無料の経費精算システムはビズトラ – 月1万円以下のサービス6選とExcelテンプレート

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無料の経費精算システムを利用したいなら「ビズトラ」がおすすめです。その他の「無料で利用できる」とうたっているサービスは、機能制限があるため実務での運用に向きません。もしビズトラで満足できないのであれば、月数千円のシステムか、無料のExcelテンプレートを活用しましょう。

経費精算システムには多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
【料金・機能比較表つき】経費精算システムの資料をダウンロードする(無料)

目次

経費精算システムの選び方とおすすめサービス比較

無料で使い続けられる経費精算システムは「ビズトラ」

ビズトラ は、ユーザー数無制限で、完全無料にて継続利用できる経費精算システムです。

経費精算の他サービスは期間限定で無料のケースが多いなか、ビズトラは期間制限がありません。​無料で経費精算システムを使いたいなら、ビズトラが最適な選択肢となり得ます。

良い点

できること

  • 経費精算と交通費精算(定期区間控除)
  • 申請と承認のフロー
  • 会計ソフト用にデータを出力
気になる

できないこと

  • OCR入力
  • 交通系ICカードやクレジットカードの読み取り
  • サポートでの質問や相談

シンプルな操作画面により、パソコン初心者や初めて導入する方でも直感的に利用できます。また、申請から承認までの流れがわかりやすく、複雑な設定なしで利用できるため、導入のハードルが低いです。

しかし、有料システムと比較すると、一部の自動化機能や連携機能に欠けるため、さらなる業務効率化を求める場合は注意が必要です。

たとえば、スマートフォンで撮影した領収書画像から金額や日付を読み取るOCR機能はありません。そのため、領収書の情報は従来どおり手入力が求められます。

また、サポートには対応していないため、何か疑問が生じたときにも自分で解決しなくてはなりません。

総じて、ビズトラは費用を一切かけずに経費精算を電子化したい小規模事業者に適しています。シンプルな機能で問題なければ、ビズトラだけで経費精算を完結できます。

しかし完全無料で使える反面、紙の領収書保管をはじめとした一部の業務は、従来どおり手作業で補う必要がある点に注意しましょう。


ビズトラの機能や使い勝手に納得はできないものの、どうしても無料で運用したいなら、経費精算書や交通費精算書の無料テンプレートで運用するのもひとつの方法です。
経費精算書や交通費精算書の無料テンプレートはこちら

しかし、無料に固執しない方が費用対効果で優れるかもしれません。多少の費用で工数削減やミス防止ができれば、さらに売上や利益に還元できます。残業時間や手戻りを減らせれば、従業員のやる気も向上するでしょう。

なぜ紙やExcel、メール運用は限界なのか?無料システムでこう変わる

今あなたの会社で起きている「月末の証憑回収ラッシュ」や「二重入力のムダ作業」は、あなたの管理能力の問題ではなく、紙やExcel、メール運用の限界です。

なぜなら、紙やExcel、メール運用の最大の問題は、紙やメールで届いた申請内容と領収書を、経理が手作業で集計・転記していることだからです。経費申請数が増えていけば、人間が手作業で確認できる量をいつかは超え、ミスが必ず発生してしまいます。

0円で使える無料の経費精算システムであれば、この状況を改善できます。たとえば、次のように変化が生まれます。

あなたの課題 紙やExcel、メール運用 無料システム
月末の証憑回収ラッシュ 手作業なので少なからず発生 申請と証憑をオンラインで一括回収でき、抜け漏れを自動でチェック
二重入力のムダ作業 申請書と会計ソフトに同じ内容を2回入力 1回の入力でOK
領収書の不備・紛失が多発 領収書原本が紙でバラバラに保管され紛失しやすい スマホ撮影でその場でアップロードし、証憑をクラウドにリアルタイム保管
承認フローがブラックボックス化 紙の申請書が上長の机で止まり、どこで滞っているかわからない 一覧でステータス管理
コスト 0円 0円

これを踏まえると、紙やExcel、メール運用からいち早く無料システムに乗り換えるべきでしょう。しかし、無料で使える経費精算システムにも、使いやすいサービスと使いにくいサービスがあります。

無料サービスの課題と有料サービスのメリット

無料で使えるビズトラには魅力がある一方で、いくつか制約や課題も存在します。

たとえば、データの保存期間に制限があったり、サポート対応が限定的であったりと、長期的な利用や本格的な利用には不安が残ります。

また、経費精算システム大手のマネーフォワードやfreee会計、ジョブカンなどの無料プランは、機能制限が厳しく実務で十分に運用するのは難しいです※1,2,3

よって、経費精算を本格的に効率化するには、有料版への移行が必要になるケースが多いでしょう。費用が発生する点を否定的に捉えられることもありますが、実際には工数削減やミス防止による効果で十分に相殺できる可能性があります。

