スマホで使える会計ソフトを比較|iPhone、Android対応のアプリ
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- 会計ソフトとは
- スマートフォン対応の会計ソフトの選び方
- iOSとAndroidへの対応状況
- スマートフォンでの使いやすさ
- 銀行口座やクラウドサービスとのデータ連携
- 電子帳簿保存法とインボイス制度への対応
- スマートフォンとパソコンで使えるおすすめの会計ソフト4選
- freee会計
- マネーフォワード クラウド会計
- 弥生会計 オンライン
- HANJO 会計
- スマートフォンのみで使えるおすすめの会計ソフト5選
- Taxnote
- CalQ Share
- スマホ会計FinFin
- Kaikei
- 快速仕訳
- スマートフォンで使える会計ソフトのメリット
- スマートフォンがあれば場所を問わず経理作業ができる
- レシート画像の自動仕訳により入力ミスを軽減
- パソコンで作業したデータの同期も簡単
- スマートフォン対応の会計ソフトで業務を効率化しよう
- BOXILとは
会計ソフトとは
会計ソフトとは、企業や個人事業主の会計業務を効率的に行うためのソフトウェアです。主な機能は次のようなものがあります。
- 売上や仕入、経費などの入力と記録
- 貸借対照表や損益計算書といった財務諸表の作成
- 消費税や法人税の計算
- 顧客と取引先の管理
- データのバックアップ
会計ソフトを利用することで、手作業によるミスを防ぎ仕訳や決算書類にかかる工数を削減できます。これまでの会計ソフトはインストール型が主流でしたが、近年はクラウド型も浸透しつつあります。
スマートフォン対応の会計ソフトの選び方
スマートフォン対応の会計ソフトを選ぶときには、次の点に特に注意しましょう。
- iOSとAndroidへの対応状況
- スマートフォンでの使いやすさ
- 銀行口座やクラウドサービスとのデータ連携
- 電子帳簿保存法とインボイス制度への対応
iOSとAndroidへの対応状況
スマートフォンに対応した会計ソフトを導入する際には、iOSとAndroidのどちらに対応しているかを確認しましょう。iOSはiPhoneのOSであるため、iPhoneを使っている方であればiOSに対応しているかの確認が必要です。
また、スマートフォンアプリのバージョンアップが定期的に行われているかもチェックしましょう。バグ修正やセキュリティ対策へどのくらいの早さで対応しているかがわかります。
スマートフォンでの使いやすさ
スマートフォン対応の会計ソフトでは、小さな画面で使いやすいインターフェースか見ておきましょう。スマートフォンには特有のタップやスクロールがあり、これらに最適化されているかどうが選定時の鍵となります。
スマートフォンからのカメラ撮影や帳票の自動読み取り機能があると、さらに入力作業が軽減されるのでおすすめです。
銀行口座やクラウドサービスとのデータ連携
会計ソフトを選定する際には、他のシステムとのデータ連携機能があるかを確認します。銀行口座や基幹システム、決済サービス、ECサイトなど普段使用しているサービスと連携されていれば、仕訳の工数を大きく削減できます。
API連携やCSVファイルでのインポートとエクスポートなどどのような方法で連携するのかも、工数に関わるので可能であれば調査しておきましょう。
電子帳簿保存法とインボイス制度への対応
近年、急速に整備が進んでいる電子帳簿保存法やインボイス制度の要件を満たしているかも確認しておきましょう。電子帳簿保存法への対応状況は、JIIMAによる電子帳簿ソフト法的要件認証製品一覧から認証がなされている商品についてはチェックできます。
また今後の法改正への対応力も見られるとなおよいです。過去のリリースをチェックし各種法制度へどのくらいの速度で対応したのか、そもそも対応しているのかを確認します。
スマートフォンとパソコンで使えるおすすめの会計ソフト4選
スマートフォンとパソコンの両方で使えるおすすめの会計ソフトを4つ取り上げて解説します。スマートフォンとパソコンの両方で利用したい方は、こちらの会計ソフトを検討してみてください。
サービス名 | freee会計 | マネーフォワード クラウド会計 | 弥生会計 オンライン | HANJO 会計 |
---|---|---|---|---|
iOS(iPhone)対応 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
Android対応 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
無料トライアル | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
法人向けの月額プラン | 1,980円(税抜)〜 | 3,980円(税抜)〜 | 2,316円(税抜)〜※ | 0円〜 |
※年額プランを月あたりで割って計算し記載
上記で紹介した会計ソフトをはじめ、多くの会計ソフトの料金や機能は下記ボタンで入手できるサービス資料に掲載があります。会計ソフトの比較にかかる工数を削減できるので、システム選定をしている方であればおすすめです。
freee会計は、個人事業主から大企業向けの料金プランまで幅広く提供しているフリーの会計ソフトです。銀行口座やクレジットカードの明細をもとに仕訳を自動化。決算書の作成もボタンを押すだけなので複雑な計算を避けられます。
マネーフォワード クラウド会計 - 株式会社マネーフォワード
マネーフォワード クラウド会計は、2,000以上※のサービスとの連携による工数削減が特徴の会計ソフトです。銀行やクレジットカードの他、電子マネー、POSレジなど多岐にわたるサービスと連携。AIによる仕訳も相まって効率化に大きく貢献してくれます。
