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受付システムの比較表【料金・機能・口コミ評判】

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受付システムとは

受付システムとは、企業やオフィスの来訪者対応や内線電話への取次などの受付業務を効率化・自動化するためのシステムです。従来は受付担当者が手作業で行っていた業務を、iPadやタブレット、専用端末などのデジタル機器を活用して自動化します。

来訪者が端末に情報を入力すると、担当者にビジネスチャットツール（SlackやMicrosoft Teamsなど）や電話、メールなどで通知が届き、スムーズな対応が可能になります。

受付システムが普及している理由

受付システムは「来訪者管理システム」「無人受付システム」「自動受付システム」とも呼ばれ、オフィスビルや製造業の工場など、様々な場所で活用されています。

受付システムが普及している理由は、人的コストの削減と業務効率化です。特に中小企業では受付業務だけのために人員を配置することが難しく、効率的な代替手段が求められていました。

また、働き方改革やコロナ禍を背景に、フリーアドレス化やリモートワークが普及し、固定の受付担当者を配置することが難しくなりました。非対面・非接触での対応が可能な受付システムは、こうした現代のオフィス環境の変化にも対応しています。

受付システムの機能

受付システムでできること、利用できる機能は次のとおりです。

基本機能（ほとんどの受付システムに搭載）

機能名	機能詳細
来訪者受付	タブレット画面での受付操作、担当者検索など
来訪通知	Slack・Teams・メールなどへの通知機能
通話連携	内線電話やPBXとの連携による通話機能
QRコード受付	事前発行のQRコードでスムーズな受付
来訪者管理	来訪履歴の自動記録・管理・検索機能

ほとんどの受付システムでは、iPadや専用タブレットなどの端末上で来訪者が操作し、担当者には通知が届き、来訪記録はクラウド上に自動保存されます。

シンプルな来客対応と担当者への取次ぎのみが目的なら、これらの基本機能だけで十分効果を発揮できます。多機能な受付システムも魅力的ですが、自社の運用に必要な機能を見極め、基本機能に絞って選定することでコストパフォーマンスを高められます。

一部の受付システムのみ搭載

機能名	機能詳細
カレンダー連携	Google/Outlookカレンダーと連動した予約管理
会議室予約連携	会議室予約と来訪管理の一元化
セキュリティゲート連携	入退館管理との連携による安全強化
多言語対応	英語・中国語など複数言語での案内
顔認証	来訪者の本人確認強化機能
スマートロック連携	受付完了後の自動解錠機能

セキュリティを重視する場合は顔認証やゲート連携機能があるものを、業務効率化を重視する場合はカレンダーや会議室予約との連携機能があるサービスが適しています。

受付システムのメリット

受付システムを導入することで得られる主なメリットは次のとおりです。

• 来客対応の工数を大幅に削減し業務を効率化
• フリーアドレス対応で固定電話をなくし柔軟なオフィスレイアウトを実現
• 来訪記録の保存と入退館管理によるセキュリティの向上
• 待ち時間短縮と受付手続きの簡略化で来訪者満足度向上
• 人件費や設備費のコスト削減

受付システムのに最大のメリットは「担当者への直接通知」です。従来は受付担当者が内線電話で呼び出し、来訪者を待たせていましたが、受付システムでは来訪者がタブレット操作をするだけで担当者のモバイル端末やPCに直接通知が届きます。これにより対応がスムーズになり、待ち時間も短縮されます。

特にフリーアドレスオフィスでは固定電話での取次が難しいため、SlackやTeamsと連携できる受付システムが効果的です。情報伝達の正確性も向上し、「伝言忘れ」や「取り次ぎミス」を防止できます。また、来訪記録の自動デジタル保存により、紙の管理が不要になりセキュリティ面でも安心です。

受付システムのシェア No.1は「WowDesk」

受付システムの導入に携わった1,723人を対象にBOXILが独自アンケート^※1を実施し、導入した受付システムを尋ねました。

シェアが最も多かったのは、WowDeskで14.51%。その後にラクネコが12.83%、Smart at receptionが11.61%、おくだけレセプションが10.04%、workhub Receptionが9.75%、RECEPTIONISTが6.79%と続きます。

※調査概要：インターネット調査にて受付システムの導入に携わった全国20〜60代の1723人へ実施。本調査の期間は2025年3月7日〜15日。本アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しており、合計が100%にならない場合がある

＞受付システムのシェアや市場規模を詳しく見る
＞受付システムの導入事例を詳しく見る

受付システムの選び方・比較ポイント

受付システムを選ぶ際には、課題と考えるポイントをチェックして、その点をクリアしたサービスを比較するのがおすすめです。まずチェックすべき比較ポイントは次のとおりです。

