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・法改正に対応した業務フローを構築可能 ・登録された請求書にメモやコメントを残せる ・請求書の処理に関するステータスを対応段階ごとに管理できる |
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請求書発行システムの基本機能
請求書発行システムは、財務管理を効率化するために多くの基本機能を備えています。次に、請求書発行システムがもつ機能について紹介します。
請求書の作成
請求書発行システムの最も基本的な機能は、請求書の作成です。ユーザーは、テンプレートを使用して簡単に請求書を作成できます。
たとえば、顧客情報、商品やサービスの詳細、金額などを入力するだけで、システムが自動でプロフェッショナルな請求書を生成してくれます。
これにより、手作業による時間の浪費や入力ミスの削減につながるでしょう。
請求額の取り込みやインポート
この機能により、既存の販売管理システムや会計ソフトウェアから請求額を自動的に取り込みできます。
たとえば、売上データを直接システムにインポートすることで、請求書に反映させる作業が簡素化されます。
また、会計ソフトや基幹システムからエクスポートされたCSVデータを読み込むことで、請求書の一括作成も可能です。
保守やメンテナンスなど、毎月定額の請求書発行が必要な場合も、請求書の繰り返し作成を予約する自動作成予約機能でまかなえます。
複数書類への変換
多くの場合、請求書と納品書の内容は同じであり、こうした場面ではフォーマットを請求書から納品書へ、またはその逆へ簡単に変換できます。
帳票の作成に最適化されているため、複製できるだけでなく、複数の請求書を月ごとにまとめた合算請求書も作成可能です。
他書類へのフォーマット変換
請求書発行システムは、請求書をPDFやExcelなど、異なるフォーマットに変換する機能を提供します。これにより、顧客の要望に応じて柔軟に書類を提供できます。
請求書の発行と送付
請求書の送付は、Webでの送付も郵送での送付も効率化できます。
Webダウンロード・メール添付
多くの請求書発行システムでは、作成・確認が完了すると取引先にメールを送信できる機能が備わっています。なかには、パスワード設定にてセキュアな請求書のやり取りを可能としたサービスも存在。仮に相手先が請求書を紛失しても再ダウンロードできます。
郵送代行
取引先で紙の請求書が必要な場合でも、請求書発行システム側で郵送代行を行っています。これによって、従来の手間を排除できるだけでなく、郵送ミスを減らせてPDFの請求書と併用して、確実な取引が実現できます。
書類の保存と管理
電子化された請求書では、ステータスやタグ付けによる柔軟な検索方法が提供されているほか、未入金アラートの設定で支払い期限の管理が可能です。
また、一部のシステムでは作成された請求書から仕訳をするものもあり、売上レポートの自動作成機能をもっているシステムも存在します。
開封状況の管理
一部のシステムでは、電子請求書が開封されたかどうかの追跡機能があります。これにより、顧客が請求書を確認したかどうかを把握し、必要に応じてフォローアップが可能です。
他ツールとのデータ連携
請求書発行システムは、会計ソフトウェアやCRMシステムなど、他のビジネスツールとのデータ連携が可能です。
CSVでのインポートおよびエクスポートに対応している請求書発行システムが多いなか、さらにAPI連携による会計ソフトとの接続が可能なシステムもあります。
基幹システムの顧客情報と連携して、内容が即座に反映される、請求データ確定後に自動で請求書を作成するといった事象を実現可能です。
これにより、データの一貫性を保ち、業務の効率化を図ります。
入金管理
システムは、入金の追跡と管理もサポートしています。請求書に対する支払いの状況をリアルタイムで確認できるため、キャッシュフローの管理が容易になるでしょう。
また、一部の請求書発行システムでは、金融機関との連携にて請求書の消込を自動化できます。入金名が一致しなかった場合も、一度手動で消込を行うことによって学習が行われ、効率化が進んでいく仕組みを搭載していることも多いです。
請求書発行システムで実現できること
請求書発行システムは、単に請求書を作成し送付するだけではなく、幅広い業務の効率化と精度向上に貢献します。次に、基本機能を活用して実現できることを解説します。
高速かつ正確な請求書作成
請求書の作成機能を使うことで、手作業での請求書作成にかかる時間が大幅に削減されるでしょう。
テンプレート機能や入力データの自動取り込みにより、ミスの少ない正確な請求書を迅速に作成できます。
これにより、業務効率が向上し、貴重な時間を他の重要な業務に充てられるようになるでしょう。
一元化されたデータ管理
請求額の取り込みやインポート機能、APIによる連携データ連携機能などを使用することで、販売管理システムや会計ソフトウェアのデータを簡単に請求書発行システムと統合できます。
これにより、データの一元管理が実現し、情報の一貫性とアクセスのしやすさが向上するでしょう。
柔軟な書類形式への対応
請求書の他書類へのフォーマット変換機能により、顧客のニーズに合わせた書類形式での提供が可能になります。
PDFやExcelなど、さまざまな形式で請求書を作成・発行できるため、顧客の要望に応じた柔軟な対応が可能です。
効果的な書類の保存と管理
電子化された請求書の保存と管理機能により、書類の追跡とアーカイブが容易になります。
ステータスやタグ付けによる柔軟な検索が可能で、未入金アラートのような機能を使って支払い期限の管理も効率的に行えます。
電子帳簿保存法の改正によって電子データ保存が義務付けられた書類も、請求書発行システムであれば同時に保存できて安心です。
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請求書発行システムの選び方
請求書発行システムを選ぶ際は、次の流れで確認しましょう。
- 請求書発行システムの導入目的を確認する
- 請求書発行システムの機能を確認する
- 請求書発行システムを導入する際の注意点を確認する
