大企業向け「PBX」おすすめ12選!選定ポイントと導入のメリット
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- 大企業が抱える通話コストの管理と複雑なシステム運用の課題
- 多拠点間の通話コストが高い
- 内線管理が煩雑で効率が悪い
- 通信システムの拡張性が不足している
- PBXを導入するメリット
- 通信コストの削減
- 一元管理とその他システムと統合が可能
- 柔軟なスケーラビリティ
- PBXを選定する際のポイント
- 自社の通信規模と拡張性を見極める
- コストパフォーマンスに優れているか
- 多拠点間での連携機能が充実しているか
- PBXの機能・料金比較表
- おすすめのPBX12選
- MiiTel Phone
- トビラフォン Cloud
- 楽天モバイル 法人向けサービス
- 03plus
- 楽天コネクト SmaCom
- NICE CXone
- Zoom Phone
- BIZTEL ビジネスフォン
- 3CX
- ひかりクラウドPBX
- iスマートBiz
- Arcstar Smart PBX
- サービス選びは比較して検討しよう
- BOXILとは
大企業が抱える通話コストの管理と複雑なシステム運用の課題
PBXを導入していない大企業が、通話コストの管理と複雑なシステム運用において抱えている課題としては次のようなことが挙げられます。
- 多拠点間の通話コストが高い
- 内線管理が煩雑で効率が悪い
- 通信システムの拡張性が不足している
多拠点間の通話コストが高い
大企業では、多拠点展開や国際的なビジネス展開の問題があり、多拠点間の通話コストが高い傾向にあります。たとえば、国内外の支社間で頻繁に通話を行う場合や、異なるタイムゾーンでの連絡が必要となる場合などは、通話コストの大幅な増加が懸念されます。
さらに、国際通話料金やローミング費用が加算されることで、通信コストが予算を圧迫することもあります。コスト管理が難しく、企業全体の通信費用が予想以上に膨らんでいることが課題として挙げられます。
内線管理が煩雑で効率が悪い
大企業では、従業員数が多く、部署やチームが複数存在するため、内線管理が煩雑で効率が悪い傾向にあります。
たとえば、新入社員の追加や異動に伴う内線番号の変更が頻繁に発生する場合や、複数のシステムを使用して内線管理を行っている場合には、管理の手間が増大し、効率が低下しているケースがあります。
また、内線管理の煩雑さが原因で、IT部門の負担が増加し、他の重要な業務に集中できなくなることも考えられます。
通信システムの拡張性が不足している
大企業では、急速な事業拡大や新規プロジェクトの開始に伴い、通信システムの拡張性が不足している傾向にあります。
たとえば、新しい拠点の開設や従業員数の急増に対応するために、既存の通信インフラを迅速に拡張できない場合やシステムのアップグレードが困難な場合、また、新しい通信技術の導入が遅れる場合などは、業務効率化を妨げる原因となります。
通信システムが過負荷状態になり、通信品質の低下やシステムダウンのリスクが高まります。また、拡張性の不足が原因で、新しいビジネスチャンスを逃す可能性もあります。企業が成長を続けるためには、柔軟で拡張性の高い通信システムの導入が不可欠です。
PBXを導入するメリット
大企業がPBXを導入して得られるメリットは次のとおりです。
- 通信コストの削減
- 一元管理とその他システムと統合が可能
- 柔軟なスケーラビリティ
通信コストの削減
PBXでは、内線通話やVoIP(Voice over IP)が可能なため、通信コストを大幅に削減できます。たとえば、国内外の支社間での通話が無料になることや、インターネットを利用した通話により国際通話料金が削減されることが挙げられます。
さらに、PBXを利用することで、従来の電話回線に比べて通話品質が向上し、通信費用の予測が容易になります。これにより、企業全体の通信コストを効果的に管理し、予算内での運用が可能となります。
また、PBXシステムはスケーラブルであり、企業の成長に応じて柔軟に拡張できるため、長期的なコスト削減にも寄与します。
一元管理とその他システムと統合が可能
PBXでは、通話履歴や内線番号の一元管理が可能なため、管理業務が効率化できます。たとえば、CRMシステムやERPシステムと統合することで、顧客情報や業務プロセスを一元管理し、業務の効率化と情報の共有が容易になります。
営業担当者は顧客とのコミュニケーション履歴を迅速に把握でき、よりパーソナライズされたサービスを提供が可能となります。
また、PBXシステムは他のビジネスアプリケーションとも連携できるため、データのサイロ化を防ぎ、全社的な情報共有が促進されます。これにより、部門間の連携を強化でき、業務プロセスの最適化が図れます。
柔軟なスケーラビリティ
PBXでは、システムの拡張や変更が容易なため、企業の成長や変化に柔軟に対応できます。たとえば、新しい拠点の開設や従業員の増加に伴う内線番号の追加が簡単に行えることや、必要に応じて機能を追加・変更できることが挙げられます。
これにより、企業は急速な事業拡大や市場の変化に迅速に対応が可能となります。また、PBXシステムはクラウドベースのソリューションも提供しており、リモートワークやハイブリッドワーク環境にも対応できます。
これにより、従業員は場所を問わずに効率的に業務を遂行でき、企業全体の生産性向上に寄与します。
PBXを選定する際のポイント
大企業がPBXを選定する際は、いくつかの基準が存在します。代表的な基準について解説します。
自社の通信規模と拡張性を見極める
PBXを選ぶ際には、自社の現在の通信規模と将来的な拡張性を見極めることが重要です。これにより、システムが成長に対応できるかどうかを確認できます。たとえば、現在の従業員数や拠点数に対して適切な容量を持つか、将来的な拡張に対応できる柔軟性があるかを確認しておきましょう。
また、急速な事業拡大や新規プロジェクトの開始に伴う通信需要の増加にも対応できるかを考慮することが重要です。