2つの端末タイプから選択！ iPad型が導入簡単でおすすめ

受付システムの端末タイプは大きく「iPad型」と「専用端末型」の2種類があります。

シンプルな受付業務の効率化が目的なら、コストパフォーマンスの高いiPad型がおすすめです。特に小規模オフィスや導入初期段階では、iPad型で十分な機能が得られる場合がほとんどです。

代表的なiPad型受付システムには、「WowDesk」「ラクネコ」「RECEPTIONIST」「workhub Reception（ワークハブ レセプション）」「などがあります。これらのサービスは月額5,000〜6,000円のプランを提供しているので、シンプルな受付対応のみを求める企業におすすめです。

登録ユーザー数が30名以内であれば、月額3,000円で利用できる「workhub Reception」や「らいきゃくん」もおすすめです。

サービス名	月額料金	登録可能ユーザー数
WowDesk	5,000円〜	100 （100ID以上の契約は別途相談）
ラクネコ	5,000円〜	50 （利用人数によって変動）
RECEPTIONIST	6,000円〜	50 （登録する社員数50名毎）
workhub Reception （ワークハブ レセプション）	3,000円	30名 （50名の場合は4,500円）
らいきゃくん	3,000円	最大30コネクションまで

※月額料金は税抜き価格

iPad型の例「RECEPTIONIST」

セキュリティやシステムの安定性を重視の場合は専用端末型を選ぼう

「iPad型」と「専用端末型」を比較した結果、セキュリティ面やシステムの安定性においては専用端末型が優位性を持っています。

比較項目	iPad・タブレット	専用端末
料金・コスト	◎ （安価～中程度）	△ （やや高め）
導入の容易さ（設置・設定）	◎ （簡単）	△ （設置工事必要）
通知手段の柔軟性	◎ （チャット等豊富）	○ （内線電話主体）
画面カスタマイズ性	◎ （高い自由度）	○ （サービスによる）
拡張性・連携機能（他システム連携）	◎ （API連携容易）	△ （メーカー次第）
故障リスク・安定性	○ （安定性高）	◎ （専用設計で堅牢）

設置に時間がかかるケースが多いですが、セキュリティゲートとの連携や顔認証などの高度な機能が搭載されています。大企業や大規模施設、高度なセキュリティが必要な企業におすすめのタイプです。

セキュリティやシステムの安定性を重視する場合は、「moreReception」や「VisitView」の専用端末型の導入を検討しましょう。

通知先に設定したいサービスで決めよう

受付システムを選ぶ際は、自社のコミュニケーション環境や従業員の働き方に合った通知方法を選ぶことが重要です。通知方法には大きく分けて次の3つの方法があります。

• 内線電話連携
• ビジネスチャットツール連携
• 専用アプリ通知

自社の通信環境や既存ツールを整理したうえで、通知が確実に届く仕組みを持ったシステムを選びましょう。

受付時に内線通話したいならPBXやクラウド電話サービスと連携できるサービスがおすすめ

来訪者との会話を重視した受付対応をしたい場合は、PBX（構内交換機）やクラウド電話サービスと連携できる受付システムが最適です。これらのシステムでは、来訪者がタブレット上で受付操作をすると、担当者の内線電話やスマートフォンに直接電話がつながり、音声で対応できます。

代表的な連携サービスとしては、「Smart at reception」や「Acall」などが多数のクラウド電話サービスと連携可能です。「moreReception」はNTT、NEC、FUJITSUなど、多数のメーカーと連携できるため、既存の電話環境を活かしたい企業に適しています。

特に接客業や対面でのコミュニケーションを重視する業界では、電話連携型の受付システムが顧客満足度向上に貢献します。

サービス名	連携できるサービス	受付端末
Smart at reception	Dialpad UniTalk IZUMO-PBX ConnecTalk	iPad
Acall	Dialpad BIZTEL SmartCloud® Phone VoiceConnect	iPad
moreReception	NTT、NEC、FUJITSUなど、多数のメーカーのPBXと連携	専用端末
アイタッチ	Arcstar Smart PBX	専用端末
MOTPhone受付システム	MOT/TEL	専用端末

＞＞おすすめPBXについて詳しく見る

SlackやChatworkなどで通知を受け取りたいならチャットツール連携できるサービスがおすすめ

普段からSlackやMicrosoft Teamsなどのビジネスチャットを活用している企業には、利用しているツールと連携できる受付システムがおすすめです。

iPad型の主要受付システムなら、基本的にSlackとMicrosoft Teamsの連携に対応しています。それ以外のチャットツールを利用している場合は対応しているサービスを確認しておきましょう。

