費用が安いMAツールおすすめ5選!料金相場や選ぶ際の注意点
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MAツールの費用相場
MAツールそのものにかかる費用は「初期費用」と「月額利用料」の2つに分かれています。また、必要に応じて依頼するとコンサルティング費用が発生します。
それぞれの費用相場は次のとおりです。
内訳 | 費用相場 |
---|---|
初期費用 | 0円~300,000円 |
月額利用料 | 10,000円~500,000円 |
導入コンサルティング費用 | 100,000円~ |
運用コンサルティング費用 | 10,000円~ |
MAツールの費用は高額になればなるほど機能が多かったり、同時に使用できるユーザーが増えたりするなど、できることが増えていきます。反対に、無料で始められるオープンソースのMAツールもあるため、費用を抑えたいなら無料ツールも手段の1つです。
MAツールは必ずしも高額で機能が多いツールを利用すれば成果が出るものではありません。機能がシンプルであっても使いやすいMAツールの方が定着し、成果につながりやすいケースはあります。
したがって、必要とする機能を吟味し、自社に合ったMAツールを導入することが大事です。
MAツール導入にかかる費用の内訳
MAツール導入にかかる費用の内訳は次のとおりです。
- 初期費用
- 月額利用料
それぞれ詳しく解説します。
初期費用
MAツールの導入時に発生する費用です。費用相場は幅広く、0〜300,000円が一般的です。
MAツールの初期費用が高いものは「機能が豊富」「同時に利用できるユーザーが多い」「連携できる外部システムが豊富」といった特徴があります。
初期費用が0円で利用できるオープンソースのMAツールもあるため、導入費用を抑えたいなら無料ツールを検討するのもいいでしょう。しかし、初期費用が0円のMAツールはサポート体制の整っていないケースがあるため、注意が必要です。
月額費用
毎月発生するMAツールの利用料です。費用相場は0円~500,000円が一般的です。月額費用は月々の固定型であるサブスクリプションと、人数に応じて費用が変わる従量課金制の2種類があります。
機能が少ないMAツールほど費用が安いケースは多くなりますが、従量課金制は利用料に応じて費用が変わります。そのため、使いすぎると結果的にランニングコストが高くなってしまう点に注意が必要です。
また、必要な機能をオプションとして追加した場合は、月額費用に加算されるケースが多くなります。
導入コンサルティング費用
導入コンサルティング費用はMAツールを導入して、実際の業務に利用できるように仕組みを構築したり、カスタマイズしたりする費用です。費用相場は数十万円~数百万円ほどになります。
たとえば、「機能が多くて使いこなせない」「機能を追加したいけれど、方法がわからない」といった場合に、導入やカスタマイズの手助けを受けられます。
導入につまづいてしまい、業務に利用できない場合は、費用をかけてでもコンサルティングを依頼するといいでしょう。
運用コンサルティング費用
MAツールを効果的に運用できていない際に利用するコンサルティング費用です。費用相場は数万円~数十万円ほどになります。
たとえば、MAツールを導入しただけの状態になってしまい、PDCAサイクルを回せていない場合はコンサルティングを依頼するといいでしょう。
注意点は導入コンサルティング費用と違い、コンサルティングを受けている間は毎月料金が発生することです。ランニングコストになるため、コンサルティングのために予算を確保したり、必要がなくなったら忘れずに解除したりすることが重要です。
費用が安いおすすめMAツール
MAツールの中でも一般相場と比べて費用が安いMAツールを紹介します。費用が安いだけでなく、必要な機能も揃えているMAツールを紹介しているため、導入の参考にしてください。
HubSpotは、マーケティング、営業、カスタマーサービスの業務を一元化するための機能を搭載したカスタマープラットフォームです。
AIを使ったマーケティングツールであるため、キャンペーンを自動化したり、コンテンツの生成を自動で行ってくれたりします。時間のかかる業務をAIが行ってくれるため、業務の効率化が可能となり、顧客と向き合う時間を作れます。
無料プランがあるため、MAツールがどのようなものか確認が可能です。
Marketing Cloud Account Engagement (旧 Pardot) - 株式会社セールスフォース・ジャパン
Marketing Cloud Account Engagement (旧 Pardot)は、AI機能を搭載したB2B向けのMAツールです。複雑なプログラミング知識なしで、動的でパーソナライズされたメールジャーニーとLPの制作ができます。
また、ウェビナーやイベントの登録、SMS送信などを自動化してくれるため、業務の効率化が可能です。
費用は月額150,000円からで、年間契約となります。高額なプランになるほど、機能が充実しています。したがって、必要な機能を確認してからの導入がおすすめです。
Adobe Marketo Engage - アドビ株式会社
Adobe Marketo Engageは、自動処理、コンテンツ、リード開発といった業務を一元化できるMAツールです。
AIを搭載したシステムがオーディエンスを予測したり、セグメントを構成してくれたりします。また、AIを利用したメールの作成、編集機能があるため、リードや見込み客の育成も可能です。
料金プランは4種類あり、費用の確認はすべて問い合わせが必要です。マーケティングメールやオートメーション、測定はすべてのプランに備わっています。
BowNow by Cloud CIRCUS - クラウドサーカス株式会社
BowNowは、MAツールを初めて導入する企業に向けた手軽に始められるMAツールです。簡単に利用を始められるように余計な機能を可能な限り排除したシンプルな設計が特徴です。
たとえば、ABMテンプレートを利用すれば複雑な設定をせずに、直感的に顧客のステータスに合わせたアプローチができます。また、導入で迷ったり、活用方法がわからずに放置したりがないように、手厚いサポートを受けられます。
