大企業向け「人事評価システム」おすすめ7選!選定のポイントと導入のメリット

人事評価システムを導入しようと思っても、種類がたくさんあってどうやって選べばいいの?と迷いますよね。そんな声にお応えして「SaaS導入推進者が選ぶサイト第1位※」のBOXILがおすすめ人事評価システムを厳選。チェックしたいサービスの紹介資料をまとめてダウンロードできます。
⇒【特典比較表つき】人事評価システムの資料ダウンロードはこちら(無料)
※2020年9月実施 株式会社ショッパーズアイ「SaaS比較メディアに関するイメージ調査」より

ボクシルが厳選したおすすめ人事評価システムのサービス資料を無料請求できます。資料請求特典の「完全版比較表」では、価格や細かい機能、連携サービスなど代表的な人事評価システムを含むサービスを徹底比較しています。ぜひ人事評価システムを比較する際や稟議を作成する際にご利用ください。
目次を開く
大企業で活用できる人事評価システムの機能
人事評価システムとは、評価シートの作成や目標・進捗管理、データ分析などの人事評価情報を一元管理し、人事評価業務を効率化・自動化するシステムのことです。
人事情報管理や目標・進捗管理、評価シートの作成・管理、評価・分析などの機能があります。
大企業では、評価制度を変更する際のシート更新の手間を削減したり、評価入力や甘辛調整に手間がかかるといった課題を解決できたりします。
人事評価システムの機能をさらに詳しく知りたい場合は、こちらの記事を参照ください。

大企業が抱える人事評価の課題
人事評価システムを導入していない大企業が人事評価で抱えている課題についてまとめました。あなたの企業でも同様の課題を抱えていれば、大企業向けの人事評価システムで解決できる可能性があります。
評価制度を変更する際のシート更新が煩雑
大企業では、評価項目や評価基準が複雑になりがちです。そのため、評価制度を変更するたびに、評価シートの項目追加や変更が必要となり、人事担当者の負担が大きくなります。
また、紙媒体での運用だと、変更した評価シートを全従業員に配布する手間も発生します。
評価入力や評価者による偏り調整に手間がかかっている
大企業では、評価対象となる従業員数が多いため、評価者の評価入力や評価結果の集計・分析に時間がかかります。また、評価の厳しさにばらつきが生じる問題(評価者による偏り)が発生しやすく、
人事担当者は評価の適正化(評価分布の調整やガイドラインの適用)に多くの時間を費やしています。
評価結果の集約や分析に時間や手間がかかる
従業員数の多い大企業では、評価結果の集計・分析に時間や手間がかかりがちです。
書類やメールなど手作業で評価を回収する場合、人数が多いほどデータ入力や集計、分析に時間がかかり、効率が低下してしまいます。さらに、紛失や盗難、記入漏れなどが発生するといった問題点も生じやすくなります。
大企業の課題を人事評価システムで解決できる理由
大企業では、「評価制度変更のシート更新が煩雑」「評価入力や甘辛調整に手間がかかる」などの人事評価業務に関する課題があるものの、人事評価システムを使えばそれらの課題も解決できます。
大企業で起こりがちな課題を解決できる理由について、人事評価システムの機能や詳細とともに説明します。
人事評価制度を変更する際のシート更新が簡単にできる
人事評価システムでは、フォーマットを使って評価制度のシート更新を簡単な操作で行えるため、大企業で起こりがちな「評価制度変更時のシート更新が煩雑になる」といった課題を解決できます。
多くの人事評価システムは360度評価やMBO、OKRなどさまざまな評価方法に対応しており、評価シート作成機能を使って社内の評価制度に適したシートを作成し、配布や回収・集計までシステム上で行えます。そのため、紙で変更後のシートを配布する手間もかからず、効率化が可能です。
評価入力や甘辛調整が容易に行える
人事評価システムでは、パソコンやスマートフォンから簡単に評価を入力でき、甘辛調整も簡単に行えるため、大企業で起こりがちな「評価入力や甘辛調整に手間がかかる」といった課題を解決できます。
