ボイスボットおすすめ比較17選!メリットやIVRとの違い・選び方
おすすめボイスボットの資料を厳選。各サービスの料金プランや機能、特徴がまとまった資料を無料で資料請求可能です。ぜひボイスボットを比較する際や稟議を作成する際にご利用ください。
目次を開く
ボイスボットとは?
ボイスボットとは、音声認識・解析を行うAI(人工知能)を活用して、電話オペレーターの業務をAIボットが代行するツールのことです。
電話対応業務を効率化する効果が期待でき、IVRよりも柔軟なシナリオ変更が可能なので、コールセンターでの導入が進んでいます。
受電だけではなく架電に対応したシステムもあり、電話での予約確認・リマインドといったシチュエーションでも活用されるケースがあります。
ボイスボットの仕組み
ボイスボットでは、ユーザーからの着電を感知すると、あらかじめ設定したシナリオをベースにAIが会話をします。同じように、AIを活用したボットにチャットボットがあります。チャットボットはテキストでやり取りをすることに対し、ボイスボットは音声で対話を行う点が違いです。
ユーザーが問い合わせたい内容を発話すると、AIが内容を瞬時にテキスト化、自然言語処理技術により内容を解析して、問い合わせに合致した回答を設定されたシナリオから探し出します。そして、探し出したシナリオを音声合成技術により読み上げる仕組みです。
初期設定として、想定される会話のパターンや返答例を入力する必要はあります。ただし、通話を繰り返していくうちにAIが機械学習を行い、より高精度の会話ができるようにチューニングされます。
IVRとの違い
ボイスボットとIVR(自動音声システム)の違いは、ユーザーのダイアル操作の有無です。
ボイスボットは、会話を通じて必要な答えに辿りつけるのでダイヤル操作は必要ありません。一方で、IVRでは「~な方は1を」「~な方は2を」といった音声を流し、ユーザーがダイヤル操作を行いながら求めている答えへ辿りつくといった違いがあります。
ボイスボットではユーザーとより自然な形でのコミュニケーションが可能な点も、IVRと大きく異なる点です。
IVR(Interactive Voice Response)についてより詳しく知りたい方は、こちらの記事を参照ください。
ボイスボットのタイプ
ボイスボットは機能に応じて次のタイプにわけられます。タイプの違いを理解して、導入目的に合ったタイプを比較検討するとよいでしょう。
- 自社で運用・改善を行うタイプ
- サポートを受けながら運用するタイプ
自社で運用・改善を行うタイプ
自社でシナリオの設定や管理、修正などを行えるタイプです。専門知識不要で管理画面から簡単に操作できます。
キャンペーン期間のシナリオ作成や調整、サービスや緊急対応の際のシナリオ追加など、社内でスピーディーに対応できる点がメリットです。また、受電した内容の自動カテゴリ分類やデータを可視化することで顧客に寄り添ったブラッシュアップが可能です。
サポートを受けながら運用するタイプ
チューニングを行うことでボイスボットの精度を着実に高めていきたい場合には、伴走型のサポートを受けながら運用できるタイプがおすすめです。
目標達成に必要な要件定義や精度検証を行うことで、効率よく運用できます。定期的に開催するミーティングにおいて、今後の方針やノウハウやメンテナンス方法を学べることも伴走タイプのメリットとして挙げられます。
ボイスボットの選び方
ボイスボットを選ぶ際は、次の流れで確認しましょう。
- ボイスボットの導入目的を確認する
- ボイスボットの機能を確認する
- ボイスボットを導入する際の注意点を確認する
- ボイスボットの料金・価格相場を確認する
ボイスボットの導入目的を確認する
ボイスボットの導入を検討する際は、まず導入目的を明確にしましょう。主な導入目的は次のとおりです。
導入目的 | 詳細 |
---|---|
内容が複雑な問い合わせにも対応したい | 有人対応への自動切替に対応しているサービスがおすすめ |
電話応対後のフォローまで行いたい | 通話後にメールやLINE、SMSで内容を通知できる機能があるサービスがおすすめ |
顧客満足度の向上や、機会損失を防ぎたい | 顧客に合わせた細かなチューニングを行えるサービスがおすすめ |
応対業務全体をよりスムーズに行いたい | チャットツールや顧客管理システムと連携して業務の自動化を行えるサービスがおすすめ |
ボイスボットの機能を確認する
ボイスボットでできること、利用できる機能は次のとおりです。上記の導入目的・課題をどのように解決できるか記載しているため、必要な機能を洗い出しましょう。
【基本的な機能】
機能 | 詳細 |
---|---|
