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費用が安いクラウドPBXおすすめ5選!料金相場や選ぶ際の注意点

最終更新日:(記事の情報は現在から103日前のものです)
クラウドPBXはクラウド上に電話交換機を設置し、場所に縛られずに社内外の通話をコントロール可能なツールとして注目を浴びています。しかし、コストがネックになって導入をためらっている企業は少なくありません。本記事では、費用が安いクラウドPBXの料金相場や選び方、費用相場などを詳しく解説します。

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クラウドPBXの費用相場

クラウドPBXの費用は大きく分けて次の3つです。

  • 初期費用
  • 月額利用料金
  • 通話料金

それぞれの費用相場は次のとおりです。

内訳 費用相場
初期費用 0円~50,000円
月額利用料金 1,500円~2,500円
通話料金(1分あたり) 固定電話の場合は8.8円、スマートフォンの場合は16円

PBXは初期費用、月額利用料金に大きな差は出ませんが、通話料金は通話している時間に応じて変わります。

たとえば、少人数規模であれば通話する人数が減るため、月額の通話料金は2万円前後が一般的です。反対に20~30人規模の企業が利用した場合は月額4万円~7万円程度になります。

このように、通話料金は企業規模によって大きな差が出るため、導入の際は注意が必要です。

クラウドPBX導入にかかる費用の内訳

クラウドPBX導入にかかる費用の内訳は次のとおりです。

  • 初期費用
  • 月額利用料金
  • 通話料金
  • オプション費用

それぞれ詳しく解説します。

初期費用

クラウドPBXの導入時に発生する費用です。費用の相場は0円~50,000円となります。

スマートフォンやPCにアプリケーションをインストールするだけのクラウドPBXは、サーバーの初期設定費用のみになります。したがって、従来のPBXシステムよりも費用を抑えられるのが特徴です。

また、初期費用が無料のクラウドPBXもあります。そのため、費用を抑えたい企業におすすめです。

月額費用

通話時間に関係なく毎月、固定で発生する費用です。費用の相場は1,500円~2,500円ですが、1アカウントの費用相場となります。

月額費用は1アカウントごとに費用が発生するケースが一般的です。そのため、アカウントを増やせば増やすほど、月額費用は高額になります。

たとえば、1アカウントあたり1,500円のクラウドPBXを、5人で利用する場合の月額費用は7,500円となります。

このように、アカウントを増やすたびに費用が増えてしまうため、導入前に必要なアカウントの数を吟味しておきましょう。

通話料金

クラウドPBXで通話した際に発生する費用です。費用相場は次のとおりです。

内訳 費用相場
固定電話への通話 8.8円/分
スマートフォンへの通話 16円/分

サービスを提供する企業によって大きな違いはありません。

また、クラウドPBXを使用した内線電話は通話料金がかかりません。したがって、営業で外出している従業員にクラウドPBXを導入したスマートフォンを渡すことで、無料で通話ができます。

オプション費用

クラウドPBXの基本機能以外に用意されている機能にかかる費用です。オプションの費用は機能やサービスの提供企業によって異なります。

たとえば、自動録音機能の相場は2,000円~3,500円ですが、自動音声対応は1,500円程度で利用できるケースがあります。また、自動録音機能を基本機能のひとつにしている企業は無料で利用可能です。

このように、機能やサービス提供企業によって費用が大きく変わるのが、オプション費用の特徴です。

費用が安いおすすめクラウドPBX

クラウドPBXの中でも一般相場と比べて費用が安いクラウドPBXを紹介します。費用が安いだけでなく、必要な機能も揃えているクラウドPBXを紹介しているため、導入の参考にしてください。

トビラフォン Cloud - トビラシステムズ株式会社

トビラフォン Cloud
トビラフォン Cloud
BOXIL SaaSセクション | BOXIL SaaS AWARD 2024
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提供企業様でご不明点がある方はこちら

トビラフォン Cloudは、市外局番やフリーダイヤルといった複数番号を一元管理できるクラウドPBXです。

社内外を問わず無料で内線通話できるため、テレワークの導入に役立ちます。電話をかけてきた電話番号を自動判断して、前回の通話で対応した従業員に電話を優先してつなぐ機能もあります。また、kintoneやMicrosoft Teamsなどの外部ツールと連携できます。

基本セット料金は月額料金が3,300円で初期費用33,000円です。通話料は別途でかかり、050番号を利用の場合、固定電話への通話は8.8円/3分、携帯電話への通話は17.6円/1分です。

03plus - 株式会社グラントン

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03plus
BOXIL SaaSセクション | BOXIL SaaS AWARD 2023
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03plusは、固定電話で使用している電話番号がスマートフォンで利用できるクラウドPBXです。スマートフォンにアプリをインストールしてログインするだけで利用可能であるため、導入しやすいのが特徴です。

また、アカウントは電話機やアプリごとに付帯されるため、1つの電話番号を複数人で利用できます。

価格は基本料金プランが1台あたり月額980円かかり、初期費用が別途で5,000円です。10分かけ放題プランは初期費用が変わらずに月額利用料金が1,980円になります。

申し込みから最大31日間、無用で利用できる0円スタートプランがあるため、費用を抑えたい企業におすすめです。

クラコールPBX - 株式会社三通テレコムサービス

クラコールPBX
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クラコールPBXは、利用料金を低価格にすることで、導入しやすさを追求したクラウドPBXです。

初期費用は0円で面倒な工事は必要ありません。月額利用料金は1ユーザーあたり980円で、6ユーザー目から0円となります。契約期間の縛りもないため、導入しやすいのが特徴です。

