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目標管理シートの記入例・サンプル | 医療や製造業、営業・経理など

最終更新日:(記事の情報は現在から3048日前のものです)
目標管理シートの記入例を業界・職種別に紹介します。薬剤師や看護師といった医療業界、販売や接客などのサービス業、経理や総務のバックオフィスまで幅広く解説。

記入例:医療

薬剤師

  • 薬手帳の重要性を来店のつど顧客に周知することにより、手帳の使用率を30%から50%に高める
  • 薬歴を電子化し、まめに情報共有することにより薬歴の探索にかかる時間を半分に削減する
  • 毎月、5本は学会誌・論文を読んで、最新の薬剤・事例に関する知識を深める
  • 薬剤の在庫管理を徹底することによって1年以内にコストを5%削減する
  • 処方箋や薬剤、疾病などの基礎知識の習得を薬局全体で徹底して半年以内に調剤業務でのミスを0件にする
  • 医薬品の管理を徹底、ダブルチェックすることによって医薬品の発注ミスを0件にする
  • 毎月調剤研修と個別面談を実施することによりスタッフの変化に即座に気づけるようにし、一年間でスタッフの離職率を10%以下に抑える
  • 幹部候補の薬剤師の勉強をサポート、マネジメントサポート業務を実施させることにより2年以内に管理薬剤師人材を1名輩出する
  • 患者情報を把握、丁寧な服薬指導を心がけることによってリピート率を1年以内に5%アップさせる
  • 薬学部実習生向けにレベルの高い実習を提供、満足度を高めることにより来期の就職志願者数を10名以上にする

看護師・看護助手

  • 毎日1時間業務マニュアルを読み込むことによって、6か月以内に70%の業務を指示がなくてもできるようにする
  • 患者の情報を担当医師とこまめに共有することにより、患者からの質問に何でも答えられるようにする
  • 研修に積極的に参加することにより、1年以内にクリニカルラダーのレベルを1つアップする
  • 専門的な知識・技術を身に着けることにより、3年以内にリーダー業務を任されるようになる
  • 患者・家族とのコミュニケーションを意識して業務を遂行することにより、1年以内にクレーム率を40%削減する
  • 看護助手を定期的にローテーションさせて、5年以内にジェネラリスト人材を3名養成する
  • 採血を3か月以内に一人でできるようになり、のべ50人以上/月の経験を積む
  • ナースコールの70%以上を誰よりも早く取り、迅速に対応する
  • プリセプティーの指導に備えて、3か月以内に指導マニュアルを2回読み直す
  • 8月の看護研究発表に備えて5月までには資料を収集、準備にとりかかる

医療事務

  • 接遇研修に1か月に1回参加することにより顧客の接客力を高め、半年以内に顧客満足度20%以上高める
  • 資格の取得を補助、毎月1回勉強会を開催することにより、1年間で診療情報管理士資格者を2名輩出する
  • 将来退職者が出ることを見越して、半年以内に医療事務資格者を1名以上採用する
  • レセプトの内容についてダブルチェックを行うことにより記載ミスを減らし、1年以内に返戻率・査定率を50%削減する
  • 過去の治療履歴と照合して怪しいレセプトについて医師に内容を問い合わせて、年間で査定漏れを60%削減する
  • 混雑状況を告知、診療所のオペレーション改善について話し合い、患者の待ち時間を20%削減する
  • 患者の予約が3か月以上先になるときは、患者がスケジュールを忘れキャンセルにならないようにメール・電話などで一週間前に告知をしてキャンセル率を10%以下にする
  • 待合室の掲示物や設備を工夫し患者が心地よく過ごせる待合室の環境を整備することにより、待ち時間によるクレームを50%削減する
  • 来年度の診療報酬の制度改定について●月に勉強会を開催して、医療事務全体で制度内容を把握する
  • 半年以内に病棟クラーク業務をマニュアル化し、来年度の新人の入社に備える

