コピー完了

記事TOP

クライアントPC管理ができるツール5選!導入メリットと選び方

最終更新日:(記事の情報は現在から41日前のものです)
クライアントPC管理におすすめのIT資産管理ツールをボクシル編集部が紹介。IT資産管理ツールを選定する際のポイントや導入するメリットを解説しています。この記事を読めばどのIT資産管理ツールを導入すればいいのか、そもそも自社はIT資産管理ツールを導入すべきかどうかがわかります。

【厳選】おすすめIT資産管理ツールをまとめてチェック!
IT資産管理ツールの比較表
\特典【完全版】機能・価格比較表/

おすすめIT資産管理ツールの資料を厳選。各サービスの料金プランや機能、特徴がまとまった資料を無料で資料請求可能です。資料請求特典の比較表では、価格や細かい機能、連携サービスなど、代表的なIT資産管理ツールを含むサービスを徹底比較しています。ぜひIT資産管理ツールを比較する際や稟議を作成する際にご利用ください。

現代のビジネスシーンにおいて、私たちが日常的に使用するPCのほとんどは、クライアントPCとして機能しています。クライアントPCとは、サーバーに接続してサービスを利用するコンピュータのことです。たとえば、社内ネットワークに接続してファイル共有やプリンターを利用するのもクライアントPCです。

本記事ではそのようなクライアントPCを管理するためのツールを紹介します。

クライアントPC管理における管理項目

クライアントPC管理においては、次の管理項目が重要です。これらを適切に管理することでIT資産を有効活用し、セキュリティリスクを低減します。

IT資産管理

IT資産管理とは、保有するクライアントPC、サーバー、ソフトウェアなどのIT資産を適切に管理することです。IT資産の導入から廃棄までの管理、資産の棚卸し、利用状況の把握、コスト管理などを行います。IT資産管理を適切に行うことで、不要な資産の購入を抑制し、コスト削減につなげます。

インベントリ管理

インベントリ管理では、IT資産の構成情報を詳細に管理します。具体的にはOSやCPU、メモリ、ハードディスク、インストールされているソフトウェアなどの情報の管理です。インベントリ管理を適切に行うことで、IT資産の現状を正確に把握し、障害発生時の対応やソフトウェアのアップデートを効率的に行えます。

ライセンス管理

ライセンス管理とは、ソフトウェアの利用許諾契約を管理することです。具体的には、ソフトウェアのライセンス数、利用者、インストールされているPCなどを管理します。ライセンス管理を適切に行うことで、ライセンス違反による法的なリスクを回避します。また、不要なライセンスを把握し、コスト削減につなげることも可能です。

クライアントPC管理にはIT資産管理ツールが効果的

クライアントPC管理において、IT資産管理ツールは便利な存在です。IT資産管理ツールは、IT資産を一元管理し効率的な運用を支援するソフトウェアです。多数のクライアントPCを管理する企業にとっては、IT資産管理ツールの導入が効率化とセキュリティ強化に大きく貢献します。

IT資産管理ツールを活用することでライフサイクルの管理、資産の棚卸し、ソフトウェアのライセンス管理、セキュリティ対策などが可能です。

IT資産管理ツールを導入するメリット

IT資産管理ツールを導入して得られるメリットは次のとおりです。

棚卸しにかかる工数を削減

IT資産管理ツールは、クライアントPCの情報を自動で収集しデータベースに登録します。これにより、従来手作業だった棚卸しを自動化し、工数を削減。また、自動収集によって人的ミスを防ぎ、正確なIT資産の情報を維持します。

セキュリティ対策の強化

IT資産管理ツールは、OSやソフトウェアのぜい弱性を検知し、管理者に通知する機能を備えています。これにより、迅速なアップデートやパッチ適用が可能となり、セキュリティリスクを抑制。また、不正なソフトウェアのインストールやデバイスの持ち出しを検知し、情報漏えいのリスクを未然に防ぎます。

