CMSを比較!世界シェアから見るおすすめツール紹介・導入前に検討すべきこと
CMS・WEB制作ソフトを導入しようと思っても、種類がたくさんあってどうやって選べばいいの?と迷いますよね。そんな声にお応えして「SaaS導入推進者が選ぶサイト第1位※」のBOXILがおすすめCMS・WEB制作ソフトを厳選。チェックしたいサービスの紹介資料をまとめてダウンロードできます。
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※2020年9月実施 株式会社ショッパーズアイ「SaaS比較メディアに関するイメージ調査」より
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CMSとは
CMSは、Contents Management System(コンテンツマネジメントシステム)を略した用語で、Webサイトのコンテンツを構成するテキストや画像、デザインなどを一元的に管理できるシステムのことです。
従来のWebサイト制作では、HTMLやCSSの知識が必要になるため更新や配信が簡単ではなく、更新が滞りがちでした。しかし、CMSを使えば専門知識なしでも更新が可能なので、タイムリーなメッセージを配信できるようになります。
また、ワンストップ型のCMSを選べば、Webサイト自体の構築や運用まで一貫して自社で管理できます。
CMSが注目される背景
CMSは2010年頃から徐々に活用が増え始め、現在では、数多くの企業がCMSを利用しています。なぜ企業Webサイト運営にこれほどCMSが注目されているのでしょうか。その理由として、次の2つがあげられます。
- One to One マーケティングの重要性
- オウンドメディアの活用が一般化した
One to One マーケティングの重要性
大きな理由のひとつに、One to Oneマーケティングが主要になった点が挙げられます。人口減少により市場が縮小、かつユーザーはインターネットやSNSなどから多様な情報を受け取るようになりました。そのため個々の顧客に対し効果的にマーケティングを行う必要が生じています。
CMSは、現代ユーザーがもっとも情報源として活用する「Webサイト」を充実させ、タイムリーに情報発信ができます。すなわち、現代にもっとも適したマーケティングツールのひとつです。
オウンドメディアの活用が一般化した
また、CMSが重要視されるようになったもう一つの理由としては、オウンドメディアが重視されるようになった点も挙げられるでしょう。
製品やサービスのアピールにとどまらず、関連した情報を幅広く発信することで、ユーザーをリード・見込み顧客として獲得していく役割を果たすのが「オウンドメディア」です。
しかし上述したように、従来のHTMLやCSSによるWebサイト更新の手法では、せっかく発信可能な情報があっても、都度、IT部門への更新依頼、または外注作業が発生するため公開が滞ってしまい、結果的に鮮度のないWebサイトとなりがちです。
これに対し、CMSでオウンドメディアを構築することによって、だれもが、ブラウザでテキスト編集を行う感覚でコンテンツ更新が可能となり、スピーディーでタイムリーな情報発信実現できます。
次の記事では、オウンドメディアについてより詳しく解説しています。

CRMの市場シェア
世界中で利用されるようになったCRMですが、市場シェアについて確認してみましょう。
CMS世界シェア
下図は、世界中で使用されているCMSのツールシェアを、パーセンテージで表したグラフであり、本来は85位まで公開されているものを、10位まで抜粋してあります。
出典:W3Techs Usage of content management systems for websites
これによると、全世界で運営されているWebサイトの49%がCMSツールによって構築されており、全体の29.4%、CMSツール全体では60%で「WordPress」が活用されているのがわかります。
「Joomla!」と「Drupal」がそれに続く形です。しかし、いずれもCMSツール全体でのシェアは10%にも満たない状況であり、WordPressが圧倒的な人気を誇っているが読み取れます。
CMS日本シェア
これに対して、日本でのCMSツールシェアをパーセンテージで表したグラフが下図になりますが、こちらは3位までしか公開されていません。
