Dropboxの連携サービスを19個厳選してみた | 複合機まで連携させられたら「そりゃあもう神でしょ!!笑」

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クラウドサービスの代表格の一つ「Dropbox」は、世界中で多くの登録者がおり、数あるクラウドサービスの中でもユーザー数が非常に多いサービスです。本記事ではDropboxで連携できるサービスを19個紹介します。導入を検討されている方だけでなく、もうすでにお使いの方も参考にしてみてください。

オンラインストレージには多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
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クラウドサービスの代表格の一つ**「Dropbox」**は、多くの方に利用されています。

Dropboxは、写真、動画、文書データなどのファイルをクラウド上に保存できるクラウド型オンラインストレージサービスです。

人気の理由は、無料で始められる手軽さや、iPhoneやAndroidなどのスマートフォンから使いやすい点にあるでしょう。

利用者が多いからこそ、使いこなせれば“羨望の眼差し!?”

Dropboxは、クラウド上で写真やドキュメント、動画などの各種ファイルを保管できるサービスで、無料版(Basic)と有料版の合計6つの利用料金に分かれています。

Dropboxのプランなどの基本的なサービス紹介については、詳しく紹介しているので割愛しますが、それらに加えて意外と知られていない外部の連携サービスなども使いこなせれば、**「あんた、それはもう神の領域だね!」**と言われるほど、生産性を高めることも夢ではありません。

そこで、本記事では「こんなものまで連携できるの?」という各種の外部連携サービスを19個厳選して紹介します。

これを読めば、Dropboxマスターとして知人や友人の間でちょっとした有名人になれること間違いなしです。

Dropboxマスターに近づくための外部連携サービス一覧

厳選した19の外部連携サービスについて紹介します。まず、一覧表にてどのようなサービスが連携可能か、サービスのカテゴリや利用用途をまとめた一覧表をぜひご覧ください。

最近、個人でも法人でもよく使われているような Slack Chatwork などのコミュニケーションツールに加え、ネットワークセキュリティに関するサービスやデータのバックアップに関するサービスなど、さまざまなカテゴリで便利に連携できます。

外部連携19サービスの一覧表

No.サービス名サービスカテゴリー利用用途
1 Chatwork 社内SNSファイルの共有
2 Slack 社内SNSファイルの共有
3 Salesforce 営業支援・SFAクラウドサービスの外部ストレージ
4 freee会計 クラウド会計領収書や請求書画像の同期
5 eセールスマネージャー 営業支援・SFAクラウドサービスの外部ストレージ
6 kintone 営業支援・SFAクラウドサービスの外部ストレージ
7Trend Micro Cloud App Security™セキュリティ保存データの安全性
8HDE Oneセキュリティ保存データを端末に残さない
9LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版セキュリティ操作ログの管理
10Gmailメールファイルの共有
11FacebookSNSファイルの共有
12 Evernote 業務効率化ファイルの同期・共有
13Simplenote業務効率化メモの共有・同期
14Zohoプロジェクト管理ファイルの同期・共有
15Office (Microsoft 365)データ活用いつ・どこでも資料の編集・共有
16複合機・スキャナ製品(brother工業)データ活用手軽にデータを保存・印刷したい
17WordPressWeb制作・CMSバックアップ、画像の共有
18LAN DISKシリーズデータ保存NASのバックアップ先
19テラステーション TS5000Nシリーズデータ保存NASのバックアップ先

外部連携サービスのカテゴリ別概要

次に、上記の外部連携一覧表を見ただけでは、連携サービスのメリットが実感しにくい方にも分かりやすいよう、各カテゴリの概要を簡単にご紹介します。

なお、サービスごとの紹介は、一覧の通し番号に沿って後述しているので、サービスの詳細については興味のあるところからご覧ください。

保存データを効率よく共有したい

Dropboxに保存しているデータをダウンロードして、さらに添付によって相手に送り、今度は相手にダウンロードをしてもらうという過程を踏むのは正直面倒でしょう。

そこでここでは、Dropboxに保存しているデータを効率よく共有できる外部連携サービスとして、GmailSlackChatworkEvernoteなど代表的なクラウドサービスを取り上げます。

すでに利用しているサービスにも関わらず、これまで連携での利用をしてこなかった方は、ぜひともチェックしてみてください。

データを保存し効率的に活用する

Dropboxの利便性は、何もファイルの共有のみではありません。Dropboxには大量のデータを保存できるため、保存方法やデータ活用の工夫次第で、さらに効率化を進めることができます。

