Edtech(エドテック)とは | 教育業界でeラーニングが再注目される理由

最終更新日:
教育×IT分野において、Edtechという新しい用語が話題となり、大きな市場規模を形成するものとして期待されています。eラーニングとの違いは何か、教育市場がどのように変わろうとしているのか、現状の課題とともに紹介します。
人事eラーニング(システム)
Large

Edtechとは

Edtechとは、Education(教育)とTechnology(技術)を組み合わせた造語であり、アメリカシリコンバレーを中心に導入の動きが起こっています。

定義はさまざまですが、テクノロジーを使って教育にイノベーションを起こす取り組みのことであり、「教育×IT」というキーワードも認知されています。
すでに、次々とサービス化されており、小中高生向けの教育をサポートする「スタディサプリ」などはCMなどでご存じなのではないでしょうか。

近い将来、益々注目されることは間違いなく、ポイントを整理してみます。

eラーニングとの違い

日本でも、少し前から教育ICT(Information and Communication Technology)と呼ばれる取組みがスタートし、eラーニングという言葉も一般的となりました。
Edtechもeラーニングも、教育×IT分野という意味では同じであり共通点もあります。

しかし、両者の決定的な違いはEdtechが進化続けているインターネットをプラットフォームにしている点です。
Webサービスやクラウド技術の発展によって、学習サービスのIT化が低コストで実現できるようになった背景が大きいとされています。

eラーニングについては、以下URLでも詳しくまとめていますので、参考にしてください。

eラーニングとは | 歴史・導入メリット・システムの今後 - LMS | ボクシルマガジン
eラーニングは、インターネットを利用して社員の教育や研修を行う仕組みです。インターネット環境の整備や普及によって、...

また、以下からeラーニングのサービスの詳細を無料でダウンロードできます。ぜひご覧ください。

資料請求後にサービス提供会社、弊社よりご案内を差し上げる場合があります。
利用規約とご案内の連絡に同意の上
eラーニングの資料を無料DL

双方向性

インターネットがプラットフォームになるということは、双方向性という大きなメリットを享受できます

教師から生徒への一方通行ではなく、双方向でコミュニケーションが実現します。
より交流が深まるほか、地理や時間という垣根も越えられるため「海外の教師の授業を日本の生徒が受ける」といったことも普通に行えます。

匿名性

インターネットの世界は、誰でも制限なく参加でき匿名性が高いものでもあります。
Edtechでもこの匿名性を活用して気軽に授業に参加でき、逆に気軽に辞められるという自由度を高めることが可能です。

低価格化

Youtubeの出現など、費用を極力かけずしてシステム基盤を作ることが可能な時代となっています。

そして、無線LAN環境の充実などネットワーク基盤も整備されて、配布コストも大幅に下がりました。
こうした背景の下、Edtechのサービスでも低価格化が進み、基本サービスは無償で提供し、高度な機能を有償化をするというフリーミアムモデルも現れ始めています。

Edtechの市場規模は拡大している

日本においてEdtechはまだまだ黎明期の域を出ませんが、市場規模は確実に拡大しています。

発祥の地アメリカでは、教育向けソフトウェアビジネスは1兆円規模に達しているほどです。
日本も環境面の整備が追いついてくれば、アメリカに追随して市場規模がさらに拡大することが予想されています。

Edtechがどうして注目されているのか

日本でEdtechが盛り上がりを見せ始めたのには理由があります。

それは文部科学省が、2020年までに小中学校で一人一台にタブレット端末を配布するという方針を発表したからです。
政府の強力の後押しで、教科書や授業をオンライン化が実現し、旧態依然としていた教育業界がついに変化を遂げるのではないかと期待されています。

国内教育市場の拡大という意味でも、Edtechが救世主的存在になるかもしれません

学び方の多様化

ほんの20年前と比較しても、現在の生活にはITが欠かせなくなっています。
にもかかわらず、学校という学びの世界ではほとんど活用されていませんでした。

しかし、インフラの整備に伴い、テクノロジーが学校教育を支える時代がようやく近づいてきました。
楽しんで学ぶ「ゲーミフィケーション」という言葉があるように、ユーザーにあわせて多用な学び方を提供することが注目されています。

