Article square balloon green
2019-03-12

ファイル共有ソフトウェアとは | P2P人気ソフト比較・種類・問題点

ファイル共有ソフトウェアとは、インターネット上で不特定多数の人とデータファイルのやり取りをするためのソフトウェアです。その仕組みや種類、問題点を解説。いくつかの代表的な人気ソフトも紹介します。※初回公開日:2017/06/19
社内コミュニケーションオンラインストレージ
Large

ファイル共有ソフトとは?

「ファイル共有ソフト」は、簡単にいえばインターネット上で不特定多数の人とデータファイルのやり取りをするためのソフトウェアを指します。

しかし近年このソフトを利用した違法アップロードやダウンロードが横行しているため、良くないイメージをもっている人も多いでしょう。

ただし、本文中でも触れますがソフトの利用自体はけっして違法なものではなく、使い方によっては非常に便利なツールです。

これまでファイル共有ソフトについてよく知らなかった人は、ぜひこの機会にその仕組みについて理解しましょう。

ファイル共有ソフトとは

ファイル共有ソフトって?

ファイル共有サービスとは、ウェブ上のオンラインストレージ内に文書や画像などのファイルを作成しておくことによって、オンラインの状態であればどこからでもアクセスでき、他のユーザーとも共有できるサービスのことです。

このようなソフトの仕組みには、細かい部分では各々の違いはあるものの、ほとんどはP2P(ピア・トゥー・ピアまたは ピア・ツー・ピア)と呼ばれる技術が使用されています。

大容量のファイルを他のユーザーと共有できるだけでなく、バックアップとして活用可能です。

PCはもちろん、スマホやタブレットからも利用できるサービスが多いので、自宅・職場・外出先どこでも場所を問わずにファイルにアクセスできます。

次の記事では、ファイル共有サービスを徹底比較しています。先にサービスを知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

ファイル共有サービスとは?代表的ファイル共有サービスの料金・容量を徹底比較! | ボクシルマガジン
ファイル共有サービスについて、その概要の説明から最新のファイル共有サービスを料金・容量(ストレージ)の面から徹底比...

P2Pファイル共有ソフトとは?

一般的にサーバにあるデータからこちらのクライアントPCにデータをダウンロードする形式を「クライアント・サーバ(型)モデル」と呼びますが、これはデータを提供する役割であるサーバと、そこにアクセスして当該データの要求をするクライアントという位置付けが明確に定まっているものです。

サーバは常にデータを提供する立場であり、ローカル環境にある各クライアントは常にデータを要求して受け取る立場なのです。

それに対してP2Pという形式は、それぞれの「ピア(対等の立場で通信を行う相手のこと)」がデータを持っていて、他のピアに対してあくまでも対等の立場として各種データの要求や提供をするものです。

つまり、それぞれのユーザーがサーバ、そしてクライアントのそれぞれの役割を果たすことになるわけです。どちらか一方の役割に固定されるということはありません。

P2P形式の分類

P2P形式ではピア同士で受け渡されるデータが、どこか決まった場所にまとまって格納されているとは限りません。

したがって、データを要求するユーザーは当該データの取得をする際に、何らかの方法によってそれが存在する場所を知らなければなりません。

そのデータの探索方法によって、P2P形式は「ハイブリッドP2P」「ピュアP2P」「スーパーノード型P2P」に分類できます。

ハイブリッドP2P

すでに説明したクライアント・サーバ型とP2P型の複合(ハイブリッド)タイプです。

すなわちデータの所在情報はクライアント・サーバ型のように決まったサーバ上に存在し、それぞれのユーザーはそのサーバに問い合わせをすることによって、そのデータの存在場所を知ることができるというものです。

完全なクライアント・サーバ型のように、データそのものが決まったサーバ上にあるというわけではなく、あくまでもそのデータが「どこに存在しているのか」という所在情報が、決まったサーバに問い合わせることでわかるようになるということです。