「Smart at reception」「Acall」「ラクネコ」は主要ビジネスチャット（Slack、Chatwork、Microsoft Teams、LINE WORKS）に対応しているので、おすすめです。

【対応しているビジネスチャット】

対応サービス	Smart at reception	Acall	RECEPTIONIST	ラクネコ	I-FACE	WowDesk	workhub Reception
Slack	○	○	○	○	○	×	○
Chatwork	○	○	×	○	○	×	×
Microsoft Teams	○	○	○	○	○	○	○
LINE WORKS	○	○	×	○	×	×	×
Google Chat	○	○	×	○	×	×	×
WowTalk	×	×	×	×	×	○	×
InCircle	×	×	○	×	×	×	×

セキュリティ重視や来客頻度が多い営業拠点場合は専用アプリがおすすめ

高度なセキュリティ対策が必要な企業や来客頻度が多い営業拠点、では、専用アプリでの通知機能を持つシステムがおすすめです。専用アプリは通知の確実性が高く、来訪者の詳細情報や写真なども確認できるサービスが多いです。

「ラクネコ」の専用アプリ「ラクネコMobile」では、自動音声での通知機能があり、通知を見逃しにくい工夫がされています。「moreReception」や「RECEPTIONIST」も専用アプリでの通知に対応しており、来訪履歴の管理も一元化できます。

自動化範囲を増やすなら会議室やカレンダーと連携できるサービスを

受付システムは会議室予約やカレンダー連携機能があるサービスを選ぶことで、来訪前から来訪後までをシームレスに管理できます。

カレンダー連携機能があれば、OutlookやGoogleカレンダーの予定に来訪者情報を登録するだけで、自動的に受付用QRコードや受付番号が発行され、招待メールとして送信できます。「RECEPTIONIST」や「ラクネコ」では、カレンダー上の予定から自動で訪問者情報を抽出し、受付システムに連携する機能が充実しています。

会議室連携機能では、来訪者が受付を済ませると同時に空き会議室を確認・予約できるだけでなく、「workhub Reception」や「Acall」のようにスマートロックと連携して会議室のドアを自動解錠するサービスもあります。これにより担当者不在時でも来訪者を適切な場所へ案内できます。

デザイン性も重視するならカスタマイズ性を確認する

オフィスの受付は「企業の顔」とも言える重要な場所です。インタビュー調査でも、多くの企業担当者が受付システム選びの際にデザイン性を重視していました。特にブランドイメージを大切にする企業では、受付画面のカスタマイズ性が選定の決め手になっています。

カスタマイズできる主な要素としては、会社ロゴの表示、背景画像や色の変更、ボタンのデザインや配置、表示テキストの編集などがあります。

カスタマイズ性の高い受付システムの対応範囲を比較した結果、「ラクネコ」「Acall」はカスタマイズできる項目が多く、柔軟に設定できるサービスといえます。

カスタマイズ項目	ラクネコ	Acall	RECEPTIONIST	workhub Reception
表示名	○	○	×	×
アイコン	○	○	×	○
フロー	○	○	×	×
背景	○	○	○	×
ロゴ	○	○	○	×
ボタン	○	○	○	×
テキスト	×	×	○	○
色	×	×	○	○

ラクネコの画面デザイン例

ラクネコの画面デザイン例です。ラクネコの場合は表示名やアイコン、背景などのデザインを変更できます。

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おすすめ受付システム比較

おすすめの受付システムを前述の選び方にもとづいて比較して紹介します。紹介するサービスは、スマートキャンプが実施したアンケートでシェアの高いサービスや選び方に沿って判断したサービスです。

WowDesk - キングソフト株式会社

サービス名	WowDesk
月額費用	5,000円
受付端末	iPad
ビジネスチャット連携	WowTalk Microsoft Teams
PBX連携
カレンダー連携	Googleカレンダー Outlook
来客通知方法	ビジネスチャット 音声通知（スマートスピーカー）

キングソフト株式会社が提供するWowDeskは、タブレット1台で完結する受付システムで、「茶の湯の心」をコンセプトにした日本的おもてなしを実現します。WowDeskの最大の特徴は、来訪者の受付操作を動画で記録できる機能であり、これによりなりすましや取り違えを防止し、セキュリティ面での安心感を提供します。

基本的な受付業務はもちろん、事前発行した4桁の受付番号による迅速な受付や、配達・面接など目的別にカスタマイズされたボタンを最大4個まで設置可能。受付完了後は担当者にWowTalkやMicrosoft Teamsで直接通知され、Google Homeなどのスマートスピーカーとも連携して音声でも来客を知らせる機能が他社と差別化できるポイントです。