無料サービスでの課題 有料サービスでのメリット
申請時に過去の交通費や出張費を掘り起こすのが大変 交通系ICカードやクレジットカード連携によって、明細を自動で出力してくれるので工数が減る
目視で手打ちしているので誤りや不正が発生しやすい 仕訳を会計ソフトと連携して入力ミスを防止
証憑の添付忘れがあって電子帳簿保存法への対応に不安 システムにアップロードできるうえ、OCRの文字起こし機能で申請内容へ転記してくれる
パソコンで入力したり証憑を手渡ししたりするのが面倒 スマホアプリから写真を撮影して証憑として保存。そのまま申請や承認も可能
サポートを受けられない チャットやメール、電話にて相談できるので安心して運用できる

経費精算システムのなかには月額数千円で利用できるサービスも数多くあります。数千円であれば、従業員の工数を数時間減らせれば元を十分に取れる費用感です。

そのため、まずは各サービスの機能を十分に比較検討し、有料と無料のどちらが適切か判断しましょう。

※1 マネーフォワード「 無償利用状態で利用できる機能を教えてください。 」より、『累計50件までの経費明細の登録』との記載がある。50件の制限では継続的な利用は難しいと考えられる。
※2 フリー「 【旧プラン】【法人】freee会計のプランについて 」より、有料のミニマムであっても経費精算ができないことから、プラン未契約でも経費精算できないと読み取れる。
※3 ジョブカン「 無料プランで利用する 」にて、『データ保持期間が30日間のみ』との記載がある。30日間では申請の履歴をたどるのに不十分と判断。※1,2,3はいずれも2025年11月25日閲覧

無料で使える経費精算システムの選び方

無料で使える経費精算システムを選ぶ際には、ユーザー数、申請件数や領収書明細数などの利用上限、サポート体制などに注意して選びましょう。

【ユーザー数】チーム全員で「無料」で使えるか?

無料で使えるサービスを選ぶときに重要なのはユーザー数の制限です。

管理者1人だけが無料で利用できても、部下を含めた現場の業務改善にはつながりません。紙やExcel、メール運用から脱出するには、経費申請の内容や承認ステータスをチーム全員がリアルタイムで共有できる必要があります。
ビズトラのように、ユーザー数の制限が少ない(あるいは無制限の)システムであれば、部署が一丸となって業務を推進できます。

【機能の制限】自社の申請件数・領収書枚数に対応しているか?

業務ツール導入時は、ユーザー数に加え「月間の経費申請件数」や「領収書明細数」といった利用上限や、利用できる機能の制限を確認する必要があります。

無料プランの多くは「月間○件まで」のような利用上限が設けられており、1か月あたりの経費申請件数や領収書の枚数が多い企業の場合はすぐ上限に達し、以前の非効率な業務に逆戻りします。

自社の月間の申請件数や領収書枚数を大まかに把握しておきましょう。
ジョブカン経費精算は、無料プランでも日常的な経費・交通費精算であれば申請件数の上限を気にせず利用できる場合があります。
マネーフォワード クラウド経費は明細件数やユーザー数に制限はあるものの、会計ソフトとの自動連携をはじめ、実運用に近いかたちで試せる機能には制限がありません。

【サポート体制】無料でも問い合わせ先はあるか?

IT専任担当者がいない会社では、無料プランでも最低限の問い合わせ先があるサービスをおすすめします。初期設定や突然のトラブル時に頼れる窓口がないと業務が停止しかねません。
マネーフォワード クラウド経費はメールサポートでの問い合わせが可能です。

【0円で使える】経費精算システム3選

ここからは無料で使える経費精算システムを紹介します。

無料で使える経費精算システムの比較表

サービス名 ジョブカン経費精算(無料プラン) マネーフォワード クラウド経費(無償利用) freee支出管理(小口現金)
ユーザー数 要問い合わせ 管理者をはじめ一部ユーザーのみ利用可 要問い合わせ
機能制限 登録可能なフォームは3件まで。ファイル添付不可、交通費明細への入力・乗換案内機能利用不可、API連携不可など 登録できる経費明細は50件まで。一部の機能や連携機能は利用不可 小口現金出納帳を1冊まで無料利用可。その他の経費精算機能やワークフローは対象外
サポート ヘルプページのみ サポートサイト、問い合わせフォームでの対応 ヘルプページとチャットボットなどオンラインサポート中心
その他の制限 申請データの保存期間が短め(おおよそ30日程度)。本格運用には注意が必要 あくまで試用・検証向けの位置づけで、本格運用には有料契約が前提 freee会計をはじめ他サービスとの連携前提。本格的な経費精算フローには有料プランが必要

ジョブカン経費精算は、勤怠管理やワークフローとあわせて導入されることが多いクラウド型の経費精算システムです。

交通費精算や立替経費の申請・承認をクラウドにまとめることで、紙の申請書やExcel台帳を回覧していた頃に比べて、申請から承認までのスピードを大きく短縮できます。

無料プランでは、経費申請フォームを3種類まで作成でき、基本的な申請・承認フローをクラウド化できます。
一方で、領収書のファイル添付、交通費の経路検索や自動運賃計算、API連携などの高度な機能は利用できません。
データの保存期間も短めに制限されているため、「まずは申請フローだけ試したい」「少人数の部署で使い勝手を検証したい」といった場面に向いています。