評価を入力すると項目の自動計算を行い労力や時間を削減しつつも迅速な評価が可能になるほか、全体の評価を一覧で可視化しながら甘辛調整が可能です。そのため、評価の公平性を確認しやすくなり、公平で納得感をもってもらえる評価の運用につながるメリットもあります。
評価結果の集約や分析を自動化できる
人事評価システムでは、評価結果をリアルタイムで集計し、評価分布の可視化や個別のフィードバック分析が可能です。
AIを活用した評価傾向の分析機能を搭載しているシステムもあり、過去の評価データと比較して評価の偏りや傾向を把握することができます。
他にも、未提出者へ自動でリマインドメールを作成し一括送付する機能や進捗管理、記入漏れやミスの一括修正依頼機能なども、担当者による個別対応の必要がなくなり手間を削減できるため課題解決に役立ちます。紙ベースやメールによる回収のように、評価データの紛失や盗難などを心配する必要もありません。
大企業が人事評価システムを導入するメリット
大企業が人事評価システムを導入して得られるメリットは次のとおりです。
評価シートの調整が容易
人事評価システムを導入することで、評価シートの項目や様式をシステム上で簡単に変更できます。評価制度の変更や組織改編など、状況に応じて柔軟に評価シートを調整できるため、人事担当者の負担を軽減可能です。
また、評価シートのデジタル化により、紙媒体での運用に伴う印刷や配布の手間も削減できます。
甘辛調整機能を搭載している
多くのシステムには、評価者間の評価のばらつきを調整する「甘辛調整機能」が搭載されています。この機能を活用することで、評価者による評価の偏りを是正し、より公平で客観的な評価を実現できます。
また、評価結果の集計や分析も自動化されるため、人事担当者は評価調整にかかる時間を大幅に短縮可能です。
大企業が人事評価システムを選定する際のポイント
大企業が人事評価システムを選定する際は、いくつかのポイントが存在します。代表的なポイントについて解説します。
自社の人事評価制度に対応できるシステムを選ぶ
大企業では、独自の評価項目や評価基準を設定しているケースが多く見られます。そのため、自社の人事評価制度に合わせた柔軟なカスタマイズが可能なシステムを選ぶことが重要です。
評価項目や評価基準の変更にも対応できるシステムであれば、人事制度の改定にもスムーズに対応できます。
導入目的に合った機能を備えているか
人事評価システムには、目標管理機能や360度評価機能、コンピテンシー評価機能など、さまざまな機能があります。課題や導入目的に合わせて、必要な機能を備えたシステムの選定が大切です。
たとえば、人材育成に力を入れている企業であれば、目標管理機能や1on1機能が充実したシステムを選ぶとよいでしょう。
組織体制の変化に柔軟に対応できるか
大企業では、M&Aや事業再編など、組織体制が頻繁に変化することがあります。そのため、組織変更や従業員数の増減にも柔軟に対応できる拡張性の高いシステムを選ぶことが重要です。
アラカルト式に利用機能を選択できるサービスであれば、必要なときに必要な分だけ機能を追加できるため、組織の変化に合わせた柔軟な対応ができます。
使いやすいシステムか
人事評価システムは全社員が使用するシステムであることに加え、大企業では多くの従業員がシステムを利用するため、使いやすさや操作性を重視して選定することも大切です。
たとえば、直感的に操作ができるか、シンプルなデザインでわかりやすいインターフェースかどうか、評価入力がしやすいかどうかなどを確認しましょう。デスクワーク以外の従業員がいる場合は、モバイルに対応しているものだと便利です。無料トライアルで実際に操作を確認したうえで導入するとよいでしょう。
規模に合った機能があるか
人事評価システムは、大企業向けか中小企業も対応しているものかどうかで、機能が異なる場合もあるため、企業規模に合った機能があるかどうかも確認が必要です。