AI音声 | 顧客の会話内容を解析して対話を進める機能 |
有人対応切替 | ボイスボットから有人対応にすばやく切替えられる機能 |
ダッシュボード | シナリオの利用状況を確認できる機能 |
シナリオ設計 | 対話のシナリオの設定、編集を行う機能 |
AI学習 | 自動応答のたびに学習し精度を高める機能 |
【特定の課題・用途・業界に特化した機能】
機能 | 詳細 |
---|---|
確認通知 | 電話で受け付けた内容を、通話後にメールやLINE、SMSなどで通知する機能 |
音声合成 | 音声をカスタマイズする機能 |
アウトバウンド | 定型的な架電業務を行える機能 |
ダイヤルプッシュ | 音声認識と合わせてダイヤルプッシュを利用できる機能 |
登録内容の更新依頼や高齢者の見守りコール、リマインドコールなどを行いたい場合はアウトバウンド機能があるボイスボットがおすすめです。
ボイスボットを導入する際の注意点を確認する
ボイスボットを導入する際、失敗しないために次の項目も確認しておきましょう。
確認事項 | 詳細 |
---|---|
外部システム・API連携 | チャットツールや顧客管理システムなどと連携できるかを確認しておきましょう。 |
同時接続件数 | あふれ呼が発生しないためにも同時接続件数を事前に確認しておきましょう。 |
音声認識・チューニング機能の精度 | デモや無料トライアルがある場合は確認しておくと安心です。 |
オペレーターとの連携方法 | ボイスボットが回答困難な場合、どのように有人対応に切替えられるのかを確認しておきましょう。 |
セキュリティ | 個人情報や会話内容を扱うため、セキュリティ対策がされているかをしっかりと確認しておく必要があります。 |
サポート体制 | 導入時のサポートや導入後の対応について、どのような体制かを確認しておきましょう。 |
ボイスボットの料金・価格相場を確認する
ボイスボットの料金は、月額従量課金タイプか月額固定費用タイプで異なります。必要な機能と要件が搭載されているサービスの料金を確認しましょう。
月額従量課金タイプの場合、1件応答ごとに50円〜200円程度、初期費用についてもサービスによって異なります。一方で、月額固定費用タイプは、初期費用は100,000円〜800,000円、月額費用は10,000円〜350,000円と機能やプランによって大きく異なります。
また、シナリオ設計やカスタマイズする場合などは別途費用が必要となる場合があります。サービスによっては導入規模や設計内容によって見積もりが必要なケースがあります。気になるサービスは公式サイトから見積もり依頼や相談の問い合わせをしましょう。
細かなチューニングが行えるボイスボット
シナリオ設定や会話速度、顧客に合わせた対応など細かくチューニングを行いながら、精度を高めていけるタイプです。
固有名詞の登録や商品名のチューニングなど、細かな見直しを行って精度改善していきたい場合におすすめです。
ekubot VoiceLITE - ベルシステム24
- 初期費用0円、Webサイトからの申し込みにより、最短1日で利用可能
- 電話回線と音声系AIを一つにした外線型のAIボイスボット
- 設定シナリオの設定漏れやシナリオチェック機能を搭載
ekubot VoiceLITEは、株式会社ベルシステム24のボイスボットです。
専門知識不要でシナリオ設定でき、プッシュ操作による入力や有人対応への切替、拡張シナリオ機能なども利用できます。典型的な受付業務といったテンプレートを搭載しており、小規模での簡易導入におすすめです。
ekubot VoiceLITEの料金プラン・費用
料金プラン | 初期費用 | 月額費用 |
---|---|---|
テストプラン | 無料 | 無料 |
スタンダードプラン | 無料 | 20,000円~ (1コールにつき200円) |
ekubot VoiceLITEの評判・口コミ
- あふれ呼対策、オートコール、選挙世論調査など多様なシーンに対応
- 最短3日で導入可能
- 安価な価格設定
DXでんわは、メディアリンク株式会社が提供しているボイスボットです。月額費用1万円からと安価な導入が可能で、最短3日で導入できます。業務用途に合わせてさまざまなサービスラインナップが用意されており、オーダーメイドでの自動音声応答サービス構築も可能です。
DXでんわの料金プラン・費用
料金プラン | 初期費用 | 月額費用 | 着信件数 |
---|---|---|---|
エントリープラン | 50,000円(税抜) | 10,000円(税抜) | 着信100件まで 100件以上は1件あたり100円の従量課⾦ |