記入例:福祉・介護職

介護士

  • 3か月以内に各自でレクリエーションに関する書籍を各自1冊読むことにより、3か月後の会議で新しいレクリエーションのネタを5個つくる
  • 社内勉強会を毎月2回開催、資格の重要性を啓蒙することにより1年以内に介護福祉士の資格を持った従業員を5人増やす
  • メンター制度を導入して、新入社員の面倒を手厚く先輩社員がみることにより3年以内に離職率を10%以下にする
  • ご家族からの声を収集・分析して業務を改善して今年1年間に発生するご家族からのクレームを3割以下におさえる
  • 毎月1回情報交換会を開催することにより、今年度末までに業務ミスを削減するための提案を5つ用意する
  • 全身清拭に関する技術講習に参加、1か月で30件以上の反復練習を重ねることにより半年以内に十分な技術を身につける
  • 今月中に利用者の顔や名前、プロフィールなどについて記憶し積極的に話しかけることにより、3か月以内に担当利用者に名前を覚えてもらう
  • 認知症に関する書籍を読み、セミナーに参加して1年以内に認知症の担当利用者を3名から6名に増やす
  • 利用者を観察、日常のヒヤリハット事例を収集、事故が発生する前に対策をうつことにより年間の事故発生件数を0件にする
  • 自身の介助方法を見直し後輩を指導、2年以内にリーダー職に昇進する

ケアマネージャー

  • 担当しているすべての要介護・支援者のモニタリングは最低20日に1回行うようにする
  • 本人や家族とのコミュニケーションをひごろから円滑にし、トラブルがあった際は1営業日以内に連絡が来る関係性を構築する
  • 受験資格を満たした従業員に対して月に1回勉強会を開催、今年中に介護支援専門員実務研修受講試験の合格者を2名輩出する
  • マネジメントに関する本を2か月で1冊以上読み、介護の勉強に毎月10時間以上費やすことにより3年以内に主任ケアマネージャーの資格を取得する
  • 社内のケアプラン作成事例を100件収集して分析、今後作成するケアプランの精度を高める
  • ケアマネージャー向けの勉強会、情報交換会に3か月に1回以上は出席することにより細心に事例や法令について学ぶ
  • 利用者や家族から丁寧にヒアリングを実施、ケアプランを作成する際は要支援者には最低1つ自立支援に関する目標を設定する
  • 居宅訪問時のマナーや所作に関して半年以内にマニュアル化、新人ケアマネージャーが訪問した際のクレーム発生率を40%削減する
  • ケアプランに変更があり、軽微な変更に該当するか不明な場合は必ず役所に確認、サービス担当者会議を開催してケアプラン変更に伴うコンプラ違反が疑わしい事例を0件にする
  • 給付管理票の内容を国保連に提出する前にダブルチェックし、申請ミスを年間0件にする

栄養士

  • 利用者とのコミュニケーションを密にとり、栄養管理の重要さを啓蒙することにより100%の担当利用者に栄養指導に納得してもらう
  • 在宅医療の現場で働けるようになるために2年以内に在宅訪問管理栄養士の資格を取得する
  • 実習生に質の高い実習プログラムを提供することにより、来年度の就職志願者数を1.2倍にする
  • 糖尿病、高血圧などの生活習慣病の対策として栄養管理が重要であることを啓蒙して年間の栄養指導件数を3年以内に2倍にする
  • 食育活動に関するボランティアに年間3回以上参加して、地域の食育改善につとめる
  • 患者ごとに栄養プランニングをして、医師といった他職種に年間5件以上の提案をする
  • 給食や衛生に関する知識を身につけることにより食中毒を予防、年間の事故発生件数を0件にする
  • 身体測定に関する講習会に3か月以内に参加して、利用者の身体測定の精度を高める
  • 毎月5品以上のレシピを習得し、営業管理をしながらも利用者に飽きさせない献立作りを実現する
  • 給食管理において食材を無駄にしないように在庫を確認、食材ロスを5%削減する

記入例:製造業・建設業

工場管理

  • 毎日5Sを徹底、毎週ヒヤリハット事例を収集、対策を実施することにより年間の工場内での事故発生件数を0件にする
  • 製造工程における、欠陥・不良品が発生する原因を半年以内に特定、1年以内に対策を実施することにより歩留まり率を1%改善する
  • 半年以内に生産工程における自動化できる工程を分析、省人化することにより10年以内に設備投資を回収できる改善施策を1件提案する
  • 3か月以内に工場内の老朽化した設備のリプレース計画を作成、経営陣が設備投資を検討できる資料を作成する
  • 受注情報を営業とシステムを通じて即座に共有できるようにして、受注から出荷までの時間を1日短縮する
  • 月次、週次、日次の生産計画を作成し、計画に合わせてラインを稼働させることにより製造リードタイムを30%減らす
  • 生産計画からタクトタイムを設定とサイクルタイムの調整を徹底することにより半年以内に毎日の平均余剰在庫を50%削減する
  • 現在使用している素材の代替素材を今期中に探して、翌期末までに素材コストを10%削減する
  • 設備保全に関する知識を深めるために年内に機械保全技能士の資格を取得する
  • 1年以内に工場内での作業を平準化、マニュアルを作成することにより新人の行員でも半年以内にベテラン工員の80%程度の生産性で仕事ができるようにする