また、こういったデータ探索をするサーバをインデックス・サーバと呼称します。

ピュアP2P

ピュアP2Pタイプは、ハイブリットタイプのようにデータの所在情報を扱うインデックスサーバを持たず、お互いにデータのやり取りをするピアだけでファイルの共有を実現しようとします。

そういったピア同士の協力によって元データの探索を行うのです。具体的には、それぞれのピアが発行した探索情報をお互いに収集・拡散させて、目当てのデータを発見した場合にはその結果を伝播した順番に遡って知らせることでデータの場所を知ることになります。

同じ商品を探している人々がお互いに協力して情報を収集をすることによって、目当ての商品を発見するようなイメージです。

スーパーノード型ハイブリッドP2P

構造としてはハイブリッド P2Pと同じですが、スーパーノード型では、元となるデータの探索をスーパーノードと呼ばれる高いスペックをもつマシンが担当することになります。

「ノード」というのは「ピア」とほとんど同じ意味であり、基本的には情報のやり取りをするPCユーザー(あるいはPCそのもの)のことを指します。

ただノードは「節」や「交点」という意味をもつので、各ユーザーが情報の基点となったりデータをやりとりする中継地点になったりする場合に、特にノードと呼ばれるわけです。

つまり、データをスムーズにやり取りできる高スペックのマシンをもつノード郡がデータの検索を担当するのがスーパーノード型の特徴なのです。

インデックスサーバのようにデータ検索を固定的かつ限定的なサーバが担うのではなく、検索に参加するスーパーノードの数はそこに参加しているノード数に従って自律的に調整されることになります。それによって、より早いデータ検索と情報の伝播を可能にしているわけです。

ファイル共有ソフトの問題点

ファイル共有ソフトの仕組みを説明してきましたが、そういったソフトが今問題となっている点について解説します。

データの違法複製について

ファイル共有ソフトは不特定多数のユーザーが対等に情報のやり取りできるため、短時間で大容量のファイルのやり取り可能です。

そのため冒頭でも述べたように、ユーザーが著作権を持たない音楽や映像などのファイルを違法に複製して交換するというケースが非常に多く見られるようになってしまいました。

現在はそういった違法アップロードに関する監視の目も厳しくなっているようですが、いまだに多くの違法な映像データや音楽ファイル、あるいはゲームデータなどがネット上でやり取りされているのが現状です。

また、かなり前の話になりますが、著作権法違反に関する幇助の疑いでWinnyの開発者が逮捕されたりもしています。

ファイル共有ソフトをターゲットにしたウイルス

また、共有されているファイルにウイルスを紛れ込ませることによってさまざまな被害を引き起こす事件も多発しています。

たとえばノード間で共有されている身元不明のファイルを開いてしまった結果、自分のPCがウイルスに感染し個人情報が外部に漏えいしてしまったり、ファイル共有ソフトそのものをターゲットにしたウイルスによって、企業内の機密情報が盗まれてしまうという事件も実際に起こっているのです。

そのため、今ではファイル共有ソフト自体を使わないことが推奨される傾向があり、多くのPCユーザーにとってそういったソフトが危険だという認識が広がっています。

ウィルスの種類と対策方法を徹底解説!【マルウェア・ワーム・トロイの木馬】 | ボクシルマガジン
コンピュータウイルスと他のマルウェアとの違い、そして主なウイルスの種類や具体的な対策法などを包括的にまとめました。...

ファイル共有ソフトは違法?

ただし、ファイル共有ソフトの利用そのものは違法ではありません。また、それによってやり取りするデータも音楽ファイルやゲームソフトの海賊版など違法なものではなく、ノード間で共有する仕事上のデータなどの合法なものであれば問題はありません。

巷ではそういったソフトをインストールした時点で違法だという間違った認識をもつ人も少なくありませんが、いわゆる「違法アップロード」「違法ダウンロード」の問題が生じるのは、ソフトを使って実際に違法なデータのやり取りをした場合のみですから、ソフトの存在そのものやそのインストールという行為が違法というわけではないのです。