導入に関してはiPadさえあれば簡単に設置でき、受付画面も企業のイメージに合わせてカスタマイズ可能です。複数来客があった場合の「案内待ちリスト」機能も搭載し、対応漏れを防止します。

GoogleカレンダーやOutlookとの連携により、受付予約をした際に自動でスケジュールに登録される機能も便利です。ただし利用には同社のビジネスチャット「WowTalk」の契約が必要なため、既にSlackやChatworkを使用している企業は連携の互換性を確認する必要があります。フリーアドレスオフィスでチャットツールを活用している企業や、セキュリティを重視する企業におすすめのサービスです。

WowDeskの画面/デザイン

初期費用	0円
月額費用	5,000円〜
受付端末	iPad
ビジネスチャット連携	LINE WORKS Slack Chatwork Microsoft Teams Google Chat オプション機能
PBX連携
カレンダー連携	Googleカレンダー Outlook
来客通知方法	ビジネスチャット 内線電話 外線電話 メール SMS 専用アプリ 音声通知

株式会社プロトソリューションの「ラクネコ」は、iPad専用の受付システムで、QRコード受付によるタッチレス対応と来訪通知の確実性に優れたシステムです。来訪者はQRコードをかざすだけで受付が完了し、担当者にはスマートフォンへの「着信」という形で通知されるため、チャット通知よりも確実に気づける仕組みになっています。

基本機能は豊富で、名刺撮影や手書き入力機能により来訪者の情報入力の手間を軽減し、スムーズな受付体験を提供します。普段利用しているクラウドカレンダーと連携することで、予定入力からQRコード発行、招待メール自動送信までの一連の流れを自動化できる点も他社と差別化できるポイントです。

料金体系もシンプルで、初期費用0円、月額費用は利用人数に応じて5,000円～と明確です。特に50名以下の中小企業向けプランは月額5,000円と導入しやすい価格設定で、30日間の無料トライアルも用意されているため、実際の使用感を確認してから判断できます。

インターホン機能やスマートロック「Akerun」との連携など、必要に応じたオプション機能を追加できる柔軟性も魅力です。QRコードによる非接触受付を重視する企業や、担当者への通知確実性を高めたい企業、特にコロナ禍以降の衛生対策と受付業務効率化の両立を目指す企業におすすめのサービスです。

ラクネコの画面デザイン

初期費用	0円（電話連携利用時は別途）
月額費用	​22,000円
受付端末	iPad
ビジネスチャット連携	LINE WORKS Slack Chatwork Microsoft Teams Google Chat
PBX連携	Dialpad UniTalk IZUMO-PBX ConnecTalk
カレンダー連携	内線通話
来客通知方法	メール チャット ビデオ通話

M-SOLUTIONS株式会社の「Smart at reception」は、大企業を中心に導入実績が豊富なiPad受付システムで、特に複数拠点を持つ企業の一括管理やさまざまな外部システムとの連携に強みがあります。iPadさえあれば大掛かりな工事なしで導入でき、すべてのデータはクラウド上で管理されるため、組織変更や人事異動時も簡単に更新できます。

特筆すべき強みは、電話、メール、Slack、Microsoft Teams、LINE WORKSなどの多様な連絡方法に対応し、担当者ごとに最適な通知手段を設定できる柔軟性です。Dialpadをはじめとする多くのクラウドPBXとも連携可能で、テレワークやフリーアドレスを導入している企業でも来客対応がスムーズに行えます。

来訪者はQRコードをかざすだけで受付が完了し、担当者に直接通知が届くため、受付の取次業務が不要になります。Microsoft 365やGoogle Workspaceなどのカレンダーとも連携し、予定管理と受付を一元化できる点も業務効率化に貢献します。

オプションでkintone連携や入館証印刷連携も可能で、AI検温システムとも連携できるため、受付から来訪後の業務まで包括的に効率化したい企業に適しています。特に複数のシステムやツールを使用している大規模企業やグループ企業が、受付業務をスムーズに統合したい場合におすすめのサービスです。

Smart at receptionの画面デザイン

初期費用	198,000円 ※別途iPadやiPhoneなどの機器費用が必要
月額費用	11,000円
受付端末	iPad
ビジネスチャット連携	オフィスリンク
PBX連携	外線電話
カレンダー連携
来客通知方法

NTTドコモが提供する「おくだけレセプション」は、その名の通り「置くだけ」で導入できるシンプルさが最大の魅力のタブレット型受付システムです。工事不要で設置でき、携帯回線を活用するため内線工事が必要ないという点で、他社サービスと一線を画しています。オフィス移転や働き方の変化に迅速に対応したい企業にとって、このシンプルさは大きなメリットとなります。