制限を超えて本格的な運用を開始したい場合は、有料プランへ移行することで、添付ファイルや交通費の自動計算、外部システムとの連携、チャットサポートなどが利用できるようになります。複数拠点や多人数の経費精算を一元管理したい場合は、有料プランの検討が前提になります。

ジョブカン経費精算を無料で使う制限

項目 制限
ユーザー数 公式ヘルプに明確な上限記載なし(詳細は要問い合わせ)
機能制限 登録できるフォームは3件まで。ファイル添付不可、交通費明細への入力・乗換案内機能利用不可、API連携不可など複数の機能が制限される
サポート チャットをはじめ個別サポートは利用不可。オンラインヘルプ、マニュアルの参照が基本
その他の制限 データ保持期間は30日と短く、長期的なデータ蓄積には不向き。本番利用前の検証用途向き

マネーフォワード クラウド経費は、領収書の自動読み取りやクレジットカード・交通系ICカードとの連携など、自動化機能が充実した経費精算システムです。

スマホアプリから経費の申請と承認ができるため、外出が多い社員でもスキマ時間に処理でき、承認までのリードタイムを短縮できます。

有料契約をしていない状態でも「無償利用状態」として一部機能を使えます。
ただし、この場合は管理者権限を持つ一部のユーザーのみがログインでき、登録できる経費明細も上限が設けられています。登録件数が上限に達すると追加登録ができなくなるため、あくまで操作感の確認や小規模な検証用途に留めるのが現実的です。

本格的に運用する場合は、有料プランへ移行することで、全従業員による申請・承認フロー、会計ソフトやインターネットバンキングとの連携、振込データの自動作成、電子帳簿保存法対応など、経費精算から支払い、会計処理までを一気通貫で効率化できます。

マネーフォワード クラウド経費を無料で使う制限

項目 制限
ユーザー数 管理者権限を持ち、クラウド経費にログイン権限が付与された一部ユーザーのみ利用可(一般従業員は利用不可)
機能制限 登録できる経費明細数に上限あり。一部の機能や他サービスとの連携機能は利用不可
サポート サポートサイトやオンラインマニュアルの参照が中心。詳細な個別サポートを受けるには有料契約が望ましい
その他の制限 無償利用状態はあくまで試用・検証向けの位置づけ。本格運用や全社展開には有料プランへの移行が前提となる

freee支出管理(小口現金)

freee支出管理は、小口現金管理に特化したクラウドサービスで、レジ横の現金箱や営業所ごとの小口現金をクラウドで一元管理できるのが特徴です。

従来、ノートやExcelでつけていた小口現金出納帳をクラウドに置き換えることで、残高の確認や精算の抜け漏れチェックがしやすくなります。

無料プランでは、小口現金出納帳を1冊まで作成して利用できます。ひとつの拠点やひとつの現金箱だけを管理したい小規模事業者であれば、無料の範囲でも十分に運用可能です。
一方で、複数拠点をまたいだ経費精算フロー、交通費や立替経費の申請・承認といった「経費精算システム」としての本格的な使い方をするには、freee会計をはじめ、他のfreeeシリーズとの組み合わせが前提になります。

出納帳を複数作成したい場合や、会計ソフトとの連携を前提に本格的な経理プロセスを構築したい場合は、有料プランを契約することで制限なく利用できるようになります。

まずは小口現金だけをデジタル化し、運用に慣れてから全社的な経費精算システムにステップアップしたい企業に向いたサービスです。

freee支出管理(小口現金)を無料で使う制限

項目 制限
ユーザー数 公式には明確な上限記載なし(freeeアカウントの利用体系に依存。詳細は要問い合わせ)
機能制限 小口現金出納帳を1冊まで無料利用可。2冊目以降の出納帳作成や、その他の経費精算機能は有料プランが必要
サポート オンラインヘルプとチャットボットなど、Webベースのサポートが中心
その他の制限 freee会計をはじめ、他サービスとの連携を前提とした設計。本格的な経費精算フローやワークフロー運用には別途有料プランが必要

フリーソフトやOSS(オープンソース)の経費精算システムを避けるべき理由

無料で経費精算を効率化する方法は、大きく分けて次の3種類が存在します。
一見、どれも無料で魅力的に見えますが、IT担当者がおらず、経費申請の状況をチームでリアルタイムに共有したい中小企業にとっては、クラウド型の経費精算システム(無料プラン)がおすすめです。