たとえば、大人数の評価シートを一覧表示したりソートをかけたりできるか、未提出や入力漏れを自動でチェックし手間を削減できる機能があるかなど、多人数の評価を効率的に行えるかどうかを確認することが重要です。
グローバル対応しているか
海外拠点や多様な国籍をもつ従業員がいる大企業の場合は、グローバル対応が可能かどうかも確認しましょう。
たとえば、豊富な言語に対応しているか、さまざまな母国語の従業員とコミュニケーションが取れるよう、多言語で評価シートやレポートを作成できるかなどを確認しましょう。
おすすめ人事評価システムの比較表
【特典比較表つき】『人事評価システムの資料11選』 はこちら⇒無料ダウンロード
一覧で料金・機能を比較したい方にはBOXILが作成した比較表がおすすめです。各社サービスを一覧で比較したい方は、下のリンクよりダウンロードしてください。
【特典比較表つき】『人事評価システムの資料11選』 はこちら⇒無料ダウンロード
※ダウンロード可能な資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。
大企業におすすめの人事評価システム7選
大企業におすすめのクラウドサービス(SaaS)で利用できる人事評価システムを紹介します。ニーズに合ったサービスの比較検討に活用してみてください。
カオナビは、人的資本経営や人事・労務DXの推進をサポートする人事評価システムです。
評価制度をドラッグ&ドロップで自由に再現できる評価フォームカスタマイズ機能のほか、直感的な操作で評価バランスを調整できる甘辛調整機能が搭載されているため、評価の調整も効率的に行えます。大企業だけではなく、規模や業種を問わず広く導入されており、直感的な操作で人事評価業務を効率化したいならおすすめのサービスです。他にも、カオナビには、次のような特徴があります。
- 既存の評価シートを再現できる
- MBOやOKR、コンピテンシー、360度評価の運用に対応できる
- スキルマップの作成で経験や資格を可視化
タレントパレット - 株式会社プラスアルファ・コンサルティング
タレントパレットは、人事に必要な機能を豊富に搭載している人事評価システムです。
現状運用している評価シートをクラウドへ反映し簡単に人事評価をシステム化できるほか、直感的な操作で実施できる甘辛調整機能が搭載されており、面倒な操作を省き担当者の負担を軽減できます。大企業だけではなく、サービス・学校法人・ITなどさまざまな業種や規模の企業に入されており、簡単に評価をシステム化し、業務を効率化したいならおすすめのサービスです。他にも、タレントパレットには、次のような特徴があります。
- MBO・コンピテンシー・OKR・360度評価に対応
- 評価者の傾向を分析できる
- 昇格前後の人数や等級構成の変化を表やグラフで確認できる
SmartHRタレントマネジメント - 株式会社SmartHR
SmartHRタレントマネジメントは、人事評価や従業員サーベイなどに対応したタレントマネジメントシステムです。
制度に合わせて柔軟にカスタマイズできる評価シートのほか、評価分布を一覧化して評価入力後の甘辛調整を簡単に行える機能が搭載されているため、評価業務の効率化に役立ちます。誰でも負担なく使えるインターフェースも特徴で、大企業だけではなく、小中規模の企業にも業種を問わず広く導入されており、学習コストを抑えて業務効率化したいならおすすめのサービスです。他にも、SmartHRタレントマネジメントには、次のような特徴があります。
- 誰がいつまでに評価するかを画面上でチェックできる
- 評価シートは項目ごとにアクセス・編集権限を柔軟に設定できる
- 現在の評価制度に沿ったワークフローを設定できる
HRBrain - 株式会社HRBrain
HRBrainは、労務管理やタレントマネジメントができる人事評価システムです。
項目を自由に追加編集できる豊富な評価テンプレートが用意されており、初期の導入工数を軽減しながらも、今までの評価シートを大幅に変更せず運用を継続できます。大企業だけではなく、官公庁やベンチャー企業でも広く導入されており、豊富なテンプレートで柔軟な評価シートを構築・運用したいならおすすめのサービスです。他にも、HRBrainには、次のような特徴があります。
