無料の経費精算システムはビズトラ - 月1万円以下のサービス6選とExcelテンプレート

経費精算システムを導入しようと思っても、種類がたくさんあってどうやって選べばいいの?と迷いますよね。そんな声にお応えして「SaaS導入推進者が選ぶサイト第1位※」のBOXILがおすすめ経費精算システムを厳選。チェックしたいサービスの紹介資料をまとめてダウンロードできます。
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※2020年9月実施 株式会社ショッパーズアイ「SaaS比較メディアに関するイメージ調査」より
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無料で使い続けられる経費精算システムは「ビズトラ」
ビズトラは、ユーザー数無制限で完全無料にて継続利用できる経費精算システムです。経費精算の他サービスは期間限定で無料なケースが多いなか、ビズトラは期間制限がありません。無料で経費精算システムを使いたいなら、ビズトラが最適な選択肢となりえます。
- 経費精算と交通費精算(定期区間控除)
- 申請と承認のフロー
- 会計ソフト用にデータを出力
- OCR入力
- 交通系ICカードやクレジットカードの読み取り
- サポートでの質問や相談
シンプルな操作画面により、パソコン初心者や初めて導入する方でも直感的に利用できます。また、申請から承認までの流れが分かりやすく、複雑な設定なしで利用できるため、導入ハードルが低いです。
しかし、有料システムと比較すると、一部の自動化機能や連携機能に欠けるため、さらなる業務効率化を求める場合は注意が必要です。たとえば、スマホ撮影した領収書画像から金額や日付を読み取るOCR機能はありません。そのため、領収書の情報は依然として手入力が求められます。
また、サポートには対応していないため、何か疑問が発生したときにも自分で解決しなくてはなりません。
総じて、ビズトラは費用を一切かけずに経費精算を電子化したい小規模事業者に適しています。シンプルな機能で問題なければ、ビズトラだけで経費精算を完結可能です。しかし完全無料で使える反面、紙の領収書保管をはじめとした一部の業務は、従来通り手作業で補う必要がある点に気をつけましょう。
ビズトラの機能や使い勝手に納得できないものの、どうしても無料で運用したいなら、経費精算書や交通費精算書の無料テンプレートで運用するのも一つの手です。
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しかし、無料に固執しない方が費用対効果で勝るかもしれません。多少の費用で工数削減やミス防止ができれば、さらに売上や利益へ還元できます。残業時間を減らしたり手戻りを減らしたりすれば、従業員のやる気も改善するでしょう。
無料サービスの課題と有料サービスのメリット
無料で使えるビズトラには魅力がある一方で、いくつか制約や課題も存在します。例えば、データの保存期間に制限があったり、サポート対応が限定的であったりと、長期的ないし本格的な利用には不安が残ります。また、経費精算システム大手のマネーフォワードやfreee、ジョブカンなどの無料プランは、機能制限が厳しく実務で十分な運用が難しいです※1,2,3。
よって、経費精算を本格的に効率化するには、有料版への移行が必要になるケースが多いでしょう。費用が発生する点について否定的に捉えられることもありますが、実際には工数削減やミス防止による効果で十分に相殺できる可能性があります。
無料サービスでの課題 | 有料サービスでのメリット |
---|---|
申請時に過去の交通費や出張費を掘り起こすのが大変 | 交通系ICカードやクレジットカード連携によって、明細を自動で出力してくれるので工数が減る |
目視で手打ちしているので誤りや不正が発生しやすい | 仕訳を会計ソフトと連携して入力ミスを防止 |
証憑の添付忘れがあって電子帳簿保存法への対応に不安 | システムにアップロードできるうえ、OCRの文字起こし機能で申請内容へ転記してくれる |
パソコンで入力したり証憑を手渡しするのが面倒 | スマートフォンアプリから写真を撮影して証憑として保存。そのまま申請や承認も可能 |
サポートを受けられない | チャットやメール、電話にて相談できるので安心して運用できる |
経費精算システムのなかには月額数千円で利用できるサービスも数多くあります。数千円であれば、従業員の工数を数時間減らせればもとを十分に取れる費用感です。そのため、まずは各サービスの機能を十分に比較検討し、有料と無料のどちらが適切か判断しましょう。
※1 マネーフォワード「有料プラン未契約で利用できる機能を教えてください。」より、「累計50件までの経費明細の登録」との記載がある。50件の制限では継続的な利用は難しいと考えられる。※2 フリー「【旧プラン】【法人】freee会計のプランについて」より、有料のミニマムであっても経費精算ができないことからプラン未契約でも経費精算できないと読み取れる。※3 ジョブカン「無料プランで利用する」にて、「データ保持期間が30日間のみ」との記載がある。30日間では申請の履歴をたどるのに不十分と判断。※1,2,3はいずれも2025年3月10日時点の情報