出典:W3Techs Distribution of content management systems among websites that use Japanese
世界シェアとは異なり、Webサイト全体でCMSツールが活用されている割合は公開されていませんが、それでも84.5%で「WordPress」が使用されており、日本においての圧倒的な人気が伺えます。
興味深いのは、2位に「Adobe Dreamweaver」が食い込んでいることであり、IT部門がコンテンツの更新を行う日本企業の特徴が見えるようにも思えます。
また、3位の「makeshop」は、日本製のEコマースサイト構築ツールであり、世界シェアで見ても73位に食い込むなど、国内での支持の高さを推測できるでしょう。
オープンソースとパッケージ
こうしたCMSツールは、大きく次の2つに分けられます。
- 無償公開されライセンス料金のかからないオープンソース
- エンタープライズでの運用を念頭にライセンス料金のかかるパッケージ
しかし、Webサイトを公開するためには、サーバーにホスティングを行う必要があり、オープンソースといえどもすべてが無料で運用できるわけではありません。
世界シェアでTOP3を占めるCMSツールが、いずれもオープンソースである事実もまた興味深いといえるのではないでしょうか。
CMSの選び方
CMSを選ぶ際は、次のポイントを意識しましょう。
- Webサイトの「編集」あるいは「マーケティング」のどちらを目的にするか
- 自社にとって本当に必要な機能が搭載されているか
- スマートフォンにも最適化できるCMSかどうか
- 複数ページを効果検証できる「テスト機能」があるか
- クラウド型を選ぶなら「セキュリティ」を慎重に見極める
- 本当に費用対効果があるのか見定める
Webサイトの「編集」あるいは「マーケティング」のどちらを目的にするか
「Webサイトの編集」を目的とするか、「マーケティングまで見据えるか」を目的とするかで、CMSの選び方は大きく異なります。編集を目的とするなら、インターフェースに優れたものや、テンプレートで簡単にサイト制作ができるものがおすすめです。簡単なプラグイン挿入で機能を実装できるCMSもあります。
編集だけでなく「マーケティング」も意識したい場合は、アクセス解析やメールマガジンの配信などが可能なシステムがおすすめです。何を実現したいかでCMSの選び方は大きく異なるため、まずは自社の目的を明確にしましょう。
自社にとって本当に必要な機能が搭載されているか
ひと口にCMSといっても、システムの形態や特色はさまざまです。そのため、自社にとって本当に必要な機能が揃っているか確認しましょう。CMSに代表される機能は次のとおりです。
【基本的な機能】
機能 | 詳細 |
---|---|
見たまま編集・更新 | HTMLやCSSを使わず見たままでわかりやすい操作ができるエディタ機能 |
更新履歴の保存 | 過去のコンテンツを消さずに更新できる機能 |
公開日時の指定 | 記事の公開日時が設定できる機能 |
承認フロー | チェックが必要な記事の承認依頼が出せる機能 |
権限管理 | コンテンツの作成や変更などの操作の権限を管理できる機能 |
アクセス解析 | Webサイトのアクセスを解析する機能 |
LPO | ランディングページの最適化を図る機能 |
アンケート・メルマガ配信 | アンケートやメルマガを作成して配信できる機能 |
FAQ | 問い合わせページを作成できる機能 |
CXM | 顧客への対応やエンゲージメントを追跡し定性的なインサイトを提供する機能 |
ソーシャル連携 | SNSと連携できる機能 |
各種ツール連携 | データベースやAPIなどのツール連携機能 |
レスポンシブ表示 | PC、タブレット、スマートフォンなどデバイスごとの画面サイズに合わせて自動で表示を調整する機能 |
【特定の課題・用途・業界に特化した機能】
機能 | 詳細 |
---|---|
商品登録 | 商品マスタを登録する機能 |
お気に入り登録 | お気に入り登録ができる機能 |
ショッピングカート | 商品の購入、数量の変更を行える機能 |
決済機能 | 商品を購入できる機能 |
会員登録 | 会員登録をし、ログインできる機能 |
Webサイトを運用しながらマーケティング施策を効率的に行いたい場合はアクセス解析やLPO、CXM機能があるものを、EC業界であればショッピングカートや決済機能があるCMSを選びましょう。
スマートフォンにも最適化できるCMSかどうか