- スタイルに合わせて必要なサービスのみを選択できる
- 評価シートや評価ワークフローを柔軟にカスタマイズできる
- OKR、MBO、加点シート、1on1などテンプレートが豊富
COMPANY 人事管理システム - 株式会社Works Human Intelligence
COMPANY 人事管理システムは、人事労務を網羅的に管理できる人事評価システムです。
Excelでの一括取り込みによる評価入力が可能な機能や、評価結果の分布状況を自動作成する機能など大規模企業の評価運用を効率化できる機能が搭載されています。評価シートやワークフローを自由に定義でき、評価制度の変更にも迅速に対応が可能です。さまざまな業種・規模の大企業に多くの導入実績があり、大企業での評価運用を確実に効率化したいならおすすめのサービスです。他にも、COMPANY 人事管理システムは次のような特徴があります。
- 目標管理や業績評価、能力評価、多面評価に対応
- Excelデータの一括インポートが可能
- 任意の集計軸で評価分布状況を自動集計できる
HR-Platform - フォスターリンク株式会社
HR-Platformは、Excelで管理する評価業務をクラウド上に移管できる人事評価システムです。
評価シートの配布・回収・督促や甘辛調整、ステータス管理、面談記録や観察メモなど評価に関連する情報を集約するさまざまな機能が搭載されており、評価業務にかける時間と労力を削減できます。大企業だけではなく、さまざまな業種・規模の企業で広く導入されており、必要なデータを集約・一元化しExcel管理から脱却したいならおすすめのサービスです。他にも、HR-Platformは次のような特徴があります。
- 現在の評価シートや評価フローをシステム上で再現可能
- 人事評価の進行ステータスを可視化
- 制度設計やシート設計のコンサルティングプランあり
WiMS/SaaS人事考課システム
WiMS/SaaS人事考課システムは、テレワークや在宅勤務にも有効なクラウド型の人事評価システムです。
豊富な人事評価テンプレートを提供し独自の評価シートデザインが可能なほか、評価シートの配布・収集を自動化し、進捗を一覧で確認できる機能が搭載されており、業務を効率化できます。成長企業からグローバル展開する大企業まで業種を問わず幅広く導入されており、人事考課のフローを効率化しコア業務の時間を創出しならおすすめのサービスです。他にも、WiMS/SaaS人事考課システムは次のような特徴があります。
- コンピテンシー評価、 MBO 評価など、幅広い評価制度に柔軟に対応
- 大企業の評価制度に合わせたワークフロー設計や、評価シート提供を行う
- 未提出者、未考課者などをリストで一覧化し、進捗をリアルタイムで確認できる
大企業向け人事評価システムで評価運用を効率化しよう
人事評価システムは、評価シートの作成や配布・回収・集計などをシステム上で完結できるため、大企業で評価運用の煩雑さで悩んでいる場合は、業務にかける手間や時間を削減し効率化が可能になるためおすすめです。
それだけでなく、人事評価システムは規模に関係なく公平な人事評価が可能になり、従業員のモチベーションアップや離職率の低下につながるメリットもあるため、組織全体の活性化につながります。
人事評価システムを選ぶ際は、自社の状況に合った機能が備わっているか、導入目的に合った機能があるか、組織体制の変化に柔軟に対応できるかなどを踏まえて検討することが重要です。あわせて各サービスの口コミも見ておくとよいでしょう。
人事評価システムは、次の記事でも詳しく紹介しています。


ボクシルが厳選したおすすめ人事評価システムのサービス資料を無料請求できます。資料請求特典の「完全版比較表」では、価格や細かい機能、連携サービスなど代表的な人事評価システムを含むサービスを徹底比較しています。ぜひ人事評価システムを比較する際や稟議を作成する際にご利用ください。