操作面においても直感的でわかりやすいユーザーインターフェースが特徴で、来訪者が迷うことなく利用できる点が高く評価されています。タブレットからAIによる案内で担当者を直接呼び出せるため、受付担当者による取次業務が不要になり、人件費などのコスト削減にも貢献します。

国内最大手キャリアNTTドコモが提供するサービスという安心感も大きな強みです。内線電話のような従来型の受付システムからの脱却を図り、先進的な企業イメージの構築を目指す企業に適した受付システムと言えるでしょう。特に、シンプルな受付機能だけを求める企業や、導入の手軽さを重視する企業におすすめです。

おくだけレセプションの画面デザイン

初期費用	—
月額費用	3,000円
受付端末	iPad
ビジネスチャット連携	Slack Microsoft Teams
PBX連携
カレンダー連携	Googleカレンダー Outlook
来客通知方法	ビジネスチャット 外線電話 メール

株式会社ビットキーが提供する「workhub Reception」は、受付からお客様誘導までを完全無人化できる、スマートロック連携に特化した受付システムです。アポイント設定から来訪日程予約メール送付、来訪時の通知まで一気通貫で管理でき、iPadさえあれば初期費用0円、月額3,000円からという低コストで導入できます。

特筆すべき強みは、同社の法人向けスマートロック「bitlock PRO」との連携により、受付完了後に会議室のドアを自動解錠したり、ゲートを開閉したりできる点です。これにより受付応対だけでなく来訪者の誘導まで完全に無人化が可能になります。

来訪者は事前に送られたQRコードをかざすだけでスムーズに受付ができ、担当者にはSlackやMicrosoft Teamsなどのビジネスチャット、メール、またはアプリのプッシュ通知で来訪が知らされます。GoogleカレンダーやOutlookカレンダーとも連携しており、カレンダーに登録するだけで自動的に受付用QRコードを添付したメールを来訪者に送信できる点も業務効率化に大きく貢献します。

受付端末の画面はカラーやアイコン数、表示テキストなど細かくカスタマイズできるため、企業ブランドイメージに合わせた受付体験を提供できるのも魅力です。フリーアドレスを導入していたり、オフィスの自動化を進めたりしている企業に特におすすめのサービスです。

初期費用	—
月額費用	—
受付端末	iPad
ビジネスチャット連携	Slack Microsoft Teams InCircle
PBX連携
カレンダー連携
来客通知方法	ビジネスチャット 外線電話 メール SMS 専用アプリ

株式会社RECEPTIONISTが提供する「RECEPTIONIST」は、11年の受付経験を持つプロが開発した、iPad1台で来客受付を自動化できるクラウドサービスです。

最大の特徴は豊富なビジネスチャットツールとの連携で、Slack、Chatwork、LINE、Microsoft Teamsなど多様なチャットツールと連携し来客通知の設定ができます。アシスタント通知・グループ通知機能もあり、社員ごとにサブの通知先や通知グループを指定できるため、柔軟な受付体制の構築が可能です。

カスタムボタンの階層化機能では、1つのボタンに対して複数のサブカスタムボタンを表示できるほか、ホールディングス機能により複数社のアカウントを1台のiPadにまとめることができるため、シェアオフィスでの利用にも最適です。

GoogleカレンダーやOutlookカレンダーとの連携も容易で、これらのカレンダーと連動してアポイントを登録すれば、QRコードや受付コードを自動で発行できます。同社の会議室予約システム「予約ルームズ」との連携により、受付から会議室予約までをワンストップで管理することも可能です。

サーバー障害に強い設計と通信の完全暗号化によるセキュリティ対策も安心ポイントです。プレミアムプラン以上ではセキュリティゲートや電子錠との連携も可能で、より高度なオフィスセキュリティを実現できます。

RECEPTIONISTの画面デザイン

アイタッチ

受付端末	専用端末
PBX連携	Arcstar Smart PBX
来客通知方法	内線電話 SMS

ABphone株式会社が提供する「アイタッチ」は、あらゆるPBX環境に対応し、企業受付や工場受付を効率化するタッチ式無人受付システムです。最大の特徴は、クラウドPBX、オンプレPBX、マルチPBXなど様々な電話環境で利用でき、PBXがない環境でも「ABphone Connect」サービスにより導入可能な柔軟性です。

受付システムの画面は自社のブランドイメージに合わせて自由にカスタマイズでき、社員から写真を表示して選択できるほか、日本語と英語の切り替えも簡単に行えます。また企業紹介動画やスライドショーも表示可能で、来訪者への情報発信ツールとしても活用できます。