- 請求書発行システムの料金・価格相場を確認する
請求書発行システムの導入目的を確認する
請求書発行システムの導入を検討する際は、まず導入目的を明確にしましょう。主な導入目的は次のとおりです。
導入目的 | 詳細 |
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請求書の発行だけでなく、会計ソフトへの反映をはじめ請求にかかわる業務全般を効率化したい | 入金消込や仕訳データ作成といった周辺業務も効率化できる請求書発行システムがおすすめ |
大量の請求書をスピーディーに発行および送付したい | 数百件、数千件もの請求書を一括で発行・送付できる請求書発行システムがおすすめ |
必要な機能を安く利用したい | 初期費用やランニングコストを抑えられる請求書発行システムがおすすめ |
内部統制やコンプライアンスを強化したい | セキュリティ対策が盤石で、法改正への対応も早い請求書発行システムがおすすめ |
請求書発行システムの機能
請求書発行システムでできること、利用できる機能は次のとおりです。上記の導入目的・課題をどのように解決できるか記載しているため、必要な機能を洗い出しましょう。
【基本的な機能】
機能 | 詳細 |
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請求書の自動作成 | 顧客情報、取引の詳細、金額などを入力するだけで、システムが自動でプロフェッショナルな請求書を生成する機能 |
電子メールによる請求書送付 | 作成された請求書を電子メールで簡単に送信できる機能 |
請求書のステータス管理 | 請求書の作成、送付、支払い状況を追跡し、管理する機能 |
データインポート | 会計ソフトや販売管理システムからのデータをインポートし、請求書作成に利用する機能 |
複数形式への変換 | 請求書をPDFやExcelなど、異なるフォーマットに変換する機能 |
【特定の課題・用途・業界に特化した機能】
機能 | 詳細 |
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郵送代行サービス | 電子請求書の印刷と郵送を代行するサービス |
モバイルアクセス | スマートフォンやタブレットからでも請求書を作成、送付できる機能 |
多言語対応 | 異なる言語で請求書を作成し、国際取引に対応する機能 |
API連携 | 他のビジネスツールやシステムとのデータ連携を可能にするAPIの提供 |
カスタマイズ可能なテンプレート | ブランドや業界の特性に合わせた請求書テンプレートのカスタマイズ機能 |
請求書の効率的な作成と管理をしたい場合は請求書の自動作成や電子メールによる請求書送付、リモートワークの推進や他サービスとの連携でさらなる効率化を目指したい場合はモバイルアクセスやAPI連携のあるサービスがおすすめです。
請求書発行システムを導入する際の注意点を確認する
請求書発行システムを導入する際、失敗しないために次の項目も確認しておきましょう。
確認事項 | 詳細 |
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請求書の送付方法はどうなっているか | 主要な取引先がWebやメールでの送付のほか、郵送での送付をしているか確認しましょう。 システムによっては郵送を代行してもらえます。 |
ロゴや印影が請求書に必要か | ブランディングやグループ会社の意向によっては必要なので確認しましょう。 |
取引先や品目の入力補助が必要か | CSVをはじめとしたファイルで一括作成する場合には不要ですが、手入力している場合には確認すると良いでしょう。 |
請求書の内容をCSVで管理しているか | 請求書をリストにもとづいてまとめて作成すれば、数が多くても対応しやすいです。 |
請求書を同一の企業へ定期的に発行する機会があるか | サブスクリプションモデルのように毎月ないし毎年請求が発生する場合には、定期的に発行してくれる機能が便利です。 |
合算請求書を作る機会があるか | 運用により複数の請求書をまとめる機会があるか確認します。 |
請求書以外に合わせて発行したい帳票があるか | 領収書や納品書といった帳票を発行できるシステムもあるため、合わせて効率化すべきか検討しましょう。 |
入金消込のシステムをすでに導入しているか | 入金消込できるサービスがまだないのであれば、請求書の発行や送付と合わせてこの機会に効率化しましょう。 |
請求書の受領において手動でデータ入力や払込をしているか | 数百件以上の請求書を受領している場合、OCRで読み取ったり払込をしたり会計ソフトへ計上したりする機能によって工数を大きく削減できます。 |
ワークフローが必要かどうか | 請求書の発行や送付において上長へ確認が必要な場合には、ワークフローの機能があると便利です。 |
実績の管理が必要かどうか | システム上で実績を管理したい場合には必要な機能ですが、会計ソフトやERPで対応可能なら不要です。 |
電子帳簿保存法への対応を求められているかどうか | ペーパーレスやリモートワークを推し進めるのであれば、あらかじめ電子帳簿保存法への対応も進めておくことをおすすめします。 |
社内で使用している会計ソフトや販売管理システムとの連携は可能か | 会計ソフトをはじめ請求書発行と関連するシステムは、どのツールを使用しているか確認しましょう。 また、Excel・CSV読み込みやAPI連携など、サービスによって連携の仕方は異なるので、あらかじめ連携方法を調べておきましょう。 |
セキュリティ対策は万全か | 財務状況や個人情報を扱う領域のため、どのようなセキュリティ対策が組み込まれているかを確認しておきましょう。 |
サポート体制はあるか | 請求書は入力項目が多く、人によっては慣れるまで使いこなすのが難しい場合もあります。 導入支援やマニュアルの用意、トラブル時のサポートなどが提供されているかを確認しておきましょう。 |
請求書発行システムの料金・価格相場を確認する
請求書発行システムの料金は、月額従量課金タイプか月額固定費用タイプで異なります。また、料金は月額1,000〜50,000円ほどと幅広いのが特徴です。料金は機能の充実度や発行する枚数によって料金が変わります。