月額1万円以下から始められる経費精算システム6選
従業員10名の企業が月額1万円以下で利用できる経費精算システムを紹介します。なお、掲載順は10名の場合の費用目安順です。
もっとも安い経費精算システムは経費の獅子で、1人あたり300円×10名なので3,000円(税抜)です。少しは費用をかけられる企業なら10名で8,480円(税抜)のfreee会計がおすすめ。OCR読み取りで領収書から文字起こししてくれたり、交通系ICカードを読み取って自動で交通費を出力してくれたりします。
従業員50名前後の企業や、月額料金1万円を超えてでも大きく効率化したい企業に向けた経費精算システムは、次の記事にて紹介しています。
>中小企業向け経費精算システムの選び方とおすすめサービス
>経費精算システムの費用相場と安く抑えるコツを知る
経費の獅子 | rakumoケイヒ | invox経費精算 | ジョブカン経費精算 | マネーフォワード クラウド経費 | freee会計 | |
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初期費用 | 要問い合わせ | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
月額費用 | 1人あたり300円 | 1人あたり300円 | 1,980円+1アクティブユーザーあたり300円 | 1人あたり400円 | 4,980円+1アクティブユーザーあたり500円(6人目から) | 5,480円+1アクティブユーザーあたり300円 |
月額費用目安(10名) | 3,000円 | 3,000円 + Google Workspaceアカウント | 4,980円 | 5,000円(最低料金) | 7,480円 | 8,480円 |
会計ソフトとの連携 | △(CSV) | △(CSV) | △(CSV) | △(CSV) | ◎(API・付帯) | ◎(API・付帯) |
サポート | ◯ | ◎(電話あり) | ◯ | ◎(電話あり) | ◯ | ◎(電話あり) |
交通系IC | - | - | - | ◯ | ◯ | ◯ |
経路検索 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
OCR | - | - | ◯ | - | ◯ | ◯ |
クレカ連携 | - | - | - | ◯ | ◯ | ◯ |
※料金は基本的に年間契約した場合の1か月あたりの支払金額を記載しており、税抜価格としている。また本記事の以下における料金記載も、記載がなければ同じものとする
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※2020年9月実施 株式会社ショッパーズアイ「SaaS比較メディアに関するイメージ調査」より
- 1人あたり月額300円ではじめやすい
- 経費精算や交通費精算、旅費精算などひと通りの機能がある
- 仕訳やFBデータ以外の外部連携機能に乏しい
- OCR入力がない
初期費用 | ー | 月額費用 | 1人あたり300円〜 |
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無料トライアル | ◯(最大2か月間) | ||
導入実績 | ー |
経費の獅子は、インフラ構築や受託開発、SaaSの開発や販売を事業に据えているエス・エー・エス株式会社が提供する経費精算システムです。
無料のビズトラと比較して、サポートを受けられるのが大きなメリット。小規模で発生しやすい「誰にも相談できず解決できない」状態を回避できます。また、申請経路の分岐、シングルサインオン、規定違反チェックなど細かな機能も搭載。
月額費用は1人あたり300円であるため、予算の限られている企業に適しています。経費精算、交通費精算、会計ソフト連携、電子帳簿保存法対応といった基本機能は搭載しているため、シンプルな運用で経費精算を効率化したい場合にはチェックしましょう。
OCR入力やオペレーター入力代行は搭載していないため、シンプルな機能で経費精算の運用を電子化し、リモートワークに対応したい場合に適しています。なお、上位プランの提供がないため、より高度な効率化を求める場合は、他のサービスとの比較検討が必要です。
rakumoケイヒ - rakumo株式会社
- Google Workspaceの情報を使えるのでアカウントを管理しやすい
- 1人あたり月額300円〜でコストパフォーマンスに優れる
- カレンダーや勤怠管理、ワークフローなどをまとめたパックなら1人あたり月額880円
- Google Workspaceの導入が必須
- OCRによる読み取りができない
