法人向けファイル共有サービス徹底比較 - オンラインの料金・容量

本記事で紹介しているオンラインストレージサービスの機能・価格をもっと詳しく比較したい方は、こちらからご覧になれます。ぜひツール選定の参考にしてみてください。
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オンラインでファイルを共有する方法
オンラインでファイルを共有する方法には、次のようなものがあります。
- メールに添付する
- LINE、メッセンジャーなどSNSで送信する
- ファイル転送サービスを利用する
- オンラインストレージを利用する
メールやSNSは手軽ですが、添付できるファイルサイズに上限があり、大容量のデータは送れません。またSNSはセキュリティリスクが高く、禁止している、あるいは推奨していない企業が多いでしょう。
そこで、「ファイル転送サービス」や「オンラインストレージ(クラウドストレージとも)」といったファイル共有サービスがおすすめです。
ファイル共有サービスとは
ファイル共有サービスとは、ファイルをオンライン上にアップロード、ダウンロードすることで、画像や文書データを共有できるサービスのこと。ダウンロードURL通知を通じて社外ユーザーとも簡単に共有できます。
ファイル共有サービスの仕組み
大容量ファイルをセキュアに共有できるだけでなく、バックアップとしても活用できます。PCはもちろん、スマートフォンやタブレットからも利用できるサービスが多いので、場所を問わずにファイルにアクセス可能です。
オンラインストレージとファイル共有サービスの違い
ファイル共有サービスには、次の2つのタイプがあります。
- ファイル共有や転送に特化したサービス
- オンラインストレージの機能の一部としてファイルを共有できるサービス
ファイルの共有や転送に特化したサービスは、容量が大きなファイルの共有に適しています。また、ファイルは保存を前提にしていないため一定期間が過ぎると削除されます。そのため保存容量が必要なく、低コストで利用できるメリットがあります。
一方オンラインストレージにも、ファイル共有の仕組みが搭載されていることがあります。オンラインストレージは、ファイルの保存が目的となるため、保管を前提としたファイル共有に適しています。一方、保管のためのストレージ容量が必要になるためコストが掛かり、サービスによってはファイルアップロード上限が設定されていることもあります。
ファイル共有サービス選定のポイント
データ保管機能を重視するならオンラインストレージがおすすめ。反対に、機密文書などクラウド上に残したくないファイルや、保管する必要がないデータの共有に利用するなら、ファイル転送サービスがおすすめです。
ここからは、さまざまな種類からファイル共有におすすめのサービスを紹介します。
下記の記事では、おすすめのオンラインストレージを紹介しています。オンラインストレージを選びたい方はこちらの記事を参考にしてください。

またファイル転送に特化したサービスから選びたい方は、こちらの記事も参考になります。

1.無料で使えるファイル共有サービス
まずは無料で利用できるファイル共有サービスを紹介します。個人利用や、小規模導入におすすめです。
Dropbox Business - Dropbox Japan 株式会社
Dropboxは、言わずと知れたファイル共有サービスです。無料で利用できるのは2GBまでですが、その使い勝手のよさとシンプルさは抜群です。ファイルやフォルダ単位での共有も可能で、社内の人間同士のファイル共有には頻繁に使われます。
無料で使える範囲
容量:2GB
法人向けにセキュリティや管理機能を強化したDropbox Businessも多くのユーザーに利用されています。
OneDriveは、Microsoftが運営しており、PowerPointやWordのデータの利用が多いビジネスパーソン向けです。ただ、「Office Online」を活用することで、PCにインストールされていなくても利用できます。
無料で使える範囲
容量:5GB
2.法人向けファイル共有サービス【ストレージ】