CMSを選ぶ際は、スマートフォンに最適化できる(=レスポンシブ対応)かも重要なポイントです。
今では誰もがスマートフォンを利用しており、企業のホームページやECサイトを閲覧するユーザーも、その多くがスマートフォン経由でしょう。そのためCMSでWebサイトを作成する際は、スマホ利用に最適化させたデザインや操作性にする必要があります。
専門知識がなくてもレスポンシブ対応ができるCMSもあるので、あらかじめチェックしておきましょう。
複数ページを効果検証できる「テスト機能」があるか
CMSを選ぶ際は、複数のページの効果検証ができる「テスト機能」が搭載されているか確認しましょう。代表例として「ABテスト機能」があります。ABテストとは、異なる2パターンのページやコンテンツを出力し、効果を検証する方法です。
実際にユーザーに表示して効果を測るため、最終的に本当に効果のあるページを公開できます。ABテストによって、コンバージョン率やクリック率の向上などを実現可能です。ほかにも、ABテストよりも多くの要素を比較検証できる「多変量テスト」の機能を備えたCMSもあります。
クラウド型を選ぶなら「セキュリティ」を慎重に見極める
CMSの中でも「クラウド型」を選ぶ際は、セキュリティ対策の内容を慎重にチェックすべきといえます。これは、クラウド型CMSにおいては、セキュリティ対策の内容がベンダーに委ねられるためです。代表的なセキュリティ機能として、次のものがあげられます。
- 通信やデータの暗号化
- IPアドレス制限
- ぜい弱性診断
- ファイアウォール
- 定期的なシステムアップデート
どのようなセキュリティ対策を講じているのか、公式ページや直接の問い合わせなどで確認しましょう。
本当に費用対効果があるのか見定める
CMSは「オープンソース型」「パッケージ型」「クラウド型」の3つに分類され、それぞれによって料金の特徴が異なります。
オープンソース型の場合、無償公開されているため料金はかかりません。ただし、テンプレートやプラグインが有料の場合はそれぞれの費用がかかります。
パッケージ型の場合、月額費用のほかに初期費用やライセンス費用が必要となります。サイト運用の規模や企業の規模、使用する機能などによって費用が異なります。
クラウド型の場合、初期費用はなかには無料のものもありますが100,000円〜750,000円が相場です。月額費用は1,500円〜120,000円程度が相場です。機能やサポート内容、セキュリティ対策の方法などによって料金が大きく異なります。
種類と合わせて必要な機能と要件が搭載されているCMSの料金を確認しましょう。
また、Webサイトのページ数や規模感によって費用が異なる場合もあるため、気になるCMSがある場合は公式サイトから見積もり依頼や相談をして具体的な金額感を掴んだうえで検討しましょう。
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世界シェアTOP3のCMS
CMSはさまざまな種類がありますが、主に3つのCMSが世界シェアを大きくしめています。その機能比較を簡単に行ってみましょう。
- 世界で広く利用されるオープンソース型のCMS
- 基本無料でテーマやプラグインも充実している
- テキスト入力や画像挿入、見出しタグ設定なども容易
WordPress(ワードプレス)は、ブログ用のCMSとして圧倒的な世界シェアを誇り、その完成度の高さから愛用者の多いオープンソースCMSです。これがもたらすメリットとして、万単位にもおよぶプラグインが公開されており、これを追加することによって充実したマーケティング機能を搭載できます。
ソースコードが無償のほか、プラグインもほぼ無償のため、導入コストを押さえられるのもメリットであり、中堅規模のコーポレートサイトにも対応可能な堅牢性も併せ持っています。
WordPress(ワードプレス)の料金プラン・費用
料金プラン | 月額費用(税抜) |
---|---|
無料 | 無料 |
パーソナル | 580円(年払い:初年度4,800円、2年目以降6,960円) |
プレミアム | 1,100円(年払い:初年度9,600円、2年目以降13,200円) |
ビジネス | 3,500円(年払い:初年度30,000円、2年目以降42,000円) |
コマース | 6,400円(年払い:初年度54,000円、2年目以降76,800円) |
エンタープライズ | 要問い合わせ |
WordPress(ワードプレス)の評判・口コミ
Joomla!
