Pardot×Adobe Marketo Engage×Eloquaを徹底比較!人気MAツールの評判・価格・機能
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MAツール厳選3サービスの比較表
MAツールで人気のあるAdobe Marketo(マルケト)Engage、Marketing Cloud Account Engagement (旧 Pardot)、Oracle Eloqua(エロクア)を比較しました。
機能や料金など、ぜひMAツールを導入する際の参考にしてください。
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【BtoB向け】MAツール
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【BtoC向け】MAツール
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3サービスの機能・料金・口コミ評価
Adobe Marketo Engage - アドビ株式会社
- 全世界で数千社の導入実績
- アカウントベースの料金体系
- 他CRM製品とのシームレスな統合・連携
Adobe Marketo(マルケト)EngageはMA市場をけん引するツールで、あらゆる規模・業種で導入されています。日本市場参入も早かったことから、きちんとローカライズもされており、サポートやフォーラムも充実しています。BtoB、BtoCの両方で使えるプラットフォームとして認知されています。
一般的なMAツールの料金は、メール送信数ベースで算出されることが多いです。しかし、Adobe Marketo Engageの場合は、特定されているアカウント数で料金が変動します。
Salesforce、Microsoft Dynamics、Netsuite、Oracle、SAP Cloud for Sales、SugarCRMなど多くのCRM製品との連携機能を搭載。シームレスな連携を実現することで、効果的なOne to Oneマーケティングを実現します。
Marketo(マルケト)の機能
項目 | 詳細 |
---|---|
セグメンテーション | ○ |
動的セグメンテーション | ○ |
リードスコアリング | ○ |
サイト行動トラッキング | ○ |
ランディングページ作成 | ○ |
登録フォーム作成 | ○ |
ダイナミックコンテンツ | ○ |
ABテスト | ○ |
SEO対応 | ○ |
広告管理 | ○ |
HTMLメール作成 | ○ |
メール文面の制作支援 | ○ |
パーソナライズ | ○ |
セグメントをきったメール配信 | ○ |
スケジュールベースのメール送信 | ○ |
トリガーベースのメール送信 | ○ |
ステップメール作成 | − |
シナリオ設計 | ○ |
メール配信の結果管理 | ○ |
SNS連携 | ○ |
ソーシャルリスニング | ○ |
ソーシャルメディア投稿 | ○ |
キャンペーン管理 | ○ |
予算管理 | − |
レポーティング | ○ |
ROI分析 | ○ |
UIの日本語対応 | ○ |
ワークフロー | − |
ユーザー管理 | ○ |
SFA/CRMツールとの連携 | Salesforce Sales Cloud、SugarCRM、Microsoft Dynamics 365、NetSuite、Oracle、SAP Cloud for Sales |
BI/基幹システムとの連携 |
Sansanといったクラウド名刺管理サービスと連携させることで、さらなる業務効率を実現しています。
Adobe Marketo Engageを使って、リード獲得、育成を進めるうえで、リードのデータベースが不完全だと確認作業に時間がかかります。
しかし、Sansanをはじめとする名刺管理サービスの名寄せ機能を活用して、リードの重複を排除することで、タイムリーなマーケティング施策を行えます。
イベントやセミナーなどオフラインで獲得した名刺を即座に登録することで、効果的なフォローを開始できます。
また、自動化されたワークフローに加え、搭載されているAI(人工知能)により、小規模なチームでも、コンバージョンを高めるのに必要なパーソナライズされたクロスチャネルマーケティングを推進できます。
Marketo(マルケト)の料金プラン・価格表
Marketoには、Select、Prime、Ultimateの3つのプランがあります。それぞれのプランの価格の詳細については、問い合わせが必要です。
Marketo(マルケト)の評判・口コミ
Marketoの良い評判・口コミと悪い評判・口コミを紹介します。
【良い評判・口コミ】
【悪い評判・口コミ】
Adobe Marketo Engageと他のMAツールを比較するなら無料でダウンロードできる資料がおすすめです。
