2020年7月、ボクシルで資料ダウンロード数が最も増加したカテゴリは?【BOXILマンスリーレポート】
ボクシルでは、前々月と前月における資料請求数をもとに、SaaS市場動向を把握できるBOXILマンスリーレポートを発行しています。
・2020年7月に資料ダウンロード数が最も増加したカテゴリは「ID管理システム」
・在宅環境下のセキュリティがより重要視される傾向に
2020年7月に資料請求数が増加したカテゴリTOP10
2020年6月と比較して、資料請求数が増加したカテゴリとその増加率は次のとおり。増加率が同じ場合は資料請求件数の実績に応じて示しています。
- 1位 ID管理システム 前月比2,800%増
- 2位 データバックアップ 前月比700%増
- 3位 給与明細電子化 前月比400%増
- 4位 パート・アルバイト・インターン採用サイト 前月比375%増
- 5位 債権管理システム 前月比200%増
- 6位 ウイルス対策・不正アクセス対策 前月比200%増
- 7位 顧問紹介サービス 前月比200%増
- 8位 SSO(シングルサインオン) 前月比180%増
- 9位 セキュリティ診断サービス 前月比175%増
- 10位 採用サイト作成 前月比167%増
※小数点以下は四捨五入
2020年7月に資料請求数が減少したカテゴリTOP10
2020年6月と比較して、資料請求数が減少したカテゴリとその減少率は次のとおり。
- 1位 スマホアプリ制作ツール 前月比96%減
- 2位 Web面接システム 前月比92%減
- 3位 アドネットワーク広告 前月比89%減
- 4位 SEOツール 前月比86%減
- 5位 ソーシャルメディア広告 前月比86%減
- 6位 EFOツール 前月比81%減
- 7位 データマイニングツール 前月比80%減
- 8位 ウェビナーツール 前月比76%減
- 9位 福利厚生サービス・代行 前月比69%減
- 10位 中途採用サイト(掲載型) 前月比69%減
※小数点以下は四捨五入
資料請求数から読み取れる市場動向
4月から6月にかけてテレワーク環境下で必要なツールであるWeb会議システムやウェビナーツール、Web面接ツールなどがダウンロードされている傾向にありましたが、7月はそういったツールよりもテレワークにおけるセキュリティが重視されている傾向が資料請求数増加カテゴリーから見て取れます。
注目すべきカテゴリーとしてはデータバックアップや給与明細電子化が挙げられ、テレワークが進んだために浮き彫りになってきた、データ管理体制や書類の配布などの課題に対応できるシステムに今後も注目です。
また、アドネットワーク広告やソーシャルメディア広告といったカテゴリーの資料請求数が減少していることから、広告にかける費用を削減する傾向なのではないかと予測できます。
調査概要
- 期間:2020年6月1日〜30日と2020年7月1日〜31日
- 対象:自然検索経由でボクシル上から資料ダウンロードされたすべてのカテゴリ
次回のBOXILマンスリーレポートの公開は9月2週目を予定しています。
BOXIL マンスリーレポート6月の結果はこちら
※調査結果の引用・転載について
データを引用・転載する場合は、出典を「ボクシルマガジン調べ」と記載してください。編集または加工して利用した場合は、その旨も明記してください。
※編集部追記(2020年9月4日):「2020年7月に資料請求数が減少したカテゴリTOP10」の減少率が誤っていたため訂正いたしました。読者のみなさま、ならびに関係者各位に深くお詫び申し上げます。なおランキングに変更はございません。