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クラウド型RPAツール比較5選!導入効果を高める選定ポイントと注意点

最終更新日:(記事の情報は現在から47日前のものです)
クラウド型のRPAツールをボクシル編集部が解説。RPAツールを選定する際のポイントや導入するメリットを解説しています。この記事を読めばどのRPAツールを導入するべきかどうかがわかります。

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クラウド型RPAツールとは

クラウド型RPAツールとは、インターネット経由で利用できるRPAです。従来のRPAのように各パソコンにインストールしたり、サーバーにインストールしたりせず、手軽に導入できるのが特徴です。

RPAとは

RPAは、Robotic Process Automationの略称で、人間が行う定型的なパソコン操作をソフトウェアロボットが代行する技術です。たとえばデータ入力、ファイルの移動、メール送信、情報収集などルールにもとづいて実行する作業を自動化します。これにより業務効率の向上、ミスの抑制、コスト削減などが期待できます。

クラウド型とオンプレミス型、インストール型の違い

RPAにはクラウド型とオンプレミス型、インストール型があります。それぞれにメリットがあるので、用途に応じて使い分けましょう。

形態 概要 特徴
クラウド型 インターネット上でログインして利用するタイプ ・初期費用が低い傾向にある
・定期的な自動アップデートが行われる
・場所を問わずにアクセスできる
・データのバックアップがしやすい
・セキュリティ対策はベンダー側が行ってくれる
オンプレミス型 自社のサーバーにシステムを構築して利用するタイプ ・高度なカスタマイズができる
・データのセキュリティを自社で管理する必要がある
・大規模な処理に適している
・初期費用が高い傾向にある
・導入や保守には専門的なIT知識が求められる
インストール型 パソコンにソフトをインストールして利用するタイプ ・インターネット環境が不要
・カスタマイズがしやすい
・データを自社で管理できる
・一度の支払いで長期的に利用できる
・アップデートは手動で行う必要がある

クラウド型RPAツールのメリット

クラウド型のRPAツールを導入して得られるメリットは次のとおりです。

導入コストが低い

クラウド型のRPAツールは、オンプレミス型と比較して初期費用やサーバーの管理費が不要なため、導入コストを抑えられます。また、月額制または年額制のサービスが多く初期投資を抑えたスモールスタートが可能です。

導入と運用の手軽さ

クラウド型は、インターネットがあれば利用できるため、導入が容易です。RPAなら専門知識がなくても直感的に操作できるツールが多いため、IT部門以外でも簡単に運用もできます。

スケーラビリティ

クラウド型のRPAツールは、業務量に合わせてロボットの数を柔軟に増減できます。繁忙期にはロボットを増やし、閑散期には減らす対応が容易なため、効率的な運用が可能です。また、新しい業務プロセスを追加する場合も、簡単にロボットを作成できます。

セキュリティ

クラウド型のRPAツールは、サービス提供会社がセキュリティ対策をしてくれているため、はじめから高いセキュリティレベルを確保できます。また、定期的なセキュリティアップデートも自動的に行われるため、最新のセキュリティ対策を維持できます。

最新機能へのアクセス

クラウド型は、サービス提供会社が最新の機能へ自動でアップデートしてくれます。また、新しい機能が追加された際に、追加費用なしで利用できる場合が多いため、コストパフォーマンスにも優れています。

クラウド型RPAツールを導入するときの注意点

クラウド型のRPAツールを導入する際の注意点について解説します。これらのポイントを押さえておくことで、費用対効果を最大化できるでしょう。

自動化する対象を選定

RPAツールを導入する前に、自動化すべき業務を選定しましょう。単純作業や繰り返し作業など、ルール化しやすい業務ならRPAの効果を最大限に引き出せます。一方で、複雑な判断が必要な業務は、RPAでの自動化が難しいです。

社内体制の整備

RPAツールの導入を成功させるためには、社内体制の整備が不可欠です。導入プロジェクトのチームを立ち上げ、各部門の担当者と連携しながら進めましょう。また、導入によって変更される業務プロセスについて、従業員への説明や研修を実施することも大切です。

