【2022年】RPAツール比較17選!おすすめサービスの価格や機能の比較表も

単純作業を自動化するのに役立つRPAツール。しかし、比較項目がエンジニア向けの機能ばかりで選定するのは容易ではありません。そこで、非エンジニアでもサービス選定を進められるように、選び方を紹介したうえでサービスを比較します。
BOXILでは、代表的で有名なRPAツールを一覧で比較した方向けに、比較表を作成しました。提供会社の資料と一緒に、無料でエクセル比較表のダウンロードが可能です。
目次を開く
RPAとは
RPAは、Robotics Process Automationの略称で、単純作業を自動化するソフトウェアです。アプリケーションのマクロとは違い、多くのサービスをまたいで自動化ができます。たとえば、ファイルの生成やテキストの転記といった作業を自動化します。

RPAツールの選び方
RPAツールは次のような点を比較して選びましょう。
- RPAツールの種類
- ロボットの起動は自動か手動か
- 複数のロボットを同時に起動できるか
- 構造認識か画像認識か座標指定か
- サポートは充実しているか
- 適正な料金か
RPAツールの種類
RPAツールは大きく分けて、次の3つに分類されます。
- デスクトップ型
- サーバー型
- クラウド型
デスクトップ型はパソコン1台ずつにインストールして利用する形式、サーバー型はサーバーおよび各自のパソコンにインストールする形式、クラウド型はインストールせずにオンラインで利用する形式です。それぞれの特徴をまとめると次のようになります。
デスクトップ型 | サーバー型 | クラウド型 | |
---|---|---|---|
インストール先 | 自社のパソコン | 自社のサーバーとパソコン | 提供企業のサーバー |
初期費用の目安 | 10万〜100万円 | 100万〜2,000万円 | 1万〜10万円 |
企業規模の目安 | 中小企業・大企業 | 大企業 | 中小企業 |
おすすめ企業 | 主にオフラインでの作業を自動化したい新規導入の企業 | 他社のRPAを利用して勝手がわかっている企業 | 主にオンラインでの作業を自動化したい新規導入の企業 |
RPAの種類について詳しくはこちらにて解説しています。
ロボットの起動は自動か手動か
ロボットをRPAツール自体が起動させるのか、人間が手動で起動させるのかという違いです。RPAツール自身が起動させる場合は、「毎月25日の12:00に稼働させる」「特定のフォルダにファイルが生成されたら実行する」といった条件にもとづいて実行します。
多くの場合では自動で起動するRPAツールがおすすめです。理由は、自動で定型業務をこなすという強みのなかには、自動で起動する機能も含まれているためです。「毎月特定の時期に実行したいが、つい忘れてしまうケース」「メールフォルダを毎日チェックするのは骨が折れる」といったケースこそRPAに代替してもらいたい作業ですが、これができるのは自動で起動するRPAツールです。
構造認識か画像認識か座標指定か
RPAツールに命令するときの方法が、構造認識か画像認識か座標指定かはチェックすべきポイントです。それぞれの仕組みやメリットなどは次のとおり。
構造認識 | 画像認識 | 座標指定 | |
---|---|---|---|
仕組み | 内部構造をもとに位置を特定 | 事前に登録した画像をもとに位置を特定 | パソコン上の位置をあらかじめ指定 |
エラーの発生回数 | 少なめ | 中くらい | 多め |
メリット | 見た目に依存しないため正確性が高い | 見たままで指定できる | 見たままで指定できる |
デメリット | ツールによってはエラー時の修正に工数がかかる | 画像が隠れてるとエラーになる | パソコンやディスプレイのサイズが異なるとエラーになる |
おすすめは構造認識によって指定をするRPAツールです。画像認識や座標指定では、見た目が変更された際にエラーが発生し自動化がストップします。
また、見た目をもとに判断するため時間がかかりやすいのもネックです。構造認識の場合は、作成やメンテナンスに工数がかかると思われがちですが、便利なRPAツールは構造認識であっても作りやすく修正しやすいよう設計されています。
複数のロボットを同時に起動できるか