無料の方法 クラウドシステム
(今回のおすすめ)
紙・Excel・メール運用 OSS・フリーソフト型
コスト 0円(※無料プランの範囲内) 0円 0円(※サーバー代・保守工数は別途)
IT専門知識 不要 不要 必須(構築・保守・アップデート)
導入の手間 簡単(アカウント登録のみ) 簡単(テンプレ作成のみ) 困難(インストール・環境構築・設定が必要)
チーム共有 ◎(申請・承認状況をリアルタイム共有) △(ファイル配布・回収・バージョン管理が必要) △(理論上は可能だが、権限設計・運用設計が難しい)
サポート ◯(ベンダーによるマニュアル・問い合わせ窓口) ×(社内で自力対応) ×(英語ドキュメントやコミュニティ頼み)

OSSやフリーソフトの経費精算ツールは、自由度が高い反面、サーバーの構築やバックアップ、セキュリティパッチの適用などを自社で行う必要があり、専任エンジニアがいない企業にはハードルが高くなります。

また、紙やExcel、メール運用は手軽ですが、証憑と申請データがバラバラに散らばり、承認状況も見えにくいため、人的ミスや不正、属人化のリスクが常につきまといます。

したがって、セキュリティや保守をベンダーに任せつつ無料で使い始められる「クラウド型の無料プラン」は、非エンジニアの担当者でも運用しやすく、最もリスクの少ない選択肢といえます。

有料プランへの移行目安

企業の状況やシステムに求める機能によっては、無料版では業務を回しきれないケースが生じます。次のような課題を感じ始めたら、有料システムへの移行を検討すべきタイミングです。

ユーザー数や申請件数・領収書枚数の上限に達した場合

最もわかりやすい目安は、無料プランの制限を超える場合です。
ユーザー数が増えたり、申請件数や領収書枚数が上限に達したりすると、業務が止まってしまいます。制限を気にせず利用したい場合は、有料プランへの移行が必要です。

経費精算システム特有の高度な機能が必要になった場合

無料プランでは、高度な機能がロックされていることが一般的です。
たとえば、複雑な承認ルートの分岐、コーポレートカードや交通系ICカードの明細自動連携、会計ソフトとのAPI連携、IPアドレス制限や電帳法に対応した証憑管理などが必要になった場合は、有料版への乗り換えを検討しましょう。

データの保存期間やセキュリティを強化したい場合

無料版はログやデータの保存期間が短い場合があります。監査対応や過去データの分析が必要になった際や、より強固なセキュリティが求められる段階になった際は、有料版が必須となります。

低価格の経費精算システムの選び方

経費精算システムを選ぶ際は次の点に注意しましょう。

経費精算システムの選び方ポイント
・会計ソフトとの連携は必須。おすすめは会計も付帯するマネーフォワード クラウドとfreee会計
・どのサービスもスマホアプリに対応している
・1人経理には電話サポート付きのrakumoケイヒとジョブカン経費精算、freee会計がおすすめ
・乗換案内アプリでの経路検索は、どのシステムも搭載
・交通系ICカードとの連携、OCRでの読み取り、クレジットカードとの連携は差がつく

会計ソフト付きのマネフォかfreeeだと会計処理まで楽

経費精算システムを選ぶなら、まずは会計ソフトとの連携のしやすさをチェックしましょう。日々の経費データをワンクリックで会計に反映できれば、月末月初の経理処理を大幅に効率化できます。

たとえば、 マネーフォワード クラウド経費 ならマネーフォワード クラウド会計とシームレスにデータ連携でき、仕訳を会計へ簡単に反映できます。同様に freee会計 も経費精算と会計機能の連携がスムーズです。

また、マネーフォワード クラウドとfreeeはいずれも1万円以内で経費精算も会計もこなせるため、特に小規模企業におすすめのサービスです。

勤怠管理や給与計算も同じシリーズで統一するとお得

もし勤怠管理や給与計算をはじめとしたバックオフィス業務がデジタル化できていないのであれば、これを機にまとめてシステム導入する方法も有効です。
同じ会社が提供しているシリーズ製品で統一すると、従業員マスターの一元管理やデータ連携がスムーズに行え、業務全体の効率化につながります。

具体的には rakumo ジョブカン マネーフォワード クラウド freee会計 が、低価格ながらバックオフィス全体を効率化する機能を備えています。

特にマネーフォワード クラウドは1万円以内で、勤怠管理や給与計算、請求書発行などを使えるので、まとめてシステム化したいなら最適なサービスです。

1人経理は電話で質問できるサポートかチェック

小規模企業においては、導入前後のサポートが重要です。特に、1人でバックオフィスを担当していて社内に相談しやすい相手がいない場合は、すぐ相談できる窓口があると安心して利用できます。

サポートに強いサービスは rakumoケイヒ ジョブカン経費精算 freee会計 です。これらの3サービスには電話での問い合わせ窓口があり、状況を柔軟に伝えやすいという点で、心細い経理担当者の心強い存在になってくれます。

サポートの品質が心配であれば、各サービスの口コミを確認するとよいでしょう。

サービス名 受付時間 サポート方法
経費の獅子 要問い合わせ サポートあり(方法は要問い合わせ)
rakumoケイヒ 10:00〜17:00(土日、祝日、年末年始を除く) メール、Webフォーム、電話
invox経費精算 チャットサポート:月〜金 10:00〜18:00 メール、チャット
ジョブカン経費精算 チャット、電話サポート:月〜金 9:00~18:00 メール、チャット、電話
マネーフォワード クラウド経費 要問い合わせ メール、チャット
freee会計 要問い合わせ メール、チャット、電話