そのため、必要な機能と要件が搭載されているサービスの料金を確認しつつ、請求書発行システムの導入に使える予算の確認もしておきましょう。
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おすすめの請求書発行システム
無料で利用できるサービスや中小企業におすすめのサービスなど、各項目でおすすめの請求書発行システムを紹介します。評判・口コミの評価が高いサービスを厳選しました。
無料のおすすめサービス
無料サービスで検討する場合は、請求書を発行できる枚数や登録できる企業の数を選定の軸として選ぶと良いです。無料の請求書発行システムは上記の内容で利用制限があるので、なるべく導入する基準に合ったサービスを選びましょう。
次のサービスは、有料のプランの機能をほとんどそなえつつ50枚の請求書を発行できるため、小規模の企業であれば無料でも使いやすくおすすめです。
請求QUICK - SBIビジネス・ソリューションズ株式会社
- 電子帳簿保存法、インボイス制度に対応
- 入金の消込、督促を一括管理
- 任意の日時で請求書発行できる予約機能
請求QUICKの料金
項目 | 詳細 |
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初期費用 | 0円(税抜)〜 |
月額固定費用 | 0円(税抜)〜 |
月額従量課金 | -- |
無料プラン | ○ |
無料トライアル | ○(3か月) |
請求QUICKの口コミ・評判
中小企業におすすめのサービス
中小企業向けの請求書発行システムを検討する場合は、発行する件数や利用人数によって課金されるサービスのほうがコストを抑えやすい傾向にあります。また、現状の運用に合わせやすいよう、対応しているワークフローや連携可能なサービスも同時に確認しておくと良いでしょう。
次のサービスは1ユーザー月額500円で利用でき、同社の他サービスも導入していればさらに費用を抑えられる点でおすすめです。
ジョブカン見積/請求書 - 株式会社DONUTS
- 売掛残高を自動集計し、得意先ごとの請求状況を可視化
- 帳票作成や送付、入金状況管理などの請求業務を一元管理
- 電子帳簿保存法、インボイス制度に対応
ジョブカン見積/請求書の料金
項目 | 詳細 |
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初期費用 | 0円(税抜)〜 |
月額固定費用 | 2,000円(税抜)〜 |
月額従量課金 | 500円(税抜)〜 |
無料プラン | − |
無料トライアル | ○(30日間) |
ジョブカン見積/請求書の口コミ・評判
請求書発行システムの一覧
個別で紹介できなかったおすすめの請求書発行システムを一覧で紹介します。
- 現在の帳票をもとにデザイン可能
- 請求書以外に納品書・領収書も発行
- インボイス制度と電子帳簿保存法に対応
楽楽明細の料金
項目 | 詳細 |
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初期費用 | 100,000円(税抜)〜 |
月額固定費用 | 25,000円(税抜)〜 |
月額従量課金 | -- |
無料プラン | − |
無料トライアル | ○ |
楽楽明細の口コミ・評判
マネーフォワード クラウド請求書 - 株式会社マネーフォワード
- 見積、請求、納品、領収書の帳票作成に対応
- 売上レポートの自動作成や請求書の自動作成機能を搭載
- 作成した帳票の郵送やメール送付はワンクリックで完了
マネーフォワード クラウド請求書の料金
項目 | 詳細 |
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初期費用 | 無料 |
月額固定費用 | 500円(税抜)~ |
月額従量課金 | -- |
無料プラン | ○ |
無料トライアル | ○(30日間) |
マネーフォワード クラウド請求書の口コミ・評判
- 電子化した請求書にユニークなURLと番号を付与
- 受領した請求書はクラウド上で一元管理
- 電子帳簿保存法やインボイス制度に対応
Bill Oneの料金
100名以下かつ月100件以下の請求書受け取りであれば、初期費用と月額費用が無料。いずれかが超過する場合は要問い合わせ
Bill Oneの口コミ・評判
マネーフォワード クラウドインボイス - 株式会社マネーフォワード
- CSVやPDFで帳票データをアップロードすればワンクリックで送付完結
- Web送付や郵送、メールなど取引先に応じた方法で自動送付
- 請求書の発行、送付はもちろん、受領代行やデータ化もサポート
マネーフォワード クラウドインボイスの料金
項目 | 詳細 |
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初期費用 | -- |
月額固定費用 | -- |
月額従量課金 | -- |
無料プラン | -- |
無料トライアル | -- |
- 請求書のほか、見積書や納品書、領収書などの帳票作成に対応
- 帳票の一括・個別作成から稟議、送付、保存までカバー
- 既存のレイアウトに合わせたカスタマイズが可能
バクラク請求書発行の料金
- 初期費用:要問い合わせ
- 月額費用:30,000円〜(税抜)
invoiceAgent - ウイングアーク1st株式会社
- 帳票の生成から送受信、管理まで一括サポート
- 請求書の送受信を共通の画面でやり取り
- 配信フォルダへのアップロード、PDFの分割、振り分け、配信の自動化が可能
invoiceAgentの料金
項目 | 詳細 |
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初期費用 | 0円〜 |
月額固定費用 | 30,000円(税抜)〜 |
月額従量課金 | 要問い合わせ |
無料プラン | − |
無料トライアル | ○ |
invoiceAgentの口コミ・評判
マネーフォワード クラウド請求書Plus - 株式会社マネーフォワード
- 見積書や請求書の発行から売上計上、消込、債権管理までカバー
