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請求書発行システムのシェア・市場規模を解説!一番選ばれている人気サービスは?

最終更新日:(記事の情報は現在から210日前のものです)
請求書発行システムの市場規模とシェア率を紹介します。請求書発行システムの今後の導入意向や、シェア率の高いサービスはなぜ選ばれているのかをBOXIL編集部の視点で解説しています。

請求書発行システムの市場規模

BOXIL編集部が2024年2月に実施した調査をもとに、請求書発行システムの市場規模を算出※1しました。2023年のSaaS型請求書発行システムの市場規模は、およそ1,255.7億円だと算定できます。また、導入を検討しているユーザーの動向や導入予定時期をもとに算出すると、2024年の市場規模は1,573.4億円に到達する見込みで、2025年の市場規模は1,914.8億円規模に成長すると予測できます。

請求書発行システムの市場規模

※1 調査期間 2024年2月16日〜2月27日 スマートキャンプで実施した「SaaSの利用実態調査」をもとに、1社あたりの利用金額と法人数から算定
※2 同調査の導入時期と導入予定時期から算定

請求書発行システム市場の成長率は?

同調査では、まだ請求書発行システムを導入・利用していない財務・会計・経理業務担当者に対して、導入予定も調査しました。その結果、「時期は未定だが利用検討中」と回答したユーザーが10%程度いる結果となりました。また、利用開始予定の企業も合計5%程度と、徐々に請求書発行システムの有用性が伝わっていると言っていいでしょう。

導入予定時期 回答数 割合
時期は未定だが利用検討中 38 9.6%
半年以内には利用開始予定 13 3.3%
1年以内には利用開始予定 3 0.8%
2年以内には利用開始予定 2 0.5%
現時点では未定・利用予定はない 340 85.9%

請求書発行システム市場の成長の要因としては、電子帳簿保存法の改正と施行により、電子取引された請求書データを電子データで保存することが義務付けられたことが挙げられます。その際に、請求書の発行ややり取りをシステム上で完結できる請求書発行システムへの注目が高まりました。

今後はDX推進や郵送代・印刷費用のカットなどを目的に、請求書発行システムの導入がさらに進んでいくと考えられます。

請求書発行システムのシェア率

BOXILが実施した請求書発行システムの利用ユーザー141人を対象にしたSaaSの利用実態調査※1によると、請求書発行システムのシェア率は、楽楽明細がトップで14.2%でした。次点でI社※2が8.5%、奉行Edge 請求管理電子化クラウドが5.7%と続いています。freee請求書やジョブカン見積/請求書を利用している企業も多いようです。

請求書発行システムのシェア率

※1:調査期間 2024年2月16日〜2月27日 スマートキャンプで実施した「SaaSの利用実態調査」をもとに集計
※2:提供企業より社名非公表希望

シェア率とあわせて口コミ・ユーザー満足度もチェック

シェア率だけでなく、各請求書発行システムの口コミやユーザー満足度を確認しておくことで、自社にあったサービス選びができるようになります。請求書発行システムの口コミランキングもあわせて参考にしてください。

【2024年11月】請求書発行システム人気ランキング|満足度や口コミ・評判を調査 | ボクシルSaaS
請求書発行システムのおすすめ人気製品をランキング形式で比較。料金や口コミ、機能、提供形態を元に比較可能です。
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ここからは、シェア率の高い請求書発行システムはなぜ選ばれているのか、請求書発行に特化したSaaSに絞ってBOXILに寄せられた口コミやサービスの特徴をもとに解説します。

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一覧で料金・機能を比較したい方にはBOXILが作成した比較表がおすすめです。各社サービスを一覧で比較したい方は、下のリンクよりダウンロードしてください。

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※ダウンロード可能な資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。

楽楽明細 - 株式会社ラクス

楽楽明細
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  • コスト60%減を実現する請求書発行システム
  • 導入サポート体制が親身で丁寧
  • インボイス制度にも対応

楽楽明細が選ばれている理由としては、とくに請求書レイアウトのカスタマイズの柔軟さと、リテラシーが低いユーザーでもわかりやすいUIが挙げられます。マニュアルがなくても誰でも直感的に必要項目がわかる設計になっており、CSV連携でアップロードや作成、取り込みもスムーズに行える点が評価されています。

CMで有名なことから導入社数も多い結果となりました。

※出典:ラクス「楽楽明細」(2024年4月26日閲覧)

奉行Edge 発行請求書DXクラウド - 株式会社オービックビジネスコンサルタント

奉行Edge 発行請求書DXクラウド
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  • CSV・PDF・API連携などあらゆる連携方法に対応
  • さまざまな形式の請求書に柔軟に対応
  • 紙の請求書の郵送代行にも対応

奉行Edge 請求管理電子化クラウドは、OBCが提供する奉行シリーズのうちの一つです。他システムとの柔軟な連携が可能で、最短1日で導入できる点も含め、導入のしやすさが評価につながっています。

暗号化や運用監視、「FISC安全対策基準」への準拠など、セキュリティの高さも特徴的です。

freee請求書 - フリー株式会社

freee請求書
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  • 帳票自動作成や定期請求にも対応可能
  • 40種類以上のテンプレートを搭載
  • 10人以下の小規模企業や個人事業主向けの無料プランも

freee請求書が選ばれている理由としては、とくに操作性の良さやfreeeシリーズとの連携が挙げられます。管理画面の操作がわかりやすく、見やすい一覧表示になっていることから、送り忘れや入金漏れを防止可能です。また、freee会計と連携することで仕訳登録の状況のステータスも管理できます。

ジョブカン見積/請求書 - 株式会社DONUTS

ジョブカン見積/請求書
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  • 納品書や領収書、合計請求書などなどの複数帳票にも対応
  • 窓付き封筒にも対応した印刷書式
  • 送付ステータスや申請・承認状態も管理できる

ジョブカン見積/請求書が選ばれている理由としては、とくに見積書の金額自動計算機能が挙げられます。人的ミスが発生しやすい見積書・請求書発行業務において、ミスを防止してくれるうえに効率化にもつながる機能なため、評価されています。

その他にも、過去の請求書が一元管理できて見やすい点を評価する口コミが数多く見られました。

シェア率だけでなく機能で比較しよう

請求書発行システムを選ぶ際に重要なのは「自社の状況に合った機能が備わっているかどうか」です。あわせて各サービスの口コミなども見ておくと良いでしょう。

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