通話料は固定電話への通話が8円/3分、携帯電話への通話が16円/分です。

機能は受電した通話を他の内線、外線番号に転送する機能や他の内線にかかってきた電話を別の内線で受電する機能などがあります。また、オプション機能として通話録音や自動音声応答などがあります。

TramOneCloud - トラムシステム株式会社

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TramOneCloudは、リモートワークに完全対応したクラウドPBXです。デバイスフリーで利用できるだけでなく、Wi-Fiや4G、5G回線などあらゆる通信手段に対応しています。

また、高品質の音声通話であるため、リモートワークがしやすい環境です。500社以上の企業で導入された実績があり、トラブルの際はサポートチームが24時間365日対応してくれます。

利用料金はシステムの基本料金として月額5,000円かかり、1ユーザーあたりの料金が月額800円です。

IVRy - 株式会社IVRy

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IVRyは、音声ガイダンスやAI受付を導入したクラウドPBXです。質問の回答や電話の取次ぎが自動化できるため、営業時間外や休日といった従業員がいない時間でも電話対応ができます。

また、SMSの自動返信機能があるため、事前に設定したテキストを受電した電話番号のSMSに送信可能です。店舗案内や決済ページへの誘導などで利用できます。

利用料金は月額2,980円から利用できるため、費用を抑えたい企業におすすめです。

クラウドPBXを選ぶ際の注意点

MAツールを選ぶ際は価格だけでなく次の点にも注意して選ぶとスムーズになります。

  • コストパフォーマンス
  • 導入にかかる時間や労力
  • 機能の充実度
  • セキュリティ対策
  • 通話の安定性と音質

コストパフォーマンス

クラウドPBXを選ぶ際はコストパフォーマンスを考えて導入するのが重要です。

クラウドPBXは利用の際に初期費用と月額料金がかかります。従来のPBXシステムとは違い、設置機材や工事費が不要であるため、初期費用は抑えられます。

一方で月額料金や通話料金などの料金が割高にならないか確認が必要です。また、必要な機能の追加やアカウント追加、アップグレードなどをする場合はコストがさらに増えることも考慮に入れる必要があります。

導入にかかる時間や労力

クラウドPBXを選ぶ際は導入にかかる時間や労力を考える必要があります。クラウドPBXの導入プロセスは既存のPBXを利用する場合と新規でクラウドPBXを導入する場合で多少の違いがあります。

既存のPBXを利用する場合は次のとおりです。

  • 既存のPBX装置を取り外す
  • VoIPゲートウェイを取り付ける
  • スマートフォンにアプリをインストールする
  • ベンダーから発行されるID情報を登録する

新規でクラウドPBXを導入する場合は次のとおりです。

  • 通信キャリアで電話番号契約を行う
  • VoIPゲートウェイを取り付ける

導入にかかる時間は最短で3日ほどですが、このように既存のPBXを利用するか新規で導入するかによって多少の違いがあります。自力ですべてを行うと労力がかかります。

そのため、24時間サポートがあるといったサポート体制が充実しているクラウドPBXを選ぶとよいでしょう。

機能の充実度

クラウドPBXを選ぶ際は必要な機能が備わっているか確認が重要です。クラウドPBXの代表的な機能は次のとおりです。

  • 代表番号での発着信
  • 内線電話
  • 保留・転送
  • 通話録音
  • スマートフォンの内線電話化

アプリをインストールするだけでスマートフォンを内線電話にできるため、場所を選ばずに業務が行えます。また、システムによっては次の機能が備わっていたり、オプションとして追加できたりします。

  • 受付システム
  • ビジネスチャット
  • インターネットFAX
  • 音声ガイダンス
  • Web電話帳の共有

このようなオプションを追加することで、特定の業種で利用しやすいクラウドPBXの導入が可能です。

機能が充実したサービスを選ぶことで、業務の幅を広げた際に対応しやすくなるため、機能の充実度は確認しておきましょう。

セキュリティ対策

クラウドPBXを選ぶ際はシステムのセキュリティ対策を確認しておくのが重要です。なぜなら、インターネットを介するため、セキュリティリスクは常にあるからです。

たとえば、社内ネットワークへ不正アクセスして情報を抜き取ったり、不正利用したりが挙げられます。このような被害を防ぐためにデータ保護や通信の暗号化が可能なクラウドPBXの導入が必要です。

もし、個人情報が流出してしまったとしても、通信の暗号化していれば流出や改ざんを防止できます。システムを選ぶためのチェックポイントは次のとおりです。

  • 通信データの暗号化
  • ユーザー認証によるアクセス制限
  • 充実したサポート体制
  • 実績や口コミ

このようなポイントに注意しながら自社に合ったクラウドPBXを導入しましょう。

通話の安定性と音質

クラウドPBXを選ぶ際は通話が安定しているか、音質がよいか確認するのが重要です。

通話品質に影響を与える要因は、携帯電話のキャリアやクラウドPBXを利用しているインターネット環境です。導入の際は無料トライアルを利用して、使用する予定の環境で安定した通話ができるか、音質が確保できるかを確認しましょう。

料金以外も考慮して費用対効果の高いクラウドPBXを導入しよう

クラウドPBXの導入はコストだけでなく、機能やサポート体制なども考慮して選ぶことが重要です。必要な機能を洗い出し、目的に合ったクラウドPBXを選ぶことで、業務を効率化できます。

クラウドPBXは従来のPBXシステムより費用を抑えられるケースは多いです。しかし、アカウントを複数発行したりオプションを追加したりすると高額になる可能性があります。したがって、比較検討して納得できるクラウドPBXを導入しましょう。

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