Marketing Cloud Account Engagement (旧 Pardot) - 株式会社セールスフォース・ジャパン
- Salesforceと一体化したBtoB向けのMAツール
- リードの獲得から成約までを一元的に管理
- Engagement Studioで顧客との深い関係性を構築
Marketing Cloud Account Engagement(旧 Pardot)は、SFA分野において世界中に約15万社以上の導入実績をもつSalesforce(セールスフォース)が提供しているMAツールです。Sales Cloudとの連携は容易に行えるため、既存ユーザーにとっては導入がスムーズです。
リードの行動トラッキング機能やスコアリング機能により、高い確度で商談につながりやすいリードを浮き彫りにします。獲得したリードが商談や受注に至ったかどうかも一元管理することで、真のROIを測定できます。
Account EngagementのEngagement Studioは強力なシナリオメールシステムです。顧客の商談状況・興味分野・属性情報をもとに、顧客の求めるタイミングで求めるコンテンツを送信できるため、より深い顧客エンゲージメントを獲得できます。
Marketing Cloud Account Engagementの機能
項目 | 詳細 |
---|---|
セグメンテーション | ○ |
動的セグメンテーション | ○ |
リードスコアリング | ○ |
サイト行動トラッキング | ○ |
ランディングページ作成 | ○ |
登録フォーム作成 | ○ |
ダイナミックコンテンツ | ○ |
ABテスト | ○ |
SEO対応 | − |
広告管理 | ○ |
HTMLメール作成 | ○ |
メール文面の制作支援 | ○ |
パーソナライズ | ○ |
セグメントをきったメール配信 | ○ |
スケジュールベースのメール送信 | ○ |
トリガーベースのメール送信 | ○ |
ステップメール作成 | ○ |
シナリオ設計 | ○ |
メール配信の結果管理 | ○ |
SNS連携 | ○ |
ソーシャルリスニング | ○ |
ソーシャルメディア投稿 | ○ |
キャンペーン管理 | ○ |
予算管理 | − |
レポーティング | ○ |
ROI分析 | ○ |
UIの日本語対応 | ○ |
ワークフロー | ○ |
ユーザー管理 | ○ |
SFA/CRMツールとの連携 | Salesforce Sales Cloud |
BI/基幹システムとの連携 |
よりSalesforceとの連携を生かすために、2つのオプションプラン(有償)が用意されています。マーケティングチームとセールスチームが連携強化することを支援します。
「B2B Marketing Analytic Plus」は、マーケティングオートメーション、セールス、サービスのデータから予測インサイトを取得します。Salesforceとシームレスに連携できるため、ダッシュボードの共有、タスクの割り当て、パフォーマンス向上のためのコラボレーションをあらゆるデバイスから行えます。
「Sales Emails and Alerts」を利用すれば、顧客のタイミングに合わせた効果的なコンタクトが実現できます。
また、Account Engagementの4つのプランのそれぞれの機能は次のとおりです。
【Growthプランの機能】
- オートメーションルール
- APIアクセス(25,000コール/日)
- 見込み顧客追跡
- リードの育成
- リードの重複排除
- リードのスコア付けとグレード付け
- メールのABテスト
- マーケティングカレンダー
- ROIレポート機能
- フォームとランディングページ ソーシャル投稿のトラッキング
- 標準のCRM連携
【Plusプランの機能】
- Growthプランの全機能+次の機能
- APIアクセス(50,000コール/日)
- 高度なメール分析
- メールのレンダリングとプレビュー分析
- ランディングページの多変量テスト
- Google AdWords連携
- マルチスコアリングカテゴリ
【Advancedプランの機能】
- Plusプランの全機能+次の機能
- APIアクセス(100,000コール/日)
- カスタムユーザーロールと権限設定
- カスタムオブジェクトの連携
- Einstein AI機能
- 専用IPアドレス
【Premiumプランの機能】
- Advancedプランの全機能+次の機能
- コンタクトブロック(7万5,000件)
- B2B Marketing Analytics Plus(5ライセンス)
- Premier Success
Marketing Cloud Account Engagementの料金プラン・価格表