- インボイス制度や電子帳簿保存法に対応済
- 申請承認やメール送付などの一括操作が可能
マネーフォワード クラウド請求書Plusの料金
項目 | 詳細 |
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初期費用 | 要問い合わせ |
月額固定費用 | 要問い合わせ |
月額従量課金 | 要問い合わせ |
無料プラン | − |
無料トライアル | − |
マネーフォワード クラウド請求書Plusの口コミ・評判
LinkPrint CLOUD - ティービー株式会社
- 請求書の発行業務と受取業務を一元管理
- アップロードした帳票データから帳票を作成可能
- 請求書や見積書などの標準テンプレートフォームを豊富に搭載
LinkPrint CLOUDの料金
- 初期費用:無料
- 年間利用料金:240,000円〜(税抜)※
※年間の帳票発行数、受取数による料金プラン。
LinkPrint CLOUDの口コミ・評判
奉行Edge 請求管理電子化クラウド - 株式会社オービックビジネスコンサルタント
- 利用中の販売管理システムとPDFやCSV、APIによる連携が可能
- 出力した請求書データと連携し、請求書の電子化から配信まで自動化
- 改正電子帳簿保存法、インボイス制度に対応
奉行Edge 請求管理電子化クラウドの料金
- 初期費用:要問い合わせ
- 月額費用:7,000円〜
奉行Edge 請求管理電子化クラウドの口コミ・評判
- 送信データを自動保存し閲覧や検索が可能
- FAX、ファイル往復便、Web私書箱など複数の配信方法を一元管理
- 全データのウイルスチェックを実施している
@Tovasの料金
項目 | 詳細 |
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初期費用 | 120,000円(税抜)〜 |
月額固定費用 | -- |
月額従量課金 | -- |
無料プラン | − |
無料トライアル | − |
@Tovasの口コミ・評判
OneVoice明細 - 株式会社インボイス
- 帳票の作成と発行はCSVやPDFをアップロードするだけ
- 請求書や領収書、検収書、支払通知書など多様な帳票に対応
- Webからのダウンロードやメール送付、郵送代行、FAXなどの発行方法に対応
OneVoice明細の料金
項目 | 詳細 |
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初期費用 | 100,000円(税抜)~ |
月額固定費用 | 25,000円(税抜)~ |
月額従量課金 | 要問い合わせ※ |
無料プラン | − |
無料トライアル | ○ |
※Web帳票発行件数や郵送代行の有無で料金が変動。
- モバイル端末対応で、出先でもアクセス可能
- グッドデザイン賞を受賞した直観的な操作画面
- 見積・納品・請求書を簡単に作成、郵送できる
MakeLeapsの料金
項目 | 詳細 |
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初期費用 | -- |
月額固定費用 | -- |
月額従量課金 | 600円(税抜)〜 |
無料プラン | ○ |
無料トライアル | ○(30日間) |
MakeLeapsの口コミ・評判
ONEデジInvoice - リーテックス株式会社
- 請求書の作成元情報および原本を確認できるQRコードを請求書に印字
- 請求書作成はテンプレートにもとづき入力するだけ
- インボイス制度、電子帳簿保存法に対応
ONEデジInvoiceの料金
項目 | 詳細 |
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初期費用 | 0円 |
月額固定費用 | 8,000円(税抜)〜 |
月額従量課金 | -- |
無料プラン | -- |
無料トライアル | 要問い合わせ |
EdiGate DX-Pless - 大興電子通信株式会社
- PDF形式だけでなくCVS形式での配信も可能
- インボイス制度や改正電子帳簿保存法にも対応
- EDIサービスとの連携で帳票を自動配信
EdiGate DX-Plessの料金
項目 | 詳細 |
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初期費用 | -- |
月額固定費用 | -- |
月額従量課金 | -- |
無料プラン | − |
無料トライアル | − |
EdiGate DX-Plessの口コミ・評判
- オンラインバンクとデータ連携し、自動で入金消込
- 申請、承認ワークフロー機能あり
- 電子帳簿保存法やインボイス制度に対応
invox発行請求書の料金
項目 | 詳細 |
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初期費用 | 0円(税抜)〜 |
月額固定費用 | 1,980円(税抜)〜 |
月額従量課金 | -- |
無料プラン | ○ |
無料トライアル | ○(無期限、10件まで) |
invox発行請求書の口コミ・評判
- 取引先情報や商談情報、受発注状況を一元管理
- ワンクリックで請求書や発注書などの証憑を作成可能
- 案件ごとに複数の見積や、受注状況などを可視化
freee販売の料金
- スタータープラン:月額3,600円〜
- スタンダードプラン:要問い合わせ
freee販売の口コミ・評判
Scalebase(スケールベース) - アルプ株式会社
- 請求から顧客管理までを一元管理できる
- 契約、割引、支払条件などの個別販売条件も一元管理可能
- 複数商材や従量課金の金額を自動算出し、契約を時系列で保持
Scalebaseの口コミ・評判
- 債権債務と電子取引を一元管理し資金繰りをリアルタイムで可視化
- 作成した見積書、納品書、請求書はワンクリックで一括送信
- 請求管理や債権管理、自動消込などが可能
freee請求書の料金
- 初期費用:要問い合わせ
- 月額費用:25,000円〜
freee請求書の口コミ・評判
セゾンインボイス - 株式会社クレディセゾン
