大企業向け「360度評価システム」おすすめ6選!選定のポイントと導入のメリット

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360度評価とは
360度評価とは、上司から部下を評価するだけでなく、さまざまな関係者から多角的に評価を行う評価手法のことです。多様な視点から評価を集めることで、より客観性の高いフィードバックが期待できるのがメリットです。
ただし360度評価は、評価者が増加するため評価者の負担が増加し、データの集計・分析にも手間がかかります。こういった従業員の負担を軽減し、作業を自動化できるのが360度評価システムです。
大企業が抱える人事評価の課題
360度評価システムを導入していない大企業が人事評価で抱えている課題についてまとめました。あなたの企業でも同様の課題を抱えていれば、大企業向けの360度評価システムで解決できる可能性があります。
上司の主観による評価で公平性や客観性が欠ける
大企業では従業員数が多いゆえに、上司の主観による評価が行われやすく、公平性や客観性に欠けやすい課題があります。大企業の場合360度評価を導入しようとしても、1人あたりの評価対象者が非常に多く、Excelのようなアナログな方法ではすべての情報を管理し、評価をまとめるのは困難です。
また負担がかからないよう上司から部下へ評価を行う方法が採用されたとしても、管理職1人あたりの管理する人数が多く、それぞれの業務内容や成果を上司がすべて把握するのは難しいでしょう。結果評価が上司の主観や印象に左右されやすく、評価基準が曖昧になりがちです。
評価基準が曖昧で、評価の過程が不透明であれば、従業員のモチベーション低下や不満につながるだけでなく、人材の流出を招くリスクも高まります。
従業員が多く、現場の人間関係トラブルを検知しにくい
従業員数が多い大企業では職場の人間関係が複雑になりやすく、トラブルが潜在化しやすい傾向にあります。トラブルが潜在化すれば、早期に解決することが難しく、トラブルが大きな問題に発展してからはじめて気づくケースも考えられます。
もしこれらのトラブルがハラスメントをはじめとする深刻な問題に発展した場合、問題が公になり企業の社会的信用を落とす恐れがあるでしょう。また大きな問題に発展しなかったとしても、従業員のモチベーション低下や生産性悪化を引き起こしかねません。
大企業が360度評価システムを導入するメリット
大企業が360度評価システムを導入して得られるメリットは次のとおりです。
効率的に評価の客観性と公平性を高められる
360度評価システムを導入すれば、上司だけでなく同僚や部下からも評価を集めるため、多角的な視点で従業員を評価できます。また評価にかかる事務作業や集計・分析はシステムにより自動化されるため、評価者や人事部の負担も軽減可能です。評価シートのテンプレートもあり、設問のカスタマイズもできるため、評価シートの作成も簡単にできます。
集計や分析に手間がかからなければ、時間を置かずにフィードバックをできるため、従業員が自身の強みや課題を把握しやすくなり、成長意欲の向上にもつながるでしょう。
人間関係の問題を見つけやすくなる
360度評価システムでは、匿名での評価が可能であるため、従業員は率直な意見を伝えやすくなります。これにより、普段のコミュニケーションでは見えにくい人間関係の問題や、チーム内の課題を早期に発見しやすくなるでしょう。
潜在的なリスクを把握することで、適切な対策を講じられ、職場環境の改善や従業員エンゲージメントの向上に貢献します。システムを利用することで、個別のやりとりで起こりがちな誤送信もなくなるため、安全に人事評価制度を運用できるのも魅力です。
管理職の育成に役立つ
360度評価システムは、管理職自身の強みや課題を認識するいい機会にもなるでしょう。部下からの評価を通じて、自身のリーダースタイルやコミュニケーション方法を客観的に見つめ直し、改善点を見つけられます。また部下の育成における課題や、チーム全体の課題を把握することで、より効果的なマネジメントスキルを身につけられます。
大企業が360度評価システムを選定する際のポイント
大企業が360度評価システムを選定する際は、いくつかのポイントが存在します。代表的なポイントについて解説します。
評価項目を自社に合わせてカスタマイズできるか