スタンダードプラン | 50,000円(税抜) | 50,000円(税抜) | 着信1000件まで ※100件以上は1件あたり50円の従量課⾦ |
Terry - Hmcomm株式会社
- コールセンターシステム未導入でも利用が可能
- SlackやLINEなどの連携ツールへ応答内容を通知
- 通話切断のタイミングやシナリオ成否割合を可視化
Terryは、Hmcomm株式会社が提供しているボイスボットです。
応答シナリオは、DTMF入力の設定や分岐条件、オペレーター転送などを組み合わせフローチャートで作成可能です。専門用語の事前学習にも対応しています。受付内容をスケジューラへ登録したり、相手へSMS通知したりでき、幅広い応対業務へ対応できます。
Terryの料金プラン・費用
要問い合わせ
AI Messenger Voicebot
- 専属のAI開発チームが産学連携しながらシステムを開発
- 銀行、保険、自治体などへの導入実績
- 要望に合わせて柔軟なオプション連携
AI Messenger Voicebotは、株式会社AI Shiftが提供しているボイスボットです。
AIによる応答機能だけではなく、オペレーター転送機能やSMS・メール・LINE送信といった機能も搭載されており、自然な形での顧客対応が可能です。SalesforceやZendesk、Slackといったシステムと連携可能なのはもちろん、ユーザーの要望に応じて個別のデータベースとの連携もできます。
AI Messenger Voicebotの料金プラン・費用
- 初期費用:50万円〜
- 月額費用:30万円〜
COTOHA Voice DX Premium
- オペレーター業務を効率化できるCOTOHAシリーズのボイスチャット
- NTTが独自開発した言語処理AIの「COTOHA」を使用
- 電話回線の運用をはじめ応対自動化に必要な仕組みを一気通貫で運用可能
COTOHA Voice DX Premiumは、NTTコミュニケーションズ株式会社が提供しているボイスチャットです。NTTグループ40年以上の研究成果を活かした音声認識と、合成技術を結集したコミュニケーションAI「COTOHA」をベースにしたボイスチャットです。
COTOHAシリーズでは、一連のソリューションとして提供されています。同シリーズでは、他にもチャットボットの「COTOHA® Virtual Assistant」や、書き起こしたテキストファイルを要約する「COTOHA ®Summarize」といったサービスがあります。単なるボイスチャットの提供に留まらず、電話回線の運用から応対の自動化まで一貫したサポートが可能です。
COTOHA Voice DX Premiumの料金プラン・費用
要問い合わせ
transpeech
- AmiVoiceをベースにしたボイスチャット
- コールセンターのアウトソーシング会社が蓄積したノウハウを使用
- 発話者の感情までも解析できる
transpeechは、トランスコスモス株式会社が提供しているボイスボットです。
音声認識ソフト「AmiVoice」をベースに、コールセンターのアウトソーシング会社として、長年にわたって蓄積してきた電話対応のノウハウを融合させています。AIが機械学習して回答の精度を自動的に高めるのはもちろん、感情解析を用いた発話者の反応の分析、トーク改善も行えます。
transpeechの料金プラン・費用
要問い合わせ
システム連携により業務の自動化を行えるボイスボット
CRMやSFAなどのシステムと連携し、業務の自動化を図れるタイプです。
サービス申し込みをはじめとする定型的な問い合わせに対して、顧客登録を自動的に行ったり、顧客が必要とする情報を自動発行したりとこれまで人が行っていた業務が自動的に行えるようになります。
業務のDX化や問い合わせにまつわる工数を減らしたい場合におすすめです。
- 個性豊かな7話者の発話音声から好きな声を選択できる
- 業界標準のIP電話仕様に対応、内線電話としてボイスボットを導入可能
- リアルタイムで会話内容をテキストベースで確認
commuboは、株式会社ソフトフロントホールディングスのボイスボットです。クラウドサービスをベースにしているので、現在使用している電話機やスマートフォンに簡単に追加できます。
また、外部のサービスとの通信を一切行わずにシステム内ですべての処理を完了してくれます。日本国内で多くの実績をもつデータセンターにてシステムの冗長化やデータの保全を行っているので、セキュリティも信頼できます。
commuboの料金プラン・費用
要問い合わせ
PKSHA Voicebot - 株式会社PKSHA Communication