また、事前に著作権者に許可を得ているならば、自らが著作権を持たないデータをP2P技術を使って共有することも問題はありません。

あくまで著作権者に無許可で著作物の複製をアップロードしたり、共有したりする行為が著作権法上、違法ということになるのです。ファイル共有ソフトはデータを素早くやり取りするために発達してきたものですから、正しく利用すれば、大容量のデータを短時間で多くのユーザーに共有できる便利な技術です。

ですが、実際に違法データのやり取りの温床となっているのは事実ですし、ウイルス被害の問題もあるため、利用する際にはその特性をよく理解して慎重に使う必要があります。当然、著作権を無視した違法なデータのやり取りをしてはいけません。

法人の利用で特におすすめなサービス5選

安全かつ便利なファイル共有のサービスを5つ紹介します。

セキュアストレージ


  • 高度なセキュリティ機能
  • 抜群のユーザビリティ
  • ユーザー数無制限で完全定額制

セキュアストレージ は、法人向けのオンラインストレージサービスです。256bitのSSL暗号化による盗聴防止、ファイアウォールによるウイルス対策、契約者ごとのOS専有などの高度なセキュリティ機能により、ビジネスパートナーや顧客の双方に安心・安全なファイル共有が可能です。ファイル操作はWindowsやMacコンピューターのドライブと同じなので、初心者でも簡単。
完全定額制でユーザーを追加しても月額費用以外は一切かからないため、利用するユーザーが増えるほどコストパフォーマンスを実感できるでしょう。

資料請求後にサービス提供会社、弊社よりご案内を差し上げる場合があります。
利用規約とご案内の連絡に同意の上
セキュアストレージの資料を無料DL

J-MOTTOグループウェア

  • 50ユーザから申し込み可
  • オフィスファイルを直接編集
  • 詳細な証跡管理

J-MOTTOファイル共有は、クラウド版グループウェア「J-MOTTO」の有料オプションとして用意されている、ファイル共有サービスです。有料利用開始日から1年間は契約継続の義務があるようです。ファイルアクセスログを詳しく記録し、操作の証跡管理をサポートします。ファイル編集の排他制御、バージョン管理やアップロードフォルダの全文検索機能も有します。

資料請求後にサービス提供会社、弊社よりご案内を差し上げる場合があります。
利用規約とご案内の連絡に同意の上
J-MOTTOの資料を無料DL

PrimeLibrary


- ソフトバンクが自社開発したこだわりの機能
- ルール通りのファイル管理が可能
- マルチデバイス対応

PrimeLibraryは、社内のファイルを整理・管理・活用するためのクラウド型システムです。約2,500もの法人向けサービスを扱うソフトバンクが、自社ファイル管理の課題を解決すべく自社開発し、利用者の声を反映して改修を重ねて誰もが利用しやすい機能を実装しました。「掲載申請ツール」を利用すると、大量のファイルもルール通りのファイル名や格納先で掲載可能なので、管理・活用をスムーズに行えます。

資料請求後にサービス提供会社、弊社よりご案内を差し上げる場合があります。
利用規約とご案内の連絡に同意の上
PrimeLibraryの資料を無料DL

GigaCC ASP/OFFICE

  • SSOやActive Directory連携
  • オンプレミス・クラウド両対応
  • さまざまなフォーマットを直接プレビュー可能

GigaCCは、大容量のファイルを安全に送受信するための企業向けオンラインストレージです。社内システムとオンラインストレージの連携。iOS版も開発されています。機能豊富なCUIや、GUIからの直接プレビュー機能で、ファイルの管理を円滑化。上長承認フローを用いて、USBメモリなどを使わずに業務ファイルのやりとりを行えます。

資料請求後にサービス提供会社、弊社よりご案内を差し上げる場合があります。
利用規約とご案内の連絡に同意の上
GigaCC ASP/OFFICEの資料を無料DL

SPACE PORTER

  • 高セキュリティのクラウドサーバを使用
  • エージェントアプリのインストール不要
  • ワンタイムURLを介してファイル送受信

SPACE PORTERは、受け取りや送り付けの申請機能を持ち、サイズ制限無くファイルを送信できるSaaSです。紛失盗難リスクがあるUSBメモリでの持ち出しや、開封チェックが不可かつヒューマンエラーの可能性があるメール添付でのファイル送信など、従来型のスキームを改善し、よりセキュアに、確実に業務ファイルを扱えます。利用プランはストレージ容量4Gから用意されています。

