BPRとは? 用語の意味や目的、DXやERPとの違いから成功例まで解説

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- BPRとは
- BPRの発案
- BPR導入の背景
- 1990年代:経営効率向上のため注目が集まる
- 2010年代以降:働き方改革のため再注目
- BPRと似た用語との違い
- BPRと業務改善の違い
- BPRとERPの違い
- BPRとDXの違い
- BPRを導入するメリット
- 業務フローの把握
- 顧客満足度・従業員満足度の向上
- BPRの成功例
- 事例1. 社員の積極的な協力
- 事例2. ITインフラ整備
- BPRの成功事例の共通ポイント
- BPRを進める際に重要なポイント
- 目的意識を共有して進める
- 計画実行と目標の設定
- 基盤整備を行い、BPRの浸透と共有化を図る
- BPRの手順と手法
- 業務分析による業務仕分け
- ERPシステムの導入
- シックスシグマの導入
- シェアード・サービスの導入
- BPRに沿った基幹システム(ERP)導入へ
- クラウドERPシステムの選び方/比較ポイント
- ボクシル編集部おすすめのERPサービス紹介
- 注目のERP(基幹システム)、サービス資料まとめ
- ZAC
- Reforma PSA
- マネーフォワード クラウドERP
- クラウドERP freee
- MA-EYESnc
- NetSuite
- iDempiere
- Odoo
- ジョブマネ
- TeamSpirit
- おすすめBPR研修サービス
- エム・アイ・アソシエイツ
- ビーエスピーソリューションズ
- NECマネジメントパートナー
- 日本能率協会
- まとめ
- BOXILとは
BPRとは
BPRとは、業務全体を抜本的に見直し、効率や生産性を改善するために、既存の業務構造を、顧客に対して価値を生み出すためのプロセスとなるよう全面的に再構築することです。
「Business Process Re-engineering:ビジネスプロセス・リエンジニアリング」の略称で、日本語では「業務改革」と訳されています。
BPRの発案
BPRは、元マサチューセッツ工科大学教授のマイケル・ハマーと経営コンサルタントのジェイムス・チャンピーが1993年に出版した著作『Reengineering the Corporation: A Manifesto for Business Revolution(邦題:リエンジニアリング革命)』がベストセラーになり、世界的に広まりました。
同書によるとBPRの定義は、「コスト、品質、サービス、スピードのような、重大で現代的なパフォーマンス基準を劇的に改善するために、ビジネスプロセスを根本的に考え直し、抜本的にそれをデザインし直すこと」とあります。(参照:総務省、三菱UFJリサーチ&コンサルティング「民間企業等における効率化方針等(業務改革(BPR))の国の行政組織への導入に関する調査研究」)
BPRは、組織内で起きている本来の顧客に対して提供するべき価値とは無関係な業務や、部署間で重複している作業、業務を抜本的に取り除き、全面的な業務改革を図る取り組みといえます。
BPR導入の背景
1990年代:経営効率向上のため注目が集まる
BPRが日本で注目されたのは、1990年代前半のバブル崩壊の後です。背景には急激な景気の悪化によって収益が減り、経営効率の向上が必要とされたからです。
特にこの時期は企業活動へのITが導入が進んだ頃です。よってバブル後にはBPRの手法として多くのIT製品が導入されていきました。
しかし、当時は非常にアナログなところからITをいきなり導入したので、混乱が生じました。これにより、当時のBPRはけっして成功とは言えない結果に終わっています。
2010年代以降:働き方改革のため再注目
バブル後の時期には、上手にいかなかったBPRですが、近年は再注目されています。
なぜならば、政府が主導する「働き方改革」によって業務効率と生産性を向上させなければならないプレッシャーがかかっているからです。
長時間労働を減らすには、効率を向上させねばなりません。しかし、通常の業務改善では大きな成果は期待できません。よって規模の大きく、業務の根底から変革していくBPRが注目されています。
BPRと似た用語との違い
BPRと業務改善の違い
業務改善とは、全体の業務プロセスに問題はなく、ある業務を行う中で発生している無駄や重複事項を改善し効率化することを指します。業務の一部分を少しずつ改善することが特徴です。
一方、BPRはプロセスそのものに問題があることを前提に、現状の業務全体を抜本的に再構築することを指します。またBPRは、顧客から見て不必要なプロセスを省くところが特徴です。高度なシステムやERPを導入することにより、一部作業をオートメーションすることや全体共有することもBPRの特徴と言えます。
BPRとERPの違い
