Dropbox安全にログイン・使用するための方法 - コツ・セキュリティ対策・暗号化
本記事で紹介しているDropbox以外で、紹介しきれなかったオンラインストレージの機能・価格をもっと詳しく比較したい方はこちらからご覧になれます。ぜひツール選定の参考にしてみてください。
※記事の後半ではダウンロードできる資料の一部を公開しています。
ドロップボックスをより安全に使うために
あらゆる端末からアクセスでき、データをすぐに参照できる便利さから、今やプライベートでもビジネスの場でも欠かせないツールとなっているドロップボックス。
しかし、クラウドサービスを利用するうえで常に付きまとうのが、安全性についての不安ですよね。実際、ドロップボックスも以前に認証システムのバグで、4時間ほどどんなアカウントにも入ることができる状態になったことがありました。
- 勝手に自分のファイルがダウンロードされないか?
- 情報漏えいにつながらないか?
- ウイルスに感染したファイルをダウンロードすることにならないか?
など、セキュリティ上の不安はつきません。そこで今回は、ドロップボックスの安全性を高め、より安心して使うためのコツについてお話します。
ドロップボックスに不正アクセスがないか確認する方法
まず、安全性を考える上で気になるのが、「自分のアカウントに不正アクセスがないか」ということですよね。アカウントに入られてしまったら、勝手にダウンロードされる危険性もあります。
ドロップボックスで不正アクセスがないか確認するためには、ブラウザでログインし、「設定」から「セキュリティ」タブを開きます。すると、ドロップボックスにログインしたブラウザやデバイスの情報、ログインのタイミング等が分かります。もし、心当たりのないアクセスが有れば不正アクセスが疑われます。
もし、不正アクセスを見つけたら?
まず、パスワードの変更。そして、不明なデバイスとのリンクの解除をして、それ以上の不正アクセスを防ぎましょう。
また、ドロップボックスの機能として2段階認証を利用することも出来ます。2段階認証とは、パスワードだけでなく、携帯電話へのショートメッセージを組み合わせたログイン方法です。不正アクセスを防ぐ効果が高まります。こういった機能を活用して、アカウントの安全性を高めましょう。
ドロップボックスの安全性を高めるために有効な暗号化
ドロップボックスにもある程度の暗号化が使われていますが、重要な書類を扱うときなど、それだけでは不安…ということもあるかと思います。そんな時は、自分で暗号化システムを使うことも出来ます。
ファイルを圧縮して暗号化して保存
ドロップボックスに普通にファイルを保存するのではなく、ファイルを予め暗号化してZipにするか、Zipファイルを暗号化して保存することで、セキュリティを自分で高めることが出来ます。
暗号化ソフトを利用
専用の暗号化ソフトを利用し、ドロップボックスに送ることで安全性を高める方法です。例えば「Secret Sync」をインストールすると、自動的に暗号化した上でドロップボックスと同期することが出来ます。しかも無料!
ドロップボックスをより安全に使うためのまとめ
いかがでしたか。クラウドサービスを利用する以上、一定のリスクは有りますが、きちんと自分でリスクヘッジをしたうえで使えば大丈夫。怖がって使わない事のほうがデメリットが多いです。安全性に対する正しい知識を持ち、有効に活用してください。
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