代表的な人気ファイル共有ソフト

法人向け以外にも個人でのファイル共有に使われる代表的な人気ファイル共有ソフトを紹介します。

また、個人のストレージを貸し出すことによって仮想通貨が貰えるものもあります。ぜひ以下の記事も合わせてチェックしてみてください。

Siacoin(シアコイン)とは - クラウドストレージサービスを提供する注目の仮想通貨 | 特徴・将来性・取引所 | ボクシルマガジン
仮想通貨Siacoinはオンライン上でクラウドストレージサービスを提供している仮想通貨です。一時的に100倍もの高...

Bit Comet

Bit Cometは、P2P技術に互換性のあるクライアントソフトウェアであり、単純にファイルをノード間で交換するのではなく、データをダウンロードしている最中のユーザーもダウンロード済みの部分についてアップロード側に協力するという仕組みになっているのが特徴です。それによって、データをダウンロードするまでの待ち時間を短縮できるわけです。

Vuze(Azureus)

VuzeはWindowsだけではなくMac OS XやLinuxでも動作するファイル共有ソフトです。元々は「Azureus」という名称でしたが、現在ではVuzeと名称変更しています。多彩な機能を誇り、さまざまなプラグインも存在するため拡張性に優れているソフトといえます。

Shareaza

Shareazaは2004年からオープンソースとなっているP2Pソフトウェアです。いわゆるBitTorrentやGnutellaなどのP2Pネットワークに接続できます。GPL Licenseで配布されているので無料で誰でも利用可能です。

ファイル共有ソフトの利用には細心の注意を払おう

ファイル共有ソフトについて、その概要からP2P形式の分類、そして現在問題となっているポイントなどについて説明してきました。

違法ファイルのやり取りやウイルス被害のために、こういったソフト自体に悪いイメージを持っている人も多いかもしれません。ですが、その仕組みを理解して正しく使う分には問題ありません。

積極的に使う必要はないかもしれませんが、限られた人々の間で大規模容量のデータをやり取りする際には非常に便利なソフトなので、興味のある人は一度試してみてはいかがでしょうか?

ただし繰り返しますが、違法なデータを扱うのは論外ですし、ウイルスなどのマルウェアの混入には特に気をつけなければいけません。実際に利用する際は取り扱うファイルに細心の注意を払いましょう。

ボクシルとは

ボクシルとは、「コスト削減」「売上向上」につながる法人向けクラウドサービスを中心に、さまざまなサービスを掲載する日本最大級の法人向けサービス口コミ・比較サイトです。

「何かサービスを導入したいけど、どんなサービスがあるのかわからない。」
「同じようなサービスがあり、どのサービスが優れているのかわからない。」

そんな悩みを解消するのがボクシルです。

マーケティングに問題を抱えている法人企業は、ボクシルを活用することで効率的に見込み顧客を獲得できます!また、リード獲得支援だけでなくタイアップ記事広告の作成などさまざまなニーズにお答えします。

ボクシルボクシルマガジンの2軸を利用することで、掲載企業はリードジェネレーションやリードナーチャリングにおける手間を一挙に解消し、低コスト高効率最小限のリスクでリード獲得ができるようになります。ぜひご登録ください。

Article whitepaper bgS3 0
オンラインストレージ
選び方ガイド
資料請求後に下記のサービス提供会社、弊社よりご案内を差し上げる場合があります。
Dropbox, Inc.
利用規約とご案内の連絡に同意の上
Article like finger
この記事が良かったら、いいね!をしてください!最新情報をお届けします!
御社のサービスを
ボクシルに掲載しませんか?
月間600万PV
掲載社数3,000
商談発生60,000件以上
この記事とあわせて読まれている記事