ERPとは、「Enterprise Resource Planning:エンタープライズ・リソース・プランニング」の略称で、直訳すると「企業資源計画」となります。ERPは経営資源の「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」を統合的に管理し、経営の効率化を図るための考え方やシステムを指します。
ERPシステムの導入は、BPRを実施するための具体的な手法の一つとなります。
BPRとDXの違い
経済産業省が、2018年にDX推進を目指す企業に向けて発表した『DX推進ガイドライン』では、DX(デジタルトランスフォーメーション)を次のように定義しています。
DXとは |
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企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズをもとに、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること |
出典:経済産業省「デジタルトランスフォーメーションを推進するためのガイドライン(DX推進ガイドライン)Ver. 1.0」
また、経済産業省はDXレポートのなかで、日本企業がDXを推進できなかった場合、2025年~2030年の間の5年間で、最大で約12兆円の経済損失が生じる「2025年の崖」として警鐘を鳴らしています。
このためBPRによる業務改革は、待ったなしのDX推進のための有効な手段と位置づけられます。
BPRを導入するメリット
BPRを導入するメリットは次のとおりです。
- 業務フローの把握
- 顧客満足度・従業員満足度の向上
業務フローの把握
BPRは、実際に大きなプロセスの改革をしなくても、業務フローを洗い出すこと自体にメリットがあります。
事情があって業務フローを再構築できなくても、既存の業務フローのままに効率の改善ができます。
顧客満足度・従業員満足度の向上
BPRを導入するなかで、顧客満足度と従業員満足度が向上します。業務効率が向上すると効率のよい運営体質やサービスになり、顧客はもちろんのこと、従業員自身の満足を高める結果になります。
BPRの成功例
では実際にBPRを導入した企業では、どのような改善例が見られたのでしょうか。具体例を見てみましょう。
事例1. 社員の積極的な協力
「経営幹部だけではなく一般社員の協力を上手く誘発することでBPRが成功した。通常の業務に加えて、追加的なBPRの取り組みも発生するため、社員の積極的な参加や当事者意識を高め、モチベーションの向上を図るための仕組み作りが必要となる。
計画、企画段階からなるべく多くの社員を参加させる試みや業務改革の提案を組織全体から募ったり、業務改革の優秀な提案に対する表彰制度を整備したりすることで、ボトムアップ的なアプローチを取る事例が多く見られた。【製造業 A 社、製造業 C 社、 サービス業 D 社】」
事例2. ITインフラ整備
「仕事のやり方が変わるようにITインフラ整備がマストであり、実務としてプロセスを変える環境にしなければ、時間の経過とともに、以前のやり方へと戻ってしまうリスクがある。単にルールを変え、業務プロセスのフォーマット作るだけではBPR後の業務徹底は難しく、物理的なITインフラ整備の必要性を痛感した。【金融業 B 社】」
BPRの成功事例の共通ポイント
BPRの成功事例から見ても明らかなように、慣れ親しんだ業務を改善するのではなく、すべての工程を見直す大きな改革となるため、「なぜBPRが必要なのか」を全社で共有し、共通のイメージを持つことが鍵となります。
また、BPRが実施されたのちにも、それが定着するための工夫をすることも大切なポイントです。
BPRを進める際に重要なポイント
BPRは抜本的に業務を改革していくため、その遂行には大切なポイントがあります。その中でも特に重要なポイントを紹介します。
目的意識を共有して進める
BPRは、事業部門から事業責任者をはじめ、選出されたプロジェクトメンバーが主体となり推進するケースがほとんどです。
全社的な改革となるため、経営トップと社員(スタッフ)が、BPRを推進することの背景や目的、最終形態を事前ミーティングで、すり合わせておくことが重要となります。必要に応じて、他業界も含めて他社の先行事例など外部情報を参考にして、成功要因・失敗要因を学んでおくことも大切です。
計画実行と目標の設定
抜本的に業務改革となるBPRは、組織・システム・人事の3視点を総合的に整備していくケースが多いです。改革を行うべき対象の明確化、現状の把握認識、改革の構想と目的、実行するための推進計画をまとめていきます。
その際には、現行業務の棚卸し作業をすることがマスト。共通フォーマットを作成して行い、各部門の各社員がどのような業務をどのくらいのリソースを割いているのか棚卸し作業をしていくのが良いでしょう。