RPAツール内で複数のロボットを並列して稼働できるか、できないかは選ぶポイントのひとつです。よくあるのは、構造認識は複数のロボットを並列でき、画像認識や座標指定は1つのロボットのみを稼働できるパターンです。1つのロボットで事足りるのか、複数のロボットを稼働させる必要があるのは選ぶ際に重要となります。
おすすめなのは複数のロボットを1台で動かせるRPAツールです。1台で動かせれば複数インストールするはずだったライセンス費用が浮くため、コスト削減へとつながります。
また、多くの業務を自動化する場合はロボットを分けて作成したほうがエラーで停止するリスクを避けられるため、その点においてもロボットを同時に複数起動できる方がおすすめです。
サポートは充実しているか
RPAツールは、多くの企業ではじめての導入となるため提供企業や代理店のサポートが重要です。特にRPAツールは英語でしか対応していないもの、日本語の翻訳が不自然なものも存在するため、サポートが充実しているかは選定時によく確かめておきましょう。
選定時にチェックしておきたい項目はたとえばこちらです。導入時に丁寧にサポートしてもらえることは当然ですが、運用している最中に質問へすばやく回答してくれるかはぜひチェックしておきましょう。
- 導入のサポート・提案
- 運用のサポート・提案
- 学習動画
- マニュアル
- FAQ
- フォーラムやコミュニティ
適正な料金か
適正な料金であるかは、料金の幅が大きいRPAツールにおいては重要です。RPAツールはクラウドであれば初期費用が1万〜10万円程度に抑えられるものの、サーバー型では数百万円するケースもよくあります。そのため、徐々に利用を拡大していく場合は、クラウドないしデスクトップ型をまずは利用するのがおすすめです。もちろん、サーバー型にも汎用性や機能性が優れるといったメリットはあるので、導入する規模にあわせて検討しましょう。
デスクトップ型 | サーバー型 | クラウド | |
---|---|---|---|
インストール先 | 自社のパソコン | 自社のサーバーとパソコン | 提供企業のサーバー |
初期費用の目安 | 10万〜100万円 | 100万〜2,000万円 | 1万〜10万円 |
ちなみに、上記はライセンス費用やサポート費用を考えた場合のコストです。パソコンやサーバーを新規に導入する場合、別途コストが発生するのでサーバー型の場合は注意が必要です。
そのほかの選定方法
そのほかには次のような選定方法があります。前述の方法とあわせて検討してみましょう。
- 既存のシステムと連携できるか
- エラーを簡単に修正できるか
- セキュリティーを考慮しているか
- 従業員が使いこなせるか
- エンジニアが触る場合は作り込めるか
- サポートの担当者は技術に詳しいか
RPAはAI-OCRと連携させて使うケースが多々あります。そのため、画像の文書をテキストに起こしてからRPAを起用させたい場合にはあわせて検討するとよいでしょう。

「BOXIL SaaS AWARD 2022」の受賞サービス
「BOXIL SaaS AWARD」は、スマートキャンプの運営するSaaS比較サイト「BOXIL SaaS」が、毎年3月4日をSaaSの日(サースの日)として主催しているイベントです。「BOXIL SaaS AWARD 2022」では、働き方や事業推進の変化に役立ったサービスを定量・定性面の双方から評価して表彰しました。
【RPAのカテゴリで受賞したサービス】
RPAツールの比較【有名5選】
RPAツールの料金や口コミなどの情報から比較していきます。

RPAの各サービス資料を厳選。無料でダウンロード可能です。繰り返し作業や単調な作業の自動化を目的として導入されるRPAの比較にお役立てください。サービス比較はこちら
WinActor - エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
- 導入企業は6,000社以上※
- 日本語のマニュアルやコミュニティが充実
- 販売代理店が豊富でサポートを選びやすい
特徴
機能
価格
口コミ
WinActorは、6,000社以上※の企業に導入されているNTTアドバンステクノロジのRPAツールです。日本で作られたRPAツールで導入企業も多く、日本語のマニュアルや解説動画が豊富にそろっています。また、販売代理店の認証制度もあり、好みの企業からサポートやアドバイスを受けられる点もポイントです。