Marketing Cloud Account Engagementには「Growth」「Plus」「Advanced」「Premium」の4つのプランが提供されており、現在はAdvancedプランがもっとも多くのユーザーに利用されています。
プラン名 | 初期費用 | 利用料 | 最低利用期間 |
---|---|---|---|
Growth | 0円 | 150,000円 | 1年 |
Plus | 0円 | 300,000円 | 1年 |
Advanced | 0円 | 480,000円 | 1年 |
Premium | 0円 | 1,800,000円 | 1年 |
Marketing Cloud Account Engagementの評判・口コミ
【良い評判・口コミ】
【悪い評判・口コミ】
Marketing Cloud Account Engagement (旧 Pardot)と他のMAツールを比較するなら無料でダウンロードできる資料がおすすめです。
Oracle Eloqua - 日本オラクル株式会社
- 見込み客をタイムリーに営業につなげられる
- 見込み客の意思決定プロセスに寄り添ったコミュニケーション
- 見込み客の行動データと企業特性データを統合
Oracle Eloqua(エロクア)Marketing Automationは、オラクルが提供するB2Bマーケティングオートメーションツールです。見込み客の行動データと企業特性データを統合し、データを活かして、正確なターゲティングとパーソナライズされたカスタマーエクスペリエンス(CX)を提供します。
顧客の購入意向を適切に判断し、勝率を上げることも重要ですが、最適なカスタマーエクスペリエンスを提供することこそが、顧客満足度を高め、長期的に良い関係を築く基盤になります。
Oracle Eloqua(エロクア)の機能
項目 | 詳細 |
---|---|
セグメンテーション | ○ |
動的セグメンテーション | ○ |
リードスコアリング | ○ |
サイト行動トラッキング | ○ |
ランディングページ作成 | ○ |
登録フォーム作成 | ○ |
ダイナミックコンテンツ | ○ |
ABテスト | ○ |
SEO対応 | − |
広告管理 | − |
HTMLメール作成 | ○ |
メール文面の制作支援 | ○ |
パーソナライズ | ○ |
セグメントをきったメール配信 | ○ |
スケジュールベースのメール送信 | ○ |
トリガーベースのメール送信 | ○ |
ステップメール作成 | − |
シナリオ設計 | ○ |
メール配信の結果管理 | ○ |
SNS連携 | − |
ソーシャルリスニング | − |
ソーシャルメディア投稿 | − |
キャンペーン管理 | ○ |
予算管理 | − |
レポーティング | ○ |
ROI分析 | ○ |
UIの日本語対応 | ○ |
ワークフロー | ○ |
ユーザー管理 | ○ |
SFA/CRMツールとの連携 | Salesforce Sales Cloud |
BI/基幹システムとの連携 |
リード・スコアリングを行うことで、購入意向の高さを可視化し、確度が高くなった見込み客をタイムリーに営業につなげられるので、勝率が飛躍的に向上します。ソーシャル・メディアやWebといったデジタルを中心とした情報源を駆使して、購入の意思決定に向けて検討を行います。
営業と商談を行うころはすでに情報収集を終え、決断寸前まで来ている可能性も否定できません。そこで早期に顧客の意思決定プロセスに関わり、顧客が本当に必要としている情報提供を行います。
Oracle Eloqua(エロクア)の料金プラン・価格
Oracle Eloqua Marketing Automationの料金プラン・価格の詳細は問い合わせが必要です。
Oracle Eloqua(エロクア)の評判・口コミ
Oracle Eloqua Marketing Automationの良い評判・口コミと悪い評判・口コミを紹介します。
【良い評判・口コミ】
【悪い評判・口コミ】
Oracle Eloqua Marketing Automationと他のMAツールを比較するなら無料でダウンロードできる資料がおすすめです。
より多くのMAツールを比較してサービス導入を検討したい方は、次の記事を参考にしてください。
MAツールでできること・利用するメリット
MAツールでできることは次のとおりです。
- リードジェネレーション
- リードナーチャリング
- リードクオリフィケーション(リードの分類)
- リードの一元管理
マーケティング用語では、リード(Lead)という言葉がよく出てきますが、これはいわゆる「見込み顧客」を意味します。
MAツールは、このリードの創出から、育成、管理といった一連のマーケティング活動を支援する役割を担っています。
リードジェネレーション
MAツールは、最初にリードを創出するリードジェネレーション機能から始まります。
