Google Workspace×J-MOTTO×desknet's NEOを比較 | グループウェア
似ている点が多いグループウェアのGoogle Workspace、J-MOTTO、desknet's NEO。比較すべき項目が多岐に渡り比べるのに苦労している方も多いはずです。本記事では3サービスの違いについて、機能や料金の側面からポイントを絞って比較します。
目次を閉じる
- Google Workspace×J-MOTTO×desknet's NEOの比較表
- Google Workspace×J-MOTTO×desknet's NEOの機能比較表
- Google Workspace×J-MOTTO×desknet's NEOの料金比較表
- Google Workspace(旧:G Suite)とは
- Google Workspace
- Google Workspaceの機能
- Google Workspaceの料金プラン
- Google Workspaceの導入事例
- J-MOTTOとは
- J-MOTTOグループウェア
- J-MOTTOの機能
- J-MOTTOの料金プラン
- J-MOTTOの導入事例
- desknet's NEOとは
- desknet's NEO
- desknet's NEOの機能
- desknet's NEOの料金プラン
- desknet's NEOの導入事例
- Google Workspace×J-MOTTO×desknet's NEOの違い
- J-MOTTO、desknet's NEOの機能は似ている
- J-MOTTO、desknet's NEOの料金体系
- J-MOTTOとGoogle Workspaceが連携可能に
- より多くのグループウェアを比較したい方へ
- BOXILとは
Google Workspace×J-MOTTO×desknet's NEOの比較表
Google Workspace×J-MOTTO×desknet's NEOの機能比較表
Google Workspace、J-MOTTO、desknet's NEOの機能比較表は次のとおりです。どのサービスでも基本的なサービスはおさえているため、比較する際には機能の有無だけでなく使い勝手にまで注目するのをおすすめします。使用感についてはBOXIL SaaSをはじめとした比較サイトで口コミをチェックするとよいでしょう。
Google Workspaceはやや機能が不足しているように見えますが、連携によって補えるほか自作することでカスタマイズの幅が広がるため一長一短だと言えます。なお、機能自体の詳細はこちらの記事にて解説しています。
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Google Workspace×J-MOTTO×desknet's NEOの料金比較表
Google Workspace、J-MOTTO、desknet's NEOの料金比較表は次のとおりです。最安プランにおいては、拡張性の高いGoogle Workspaceがやや高額で、desknet's NEOの廉価版であるJ-MOTTOは低額な印象を受けます。ただし、強みや機能によってコストパフォーマンスは異なるため、低価格なJ-MOTTOが最適とは一概に言えません。
一覧で料金・機能を比較したい方にはBOXILが作成した比較表がおすすめです。各社サービスを一覧で比較したい方は、下のリンクよりダウンロードしてください。
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※ダウンロード可能な資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。
Google Workspace(旧:G Suite)とは
Google Workspace - 株式会社サテライトオフィス
Google Workspace(グーグル ワークスペース) とは、グーグルが提供するグループウェアです。Gmail, Google スプレッドシート、Google ドライブといった単体サービスでも利用される機会の多いシステムです。
>Google Workspaceの事例・特徴詳細などはこちら
Google Workspaceの機能
Googleworkplaceでは、Google カレンダーやGoogle Meatなど、チームでの業務効率向上につながるさまざまなアプリケーションを利用できます。
さらに、管理コンソールやエンドポイント管理といった機能が提供されており、ユーザー管理や2段階認証のほか、画面ロックのような紛失・盗難対策まで強固なセキュリティ対策が可能です。テレワークやリモートワークを導入したい場合でも、安心して利用できるでしょう。
また、Google Workspaceの機能は、汎用的なもの多くを搭載しそれ以外の細かな機能については連携で対応させる形式をとっています。ワークフローやプロジェクト管理については、スプレッドシートおよびアドオンにて適応可能です。また、世界中にて使われているツールであるため、日本人以外でも扱いやすい点が特徴です。
Google Workspaceの料金プラン
Google Workspaceの料金プランは、最安のBusiness Starterで1人あたり734円と高めではあるものの、容量が30GBと多いのが特徴です。また、J-MOTTOやdesknet's NEOと比べると、