※出典:PR TIMES「RPAツールWinActor®Ver.7.2.0販売開始 利便性を向上し初心者がつまずかずに使いこなせる新機能を充実」(2021年1月27日発表)
提供形態 | スケジュールでの起動 | 対象の指定方法 | 複数ロボットの並列稼働 | OCR(文字起こし) | AI |
---|---|---|---|---|---|
クラウド型(管理機能), デスクトップ型, サーバー型 | ◯ | 画像認識, 座標指定 | 要問い合わせ | -(文字列による検索は可能) | 要問い合わせ |
要問い合わせ。無料トライアルは30日間。
UiPath StudioX - UiPath 株式会社
- UiPath Studioをシンプルな初心者向けに調整
- ロボット管理に向いたUiPath Orchestratorあり
- OCRやAIほか多様なプランを搭載
特徴
機能
価格
UiPath StudioXは、UiPath Studioを初心者でも扱いやすいよう機能を限定したRPAツールです。より詳細まで作り込めるUiPath Studio、複数ロボットの管理が可能なUiPath Orchestrator、自動化できそうな業務を探せるTask Miningなど習熟度に応じてさらに便利に使えます。徐々に利用規模を拡大したい企業におすすめです。
提供形態 | スケジュールでの起動 | 対象の指定方法 | 複数ロボットの並列稼働 | OCR(文字起こし) | AI |
---|---|---|---|---|---|
デスクトップ型 | ◯ | 構造解析, 画像認識, 座標指定 | ◯ | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
UiPathのほかシリーズにてクラウド型やサーバー型での利用、OCRやAIの利用が可能
料金は要問い合わせ。無料トライアルは60日間。
BizRobo!
- 2,200※社を越える現場にて利用
- 日本語と英語に対応したコミュニティ
- クラウド型、デスクトップ型、サーバー型から選べる
特徴
機能
料金
BizRobo!は、KofaxがリリースしているRPAツールのOEMで、日本語に最適化されているシステムです。RPAテクノロジーズが販売しており日本語に対応したマニュアルやコミュニティはもちろん、より情報量の多い海外コミュニティにて調べることも可能。独自ブラウザでの開発が特徴的なのでぜひトライアルにて使用感を試してみましょう。
提供形態 | スケジュールでの起動 | 対象の指定方法 | 複数ロボットの並列稼働 | OCR(文字起こし) | AI |
---|---|---|---|---|---|
クラウド型, デスクトップ型, サーバー型 | ◯ | 構造解析, 画像認識, 座標指定 | ◯ | ◯(BizRobo! OCR with AI insideにて可能) | ◯(Roboforceにて可能) |
プラン名称 | 料金 |
---|---|
BizRobo! mini | 年額費用90万円 |
BizRobo! Lite | 初期費用30万円、年間費用120万円 |
BizRobo! Lite+ | 初期費用30万円、年間費用180万円 |
BizRobo! Basic | 年額費用720万円 |
BizRobo! DX Cloud | 初期費用20万円、年額費用240万円~ |
無料トライアルはサービスにもよりますが30日間です。
※出典:RPAテクノロジーズ「BizRobo!とは」(2022年2月8日閲覧)
BizRobo!の詳細はこちらの記事でも解説しています。

また、Bizrobo!をもとに開発されたソフトバンクのSynchRoidというRPAツールもあります。Bizrobo!の良さを活かしてソフトバンクからのサポートを受けられるため、あわせて検討するとよいでしょう。
Blue Prism
- 大規模での導入を検討している企業におすすめ
- 運用管理や監査、セキュリティに強み
- API連携やAIにてさらなる活用が可能
特徴
機能
料金
Blue Prismは、大企業での利用におすすめしたいRPAツールです。ユーザー管理やクライアント管理、セキュリティ確保など、大手企業で必要とされる要件に強いのが特徴。オンラインコミュニティやFAQは英語ながら投稿が盛んで、運用体制を確保しやすい企業におすすめのRPAツールです。