法人利用では、セキュリティの堅牢性、柔軟な権限設定機能、十分な容量が必要。各無料サービスの法人向けプランを利用するほか、オンラインストレージサービスを利用する、グループウェアのファイル共有機能を利用する、といった選択肢があります。
まずは、ファイル保存とファイル共有を兼ねたオンラインストレージ(クラウドストレージ)サービスを紹介します。
注目のオンラインストレージ、サービス資料まとめ

オンラインストレージの各サービス資料を厳選。無料でダウンロード可能です。場所を問わないデータ共有やデータの一元管理、セキュリティなどさまざまな目的で導入されるオンラインストレージの比較にお役立てください。サービス比較はこちら
Fileforce - ファイルフォース株式会社
- 導入社数3,000社以上※
- アップロード時のファイル暗号化機能
- 自動タグ機能で検索も簡単
Fileforceは、PCやその他の多くのデバイスからファイルの共有・管理が可能なクラウドストレージサービスです。企業のファイル管理に必要な機能を備えており、あらゆる業種・規模の業務に対応できるのが強みです。
プラン | 容量 | 料金/月 |
---|---|---|
Entry(エントリー) | ユーザあたり30GB | 900円 |
Unlimited(ユーザ数無制限) | 1TB~30TB | 50,000円 |
Enterprise(エンタープライズ) | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
GigaCC ASP - 日本ワムネット株式会社
GigaCC ASPは、「高セキュリティ」と「ユーザーの使いやすさ」が両立した、6年連続実績No.1※の純国産企業向けオンラインストレージです。利用者も管理者も使いやすい機能がいくつも実装されており、業務効率化させます。
セキュリティ/運用機能が充実しているので、サービスを利用形態に合わせて利用できます。
プラン | 容量 | 料金/月 |
---|---|---|
Standard | 10ID/1GB~ | 12,000円~ |
※出典:日本ワムネット「企業間ファイル転送・共有サービスGigaCC ASP/OFFICE、6年連続売上・シェア実績No.1に! 」(2022年5月16日閲覧)
WPS Cloud Pro - ワウテック株式会社
WPS Cloud Proは、共有ファイルの共同編集ができるオンラインストレージサービスです。文書作成や表計算などのOfficeアプリを搭載しており、メンバー招待とファイルURLの送信で、共有と共同編集を行えます。
PDF編集機能を搭載し、PDFファイルの結合や分割、ドキュメントへの変換なども可能です。データの暗号化やアクセス制限、ログレポート機能などによる管理機能でセキュリティを担保しています。
プラン | 容量 | 料金/月 |
---|---|---|
単体プラン | 100GB×ユーザー数 | 300円(税抜)/ID |
Wonder Cloud Worksプラン | 100GB×ユーザー数 | 500円(税抜)/ID |
Box/Box over VPN - エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
- ストレージ容量無制限、大容量ファイルの共有も
- 7種類のアクセス権限設定が可能
- 24時間365日受付のヘルプデスク
Box over VPNは、セキュアなVPN接続環境で「Box」を利用できるオンラインストレージサービスです。ストレージ容量が無制限で、120種類以上の拡張子に対応するプレビュー機能を搭載。あらゆるファイルを一元管理できます。VPN接続に対応、ファイル単位での共有設定もできるため、厳密な情報管理が求められる外部とのファイル共有にも利用できます。日本国内のデータセンターにファイルを保管できる「Box Zones Japan over VPN」も。
プラン | 容量 | 料金/月 |
---|---|---|
Business | 無制限 | 1,800円〜 ※最低20ID以上 |
Business Plus | 無制限 | 3,000円〜 ※最低20ID以上 |
Enterprise | 無制限 | 4,200円〜 ※最低20ID以上 |
DirectCloud - 株式会社ダイレクトクラウド