※出典:マネーフォワード「マネーフォワード クラウド会計 公式サイト」(2024年3月12日閲覧)
弥生会計 オンラインは、経理に慣れていない方にも優しい会計ソフトです。製品の操作方法、仕訳の仕方などをスタッフが幅広くサポート。電話やメールのみならず、画面共有でのサポートもあります。また、必要に応じてインストール型のソフトウェアも選択できます。
HANJO 会計
HANJO 会計は、飲食店の経理に特化した会計ソフトです。はじめて会計ソフトを使う方でも簡単に使える操作性の高さが特徴。使い方がわからない場合は、専用コールセンターにて相談を受け付けてもらえます。飲食店を個人経営している企業へ特におすすめです。
スマートフォンのみで使えるおすすめの会計ソフト5選
スマートフォンのみで使える会計ソフトを5つ取り上げて説明します。スマートフォンのみで利用したい方は、こちらの会計ソフトがおすすめです。
サービス名 | Taxnote | CalQ Share | スマホ会計FinFin | Kaikei | 快速仕訳 |
---|---|---|---|---|---|
iOS(iPhone)対応 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ー |
Android対応 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
月額費用 | 0円〜 | 0円 | 0円〜 | 年額2,800円〜 | 0円 |
有料プランの無料トライアル | ー | ー | 60日間 | ー | ー |
Taxnote
Taxnoteは、帳簿入力が簡単にできるシンプルで使いやすい会計ソフトです。個人事業主の確定申告に特化しているのが特徴です。毎月15件以内の仕訳登録であれば、期間制限なく無料で使い続けられます。事業を始めたばかりの方や小規模のビジネスにおすすめです。
CalQ Share
CalQ Shareは、会社員の副業に特化した会計ソフトです。副業の収入や経費の入力、確定申告の作成といった機能を無料で使えます。無料で使えるアプリながら、使い方がわからない場合は問い合わせフォームで気軽に相談が可能です。
スマホ会計FinFin
スマホ会計FinFinは、フリーランスや個人事業主向けの会計ソフトです。全国の約99%※の金融機関と連携しており、銀行やクレジットカードの利用明細をもとに自動で仕訳してくれます。領収書でもOCRにて効率化が図れます。
※出典:会計バンク「スマホ会計FinFi 公式サイト」(2024年3月12日閲覧)
Kaikei
Kaikeiは、青色申告と白色申告に特化した確定申告用のアプリです。CSV出力ができ他会計ソフトへのインポートも可能。必要に応じて会計ソフトの使い分けができます。また、Face IDやTouch IDを含めたパスコードロック機能によりセキュリティを対策しています。
快速仕訳
快速仕訳は、アプリをインストールするだけでユーザー登録をせずに利用できます。複式簿記による記録や帳簿づけに特化しており、白色申告はもちろん青色申告も可能です。仕訳入力が月20件までであれば無料なため、まずは無料プランにて試すとよいでしょう。
スマートフォンで使える会計ソフトのメリット
スマートフォンで使える会計ソフトの主なメリットは、次の3点です。
- スマートフォンがあれば場所を問わず経理作業ができる
- レシート画像の自動仕訳により入力ミスを軽減
- パソコンで作業したデータの同期も簡単
スマートフォンがあれば場所を問わず経理作業ができる
スマートフォン対応の会計ソフトであれば、外出先や出張先など場所を問わず経理作業ができます。パソコンに座る暇もないほど忙しい方や、いくつもの店舗や会社を経営している方にとって重宝するでしょう。ちょっとしたすき間時間を見つけて、作業できる点がメリットです。
レシート画像の自動仕訳により入力ミスを軽減
スマートフォンで利用できる会計ソフトの多くは、レシートや領収書を撮影するとOCR機能により仕訳まで自動でこなしてくれます。自身で手入力すると、時間と手間がかかるだけでなくミスも発生しやすくなります。会計ソフトを使うことで簡単かつもれなく対応できるようになるでしょう。
パソコンで作業したデータの同期も簡単
会計ソフトのなかには、freee会計やマネーフォード クラウド会計のように、パソコンとスマートフォンの両方に対応しているものがあります。この場合、パソコンとスマートフォン間にて双方向で同期してくれます。たとえば家や職場ではパソコンの大画面で、外出先ではスマートフォンでといった具合にシーンによって使い分けが可能です。
スマートフォン対応の会計ソフトで業務を効率化しよう
スマートフォン対応の会計ソフトは、パソコンとスマートフォンの両方に対応しているものと、スマートフォンのみ対応可能なものにわかれます。一般的に、スマートフォンのみに対応している会計ソフトは、シンプルな設計でフリーランスや個人事業主向けが多いです。パソコンとスマートフォンの両方に対応しているものは、機能は充実しているもののコストがかかります。
上記で紹介した会計ソフトをはじめ、いくつかの会計ソフトの価格や機能はBOXILからダウンロードできるサービス資料に記載があります。システム選定を素早く効率的に進めたい方はぜひチェックしてみてください。
BOXILとは
BOXIL(ボクシル)は企業のDXを支援する法人向けプラットフォームです。SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」、ビジネスメディア「BOXIL Magazine」、YouTubeチャンネル「BOXIL CHANNEL」、Q&Aサイト「BOXIL SaaS質問箱」を通じて、ビジネスに役立つ情報を発信しています。
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