OKR管理ツール12選!機能比較表と選び方 | 無料ツール紹介
人事評価システムは、OKRをはじめとした目標管理から人事評価までをシステム化できるため、人事部はもちろん評価者の負担軽減につながります。
また、人事評価の制度構築を支援するサービスもあり、既存の制度自体に不安がある企業は構築支援もセットで提供しているシステムがおすすめです。人事評価システムの資料は下のボタンより無料でダウンロードできます。
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・顔写真で直感的に人材情報を把握 ・目標管理制度や360度評価、OKRなどあらゆる評価制度に対応 ・人事評価、社員情報など人事情報を一元管理 |
・BOXIL SaaS AWARD 2021 Autumn「人事・給与部門」受賞※ ・直感的に操作できるUIとカスタマーサクセスによるサポートあり ・蓄積した評価データを自由に掛け合わせ、分析ができる |
※出典:スマートキャンプ「BOXIL SaaS AWARD 2021 Autumn」(2023年6月6日閲覧)
OKRとは
OKRとは「Objectives and Key Results」の略称で、企業における目標管理の手法の一つです。
目標管理の手法として一般的に活用されているMBOと比較すると、OKRは会社としての一体感を高め、従業員のスキル向上へ向けたモチベーションアップの手法として活用されます。Googleが取り入れたことから注目されるようになり、日本でもOKRを導入する企業が増えてきました。
OKRとは何か、またOKRとMBOやKPIとの違いを知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
OKR管理ツールとは
OKR管理ツールは、OKRツリーの作成や進捗状況の一覧化、1on1などOKRに欠かせない業務をサポートしてくれます。
OKR管理にツールを導入すると、会社の目標と個人の目標、実際のギャップを迅速に判断や評価ができ、より的確な施策の検討につなげられるでしょう。
これらのツールは、目標設定の透明性と連携を高め、組織内のコミュニケーションを促進し、組織全体の成果への貢献を明確にします。
また、ツールに備わっているリアルタイムのフィードバックや分析機能によって、目標達成の過程が可視化され戦略的な調整を可能にします。
OKR管理ツールの比較表
OKR管理が可能な人事評価システムの機能を比較表をまとめました。
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OKR管理ツールの選び方
OKR管理ツールを選ぶ際は、次の流れで確認しましょう。
- OKR管理ツールの導入目的を確認する
- OKR管理ツールの機能を確認する
- OKR管理ツールを導入する際の注意点を確認する
- OKR管理ツールの料金・価格相場を確認する
OKR管理ツールの導入目的を確認する
OKR管理ツールの導入を検討する際は、まず導入目的を明確にしましょう。主な導入目的は次のとおりです。
導入目的 | 詳細 |
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OKRの運用を定着させて業務効率化を目指したい | 定着を促す機能が多く備わったOKR運用に特化したタイプがおすすめ |
OKRをはじめとしたマネジメント力を強化したい | 1on1や評価フィードバックなどのマネジメント支援に強みをもつタイプがおすすめ |
人事評価や戦略とあわせて一元管理を行いたい | 従業員情報や複数の評価制度を管理できるタイプがおすすめ |
組織文化の醸成を目指したい | 企業のビジョンやミッションを反映した目標設定や、チームビルディングをサポートする機能のあるタイプがおすすめ |
フィードバック文化を促進したい | 組織内でのオープンで建設的なコミュニケーションを促進できる、フィードバックを活性化させるための機能をもつタイプがおすすめ |
OKR管理ツールの機能を確認する
OKR管理ツールでできること、利用できる機能は次のとおりです。上記の導入目的・課題をどのように解決できるか記載しているため、必要な機能を洗い出しましょう。
【基本的な機能】
機能 | 詳細 |
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OKRマップ | OKRの全体像をカードやツリー形式で作成・可視化する機能 |