- 海外シェアの大きいオープンソース型CMS
- デザインやカスタマイズ性に優れている
- メールフォームや多言語対応、操作ログなどを搭載
Joomla!(ジュームラ)は、ハーバード大学やLinuxなどのWebサイト構築に使われている、オープンソースCMSです。WordPressよりは難しいものの、Drupalほどの専門知識を必要としない運用が可能であり、SNS作成、Eコマースサイト構築、ヘルプポータルサイトの構築にアドバンテージを持っています。
テーマや拡張機能のモジュールはやや少なめですが、必要にして十分のテンプレートが用意されており、Joomla!用の高品位なテーマを有償で提供しているサイトも存在しています。
デザインはテンプレートから選択でき、ページごとにテンプレートを変更可能です。記メールフォーム、ユーザー管理、多言語対応、操作ログなど多種多様な機能が搭載されています。
Joomla!(ジュームラ)の料金プラン・費用
無料
- 多様性とカスタマイズ性に優れたオープンソース型CMS
- アドオンといわれる機能拡張を追加することで柔軟性が向上
- 一定の開発力が必要だがサポートベンダーも数多く存在
Drupal(ドゥルーパル)は、数十万ページにおよぶNASAのサイトをはじめ、世界中の企業の大規模サイトを支えるオープンソースCMSです。こちらもアドオンといわれる機能拡張を追加することにより、ECサイト運営やマーケティング機能を実装でき、その柔軟性と拡張性はパッケージ以上といわれるほどの評価を得ています。
コンテンツ管理やブロック管理をはじめ、アクセス権限の管理、サイト環境の管理、バージョン管理など管理をスムーズにするための機能も豊富です。オープンソースゆえに、大規模サイトの運営には開発力が必要になりますが、運用をサポートするベンダーも存在しており、注目のCMSといえるでしょう。
Drupal(ドゥルーパル)の料金プラン・費用
無料
Drupal(ドゥルーパル)の評判・口コミ
それぞれにインターフェースや扱いやすさ、特徴に違いがある3つのツールですが、オープンソースであるだけに、企業ニーズをすべて満たすには、カスタマイズやプラグイン・モジュールなどの追加も必要なります。
次に、それぞれの主要な項目を比較した表を作成してみました。
WordPress | Joomla! | Drupal | |
---|---|---|---|
扱いやすさ | 直感的な操作が可能 | 慣れるまでに少し時間が必要 | サイト構築に時間が必要 |
テーマ | 3,000以上 | 1,000以上 | 2,000以上 |
機能拡張 | 45,000以上 | 32,000以上 | 7,000以上 |
Eコマース機能 | ○ | ○ | ○ |
SEO | ◎ | ○(追加のチューニングが必要) | ○ |
モバイル対応 | ○ | ○ | ○ |
フォーラム機能 | ○(機能拡張の追加が必要) | ○(機能拡張の追加が必要) | ○(機能拡張の追加が必要) |
コミュニティ機能 | ○(カスタマイズが必要) | ○(機能拡張の追加が必要) | ○ |
サーバーOS | Linux | Linux / Windows / Mac OS X | Linux / Windows |
データベース | MySQL 4.1以上 | MySQL 3.23以上 | MySQL 4.1 / 5.x以上 |
プログラミング言語 | PHP 4.3以上 | PHP 4.3.10以上 | PHP 4.3.2以上 |
ECサイト向けCMS
簡単にWebサイトを構築できることで圧倒的な人気を誇っている WordPressですが、世界・日本シェアともに、個人によるサイト運営も含まれているため、企業のみに対象を絞った場合、また違った結果がでてくることも予想されます。
その意味においては、日本シェアのNo.3である「makeshop」をはじめとした、Eコマースで活用されているCMSツールを排除してしまうわけにはいかないでしょう。
- 12,000社以上※が道入するASPカートシステム
- デザインテンプレートが豊富に用意されている
- ショップの立ち上げから運営までサポートしてくれる
makeshop(メイクショップ)は、導入実績12,000社以上※、13年連続ASPカート型ネットショップ流通総額No.1※のネットショップ構築ツールです。テンプレートデザインが豊富に用意され、商品ページやTOPページなどを構築できます。
会員専用のログイン制御機能やポイント付与設定など、機能数業界No.1※の機能を運用に合わせ利用できます。ショップ立ち上げから商材に合わせた運営、集客まで、電話やメール、質問掲示板などでサポートしてくれます。
※makeshop公式サイトより(2025年4月28日閲覧)
makeshop(メイクショップ)の料金プラン・費用
料金プラン | 初期費用 | 月額費用 |
---|---|---|
プレミアムプラン | 11,000円 | 13,750円 |
エンタープライズプラン | 110,000円~ | 55,000円~ |
makeshop(メイクショップ)の評判・口コミ