営業担当者が、飛び込み営業するような非効率的な活動ではなく、より確度の高いリードを獲得するための施策支援が中心となります。
たとえば、営業担当者一人ひとりが集めた名刺情報をきちんとデータベース化して管理すること、あるいはセミナーの実施や、自社のWebサイトに資料請求や問い合わせがスムーズにできるようにすることです。
リードナーチャリング
次はリードを育成するリードナーチャリングの段階に移ります。
これは、単なる興味段階のリードに対してさらに購買意欲をかき立て、実際の商談に結びつける活動のことをいいます。
具体的には、ステップメール、メルマガといったメールマーケティングがこれに該当し、現場の営業担当者がカバーしきれないような繰り返しの作業を、ツールが自動的にこなしてくれます。
リードクオリフィケーション(リードの分類)
リードクオリフィケーション(リードの分類)とは、獲得したリードをデータにもとづいて分類することで、より確度の高いリードを見出す機能です。
その方法として、スコアリングの機能を活用することが多いです。リードの興味を数字で評点し、より商談につながりやすいものを絞り込む作業を行います。
リードの一元管理
リードの情報は個人で管理しても意味がないため、組織知として一元管理しなければなりません。
Webページへの来訪履歴やセミナー参加履歴、また名刺に記載されていないような情報などを日々アップデートして、会社全体に共有します。
こうした膨大なリード情報がなければ、数々のマーケティング施策は打てません。
MAツールの代表的機能
MAツールがもつ代表的な機能について、具体的に説明します。
キャンペーンマネジメント
キャンペーンマネジメントとは、一定のシナリオのもとにさまざまなキャンペーンや見込み顧客へのアプローチを実施し、その結果を検証して、また次のキャンペーンへと活用することです。
上述したリードナーチャリングがこれにあたります。施策を行う際、各個人によって最適なタイミングは異なりますが、それを自動的に選択、実施するものです。
そのキャンペーンの状況や結果を一元的に管理もできます。各キャンペーンを横並びで対比し、効果的なものを分析することにも活用可能です。
スコアリング
リードの分類パートで少し紹介したスコアリング機能です。リードの過去の行動履歴やステータスを点数化し、確度の高いものから効率よく営業することに役立てます。
たとえば、配信されたメール内のリンクをクリックしたら1点、メールを別に転送したらさらに1点のようにシナリオを決めて、確度の高さを可視化します。
点数が基準値に達した時点で、通知させる機能もあるため機会損失の減少にもつながります。
もっとも重要なことは計画の立て方ですが、仮説検証を繰り返すことでこうしたスコアリングの精度も徐々にあがっていきます。
メールによるマーケティング
テキストメールや、表現力豊かなHTMLメールを作成、配信する機能で、リードジェネレーション、リードナーチャリング両方の役割をこなします。
メール配信については、計画に応じてさまざまなケースが想定されます。興味があるかどうか不明な膨大な顧客に対して、メール送信する場合には一斉配信が効果的でしょう。
それに対して、セミナー参加者や資料請求といったなんらかのアクションをした顧客に、個別にメール送信するケースも考えられます。
さらに興味の度合いに応じて、内容やタイミングを変えてステップメールを送信するなど、こうした活動を自動化させることも可能です。
ランディングページ(LP)の作成
さまざまなネット上の広告や、各種リンクをクリックした際に表示されるランディングページ(LP)を作成する機能です。
リードジェネレーション行うための施策で、魅力的なページを作るための支援を行います。通常の場合、自動的にリードとして登録するためにフォームを埋め込むことが多いです。
ランディングページを改善することで、顧客獲得数が数倍になった企業もあるほど重要な要素でもあります。
アクセス解析・行動解析
Webページに訪れた顧客のアクセス解析をする機能です。
たとえば、自社のWebページにたどりついた流入経路の分析は大変有益な情報となります。
また、一番推している製品へのアクセスが少なく、別の製品に対するアクセスが多いといった状況が判明することもありえます。
Webページ滞在時間が長い顧客は、強い関心を抱いている可能性が高いため、すぐに商談に結びつけられるかもしれません。
こうした分析や、レポーティング技術とあわせて活用して、PDCAサイクルを素早く回すことにつなげます。
SFA・CRMとの連携
MAツールで創出、育成されたリードは、適切なタイミングで営業プロセスに渡して、具体的な商談につなげなければなりません。
すでに、SFAやCRMのシステムを導入している企業も少なくないので、多くの業務を一括するシームレスな連携が必要不可欠となります。
この段階に時間がかかり、顧客を増やす機会を損失するのではまったく意味がありません。