社員情報はクラウドで一元管理されているため、人事異動や組織変更時には管理画面からスピーディに更新でき、複数デバイスとも自動同期。特に専用アプリ「KITAYO」との連携により来訪者の顔写真確認や履歴管理が可能で、セキュリティレベルが大幅に向上します。

来訪者が受付すると、担当者の携帯へ通話やSMSで通知が届くため、席を外していても確実に対応できます。また、複数の担当者への同時通知も可能なため、取りこぼしを防ぎながら迅速な対応ができる点も魅力です。

Face Touch

受付端末	専用端末 iPad専用応答アプリ（PC/モバイル）
ビジネスチャット連携	​prtimes.jp によるテキスト応答＋カメラ映像確認
来客通知方法	外線電話（オプション） 専用アプリ

チームラボの「Face Touch」は、写真から担当者を探せる無人受付システムで、顔写真による直感的な選択と社員プロフィール表示が最大の特徴です。来訪者は担当者の名前や部署を正確に覚えていなくても、顔写真を見て直感的に選択できるため、受付での迷いや不安を解消します。

担当者を選ぶと出身地や趣味などのプロフィール情報が表示され、初対面でも会話のきっかけができ、コミュニケーションが円滑に進みやすいという独自の価値を提供します。この機能は商談や打ち合わせがスムーズに進む効果だけでなく、企業の雰囲気や社風を伝える役割も果たします。

呼び出し機能も充実しており、担当者のPCに通知が届くほか、席を外している場合はメールでも通知。専用応答アプリを使えば来訪者の姿を確認しながらメッセージのやり取りができます。担当者が不在の場合には、事前に設定した転送先に自動で呼び出しが転送される機能も搭載しています。

システムはiPadにも対応しており、小規模オフィスでの導入も容易です。全体的に会社の「顔」となる受付を印象的なものにすることで、企業イメージの向上に貢献する点が他の受付システムと差別化できるポイントです。

デザイン性重視のオフィスや、来訪者とのコミュニケーションを大切にする企業におすすめのシステムです。

受付端末	専用端末
ビジネスチャット連携	Microsoft Teams
PBX連携	NTT、NEC、FUJITSUなど、多数のメーカーのPBXと連携
来客通知方法	内線電話 メール 専用アプリ SMS

富士ソフト株式会社が提供する「moreReception」は、「シンプルでスピーディなおもてなし」と「効率の良い入退館管理」を両立させた無人受付システムです。来訪者はQRコードをかざすだけで受付が完了し、顧客情報や入退館履歴を一元管理できるため、受付業務を大幅に効率化できます。

最大の特徴は設置場所や用途に合わせて選べる豊富な筐体ラインナップと受付タイプです。卓上型、自立型、入館カード発行タイプなど様々な設置環境に対応し、内線通話型、QRコード受付型、入館カード発行型など運用方法に合わせて選択できます。特にタッチレス受付にも対応しており、感染症対策としても効果的です。

来訪通知も充実しており、内線、メール、専用アプリ、ビジネスチャット、SMSなど多様な方法で担当者に通知。さらに来訪者自身が受付確認状況をチェックできる機能も備えており、担当者の対応状況を可視化している点が独自の強みです。

セキュリティ面では既存のセキュリティゲートと連携が可能で、発行した入館カードやQRチケットをゲートにかざして入館できるため、来訪管理だけでなくセキュリティ強化にも貢献します。テナントビルの総合受付としても活用でき、複数の企業を一括管理できます。

受付端末	専用端末
ビジネスチャット連携	Microsoft Teams Slack LINE
カレンダー連携	Google カレンダー Outlook
来客通知方法	内線電話 メール ビジネスチャット

「VisitView」は、来訪予約から受付、入退館管理までを一括管理できる来訪管理システムです。特に大規模施設での運用実績が豊富で、放送局（2万ユーザー規模、1日千名以上の来訪者）や官公庁、流通企業など、セキュリティが重視される環境での導入実績があります。

特徴は「ICカード受付」と「QRチケット受付」の両方に対応している点で、企業のセキュリティポリシーや運用方法に合わせて柔軟に選択できます。入退館ゲートとも連携可能で、発行したICカードやQRチケットをゲートにかざすだけでスムーズな入退館が実現します。

管理Web、来訪予約Web、受付アプリ、無人受付アプリなど、用途に合わせた複数のアプリケーションで構成されており、来訪予約、同行者の登録、来訪承認、入退館処理、通知機能など、受付業務に必要な機能を網羅しています。Microsoft 365予定表（Outlook）やGoogleカレンダーとの連携も可能で、既存のスケジュール管理ツールと併用できます。

複数オフィス（テナント）対応の総合受付機能も特徴的で、大規模なオフィスビルや複合施設での一元管理に最適です。多言語対応（英語）もされているため、外国人来訪者の多い企業にも適しています。