- 円建て債権を対象に請求から回収業務まですべて代行
- 専用のWeb画面に顧客データと取引データを入力するだけ
- 請求書の発行、送付のタイミングを指定可能
セゾンインボイスの料金
- 初期費用:10,000円(税抜)
- 月額費用:0円※
※取引金額の1.5~5.5%の手数料あり。
- 与信審査から入金管理や督促まで幅広く対応
- 請求書発行はインボイス制度に対応
- 登録情報と複数の独自情報をもとに与信判断を実施
Paidの料金
項目 | 詳細 |
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初期費用 | 0円(税抜)〜 |
月額固定費用 | 0円(税抜)〜 |
月額従量課金 | -- |
無料プラン | − |
無料トライアル | − |
Paidの口コミ・評判
電子取引サービス@Sign - 三菱電機インフォメーションネットワーク株式会社
- 請求書や検認文書、契約書などの送受信から保存、確認まで管理
- 簡易ワークフローで取引の進捗状況を管理可能
- 建設業法や電子帳簿保存法などに対応
電子取引サービス@Signの料金
項目 | 詳細 |
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初期費用 | 0円(税抜)〜 |
月額固定費用 | 8,800円(税抜)〜 |
月額従量課金 | -- |
無料プラン | − |
無料トライアル | ○(初回に限り、クーポン発行翌月末まで利用可能) |
電子取引サービス@Signの口コミ・評判
bizform online 配信 - キヤノンマーケティングジャパン株式会社
- 既存システムと自動連携し請求書データをWeb配信
- 得意先の既読状況に応じ催促メールを自動配信
- 電子帳簿保存法とインボイス制度に対応、JIIMA認証取得済み
bizform online 配信の料金
- 初期費用:330,000円(税込)
- 月額費用:55,000円〜(税込)
CollaboOne for Billing - 株式会社フォーバルテレコム
- 見込案件やリースの審査状況を一元管理できる
- 複雑な請求金額の算出を自動化
- 電子帳簿保存法やインボイス制度に対応
CollaboOne for Billingの料金
項目 | 詳細 |
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初期費用 | -- |
月額固定費用 | -- |
月額従量課金 | -- |
無料プラン | -- |
無料トライアル | -- |
BConnectionデジタルトレード - エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
- 請求書のステータス管理可能
- インボイス制度や電子帳簿保存法に対応
- 取引先を巻き込んだ請求書業務の電子化が可能
BConnectionデジタルトレードの料金
項目 | 詳細 |
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初期費用 | 0円(税抜)〜 |
月額固定費用 | 40,000円(税抜)〜 |
月額従量課金 | -- |
無料プラン | ○ |
無料トライアル | − |
BConnectionデジタルトレードの口コミ・評判
SALESGRAM - 株式会社コマースロボティクス
- インボイス制度、改正後の電子帳簿保存法に対応
- 電子支払い通知書の送信が可能
- 1,000件以上※のサブスク請求書を自動作成
※出典:コマースロボティクス「クラウド請求書|無料から使えるSALESGRAM請求 トップページ」(2024年1月11日閲覧)
SALESGRAMの料金
項目 | 詳細 |
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初期費用 | 0円(税抜)〜 |
月額固定費用 | -- |
月額従量課金 | -- |
無料プラン | ○ |
無料トライアル | − |
法人ビリングONE - NTTファイナンス株式会社
- 割引漏れや遊休回線を発見可能
- 経理の支払い処理業務を効率化
- 請求データをさまざまな形式で集計
法人ビリングONEの料金
項目 | 詳細 |
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初期費用 | -- |
月額固定費用 | -- |
月額従量課金 | -- |
無料プラン | − |
無料トライアル | − |
法人ビリングONEの口コミ・評判
ナビエクスプレス - NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社
- 手作業による誤送付や封入ミスを防止
- 大幅な伝達スピードの向上に貢献
- 月々の各種コスト削減を実現可能
Tradeshift - トレードシフトジャパン株式会社
- 請求書発行のほかに入金確認や分析などの機能を搭載
- 100以上※のアプリを必要に応じてカスタマイズ可能
- 注文書を電子請求書にワンクリックで変換
※出典:Tradeshift「Why Tradeshift | Tradeshift」(2024年1月11日閲覧)
Tradeshiftの料金
項目 | 詳細 |
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初期費用 | -- |
月額固定費用 | -- |
月額従量課金 | -- |
無料プラン | − |
無料トライアル | − |
Tradeshiftの口コミ・評判
uconnect - 株式会社unlimited
- リアルタイム粗利管理機能を搭載
- 経理業務の効率化とリアルタイム収益管理
- テレワークでもアクセス可能
uconnectの料金
お試し | 案件・工事業 | 工事業+販売 | 階層型見積・実行予算 工務店向け | |
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月額固定費用 | 無料 | 5,500円 | 8,800円 | 19,800円 |