経路検索は標準搭載!IC読み取りやOCR、クレカ連携があると強い

安いプランの経費精算システムでも使える機能に、乗換案内アプリでの経路検索があります。経路検索機能があることで、その都度乗換案内アプリを起動して検索しなくても、そのシステム上で申請やチェックに活用できます。

申請の効率化に強い交通系ICカードの読み取りやOCR(光学式文字認識)、クレジットカード連携の機能を搭載したシステムとして、 マネーフォワード クラウド経費 freee会計 があります。

特に、freee会計はOCR機能の回数制限がないため、領収書やレシートの件数が多い企業での利用に適しています。

機能 メリット
交通系ICカードの読み取り 乗車情報を取得し、交通費の手入力をなくす
乗換案内アプリで経路検索 最適な経路や運賃を検索し、出張や通勤の経費申請を楽にする
OCRでの読み取り 領収書画像から文字を抽出し転記する。入力ミスと工数を削減する
クレジットカード連携 利用明細を取得して、申請の正確性と効率性を向上させる

月額1万円以下から始められる経費精算システム6選

無料で使える経費精算システムは限られています。そこでおすすめなのが、月額1万円以下から始められる、安価な経費精算システムです。

従業員10名の企業が月額1万円以下で利用できる経費精算システムを紹介します。なお、掲載順は10名の場合の費用目安順です。
最も安い経費精算システムは 経費の獅子 で、1人あたり300円×10名で、3,000円です。

少しは費用をかけられる企業なら10名で8,980円からの freee会計 がおすすめです。OCRで領収書を読み取り、文字データに変換してくれたり、交通系ICカードを読み取って自動で交通費を計算してくれたりします。

従業員50名前後の企業や、月額料金1万円を超えてでも大きく効率化したい企業に向けた経費精算システムは、次の記事にて紹介しています。
中小企業向け経費精算システムの選び方とおすすめサービス
経費精算システムの費用相場と安く抑えるコツを知る

経費の獅子 rakumoケイヒ invox経費精算 ジョブカン経費精算 マネーフォワード クラウド経費 freee会計
初期費用 要問い合わせ 0円 0円 0円 0円 0円
月額費用 1人あたり300円 1人あたり300円〜 1,980円〜+1アクティブユーザあたり300円 1人あたり400円〜 3,980円〜 980円〜
月額費用目安(10名) 3,000円 3,000円 + Google Workspaceアカウント ミニマムプランの場合 4,980円 5,000円(最低料金) 5名以上はビジネスプラン 8,980円(年払いの場合) スタンダードプランの場合 8,980円(年払いの場合)
会計ソフトとの連携 △(CSV) △(CSV) △(CSV) △(CSV) ◎(API・付帯) ◎(API・付帯)
サポート ◎(電話あり) ◎(電話あり) ◎(電話あり)
交通系IC
経路検索
OCR
クレカ連携

※料金は基本的に年間契約した場合の1か月あたりの支払金額を記載しており、税抜価格としている。また本記事の以下における料金表記も、特記がなければ同様とする。

経費精算システムには多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
【料金・機能比較表つき】経費精算システムの資料をダウンロードする(無料)

経費の獅子

良い点

良い

  • 1人あたり月額300円ではじめやすい
  • 経費精算や交通費精算、旅費精算などひと通りの機能がある
気になる

気になる

  • 仕訳やFBデータ以外の外部連携機能に乏しい
  • OCR入力がない
初期費用 要問い合わせ 月額費用 1人あたり300円
無料トライアル
導入実績

経費の獅子は、インフラ構築や受託開発、SaaSの開発や販売を事業に据えているエス・エー・エス株式会社が提供する経費精算システムです。

無料のビズトラと比較すると、サポートを受けられる点が大きなメリットです。小規模企業で発生しやすい「誰にも相談できず解決できない」状態を回避できます。
また、申請経路の分岐やシングルサインオン、規定違反チェックなど細かな機能も搭載しています。
月額費用は1人あたり300円のため、予算の限られている企業に適しています
経費精算や交通費精算、会計ソフト連携、電子帳簿保存法対応といった基本機能は搭載しているため、シンプルな運用で経費精算を効率化したい場合にはチェックしましょう。