提供形態 | スケジュールでの起動 | 対象の指定方法 | 複数ロボットの並列稼働 | OCR(文字起こし) | AI |
---|---|---|---|---|---|
クラウド型, デスクトップ型, サーバー型 | 要問い合わせ | 構造解析, 画像認識, 座標指定 | ◯ | -(連携にて可能) | ◯ |
料金は要問い合わせ。無料トライアルは30日間。
Blue Prismの詳細はこちらの記事でも解説しています。

Automation Anywhere
- 自動化するタスクの発見から実装、観測まで実施
- 内部統制の認証ISO/IEC 27001やSOC2 Type2を取得
- AI搭載により高度な運用が可能
特徴
機能
料金
Automation Anywhereは、RPAの開発前後にかかる工数も削減しやすいRPAツールです。自動化する対象を見つけるDiscovery Bot、ロボットを実装するRPA Workspace、ロボットの稼働状況をレポーティングするBot Insightなど、RPAの運用まで見据えた利用が可能。
提供形態 | スケジュールでの起動 | 対象の指定方法 | 複数ロボットの並列稼働 | OCR(文字起こし) | AI |
---|---|---|---|---|---|
クラウド型, サーバー型 | ◯ | 構造解析, 画像認識, 座標指定 | ◯ | ◯ | ◯ |
料金は要問い合わせ。無料トライアルは30日間。
Automation Anywhereの詳細は次の記事にて解説しています。

RPAツールの比較【デスクトップ型5選】
Autoジョブ名人 - ユーザックシステム株式会社
- ブラウザをはじめとしたソフトにて構造を解析
- スケジュール実行のような基本機能が充実
- Youtubeにて基本的な操作を解説
特徴
機能
料金
Autoジョブ名人は、同社提供のAutoブラウザ名人をパワーアップさせたRPAツールで、ほか名人シリーズとの組み合わせが可能です。構造解析でのロボット作成、スケジュールにもとづいた実行など確実におさえたい機能を満たしつつ、日本人にとって使いやすいのが強み。ユーザックシステム株式会社のYoutubeチャンネルでは、日本語のロボット作成動画を閲覧できます。
提供形態 | スケジュールでの起動 | 対象の指定方法 | 複数ロボットの並列稼働 | OCR(文字起こし) | AI |
---|---|---|---|---|---|
デスクトップ型 | ◯ | 構造解析, 画像認識, 座標指定 | 要問い合わせ | -(連携にて可能) | 要問い合わせ |
プラン名 | 1年ライセンス | 5年ライセンス |
---|---|---|
Autoジョブ名人 開発版 | 60万円 | 270万円 |
Autoジョブ名人 実行版 | 18万円 | 81万円 |
実行指示クライアント | 2万4,000円 | 10万8,000円 |
データ変換オプション 開発版 | 7万円 | 31万5,000円 |
データ変換オプション 実行版 | 1万円 | 4万5,000円 |
無料トライアルは2か月間。
業務自動化RPA robop - BizteX株式会社
- 操作に高度な知識は必要なし
- IT関連部門以外の導入が約7割※
- BizteX Connectとの連携で自動化の幅が広がる
特徴
機能
料金
業務自動化RPA robopはIT部門に頼らずロボットを簡単に作成できるRPAツールです。実務担当者による設定が可能で、設定変更時もスムーズに対応できるでしょう。デスクトップ上のすべての操作を自動化できるので、企業独自の管理画面や自社開発ツールにも対応可能。同社サービスのBizteX Connectとの連携によりクラウド領域の業務自動化もすすめられます。ムダのない組み合わせで幅広い業務、業種をカバーできます。
※robop公式サイトより(2022年2月時点)
提供形態 | スケジュールでの起動 | 対象の指定方法 | 複数ロボットの並列稼働 | OCR(文字起こし) | AI |
---|---|---|---|---|---|
デスクトップ型 | 要問い合わせ | 画像認識 | ✕ | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
