納品書発行システムおすすめ9選！機能・選び方│請求書・見積書も

納品書発行システムとは？

納品書は、商品やサービスを提供したことを証明する文書であり、取引の透明性を保証し、双方の記録を正確に反映させる役割を果たします。

納品書を発行するには、表計算ソフトをテンプレートを用いて自作したり、システムを使用したりする方法があります。

ただし、納品書の発行に特化したシステムはほとんど存在せず、「請求書発行システム」が納品書の作成および発行する機能を兼ね備えているケースが一般的です。

そのため、納品書発行をシステムで行いたい場合は、納品書が発行できる「請求書発行システム」を選ぶようにしましょう。

納品書発行システム（請求書発行システム）の選び方

納品書が発行できる請求書発行システムを選ぶ際は、次のような機能や注意点を意識しながら比較検討しましょう。

機能を確認する

納品書が発行できるシステムの主な機能は次のとおりです。

機能	詳細
請求書や納品書の作成	請求書発行システムでは、帳票のテンプレートを用いて簡単に納品書の発行ができます。 ただし、システムの中には請求書に特化しており、納品書の作成に対応していないサービスも存在するため、納品書の作成に対応しているかを確認しましょう。
予約発行や即時発行の設定	事前に納品書や請求書の発行を設定しておき、指定した日時に自動で発行できるほか、必要に応じて即座に発行する機能です。
画像データの押印	納品書や請求書にデジタル署名や社印などの画像データを簡単に追加でき、正式な文書であることを証明できる機能です。
帳票の保管・検索	作成した納品書や請求書をデータで一元保管し、容易に検索できる機能です。
帳票のテンプレート化	新たなテンプレートの作成や編集ができる機能です。

注意点を確認する

納品書が発行できる請求書発行システムは豊富にあるため、選ぶ際は次のようなポイントを押さえて選ぶと比較しやすくなります。

注意点	詳細
クラウド型かオンプレミス型か	クラウド型はインターネット経由でアクセスでき、初期コストが低い傾向にあります。 一方で、オンプレミス型は自社サーバーにシステムを設置するため、カスタマイズ性と安全面に優れていますが、初期費用や運用費用が高額になる傾向があります。
既存システムとの連携ができるか	会計ソフトやCRMなど、すでに使用している他のシステムとの連携やAPI連携ができるか確認しましょう。
予算に合う料金プランがあるか	システムの導入・運用コストは予算内に収まるかを検討し、長期的なコストパフォーマンスも考慮することが重要です。発行枚数による料金プランや定額制プランなどサービスによって料金形態が異なるため、詳細に確認しましょう。

納品書発行システム（請求書発行システム）おすすめ9選

請求書発行システムの中でも、納品書が発行できるおすすめのシステムを紹介します。それぞれの特徴や機能などを解説しているので、請求書発行システム選びの参考にしてください。

＼サービス資料で比較／

• 発行書類の一括作成・個別作成ができる
• レイアウト調整でオリジナルフォーマットの書類も再現
• 閲覧制限・操作権限の設定で複数部署にまたがる利用も可能

バクラク請求書発行は、請求書や納品書など、会社が発行するさまざまな書類を簡単に電子送付できるサービスです。請求書や支払通知書、納品書、見積書など多くの発行書類の作成・送付・保存ができます。さらに、電子請求書への対応ができない取引先に対しても、郵送代行機能を活用することで対応できます。レイアウト調整機能によって、見出し項目や明細項目、自社項目の記載内容はもちろん、配置も含めて普段使っている帳票の再現が可能です。

• 債権債務と電子取引を一元管理し資金繰りのリアルタイムな可視化を実現
• 作成した見積書、納品書、請求書はワンクリックで一括送信
• 請求管理や債権管理、自動消込などが可能

freee請求書は、見積書・納品書など請求書に限らず、さまざまな帳票を作成できるクラウド請求ソフトです。フォームに入力した内容はリアルタイムで書類に反映されるため、プレビューを見ながら簡単に書類を作成できます。また、40種類以上のテンプレート^※の中から要望にあったテンプレートを選べます。さらに自由なフォーマットも作成できるため、紙の請求書フォーマットを完全再現できます。

※出典：freee「freee請求書 - 無料でミスなく、請求書発行」（2024年2月16日閲覧）

• 手作業での郵送やFAX業務を効率化
• 納品書や請求書、出荷指示書、検査成績書など幅広い目的・業界に対応
• 重要・大容量ファイルの送受信・返信が安全かつ確実に行える「ファイル往復便」を提供

@Tovasは、請求書や納品書、注文書などの帳票を電子ファイル・FAX・郵送の方法で届けられる帳票発行サービスです。納品書の発行も含め、各種帳票の電子化により、帳票の発行・送付プロセスを大幅に改善します。ITシステムに不慣れな場合でも操作しやすい設計が特徴です。コクヨならではのセキュアな環境と運用に向けた専任のサポート体制も完備しています。