OCR入力やオペレーター入力代行は搭載していないため、シンプルな機能で経費精算の運用を電子化し、リモートワークに対応したい企業に適しています

なお、上位プランの提供がないため、より高度な効率化を求める場合は、他のサービスとの比較検討が必要です。

総合評価
4.50
ミスや不正行為などが減った
4/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
情報システム部門
経費の獅子の良い点は、経費管理を効率化し、正確なデータと洞察を提供します。自動化されたプロセスにより、煩雑な経費処理を削減し、時間と手間を節約できます。リアルタイムのレポートや分析により、経費の傾向やパターンを把握し、予算管理やコスト削減の戦略を立てることができます。また、経費の透明性が向上し、不正行為やミスのリスクを低減します。
公開日: 2023/05/21
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とても簡単にサポートしてくれる経費サービス!
5/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
人事部門
私のようなこのようなサービスに慣れていなくても簡単に登録したり、使いこなすようにできたと思うのでぜひ多くの人にもこのサービスを利用して欲しいと思いました。こんな簡単なサービスなのに手厚くサポートしてくれて助かりました。
公開日: 2023/06/07
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良い点

良い

  • Google Workspaceの情報を使えるのでアカウントを管理しやすい
  • 1人あたり月額300円〜でコストパフォーマンスに優れる
  • カレンダーや勤怠管理、ワークフローなどをまとめたパックなら1人あたり月額1,100円
気になる

気になる

  • Google Workspaceの導入が必須
  • OCRによる読み取りができない
初期費用 0円 月額費用 1人あたり300円〜
無料トライアル ◯(30日間)
導入実績 足立建設工業株式会社/学校法人 順天学園(順天中学校・高等学校)/モバイル・インターネットキャピタル株式会社 など

rakumoケイヒは、rakumo株式会社が提供する経費精算システムで、同社のシリーズ製品のひとつとして提供されています。同社は東証グロース市場に上場しています。

無料のビズトラと比較して、Google Workspaceと連携させることで、Googleのアカウント情報を活用したり、認証情報を利用できたりするのが強みです。
ただし、Google Workspaceのアカウント費用は別料金なので注意しましょう。
月額費用は1人あたり300円と低価格で、予算の限られている企業でも導入しやすいです。また、カレンダーや勤怠管理、ワークフローなどをまとめたrakumo Suiteパックは、月額1人あたり1,100円でお得に利用できます。

なお、ICカードやクレジットカードとの連携、OCRなどの機能はなく、手入力が発生します。それ以外の基本機能は備えているため、シンプルな運用で十分と考える企業に適しているサービスです。

総合評価
4.00
簡単に申請ができる&申請状況がクリアになる
4/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
情報システム部門
・シンプルなUIで、どの画面で何をすればよいのかわかりやすい。
 概ね迷うことなく申請作業ができる。
・申請状況がとてもわかり易い(誰が承認したのかわかる。)
  申請が止まっている時にどこで止まっているのかはっきりしているので問い合わせがスムーズになる。
公開日: 2022/08/08
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カレンダーと連携した経費精算システム
4/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
営業・販売部門
rakumoカレンダーに利用経路を設定しておけば、自動で運賃が経費として登録されるのが便利。
今まで手で計算してインプットしていた交通費計算が自動で算出できるようになった。
公開日: 2022/04/20
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invox経費精算

株式会社invox
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良い点

良い

  • 月額料金1,980円〜と小さく始めやすいので小規模企業にもおすすめ
  • 請求書受領や請求書発行、電子帳簿保存と組み合わせてさらにプライスダウン
  • 低価格帯ながら情報セキュリティにも注力しISO/IEC 27001を取得
気になる

気になる

  • 会計ソフト以外との連携には強くない
初期費用 0円 月額費用 1,980円〜+1アクティブユーザあたり300円
無料トライアル
導入実績

invox経費精算は、請求書の受領・発行などinvoxシリーズの開発・販売を手掛ける株式会社invoxが提供する経費精算システムです。

無料のビズトラと比較して、OCR機能を搭載しているのがポイントです。領収書やレシートの多い企業なら、画像を撮影するだけでシステムが文字を読み取って、申請に反映してくれます。
月額料金は1,980円からと低価格なため、小規模企業でも導入しやすい点が特長です。仮払い申請や承認ワークフローが付帯するベーシックプランでも、月額9,800円からのため中小企業以上にも適しています。

また経費精算と受取請求書、請求書発行、電子帳簿保存、炭素会計の5サービスを2サービス分の費用で利用できます。複数機能を低コストで使えるので、システムの刷新を考えている場合には、お得に導入できます。

なお、交通系ICカードやクレジットカードとの連携機能は搭載されていないため、交通費は乗換案内アプリによる経路検索での入力、その他経費は領収書からの手入力が必要です。
電子帳簿保存法への対応や機能拡張が可能な上位プランがあるため、事業拡大時にも柔軟に対応できます。

良い点

良い

  • シリーズ累計の導入実績は25万社で、導入支援の経験も豊富
  • 1人あたり400円なので従業員が少ない企業にも適正あり
  • 機能がシンプルで操作しやすい
気になる

気になる

  • 最低料金が5,000円なので10名規模ではやや割高
  • OCRやチケット手配といった特有の機能は少なめ

※ DONUTS「 経費精算にかかる工数やミスを約1/10に削減『ジョブカン経費精算』 」(2025年11月26日閲覧)