Business Starterであっても大半の機能が上位プランと同等である点が強みです。
プラン名 | 月額料金 | 容量 |
---|---|---|
Business Starter | 1人あたり734円 | 1人あたり30GB |
Business Standard | 1人あたり1,360円 | 1人あたり2TB |
Business Plus | 1人あたり1,469円 | 1人あたり5TB |
Enterprise | 要問い合わせ | 調整可能 |
Google Workspaceの導入事例
Google Workspaceの導入事例を見ると、中堅〜大手、ベンチャー企業など企業規模は問わずさまざまな企業から利用されています。Google Workspaceは法人個人を問わず利用ユーザーが多いため、使い方についての情報をインターネットから収集しやすい点は特徴です。
企業名 | 業界 | 企業規模 |
---|---|---|
富士フイルムホールディングス | メーカー | 1,000名以上 |
フジテック | 製造 | 1,000名以上 |
freee | IT・通信 | 50〜300名 |
森ビル | 建築・不動産 | 1,000名以上 |
J-MOTTOとは
J-MOTTOグループウェア - リスモン・ビジネス・ポータル株式会社
J-MOTTO(ジェイモット)とは、「もっと、安く、手軽に、簡単に」をコンセプトにしたグループウェアで、20人で月額3,000円から利用できます。desknet's NEOより価格を抑えて提供されているため、予算を確保しにくい中小企業や敷居が低いクラウドサービスを利用したい企業から支持を集めています。
J-MOTTOの機能
J-MOTTOの機能は、desknet's NEOの廉価版ながらも必要な機能を確実におさえています。スケジュールやプロジェクト管理、安否確認などdesknet's NEOと同様の機能を利用できるほか、オプションでWeb給与明細やWeb勤怠などの独自機能も利用できます。
ただし、J-MOTTO以上に機能がほしい際はdesknet's NEOを検討しましょう。
なお、サービスの利用にあたっては、管理者・ユーザーが利用できる電話・メール・チャットによる無料のサポートセンターがあるため、ツールの利用に不安がある場合でも安心です。さらに、有料となりますが導入サポートも提供されており、初期設定代行や個別セミナーなどを受けられるため、グループウェアの利用がはじめてでもスムーズに導入を進められるでしょう。
J-MOTTOの料金プラン
J-MOTTOの料金プランは10人ごとに料金が追加される形態で、最低で1か月あたり1,666円から利用できます。下記プランの人数に収まらない場合は10人あたり1,200円の追加支払いで人数を拡大可能です。
プラン名 | 月額料金 | 容量 |
---|---|---|
ライトプラン(10人以下) | 1,666円※ | 10名で100MB |
スタンダードプラン(20人以下) | 3,000円 | 20名で200MB |
(オプション)AppSuite - 業務アプリ作成 | 5ユーザーまで1,600円 | - |
(オプション)交通費・経費精算 | 1人あたり100円 | - |
※ライトプランの場合、基本料金「年払い」、超過料金は「月払い」のみとなります。年額20,000円を12か月で割った金額を記載
J-MOTTOの導入事例
サービスコンセプトにあるように、規模で見ると10名〜500名前後の中小・中堅企業で多く活用されています。「価格を抑えて導入したい」「最低限の機能は搭載してほしい」といった企業に適したグループウェアと言えるでしょう。
企業名 | 業界 | 企業規模 | 利用ユーザー数 |
---|---|---|---|
岡山県住宅リフォーム協同組合 | 建築・不動産 | 16名 | 26ユーザー |
藤田光学 | メーカー・小売 | 200名 | 56ユーザー |
ネットマーケティング | 広告 | 106名 | 106ユーザー |
WOWOWコミュニケーションズ | IT通信 | 1,400名 | 351ユーザー |
desknet's NEOとは
desknet's NEO - 株式会社ネオジャパン
desknet's NEO(デスクネッツネオ)とは、J-MOTTO同様にネオジャパンが提供しているグループウェアです。日本企業を中心に使いやすいよう設計されており、ITリテラシーの高くない企業でも導入できます。トップページにあたるポータル機能も特徴です。
>desknet's NEOの事例・特徴詳細などはこちら
desknet's NEOの機能
desknet's NEOの機能は、J-MOTTOより充実しているのが特徴です。Google Workspaceと異なる点としては、日本企業を主なターゲットとしたサービスであるため、日本の商慣習にあった機能を数多く搭載しています。
プラットフォームには信頼性の高いサービスを利用しているほか、IPアドレス制限やBASIC認証といたセキュリティオプションの追加も可能なため、安心して導入できるでしょう。また、desknet's NEOはクラウド版だけでなく、パッケージ版の提供もされており、さらに細かいセキュリティ設定を行えます。