進捗管理 | 目標に対する進捗を管理する機能 |
プラン作成 | OKR達成に向けたプラン作成と行動管理をする機能 |
議事録管理 | OKR達成のための議事録を管理する機能 |
1on1支援 | 1on1のテンプレートやアジェンダ設定や履歴を管理する機能 |
統合ダッシュボード | 組織全体のOKR状況を一覧で確認できるダッシュボード機能 |
アナリティクスとレポーティング | 組織や個々のOKR達成度を定量的に分析しレポートとして作成できる機能 |
【特定の課題・用途・業界に特化した機能】
機能 | 詳細 |
---|---|
賞賛 | メンバー同士の賞賛を可視化する機能 |
アンケート | アンケート作成・実施を行える機能 |
評価ワークフロー | 評価の承認をスムーズに行う機能 |
人材データベース | 従業員の情報をデータベース化し管理する機能 |
OKR管理ツールを導入する際の注意点を確認する
OKR管理ツールを導入する際、失敗しないために次の項目も確認しておきましょう。
確認事項 | 詳細 |
---|---|
カスタマイズの有無 | 自社のOKR運用にあわせたカスタマイズが可能かどうかを確認しておきましょう。 |
外部システム連携 | チャットツールやカレンダー、他の管理システムと連携できるか確認しておきましょう。 |
操作性 | OKR運用を定着させるためには、ツールの操作性も重要なポイントです。従業員が管理や操作しやすいかどうかも確かめる必要があります。 |
テンプレートの充実度 | テンプレートが充実しているとOKRシートの作成がスムーズです。事前にテンプレートが充実しているかを確認しておきましょう。 |
サポート | 不明点や進め方で困った場合のサポートを、どのような体制で受けられるのかを事前に確認しておくと安心です。 |
セキュリティ | 個人情報や企業の重要なデータを扱うため、セキュリティ面での保証がしっかりしているかを確認しておきましょう。 とくにクラウドツールでは、データの暗号化やセキュリティポリシーが重要です。 |
モバイルアクセス | スマートフォンやタブレットなど、モバイルデバイスからのアクセスが可能かどうかを確認しましょう。 |
OKR管理ツールの料金・価格相場を確認する
OKR管理ツールの料金は、月額従量課金タイプか月額固定費用タイプで異なります。必要な機能と要件が搭載されているサービスの料金を確認しましょう。また、機能の追加やオプションを利用する場合には別途費用が発生する場合もあります。
サービスによっては導入規模や人数によって見積もりが必要なケースもあります。気になるサービスは公式サイトから見積もり依頼や相談の問い合わせをしましょう。
OKR管理ツールの無料おすすめ比較
OKRは全社的な目標をチームや個人の目標へと落とし込む方法なので、管理の単位はおおよそ、「全社」「部署またはチーム」「個人」にわかれます。
個人や少人数のチームであれば無料のサービスでもカバー可能。OKRの管理に使用できる無料のツールを3つ紹介します。
Googleスプレッドシート
OKR管理におすすめできる無料ツールの一つ目は、Googleスプレッドシートです。Excelと似た操作性ながら、複数人でのシート共有、更新が可能です。
ただし、GoogleスプレッドシートはOKR管理用ツールではないので、表の作成や調整に手間がかかります。また、人事情報のような他の情報と連動させるには、シートへ入力しなくてはならず、人数が多くなるほど煩雑になります。Googleスプレッドシートによる管理の限界を感じたら、専用のOKR管理ツールの導入を検討した方がよいでしょう。
Zealup(ジールアップ)
Zealupは国産のOKR管理ツールで、無料トライアル期間は30日間、教育機関であれば無料で利用できます。組織目標と個人目標のつながりを可視化し、「みえる」「つながる」「ひろがる」をコンセプトにしたクラウドサービスです。
明確な目標決定とそれに対するメンバーの理解促進、チームや組織のコミュニケーション促進を狙います。
会社、従業員の継続的な目標管理だけではなく、一時的なプロジェクトや社内のクラブ活動など、カジュアルな目標、進捗管理に対しても利用可能です。また、確実に目標を達成するために、進捗状況を定期的にユーザーに伝えるリマインドメール機能も搭載されています。
Weekdone
Weekdoneは3人までなら無料で利用できるOKR管理ツールです。