ベンチャー×教育

Edtechが注目され、テクノロジーをほとんど生かせていなかった教育市場が変わろうとしています。
旧態依然とした教育市場に、ベンチャー企業が足を踏み入れることは一昔前には考えられませんでした。

しかし、IT技術と柔軟な発想を武器に、教育に新しい風を吹き込んでいます。こうした動きは今後も活発となり、競争が起こることでより優良なサービスが生まれていくはずです。

Edtechが可能にするもの

オンラインでの学習

Edtechの火付け役でもあるMOOCのように、オンラインで講義を受けるサービスが有名です。
MOOCは、Massive Open Online Coursesの略語で、大規模かつオープンなオンライン講座を基本的には無料で受講可能できることが特徴です。

一流大学の講義などを、好きな時間に好きな場所で好きなだけ学習でき、一定の水準に達すれば修了認定を受けることもできます。

JMOOC(ジェイムーク/日本オープンオンライン教育推進協議会)もサービスインしており、受講者数は相当伸びています。

MOOC(ムーク)とは | スタンフォード大の講義も受講可能な公開オンライン講座・サービス紹介 | ボクシルマガジン
MOOC(ムーク)は、インターネットを介した大規模な公開オンライン講座です。世界の名門大学の講座も受講できるうえ、...

双方向性によるコミュニケーションの促進

先に説明したように教師から生徒への一方通行に留まらず、双方向コミュニケーションが可能となります。
質問やディスカッション、宿題の配信、提出などもプラットフォーム上で実現できます。

また、教師側の質の向上を図るために、他校の教師とコミュニケーションを取る事にも役立ちます。

学習管理の効率化

Edtechの市場規模が拡大し、生徒がタブレット端末で学習するシーンが当たり前となっても、学習状況を的確に管理して効率よい指導をしなければ本末転倒です。

そこで、LMS(Learning Management System)と呼ばれる学習管理システムも注目されています。
LMSは、教材の作成、配布、回収、採点、管理など授業運営の効率化を図るツールです。生徒一人ひとりの進捗状況を一元管理し、理解度に応じた組み立てなどをアシストしてくれます。

eラーニングとは | 歴史・導入メリット・システムの今後 - LMS | ボクシルマガジン
eラーニングは、インターネットを利用して社員の教育や研修を行う仕組みです。インターネット環境の整備や普及によって、...

Edtech(eラーニング)の今後の課題

同じ教育×IT分野ではありますが、Edtechはeラーニングから進化したものを目指さなければなりません

しかし、Edtechを普及させるには、現状まだまだ課題が山積みです。
時間とともに解決するものもありますが、官民で足並みを揃えなければ解決しないものもあります。

マネタイズ

そもそも教育の現場においては、無料のサービスが常態化しています。

先に紹介したJMOOCも、入り口を無償にしてまず体験してもらうまでは成功していますが、次のステップに行ききれていません。

どうしてもサービスは無料という印象が強く、マネタイズに苦しんでいます。

市場の安定化

上記に付随して、有料のサービスは現場であまり普及していないという現状もあります。

実際の教育現場で使いやすいソフトが少ないということも問題で、結局従来の指導方法に戻ってしまうケースも多いです。

ビジネス化できる見込みがなければ、ベンチャー企業のチャレンジにも限界があり、高いレベルでの競争が生まれず好循環に発展していません。

インフラ環境の規模が小さい

Edtechの普及にはインフラ整備は欠かせません。

しかし日本の学校現場ではパソコンの一人一台体制すら実現していません。
2020年の小中学校タブレット配布方針は大きな一歩ですが、それで完全な環境となるわけではなく、高いレベルでEdtechの実現するためには、まだまだ不十分といえます。

使用者・教職員のITリテラシーの欠如

生徒にITアレルギーが無いものの、教える側についてはITリテラシーが低いと言わざるを得ません。
特に年齢層が高い教職員ほどそうした傾向にあります。

教員の世代交代を待つわけにもいかないため、リテラシーの向上は今後の大きなテーマです。
あわせて、リテラシー弱者でも簡単に使えるソフト開発も求められています。

「eラーニング」から「Edtech」への進化は成功するか?