• 請求書、納品書などの帳票をWeb上で簡単に発行
• 納品書と同時に請求書や検収書その他帳票も電子化
• 取引先への発行タイミングを自由に設定できる

楽楽明細は、請求書や納品書などを自動で取引先まで送付できるクラウド型の請求書発行システムです。納品書・請求書の他にも、発注書や稼働配分報告書、相殺明細書、出入荷明細書、買掛金計上明細書など多数の帳票が発行できます。紙や郵送にかかるコストの削減はもちろん、請求書発行の手間やミスの削減に貢献します。また、電子帳簿保存法やインボイス制度へ対応もしているため、法的要件にも適合しながら業務の効率化を図れます。

• 5種類^※の納品書テンプレートを用意
• 納品書を売上データとして管理可能
• ジョブカン会計への連携もシームレス

ジョブカン見積／請求書は、納品書や請求書を紙に書き込むような感覚で作成・クラウド管理できる請求書発行システムです。納品書は控えあり、控えなしなど、5種類のテンプレートが用意されており、好きな形式の納品書が作成できます。納品書を売上データとしても管理でき、ジョブカン会計への連携も可能です。

※出典：DONUTS「すべての請求業務にスピードとクオリティを！「ジョブカン見積/請求書」」（2024年2月16日閲覧）

• 帳票作成はフォームに沿って入力するだけ
• 複数の納品書から合算請求書を作成可能
• 売上レポートを自動で作成

マネーフォワード クラウド請求書は、見積書データをもとに、納品書、請求書、領収書の流れで書類を変換できるクラウド型請求書ソフトです。得意先や品目などの入力欄を埋めるだけで書類を作成でき、数量の計算や金額の合算は自動対応してくれます。

作成書類のメール送付は、システムからワンクリックで行えるほか、請求書の郵送代行にも対応しています。請求書の発行により、売上データを自動でグラフ化できるため、売上状況の把握もスムーズです。

• 納品書や請求書の発行は画面上からワンクリックで作成・送付
• 出力した請求書データと連携し、請求書の電子化から配信まで自動化
• 改正電子帳簿保存法、インボイス制度に対応

奉行Edge 請求管理電子化クラウドは、請求書業務のDX化を実現し、業務プロセスや発送経費、作業時間を大幅に削減するクラウドシステムです。このシステムは幅広い基幹システムとシームレスにつながり、マスタ連携することなく請求データの取り込みが可能です。また、独自の請求書もデジタルで実現でき、高度なセキュリティのもと電子請求書の発行と受領を可能にします。さらに、納品書や請求書の発行はワンクリックで実行でき、取引先への送付までシステム上で完結できます。

• 納品書、請求書、見積書など9種類^※の書類をクラウド上で作成
• ワンクリックでメール送付や郵送代行が可能
• 銀行口座と連動し自動で入金情報を取得

MakeLeapsは、見積書や発注書、納品書、請求書など9種類^※の書類を簡単に作成し、メール送付や郵送代行が可能なクラウドサービスです。入金管理機能では、銀行口座と連携し自動で入金情報を取得・管理が可能。さらに、承認フローを設定することで、外出先からも申請・承認が可能となり、迅速な決裁と誤送信・改ざん防止に役立ちます。インボイス制度や電子帳簿保存法にも対応しており、安心して導入・使用できます。

※出典：メイクリープス「簡単に使える請求管理クラウドソフト | MakeLeaps（メイクリープス）」（2024年2月16日閲覧）

• わずか1分^※で見積書・納品書・請求書を作成
• 見積書から納品書・請求書への変換が可能
• 帳票の発行・送付はワンクリックかつ自動化

Misocaは、請求書や見積書、納品書を簡単に作成できる請求書発行システムです。テンプレートを用いて帳票を作成できるだけでなく、請求業務の自動化機能により、業務の時間とコストを削減します。スマートフォンやタブレットからもアクセスでき、移動中や外出先からでも業務を進められます。見積書から納品書・請求書への変換、請求書から領収書・検収書の変換もワンクリック操作で簡単に実行できます。会計ソフトとの連携ができるため、経理業務の効率化にも貢献します。

※出典：弥生「請求書作成ソフト - Misoca（ミソカ）でクラウド請求書・見積書発行が無料 - 弥生株式会社【公式】」（2024年2月16日閲覧）

納品書も請求書もシステムでまとめて発行！

納品書の作成や管理が手軽にできる納品書発行システム（請求書発行システム）を活用することで、業務の効率化やヒューマンエラーの削減、法規制への対応などさまざまなメリットがあります。

納品書発行システムのサービスをより深く検討したい方は、サービス資料を請求し比較してみましょう。

請求書発行システムは次の記事でも詳しく紹介しています。