倉庫管理

  • 倉庫内での声かけ、整理整頓を毎日徹底、3か月以内に棚・機械を固定することにより年間の事故発生件数を0件にする
  • RFIDを活用してピッキング・出荷する商品を管理、人的ミスを削減することにより年間の誤出荷の件数を0件にする
  • WMSを活用して在庫データを毎日分析して、消費期限の到来による在庫ロスを年間5件以内におさめる
  • 二次元コードを活用して商品を管理、倉庫内の棚卸にかかる日数を2日間短縮する
  • 半年以内に倉庫のレイアウトを変更して保管効率を10%高める
  • 倉庫内の導線および商品の配置を見直してピッキングにかかるコストを1年以内に20%削減する
  • 1年以内に倉庫管理に関する講習に参加して倉庫管理主任者の資格を取得する
  • ERPを導入して受注から出荷までを一つのシステムで一括して管理することにより、顧客の注文から実際に顧客に商品が届くまでに日数を1日短くする
  • 3か月以内に出荷頻度に応じた保管場所の見直しを実施することにより出荷作業にかかる時間を20%短縮する
  • 業務を標準・マニュアル化することにより簡単な作業をパート・アルバイトに任せ出荷に関わるコストを1年間で5%削減する

整備士

  • 毎月1回社内で技術勉強会を開催、顧客にも技術レベルの高さをアピ―するすることにより3年以内にレバレート指数を10%アップさせる
  • 2年後にマネージャーになることを目標に、毎月1冊はマネジメントに関する本を読み、後輩の育成や業務管理に挑戦する
  • 整備からフロントマンへ異動し、3年以上の経験を積みより顧客ニーズを理解できる整備士に成長する
  • 新入社員用にオイル・タイヤ交換、定期点検作用をOJTで各30事例以上半年間で経験させることにより、一人で作業ができるようにする
  • 半年以内に接客に関するセミナーに参加、接遇力を高めることにより顧客とのコミュニケーション不全によるクレームを0件にする
  • 機械部品の仕入れ値を比較、メーカーと交渉することにより部品の仕入れコストを1年以内に5%削減する
  • 毎月10時間は資格取得の勉強の時間として確保して3年以内に一級自動車整備士の資格を取得する
  • 1年以内に点検・修理にひつようなタスクを見える化、必要な時間を明確にイメージして納期を設定することにより月間の納車遅れ件数を0件にする
  • 顧客の車検期限を管理し、期限前にフォローすることによって毎月3件の車検の予約を獲得する
  • 自動車整備の専門学校に求人票を掲載、アプローチすることにより来年度自動車整備士2名を採用する

記入例:サービス業

接客・販売

  • 毎日商品の在庫状況についてチェック、欠品が発生しないように余裕を持って発注することにより欠品率を30%削減する
  • 1勤務当たり30人以上に声をかけるようにし、半年以内に月間の個人売上を100万円以上にする
  • 顧客との会話の内容・好みの内容などを暗記し、接客することにより3か月以内に自分目的にリピーターを5人つくる
  • 購買意欲のある顧客にセット提案をすることにより客単価を10,000円から15,000円にアップする
  • 精算時にメルマガの登録を推奨することにより年間でメルマガ会員登録数を1万人以上増やす
  • 商品の売れ筋を分析し、売れ筋に集中して在庫管理や販売接客を行うことにより店舗全体の売上を半年以内に10%増加させる
  • 閑散期にクーポンを発行し、再来店を促すことにより6月の来店客数を昨年同月比30%アップさせる
  • 商品勉強会を毎月1回開催し商品知識を深め、接客担当全員が商品のおすすめポイントをお客さまに伝えられるようにする
  • 毎週、同じエリアの競合店舗の商品構成やレイアウト、ポップなどについて研究することにより今期の売上を15%増加させる
  • 接客時にECサイトへの登録を積極的に促すことによりEC経由の売上を3年以内に30%以上にする