そのうえで、BPR改革の対象となる部署と、改革の重点となるプロセスを明らかにすることがポイントです。BPRを遂行する目標を設定する際には、顧客満足と競争優位を実現する視点を持つことが重要です。
基盤整備を行い、BPRの浸透と共有化を図る
描いたBPR業務改革をすすめていく中で、BPR改革に沿った新たなルールの策定や、データベースの見直しなど、基盤整備を行う必要が出てきます。BPRの改革を浸透させるためにも、運用状態と成果目標を確認しながらBPR改革を随時見直し、修正していく癖をつけることが大切です。
最近では低コスト、短期間で導入できる基幹システム(ERP)も増えていますが、BPR改革に沿っていることが重要となります。

BPRの手順と手法
BPRを実施するプロセスを簡単にまとめると、まず、業務全体の可視化を行い、その次に意思決定プロセスの改革をする流れになります。
BPRは、一般的に次のようなステップで実施されます。特に、検討段階の目的・目標の設定、分析段階の分析・課題の把握、設計段階の戦略・方針の策定、実施方法の検討が重要とされています。
出典:総務省 「民間企業等における効率化方針等(業務改革(BPR))の国の行政組織への導入に関する調査研究」
業務分析による業務仕分け
BPRのもっとも一般的な手法は、業務分析による業務仕分けです。
この業務仕分けとは、必要性に応じて、現在の全業務に優先順位をつけることを指します。ここで優先順位が低いとされたものは、廃止したりアウトソーシングしたりします。
これを業務の性質を調べたうえで、重要な業務に支障をきたさぬように再編成します。この最後のプロセスが事業仕分けの肝要な点です。
ERPシステムの導入
ERPとは、基幹系情報システムのことで主に経営層の意思決定をサポートする目的で導入されます。このERPは財務会計管理はもちろんのこと、予算管理、在庫管理、人材管理など幅広い業務を対象とするシステムです。
業務全体の可視化を行うときにERPを導入することで、ERPを最大限に活かして業務効率の管理が可能になります。
これで大規模なBPRをしたあとの、日々の業務改善ができるので、ERPの導入はよく取られる手法です。
次の記事では、ERPについて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

シックスシグマの導入
シックスシグマとは、顧客満足度の向上や不良品率の低下のために統計学を活用することを言います。
シックスシグマは、製造部門のほか、サービス業や営業部門、企画間接部門に効果的です。また、これは経営陣や部長職の権限が強い、いわゆるトップダウン型の組織と相性が良いです。
シェアード・サービスの導入
シェアード・サービスとは、社内の業務が似ていたり共通していたりする業務を集約し、コスト削減・サービス向上を目指す手法です。
この手法は、アウトソーシングと同じく、ビジネスプロセスを効率化させられるうえに、コーポレート・ガバナンス(企業統治)を強化できます。
重要な顧客情報を扱う業務などは、どうしても社内にとどめておく必要があります。しかし、社内でのありかたをシェアード・サービスなどで再定義することは可能です。
BPRに沿った基幹システム(ERP)導入へ
BPRは抜本的な業務改革となるため、既存の業務工程や承認フローにも変化が起きるケースがほとんどです。新たな体制や、工程に最適な基幹システム(ERP)の導入が合わせて検討されます。
業務フローに合わせて機能を細かにカスタマイズできるものから、中小企業様向けのものなど、ERPにもサービスによって違いがあるため、最適なものをご検討ください。
クラウドERPシステムの選び方/比較ポイント
クラウドERPシステムを選ぶ際のポイントとして、
- 総合的な費用はどうか
- サポート体制はしっかりしているか
- 使いやすい操作性か
といったポイントが挙げられます。
下記のクラウドERPシステムの選び方ガイドでは、ERPシステムを選ぶ際のポイントだけでなく、クラウドERPを導入するメリットやデメリットなどといった情報を掲載しています。
ボクシル編集部おすすめのERPサービス紹介
ボクシル編集部おすすめのERPサービスを紹介します。各サービスの料金や機能をまとめて比較したい方は無料でダウンロードできる資料がおすすめです。
注目のERP(基幹システム)、サービス資料まとめ

ERP(基幹システム)のサービス資料を厳選。無料でダウンロード可能です。販売管理、在庫管理、生産管理の効率向上などさまざまな目的で導入されるERPの比較にお役立てください。サービス比較はこちら
ZAC - 株式会社オロ
- プロジェクト型ビジネスに対応
- 必要機能だけの購入、利用ができる
- クラウド、オンプレミスどちらも可能
ZACは、案件やプロジェクトをベースに業務処理や情報共有を推進する総合型ERPです。経営モニタリング機能は、プロジェクトの収支などをリアルタイムでモニタリング可能です。