- 日本語に特化した補正技術により高精度なヒアリングを実現
- 1席からのスモールスタートが可能
- 既存のPBXやCRMなどと連携した運用に対応
PKSHA Voicebotは、株式会社PKSHA Communicationのボイスボットです。フローチャートのような形式でフローを作成でき、聞き返しやSMS送信などを組み込んだ対話フローをノーコードで作成できます。
利用中の外部システムとの連携やデータベース参照もローコードに設定でき、顧客情報を参照したり、商品データベースと連携し在庫確認を自動化したりできます。
PKSHA Voicebotの料金プラン・費用
要問い合わせ
Cognigy - TDSE株式会社
- 対話型AIの開発・運用・分析まですべてプラットフォーム上で完結
- 自動翻訳機能による多言語展開が可能
- 10以上のチャネルと追加開発なしで接続
Cognigyは、TDSE株式会社が提供しているボットシステムです。ボイスボットとチャットボットの両方に対応しており、Webや電話・LINE・Slack・Teamsなど、20以上※のチャネルでボットとして稼働できます。
ドイツ語やスペイン語、日本語など20の言語に対応※しており、自動翻訳機能も搭載されているのでさまざまな国からの問い合わせ対応に活用できます。
※出典:TDSE「対話型AIプラットフォームCognigyの機能・特徴|対話型AI Cognigy」(2023年10月26日閲覧)
Cognigyの料金プラン・費用
要問い合わせ
- 受電・架電の両方に対応
- 各種PBXとの連携が可能
- スピーディーに導入可
AI電話サービスは、株式会社NTTドコモが提供しているボイスボットです。受電・架電の両方に対応しており、予約受付やFAQ・支払い督促・商品説明・在宅確認など、さまざまなシチュエーションで使用できます。
RPAツールとの連携によりパソコン操作も含めた電話応対の業務を自動化でき、既存システム側の開発不要でスピーディーな導入が可能です。
AI電話サービスの料金プラン・費用
料金プラン | 初期設定費 | 月額費用 |
---|---|---|
エントリープラン | 110,000円 | 33,000円 |
ミニプラン | 110,000円 | 110,000円 |
ベーシックプラン | 110,000円 | 550,000円 |
プレミアムプラン | 110,000円 | 2,750,00円 |
AI電話サービスの評判・口コミ
LINE WORKS AiCall - LINE株式会社
- LINEの音声技術「CLOVA」をベースにしたボイスボット
- 細かい要素までチューニング可能
- LINEアプリ・SMS連携がスムーズに行える
LINE WORKS AiCallは、LINE株式会社が提供しているボイスボットです。LINE社の音声技術である「CLOVA Speech」「CLOVA Voice」を組み合わせて、AIによる自然な対話応答を実現しています。
自社開発だからこそできる細やかな個別チューニングが特徴で、想定ユーザーのデモグラフィックや利用シーンに合わせた表現方法、会話速度、音声認識時間など各社のこだわりに合わせて調整が可能です。LINEアプリ・SMS連携がスムーズに行えるのでアフターフォローもでき、PBXシステムやCRM、予約管理システムといった各種サービスとも柔軟に連携できます。
LINE WORKS AiCallの料金プラン・費用
要問い合わせ
LINE WORKS AiCallの評判・口コミ
MOBI VOICE
- 初期費用30万円、月額費用15万円から利用可能
- IVRのように簡単にシナリオ作成
- 発話音声を自動でテキスト化
MOBI VOICEは、モビルス株式会社が提供しているボイスボットです。ボイスボットとしては比較的安価に導入が可能で、シナリオ作成機能やダッシュボード機能といった必要な機能が揃っています。
また、同社が提供しているチャットボットの「MOBI BOT」やIVRの「Visual IVR」などを組み合わせて、総合的にコールセンター業務を効率化できます。
MOBI VOICEの料金プラン・費用
- 初期費用:30万円
- 月額費用:15万円
SMSで内容を通知できるボイスボット
通話後にSMSで確認の通知を行ったり、受付内容をSMSで送信し、間違っている箇所があれば顧客自身で修正できたりと音声だけでなく、テキスト上でのフォローが行えるタイプです。
URLや確認内容など音声だけでなくテキストでの対応も行いたい場合におすすめです。
- 次世代型音声認識IVRとレシート機能でスムーズな電話対応を実現
- 専任担当者が丁寧に要望をヒアリングして各社の要望に合ったロボットを構築