月額従量課金 | 無制限 | 1,100円/ユーザー | 1,100円/ユーザー | 1,100円/ユーザー |
無料トライアル | 30日間 | 30日間 | 30日間 | 30日間 |
※料金は税込
- 売上見込み、キャッシュフロー予測
- 案件単位の損益管理
- 未請求や未払いを防止するアラート機能が搭載
boardの料金
項目 | 詳細 |
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初期費用 | 0円(税抜)〜 |
月額固定費用 | 980円(税抜)〜 |
月額従量課金 | -- |
無料プラン | − |
無料トライアル | ○(30日間) |
boardの口コミ・評判
INVOY
- インボイス制度と電子帳簿保存法に対応
- 無料で請求書発行
- テンプレートで簡単に帳票作成
帳票クラウドサービス SVF Cloud - ウイングアーク1st株式会社
- 帳票レイアウトとデータを組み合わせて帳票作成
- 電子保管、FAX、メール、印刷機など豊富な出力形態
- パッケージ、クラウドの両方で使用可能
帳票クラウドサービス SVF Cloudの料金
項目 | 詳細 |
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初期費用 | -- |
月額固定費用 | 30,000円(税抜)〜 |
月額従量課金 | -- |
無料プラン | − |
無料トライアル | ○ |
- Salesforceや電子契約と連携
- 従量課金をはじめ多様な料金体系へ対応
- サブスクリプションに特化した管理システム
ソアスクの料金
項目 | 詳細 |
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初期費用 | 100,000円(税抜)〜 |
月額固定費用 | 75,000円(税抜)〜 |
月額従量課金 | -- |
無料プラン | − |
無料トライアル | ○(1か月間) |
ソアスクの口コミ・評判
- 他システム連携で契約後の業務管理も
- 複数の決済手段をクラウド上で管理できる決済連携
- 取引先の周期に合わせて請求書発行を自動化
請求管理ロボの料金
項目 | 詳細 |
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初期費用 | -- |
月額固定費用 | -- |
月額従量課金 | -- |
無料プラン | − |
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請求管理ロボの口コミ・評判
「BOXIL SaaS AWARD Autumn 2024」の受賞サービス
「BOXIL SaaS AWARD(ボクシル サース アワード)」は、SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」が毎年3月4日を「SaaSの日(サースの日)」と定め、優れたSaaSを審査、選考、表彰するイベントです。
今回の「BOXIL SaaS AWARD Autumn 2024」は、2023年7月1日から2024年6月30日までの1年間で新たに投稿された口コミ約16,600件を審査対象としており、計330サービスに、ユーザーから支持されるサービスの証としてバッジを付与しました。
請求QUICK | freee請求書 | MakeLeaps |
Misoca | マネーフォワード クラウド請求書 | ジョブカン見積/請求書 |
楽楽明細 |
【Good Service】:「BOXIL SaaS」上に投稿された口コミを対象に、各カテゴリで総得点の高いサービスに対してスマートキャンプから与えられる称号です。
料金の妥当性No.1 | 楽楽明細 |
初期設定の容易さNo.1 | マネーフォワード クラウド請求書 |
サポートの品質No.1 | 楽楽明細 |
サービスの安定性No.1 | 請求QUICK |
機能満足度No.1 | Misoca |
カスタマイズ性No.1 | Misoca |
お役立ち度No.1 | Misoca |
使いやすさNo.1 | 請求QUICK |
【口コミ項目別No.1】:「BOXIL SaaS」上に投稿された「口コミによるサービス評価」9項目を対象に、各カテゴリ、各項目において一定の基準を満たした上で、最も高い平均点を獲得したサービスに対して、スマートキャンプから与えられる称号です。
>>BOXIL SaaS AWARD Autumn 2024の詳細はこちら
おすすめの請求書発行システム導入支援サービス
選び方やおすすめサービスを見ても、自社に適した請求書発行システムか判断が難しい場合は、導入支援サービスの利用がおすすめです。
導入支援サービスでは、請求書関連の課題をヒアリングし、課題に対応できる請求書発行システムを提案してくれます。
CSアカウンティング株式会社
- 会計・経理・人事サービスをワンストップでご提供
- 安全性、業務品質、継続性、スピードなどを確保
- オーダーメイド型のアウトソーシングも可能
請求書発行システムの口コミ数ランキング
BOXILでまとめている請求書発行システムのレビュー数のランキングを紹介します。サービス選びの参考にしてみてください。
順位 | サービス名 | 料金プラン | 説明文 |
---|---|---|---|
1位 | 楽楽明細 | 25,000円-/月 | 請求書以外では納品書や領収書を発行可能。送付する方法もWebやメール、郵送といった形で帳票の作成と送付に強いサービスです。 |
2位 | Misoca | 8,000円-/年(2名まで) | 個人事業主や中小企業の方を中心に、比較的規模の小さな企業に向けた機能やプランが豊富なサービスです。 |
3位 | マネーフォワード クラウド請求書 | 2,980円-/月(3名まで) | 取引先や品目の自動入力にくわえ、合算請求書の作成など自動化に役立つ機能が多いです。 |
4位 | MakeLeaps | 500円-/月(1人ごと) | シンプルで低価格な料金プランなのが特徴。コストを抑えながらもインボイス制度や電子帳簿保存法に対応できます。 |