ヘルプデスク業務の効率化

IT資産管理ツールは、各PCのハードウェア情報、ソフトウェア情報、トラブル履歴などを一元管理します。これにより、ヘルプデスク担当者は問い合わせ内容に応じて必要な情報を参照し、的確にサポートできます。リモート操作機能を活用することで、オンサイトでの対応を削減し、効率的なサポート体制を構築しましょう。

紛失・盗難時のリスク軽減

IT資産管理ツールは、紛失・盗難されたPCに対して、リモートロックやデータ消去の機能を提供します。これにより、機密情報の漏えいを最小限に抑制。また、GPS機能を活用することで紛失したPCの位置情報を特定し、早期発見につなげられます。

IT資産管理ツールの選定ポイント

IT資産管理ツールを選定する際は、いくつかのポイントが存在します。代表的なポイントについて解説します。

オンプレミス型とクラウド型

IT資産管理ツールにはオンプレミス型とクラウド型があります。

オンプレミス型は自社内にサーバーを設置して運用するため、セキュリティ面で安心ですが、初期費用や運用コストが高くなる傾向にあります。その一方で、クラウド型はインターネット経由でサービスを利用するため、初期費用を抑えられますがセキュリティ対策の確認が必要です。

形態 概要 特徴
オンプレミス型 自社のサーバーにシステムを構築して利用するタイプ ・高度なカスタマイズができる
・データのセキュリティを自社で管理する必要がある
・大規模な処理に適している
・初期費用が高い傾向にある
・導入や保守には専門的なIT知識が求められる
クラウド型 インターネット上でログインして利用するタイプ ・初期費用が低い傾向にある
・定期的な自動アップデートが行われる
・場所を問わずにアクセスできる
・データのバックアップがしやすい
・セキュリティ対策はベンダー側が行ってくれる

なおシステムによっては両者のいい点をあわせるハイブリッド型もあります。ハイブリッド型では、より柔軟な運用が可能です。

管理対象のデバイス

IT資産管理ツールで、パソコン以外にスマートフォンやタブレットなども管理できるか調べます。運用にあわせて管理が必要なデバイスまで管理できるかチェックしておきましょう。調べる際にはWindowsとMac、iOSとAndroidといったOSの対応環境も見ておくとよいです。

IT資産管理に必要な機能

IT資産管理ツールにはIT資産の棚卸しやソフトウェア管理などさまざまな機能があります。必要な機能を洗い出し、それらの機能が搭載されているツールを選びましょう。

【機能例】

  • インベントリ管理
  • ソフトウェア資産管理(SAM)
  • ソフトウェアの一括インストール
  • 操作ログ管理
  • ネットワーク検知
  • デバイス制御
  • リモート操作

その他選定ポイント

IT資産管理ツール以外のサービスにも共通していえる選定ポイントは次のとおりです。

選定ポイント 詳細
拡張性 将来的なデバイス増加や機能追加に対応できるか、API連携をはじめとする柔軟性があるかを確認しましょう
使いやすさ 管理画面のUI/UXが直感的でわかりやすいか、操作性に問題がないかを確認しましょう
サポート体制 導入支援、操作方法の問い合わせ、トラブル対応など日本語でのサポートが充実していることを確認しましょう
費用 初期費用、月額費用、ライセンス数に応じた料金体系など、予算に合うかを確認しましょう
実績・評判 導入事例やユーザーレビューを参考に、信頼性や安定性を確認しましょう

クライアントPC管理ができるツール5選

SKYSEA Client View

SKYSEA Client View
SKYSEA Client View
BOXIL SaaSセクション | BOXIL SaaS AWARD 2024
5
(0)
4
(0)
3
(0)
2
(0)
1
(0)
ボクシルSaaSのデータを元に表示しています
提供企業様でご不明点がある方はこちら