DirectCloudは、ユーザー数無制限で利用可能な、法人向けオンラインストレージです。
国内のデーターセンターを使用しているため安全性が高く、プライバシーマーク(Pマーク)やISO 27001の認証を得るなど、セキュリティ対策も万全です。
アドバンスドプラン以上では、WordやExcelなどのOfficeファイルをブラウザ上で編集できます。さらに、ビジネスプラン以上では、地理的に離れた場所にある国内3か所のデータセンターでファイルが保存されるため、災害時にファイルが閲覧できなくなる心配もありません(別途有料:60,000円/月)。
プラン | 容量 | 料金/月 |
---|---|---|
スタンダード | 500GB | 30,000円 |
アドバンスド | 1TB | 50,000円 |
ビジネス | 3TB | 90,000円 |
プレミアム | 10TB | 180,000円 |
エンタープライズ | 30TB | 300,000円 |
- 契約書や資料、動画などの保存や共有、管理を集約
- コンテンツを軸とした共同作業や業務自動化が可能
- サイバー脅威の検知機能を搭載
Boxは、世界中の企業で導入実績のある法人向けオンラインストレージサービスです。業務で発生するさまざまなファイルを集約管理でき、共同編集したり、電子サインしたりなど、コンテンツを軸とした業務を実行できます。
コンテンツに付随するアクセス権限の設定や、バージョン管理も可能です。潜在的なデータの窃盗や悪意のあるコンテンツを検知でき、コンテンツに起因するリスク低減にも対応しています。
プラン | 容量 | 料金/月 |
---|---|---|
Business | 無制限 | 1,980円(税込)/ユーザー |
Business Plus | 無制限 | 3,300円(税込)/ユーザー |
Enterprise | 無制限 | 4,620円(税込)/ユーザー |
Enterprise Plus | 無制限 | 要問い合わせ |
- 年払いによるディスカウントあり。
- 記載価格はオンライン購入時の価格のため、代理店経由の場合は要問い合わせ。
- ユーザーごとに細かく権限を設定可能
- ChatWorkやSlackと連携して外部の取引先との共有も可能
- ISMS認証を取得したセキュリティレベルの高い運用体制
Everidaysは、高いセキュリティレベルで管理するファイル共有サービスです。アップロード・更新・ダウンロードと、項目別にデータファイルの共有権限が設定できるので、データの誤削除や漏えいのリスクを最小限に抑えます。
ファイルの更新履歴は10世代まで管理しているので、誤って上書きや削除されても簡単に復元可能です。Everidaysのプログラムは24時間体制でサーバー監視されており、異常時には担当者が迅速に対応してくれます。
プラン | 容量 | 料金/月 |
---|---|---|
スターター | 200GB | 7,600円(税抜) |
プロフェッショナル | 1〜30TB | 19,800〜267,000円(税抜) |
- 初期費用無料、ユーザー数無制限
Dropbox Business - Dropbox Japan 株式会社
- パワフルな拡張機能
- 遠隔削除や無制限のファイル復元などのビジネスユースに対応
- 5億人以上のユーザー実績
DropBox Businessは、全世界で5億人以上が愛用するDropBoxの法人向けクラウドストレージサービスです。
Microsoft Office との統合や300,000 件以上のアプリなどの拡張機能が豊富なため業務の作業効率の向上が期待できるほか、操作性の高い管理者権限管理が可能なことから、ビジネスユースに最適な使い勝手が期待できます。
また、実績を積み重ねてきたことによる安心感も大きな要素で、ファイル共有を行うビジネスパートナーにも不安を与えません。
プラン | 容量 | 料金/月 |
---|---|---|
Dropbox Basic | 2GB | 無料 |
Dropbox Business(Standard) | 2TB | 1,250円 |
Dropbox Business(Advanced) | 必要に応じて | 2,000円 |