飲食・調理

  • 開店前におすすめ料理の内容について情報共有、接客の際にお客さまに進めることにより50件/日以上おすすめ料理を販売する
  • お客さまから注文を受けたあとに内容を復唱することにより月間のオーダーミスを5件以内におさめる
  • 食材の在庫状況において、毎回営業終了後にチェックをしてから仕入れることで、食材ロスを削減し、仕入にかかる費用を年間8%削減する
  • 毎月2品以上のオリジナルレシピを開発して年間で1品はメニューとして採用されることを目標とする
  • 食材の原価と提供体制を見直すことによって1年以内にFL比率を53%以下にする
  • 1か月に1回、調理工程を見直し機会を設けることにより平均調理時間を20%短縮する
  • 16:00~18:00まで使用できるクーポンを発行することにより、この時間帯の稼働率を20%高める
  • 顧客を観察し、丁寧にドリンクのおすすめをすることにより一組当たりの粗利額を30%増加させる
  • 半年以内に店舗の公式LINE登録ユーザーを200名増やし、LINE経由のリピーター比率を5%以上にする
  • 半年間地元の求人媒体に求人情報を掲載、3人を採用し、常時無理なくフロントスタッフが5人いるようにシフトを組めるようにする

コールセンター

  • 過去の電話件数を分析して人員配置することにより応答率を半年以内に90%以上にする
  • 定型的な質問についてはAIチャットボットによって返答、難しい質問だけを人間が引き受ける体制に3年以内に変更してCPCを40%削減する
  • 接遇を3か月以内に3回開催し、顧客が心地よい電話対応について勉強、顧客満足度を半年間で20%高める
  • 顧客との電話内容について定期的にモニタリング、クレーム対応によって精神的な負荷がかかっていそうなメンバーについてはこまめにフォローすることにより年間の離職者を15%以内におさめる
  • 個人の要望を最大限に反映し、無理ないシフトを組むことによって欠勤率を50%削減する
  • 3か月以内に顧客からの電話に対する返答をマニュアル化、最短で顧客の質問に答えられるようにしてCPHを50%増加させる
  • 今月中にアポ率の高いテレフォンアポインターのトークをスクリプト化、部署全員で共有することにより、半年以内に全体のアポ率を2.5倍にする
  • トークスクリプトを暗記、架電の間の時間を極力少なくすることにより半年以内に120件/日架電できるようにする
  • 毎日トークスクリプトを工夫、改善することによりアポ率を高めて、半年以内に時給を3,000円にする
  • ビジネスマナー・話し方などに関する本を読み、コールセンターの対応によりクレームがより拡大する件数を年間3件以内におさめる

記入例:営業職

営業

  • 建設業界向けのセミナーを半年後に開催できるように、2か月以内にセミナーのネタ、ニーズを収集する
  • 営業チームのマネジメントに関する本を毎月1冊読み、自分の予算を必達させることにより3年以内にチームリーダーに昇格する
  • 新人に半年以内に10件の取引先を引き継ぎことにより、自分の時間を30%空けてチーム全体の予算達成のために行動できる時間を作る
  • 毎週月曜日、水曜日はテレアポデイにして1日につき100件以上に架電する
  • マーケティング担当に営業担当のニーズを伝え連携することにより、年間30件以上のホットリードを獲得する
  • 営業アシスタントと連携して、半年以内に顧客とのミーティングから1営業日以内に見積書を提出できるようにする
  • 毎週金曜日に1時間かけて営業の予実管理を行うことによって、来週以降の行動をシミュレーションするようにして、第三四半期末には予算達成が見えている状態にする
  • 来月発売が予定されている新商品について、今週中に営業勉強会を開催することにより発売三か月以内に10件の成約を目指す
  • 営業のついでにメールアドレスや携帯電話番号などの情報を収集することにより、インサイドセールスでフォローできる顧客先を年間で1,000件増やす
  • 毎週木曜日に新人営業マン向けのロープレ研修を実施することにより、1年以内に売上1,000万円を達成する営業マンを3人育成する

営業事務・営業アシスタント

  • 営業と連携し顧客ニーズを良く分析したうえで営業資料を作成することにより、年内に受注率を30%増加させる
  • 担当する顧客情報および商品カタログを隙間時間に読み込むことによって、一年以内に営業担当に聞かないと答えられないことを60%削減する
  • 毎月1冊営業に関する本を読み営業アシスタントとして求められる立ち振る舞いを研究、営業担当からの指名を1年間で3人増やす
  • 大口顧客に営業担当と一緒にあいさつに行き、先方担当者とコミュニケーションを図り、連携してフォローすることにより取引高を年間で20%増加させる
  • 顧客の契約情報を分析することにより、顧客内シェアを高められる余地がある顧客と商品を分析、営業に伝えるこことで客単価を1.3倍にする
  • 先輩社員に教えてもらい、3か月以内に毎月80件の見積もりを作成することにより、4か月目以降から一人で見積書を作成できるようになる
  • 1週間に1回、営業と話し合ってアシスタント側で引き取れる業務を引き取り、営業の手を空けることにより、回れる営業件数を30%アップさせる
  • 顧客からのクレーム事例を収集、分析し、1か月に1回クレーム事案を営業会議で共有することにより、クレーム発生件数を40%削減する
  • カタログの在庫を毎朝チェック、不足しそうなカタログをあらかじめ発注することによりカタログの欠品を年間0件にする
  • 営業に代わって優先順位の低い顧客に対してインサイドセールスすることにより年間で1,000万円を受注する