SKYSEA Client Viewは、セキュリティ対策とIT資産の安全管理を主軸においたソフトウェアです。ログ管理やセキュリティ管理、デバイス管理などの機能が搭載されており、包括的にクライアントPCを保護できます。SKYSEA Client Viewには次のような特徴があります。

  • 表示切替で端末の状態が一目でわかる管理画面
  • オンプレミス版とクラウド版を提供
  • 他社製品との連携で対策をさらに強化

MCore - 住友電工情報システム株式会社

MCore
MCore
5
(0)
4
(0)
3
(0)
2
(0)
1
(0)
ボクシルSaaSのデータを元に表示しています
提供企業様でご不明点がある方はこちら

MCoreは、管理コストを最小限に抑えてセキュリティ・情報漏えい対策ができるIT資産管理ツールです。資産管理やセキュリティ対策、ネットワーク検疫の機能が搭載されており、ひとつのシステムでクライアントPCを統合的に管理します。MCoreには次のような特徴があります。

  • 構成を変更せずにライセンス追加でき、多様な規模や機能に対応
  • メモリ使用量、通信データ量を低く抑え、利用者の業務を圧迫しない
  • 不正利用防止やルール違反検出などでコンプライアンス推進にも強い

System Support best1(SS1) - 株式会社ディー・オー・エス

System Support best1(SS1)
System Support best1(SS1)
5
(0)
4
(0)
3
(0)
2
(0)
1
(0)
ボクシルSaaSのデータを元に表示しています
提供企業様でご不明点がある方はこちら

System Support best1(SS1)は、運用者の使いやすさを重視して開発されたIT資産管理ツールです。資産管理や運用支援の機能が搭載されており、IT資産とログを管理できます。System Support best1(SS1)には次のような特徴があります。

  • ハードウェアやソフトウェアなどをまとめて管理
  • 勤務時間管理により長時間労働を抑止
  • ファイル配布やメッセージ配信で運用を支援

Jasmy Secure PC - ジャスミー株式会社

Jasmy Secure PCは、情報漏えい対策と勤怠管理、工数分析を搭載したツールです。操作ログを使って勤務実態や工数管理する機能が搭載されており、働き方改革に役立てられます。Jasmy Secure PCには次のような特徴があります。

  • 「PCドライブレコーダー」で業務を可視化
  • 許可された環境下のみで出現する「ゴーストストレージ」で情報漏えいを防止
  • PC機能を個別にコントロールする管理者向けダッシュボード

SaiLis - 株式会社グローバル・アドバンス

SaiLisは、非接触カードを利用したクライアントPCのログイン管理システムです。ログイン許可やファイル操作履歴の記録が可能なためクライアントPCをしっかり管理できます。SaiLisには次のような特徴があります。

  • クライアントPCのログインやファイル操作に特化して管理
  • モバイル環境に対応
  • 他セキュリティシステムとの連動も可能

IT資産管理ツールでクライアントPC管理を徹底しよう

現代のビジネスにおいて、クライアントPCの管理は企業の成長を守るうえで欠かせません。IT資産管理ツールを活用することで、IT資産の棚卸し、ライセンス管理、セキュリティ対策などを効率化しIT資産を最大限に活用できます。

紹介した選定ポイントを参考に、最適なIT資産管理ツールを選び、クライアントPCを管理しましょう。

【2024年】IT資産管理ツール比較27選!比較表と選び方解説
【2023年最新】IT資産管理ツールのおすすめシステムの特徴や機能を比較・紹介します。IT資産管理ツールの導入メリ...
詳細を見る

130_IT資産管理ツール選び方ガイド_20240801.pptx.pdf
IT資産管理ツール
選び方ガイド
この記事が良かったら、いいね!をしてください!最新情報をお届けします!
貴社のサービスを
BOXIL SaaSに掲載しませんか?
累計掲載実績1,200社超
BOXIL会員数200,000人超
※ 2024年3月時点
IT資産管理ツールの最近更新された記事