Dropbox Business(Enterprise) | 必要に応じて | お問い合わせ |
ファイルサーバークラウドVer.3 - 株式会社クラウドテクノロジーズ
- Windowsエクスプローラー上で操作可能
- ファイルサーバーに特化したオプションが豊富
- 24時間365日の監視、障害対応体制
ファイルサーバークラウドVer.3は、クラウド環境にWindows Serverを搭載し、Windowsエクスプローラー上で利用できるオンラインストレージです。タブレットやスマートフォンを紛失してしまった際も、遠隔でデバイスをロックし、デバイス内のデータを消去することで、データの漏えいを防げます。Windowsのスナップショット機能を利用し、データの状態を定期的に記録でき、ユーザーが誤ってファイルを削除してしまった場合でも、対象ファイルをかんたんに復元できます。
プラン | 容量 | 料金/月 |
---|---|---|
スタンダード | 100GB~ | 29,800 円~ |
ゴールド | 100GB~ | 42,700 円~ |
プラチナ | 500GB~ | 95,200 円~ |
- ユーザー数無制限で費用対効果が高い
- ストレージ容量は無制限に追加可能
- 柔軟なアカウント設定で、外部との共同作業におすすめ
使えるファイル箱は、ユーザー数無制限のクラウドストレージサービスです。容量追加の制限もユーザー数の制限もないため、必要な容量を無駄なく利用できます。内部ユーザーだけでなく、外部ユーザーを招待し、専用フォルダでファイルを共有可能です。ファイルのアーカイブやアカウントの削除も簡単にできるため、プロジェクト単位での外注、外部企業との共同作業にも適しています。
プラン | 容量 | 料金/月 |
---|---|---|
ビジネス(単月払い) | 1TB | 13,800円(税抜) |
ビジネス(年契約) | 1TB | 9,800円(税抜) |
※容量追加は1TBあたり6,800円/月(税抜)
Fleekdrive - 株式会社Fleekdrive
Fleekdriveは1つの仕事を複数の人が共同で進める“共同作業”にフォーカスし、単純なファイルの管理や共有だけでなく、リアルタイムにチャットでコミュニケーションをとりながらファイルを共同で編集ができます。
また、セキュリティ面でも文書のファイルを守りながら誰とでも扱いやすい管理を実現することで、社外部の人ともセキュアにファイルを共有可能です。
プラン | 容量 | 料金/月 |
---|---|---|
Team | 100GB | 500円/1ユーザー |
Bussines | 2TB | 1,500円/1ユーザー |
Enterprise | 無制限 | 4,000円/1ユーザー |
Qualitysoft SecureStorage - クオリティソフト株式会社
- 安心・安全でスムーズなデータ共有を実現
- 初期費用無料・月額固定料金
- NDAに基づく、デジタルデータの運用をサポート
Qualitysoft SecureStorageは、低コストで運用でき、多彩なセキュリティ機能で機密情報も安心して扱える法人向けオンラインストレージです。
全プランでユーザー数無制限。アクセス制限、マルチデバイス対応、ワンタイムパスワードなど、あらゆるビジネスシーンに対応するセキュリティ機能も充実しています。利用状況に応じて柔軟なアクセス設定が行えることに加え、顧客や取引先など社外とのデータ共有によるセキュリティリスクを回避できるのもポイントです。
推奨社員数 | 無料トライアル | 無料プラン | モバイル | 日本語対応 |
---|---|---|---|---|
1~30,000人 | ○ | - | ○ | ○ |
セキュアストレージ は、法人向けのオンラインストレージサービスです。256bitのSSL暗号化による盗聴防止、ファイアウォールによるウイルス対策、契約者ごとのOS専有などの高度なセキュリティ機能により、ビジネスパートナーや顧客の双方に安心・安全なファイル共有が可能です。ファイル操作はWindowsやMacコンピューターのドライブと同じなので、初心者でも簡単。
完全定額制でユーザーを追加しても月額費用以外は一切かからないため、利用するユーザーが増えるほどコストパフォーマンスを実感できるでしょう。