経費、勤怠・工数、原価などの管理もすべて統合され、請求書の発行や支払管理までシステム化でき、二重入力、請求漏れなどをなくします。カスタマイズや不要機能の設定などの対応も可能です。
Reforma PSA - 株式会社オロ
- 初期導入コスト0円、月額6,000円〜導入可能
- 電子稟議で承認も可視化
- 簡単操作でレポートの作成
Reforma PSAは、クリエイティブ業(IT系や広告・Web制作業・コンサルティングなど)に特化しているERPです。売り上げや利益、経費などの数値が見える化されるのはもちろん、社員の工数・稼働時間や実績までも把握ができます。初期費用0円のため、起業したばかりの会社にもおすすめのサービスです。
マネーフォワード クラウドERP - 株式会社マネーフォワード
- 明細データの自動取得や仕訳で経理業務を効率化
- 仕訳ログ閲覧機能で、より徹底した管理が可能
- 業務分担に合わせた権限設定機能を搭載
マネーフォワード クラウドERPは、マネーフォワード クラウド会計に3つの新機能を加えた、IPO準備や上場企業向けのクラウド型ERPです。
仕訳承認フローの導入により、すべての仕訳が承認を経て記帳されることで、決算書の正確性や信頼性を確保できます。仕訳ごとに生じる登録や申請、更新、承認の履歴をCSVやサービス内で閲覧可能。問題の早期解決や内部統制に効果的で、監査対応もスムーズに行えます。
クラウドERP freee - freee株式会社
- 会計・人事労務のバックオフィスを一元化
- 全社で効率化と内部統制を実現
- 経営状況をリアルタイムに把握
クラウドERP freeeは、会計・人事労務領域を一元管理し、社内業務と情報管理を最適化するクラウド型のERPシステムです。バラバラのデータを連携させることで、各業務を効率化しミスを防止します。
経営状況をリアルタイムで把握できるので、素早い経営戦略が可能になります。機能や情報ごとのアクセス権限を細かく管理できるため、内部統制を強化するとともに、業務効率化や意志決定の迅速化も、1つのシステムで実現できます。
MA-EYESnc - 株式会社ビーブレイクシステムズ
- 商習慣に合わせた多様な契約形態に対応
- SES事業における支払・請求管理
- リアルタイムなプロジェクト予実把握
MA-EYESnc システム開発業向けクラウドERPシステムは、案件~工数管理~入金支払まで、システム開発業に必要な業務を一元管理できるERPシステムです。
システム開発業特有の商習慣に合わせた機能を備えており、豊富な導入経験を活かした機能設計で、低コストで質の高い管理を実現します。また、契約条件とプロジェクトごとの作業時間から、請求額および支払額を自動で計算する機能も搭載しているため、担当者の業務が効率化します。プロジェクトごとに設定した予算に対して、工数登録や経費、外注費など日々の業務実績を登録することで、リアルタイムで予実を可視化できます。
NetSuite - Shearwater Japan
- 世界でもっとも利用されているクラウドERPソリューション
- 総合ソフトウェアパッケージ
- ERP外のシステムとも連携
NetSuiteは、世界トップクラスのシェアを誇るクラウドERPサービスです。ERPはもちろん、CRMやEコマースなども連携できるので、より横断的なシステム運営ができます。海外拠点も含めて、営業所を同時に管理できるので、規模の大きい企業でも利用しやすいのが特徴です。
iDempiere - 株式会社ネオシステム
- 低コスト導入ができるERP
- 必要な機能を標準装備
- 多言語、多通貨対応のグローバルシステム
iDempiereは、低コストで導入可能なオープンソースのERPパッケージです。企業経営に必要な、販売・在庫・購買・顧客・会計管理まですべての機能を標準搭載しています。また、「在庫管理」だけ利用したい場合にも、機能を部分的に使うことも可能です。オープンソースのためライセンス費用は無料になり、他のERP・基幹システム製品と比較して非常に安く導入できるのもポイントです。
世界中で利用されており、プラグイン構造の拡張性・開発の柔軟性も高く、企業に合わせてカスタマイズ実装が可能です。「オープンソース」と聞くと、少しマニアックな印象も受けますが世界利用・低コスト経営を推進する企業の中ではスタンダードになっていくでしょう。(利用料金は、個別カスタマイズ・開発時に要問い合わせ)
Odoo - 株式会社Pro-SPIRE
- 世界で700万人※のユーザー
- 販売・購買・製造・在庫管理のすべてが可能
- 78の言語・169の通貨に対応でグローバルでも安心
Odooは、世界で700万人※のユーザーが利用する、機能を絞ってスモールスタートすることでコストを抑えられるERPです。必要に応じて徐々に機能を追加することで業務のシステム化を実現し、業務改革にもつながります。販売管理・購買管理・製造管理・在庫管理のすべてに対応しているので、業務を一元管理可能です。