記入例:バックオフィス

経理

  • 1年以内の簿記2級資格を取得して、財務三表を単独で作成できるようになる
  • 四半期ごとに経費精算を急ぐように社内に促して、四半期決算を3日早く公開できるようにする
  • 各種税法や経理関係のセミナーに参加することによって今年度の知識不足による処理ミスを0件にする
  • 今週から請求書発行・送付業務でダブルチェックをすることにより、クライアントへの請求書発行・送付におけるミスを1年以内に0件にする
  • Excelの使用方法を勉強して、1年以内に作業量はそのままで業務にかかる時間を20%削減する
  • 仮払金は従業員に速やかに精算するように促して、使途が読めない支払いは常に100万円以下に留める
  • 月次決算をチェックして無駄な費用を洗い出し改善作業を行うことにより年間で3%の経費削減を目指す
  • 年内に部署内で経費精算・仕訳に関するルールを明確にしてマニュアル化、新人でも半年あれば一人で80%の経理業務ができる体制を構築する
  • 事前に段取りを組み、できる作業は進めておくことにより決算翌月でも残業時間は30時間以内に抑える
  • 監査に関する本を毎月1冊以上読み社内にアピール、2年以内に監査に関わる仕事を任せられるようになる

総務

  • 今月から備品の仕入れ先を見直し、価格交渉することにより年間の備品購入費を5%削減する
  • 社内イベントを年間4件開催、従業員同士の交流を促進して、年間の離職率を7%以下にする
  • 年に2回防災訓練を実施して、緊急時に社内が速やかに行動できるようにする
  • 過去オフィス内で発生した事故について分析、安全策を講じることによって年間の事務所内での事故件数を3件以内にする
  • 半年以内に各種書類のテンプレートを作成して、それをベースに書類作成ができる体制を構築、書類作成にかかる手間を60%削減する
  • 四半期に一回従業員満足度に関するアンケートを実施、福利厚生を改善することにより従業員満足度を20%増加させる
  • 2か月に1回個人情報の取り扱いに関する部署内勉強会を開催することにより、総務部メンバー全員が1年間でマイナンバー実務検定に合格するようにする
  • 受付業務を行っている人員は半年に一度接遇研修を受けることにより接客力を高めて、1年間で10件お客さまからおほめの言葉をいただく
  • 1か月以内にIR情報公開に関するスケジュールを作成、各部門長と連携して迅速に情報収集・資料作成することによりIR公開に要する期間を2日間短縮する
  • 書類管理を厳格化、各役職、職種ごとに閲覧できる資料の権限を変更することにより、年間の情報漏えいインシデントを0件にする

人事・労務・採用

  • 求人媒体別のコストパフォーマンスを分析・最適化することにより採用にかかる費用を3年以内に20%削減する
  • 来年度までに最新の労働法に準拠した職場環境を構築する
  • 半年以内に現状の評価制度の改善点を整理して制度を改革し3年以内に離職率を10%以下にする
  • 2か月以内に社内制度に関する本を人事部メンバーで一人一冊ずつ読む会議を開く事によって、新しいユニークな福利厚生案について3つ企画書を制作する。
  • 今月以内に社員データベースを整理することにより雇用保険手続きエラーを0件にする
  • タイムカードを電子化することにより残業代の計算にかかる時間を80%削減する
  • 3年以内に社会保険労務士の資格を取得して、社労士への外注コストを50%に削減する
  • 今年度の助成金に関して調査し、3か月以内に300万円以上の助成金の申請を行う
  • リクルーター採用を導入し優秀な人員を手厚くフォローすることにより、採用過程での辞退件数を70%減少させる
  • 各部署の代表と四半期ごとにミーティング、配置転換に関してしっかりと根回しをすることにより年間の人材配置に関するクレーム・トラブルを5件以下にする

