Webマーケティングとは?集客から効果測定までの手法と事例
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- Webマーケティングとは?
- Webマーケティングとマーケティングの違い
- Webマーケティングの必要性
- カスタマーエクスペリエンスの重要性
- インターネットの重要性
- 購入を判断する媒体
- Webマーケティング手法(目的別)
- 集客施策
- 再訪問施策
- 接客施策
- 効果測定
- Webマーケティングに役立つ情報
- Webマーケティングからマーケティングを始めよう
- Webマーケティングを学べるおすすめスクール3選
- DMM MARKETING WEBCAMP - WebマーケタースクールNo.1/未経験OK/転職成功率98%
- Wannabe Academy - 実務経験を積む、3ヶ月でWebマーケターを目指す・未経験OK
- ウルクスWEBマーケタープログラム
- BOXILとは
Webマーケティングとは?
「Webマーケティング」とは、インターネットを利用して行われるマーケティングのことです。
具体的にはWebサイトやWebサービスを用いて実施します。
Webマーケティングの大きな特徴として、実施したマーケティング施策の結果を、すべて数値で管理できる点があります。紙媒体の場合は、どこで購入され、どのページがどれだけ読まれたかを把握することは難しいです。
しかし、Webマーケティングの場合、ユーザーがどこから来て、どのページを何回見たのか、何秒間滞在したかなどの情報を把握できます。
Webマーケティングとマーケティングの違い
「Webマーケティング」は、数ある「マーケティング」手法のひとつです。
経営学者ピーター・F・ドラッカーは「マーケティングの理想は販売を不要にすることである」と語っています。つまり、販売活動をしなくても商品が売れる状態になるのがマーケティングの理想です。
言い換えるならば、マーケティングは「商品が売れる仕組みを作る活動」です。
Webマーケティングはその一環として、インターネットを利用した「商品が売れる仕組みを作る活動」を行うことです。
Webマーケティングの必要性
カスタマーエクスペリエンスの重要性
顧客が商品やサービスの購入プロセスや、利用時に体験する「心地よさ」「感動」「驚き」などの、感覚的・感情的な付加価値のことを「カスタマーエクスペリエンス」といいます。
商品やサービスのコモディティー化が進む現在では、適切な情報を発信することでカスタマーエクスペリエンスを高め、他社との差別化をはかっていくことが重要です。
インターネットの重要性
Webサイトは、単なる情報発信のツールから企業活動の中心へと変化してきています。
それに伴い、顧客ロイヤリティを高めてリピーターを確保するため、他のメディアよりも低コストで高い効果が期待できる、Webマーケティングの重要性が高まっているのです。
購入を判断する媒体
2015年、ニールセンが行った調査によれば、日本における新商品の情報源トップ3は、1位がインターネット検索(68%)、2位が店頭(67%)、3位がテレビ広告でした。
特徴的な変化は、「インターネット検索」で新商品情報を取得している人の割合が、大きく増加していることです。
2012年からの3年間でスマートフォン利用者が急速に増加しており、手軽にインターネット検索が可能となったことも、この結果を裏付けているといえるでしょう。
このため、自社Webサイトの情報が更新されていなかったり、適切な情報を公開できていなかったりすると、商品の販売機会を逃してしまうことになります。
Webマーケティング手法(目的別)
それでは、Webマーケティングの具体的な手法には、どのようなものがあるのでしょうか。
Webマーケティングでは多くの顧客を集めたうえで、繰り返し訪問を促し、顧客ロイヤリティを高める施策を実施します。もちろん、その効果測定を次回以降に活かし、改善をPDCAサイクル化することも重要です。
これを一覧にしたものが以下の表です。
集客施策 | 再訪問施策 | 接客施策 | 効果測定 |
---|---|---|---|
SEO | リターゲティング広告 | LPO | アクセス解析 |
リスティング広告 | メールマーケティング | EFO | ヒートマップ |
アフィリエイト | - | Web接客 | ユーザーテスト |
アドネットワーク | - | - | |
SNS広告 | - | - | - |
ソーシャルメディア対策 | - | - | - |
以下からは、それぞれを簡単に解説していきます。
集客施策
SEO
GoogleやYahooの検索結果上位に自社ページを表示させることで、検索ユーザーへアピールするための施策をSEOといいます。
Googleが、検索ユーザーのニーズに応えられるクオリティを持つと認識したページが、検索結果上位に表示されます。リスティング広告とは違い、お金を払っただけでは上位表示できません。
リスティング広告
SEOと同様に、GoogleやYahooの検索結果に表示させるのがリスティング広告です。
キーワード単位でオークション形式の入札が行われ、掲載順位が決定します。Yahooプロモーション広告やGoogle AdWordsが有名です。
アフィリエイト
広告主が設定した成果条件(購入、申し込み、資料請求など)が達成された場合、広告掲載側に手数料が支払われるものがアフィリエイトです。
成果報酬で行われるケースが多く、広告主側がムダな費用を払う必要がないため、人気のある広告手法の1つです。
アドネットワーク
複数Webサイトの広告枠をまとめた、広告配信ネットワークを活用するのがアドネットワーク広告です。
大量のWeb媒体に簡単に広告出稿できますが、出稿先は選ぶことはできません。
SNS広告
TwitterやFacebookなどのSNS(ソーシャルメディア)に広告を出稿するのがSNS広告です。
年齢層や地域、ユーザーの興味関心などの属性でターゲットを選択し、広告を配信できるのが特徴です。
ソーシャルメディア対策
ソーシャルメディアの公式アカウントを作成し、ユーザーとコミュニケーションを取りながら、Webサイトへのアクセスを促すのがソーシャルメディア対策です。
再訪問施策
リターゲティング広告
Webサイトの訪問履歴があるユーザーに向けて、広告出稿するのがリターゲティング広告です。