初期費用 | ー | 月額費用 | 1人あたり300円〜 |
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無料トライアル | ◯(30日間) | ||
導入実績 | 足立建設工業/学校法人 順天学園/モバイル・インターネットキャピタル株式会社 など |
rakumoケイヒは、rakumo株式会社が提供する経費精算システムで、同社のシリーズ製品を中心に販売しています。同社は東証グロース市場に上場しています。
無料のビズトラと比較して、Google Workspaceと連携させることで、Googleのアカウント情報を活用したり、認証情報を利用できたりのが強み。ただし、Google Workspaceのアカウント費用は別料金なので注意しましょう。
月額費用は1人あたり300円と低価格で、予算の限られている企業でも導入しやすいです。また、カレンダーや勤怠管理、ワークフローなどまとめたrakumo Suiteパックは、月額1人あたり880円でお得に利用できます。
なお、ICカードやクレジットカードとの連携、OCRなどの機能はなく、手入力が発生します。それ以外の基本機能は備えているため、シンプルな運用で十分と考える企業に適しているサービスです。
invox経費精算 - 株式会社invox
- 月額料金1,980円〜と小さく始めやすいので小規模企業にもおすすめ
- 請求書受領や請求書発行、電子帳簿保存と組み合わせてさらにプライスダウン
- 低価格帯ながら情報セキュリティにも注力しISO/IEC 27001を取得
- 会計ソフト以外との連携には強くない
初期費用 | 0円〜 | 月額費用 | 1,980円〜 |
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無料トライアル | ◯ | ||
導入実績 | ー |
invox経費精算は、請求書の受領・発行などinvoxシリーズの開発・販売を手掛ける株式会社invoxが提供する経費精算システムです。
無料のビズトラと比較して、OCR機能を搭載しているのがポイント。領収書やレシートの多い企業なら、画像を撮影するだけでシステムが文字を読み取って、申請に反映してくれます。
月額料金は1,980円〜と低価格なため、小規模企業でも導入しやすいのがポイントです。仮払い申請や承認ワークフローが付帯するベーシックプランでも、月額9,800円〜のため中小企業以上にも適しています。
また経費精算と請求書受領、請求書発行、電子帳簿保存、炭素会計の5サービスを2サービス分の費用で利用できます。複数機能を低コストで使えるので、システムの刷新を考えている場合には、お得に導入が可能です。
なお、交通系ICカードやクレジットカードとの連携機能は搭載されていないため、交通費は乗換案内アプリによる経路検索での入力、その他経費は領収書からの手入力が必要です。
電子帳簿保存法への対応や、機能拡張が可能な上位プランのおかげで、事業拡大時にも柔軟に対応できます。
ジョブカン経費精算 - 株式会社DONUTS
- シリーズ累計の導入実績は25万社※で、導入支援の経験も豊富
- 1人あたり400円なので従業員が少ない企業にも適正あり
- 機能がシンプルで操作しやすい
- 最低料金が5,000円なので10名規模ではやや割高
- OCRやチケット手配といった特有の機能は少なめ
※ DONUTS「ジョブカン経費精算 公式サイト」2025年3月10日閲覧
初期費用 | 0円〜 | 月額費用 | 1人あたり400円〜 |
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無料トライアル | ◯(30日間) | ||
導入実績 | ランサーズ株式会社/タマホーム株式会社/ラクスル株式会社/キングソフト株式会社/TEPCOホームテック株式会社/ピクシブ株式会社 など |
ジョブカン経費精算は、SaaSやゲーム、メディア、医療など幅広い分野で事業を展開している株式会社DONUTSによる経費精算システムです。
無料のビズトラと比較して、交通系ICカードやクレジットカードとの連携が強みで、申請の正確性を向上させてくれます。また、電話でのサポートも受け付けているため、システム導入に不安な方におすすめできます。
経費精算や交通費精算といった基本機能を押さえながら、月額1人あたり400円と低コスト。最低利用料金が月額5,000円となるため、従業員数が12人以下の場合、相対的に割高な可能性があります。
ジョブカンワークフローとセットで導入すると、一括承認や代理承認、細かな承認経路の分岐、多様な通知、検索など、稟議の運用に便利な機能を使えます。ジョブカン経費精算と組み合わせても月額1人あたり600円で使えるので、従業員数が増えたときの稟議にも困りません。
なお、OCRによる領収書の自動読み取り機能は搭載されていないため、シンプルな機能を求めるが、事業拡大しても使いやすいサービスがほしい企業におすすめです。
マネーフォワード クラウド経費 - 株式会社マネーフォワード