さらに、営業側からのフィードバックをMAツールに取り込むことも重要です。
結果的に商談や受注に至らなかった情報を共有することで、観点を変えた別のリードナーチャリング方法を考える機会となります。
こうした部内連携、ツール連携はMAツールにおいて重要な要素の1つでもあります。
MAツール導入のポイント
MAツールの代表的な3製品を紹介してきましたが、これら以外にも多くの製品が販売されています。日本ではまだまだなじみが薄い分野の製品だけに、実際に導入する際に検討すべきポイントを整理します。
また、MAツール導入に成功した企業の事例、失敗した事例を紹介している記事もあるので、あわせて参考にしてください。
自社のリソースとの適合性
MAツールは、米国発祥のものであるため、米国企業向けに設計されたものが多いです。日本のマーケティング部門のだれもが簡単に使いこなせるツールとはいえません。
つまり、MAツールを活用するには、一定のスキルが要求されます。「使いこなせる人材がいるかどうか」「それが根付く企業文化であるかどうか」は大きなポイントです。
利用可能な機能
どのMAツールでも、実現できる機能は豊富ですが、それぞれのツールがどこに注力しているかという違いがあります。
たとえば、「リードジェネレーション機能に強い製品だが、分析レポートは弱い」といった、それぞれのツールの特徴を認識して検討しなければなりません。
自社が達成したい目的と、ツールが提供している機能が合致していなければ、導入しただけに終わってしまう結果になってしまいます。
BtoBとBtoCの区別
検討しているMAツールが、そもそもBtoB企業向けなのか、BtoC企業向けなのかを理解することも重要です。
どちらにも対応するツールも存在していますが、どちらに強いかを事前に認識しておくべきです。自社のビジネスモデルに応じたツールでなければ、最大の効果を発揮できません。
サポート体制
会社のマーケティング部門が、Webマーケティングのノウハウをあまり持ち合わせていない場合は、導入後のサポート体制の充実は欠かせません。
日本語対応が正確に完了しているか、電話やメールによるサポートを受けられるか、同製品を導入しているフォーラムがあるかなど、MAツールベンダーのサポート体制を十分検討する必要があります。
SFAやCRMと連携可能性
会社が、SFAやCRMを導入している場合は、MAツールとの連携も重要な要素です。
営業部門とマーケティング部門でデータが分断されていては、真のOne to Oneマーケティングは当然実現できません。
双方のコミュニケーション連携と同様に、システム連携もシームレスであることが求められます。
営業部門でも活用できるか
MAツールをより効果的に活用していくためには、営業からのフィードバックが不可欠です。
データにもとづいて編み出したマーケティング手法が、実際に商談創出、受注にまでつながらなければ意味が薄れます。
そのため、MAツールを営業部門でも活用できるツールとして育てていかなければなりません。
料金体系
コストパフォーマンスを求めるうえで、価格ももちろん大きな要素となります。
しかし、単純なライセンス価格だけで比較することはおすすめできません。人的リソースの育成、導入後のサポート、製品以外にかかる費用も含めて想定して、ツールの選定をすべきです。
利用目的を明確にし自社に適切なMAツールを選択
日本にもMAツール導入の大きな波が来ています。マーケティング活動の作業工程を大幅に自動化できるため、ツールを使いこなせれば大きな効果を発揮します。
しかし、検討なくしてツールの導入をしてしまうと、まったく使えない状況になりかねません。SFAやCRM同様に、システムを導入した時点がスタートであって、ゴールはその先にあります。
ゴールの達成のためにも、現状のマーケティングプロセスにおける課題の確認、MAツールに求める機能、それを使う人的リソースのスキルレベルを明確にすることが重要です。
こうしたプロセスを経て、自社に最適なツールを慎重に選択をしてください。
【BtoB向けMAツール】
おすすめMAツール(BtoB)の資料を厳選。各サービスの料金プランや機能、特徴がまとまった資料を無料で資料請求可能です。資料請求特典の比較表では、価格や細かい機能、連携サービスなど、代表的なMAツール(BtoB)を含むサービスを徹底比較しています。ぜひMAツール(BtoB)を比較する際や稟議を作成する際にご利用ください。
【BtoC向けMAツール】
おすすめMAツール(BtoC)の資料を厳選。各サービスの料金プランや機能、特徴がまとまった資料を無料で資料請求可能です。資料請求特典の比較表では、価格や細かい機能、連携サービスなど、代表的なMAツール(BtoC)を含むサービスを徹底比較しています。ぜひMAツール(BtoC)を比較する際や稟議を作成する際にご利用ください。
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