請求書発行システムとは
請求書発行システムとは、請求書の作成および発行を効率化するシステムです。見積書や納品書、支払い明細書に対応しているシステムが多く、帳票発行システムと呼ばれる場合もあります。
請求書に関連した業務は、定型的でありながら失敗できないため、システムによって自動化するメリットが大きいといえます。
請求書発行システムについては下記の動画でも解説しているので、ぜひ合わせて参考にしてください。
電子帳簿保存法の改正によって注目されている
2022年1月における電子帳簿保存法をはじめ、近年は帳票の保存にかかわる要件を緩和する法律が整備されています。請求書発行システムへの関心が高まっている大きな理由の一つとして、この電子帳簿保存法の改正にあります。
電子帳簿保存法の改正とは
電子帳簿保存法は、企業が帳簿や関連書類を電子形式で保存することを認める法律です。この法律の改正により、電子請求書の利用がより容易になりました。
具体的には、従来の紙ベースの書類を電子化して保存する際に必要だった税務当局への事前承認が不要になり、電子請求書の発行と受領がよりスムーズに行えるようになったのです。
それだけでなく、2022年の法改正で、電子取引を行った場合の書類に関しては電子取引における電子データ保存の義務化まで実施されました。
2023年12月末までは移行のための猶予期間として認められていましたが、2024年1月1日より完全義務化となりました。
現在でも要件緩和といった新たな猶予措置が整備されているものの、電子データ保存の義務を果たさなくても良い理由にはなりません。
電子化が義務付けられた今こそ、請求書発行システムを導入してみましょう。
>>2022年1月の電子帳簿保存法改正を解説
>>2020年10月の電子帳簿保存法改正を解説
請求書発行システムの導入形式
請求書発行システムを導入する際、主に次の四つの形式があります。それぞれには特徴があり、ニーズに応じて選択することが重要です。
クラウド型
クラウド型のシステムは、インターネットを介してサービスを利用する形式です。サービス提供者が管理するサーバー上でアプリケーションが動作し、ユーザーはブラウザや専用アプリを通じてこれにアクセスします。
この形式の大きなメリットは、初期投資が少なく、導入が容易であることです。また、サービス提供者がシステムのメンテナンスやアップデートを行うため、ユーザー企業側の負担が少ないです。
しかし、インターネット接続に依存するため、接続環境によってはアクセスに影響が出る可能性もあります。
オンプレミス型
オンプレミス型は、企業が自社のサーバーにシステムを設置して運用する形式です。
この形式の最大の特徴は、データの管理やセキュリティが自社で完全にコントロールできることです。大企業やセキュリティにとくに敏感な業種に適しています。
しかし、システムの設置や運用には専門知識が必要であり、コストも高くなりがちです。
インストール型
インストール型は、パソコンやサーバーに直接ソフトウェアをインストールして使用する形式です。
クラウド型と異なり、インターネット接続が不安定な環境でも利用が可能です。また、オンプレミス型と同様に、データの管理やセキュリティを自社で行える利点があります。
ただし、システムの更新やメンテナンスは自社で行う必要があり、そのためのリソースが必要です。また大規模なアップデートがある場合は製品自体を買い直す必要が出てくることもあります。
オープンソース型
オープンソース型は、ソースコードが公開されているシステムを利用する形式です。
この形式の利点は、カスタマイズの自由度が高いことです。特定のニーズに合わせてシステムを調整でき、多くの場合はライセンス料が無料または低コストである点も魅力でしょう。
しかし、導入やカスタマイズには専門的な技術知識が必要であり、サポート体制も自己責任となるため、リソースと専門知識をもつ企業での導入が適しています。
請求書発行システムを導入するメリット
請求書発行システムの導入は、業務効率化、コスト削減、法規制への対応など、多くのメリットをもたらすでしょう。次に、これらのメリットを具体例とともに詳しく説明します。
請求書発行システムのメリットやシステム比較については動画でも紹介しています。記事と合わせてチェックするとシステムのイメージがわきやすくなるためおすすめです。
業務効率化が進む
請求書作成と発行をシステムに任せることで、作業時間の短縮が見込めます。とくに、請求書の郵送が不要な取引先に有効です。また、郵送が必要な取引先でも代行が活用できるのは大きなメリットでしょう。
請求書自体の承認もクラウド上で完了するため、スムーズに対応可能です。また、受け取り側もダウンロードするタイミングが自由なので、郵送時のタイムラグが発生しないこと、紛失時の再発行が容易なこともメリットに挙げられます。
そして、請求書発行システムには、請求書の検索システムも搭載されていることが一般的です。請求書をデータとして管理、検索可能な状態にしておけば、過去の請求書の閲覧が必要になった際もすぐに目当ての請求書を確認できます。
その他、保管やファイリングなどの手間もなくなるので、請求書管理業務に必要な時間の削減につながるでしょう。
人的ミスの排除になる
請求書の作成と管理の自動化により、入力ミスや計算ミスなどの人的エラーが大幅に減少します。
たとえば、システムによる自動計算機能を使用することで、複雑な金額計算のミスを防げます。また、繰り返し発生する請求に対しては、一度設定すれば毎回正確に請求書を生成できるため、間違いによる顧客とのトラブルを避けられるでしょう。
コスト削減効果がある
Excelに代表される表計算ソフトで請求書作成・発行・郵送する従来の方式から、電子請求書発行システムへと切替えた場合、月間300枚の請求書を発行するケースでは、年間84万円ものコスト削減効果があるといわれています。削減されたコストの大部分は業務効率化による時間短縮がもたらす「人件費」であり、それ以外にかかる紙代や郵送費の削減効果も無視できません。
システム連携でさらなるコスト削減も
APIによって基幹システムと連携が可能となれば、請求書の作成と発行をさらに自動化できます。請求業務にかかる人件費を、よりいっそう削減可能です。