- マネーフォワード クラウド会計との相性◎
- 2,500サービスとの連携※で明細データ取得に強い
- 数名程度の小規模企業に適した料金プランあり
- 紙の領収書が中心の会社だと強みを活かしにくい
初期費用 | 0円〜 | 月額費用 | 2,980円〜または4,980円〜 |
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無料トライアル | ◯(1か月間) | ||
導入実績 | 株式会社Speee/日本ケロッグ合同会社/Wolt Japan株式会社/株式会社トライグループ/ 株式会社ユーザベース/株式会社文響社/株式会社TVer/Chatwork株式会社/ 株式会社b-ex など |
マネーフォワード クラウド経費は、株式会社マネーフォワードが提供する経費精算システムです。同社は、個人向け家計簿アプリ「マネーフォワード ME」をはじめとしたフィンテックサービスを展開し、2022年4月4日にプライム市場へ移行しました。
無料のビズトラと比較したときには、クレジットカードや交通系ICカードを中心に、2,500以上※の外部サービスと連携するのが大きな違いです。これにより、入力作業や確認作業の負担が軽減され、業務効率が向上します。
料金プランは、3名以下向けのスモールビジネスプランが月額2,980円〜、4名以上の中小企業向けのビジネスプランが月額4,980円〜と、小規模から利用しやすい設定です。なお、課金対象は実際に経費申請や承認を行ったアクティブユーザーのみとなるため、操作する従業員が少ない業種(例:飲食業や小売業)でコストをさらに抑えられます。
また、マネーフォワード クラウド経費は、元々マネーフォワード クラウド会計から開発された経費システムであるため、会計ソフトとの連携に優れています。さらに、クラウド会計やクラウド請求書をはじめとする11のサービスが基本料金に含まれるため、経費精算から会計処理全体をシームレスに管理でき、結果として費用削減と業務効率化が実現されます。
※ マネーフォワード「マネーフォワード クラウド経費 公式サイト」2025年3月10日閲覧
- 会計と経費精算が一体になっている
- 中小企業以上でも導入しやすい料金プランあり
- 低価格帯の他サービスと比べると少し費用がかかる
初期費用 | ー | 月額費用 | 5,480円+1人あたり300円〜 |
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無料トライアル | ー | ||
導入実績 | ソウルドアウト株式会社/ラクスル株式会社/ポート株式会社/スマートニュース株式会社/サークレイス株式会社/株式会社プラザクリエイト/株式会社モバイルファクトリーなど |
freee会計は、フリー株式会社が提供する中小企業および個人事業主向けのバックオフィスに適したSaaSです。同社は東証グロース市場に上場しており、堅実な事業基盤に支えられています。
無料のビズトラと比べると、経費精算の各方面から効率化を推し進めてくれます。具体的には、OCRやクレジットカード連携による工数削減、会計機能の付帯による連携のしやすさ、上位プランの機能の充実度、電話でのサポート受付などです。迷ったらまずはfreee会計を検討するとよいでしょう。
freee会計のスタータープランは、月額5,480円+1人あたり300円で利用でき、経費精算の基本機能が付帯しています。なお、経費精算と稟議に強いfreee支出管理は、従業員数が多い企業向けに設計されているため、小規模企業であれば、freee会計に付随する経費精算機能で十分です。
freee会計は、スタンダード、アドバンス、エンタープライズなど上位プランへのアップグレードも容易なため、事業が拡大しても同じサービスを継続して利用できる点が大きなメリットです。また、申請や承認を行ったアカウントのみが課金対象となるため、実際に操作するユーザー数に応じた柔軟な料金体系が魅力です。
freeeはスタータープランでもOCR機能を利用可能で、スマートフォンで撮影した領収書から必要な情報を抽出し、手入力の手間を減らします。これにより、1万円以内の投資で経費精算にかかる工数を削減するので、コストパフォーマンスに優れたサービスといえます。
なお、freee会計は他ソフトと仕様が大きく異なるため、導入前には必ず無料トライアルで操作感を確認し、自社の運用に適合するかどうかを十分に検証しましょう。
経費精算システムの選び方
会計ソフト付きのマネフォかfreeeだと会計処理まで楽
経費精算システムを選ぶなら、まずは会計ソフトとの連携のしやすさをチェックしましょう。日々の経費データをワンクリックで会計に反映できれば、月末月初の経理処理が大幅に効率化されます。
例えばマネーフォワード クラウド経費ならマネーフォワード クラウド会計とシームレスにデータ連携でき、仕訳を会計へ簡単に反映できます。同様にfreeeも経費精算と会計機能の連携がスムーズです。また、マネーフォワード クラウドとfreeeはいずれも1万円以内で経費精算も会計もこなせるため、特に小規模企業におすすめのサービスです。