料金は要問い合わせ。無料トライアルは2週間。
RPAロボパットDX - 株式会社FCEプロセスアンドテクノロジー
- ヘルプデスクや基本サポートは無料
- 繁忙期だけの利用が可能な月単位の契約
- 画像認識で特殊なアプリケーションを自動化しやすい
特徴
機能
料金
RPAロボパットDXは、無償のヘルプデスクや操作勉強会が充実していて、導入から運用までをサポートしてくれるRPAツールです。必要に応じて作成代行や認定プログラムも受講可能。1か月単位で契約でき、特定の時期のみアプリケーションを利用したい企業におすすめです。
提供形態 | スケジュールでの起動 | 対象の指定方法 | 複数ロボットの並列稼働 | OCR(文字起こし) | AI |
---|---|---|---|---|---|
デスクトップ型 | ◯ | 画像認識 | 要問い合わせ | ◯(Pat-OCR with AI insideとの連携にて可能) | 要問い合わせ |
料金は要問い合わせ。無料トライアルは1か月間。
batton - 株式会社batton
- 目標設定からレポーティング、アドバイスまでサポート
- ユーザー会やユーザーコミュニティの展開
- 画像認識で使い始めやすい
特徴
機能
料金
batton(バトン)は、目標の設定から運用までを担当者がサポートしてくれるRPAツールです。KPIの決定から、業務の棚卸し、導入の計画、運用のアドバイス、四半期ごとの勉強会など多くの面で利用を手助けしてくれます。画像認識であるため構造認識よりはメンテナンスの工数がかかりやすいものの、感覚的に開発しやすいのが強みです。
提供形態 | スケジュールでの起動 | 対象の指定方法 | 複数ロボットの並列稼働 | OCR(文字起こし) | AI |
---|---|---|---|---|---|
インストール型 | 要問い合わせ | 画像認識 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | ◯(RPAの実行に使用) |
料金と無料トライアルは要問い合わせ。
RoboTANGO
- デスクトップ型ながら他拠点でもライセンスを使い回せる
- オンラインレクチャーや個別チャットサポートあり
- 導入支援やサポートの選択肢が豊富
特徴
機能
料金
RoboTANGOは、サポート体制が充実しているデスクトップ型のRPAツールです。自動化したい業務は録画すればロボットの作成ができます。もし、運用に不安がある場合であっても、オンラインレクチャーや個別のチャットサポート、オンラインサポートなどを必要に応じて利用可能。自社のリテラシーにあわせて料金プランを選択しましょう。
提供形態 | スケジュールでの起動 | 対象の指定方法 | 複数ロボットの並列稼働 | OCR(文字起こし) | AI |
---|---|---|---|---|---|
デスクトップ型 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
プラン名称 | 料金 |
---|---|
基本プラン | 初期費用10万円、月額費用5万円 |
無料トライアルの期間は要問い合わせ。
その他サービス【デスクトップ型】
- CELF RPAオプション
- HRRobo For SAP HCM
- パトロールロボコン
- RaQubo
- EzRobot
- EzAvater
- アシロボRPA
- マクロマン
- WorkFusion
- JobAuto
- Axelute
- xoBlos
- オークファンロボ
- PINOKIO
- Owlgarden RPA
- OCEVISTAS
- ipaSロボ
RPAツールの比較【クラウド型7選】
RPAらくらくロボ - ㈱いえらぶGROUP
- 不動産業界に特化したサービス
- 物件情報の抽出や帳票作成など業務内容に合ったシナリオを選択可能
- 1物件につき550項目以上ある物件情報の確認と修正に対応
特徴
機能
料金
RPAらくらくロボは、シナリオのオーダーメイドにも対応可能な不動産業界向けサービスです。広告情報の過不足や禁止文字などの不備を自動修正したり、最新の空室情報へ自動更新したり、課題にあったシステムを選択利用できます。