ペーパーレスで環境にも優しい
請求書発行システムを導入することで、紙の使用が大幅に削減され、環境負荷も低減します。電子請求書の利用により、紙の消費や印刷に関連するコストと環境への影響を抑えることにつながるでしょう。
リモートワーク支援につながる
クラウド型の請求書発行システムを導入すれば、紙の請求書を必ずしも必要としないので、コワーキングスペースや自宅などさまざまな場所からシステムにログインしての経理業務が可能となります。
紙の請求書を求める企業の場合でも、郵送代行に対応しているシステムを使用すれば、わざわざ出社して請求書の発行作業をする必要もありません。結果として、経理部門や営業部門のリモートワークを促進できます。
チーム間での情報共有が促進される
請求書発行システムを導入することで、チーム間での情報共有が促進されます。
営業担当同士で見積もりを共有したり、経理担当の作成した見積もりを営業担当が外回り中にチェックしたり、過去の見積もりと比較して妥当性を確認したりといった、複数部門間での請求書・見積もりチェックがしやすくなるでしょう。
結果として顧客に誤った見積もりを送るリスクが軽減し、いちいち紙に出力して見積もりを共有する必要もなくなるのは、メリットの一つと言えるでしょう。
法規制への対応がしやすい
請求書発行システムは、税法や商法などの法規制に準拠したフォーマットを提供します。
これにより、企業は法的要件に適合した請求書を簡単に発行できるようになります。たとえば、電子帳簿保存法に対応した電子請求書の生成が可能であり、税務上の規定に違反するリスクを減らせるでしょう。
情報セキュリティが向上する
請求書発行システムは、データの暗号化やアクセス制御などを通じて、情報セキュリティを強化します。重要な財務情報を、物理的に保管されている紙の請求書よりも安全に扱え、顧客データの漏えいリスクを減少させることにもつながるでしょう。
財務状況の管理がしやすい
請求書発行システムは、財務状況をリアルタイムで把握しやすくします。
たとえば、未入金の追跡、売上の分析、キャッシュフローの予測など、財務に関するさまざまなレポートを自動生成できます。これにより、企業はより迅速で正確な経営判断を行いやすくなるでしょう。
請求書発行システム導入によって生じるデメリット
請求書発行システムの導入は多くのメリットをもたらしますが、一方で注意すべきいくつかのデメリットも存在します。
初期費用とランニングコストがかかる
システムの導入には初期設定費用やランニングコストがかかります。
たとえば、オンプレミス型のシステムでは、サーバーの購入や設置、メンテナンス費用が発生します。また、クラウド型サービスであっても、利用料金やアップデート費用が定期的にかかるでしょう。
これらのコストは、とくに小規模な企業にとって負担となることがあります。
システム障害やメンテナンス時は請求書が作れなくなる
システムに障害が発生したり、定期メンテナンスが行われたりすると、請求書の作成が一時的にできなくなる可能性があります。これは、とくに締め日や支払い日が近い場合、業務に支障をきたすことがあるでしょう。
情報セキュリティに関する知識やネットリテラシーが求められる
請求書発行システムの導入に際しては、情報セキュリティの知識とネットリテラシーがとくに重要です。
電子請求書には財務情報や取引先の個人情報といった機密データが含まれるため、これらを適切に扱うためのセキュリティ対策が必要です。たとえば、データの暗号化、アクセス権限の設定、定期的なパスワード変更などが挙げられます。
また、システムの適切な使用には基本的なネットリテラシーが求められます。従業員は、電子メールの安全な扱いや、フィッシング詐欺などのオンライン脅威に対する基礎知識を身につける必要があるでしょう。とくに、情報技術に不慣れな従業員には、システムの安全な利用方法やセキュリティリスクに関する研修を提供することが望ましいです。
従業員の同意を得られない場合がある
新しいシステムの導入は、従業員の抵抗に遭うことがあります。とくに、従来の方法に慣れている従業員は、新システムの学習や適応に消極的な場合もあるでしょう。このため、十分な研修やサポートを提供することが必要です。
請求書発行システムに関連したよくある質問
インボイス制度とは?
インボイス制度とは正式には「適格請求書等保存方式」と呼ばれ、適格請求書発行事業者がインボイス発行することで仕入税額控除を適用できる制度です。インボイス制度について知りたい方はこちらの記事をチェックしましょう。
電子帳簿保存法とは?
電子帳簿保存法とは、貸借対照表や損益計算書といった決算関係書類、請求書や領収書といった電子取引の書類などをデータ保存するための制度です。電子帳簿保存法について知りたい方はこちらの記事をチェックしましょう。
PEPPOLとは?
PEPPOLとは、欧米を中心に利用されている電子インボイスの国際規格です。近年、国内向けの電子インボイスにおける標準仕様を統一しようという動きのなかで、準拠の対象となった規格です。PEPPOLについて知りたい方はこちらの記事をチェックしましょう。
まとめ
請求書発行システムは、業務の効率化や人的ミスの排除、法規制への対応、情報セキュリティの向上、そして環境に優しいペーパーレス運用といった数多くのメリットがあり、業務プロセスの最適化を図りたい方におすすめのサービスです。選定の際は次のポイントに注意して選ぶのをおすすめします。
- コストと利便性のバランス
- セキュリティと信頼性
- 柔軟なカスタマイズ性と拡張性
請求書発行システムのサービスをより深く検討したい方は、サービス資料を請求し比較すると良いでしょう。
BOXILとは
BOXIL(ボクシル)は企業のDXを支援する法人向けプラットフォームです。SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」、ビジネスメディア「BOXIL Magazine」、YouTubeチャンネル「BOXIL CHANNEL」、Q&Aサイト「BOXIL SaaS質問箱」を通じて、ビジネスに役立つ情報を発信しています。
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