- 金融機関や保険業界など高いセキュリティが求められる業界への導入実績あり
ロボット自動受付は、株式会社電話放送局のボイスボットです。同時着信300回線以上可能の大規模コールセンターにも導入可能で、業務量や業務特性に応じて専用環境やVPN対応も可能です。
ロボットが受け付けた内容は、ユーザーにSMSを通じて送信されるので、受付内容に誤りがあればユーザーみずから修正・登録できます。
ロボット自動受付の料金プラン・費用
- 初期費用:800,000円〜
- 月額費用:350,000円〜
ロボット自動受付の評判・口コミ
- IVRや顧客管理、転送、AI文字起こし機能などを搭載
- 英語や中国語などの多言語に対応
- ホワイトリストとブラックリストを活用した着信フローも設定可能
IVRyは、株式会社IVRyのボイスボットです。月額3,000円から、アカウント登録と必要項目の入力で即時利用できます。テキストをもとにAI音声を設定でき、要件や日時に応じてSMS送信や転送などの分岐設定が可能です。
ホワイトリスト機能により、既存取引先からの着信を無条件で担当へ転送したり、不必要な着信を自動応答化したりできます。自動送信できるSMSテキストに店舗の住所やフォームのURLも打ち込めるので、道案内やイベントの受付などの自動化にもおすすめです。
IVRyの料金プラン・費用
料金プラン | 月額費用 |
---|---|
ベーシック | 3,000円 |
プラス | 5,000円 |
エンタープライズ | 要問い合わせ |
IVRyの評判・口コミ
AIコンシェルジュ
- 予約対応、あふれ呼対応、フォローコールなどさまざまなシーンで使用可能
- 高度なカスタマイズ機能で複雑な応対にも対応
- 2週間の無料トライアルが可能
AIコンシェルジュは、株式会社TACTが提供しているボイスボットです。
同社が長年のコールセンター業務で培ったノウハウをシステムに搭載しており、企業ごとにカスタマイズしたフローや音声認識辞書を構築するので、複雑なオペレーター業務にも対応できます。日本国内にデータセンターを保有しており高い堅牢性、機密性を誇っています。
AIコンシェルジュの料金プラン・費用
要問い合わせ
有人対応への自動切替に対応しているボイスボット
基本的な問い合わせやある程度シナリオが決まっている問い合わせはボイスボットで対応し、それ以外の複雑なやり取りが発生する場合には自動で有人対応に切り替えられるタイプです。
素早く切り替えられることで、顧客を待たせることなくスムーズにサービス提供や接客につなげられます。
有人対応は減らしたいけれど、必要な場合にはしっかりと案内し、機会損失を防ぎたい場合におすすめです。
AI-BPO Double BRAIN - マスターピース・グループ株式会社
- 複数のAIとCTI連携により電話応対やオペレータ支援を自動化
- オペレーターの対応をもとにAIがリアルタイムで自主学習
- 音声認識用の辞書設定機能やFAQ作成でチューニング可能
AI-BPO Double BRAINは、マスターピース・グループ株式会社が提供しているAIボイスボットです。AIが有人対応をリアルタイム学習し、自動回答とオペレーターへ提案する回答補助の内容を自動で増やしてくれます。ノーコードで無制限にシナリオを作成でき、チューニングも運用側で対応可能です。
AI-BPO Double BRAINの料金プラン・費用
- 初期費用:30万円
- 利用料金:自動応答1件50円~
CTC-AICON
- PBX連携が可能な高機能ボイスボット
- オペレーターに代わり、要件確認、本人確認が可能
- 応対内容をコミュニケーターの画面に表示できる
CTC-AICONは、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社が提供しているボイスボットです。有人オペレーターと協働してコールセンター業務を行うための機能が充実しています。
ボイスボットだけで問い合わせの受付から回答まで完了させられるのはもちろん、オペレーターの代わりに要件確認、本人確認をしてオペレーターにつなげられます。さらに、AIの応答内容をみながら、オペレーターが応対を引き取ることも可能です。アフターコールワーク業務もボットが自動で行うのでオペレーターの業務負担を軽減できるでしょう。
CTC-AICONの料金プラン・費用
- 初期費用:500万円〜
- 月額費用:100万円〜
※料金体系はプリペイド方式を準備しています
ボイスボットを導入するメリット
ボイスボットを導入する主要なメリットは次の3つです。それぞれのメリットについて紹介します。
- コールセンター業務の効率化・コスト削減