※Odooパートナーサイトより(2022年7月20日閲覧)
ジョブマネ - ジョブマネ株式会社
- 即日導入可能で1ユーザーからでも利用可能
- 情報共有・販売管理・経費管理などがオールインワン
- 最低限の機能で、初期導入費用0円
ジョブマネは、1ユーザーからでも利用可能な中小企業向けグループウェア・業務管理クラウドです。100%のシステムは存在しないことを念頭に、現在もなお全社員から改善要望を拾い上げ、機能とユーザビリティ向上をアップデートし続けています。オールインワンツールであるため即日導入も可能で、費用も抑えられていることが特徴です。
TeamSpirit - 株式会社チームスピリット
- 継続的なプレミアムサポートで導入後もフォロー
- 勤怠管理、就業管理など外からでもモバイル利用が可能
- マニュアル不要な利用しやすいインターフェース
TeamSpirit(チームスピリット)は、勤怠管理・工数管理・経費精算などバックオフィス機能を一元化するサービスです。本格的なクラウドを採用しており、特別な設備を保有しなくても手軽にプロジェクトの工数管理を始めることできます。今日のスケジュールと作業実績を一度に確認して1日の成果を日々振り返り、事業部内での報告などをスムーズに行うための機能を提供します。
おすすめBPR研修サービス
紹介したERPサービスは、BPR(業務改革)実現に必要となる基幹システムとなります。大前提として、BPRを正しく推奨することが求められるため、下記で紹介するような研修に参加し、BPRの進め方やノウハウについて学ぶ機会を持つこともおすすめです。
エム・アイ・アソシエイツ
現状の分析から、なりたい姿の設定方法まで、体験プログラムを用いながら学べます。
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内容 | 経営視点の強化、ケーススタディに沿った体験プログラム |
日数 | 2日〜5日間 |
対象者 | 社内における業務改革の推進担当者、IT部門における上流工程担当者 |
費用 | 要問い合わせ |
ビーエスピーソリューションズ
ITサービス提供者を対象にして、システム運用における業務改革をテーマに、業務改革の概念とその手法を学びます。
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内容 | 経営視点の強化、ケーススタディに沿った体験プログラム |
日数 | 2日間 |
対象者 | チームリーダー(経験目安年数4~5年、システム運用中堅社員育成セミナーレベルの知識保有者) |
費用 | 90,000円(税抜)/人 |
NECマネジメントパートナー
経営課題のインプットからあるべき運用業務プロセスをゼロベースで考え、業務改革を企画提案するまでの流れを、ロールプレイ型に習得していきます。
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内容 | ビジネス環境やニーズの変化に合わせて既存の運用業務を改革するための、企画立案の手法を学びます。 |
日数 | 2日間 |
対象者 | IT関連の4年~10年程度の実務経験があること、ITIL(R)ファンデーションレベルの知識があることが望ましい。 |
費用 | 90,000円(税抜)/人 |
日本能率協会
業務プロセスの特性を構造的に捉え、本質的な改善を進めるとともに、情報システムを活用したより効果的・発展的な管理の仕組みのつくり方を学べます。
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内容 | マネジメント力向上や継続的改善推進を実現する業務・情報システムの仕組みを習得します。 |
日数 | 2日間 |
対象者 | 事業部門の改善リーダー、改善スタッフ、経営企画、事業部門内企画担当、IT企画担当、会社を統括する部門の方々 |
費用 | 直接お問い合わせください |
まとめ
BPR(業務改革)は、既存の業務工程を抜本的に変え作業となるため、導入から定着まで労力がかかるものになります。事前に、事例や進め方、考え方を学び、BPRに基づいたERPの導入で、新たな業務工程を定着化させることが大切です。
BOXILとは
BOXIL(ボクシル)は企業のDXを支援する法人向けプラットフォームです。SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」、ビジネスメディア「BOXIL Magazine」、YouTubeチャンネル「BOXIL CHANNEL」、Q&Aサイト「BOXIL SaaS質問箱」を通じて、ビジネスに役立つ情報を発信しています。
BOXIL会員(無料)になると次の特典が受け取れます。
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