プラン | 容量 | 料金/月 |
---|---|---|
エントリー | 500GB | 3万9,800円 |
スタンダード | 1TB | 5万8,800円 |
エンタープライズ | 2TB | 9万800円 |
ownCloudは企業や教育機関など組織の専用サーバーにオンラインストレージ環境を構築し、強固なセキュリティの下でファイル共有ができるパッケージソフトです。オープンソースのためカスタマイズが可能であり、直感的なインターフェースで誰にでも使いこなせるでしょう。ファイル容量の制限もありません。
こちらも導入を検討する場合は、まずは問い合わせをしてみましょう。資料請求も可能です。
クラウドファイルサーバ type2 - 株式会社 USEN ICT Solutions
クラウドファイルサーバ type2はアマゾンウェブサービスが提供する環境(いわゆるAWS環境)上にファイルサーバーを構築して運用するタイプのファイルストレージサービスです。強固なネットワークインフラ上で、24時間の運用監視や障害の検知・復旧がサービスに含まれているため、安心して利用できます。スマートフォンといったの外部端末から利用できます。
セキュアSAMBA - スターティアレイズ株式会社
- 簡単でスムーズな導入インターフェース
- 最大160TBの安心データ容量
- 高いセキュリティとコストパフォーマンス
セキュアSAMBAは、「サポートに不安がある」「セキュリティが心配」「データ転送をもっと速くしたい」といった企業の悩みを解決するのに特化したオンラインストレージです。9~18時の電話サポートに加え、24時間365日の運用監視を行っており、強固なデータセンターとSSL通信を利用した通信をおこなっています。
14日間、無料で20GBまで機能制限なしのトライアルもあります。1GB55円から利用でき、最大160TBまで利用できます。
3.法人向けファイル共有サービス【グループウェア】
グループウェアは、メール、掲示板、ワークフローといったビジネスで使用する機能を一つにまとめたツールです。利用サービスを増やさず集約できるメリットがあります。
ファイル共有機能があるグループウェアや、ファイル共有・保管以外の機能も搭載したサービスを紹介します。

グループウェアの各サービス資料を厳選。無料でダウンロード可能です。コミュニケーションの活発化、情報の共有、ペーパーレス化などさまざまな目的で導入されるグループウェアの比較にお役立てください。サービス比較はこちら
- 他サービスからの移行を支援するサポートが充実
- 直観的で使いやすい
- 組織横断型のチームに適したコミュニケーション機能
Garoon(ガルーン)は、サイボウズの中堅・大規模組織向けグループウェアです。一人ひとりが利用する際に便利なのはもちろん、社内ポータルや、組織横断型のプロジェクトのやりとりにも使えるコミュニケーション機能が充実しています。外国語対応(英・中)、かつタイムゾーン対応で、海外拠点との共同利用も可能です。
掲示板 | ファイル共有 | チャット | スケジュール | メール | ワークフロー | 会議室予約(設備予約) |
---|---|---|---|---|---|---|
○ | ○ | - | ○ | ○ | ○ | ○ |
J-MOTTOグループウェア - リスモン・ビジネス・ポータル株式会社
- 導入実績4,000社※以上
- 1ユーザー月額150円から25機能を提供
- 無料トライアル最大3か月
J-MOTTOは「もっと、安く、手軽に、簡単に」をコンセプトにしたクラウド型グループウェアです。desknet's NEO(デスクネッツ ネオ)の機能をそのままにディスク容量を抑え、月額3,000円からという低料金を実現しました。上位機能はオプション。必要に応じて追加できます。
掲示板 | ファイル共有 | チャット | スケジュール | メール | ワークフロー | 会議室予約(設備予約) |
---|---|---|---|---|---|---|
○ | ○ | - | ○ | ○ | ○ | ○ |
※出典:リスモン・ビジネス・ポータル「グループウェアの「ワークフロー機能」との違い・比較」(2022年1月17日閲覧)