具体的には、スキャナで取り込んだデータの送り先を直接Dropboxに指定できるOffice (Microsoft 365)複合機・スキャナ製品(brother工業)、NASデータのバックアップや社外からの閲覧を可能にしてくれるLAN DISKシリーズテラステーション TS5000Nシリーズがあります。

せっかくの大容量ストレージなので、うまく活用して、業務を効率化しましょう。

ネットワークセキュリティーサービスと連携し安全に利用する

最後に、クラウドストレージでデータを保管・活用すればするほど、やはり気になるのは、セキュリティ対策ではないでしょうか。

セキュリティに関する外部連携サービスとして、Microsoft 365向けに提供されているTrend Micro Cloud App Security™やメール情報漏えい対策のHDE One、IT資産の操作ログ管理を行うLANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版を紹介しています。

外部ストレージ内の安全確保や、端末にデータを残さず、誰がいつファイルを操作したかを把握できるようにすることは、利便性が高まるほど必要な準備と言えます。

各種連携サービス19選の詳細について

ここからは一覧で紹介した個別のサービスについて簡単に紹介しています。BOXILに掲載しているサービスも多いので、気になるものがあれば、 BOXIL で資料請求してみてください。

Chatwork とDropboxを連携することで、Dropboxにファイルがアップロードされた際にChatworkに通知がいくようになります。

そのため、いちいち全員に共有のURLを送ったり、ファイルを追加した旨を伝えたりしなくて済むので、余計な手間を省いてファイルの共有ができます。

Slack

株式会社セールスフォース・ジャパン

Slack と連携することで、DropboxのファイルをSlackにインポートできるようになります。

そのため、Slack上からファイルをアップロードしたり、逆に簡単に共有できたりと、非常に便利です。

また、Slackの利用者にはこちらの記事もオススメです。外部連携サービス約300の中から抜粋で、今日から使える30サービスを紹介しています。よろしければご覧ください。

Salesforce Sales Cloud

Salesforce Sales Cloud と連携することで、Dropboxに保管されているファイルをシームレスに共有・同期できます。

また、直接連携しているので、いつでもどこからでもSalesforce上からDropboxのファイルにアクセスでき、Salesforceのアクセス権限もDropboxに引き継げます。

freee会計 と連携することで、Dropboxの所定のフォルダに保存をしたファイルが、freee会計のファイルボックス(信憑管理機能)へ自動的にアップロードされます。

そのため、大量に画像をアップロードできるようになり、勘定科目や金額、日付を記入する手間を省けます。

esm(eセールスマネージャー) は、営業支援システムで営業に関するデータを保管したり、顧客情報を管理できます。

Dropboxと連携することによって、Dropbox上にある資料などを紐づけて営業報告できるようになり、簡単に活動内容と資料を同時に全員と共有できるようになります。

kintone

kintone と連携することで、Dropboxのファイルとkintoneのレコードを紐づけられるようになります。さらに、kintoneでは扱えないくらいの大容量のファイルを管理できるようになるので、業務の効率・幅が広がります。

Trend Micro Cloud App Security™

Trend Micro Cloud App Security™は、クラウドアプリケーションのセキュリティ強化に特化したサービスです。

安全性を保ちながらも、クラウドサービスの手軽に利用できるメリットを損なわないよう設計されており、不便はありません。

HDE One

HDE Oneは、クラウドセキュリティサービスで、これまでにもSalesforceやGoogle Apps、Microsoft 365での連携で実績を残してきています。

Dropbox以外にも多くのサービスのセキュリティに対応しており、各クラウドサービスへのアクセス制限を一元的に管理できます。

LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版 は、IT資産管理、情報漏えい対策ツールです。

Dropboxと連携することによって、Dropbox上でのログ操作情報を取得できるようになり、精密情報などの漏えい対策を取れるようになります。

Gmail

Google Workspace Marketplaceで提供されているDropbox for Gmailアドオンを使うことで、GmailとDropboxを連携できます。

連携することによって、Gmailの画面から添付ファイルをDropboxに直接保存できるようになったり、逆に共有を簡単に行えるようになったり、大きく手間を削減できます。