更新案内書や収支報告書など毎月発生する帳票作成にも対応し、雛形の利用も可能です。
提供形態 | スケジュールでの起動 | 対象の指定方法 | 複数ロボットの並列稼働 | OCR(文字起こし) | AI |
---|---|---|---|---|---|
クラウド型 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | ○ | ○ |
1シナリオ1万円~。詳細と無料トライアルは要問い合わせ。
コピロボ - 株式会社NSD
- アップロードされたファイルを自動的に検知・集計
- プログラミングやマクロの設定不要
- Boxのフォルダとメールの連携で集計業務を効率化
特徴
機能
料金
コピロボは、難しい操作をすることなく、Excelの集計業務を自動化できるRPAです。既存のExcelファイルをBox上にアップするだけで自動的に集計してくれます。
マクロやプログラミングも不要なので、Excelを使用できる方ならすぐに利用可能です。また、Excelをメールに添付してコピロボに送信することで、自動集計し、Boxフォルダーに格納してくれる「メール連携」もあります。
提供形態 | スケジュールでの起動 | 対象の指定方法 | 複数ロボットの並列稼働 | OCR(文字起こし) | AI |
---|---|---|---|---|---|
クラウド型 | ◯ | - | - | - | - |
プラン名称 | 料金 |
---|---|
ユーザーライセンスプラン(5ユーザー) | 49,500円~(税込) |
※ユーザー数に応じて月額料金が変動、詳細は要問い合わせ
※メール連携はオプション、プラン料金の30%
※コピロボを利用するためには、オンラインストレージ「Box」が必要。参考価格:Box Business Licenses 1,980円/人月~(価格はボクシル掲載資料参照)
NICE Robotic Process Automation
- コールセンター業務の自動化に強み
- OCRやAIとの連携が可能
- 大規模での展開にも対応
特徴
機能
料金
NICE Robotic Process Automationは、コールセンター業務の自動化に強いRPAツールです。カスタマーサクセスに対するソリューションとしてRPAツールを利用すると特に有効活用できるものの、そのほか業種でも十分に利便性を享受できます。比較的大規模な企業や予算をかけられる企業におすすめです。
提供形態 | スケジュールでの起動 | 対象の指定方法 | 複数ロボットの並列稼働 | OCR(文字起こし) | AI |
---|---|---|---|---|---|
クラウド型, デスクトップ型 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | ◯ | ◯(Enlighten AIにて可能) |
料金と無料トライアルは要問い合わせ。
Pega Robotic Process Automation
- BPMに貢献するRPAツール
- OCRやAIの連携に対応
- チャットボットやコーディングも可能
特徴
機能
料金
Pega Robotic Process Automationは、BPM(Businesse Process Management)をするのに役立つRPAツールです。OCRやAIとの連携のほか、チャットボット、ローコードでの開発など業務効率化につながるサービスを多数提供しています。RPAに限らず多方面からの業務効率化を検討している企業におすすめです。
提供形態 | スケジュールでの起動 | 対象の指定方法 | 複数ロボットの並列稼働 | OCR(文字起こし) | AI |
---|---|---|---|---|---|
クラウド型, デスクトップ型, サーバー型 | ◯ | 画像認識, 座標指定 | ◯ | ◯(Pega OCRにて可能) | ◯ |
料金は要問い合わせ。無料トライアルは30日間。
Power Automate
- Office製品との連携に強み
- Windows10ユーザーはデスクトップ版が無料
- 多様なテンプレートを活用
特徴
機能
料金