コストパフォーマンスに優れているか
PBXを選ぶ際には、コストパフォーマンスに優れているかどうかを確認することが重要です。たとえば、初期導入費用が低く、運用コストが抑えられるか、長期的なコスト削減が見込めるかなどを確認しておきましょう。
メンテナンスやサポート費用も含めた総コストを考慮することが重要です。
多拠点間での連携機能が充実しているか
PBXを選ぶ際には、多拠点間での連携機能が充実しているかどうかを確認することが重要です。異なる拠点間でのコミュニケーションが円滑に行えるかを判断できます。
たとえば、国内外の支社間での通話が無料になる機能や、異なるタイムゾーンでの連絡がスムーズに行える機能を確認しておきましょう。
また、ビデオ会議やチャット機能など、多様なコミュニケーション手段が統合されているかも重要なポイントです。
PBXの機能・料金比較表
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おすすめのPBX12選
大企業におすすめのPBXを紹介します。
MiiTel Phone - 株式会社RevComm
MiiTel Phoneは、AIによる音声解析と自動文字起こし機能が利用できるPBXです。MiiTel Phoneは次のような特徴があります。
- Salesforceやkintoneなどの主要SFA/CRMツールと連携可能
- 自動録音や通話のスコアリング機能で業務効率が向上
- リモートワークや在宅勤務にも対応
トビラフォン Cloud - トビラシステムズ株式会社
トビラフォン Cloudは、迷惑電話フィルタや事業者名表示機能が利用できるPBXです。トビラフォン Cloudは次のような特徴があります。
- 自動音声ガイダンス(IVR)や通話録音機能
- 月額3,300円(税込)から利用可能
- kintoneといったCRM、SFAツールとの外部連携に対応
楽天モバイル 法人向けサービス - 楽天モバイル株式会社
楽天モバイル 法人向けサービスは、国内通話かけ放題が無料で利用できるPBXです。楽天モバイル 法人向けサービスは次のような特徴があります。
- データ無制限プランで通信量を気にせず利用可能
- Rakuten Link Officeアプリで簡単に通話やメッセージの送受信が可能
- 導入が簡単で、最短15分でお見積もり・お申し込みが可能
03plusは、固定電話番号をスマホで利用できるため、外出先でもオフィスの電話番号を使えるPBXです。03plusは次のような特徴があります。
- クラウドFAX機能でFAX機器が不要
- 時間外自動応答機能を搭載
- WEB電話帳で連絡先を一元管理
楽天コネクト SmaCom - 楽天コミュニケーションズ株式会社
楽天コネクト SmaComは、初期費用0円で最短5営業日で導入可能なPBXです。楽天コネクト SmaComは次のような特徴があります。
- IVR機能で自動音声応答が可能
- ACD機能で効率的なコールルーティング
- 顧客データ管理機能を搭載
NICE CXone - ナイスジャパン株式会社
NICE CXoneは、AIを活用したオムニチャネル対応が可能なPBXです。NICE CXoneは次のような特徴があります。
- AI「Enlighten」を搭載
- データ分析機能で業務改善を支援
- ワークフォースエンゲージメントマネジメント機能
Zoom Phone - ZVC JAPAN株式会社
Zoom Phoneは、Zoomミーティングとのシームレスな統合が利用できるPBXです。Zoom Phoneは次のような特徴があります。
- AIを活用した通話分析機能
- SalesforceやSlackとのネイティブ統合
- モバイルアプリやデスクトップアプリでの利用が簡単
BIZTEL ビジネスフォン - 株式会社リンク
BIZTEL ビジネスフォンは、CRM連携やAPI連携が容易なPBXです。BIZTEL ビジネスフォンは次のような特徴があります。
- 全通話録音機能を提供
- 最短5営業日で導入可能
- コールセンターやカスタマーサポート業務に最適
3CXは、最大10ユーザーまで無料で利用できるオムニチャネル対応のPBXです。3CXは次のような特徴があります。
- ビデオ会議、ライブチャット、SMS対応
- CRM統合やコールフローデザイナー機能
- ウェブクライアントやモバイルアプリで簡単利用
ひかりクラウドPBX - 東日本電信電話株式会社
ひかりクラウドPBXは、スマートフォンを内線化し、外出先でもオフィスの番号で発着信可能なPBXです。ひかりクラウドPBXは次のような特徴があります。
- 専用アプリで簡単設定
- 多拠点展開に最適でテレワークにも対応
- 初期費用が低く、月額料金もリーズナブル
iスマートBiz
iスマートBizは、携帯電話をビジネスフォンとして内線化できるクラウドPBXです。iスマートBizは次のような特徴があります。
- ご利用中の電話番号をそのまま利用可能
- 共用サーバータイプと専用サーバータイプを選択可能
- 東日本大震災時にも安定稼働の実績
Arcstar Smart PBX - エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
Arcstar Smart PBXは、内線通話が無料で利用できるPBXです。Arcstar Smart PBXは次のような特徴があります。
- Web上で簡単に設定変更が可能
- 多拠点展開している企業に最適
- BYODを導入している企業向け
サービス選びは比較して検討しよう
PBXを選ぶ際は、自社の通信規模と拡張性を見極め、コストパフォーマンスに優れているか、多拠点間での連携機能が充実しているかなどを踏まえて検討することが重要です。
PBXは、次の記事でも詳しく紹介しています。
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BOXILとは
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