法務

  • 半年以内に現在の契約書類のフォーマットを改正民法に対応したものにアップデートする
  • コンプライアンス研修を四半期ごとに実施して、年間のコンプライアンス違反案件の発生件数を5件以内に収める
  • 年間で6回以上、企業のCSRに関するセミナー・研修を受講することにより企業の社会的責任に対する理解を深める
  • 半年以内にビジネス法務検定2級、2年以内に1級を取得し、法務に関するベーシックな知識を身につける
  • 2年以内に司法試験合格生を3名採用、教育することにより5年以内に弁護士へ外注する業務の割合を50%に削減する
  • 労働法関連の法改正について毎月定点観測をして社内勉強会を四半期に1回開催、年間の労働訴訟を0件にする
  • 契約書作成などの定型業務をマニュアル化することによって新人が1年以内に6割程度の業務を一人でこなせるようにする
  • 契約書審査業務を細かく分解し、過去の事例を共有することによって受付から締結までにかかる期間を平均5日間短縮する
  • M&Aの法務デューデリジェンスに関する研修・勉強会などを行い社内に2名の専門家を育成、法務デューデリジェンスを5年以内に内製化する
  • ひごろから弁護士と連携し、訴訟になりそうな案件にいち早く対処することによって年間の訴訟発生件数を40%削減する

広報

  • メディア受けするプレスリリースの手法を模索することにより、メディアへの掲載件数を年間20件から30件に増加させる
  • 就活イベントなどへの出展件数を20%増加させることにより、今年度の就職志願者を1,000名から1,400名に増加させる
  • 半年後までにTwitterの更新頻度を週に1回から毎日1回にすることにより、リーチしたユーザーを月間10万アカウントにする
  • 3か月以内にロイヤリティの高いユーザーを招き、新商品の体験会を実施することにより口コミを100件集める
  • Web、SNSなどで積極的に広報活動を行う事により、年間で1回以上のテレビ取材を受ける
  • 若者向けのメディアに広告を出稿することにより、F1層のブランド想起率を20%高める
  • 社内広報をリニューアル、会社の方針やイベント情報を社員全体で共有することにより社員の会社に対する満足度10%高める
  • SNS活用や危機管理手法について研究することにより、年間のSNSなどでの炎上を0件にする
  • メディア別の集客のコストパフォーマンスを分析して、広告の費用対効果を120%まで改善する
  • 会社紹介動画を作成し、動画投稿サイトにアップすることにより1万再生以上を目指す

記入例:デザイナー

  • 毎月業務とは別に10件のクリエイティブを制作し、ポートフォリオを充実させる
  • 3か月以内にInDesignを活用して小冊子のデザインができるようになる
  • 広告バナーのデザインを工夫することにより3%のクリック率を6%まで伸ばす
  • デザインテンプレートを作成、ショートカットを意識的に使うことによりクイリティブ作成に必要な時間を20%削減する
  • UXデザインに関する書籍を毎月2冊読み、1年以内にUXに関するプロジェクトに参画する
  • 営業担当と連携して顧客ニーズを十分に反映したクリエイティブを作成、1年間で3件以上コンペから受注する
  • 顧客ヒアリングを徹底することにより、半年以内にデザインの手戻り率を20%削減する
  • デザインだけではなく、コーディングについても学び、半年以内にWebサイトの更新業務を内製化する
  • 社内の過去のクリエイティブを簡単に閲覧できる仕組みを作り、新人が半年以内に自身で考えてクリエイティブを制作できる環境を構築する
  • 過去のデザインにかかった工程や時間を分析して、納期に対する遅延を1年以内にゼロにする

記入例:マーケティング

  • Web広告の出稿を見直して、成約数はかけずにCPOを20%削減する
  • 新規のマーケティング施策としてポップアップストアを実施、売上3,000万円、会員数プラス3,000件獲得する
  • 1年以内にMAツールを3種類トライアル、導入してCRMと連携させ使用できるようにする
  • メールマガジンを使ってリードナーチャリングを実施、1年で営業に50件以上のホットリードを渡す
  • インフルエンサーマーケティングに関する書籍を毎月2冊以上読み、1年以内にインフルエンサーマーケティングに関する企画を1本以上とおす
  • グーグルアナリティクス、サーチコンソールの使用方法を今年度中にマニュアル化、来年4月に入社する新入社員に6月までに業務を引き継ぐ
  • 半年以内に主要製品のうち3つについて顧客アンケート、モニタリングを実施、製品を改善して顧客満足度を20%向上させる
  • 自社が保有する各ブランドのTwitterアカウントを開設、合計フォロワー数を半年で10万人以上にする
  • テレビ広告に年間10億円投資することにより、商品認知率を20%高める
  • 媒体別の広告の費用対効果を見直し、最適化することにより、売上は減らさずに広告コストを10%削減する