- 金融機関や商社の導入実績が豊富なエンタープライズ向けCMS
- SlackやMicrosoft Teamsなど外部システムとの連携も可能
- ローコードによるカスタマイズも可能
Kuroco(クロコ)は、金融機関や商社などの導入実績を多くもつエンタープライズ向けのヘッドレスCMSで、ECサイト構築に理想的なCMSです。API中心の設計により、自由度の高いコンテンツ開発が可能で、ECに必要な多様なデバイス対応の柔軟性を実現します。ローコードによるカスタマイズも可能です。
Kuroco Frontによる静的コンテンツホスティングにより、フロントエンドの効率的な運用をサポートしてくれます。豊富な機能と開発コスト削減が可能で、成長するビジネスに最適です。また、プラグインに依存せず必要な機能のみを選べるため、スケーラブルで安全なEC環境を構築できます。
さらに、SlackやMicrosoft Teams、Salesforceなど外部のシステムやデータとの連携機能も搭載されています。
Kuroco(クロコ)の料金プラン・費用
利用料金例 | 提供形態 | 初期費用 | 月額費用 |
---|---|---|---|
100万PV/月のメディアサイト | SaaS型(クラウド) | 0円 | 33,000円(税込) |
会員1000人の活発な会員制サイト | SaaS型(クラウド) | 0円 | 22,000円(税込) |
Kuroco(クロコ)の評判・口コミ
ferret One CMS - 株式会社ベーシック
- BtoBマーケティング向けのCMS
- システム内でリード管理やMA機能も利用できる
- Q&Aや電話番号付きCTAなどのパーツも搭載
ferret One CMS(フェレット ワン シーエムエス)は、BtoBのサイト運用に特化した国産CMSです。HTMLやコーディング不要でサイトを更新できるツールと、マーケティングに役立つ機能をセットで提供しています。システム内ではリード管理やメール送信などが可能です。
BtoBサイトに必要なページやページ構成のテンプレートをもとに、サイトを構築でき、Q&Aや電話番号付きCTAなどのパーツも搭載しています。マーケティング担当自身によるLPの量産のほか、ターゲット別やキーワード別テストも実施可能です。
管理画面がシンプルにまとまっており、アクセス解析や問い合わせ管理、SEOチェックなども画面上で行えます。SFAやCRMなど外部ツールとの連携も可能です。
ferret One CMS(フェレット ワン シーエムエス)の料金プラン・費用
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- サービス業のWebマーケティング向けのCMS
- AIがコンテンツ作成や顧客対応管理をサポート
- 「取り込み機能」によって既存サイトを簡単にCMS化
A-BiSU(エビス)は、「本格的なWebマーケティングをもっとかんたんに!」を掲げる、Webマーケティングをオールインワンで実現するECサイト向けCMSです。なかでも「サービス業」に特化しており、AIがコンテンツ作成や顧客対応管理をサポートしてくれます。
既存サイトのHTML・CSSを一括で取り込めるためデザイン変更が要らず、「見たままの画面」上で直感的に編集できるようになります。さらに、決済などバックエンドを担う外部ECサービスと連携でき、ECサイト運営を続けながらコンテンツマーケティング施策の強化を実現します。
A-BiSU(エビス)の料金プラン・費用
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A-BiSU(エビス)の評判・口コミ
- BtoBやBtoCなど多様なビジネス形態に対応したCMS
- 拡張性に優れておりソースコードを自由に改変できる
- デザインテンプレートも豊富に用意されている
EC-CUBE(イーシーキューブ)は、BtoBやBtoC、CtoCなどビジネスの形態を問わず、理想のECサイトを構築できるパッケージCMSです。ECサイトで使用するコードをオープンソース化し、多種多様なプラグインによって高い拡張性を実現できます。
大規模サイト用にコードを書き換えられるといった、オープンソースならではの利点を活かし、型に縛られないサイト設計が可能、システム担当者のエンジニアがいれば、ライセンス料金をかけずに自由なデザイン/機能を実現するサービスのため、企業独自のオリジナリティを表現するのに最適です。
EC-CUBE(イーシーキューブ)の料金プラン・費用
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Movable Type
- コンテンツを要素に分けて管理することで高い可用性を実現したCMS
- PHPやSQLなどの記述なしでWebサイトを構築できる
- Webサイトやアプリケーション、デジタルサイネージなどデバイスを問わず利用可能