費用は無料プランがあるため、0円での開始が可能です。無料プランで始めてから必要に応じて、有料プランに切り替えるといいでしょう。
Kairos3は、シンプルな運用からハイレベルの運用まで幅広いニーズに応えたMAツールです。マーケティングで必要なフォームやWebサイトを簡単に作成できるため、見込み客の新規獲得が狙えます。
また、セミナー開催やメルマガの送信の業務を効率化してくれるため、顧客の育成が可能です。
費用は月額15,000円から始められるスタンダードプランと、マーケティングを包括的に行えるプロプランの2種類があります。そのため、予算に合わせて選べます。
MAツールを選ぶ際の注意点
MAツールを選ぶ際は価格だけでなく次の点にも注意して選ぶとスムーズになります。
- 機能と柔軟性
- 使いやすさと導入のしやすさ
- サポートとアフターケア
- コストと価格モデル
- ツールの統合性(連携できるサービス)
機能と柔軟性
MAツールを選ぶ際は機能と柔軟性を重視して選ぶのが重要です。MAツールには次の基本機能があります。
- リード管理(顧客管理)
- 自動化ワークフロー
- アクセス、行動解析
- メール配信(メールマーケティング)
上記のような機能でマーケティング活動の効率化が可能です。
たとえば、リード管理機能は見込み客のデータを一元管理し、選別したり属性分けができたりします。アクセス、行動解析機能は見込み客の興味・関心を把握しやすくなるため、効果的なマーケティングの施策が可能です。
必要な機能があるMAツールを導入することで、時間的、人的コストの削減ができます。
また、柔軟性のあるカスタマイズオプションがあることも重要です。なぜなら、事業が成長した際に機能を拡張したいケースがあるからです。
たとえば、自社内でLPを作りたい場合、Webサイトの作成機能をオプションとして付けられれば、複雑なプログラミング知識なしでLPを作成できます。自社内でLPを作成できれば、プログラミング知識がある従業員を雇ったり、外注で頼んだりする必要がなくなるため、コスト削減に役立ちます。
このように、柔軟性のあるカスタマイズオプションがあることも重要です。
使いやすさと導入のしやすさ
MAツールは使いやすさと導入のしやすさで選ぶのが重要です。なぜなら、使い勝手が悪く、使いにくいMAツールは定着せず、使わなくなってしまうからです。
とくにユーザーインターフェースが直感的で、導入プロセスが簡単であることが重要になります。初期設定が難しかったり、操作が難しかったりすれば、導入しただけで満足してしまい、運用に関する目的を見失うかもしれません。
このような場合、次第にMAツールを使わなくなり、効果的なマーケティング活動ができなくなります。したがって、使いやすく、導入しやすいMAツールであることは重要です。
たとえば、BowNowのように直感的に見込み客のステータスがわかるテンプレートがあれば、操作がわかりやすく、定着しやすいでしょう。
サポートとアフターケア
サポートとアフターケアが充実しているMAツールを選ぶことが重要です。長期的にMAツールを使用するのであれば、サポート体制が整っていないと導入でつまづいたり、トラブルの際に対処ができなかったりするからです。
たとえば、海外のMAツールを利用するのであれば日本語のサポートがないと、トラブルが解決できずに使えなくなるかもしれません。または、送られてきたサポートメールを翻訳したり、電話サポートで会話できる人材を見つけたりする手間がかかります。
反対に、サポートとアフターケアが充実していれば、わからないことをすぐに解決できます。たとえば、導入時にライブチャットや電話サポートを受けられれば、スムーズな導入が可能です。さらに、サービスによっては、導入後の運用方法まで学べます。
このようにサポートとアフターケアが充実したMAツールを選ぶことは、長期的な運用において重要です。
コストと価格モデル
コストと価格モデルを比べ、費用対効果を考えて導入することが重要になります。MAツールの費用は次のとおりです。
- 初期費用
- 月額料金
- コンサルティング費用
このような費用と導入後に見込まれるコスト削減と比べて、費用対効果が高くないと経費を圧迫するため、長期的な運用は困難です。
たとえば、中小企業であれば人手が少なく、マーケティング担当者が別業務の兼任をして時間が足りなかったり、担当者がマーケティングに精通していなかったりするケースがあります。
このような場合、価格が高い多機能のMAツールがあっても有効に使いこなすことは困難で、費用対効果が低い可能性があります。むしろ、価格が安いシンプルなMAツールの方が成果を挙げられるかもしれません。
長期的に運用していくには、課題解決のために必要な機能を洗い出し、優先順位を明確にして、費用対効果の高いツールを選ぶことが重要です。
BowNowのように無料トライアルがあるツールを選ぶことで、システムが合わないといった失敗を防げます。
ツールの統合性(連携できるサービス)
他のマーケティングツールやCRMといった他のシステムと連携が取れるMAツールを選ぶのが重要です。
たとえば、SFAやCRMとMAツールの連携ができれば、MAツールでリード獲得した情報を営業担当者にリアルタイムで共有できます。営業担当者はこのような情報をもとに顧客のニーズを深堀りできるため、営業前に顧客へのアプローチ手段を考えられます。
また、マーケティング担当者は営業の商談履歴をツールで共有できるため、営業施策のPDCAサイクルを回せることがメリットです。
このように他のシステムと連携が取れるMAツールを選ぶことは、マーケティング部だけでなく他部署の成果にもつながるため重要です。
料金以外も考慮して費用対効果の高いMAツールを導入しよう
MAツールの導入はコストだけでなく、機能やサポート体制なども考慮して選ぶことが重要です。必要な機能を洗い出し、目的に合ったMAツールを選ぶことで、マーケティング業務を効率化できます。
MAツールの費用相場は幅広く高額になればなるほど、利用できる機能が多くなります。一方、無料で始められるMAツールもあるため、費用対効果を考慮して導入しましょう。