記入例:エンジニア・システム職

SE(システムエンジニア)

  • 毎日プロジェクトの進行状況を確認、問題があれば早めに対処することにより年間の納期遅延を0件にする
  • プロジェクト管理の手法を勉強、年間3件PMに近い立場で仕事をすることにより3年以内にPMを任せられるようにする
  • 過去のプロジェクト事例をチェック、細かく見積もりを作成することにより年間の赤字案件を0件にする
  • プロジェクトメンバーの作業負担を平準化できるように週に1回、メンバーの負荷を確認してタスク分担を調整し、一人で月40時間以上残業するメンバーを0人にする
  • テストとコードレビューの目的とルールをチームで共有して、システムの不良件数を10件以内に留める
  • 1年以内にユーザーサイドだけではなくサーバーサイドの技術についても習得、2件以上のアウトプットを制作する
  • 単月の最長残業時間を40時間以内にするように、タスクを細かく管理する
  • ●●が▲▲のプロジェクトリーダーができるように徐々に仕事を委譲し3か月以内に引継ぎをする
  • 顧客ヒアリングと要件設定を丁寧に行い、内容を精査、1つのプロジェクトにつきドキュメント不良は3件までにおさえる
  • 自分のタスクの進行状況を上司に毎日報告し、プロジェクトが円滑に進むようにする

情報システム

  • 月末までに雑務の負担を見直し、効率化を図ることによってバックアップにかかる作業を1時間/回短縮する
  • 3年以内にCCNP資格を取得することにより、年収をプラス100万円以上にする
  • 社内勉強会に毎回参加して、来年スタートする大規模プロジェクトにメンバーとして参加する
  • システム・ハードの見直しをすることにより、社内システムの障害発生件数を1回/か月までおさえる
  • システムだけではなく個人情報保護法など各種法令についても勉強することにより3年以内に社内のセキュリティ責任者に抜擢される
  • ワークフローシステムを導入することにより、稟議に必要な平均日数を7日間から3日間に短縮する
  • 従業員向けにシステム利用マニュアルを作成することにより、当該システムに関する社内からの問い合わせを50%削減する
  • 業務の生産性を向上させるために、月5件ソフトをトライアル利用して、年間で5件以上業務効率化に役立つシステムを導入する
  • 営業部に顧客管理システムを導入することにより、顧客管理にかかる時間を30%削減する
  • ファイルサーバーを整理、資産の棚卸を行い、不要ファイルを消去することにより使用データ容量を10%削減する

記入例:役職

新入社員

  • 配属1週間以内に部署のメンバーの役職・名前・業務内容などのプロフィールを覚える
  • 毎日欠かさずに日報を作成、業務内容だけではなく気づきなども丁寧に書き最低1件はレスポンスをもらえるようにする
  • 1か月以内にビジネスマナーのような社会人としての基礎を身につけて、先輩社員から注意をもらわないようにする
  • 毎日業務マニュアルを読み込んだうえで、6か月以内に業務の60%は一人でこなせるようにする
  • 2か月以内に先輩の仕事に5件同行させてもらえるようにする
  • 半年以内に●●の業務を10件こなし、完了までに必要な時間を現在の60%まで短縮する
  • 1年以内に簿記2級、ITパスポートなどの会社で取得が推奨されている資格を取得する
  • 社内にかかってくる電話の70%は誰よりも早くでるようにする
  • 毎月3件の成約を獲得することにより1月の社内表彰式で新人賞を獲得する
  • 5年以内に売上2,000万円を達成、社内資格を取得して主任になる

リーダー・管理職

  • ●●にマネジメント業務を積極的に振り、社内基準を満たさせることにより今年中に●●を管理職に昇進させる
  • こまめに個人面談を実施、悩みを解消することによって今年はチームから離職者を出さない
  • 予実管理の会議を週に1回開催することにより、3か月以内に期中の予算の70%以上の目途を立てる
  • マネジメント層に対する研修に1年間で3回以上出席するようにする
  • 1年以内に財務諸表諸表について読めるようになり、会社のIR資料にひととおり目を通す
  • 半年以内に●●の業務をマニュアル化することにより新人のミスの件数を月間2件以内に留める
  • チームの勉強会を月に1回開催することにより、メンバーの中から年間MVPを1名以上出す
  • 経費に関するミーティングを2週間に1回開催することにより、年間で5%の経費削減を目指す
  • 年内のチーム目標売上を達成、一つ役職が上の仕事を意識的に行い係長から課長への昇進を目指す
  • 採用者数を1.2倍にするために、採用活動のスタートは2か月前倒し、240人の母集団を作る。
  • 各チームリーダーと定例の業務報告会とは別に月に1回ざっくばらんに話し合える場を設けることにより今年の部全体の売上を3億円から4億円に伸ばす

目標管理シートの7つの鉄則を紹介!