Facebook

Facebookと連携することによって、Facebook Messengerでのファイル共有が非常に簡単になります。

iOSまたはAndroid版アプリを利用してどのファイルでも共有できることは大変便利ではないでしょうか。

動画や写真、GIFなどは直接Messenger上で表示されたり、「開く」ボタンを押すだけで、Dropbox上でプレビューしたり保存ができたりと何かと便利です。

こちらも有名どころですが、 Evernote と連携することで、Dropbox上のファイルをEvernoteに自動で同期できるようになります。

みなさんは普段からEvernoteでファイルをやり取りしているでしょうか。その場合、無料版(FREE)だと1か月にアップロードできる容量の上限は250MBで、Dropboxの無料版(2GB)と比べると、かなり少ない容量でやり取りすることになります。

Evernoteに直接ファイルをアップロードすることなく、Dropboxと連携すれば、これまで気にしていた容量を大幅に超えるファイルもスマートに共有できるでしょう。

参照:My Scratch Pad(Twitter : @ichi_tas)
Dropboxを使ってあらゆる情報端末からEvernoteに情報を流し込む方法

Simplenote

Simplenoteはノートをクラウド上(Web上)に保存しておけるクラウドサービスで、Evernoteよりもさらにメモ書きに特化した、デジタル版のブロックメモ帳のようなものです。

ちょっとしたメモを取りたいときに、とても便利です。

マルチデバイス対応で、どの端末からでも瞬時にメモが取れるため、書いた情報をそのままDropboxに連携させて保存しておけば、後でファイル同士の紐づけなどもできるようになります。

Zoho

Zoho Projectsは、ガントチャートやタスク管理、文書共有を容易にしてくれるサービスです。

Dropboxと連携することによって、クラウドとローカルPCとの間におけるファイル同期が簡単にできるようになりました。

ワンクリックで同期できるので、作業効率も上がります。

Office (Microsoft 365)

Office (Microsoft 365)とDropboxを連携することで、OfficeOnlineで行っている作業データ(Word、Excel、PowerPointなど)をシームレスに作成、閲覧、編集、共有が可能になります。

One driveを利用している方も多いと思いますが、同期の速さを重視するなら、Dropboxとの連携もおすすめです。

複合機・スキャナ製品(ブラザー工業)

ブラザーは複合機やスキャナー製品のクラウド連携機能の新たなサービスとして、Dropboxとの連携を追加しました。

これによって、ブラザーの複合機の強みであるファクス機能については、ファクス受信時にデータが直接Dropboxにアップロードされ、外出先でも受信ファクスを確認できるようになります。

WordPress は非常に人気のあるCMSサービスですが、Dropboxと併用することで、さまざまなメリットがあります。

たとえば、BackWPupというプラグインを使うことで、WordPressのバックアップを自動で取れます。最近はWordPressのデータを狙った攻撃もあるようなので、しっかりと対策をとっておくと良いかもしれません。

LAN DISKシリーズ

LAN DISKシリーズとDropboxを連携することで、今まで社内でしか見られなかったNAS内のデータを社外でも閲覧・編集・削除できるようになります。

すでに発売されている製品をご利用の方は、対応製品の場合、最新版へアップロードすることで連携できるようになります。

テラステーション TS5000Nシリーズ

テラステーション TS5000Nシリーズは、3年間の保証期間がある法人向けのNASです。

Dropboxと連携することで、マルチパートアップロード機能により自動でNAS内のデータをバックアップできるようになることから、いざというときでも安心して利用できます。

連携しているサービスの確認方法・解除方法

多くのサービスと連携できるDropboxですが、あまり多く連携していると、どのサービスと連携しているのか分からなくなったり、解除したいサービスが出てきたりすることもあるでしょう。

ここでは、連携サービスの確認方法と連携の解除方法を簡単に紹介します。

1.Web版Dropboxにアクセスし、ログインする

2.画面右上のアカウント欄から設定を選択する

3.タブからセキュリティを選択する

4.セキュリティ欄の下の方にいくと”ブラウザ” “デバイス” “リンク済みのアプリ”が表示される

5.それぞれの右側の✕マークをクリックする

6.これで連携の解除が完了!

Dropboxの連携サービスを19個厳選のまとめ

耳なじみのあるクラウドサービスから、一見連携のイメージのない複合機まで幅広く連携サービスを紹介してきました。

今回取り上げたサービス以外にも連携しているサービスは多くあるので、他にも気になる方はぜひ検索してみてはいかがでしょうか。

連携サービスを利用することで、両方の強みをいかしながら、より効率的に仕事を進めていきたいですね。

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