Movable Type(ムーバブル タイプ)は、国内50,000サイト※以上に導入されているCMSです。コンテンツを「要素」に分けて管理することで再利用を可能にする「高可用性」を強みとしています。同CMSでは「ブロックエディタ機能」が搭載されており、これによりコンテンツをブロック単位で作成可能です。
要素を「コンテンツ」と「デザイン」に切り分けることで、よりカスタマイズな運用を実現できます。なおWebサイト制作にあたって、PHPやSQLなどのコーディングは不要です。基本的にはHTMLとMTのテンプレートタグから、安全性の高いWebサイトを構築できます。アカウントロックや細かなアクセス権限の設定など、不正ログインに対する対策も万全です。
さらに、Data APIにより柔軟なコンテンツ運用を実現します。Webサイトやアプリケーション、デジタルサイネージなど、デバイスや出力形態に関係なく利用可能です。
※出典:Movable Type「Movable Type」(2025年4月28日閲覧)
Movable Type(ムーバブル タイプ)の料金プラン・費用
- ライト:月額2,750円(年払いの場合は27,500円)
- スタンダード:月額4,950円(年払いの場合は49,500円)
- プロ:月額8,250円(年払いの場合は82,500円)
- アドバンス50:月額16,500円(年払いの場合は165,000円)
- アドバンス100:月額33,000円(年払いの場合は330,000円)
- アドバンス250:月額82,500円(年払いの場合は825,000円)
※上記はいずれも税込価格
Magento
- 世界中のECサイト構築に使用されているオープンソースのCMS
- ECサイトの中でも「越境EC」に強いのが特徴
- 各国の商習慣にあわせた細かなパラメーター調整が可能
Magento(マジェント)は、世界中のECサイト構築に使用されているオープンソースのCMSであり、Eコマースに限定すれば、世界No.1のシェアを誇っています。(※CMSツール全体ではシェア4位)
とくに越境ECではその強みを発揮しており、各国の商習慣にあわせた細かなパラメーター調整を柔軟に行えます。反面、最適化にあたって一定の知識が必要とされ、日本国内でサポートが可能な制作会社が少ないことから、やや日本では知名度が低くなっているともいえます。
Magentoの料金プラン・費用
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「BOXIL SaaS AWARD Summer 2025」の受賞サービス
「BOXIL SaaS AWARD(ボクシル サース アワード)」は、SaaS比較サイト「BOXIL」が毎年3月4日を「SaaSの日(サースの日)」と定め、優れたSaaSを審査、選考、表彰するイベントです。
今回の「BOXIL SaaS AWARD Summer 2025」は、2024年4月1日から2025年3月31日までの1年間で新たに投稿された口コミを審査対象としており、計191サービスに、ユーザーから支持されるサービスの証としてバッジを付与しました。
WordPress | WIX | BASE |
Kuroco | Jimdo | Adobe Experience Manager |
【Good Service】:「BOXIL」上に投稿された口コミを対象に、各カテゴリで総得点の高いサービスに対してスマートキャンプから与えられる称号です。
サービスの安定性No.1 | Kuroco |
使いやすさNo.1 | Kuroco |
お役立ち度No.1 | WordPress |
機能満足度No.1 | Kuroco |
カスタマイズ性No.1 | Kuroco |
【口コミ項目別No.1】:「BOXIL」上に投稿された「口コミによるサービス評価」9項目を対象に、各カテゴリ、各項目において一定の基準を満たした上で、最も高い平均点を獲得したサービスに対して、スマートキャンプから与えられる称号です。
>>BOXIL SaaS AWARD Summer 2025の詳細はこちら
複数のCMSを比較検討して自社に合ったシステムを選ぼう
CMSは、専門知識がなくても簡単にWebサイトを作成、更新できます。共有や分業での管理もしやすいため、Webサイト運営の効率化が可能です。ただし、システムによって特徴はさまざまなので、次の点を意識してCMSを選定しましょう。
- Webサイトの「編集」あるいは「マーケティング」のどちらを目的にするか
- 自社にとって本当に必要な機能が搭載されているか
- スマートフォンにも最適化できるCMSかどうか
- 複数ページを効果検証できる「テスト機能」があるか
- クラウド型を選ぶなら「セキュリティ」を慎重に見極める
- 本当に費用対効果があるのか見定める
CMSの特徴を把握したうえで、Webサイト構築をどのような規模で、どのように更新していくかを明確にし、それに最適なCMSを見極めることが重要です。サーバー構築やSEOへのチューニングを含め、適切な制作会社の選定とパートナーシップが必要になってくるといえるでしょう。
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