初期のeラーニングから、さらにインフラが充実してEdtechという新しい言葉が使われるようになりました。

IT人口不足、小学校へのプログラミング教育の検討に迫られている日本でも、Edtechの普及、成功は大きな問題です。
今後、国際競争力を高めるためには、テクノロジーを利用した教育は必要不可欠になるでしょう。

そうした意味でも、タブレット端末が普及する予定のここ3,4年が、Edtechの真価が問われるタイミングとなりそうです。

オンライン上で学習ができるeラーニングをご紹介!
各サービスの比較がしたい方は、以下のチャートをご活用ください。

注目のeラーニング(システム)、サービス資料まとめ

【厳選】おすすめeラーニングをまとめてチェック!
Large
資料請求後にサービス提供会社、弊社よりご案内を差し上げる場合があります。
利用規約とご案内の連絡に同意の上
各社資料をまとめて無料DL

eラーニングの各サービス資料を厳選。無料でダウンロード可能です。資格取得や社内研修における時間やコストを削減し、効率的な学習を可能にするeラーニングのサービス比較にお役立てください。サービス比較はこちら

eラーニングの人気関連記事ランキング

翻訳サイトまとめて比較!おすすめ20選&裏ワザ | 英語・日本語・多言語対応 | ボクシルマガジン
英語や日本語を翻訳できるサイトを比較して解説!外国語サイトを読みたいけれどわからない表現や単語が多すぎる…そんなと...
MOOC(ムーク)とは | スタンフォード大の講義も受講可能な公開オンライン講座・サービス紹介 | ボクシルマガジン
MOOC(ムーク)は、インターネットを介した大規模な公開オンライン講座です。世界の名門大学の講座も受講できるうえ、...
無料eラーニングシステム導入で社内教育の経費と無駄を削減 | おすすめサービス | ボクシルマガジン
受講者が、自分の好きなタイミングで内容を確認したり、理解度をチェックしたりできるeラーニング。無料で使えるeラーニ...
Edtech(エドテック)とは | 教育業界でeラーニングが再注目される理由 | ボクシルマガジン
教育×IT分野において、Edtechという新しい用語が話題となり、大きな市場規模を形成するものとして期待されていま...
派遣労働者の教育訓練はなぜ必要?法改正で義務化された内容・策定ポイント | ボクシルマガジン
派遣労働者の教育訓練やキャリア形成について、平成27年に施行された改正派遣法に準拠しながら、派遣会社に課される義務...
eラーニングシステムとは | 徹底比較38選 | 機能・費用比較表 | ボクシルマガジン
eラーニングシステムの定義や導入メリットや機能・価格を一覧にまとめました!大人気クラウドサービスを解説し、無料のシ...

ボクシルとは

ボクシルとは、「コスト削減」「売上向上」につながる法人向けクラウドサービスを中心に、さまざまなサービスを掲載する日本最大級の法人向けサービス口コミ・比較サイトです。

「何かサービスを導入したいけど、どんなサービスがあるのかわからない。」
「同じようなサービスがあり、どのサービスが優れているのかわからない。」

そんな悩みを解消するのがボクシルです。

マーケティングに問題を抱えている法人企業は、ボクシルを活用することで効率的に見込み顧客を獲得できます!また、リード獲得支援だけでなくタイアップ記事広告の作成などさまざまなニーズにお答えします。

ボクシルボクシルマガジンの2軸を利用することで、掲載企業はリードジェネレーションやリードナーチャリングにおける手間を一挙に解消し、低コスト高効率最小限のリスクでリード獲得ができるようになります。ぜひご登録ください。

Article whitepaper bgS3 0
eラーニング(システム)
選び方ガイド
資料請求後にサービス提供会社、弊社よりご案内を差し上げる場合があります。
利用規約とご案内の連絡に同意の上
Article like finger
この記事が良かったら、いいね!をしてください!最新情報をお届けします!
御社のサービスを
ボクシルに掲載しませんか?
月間1000万PV
掲載社数3,000
商談発生60,000件以上
この記事とあわせて読まれている記事