勤怠管理や給与計算も同じシリーズで統一するとお得
もし勤怠管理や給与計算をはじめとしたバックオフィス業務がデジタル化できていないのであれば、これを機にまとめてシステム導入するのも手です。同じ会社が提供しているシリーズ製品で統一すると、従業員マスタの一元管理やデータ連携がスムーズに行え、業務全体の効率化につながります。
具体的にはrakumoやジョブカン、マネーフォワード クラウド、freeeが低価格なサービスながらバックオフィス全体を効率化する機能を有しています。特にマネーフォワード クラウドは1万円以内で、勤怠管理や給与計算、請求書発行などを使えるので、まとめてシステム化したいならもってこいのサービスです。
1人経理は電話で質問できるサポートかチェック
小規模企業においては、導入前後のサポートが重要です。1人でバックオフィスを担当していて社内に相談しやすい人がいない場合は、特にすぐ相談できる窓口があると安心です。
サポートに強いサービスはrakumoケイヒとジョブカン経費精算、freee会計です。これらの3サービスには電話での問い合わせ窓口があり、状況を柔軟に伝えやすい点において、心細い経理担当者の味方になってくれます。
サポートの品質が、心配であれば各サービスの口コミを確認するとよいでしょう。
サービス名 | 受付時間 | サポート方法 |
---|---|---|
経費の獅子 | 要問い合わせ | サポートあり(方法は要問い合わせ) |
rakumoケイヒ | 9時-18時 | メール、Webフォーム、電話 |
invox経費精算 | 要問い合わせ | メール、チャット |
ジョブカン経費精算 | 9時-18時 | メール、チャット、電話 |
マネーフォワード クラウド経費 | 10時30分-17時 | メール、チャット |
freee会計 | 10時-12時, 13時-18時 | メール、チャット、電話 |
経路検索は標準搭載!IC読み取りやOCR、クレカ連携があると強い
安いプランの経費精算システムでも使える機能に、乗換案内アプリでの経路検索などがあります。経路検索があることでその都度、乗換案内アプリを起動して検索しなくても、そのシステム上で申請やチェックに活かせます。
申請の効率化に強い、交通系ICカードの読み取りやOCR(光学式文字認識)、クレジットカード連携の機能を搭載したシステムとして、マネーフォワード クラウド経費とfreee会計があります。特に、freee会計はOCR機能の回数制限がないため、領収書やレシートの件数が多い企業での利用に適しています。
機能 | メリット |
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交通系ICカードの読み取り | 乗車情報を取得し、交通費の手入力をなくす |
乗換案内アプリで経路検索 | 最適な経路や運賃を検索し、出張や通勤の経費申請を楽にする |
OCRでの読み取り | 領収書画像から文字を抽出し転記する。入力ミスと工数を削減する |
クレジットカード連携 | 利用明細を取得して、申請の正確性と効率性を向上させる |
無料・低価格の経費精算システムを使う注意点
無料ないし低コストで経費精算システムを導入する場合、そのプラン内でどのような運用が可能かは今一度確認しておきましょう。導入後してから注意点に気づくと、上位のプランへ変更せざるを得ません。
注意点 | 詳細 |
---|---|
機能制限 | 機能が不足した結果、上位プランが必要になり費用が想定よりかさむ |
追加オプションの費用 | 一見、安価でもOCRや電子帳簿保存法対応のオプションで予算超過するケースあり |
最低料金の制約 | 最低料金があるサービスは、小規模企業にとってコスパが悪い。たとえば楽楽精算やConcur Expense |
無料の経費精算テンプレート
システムを導入せずに経費精算したい場合は、経費精算用のExcelテンプレートを利用するのがおすすめです。BOXILでは無料で利用できるテンプレートをダウンロードできます。
経費精算システムの比較ならBOXIL
コストをなるべくかけず経費精算を効率化したい企業においては、次の3サービスがおすすめです。
BOXILでは、上記の経費精算システムのサービス資料をマイページにて閲覧したりダウンロードしたりできます。請求した資料を使い、チームメンバーや上長へURLにて共有可能です。また、マイページにてカスタマイズできる比較表にて、料金や機能軸にてサービスを見比べられれば稟議にも役立つでしょう。

おすすめ経費精算システムの資料を厳選。各サービスの料金プランや機能、特徴がまとまった資料を無料で資料請求可能です。資料請求特典の比較表では、価格や細かい機能、連携サービスなど、代表的な経費精算システムを含むサービスを徹底比較しています。ぜひ経費精算システムを比較する際や稟議を作成する際にご利用ください。