セキュリティと効率性を重視する大規模施設や、複数テナントを持つオフィスビルの管理者におすすめのシステムです。

初期費用	0円
月額費用	3,300円
受付端末	iPad
来客通知方法	専用アプリ

月額3,300円から利用できる低コストなiPad受付システム「らいきゃくん」は、シンプルさと使いやすさを追求した受付ソリューションです。電話工事やビジネスフォンの専門企業が開発したこのシステムは、受付業務の中でも特に負担の大きい内線電話の取次業務をなくすことに重点を置いています。

導入はiPad1台にアプリをインストールするだけという手軽さで、最短1営業日でのセットアップが可能です。社員側はブラウザの拡張機能を利用するだけなので、ITに詳しくない方でも簡単に導入できます。iPad第6世代以降のモデルで動作するため、最新機種でなくても運用できる点も初期コスト削減に貢献します。

来訪者が受付操作を行うと、担当者のデスクトップ画面に直接ポップアップ通知が表示され、「対応可能」か「対応不可能」かをワンクリックで選択できます。また、担当者が不在（オフライン）の場合は、受付画面にその担当者名が表示されない仕組みになっているため、来訪者を無駄に待たせる心配がありません。

受付の待機画面は会社ロゴや社風に合わせた画像でカスタマイズできるため、オフィスの「顔」として企業イメージを効果的に演出できるのも魅力です。特に低コストでシンプルな受付システムを求める中小企業や、初めて受付システムを導入する企業におすすめのサービスです。

受付端末	iPad
ビジネスチャット連携	Slack Chatwork Microsoft Teams
来客通知方法	電話 ビジネスチャット

株式会社アイエンターが提供する「I-FACE」は、銀行からIT企業まで幅広い業種で利用されており、シンプルな操作性と安定した運用が評価されているiPad型受付システムです。

最大の強みは国内外すべてのPBXに対応している柔軟性です。アナログ回線接続では機種を問わず利用可能で、対応機種の確認や調整の煩わしさがありません。クラウド/IP-PBX（SIP接続）にも対応しており、iPadと電源があれば低コストで導入できます。

来訪者の呼び出し方法も3パターン用意されています。「通話パターン」は初めての来訪者も迷わず担当者を呼び出せるシンプルなUI、「チャットパターン」は事前に配布したQRコードや受付番号で担当者にSlack、Teams、Chatworkなどで通知、「通話＋チャットパターン」はアポなし来訪者も対応できる汎用性を備えています。

操作性と運用のシンプルさも特徴であり、導入企業の声を反映したプロトタイピングを繰り返すことで、ストレスフリーな受付体験を実現。「無駄な機能がなく、使用する機能をお客様が選べる」という運用ハードルの低さは中小企業にも導入しやすいポイントです。

初期費用	29,800円
月額費用	8,080円
受付端末	専用端末
PBX連携	MOT/TEL
来客通知方法	内線電話 外線電話

「MOT受付システム」は、タブレット1台で来訪者の受付から社員の勤怠管理までをワンストップで自動化できる多機能受付システムです。最大の特徴は受付と勤怠管理の連携機能で、出退勤の打刻もタブレット一つで完結するため、月末の勤怠集計の手間を削減し、給与計算業務の効率化にも貢献します。

来訪者はタブレットから直接担当者を呼び出すことができるため、取次業務がなくなり効率的です。事前予約のある来訪者には二次元バーコードを発行でき、来訪時にスキャンするだけで情報入力不要でスムーズに受付できます。同社のクラウド電話「MOT/TEL」との連携により、内線が20回線から付属し、受付から社内の電話環境まで一括構築できる点も強みです。

特にテレワークやフリーアドレスに対応しており、iPhone、Android、Windows PCから通話可能なため、担当者は場所を選ばず来客対応ができます。表示言語も「日本語のみ」「英語のみ」「日本語と英語」から選択でき、グローバル環境にも対応しています。

Intelligent Guest Navigator

受付端末	専用端末
来客通知方法	メール

東芝デジタルソリューションズが提供する「Intelligent Guest Navigator」は、オフィスや工場、事業所、物流拠点など様々な場所で活用できる来訪者管理ソリューションで、来訪予約から入退館対応までを一括管理します。従来の紙による受付や有人対応をタブレットやカメラ、プリンタなどを活用して代替し、受付業務を自動化します。

最大の特徴は、Webベースの簡単な予約システムとQRコード認証による入退館管理の組み合わせにあります。来訪予約が完了すると、来訪者にQRコードがメールで自動送信され、来訪時にはそのQRコードをリーダーにかざすだけで入館できます。