Power Automateは、マイクロソフトが提供するRPAツールです。Windows10のユーザーはPower Automate Desktopを無料で利用できるほか、それ以外のユーザーであっても数千円から数万円程度で導入できます。Office製品をはじめ多くのアプリケーションを自動化できるため、低価格からPRAツールをはじめたい多くの企業におすすめです。
提供形態 | スケジュールでの起動 | 対象の指定方法 | 複数ロボットの並列稼働 | OCR(文字起こし) | AI |
---|---|---|---|---|---|
クラウド型, デスクトップ型 | ◯ | 構造解析, 画像認識, 座標指定 | ◯ | ◯ | ◯ |
プラン名称 | 料金 |
---|---|
ユーザーごとのライセンス | 月額費用1,630円 |
ユーザーごとのライセンス(アテンド型) | 月額費用4,350円 |
フローごとのライセンス | 月額費用54,350円(5フローごと) |
Power Automate Desktop | Windows10のユーザーは無料 |
Robotic Crowd - 株式会社チュートリアル
- クラウド上で稼働するので専用のPCは不要
- SlackやチャットワークとAPI連携
- SSO認証や権限管理が可能
特徴
機能
料金
Robotic Crowdは、クラウドで利用できる特徴を活かしたRPAツールです。クラウドのサーバー上でロボットが稼働するため、稼働中であっても通常どおりパソコンを操作可能。Slackやチャットワーク、Google ドライブ、Dropboxなど多くのクラウドサービスとAPI連携できるのもクラウドで利用するメリットだといえます。
提供形態 | スケジュールでの起動 | 対象の指定方法 | 複数ロボットの並列稼働 | OCR(文字起こし) | AI |
---|---|---|---|---|---|
クラウド型 | ◯ | 構造解析 | ◯ | ◯ | 要問い合わせ |
料金は要問い合わせ。無料トライアルは2週間。
BizteX cobit - BizteX株式会社
- Webサイトやクラウドサービスに特化
- スケジュールでの稼働や複数ロボットの並列に対応
- エントリープランは月額2万円〜
特徴
機能
料金
BizteX cobitは、Webサイトの読み取りやクラウドサービスの利用に特化したRPAツールです。スケジュールでの稼働や複数ロボットの並列といったRPAの自走に役立つ機能が充実していながら、エントリープランは月額2万円からと抑えられています。クラウドサービスの自動化を目指している企業におすすめです。
提供形態 | スケジュールでの起動 | 対象の指定方法 | 複数ロボットの並列稼働 | OCR(文字起こし) | AI |
---|---|---|---|---|---|
クラウド型 | ◯ | 構造解析, 画像認識, 座標指定 | ◯ | -(連携にて可能) | 要問い合わせ |
月額料金は2万円~。無料トライアルあり。
その他サービス【クラウド型】
- Coopel
- HeartCore Robo
RPAの導入事例や効果はこちらの記事で詳しく解説しています。

RPAツールの導入・運用支援サービス
つづいて、RPA導入および運用のサポートが充実したサービスを紹介します。
RPA導入により大きな効果が期待できることは確かですが、設定や運用開始後の調整が成功の鍵を握ります。RPAの取り扱い経験者などが社内にいればよいものの、現場に適任者がいなければ、導入が頓挫してしまいかねません。そこで頼りになるのが、RPAの導入をサポートしてくれる販売代理店やサービス提供会社。
運用に不安を抱えている方や、乗り換えを検討している方は、相談してみてください。
ウィルオブ・ワークのRPAサービス(WinActor) - 株式会社ウィルオブ・ワーク
- RPAツールの運用に特化した人材がサポート
- 記録モードにして普段通りの操作をすれば、自動化のシナリオが完成
- WinActorの導入から研修、設計まで支援
ウィルオブ・ワークのRPAサービス(WinActor)は、業務支援ソフトウェア型ロボット「WinActor」の正規代理店として、業務自動化やRPAの構築、運用に特化した人材の紹介までトータルサポートするサービスです。自動化を記録する操作や編集にプログラミングなどの特別な知識は不要で、簡単に自動化を実現してくれます。また、初級から中級レベルまでの技術研修やWeb会議ツールでのアドバイス、ノウハウのレクチャー、RPA技術者によるメールサポートなど、充実したサポートが無償で受けられるのも特徴の一つです。