目標に向けた進捗状況を四半期、週次単位で表示。チャート形式でわかりやすくチェックのできるので、効率的にPDCAを回せます。またiOS、Androidの両方に対応したスマートフォンアプリもあり、気になったときにいつでも進捗状況を確認可能です。
ただし、海外のツールで日本語には対応していません。また4名以上に増えると、無料トライアル期間終了後、1名あたり月額9ドル〜の有料プランに切り替える必要があります。
日本語対応のOKR管理ツール比較
OKRは海外発祥のメソッドなので、英語の管理ツールが多く出回っています。しかし日本でも導入企業が増えたため人事評価と連動させるニーズが生じ、2020年現在では1on1のような面談結果とあわせて管理できるOKRツールが多く登場。
完全に日本語対応、かつOKR管理にも利用できる、クラウド型目標管理ツールを紹介します。
特徴 | 顔写真が並ぶ、クラウド人材管理システム
- 社員の個性や強みなどあらゆる人材情報を可視化してマネジメントに活用できる
- 組み合わせや配置自由なカスタマイズ性の高い評価シート
- 自社制度にあわせたOKR管理が可能に
<導入企業事例>
株式会社ホンダロジスティクス、株式会社小学館集英社プロダクション、みずほフィナンシャルグループ、株式会社サイバーエージェント、株式会社デンソーなど
<料金プラン>
初期費用 | 月額費用 | 無料トライアル |
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無料 | 要問い合わせ | あり |
HRMOSタレントマネジメント - 株式会社ビズリーチ
特徴 | MBO・OKRなど幅広い評価制度に対応
- あらゆる人事評価方法に対応
- 評価・考課時に必要なさまざまなデータを一元化
- 人事評価にかかわる人の負担を大幅に削減
<導入企業事例>
東芝、JFEスチール株式会社、株式会社資生堂、SAISON CARD、住信SBIネット銀行など
<料金プラン>
初期費用 | 月額費用 | 無料トライアル |
---|---|---|
- | 要問い合わせ | - |
特徴 | 組織の活性化に欠かせない機能を豊富に搭載した人事システム
- 能力や役職に応じたウエイト設定で適切な目標評価が可能
- 目標達成率は数値だけでなくグラフでも可視化
- クロス分析機能で傾向や分布の把握ができる
<導入企業事例>
雪印メグミルク株式会社、株式会社日本取引所グループ、日立金属株式会社、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社など
<料金プラン>
初期費用 | 月額費用 | 無料トライアル |
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要問い合わせ | 要問い合わせ | あり |
特徴 | 人事の重要タスクを効率的に活性化させ、自走型組織へ
- BOXIL SaaS AWARD 2021 Autumn「人事・給与部門」受賞※
- カスタマーサクセスによる手厚いサポートあり
- 組織診断サーベイとタレントマネジメントをこれひとつで実現
※スマートキャンプ「人事・給与部門 受賞企業一覧 | BOXIL SaaS AWARD 2021 Autumn | ボクシルSaaS」
<導入企業事例>
株式会社サイバーエージェント、株式会社Gamewith、株式会社サイバーブル、ユナイテッド株式会社、合同会社syuz'genなど
<料金プラン>
初期費用 | 月額費用 | 無料トライアル |
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要問い合わせ | 要問い合わせ | あり |
タレントパレット - 株式会社プラスアルファ・コンサルティング
特徴 | 人材の最適配置や評価、従業員の離脱防止や発掘に役立つ
- 人材管理に必要な機能を網羅
- 人員配置を助けるキャリア見える化機能
- ビッグデータ活用で組織活性化
タレントパレットは人事ビッグデータを見える化し、組織としてのパフォーマンスを向上させるタレントマネジメントシステムです。
社員のワークログやスキル、マインドなどさまざまな人材情報を集約し可視化できます。また、集約した人材情報を分析することで組織・働き方や採用、従業員満足度を把握します。
<導入企業事例>
大手外食チェーン、大手人材紹介、ソフトウェア開発会社など
<料金プラン>