大企業の場合画一的な評価項目では、各企業の文化や価値観、求める人材像に合った評価が難しくなります。そのため自社独自の評価基準や重点項目を設定できる柔軟性があるシステムを選ぶことで、より精度の高い評価が可能となり、人材育成にも効果的に活用できます。
すでに導入している人事システムと連携できるか
360度評価システムを既存の人事システムと連携させることで、評価データの一元管理や、人事評価プロセス全体の効率化が実現できます。たとえば予算管理システムや人材データベース、勤怠管理システムなどと連携できると便利です。
これらを連携することで従業員情報や評価履歴などをスムーズに共有し一元化できるため、評価業務の負担軽減や、評価結果にもとづいた人材配置や育成計画の策定に役立ちます。
部門別や支社別のデータ抽出が可能か
大企業では、部門や支社が数多く存在するでしょう。部門別や支社別との評価データ連結やデータ分析が可能であれば、各個別組織の課題や強みを把握し、よりきめ細やかな人材育成や組織改善につなげられます。
また評価結果の比較を通じて、他部門や他支社のよい取り組みを共有し、組織全体のレベルアップを図れるでしょう。
360度評価システムの比較表
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大企業におすすめの360度評価システム比較6選
大企業におすすめの、クラウド型360度評価ツールを紹介します。
CBASE 360° - 株式会社シーベース
CBASE 360は、本人と他者の認識の違いを可視化させる、360評価の導入を支援する360度評価サービスです。CBASE 360は、次のような特徴があります。
- 匿名での記入でも上司・同僚・部下など回答者タイプの選定で関係性を把握できる
- 自動リマインドで改善計画の確認や振り返りの確認負担を軽減
- 施策に精通した専門スタッフがサポート
HRBrain - 株式会社HRBrain
HRBrainは、タレントマネジメントや労務管理が可能な360度評価システムです。HRBrainには、次のような特徴があります。
- 目的に合わせて評価項目を柔軟にカスタマイズ可能
- スマホから回答でき、現場社員も使いやすい
- 結果は自動で集計し、全対象者の結果を一覧化
タレントパレット - 株式会社プラスアルファ・コンサルティング
タレントパレットは、360度評価はもちろん、さまざまな人材データを一元管理できるタレントマネジメントシステムです。タレントパレットは、次のような特徴があります。
- 科学的分析による人事配置・人事戦略が可能
- 考課者を指定条件でランダム抽出できる360度評価が可能
- AIのテキストマイニング機能で社員の見えない声を可視化
カオナビは、人事評価や人材配置、目標管理を効率化するタレントマネジメントシステムです。カオナビは、次のような特徴があります。
- 標準搭載の360度評価テンプレートはカスタマイズ可能
- 部署・職種ごとの評価分布を可視化
- 1社に1人の専任サポートつき
SmartHRタレントマネジメント - 株式会社SmartHR
SmartHRタレントマネジメントは、タレントマネジメントの課題の可視化・分析を行える360度評価システムです。SmartHRは次のような特徴があります。
- 人事業務を効率化し、データを一元管理できる
- 従業員サーベイを用いた360度評価が可能
- 部署や雇用形態を指定して、データを可視化・分析できる
360(さんろくまる) - 株式会社Fusic
360(さんろくまる)は、相互フィードバック文化を促す360度評価システムです。360は、次のような特徴があります。
- 端末に関係なくいつでも簡単に入力できる
- フィードバック資料として活用できる結果資料をワンクリックで生成
- 360度評価を実施した月のみ費用が発生
サービス選びは比較して検討しよう
360度評価システムを選ぶ際は、自社の状況に合った機能が備わっているか、他システムとの連携が可能か、料金・費用はどの程度かなどを踏まえて検討することが重要です。
ボクシルでは各サービスの口コミが多く寄せられているので、選定の際はサービス資料とあわせてチェックするとよいでしょう。
360度評価システムは次の記事でも詳しく紹介しています。


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