者は互いに協力し、話し合いながら学べます。
本サービスは、うつ経験者の経営者が開発しており、「経営者」と「うつ病患者」の両者の視点がカードに盛り込まれています。同期や部下にメンタルヘルスに支障が出たときどう対応すべきか実践的に学習可能です。回数を重ねることでレジリエンス向上につながるでしょう。
レジリエンス向上に役立つおすすめ研修サービス3選
続いて、レジリエンス向上に役立つおすすめの研修サービスを紹介します。
インソース
- 研修やDX推進、リスキリング、eラーニングなど教育支援を総合的に提供
- 階層別の研修も豊富で、若手向けの「レジリエンス研修」にも対応
- 健康診断のデータやヘルスケアコンテンツを組み込んだパッケージも用意
インソース(insource)は、研修やDX推進、リスキリング、eラーニングなど企業に対する教育支援を総合的に提供するサービスです。若手や中堅、現場リーダーなどの階層別の研修を提供しており、「マインド」や「知識」「スキル」など学べる内容も多岐にわたります。若手向けの「レジリエンス研修」にも対応しており、失敗をポジティブに捉え、挑戦をやめないマインドの醸成が可能です。
ほかにも、エンゲージメント向上や離職防止、タレントマネジメントなどレジリエンスにつながる研修が用意されています。ストレスチェックや、健康診断のデータやヘルスケアコンテンツを組み込んだパッケージも利用可能です。
日本能率協会マネジメントセンター
- 研修からeラーニング、アセスメントといった人材育成支援サービスを提供
- 従業員の行動変容を促すためのプログラムを受講できる
- レジリエンス研修ではメンタルヘルスや自己・他者への理解促進が可能
日本能率協会マネジメントセンターは、人材育成支援やビジネス関連書籍、手帳の販売などを行う企業です。主軸サービスである「人材育成支援」では、従業員の研修からeラーニング、アセスメントなど多種多様なサービスを提供しています。なかでも「研修」では、対面とオンラインの両方に対応しており、従業員の行動変容を促すためのプログラムを受講可能です。
若手から管理職、経営層といった階層や学べるスキルも多岐にわたります。若手や中堅向けの「レジリエンス研修」も選択可能です。専門家がプログラムを設計しており、メンタルヘルス不調の原因や対策を学べたり、アセスメント診断に基づいて自己・他者理解を促進できたりします。
バヅクリ
- 人材育成の戦略策定や実行、分析までをワンストップで支援してくれる
- 研修を実施するだけでなくアクションプランを立てて行動を約束するまでを支援
- レジリエンスから1on1ミーティング、ロジカルシンキングまで200種類以上※の研修を用意
バヅクリは、人材育成や組織開発の戦略策定をはじめ実行、分析までをワンストップで支援するサービスです。座学だけでなく実践的な研修をベースに、従業員のエンゲージメント向上を図ります。研修は「やって終わり」でなく、従業員が研修後のアクションプランを立て、互いに行動を約束するまでを支援します。対応している研修は200種類以上※です。
レジリエンス研修はもちろん、1on1ミーティング研修、ダイバーシティ研修、ロジカルシンキング研修まで多岐にわたります。一人ひとりの行動変容だけでなく、「チームとして」「組織として」といった視点でのサポートをしてくれます。
※出典:バヅクリ「バヅクリ | エンゲージメントサーベイと研修・イベントで組織改善」(2024年11月19日閲覧)
従業員のレジリエンスを高め、変化に強い組織へ
従業員のレジリエンスを高めることで、離職や休職が減ったり、パフォーマンス向上によって企業価値が高まったりと、多くのメリットを享受できます。一人ひとりの適応力が身につけば企業の成長スピードも早くなるでしょう。
レジリエンス向上のためには、社内コミュニケーションの活性化や心身のケア、定期的な研修が必要です。ABC理論や自己効力感のトレーニングも意識しながら、社内でできる取り組みを始めましょう。
組織活性化ツールや健康サポートサービス、研修サービスなどレジリエンス向上を支援するものも多いので、比較検討し、自社に合ったものを選んでください。従業員のレジリエンスを高め、変化に影響されない強い組織を作りましょう。