初期費用 0円 月額費用 1人あたり400円〜
無料トライアル ◯(30日間)
導入実績 ランサーズ株式会社/タマホーム株式会社/ラクスル株式会社/キングソフト株式会社/TEPCOホームテック株式会社/ピクシブ株式会社 など

ジョブカン経費精算は、SaaSやゲーム、メディア、医療など幅広い分野で事業を展開している株式会社DONUTSによる経費精算システムです。

無料のビズトラと比較して、交通系ICカードやクレジットカードとの連携が強みで、申請の正確性を向上させてくれます。

また、電話でのサポートも受け付けているため、システム導入に不安な方におすすめできます。
経費精算や交通費精算といった基本機能を押さえながら、月額1人あたり400円と低コスト。最低利用料金が月額5,000円となるため、従業員数が12人以下の場合、相対的に割高になる可能性があります

ジョブカンワークフローとセットで導入すると、一括承認や代理承認、細かな承認経路の分岐、多様な通知、検索など、稟議の運用に便利な機能を使えます。
セットでも月額1人あたり600円で使えるので、従業員数が増えたときの稟議にも困りません。

なお、OCRによる領収書の自動読み取り機能は搭載されていないため、シンプルな機能を求めつつ、事業拡大後も使いやすいサービスがほしい企業におすすめです。

総合評価
4.13
稟議から精算までの流れがスムーズにできるソフト
3/5
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総務・法務部門
経費精算の承認業務を行っていました。承認作業自体の操作はとてもスムーズに行えます。自分の承認権限のある申請の件数が見やすく表示されるので、承認の滞留があるかどうかもすぐにわかります。差し戻しをする際に、コメントや添付ファイルをつけることができ、その履歴も出てくるので複数人で管理しても過去のやり取りが見られます。
承認後の確定処理にトラブルがあったので、少し⭐︎を減らしました。
公開日: 2024/02/28
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IC読み込みは楽だが・・・・
3/5
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マーケティング部門
ICで読み込みできる点は楽であると思う。出勤や退勤処理忘れを始め、どうしても手打ちをしなければならないとき、一つ一つ経路選択をしなければいけないのがストレス。一見、小さなストレスだが、月初で忙しい時に、この作業があると、イライラする。
公開日: 2023/08/17
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良い点

良い

  • マネーフォワード クラウド会計との相性◎
  • 2,300以上のサービスとの連携で明細データ取得に強い
  • 数名程度の小規模企業に適した料金プランあり
気になる

気になる

  • 紙の領収書が中心の会社だと強みを活かしにくい
初期費用 0円 月額費用 ひとり法人プラン 3,980円
スモールビジネスプラン 5,980円
ビジネスプラン 7,980円
※51名以上の場合、要問い合わせ
無料トライアル ◯(1か月間)
導入実績 株式会社Speee/日本ケロッグ合同会社/Wolt Japan株式会社/株式会社トライグループ/ 株式会社ユーザベース/株式会社文響社/株式会社TVer/株式会社kubell(旧Chatwork株式会社)/ 株式会社b-ex など

マネーフォワード クラウド経費は、株式会社マネーフォワードが提供する経費精算システムです。同社は、個人向け家計簿アプリ「マネーフォワード ME」をはじめとしたフィンテックサービスを展開し、2022年4月4日に東京証券取引所 プライム市場へ移行しました。

無料のビズトラと比較したときには、クレジットカードや交通系ICカードを中心に、2,300以上の外部サービスと連携できるのが大きな違いです。これにより、入力作業や確認作業の負担が軽減され、業務効率が向上します。

同社はビジネスカードである「マネーフォワード ビジネスカード」も発行しています。他社と比べて特徴的なのはポイント制度です。通常1%、マネーフォワード関連サービスは3%のポイント還元を実現しています。

もし、ポイント還元の観点を重視しているなら、マネーフォワード ビジネスカードは見逃せません。

また、マネーフォワード クラウド経費は、元々マネーフォワード クラウド会計から開発された経費システムであるため、会計ソフトとの連携に優れています。

さらに、クラウド会計やクラウド請求書をはじめとする11のサービスが基本料金に含まれるため、経費精算から会計処理全体をシームレスに管理でき、結果として、費用削減と業務効率化を実現できます。

※ マネーフォワード「 マネーフォワード クラウド経費 – 無料で試せる経費精算システム 」(2025年11月26日閲覧)

総合評価
4.28
経費精算の手間が減って助かりました
4/5
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営業・販売部門
【役立った機能面】
ICカード読み取り、スマホアプリ

【操作性・使いやすさ】
アプリで移動中にでも下書き保存できて移動時間のムダが減った
領収書の写真読取り精度は全く不便感じなかったので良い

【営業担当やサポート面】
サポートは数回だけだったが丁寧に教えてくれた印象
公開日: 2023/09/01
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中小企業には不要な機能かもしれない
3/5
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経理・財務部門
多店舗展開、多くの支店展開、多くの部署展開といった形で、それなりの企業規模がある会社にとっては、経費精算の自動ワークフロー化、業務効率化を図れると思われるが、多くの中小企業にとっては一部署で完結するものと思われるためオーバースペックの機能かもしれないため。
公開日: 2024/03/13
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良い点