運用体制の構築

RPAを導入した後は、安定稼働に向けて運用体制を構築しましょう。RPAの運用担当者を決め、定期的に監視やメンテナンスをします。また、動作状況を記録し、問題が発生した場合は迅速に対応できる仕組みが必要です。

クラウド型RPAツールの選定ポイント

クラウド型のRPAツールを選定する際は、いくつかのポイントが存在します。代表的なポイントについて解説します。

費用対効果

クラウド型RPAツールは、利用数にかかわらず一定の月額料金、ロボット数に応じた従量課金制などさまざまな料金体系があります。予算や業務量に合わせて、費用対効果の高いツールを選びましょう。

導入実績

導入実績の豊富なツールは、信頼性や安定性が高い傾向にあります。特に、自社と同様の業種や規模での導入実績があれば参考にしやすいです。導入事例やユーザーの声を確認し自社に合ったツールを選びましょう。

サポート体制

RPAツールを導入後も安定稼働させるためには、ベンダーのサポート体制が重要です。電話やメールでの問い合わせ対応はもちろん、操作方法のレクチャーやトラブルシューティングなど、手厚いサポート体制が整っているツールを選びましょう。

セキュリティ対策

RPAツールは、データの暗号化やアクセス権限の設定といったセキュリティ機能が充実しているツールを選びましょう。また、国際的なセキュリティ基準であるISO 27001をはじめ、認証を取得しているツールであればより安心して利用できます。

拡張のしやすさ

将来的にRPAで自動化する業務範囲を拡大したり、他のシステムと連携したりすることを検討している場合は、拡張性や連携性に優れたツールを選びましょう。外部システムとの連携が充実しているツールであれば、柔軟なシステム構築が可能です。

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クラウド型のRPAツール5選

クラウド型のRPAツールを紹介します。

pengu - オムロン株式会社

penguは、業務自動化ツールと育成プログラムがセットになった業務改善サービスです。penguには次のような特徴があります。

  • OCR、ETL、RPA、3つの業務自動化ツールをセットで提供
  • プログラミング不要、アイコンで操作と設定が可能
  • 完全マンツーマンの育成プログラムで業務を自動化できるまで支援

AUTORO - オートロ株式会社

AUTORO
AUTORO
BOXIL SaaS AWARD 2022 BPO/コンサル/RPA部門受賞
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提供企業様でご不明点がある方はこちら

AUTOROは、ブラウザで行う業務を中心に自動化するRPAです。AUTOROには、次のような特徴があります。

  • ノーコードで業務フローを簡単に作成可能
  • 業務フローを丸ごとコピーして共有できる
  • APIによるシステム連携でさらに便利に

オークファンロボ

オークファンロボは、日常的に行うパソコン業務を自動化するRPAツールです。オークファンロボには次のような特徴があります。

  • データの入力から受発注や情報配信まで自動化
  • 簡単な設定で利用でき、専門知識は不要
  • 初期費用0円で、利用継続率は98%

※出典:オークファン「オークファンロボ 公式サイト」2024年7月19日閲覧

Coopel

Coopelは、初心者でも簡単に操作できるクラウド型のRPAツールです。Coopelには次のような特徴があります。

  • 1アカウントから契約可能
  • クラウド環境とローカル環境の両方でロボットを実行可能
  • チーム内でロボット開発のナレッジを共有

batton - 株式会社batton

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ボクシルSaaSのデータを元に表示しています
提供企業様でご不明点がある方はこちら

battonは、シンプルで簡単に操作できる日本製のRPAツールです。battonには次のような特徴があります。

  • 1ライセンスで複数のパソコンにインストール可能
  • AI搭載で環境の変化へ柔軟に対応
  • 運用開始後のサポートも充実

コストを抑えてRPAを導入したいならクラウド型

クラウド型のRPAツールは、低コストで手軽に導入できるだけでなく、現場の方がはじめやすいおすすめのツールです。業務効率化や生産性向上を目指したい企業にとって強力な味方となるでしょう。

RPAツールを選ぶ際には、必要十分な機能、他システムとの連携、運用コストなどを踏まえて検討しましょう。あわせて各サービスの口コミも見ておくとよいです。

【比較表】RPAツール比較!おすすめサービスの機能や価格、導入目的別の選び方
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