初期費用 | 月額費用 | 無料トライアル |
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要問い合わせ | 要問い合わせ | あり |
Hito-Compass - カシオヒューマンシステムズ株式会社
特徴 | グループ会社全体の従業員情報や目標、評価を横断管理
- カスタマイズ可能なOKR、MBO、コンピテンシーに対応した管理シートを搭載
- 組織の目標を分解して、上位目標と紐づけた現場目標を振り分け
- 現場目標と匿名公開された他者目標をもとに役割とレベルに応じた目標を設定、管理
<料金プラン>
要問い合わせ
Co:TEAM(コチーム) - 株式会社O:(オー)
- 日報×振り返りで1on1・目標管理を効率化(チャットツールと自動連携)
- 日報管理で日々のタスク進捗・モチベーションを自動把握
- チームやメンバーの「悩み・コンディション」の可視化で自立型組織を実現
Co:TEAMは、1on1・目標管理に課題を抱える多忙なマネージャー向けに開発された日報×目標管理アプリです。
日々の業務日報からチームの課題・メンバーのコンディションを把握し、振り返り・フィードバックのサイクルを回すことで、継続した目標達成が可能な自立型組織を目指せます。
Co:TEAMではSlack・Teamsといった社内SNSと連携しているため、メンバーはカレンダー連携によりボタン一つで日報を簡単作成。
マネージャーは日報を通じて「モチベーション・目標・タスク進捗・コンディション」を可視化し、チーム内の業務優先度を最適化・アルゴリズム分析で1on1のアジェンダ提供・アラート通知の設定も可能です。
<導入企業事例>
株式会社モバオク(DeNA)、株式会社ソニー・デジタルエンタテインメント・サービス、株式会社リクルートライフスタイル、株式会社キャッチワークなど
<料金プラン>
初期費用 | 月額費用 | トライアル |
---|---|---|
要問い合わせ | 要お見積もり | あり |
Resily - 株式会社アドバンテッジリスクマネジメント
特徴 | うまくいく会社の目標設定・運用の仕組みをクラウドで
- OKRの実現により部分最適から全体最適なアクションへ
- チームだけではなく会社全体のつながりの意識を強化、組織コミュニケーションを改善
- ワクワク感・自律性を向上させることによってメンバーのエンゲージメントが向上
<導入企業事例>
Sansan株式会社、スタイラー株式会社、株式会社アラン・プロダクツ、株式会社souco、シェアゼロ株式会社など
<料金プラン>
初期費用 | 月額費用 | 無料トライアル |
---|---|---|
無料 | 要お見積もり | あり |
Goalous
特徴 | コミュニケーション型目標達成サービス
- OKRの概念を進化させた目標管理形式が実現
- SNSの仕組みを取り入れたコミュニケーション型目標達成サービス
- 目標管理を通じて自発性やコラボレーションによる一体感や楽しみを創出
<導入企業事例>
ヤブサキ産業株式会社、株式会社ウィットワンなど
<料金プラン>
初期費用 | 月額費用 | 無料トライアル |
---|---|---|
無料 | 30,000円〜 | 15日間※ |
※出典:Colorkrew「Goalous (ゴーラス) │チーム力を「たのしく」あげる」(2023年12月6日閲覧)
Motify HR - 株式会社アックスコンサルティング
特徴 | 双方向のフィードバックでエンゲージメントと生産性の向上を実現
- エンゲージメントサーベイで組織への思い入れを社内・部署・個人単位で可視化
- タスクやコンテンツを適切なタイミングで届けて新メンバーも即戦力に
- 会社からお知らせに対するいいねやコメント機能で相互コミュニケーションを可能に
<導入企業事例>
アイリスオーヤマ、松井証券、東急ストア、宮城県庁、みんな電力株式会社など
<料金プラン>
初期費用 | 月額費用 | 無料トライアル |
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330,000円~ | 440円/1ユーザー | あり |
Perdoo
特徴 | シンプルでわかりやすさが魅力の中小企業向きツール
- 進歩状況をパーセンテージとグラフで可視化
- 重要な指標とするべきタスクを一覧表示でスピーディーに把握可能
- 1on1とパフォーマンスレビューでチームのモチベーションをアップ