- 顧客満足度の向上
- IVRよりも柔軟にシナリオが変更できる
- 機会損失の防止
コールセンター業務の効率化・コスト削減
コールセンターのオペレーターをボイスボットに代替することにより、人件費が削減できる分だけ顧客対応コストを削減できます。
また、個別に教育が必要なオペレーターとは異なり、ボイスボットの場合は教育を施す必要がないため、教育コストも削減できます。
さらに、オペレーターのシフト調整や新規採用、トラブル対応といった業務もボイスボットを使えば発生しません。
よって、ボイスボットの導入はコールセンター業務の効率化・コスト削減メリットが期待できます。
顧客満足度の向上
顧客満足度の向上もボイスボット導入のメリットです。
受電に対してコールセンターのスタッフが少なければ、「あふれ呼」が発生してつながらなかったユーザーの満足度を下げます。また、IVRを活用した自動応答の場合、都度音声を聞きながらダイヤルパッドをプッシュするのは顧客にとって煩わしい作業です。
ボイスボットを活用すれば、ピーク時の受電の多い時間帯でもスタッフを増やすことなく問い合わせに対応でき、IVRのように煩わしい作業も必要ありません。
IVRよりも柔軟にシナリオが変更できる
初期設定自体はボイスボットよりもIVRの方が簡単です。しかし、IVRは一度設定したシナリオやちょっとした言い回しを変更したい場合、手間がかかります。
ボイスボットのシナリオ変更は、音声認識に使用する言い回しや表現を変更するだけで済みます。IVRの場合はシナリオ自体を再設定し直さなければならないので、分岐が複雑なシナリオほど修正に手間がかかる点はデメリットです。
導入後の運用といった観点では、IVRではなくボイスボットの方が便利なケースも多いです。
機会損失の防止
ボイスボットの導入は、機会損失の防止になるメリットもあります。
ボイスボットは24時間365日体制で稼働できるため、曜日や時間帯を問わず予約や受付、手続きなどが可能になります。たとえば、ボイスボットが電話での注文受付を行うことで、夜間や休日でも受付が可能になり、顧客はライフスタイルに合わせて都合のよい時間に利用が可能です。そのため、結果的に機会損失を減らすことにつながります。
また、夜間や営業時間外でも連絡が可能になることで利便性が上がるため、顧客満足度の向上効果も期待できるでしょう。
ボイスボットで顧客対応業務を効率化しよう
ボイスボットは、業務効率化・コスト削減や顧客満足度の向上や柔軟にシナリオ変更できるといったメリットがあり、コールセンター業務を洗練させたい企業におすすめのサービスです。選定の際は次のポイントに注意して選ぶのをおすすめします。
- 同時接続できる件数
- チューニング機能の精度
- オペレーターとの連携の仕方
- 他システムとの連携
ただし、ロボットは複雑な構造の発話は解読できないこともあります。通話環境によっては正確に認識できず、適切な回答ができないかもしれないデメリットもあるので、人間のオペレーターが不要になるわけではありません。
ボイスボットのサービスをより深く検討したい方は、サービス資料を請求し比較するとよいでしょう。
BOXILとは
BOXIL(ボクシル)は企業のDXを支援する法人向けプラットフォームです。SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」、ビジネスメディア「BOXIL Magazine」、YouTubeチャンネル「BOXIL CHANNEL」、Q&Aサイト「BOXIL SaaS質問箱」を通じて、ビジネスに役立つ情報を発信しています。
BOXIL会員(無料)になると次の特典が受け取れます。
- BOXIL Magazineの会員限定記事が読み放題!
- 「SaaS業界レポート」や「選び方ガイド」がダウンロードできる!
- 約800種類のビジネステンプレートが自由に使える!
BOXIL SaaSでは、SaaSやクラウドサービスの口コミを募集しています。あなたの体験が、サービス品質向上や、これから導入検討する企業の参考情報として役立ちます。
BOXIL SaaS質問箱は、SaaS選定や業務課題に関する質問に、SaaSベンダーやITコンサルタントなどの専門家が回答するQ&Aサイトです。質問はすべて匿名、完全無料で利用いただけます。
BOXIL SaaSへ掲載しませんか?
- リード獲得に強い法人向けSaaS比較・検索サイトNo.1※
- リードの従量課金で、安定的に新規顧客との接点を提供
- 累計1,200社以上の掲載実績があり、初めての比較サイト掲載でも安心
※ 日本マーケティングリサーチ機構調べ、調査概要:2021年5月期 ブランドのWEB比較印象調査