導入後は、電話・メールでのサポートで丁寧なサポートがあり、クラウド版には平日夜間も対応してくれる拡張窓口もあるため、導入後操作方法や手続きなどに迷ったときにも安心です。
desknet's NEOの料金プラン
desknet's NEOの料金プランは、1人あたり400円を基本に、機能を追加する際に費用が追加で発生する形態です。J-MOTTOより容量が多いほか連携をしやすい点が強みだと言えます。
プラン名 | 月額料金 | 容量 |
---|---|---|
desknet's NEO | 1人あたり400円(5ユーザーから利用可能) | 1人あたり1GB |
(オプション)AppSuite - 業務アプリ作成 | 1人あたり320円 | - |
(オプション)ChatLuck - ビジネスチャット | 1人あたり300円 | - |
(オプション)交通費・経費精算 | 1人あたり100円 | - |
(オプション)ウェブ会議 | 1会議室あたり10,000円 | - |
desknet's NEOの導入事例
ディスク容量やオプションも中堅〜大手企業にも対応しているため、J-MOTTOと比較すると少し大きめ企業での導入が目立ちます。また、パッケージ版での導入では「総務省」や「沖縄市役所」といった自治体・官公庁での実績も豊富です。
企業名 | 業界 | 企業規模 | 利用ユーザー数 |
---|---|---|---|
伊藤忠アーバンコミュニティ | 建築・不動産 | 1,968名 | 1,000ユーザー |
愛知産業 | メーカー・小売 | 117名 | 117ユーザー |
テレビ岩手 | 広告 | 230名 | 230ユーザー |
アントワークス | 飲食 | 180名 | 93ユーザー |
Google Workspace×J-MOTTO×desknet's NEOの違い
J-MOTTO、desknet's NEOの機能は似ている
J-MOTTOは運営元のリスモン・ビジネス・ポータル社が、desknet's NEOを開発するネオジャパン社とパートナーシップを組んで提供している、クラウド型のサービスです。そのため、J-MOTTOとdesknet's NEOはほぼ同等の機能を有しています。
desknet's NEOで新規追加された機能は、検証・カスタマイズを実施したうえでいずれJ-MOTTOにも反映されます。ただし、ログイン、管理画面など一部の仕様はJ-MOTTOの独自仕様です。
J-MOTTO、desknet's NEOの料金体系
J-MOTTOとdesknet's NEOの機能は似ていますが、desknet's NEOは1人あたりの利用料金となる一方で、J-MOTTOは10人ごとの料金体系となり、料金体系が異なります。
J-MOTTOは毎月基本料金が発生するものの、1人あたりに換算すると20人の利用で税込165円からと低コストで利用できます。機能や容量よりもコスト面を重視するならJ-MOTTOの利用がおすすめです。
J-MOTTOとGoogle Workspaceが連携可能に
J-MOTTOの運営会社であるリスモン・ビジネス・ポータル社は、2022年1月に、J-MOTTOグループウェアをGoogle WorkspaceとSAML機能によって、連携できるようにしました。これにより、J-MOTTOログイン時に追加の認証機能を利用してセキュリティを強化したり、ユーザー情報の管理を一元化し管理者の手間を削減したりする効果が期待されます。
より多くのグループウェアを比較したい方へ
Google WorkspaceとJ-MOTTO、desknet's NEOを機能や料金にもとづいて比較しました。
それぞれのサービスにおける主な特徴は、下記のとおりです。
- Google Workspace:多言語対応や大容量のストレージのほか、強固なセキュリティ対策が可能
- desknet’s NEO:現場の声を反映した操作画面と日本の商習慣にあった使いやすさが特徴
- J-MOTTO:desknet’s NEOとほぼ同様の機能をさらに低コストで利用できる
グローバル企業やリテラシーの高い企業にはGoogle Workspace、低価格で導入したい企業にはJ-MOTTOの利用が向いています。日本の商慣習にあったサービスを導入したい企業にはdesknet's NEOがおすすめです。
3サービス以外のグループウェアとあわせて比較検討したい際には、次の記事からさらに調査を進めるとよいでしょう。
・グループウェア比較(建設業)
・グループウェア比較(小売業)
・グループウェア比較(製造業)
・グループウェア比較(不動産)
・グループウェア比較(銀行)
・グループウェア比較(保険)
・グループウェア比較(中小企業)
・グループウェア比較(スタートアップ)
次のボタンより各社のサービス資料をダウンロードするとよいでしょう。
BOXILとは
BOXIL(ボクシル)は企業のDXを支援する法人向けプラットフォームです。SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」、ビジネスメディア「BOXIL Magazine」、YouTubeチャンネル「BOXIL CHANNEL」を通じて、ビジネスに役立つ情報を発信しています。
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