価格・料金プラン
要問い合わせ
NOC RPAサービス (WinActor) - NOCアウトソーシング&コンサルティング株式会社
- 30年以上※にわたるアウトソーシングサービスの実績
- 検討段階からアフターフォローまで対応
- トライアル期間付きで効果の有無を事前に確認可能
NOC RPAサービス (WinActor)は、NTTの研究所で開発されたRPAツール「WinActor」の運用を定着させるサービスです。入力業務はもちろん、印刷作業やインターネットでの情報収集まで幅広い業務に対応してくれます。
事前調査から行ってくれるため、「どの業務を自動化できるのか」を導入前に把握できるでしょう。RPAを介して業務コストを削減し、本来の業務へ専念できる体制を構築してくれます。
※ボクシル掲載資料参照
DAiKO RPA Powered by おまかせRPA - 大興電子通信株式会社
- 純国産のRPA「WinActor」を採用
- 情報システム担当者がいなくても安心のサポート体制
- 同社サービスと組み合わせて稼働削減を実現
DAiKO RPA Powered by おまかせRPAは、6,000社以上※の導入実績を誇る「WinActor」を採用したRPAツールです。利用開始後のトラブルシューティングや操作説明を、電話やメール、リモートサポートツールを介して遠隔で行うサポートつきで、情報システム担当者がいない企業でも安心して利用可能です。また同社のDAiKO OCR with AI insideと組み合わせることで、業務効率化につながります。
価格・料金プラン
要問い合わせ
※出典:PR TIMES「RPAツールWinActor®Ver.7.2.0販売開始 利便性を向上し初心者がつまずかずに使いこなせる新機能を充実」(2021年1月27日発表)
アシスタントのRPA導入支援サービス - 株式会社アシスタント
- Power Automate Desktopの導入・運用をサポート
- 無料のハンズオンセミナーを開催
- 導入コンサルティングや運用アシスタントなど充実したサービス
アシスタントのRPA導入支援サービスは、Power Automate Desktopの導入・運用をサポートするサービスです。Power Automate Desktopを実際に触りながら、ほかのRPAツールとの違いを説明するハンズオンセミナーへ無料で参加できます。その他、自動化すべき業務やRPA導入の課題を明確にする導入コンサルティングや、自動化に必要な技術をひととおりマスターできる実用操作研修など、サポート内容が充実しています。
価格・料金プラン
初期費用:要問い合わせ
月額料金:サポート内容応じて変動
PRO×BoT - 株式会社ProVision
機能・詳細
- 「RPA導入前診断」で効果や費用を具体的に把握できる
- RPAを最大限活用するための「RPA導入後診断」を実施
- 導入前の相談から導入後の運用・保守まで一貫サポート
PRO×BoT(プロ×ボット)は、RPAの導入前・導入後、どちらにも対応したRPA診断サービスです。「RPA導入前診断」では、導入した際の効果や費用を具体的に提示し、自社にとってのRPAの必要性を判断する材料として活用できます。「RPA導入後診断」では、すでにRPAを導入している企業へ、第三者機関として、機能面の診断や担当者目線での効果を検証し、最大限RPAツールを活用できるようサポートします。導入前の相談から導入後の運用・保守までの一貫した支援により、生産性の向上が実現できます。
価格・料金プラン
要問い合わせ
まずは無料RPAを導入してみることも重要
選定基準に迷っている場合は、無料のRPAを導入してみることも重要です。中には完全無料のものもあり、RPAがどのようなものか体験してみたい、自社にあった業務の効率化ができるのかを確かめたい方にはおすすめです。
次の記事では、Power AutomateやUiPath Community Editionといった完全無料で使えるRPAを比較しています。あわせてご覧ください。

セキュリティや機能制限の問題が気になる方は、本記事で紹介したサービスの無料トライアルを申し込むのが良いでしょう。