良い

  • 会計と経費精算が一体になっている
  • 中小企業以上でも導入しやすい料金プランあり
気になる

気になる

  • 低価格帯の他サービスと比べると少し費用がかかる
初期費用 月額費用 スターター 980円
スタンダード 1,980円
プレミアム 3,316円
(年払いの場合)
無料トライアル ◯(30日間)
導入実績 ソウルドアウト株式会社/ラクスル株式会社/ポート株式会社/スマートニュース株式会社/サークレイス株式会社/株式会社プラザクリエイト/株式会社モバイルファクトリーなど

freee会計は、フリー株式会社が提供する中小企業および個人事業主向けのバックオフィスに適したSaaSです。同社は東証グロース市場に上場しており、堅実な事業基盤に支えられています。

無料のビズトラと比べると、経費精算の各方面から効率化を推し進めてくれます。具体的には、OCRやクレジットカード連携による工数削減、会計機能の付帯による連携のしやすさ、上位プランの機能の充実度、電話でのサポート受付などです。
迷ったらまずはfreee会計を検討するとよい
でしょう。

freee会計のスタータープランは、月額980円から利用でき、経費精算の基本機能が付帯しています。
なお、経費精算と稟議に強いfreee支出管理は、従業員数が多い企業向けに設計されているため、小規模企業であれば、freee会計に付随する経費精算機能で十分です。

freee会計は、スタンダード、プレミアムと上位プランへのアップグレードも容易なため、事業が拡大しても同じサービスを継続して利用できる点が大きなメリットです。

また、申請や承認を行ったアカウントのみが課金対象となるため、実際に操作するユーザー数に応じた柔軟な料金体系が魅力です。
freeeはスタータープランでもOCR機能を利用可能で、スマートフォンで撮影した領収書から必要な情報を抽出し、手入力の手間を減らします。
これにより、1万円以内の投資で経費精算にかかる工数を削減できるので、コストパフォーマンスに優れたサービスといえます。

なお、freee会計は他ソフトと仕様が大きく異なるため、導入前には必ず無料トライアルで操作感を確認し、自社の運用に適合するかどうかを十分に検証しましょう。

総合評価
4.25
安価な費用で必要な経費処理ができる
4/5
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営業・販売部門
【役立った機能面】
タグ機能(それぞれの 経費項目など色分けされている)
【操作性・使いやすさ】
少し更新スピードが遅いですが、ある程度使いやすい
【他のサービスとの連携面(カスタマイズ性)】
SmartHRなどと連携
【営業担当やサポート面】
カスタマーサポートの対応が良いです
公開日: 2024/04/12
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従来の会計ソフトに慣れた人にはとっつきにくい。
2/5
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経理・財務部門
金融機関の連携や勘定科目の推測など便利な機能が豊富で作業時間の短縮につながるが、複式簿記の概念を捨てているため、従来の会計ソフトに慣れた人にはとっつきにくい。こんなこともできるのか!と感心する反面、なんでこんなこともできないの?と感じることが度々ある。
公開日: 2024/03/25
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無料・低価格の経費精算システムを使う注意点

無料ないし低コストで経費精算システムを導入する場合、そのプラン内でどのような運用が可能かは今一度確認しておきましょう。導入してから注意点に気づくと、上位のプランへ変更せざるを得ません。

注意点 詳細
機能制限 機能が不足した結果、上位プランが必要になり費用が想定よりかさむ
追加オプションの費用 一見、安価でもOCRや電子帳簿保存法対応のオプションで予算超過するケースあり
最低料金の制約 最低料金が設定されているサービスは、小規模企業にとって費用対効果が悪くなりがち。たとえば楽楽精算やConcur Expense

無料の経費精算テンプレート

システムを導入せずに経費精算したい場合は、経費精算用のExcelテンプレートを利用するのがおすすめです。BOXILでは無料で利用できるテンプレートをダウンロードできます。

経費精算システムの比較ならBOXIL

コストをなるべくかけず経費精算を効率化したい企業においては、次の3サービスがおすすめです。

  • 最低限の機能でよいから、無料で経費精算したいなら ビズトラ
  • サポートや稟議の条件分岐がほしいなら、有料サービスで圧倒的安さの 経費の獅子
  • 中小企業向けと遜色ない機能がほしいなら、まずは freee会計

BOXILでは、上記の経費精算システムのサービス資料をマイページにて閲覧したりダウンロードしたりできます。請求した資料を使い、チームメンバーや上長へURLにて共有可能です。

また、マイページでカスタマイズできる比較表を使えば、料金や機能といった軸でサービスを見比べられるため、稟議にも役立つでしょう。

経費精算システムの比較表とサービス資料

\ 稟議や社内提案にも使える!/

経費精算システム選び方ガイド

経費精算システム選び方ガイド

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