Webサイトをアクセスするとブラウザに「Cookie (クッキー)」という情報が付与されます。この「Cookie」を持っているユーザーにだけ広告を配信するのが、リターゲティング広告です。
Cookieについて詳しく知りたい方は、次の記事をご覧ください。
メールマーケティング
保有しているメールアドレスに対して、メールマガジンやステップメールなどを送り、Webサイトへのアクセスを促します。
メールを送る際には、そのユーザーの属性に合わせ、内容を変えるなどの工夫が求められます。
接客施策
LPO
リスティング広告などからアクセスした際に、最初に表示されるページをランディングページと言います。
そのランディングページのパフォーマンスを改善していく施策がLPO(ランディングページ最適化)です。
LPOについて詳しく知りたい方は、次の記事もご覧ください。
EFO
入力フォームやカートからの離脱を減らしていく施策がEFO(入力フォーム最適化)です。
入力フォームやカートは成果ポイントから非常に近いですが、ここは離脱も非常に多いのが特徴です。
離脱を減らし、成果に直結するように対策することも重要な施策なのです。
Web接客
Webサイトを訪れているユーザーとリアルタイムでチャットをしたり、ユーザーに対してクーポンを発行したりできるツールをWeb接客ツールといいます。
まだ導入しているWebサイトは少ないですが、今注目が高まっているツールです。
Web接客ツールの紹介はこちらの記事でしています。ぜひご覧ください。
効果測定
アクセス解析
アクセス解析は、Webマーケティングの成果を確認するための有効な手段です。
Webサイトへの訪問数・ユーザー数・ページビュー数・滞在時間・離脱率・直帰率などの基本情報について分析し、Webサイトの改善をはかっていきます。
アクセス解析ツールについては次の記事で紹介しています。ぜひご覧ください。
ヒートマップ
Webサイトを訪問したユーザーの行動を、サーモグラフィ状に表示できるアクセス解析ツールです。
ページ内でよく見られている箇所は濃く表示され、あまり見られていない箇所は薄い色で表示されます。
視覚的・直感的に判断できるため、解析に慣れていない初心者でも比較的判断しやすい、というメリットがあります。
ヒートマップについてより詳しく知りたい方は、次の記事も参考にしてみてください。
ユーザーテスト
ユーザーテスト(ユーザビリティテスト)は、ユーザーにWebサイトを実際に利用してもらい、その行動・発言から「ユーザ心理」と「Webサイトの課題」を見つける手法です。
ユーザーの視線を追える「アイトラッキング」などの装置を使ったテストが有名ですが、そのような装置を使わずとも実施できます。
Webマーケティングに役立つ情報
今回紹介したWebマーケティングに役立つサービス情報もございますのでぜひ、ご活用ください。
Webマーケティングからマーケティングを始めよう
Webマーケティングは、自社の商品・サービスが売れる仕組みを作るマーケティングの活動の中でも、比較的費用をかけずにはじめられる施策が揃っています。
最近の消費者は、スマートフォンやタブレットの普及もあり、商品やサービスを購入する前にWebサイトで情報を検索することが一般的になってきています。
自社の商品やサービスを選んでもらうためにも、Webサイトで情報を発信するだけでなく、ターゲットとする顧客に情報が届くよう、Webマーケティングの各種施策を取り入れていく必要があります。
Webマーケティングの施策を活用して、ターゲット顧客に自社の商品やサービスの情報が確実に届くようにしましょう。
Webマーケティングを学べるおすすめスクール3選
「基礎からWebマーケティングを学びたい!」というあなたは、Webマーケティングスクールでを利用しましょう。読者やネット上の無料情報では実践的なWebマーケティングスキルは身につけられません。
以下ではおすすめのスクールを3つ紹介しています。
DMM MARKETING WEBCAMP - WebマーケタースクールNo.1/未経験OK/転職成功率98%
DMM MARKETING WEBCAMPは、未経験から3ヶ月でWebマーケターを目指す養成スクールです。
東証一部上場のWebマーケティング企業がサポートするなど、実務に基づいたカリキュラムが用意されています。週1回六本木でのオフライン授業もありますが、フルリモートでの受講も可能なので、全国どこからでも参加できます。
さらに受講開始後20日間までは全額返金の対象なので、安心して申込みできます。
参考価格・費用
- 転職コース:657,800円(税込)
- 学習コース:385,000円(税込) ※転職コースは月々31,900円/の分割払いも可
Wannabe Academy - 実務経験を積む、3ヶ月でWebマーケターを目指す・未経験OK
Wannabe Academyは、卒業後の仕事紹介まで支援してくれる、webマーケターを目指せるスクールです。
授業は全てオンラインで完結するため、地方在住でも安心してwebマーケティングが学べます。特徴としては、他のwebマーケティングスクールよりも安価なので、申し込みしやすい点です。
参考価格・費用
授業料264,000円+入学金66,000円。月々22,000円✕12回の分割払いも可
※金額は税込
ウルクスWEBマーケタープログラム
ウルクスWEBマーケタープログラムは、最短4週間でwebマーケターへの転職を目指すスキルを学べるスクールです。
グループ会社提供の転職サービスを利用して転職した場合には受講料キャッシュバック制度が設けられています。受講料を抑えつつ、転職したい人におすすめのスクールです。
参考価格・費用
165,000円(税込)
BOXILとは
BOXIL(ボクシル)は企業のDXを支援する法人向けプラットフォームです。SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」、ビジネスメディア「BOXIL Magazine」、YouTubeチャンネル「BOXIL CHANNEL」を通じて、ビジネスに役立つ情報を発信しています。
BOXIL会員(無料)になると次の特典が受け取れます。
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