desknet's NEO - 株式会社ネオジャパン
- 徹底した現場主義で直感的に使える
- 高性能かつ高信頼性
- デスクネッツは安心のセキュリティ環境
desknet's NEO(デスクネッツ ネオ)は、使いやすさにこだわったサービスです。スケジュール管理やタイムカードなど、業務の課題を解決できる25以上のアプリケーションを搭載しています。直感的なインターフェースとシンプルで高い操作性により、業務効率を向上させられます。また、管理機能が充実しており、ユーザーや組織の登録情報管理や柔軟なアクセス権設定があります。
掲示板 | ファイル共有 | チャット | スケジュール | メール | ワークフロー | 会議室予約(設備予約) |
---|---|---|---|---|---|---|
○ | ○ | ◯ | ○ | ○ | ○ | ○ |
無料お試し期間:クラウド版30日間
ほかのグループウェアもまとめて比較したい方は、次のボタンよりサービス資料を一括ダウンロードしていただけます。
4.法人向けファイル共有サービス【転送】
ファイル転送の側面が強いファイル共有サービスを紹介します。メール添付の代替としての利用に適しています。
Bizストレージ ファイルシェア - エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
Bizストレージ ファイルシェアは、ファイル転送とオンラインストレージの両機能を備えたサービスです。送信相手のメールアドレスと名前がわかれば、IDを保有していなくても一度に合計2GBまでのファイルの送受信が行えます。ファイルを送信可能な相手のメールアドレスやドメインをユーザーごとに制限できるので、誤送信や情報漏えいのリスクを軽減させます。また、使用容量で課金する料金体系なので、従業員の増減やプロジェクトメンバーの異動を気にせず利用できます。
クリプト便は、セキュリティ専門会社NRIセキュアが開発・運用するクラウド型ファイル転送/共有サービスです。ファイルを転送・共有する際に自動で暗号化とウイルスチェックを行い、機密性を守ります。定期的に診断を実施することでセキュリティレベルを厳重に管理。ID・パスワードの管理、グローバルIPアドレスによるアクセス制御も可能です。誤送信防止機能を備え、いつ・誰が・どこに・何を送受信したのか、ファイル原本を含めたログも取得できます。

eTransporter - 株式会社NSD
eTransporterは、メールに添付できない大容量ファイルや機密性の高いデータを、簡単かつ安全に送受信できるファイル転送システムです。利用形態は、クラウド版とオンプレミス版に対応しており、企業の環境に合わせて導入可能です。
また、ワンタイムでのファイル送受信後は、サーバーにファイルを残さない仕組みです。他にも、ファイル送信時の第三者認証機能やセルフチェック機能によって、情報漏えいを防ぎ、強固なセキュリティ環境のもとファイル転送を安全に行えるでしょう。
DIRECT! EXTREME - 日本ワムネット株式会社
DIRECT! EXTREMEは、「WAM!NET」超大容量データを超高速に転送可能なサービスです。高度なセキュリティと自動化・業務効率化の両立を実現しています。クラウドサービスとして、プロジェクト・部門単位での利用も可能です。
HULFTは、企業内、あるいはB2Bのファイル転送を行うミドルウェアです。ストレージとデバイス群でSANを構成し、高速ファイル転送を行えます。「HULFT Script」のサービスでは、ファイルの転送前後に処理する内容を、わかりやすいアイコン操作で、プログラミングを使わずに生成可能です。
オフィス宅ふぁいる便 - 株式会社オージス総研
オフィス宅ふぁいる便は、誰でも簡単かつ安全に、ファイルを送受信できる法人向けファイル転送サービスです。ファイル送信時はポップアップ表示で、「宛先」「送信ファイル」「メッセージ」の内容を確認でき、誤送信を防ぎます。
ファイルをアップロードすると、ダウンロード用URLが送信先にメールで自動通知されますが、ダウンロードに必要なパスワードは送信者がメールで通知します。万が一誤送信しても、パスワードがなければダウンロードできません。また、誤送信に気づいた時点で、送信を取り消すことも可能です。アップロードしたファイルが一定期間で自動削除される機能や不正アクセスからファイルを守る機能など、組織で利用するために必要なセキュリティ対策がしっかりと整っています。