鉄則1.目標管理シートには期限を書こう

目標管理シートで最初に重要なことは、目標に期限を決めるということです。たとえば売上500万円を目指しますといっても、それが今月なのか3か月後なのか、1年後なのかによってその成果は大きく変わります。

期限がない目標は、もはや目標とはいえません。ちゃんと「いつまでに」という期限を設定し、その日までに目標を達成するように日々の動きを考えなくてはなりません。

期限も具体的に立てる必要があります。長期目標であれば「20〇〇年の〇月〇日までに」とか、中期目標であれば「9月30日までに」とか、短期目標であれば「今月は」という風に、目標の長さに関わらず具体的に設定しましょう。

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鉄則2.目標管理シートは具体的な数字を書こう

目標設定シートには、期限だけでなく目標の数字も具体的に書くことが大切です。

適当で抽象的な数字を書いてしまうと、いくら期限が具体的であったとしても、目標自体が絵に描いた餅となってしまう恐れがあります。ちゃんと数字も具体的な数字を設定し、なぜその金額なのかという根拠もあることが重要な要素となります。

期限が決まっていて目標の数字が具体的であれば、目標が自分事となってきますので、具体的な数字を設定しましょう。

鉄則3.目標管理シートはゴールから逆算しよう

目標設定シートの期限と数字が決まったら、今度はその期限と数字から逆算した細かい目標を設定します。

たとえば今月の目標売上が400万円だった場合、今週は100万円クリアしなければならないこととなります。

今週100万円達成しなければならないのなら、就労5日とすると1日に20万円の売り上げを上げなければなりません。

このように目標を細かく分解することによって、毎日の行動指針が明確になりますので、ゴールから逆算することも大切です。

鉄則4.目標管理シートは絶対達成が原則!

目標管理シートでゴールから逆算する上で、上記のたとえは実はあまり良くないということに気が付かれた人はいらっしゃるでしょうか?

なぜなら、目標は絶対達成して当たり前なのに、1日の動きが目標金額と同じだからです。

今の例をモデルチェンジしますと、今月400万円で1週間100万円が目標ならば、1日は20万円ではなく40万円を目指しましょう。

目標の倍を目指すと、本来の目標は達成して当たり前となります。そして最低でも目標の20万円は達成できるということが大切です。

鉄則5.目標管理シートは定期的にチェックしよう

目標管理シートは定期的にチェックしましょう。ちゃんと目標に向かって良いペースで進んでいるのか、それともこのままでは目標を達成する厳しいのかを小まめにチェックして、目標が厳しければどうすれば達成できるのかをクリエイティブに考える必要があります。

目標が達成できそうな場合も、油断せずに上積みを目指しましょう。たとえこの先毎日何もしなくても目標達成できるという状況であったとしても、ちゃんと1日に割り算した目標は達成するように心がけましょう。

鉄則6.目標管理シートのゴールは下げてはいけない

目標管理シートを使っていると、どうしても目標が達成できそうにない場合に、目標を下げてしまう人がいらっしゃいます。

しかし、これでは目標管理シートを使っている意味がありません。目標は下げずに最後まで目標達成するように努め、少なくともその日の目標は達成できるようにしなければなりません。

目標を下げるということは、自分の仕事の基準を下げることと同じですので、ご法度だと心得ましょう。

鉄則7.目標管理シートの目標を超えたら高い目標設定を

もしも目標までの期限を残して、目標達成シートの目標を超えた場合は、より高い裏目標を立てましょう。

よくビジネスの現場でモチベーションという言葉を聞きますが、本来達成が当たり前のことにモチベーションは必要ありません。当たり前なのでモチベーションの有無に関わらず達成しなければならないからです。

しかし、目標を達成した上で、上積みを望む場合にはモチベーションが必要となってきます。モチベーションを高めるために裏目標の活用をおすすめします。

目標管理シートの効果的な使い方まとめ

目標管理シートは、行動指針と行動管理にとても役立つシートです。効果的に活用するためには、具体的な期限や数字を入力し、ゴールから逆算して日々の行動の指針として役立てます。

定期的にチェックをしながら現状を軌道修正させる時にも活用できますし、絶対に目標を達成させるための明示ともなります。

目標管理シートを活用すると、目標達成率を大幅に上げることが期待できるので、一度試してみてください。

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