導入時には、セキュリティゲートなどの大規模なシステムを一度に入れる必要はなく、まずはソフトウェアとQRコードリーダーのみのミニマムな構成から始められるため、初期投資を抑えられます。また、オフィスビルや工場などのセキュリティレベルに応じて顧客情報を管理でき、来訪者のプライバシー保護にも配慮しています。

会議室システムとの連携も可能で、来訪者をスムーズに案内できるほか、駐車場の予約や使用情報との連携も行えます。既存の受付業務の流れを大きく変えることなく機械化できるため、スムーズな導入が期待できるシステムです。

Acall

受付端末	iPad
ビジネスチャット連携	Slack LINE WORKS Chatwork Google Hangouts Chat Microsoft Teams
PBX連携	Dialpad BIZTEL SmartCloud® Phone VoiceConnect
カレンダー連携	Googleカレンダー Outlook
来客通知方法	内線電話（FaceTimeも可能） チャットツール

「Acall（アコール）」は、iPad一台で来訪者の受付から担当者への通知までを完結させる受付システムで、柔軟なカスタマイズ性と豊富な外部ツール連携が最大の強みです。アポイントがある来訪者はQRコードをかざすだけ、アポイントがない場合は会社名と氏名を入力するだけと、シンプルで使いやすい受付体験を提供します。

通知機能は特に充実しており、Slack、LINE WORKS、Chatwork、Microsoft Teamsなどの主要ビジネスチャットツールに対応しているほか、BIZTELやDialpadなどのクラウド内線電話とも連携できます。通知の見逃しを防ぐ再通知機能やCC通知機能も備わっています。

受付後のフローも自動化されており、連携したラベルプリンターで入館証を印刷したり、セキュリティゲートを解錠したりすることも可能です。さらに、アポイント情報と会議室予約を連携させることで、来訪から会議室案内までの一貫した対応が可能になります。

企業のニーズに合わせたカスタマイズ性も高く、メニューの機能設定からデザインまで自由に変更可能。導入事例では、フロア間の部署移動などが発生した場合にも迅速かつ柔軟に対応できる点が高く評価されています。チャットツールやクラウド電話を既に活用している企業や、受付業務の自動化と来訪者データの詳細な管理を両立させたい企業に最適なシステムです。

BOXIL SaaS AWARD

「BOXIL SaaS AWARD（ボクシル サース アワード）」は、SaaS比較サイト「BOXIL」が毎年3月4日を「SaaSの日（サースの日）」と定め、優れたSaaSを審査、選考、表彰するイベントです。

「BOXIL SaaS AWARD 2025」の受賞サービス

「BOXIL SaaS AWARD 2025」は、エントリー式で審査する「導入事例セクション」と、「BOXIL」上の口コミデータをもとに定量評価する「BOXILセクション」を設けています。部門1位は、各セクションの基準をもとに選考が行われ、部門ごとに最も評価の高いサービスに付与されるものです。なお、その中から選出された総合1位は「Best SaaS in Japan」として表彰されます。

受賞部門	受賞サービス
BOXILセクション受付システム部門1位	RECEPTIONIST

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「BOXIL SaaS AWARD Spring 2025」の受賞サービス

「BOXIL SaaS AWARD Spring 2025」は、2024年中に「BOXIL」上へ新たに投稿された口コミをもとに選出しており、「BOXIL」のカテゴリに準じた部門ごとに計10の称号が付与されます。

Good Service 受賞サービス一覧
RECEPTIONIST

【Good Service】：「BOXIL」上に投稿された口コミを対象に、各カテゴリで総得点の高いサービスに対してスマートキャンプから与えられる称号です。

口コミ項目別No.1 受賞サービス一覧
サービスの安定性No.1	RECEPTIONIST
お役立ち度No.1	RECEPTIONIST
使いやすさNo.1	RECEPTIONIST
カスタマイズ性No.1	RECEPTIONIST
機能満足度No.1	RECEPTIONIST

【口コミ項目別No.1】：「BOXIL」上に投稿された「口コミによるサービス評価」9項目を対象に、各カテゴリ、各項目において一定の基準を満たした上で、最も高い平均点を獲得したサービスに対して、スマートキャンプから与えられる称号です。

＞＞BOXIL SaaS AWARD Spring 2025の詳細はこちら

受付システムの比較ならBOXIL

BOXILでは、上記の受付システムのサービス資料をマイページにて閲覧したりダウンロードしたりできます。請求した資料を使い、チームメンバーや上長へURLにて共有可能です。

また、マイページにてカスタマイズできる比較表にて、料金や機能軸にてサービスを見比べられれば稟議にも役立つでしょう。