ほかのファイル転送サービスも比較したい方は、資料をまとめてダウンロードいただくと便利です。
ファイル共有サービスを導入するメリット・デメリット
オンラインのファイル共有サービスのメリット、デメリットについて、主にオンプレミスと比較して解説します。
ファイル共有サービスを導入するメリット
場所を問わずファイルにアクセス可能
出先で必要データを利用する際、これまでは当該ファイルを外部のフラッシュメモリやHDDなどにコピーして、それを出先で編集・利用してから再び元の場所に上書き保存するプロセスを経る必要がありました。
ですが、ファイル共有サービスでは外部のPCはもちろん、スマートフォンやタブレットなどの携帯端末からアクセスできます。そのため、場所を選ばず目的のファイルにアクセスし、自由に加工や編集できます。
共同作業が効率的に
オンラインストレージ環境にあるファイルは、複数人が同じ場所にアクセスして加工・編集ができるようになるため作業効率が一段とアップします。また、データを他の作業者と共有できるので、必要ファイルをわざわざメールでやり取りする必要がありません。遠隔地にいる作業者とのやり取りも素早くできます。
特に、頻繁にデータのやりとりをしなければならないプロジェクトの場合、オンラインストレージ環境の有無は作業スピードに著しい違いをもたらします。
低コストで安心して運用できる
オンラインストレージサービスのほとんどは月額料金制で、保守費用もあらかじめ決められた金額で契約するものが多いです。そのため運用コストの把握がしやすく、比較的低コストで高パフォーマンスな作業を実現できます。少なくとも、自社でサーバーを構築し、運用していくよりもコストがわかりやすく、予算編成がしやすいメリットがあります。
ファイル共有サービスを導入するデメリット
セキュリティリスクはなくならない
オンライン環境にデータを保存しておくため、万が一クラッキングの被害に遭った場合、重要なデータが流出してしまう危険も皆無ではありません。また、基本的にデータへはユーザーIDとパスワードだけでのアクセスできるため、それらが流出してしまうと誰でもアクセスできてしまいます。
組織全体で定期的にIDやパスワードの変更を徹底するといったように、ユーザー側でもセキュリティ対策を講じる必要があるでしょう。
通信障害に弱い
通信障害のようにデータのやり取りに関するイレギュラーが発生してしまうと、必要なときに必要なデータにアクセスできなくなってしまう可能性があります。ほとんどのオンラインストレージサービスは提供者側がトラブルシューティングを行っています。ベンダー側の対応が遅れてしまうと、その間すべてのサービスが利用できなくなってしまう可能性もあります。
カスタマイズの融通がききづらい
ほとんどのファイル共有サービスでは、ある程度一般化した機能を提供しています。そのためオンプレミスのように環境に合わせたカスタマイズができません。
必要な機能をその都度オプションとして付加できるサービスが多いですが、自社にとって最適な環境に調整するのは難しいでしょう。導入段階でしっかりと必要な機能を比較検討するようにしましょう。
ファイル共有サービスを活用して業務効率化
オンラインでのファイル共有には、従業員による情報漏えいやデータ消失、サイバー攻撃など外的要因による情報流出、サービス停止といったセキュリティリスクがつきまといます。万が一に備えて、被害を最小限に抑えられるよう事前に対策することがとても大切です。社員教育も徹底しましょう。
ファイル共有サービスは利用するリスクこそあれ、うまく利用すれば業務効率化に大きく役立ちます。クラウド・サービス導入でビジネスが加速されたと考える企業が87%に上った、という調査データもあり、クラウド化はますます加速していくでしょう。
無料サービスも便利ですが、有料のサービスの方がセキュリティ、サポートなどの面で見れば総合的にはメリットが大きいといえます。
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