<導入企業事例>
バージンメディア、テスコなど
<料金プラン>
初期費用 | 月額費用 | 無料トライアル |
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要問い合わせ | 月額5.4ドル/1ユーザー | - |
WAKUAS
特徴 | OKRと1on1をセットにして意識を高めながら仕事に取り組める
- アプリを使ってリアルタイムでの1on1が可能
- 一つのOKRに複数のオーナーを設定できる共有機能が搭載
- フィードバックリクエストで必要なアドバイスや励ましをもらえる
<導入企業事例>
トレンドマイクロ株式会社、タレンタ株式会社、サイオス株式会社など
<料金プラン>
初期費用 | 月額費用 | 無料トライアル |
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要問い合わせ | 要お見積もり | - |
Wistant
特徴 | 目標管理や1on1・評価をサポートするオールインワンツール
- 6項目のマネジメントレベルをスコア化しレーダーチャートで把握可能
- OKRやMBOをはじめとするさまざまなフォーマットに対応
- わかりやすい操作で1on1の運用も容易に実施できる
<導入企業事例>
株式会社全教研、日本サカス株式会社、株式会社エヌアセット、株式会社インフォデックス、株式会社SUPER STUDIOなど
<料金プラン>
初期費用 | 月額費用 | 無料トライアル |
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無料 | 1on1プラン:700円/1ユーザー フルパッケージプラン:1,500円/1ユーザー |
30日間※ |
※出典:フルート「Wistant [ウィスタント] - 人のパフォーマンスが100%発揮される組織を作る、ピープルマネジメントツール」(2023年12月6日閲覧)
HiManager
特徴 | 目標から分析までトータルでサポートするオールインワンプラットフォーム
- リアルタイムのフィードバックで社員のパフォーマンス向上を実現
- 10問の簡単なサーベイから多角的な情報収集を実施可能
- 簡単な質問に答えるだけで社員の状況を随時把握できる
<導入企業事例>
丸紅、三菱UFJリサーチ&コンサルティング、弁護士ドットコム、コロプラなど
<料金プラン>
初期費用 | 月額費用 | 無料トライアル |
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無料 | 月額1,500円/1ユーザー~ | あり |
OKR管理ツールのメリット
OKR管理ツールを導入するメリットは次のようなことが挙げられます。
- 目標設定や共有をスムーズに行える
- チーム全体が同じ目標に向かいやすくなる
- 情報が一元管理できる
- OKRの運用や進捗管理の効率化を図れる
- 従業員同士のコミュニケーションが改善する
- 自社業務にあった目標管理や人事評価制度が作りやすくなる
- データにもとづく意思決定が容易になる
目標設定や共有をスムーズに行える
OKRでは、目標の共有・更新・すり合わせが頻繁に行われます。また、ことあるたびに紙やExcelベースで可視化や管理を行おうとすると、膨大な工数がかかってしまうでしょう。
ツールを導入することで、OKRマップの作成や更新が簡単にできるほか、目標が可視化しやすくなり、共有や管理が滞りなく行えます。
チーム全体が同じ目標に向かいやすくなる
OKR管理ツールの導入により、組織全体や各チームの目標が明確になり、全員が同じ方向性をもって取り組めるようになるでしょう。
各チームや個人の目標が組織全体の目標にリンクしているため、目標達成に向けた一体感が生まれ、モチベーションの向上にもつながります。
情報が一元管理できる
OKRを運用すると、目標や進捗状況、議事録など膨大な情報が発生します。
OKRツールではそうした情報を一元管理できるため、更新はもちろん、検索が容易にできるのは大きなメリットといえるでしょう。
OKRの運用や進捗管理の効率化を図れる
OKR管理ツールを導入することで、設定したOKRをもとにした進捗管理や評価ができ、個々の進捗や全体の進捗を把握しやすくなります。
部署横断の目標の見える化や業務・評価フローの効率化を図れ、生産性の向上にもつながります。
従業員同士のコミュニケーションが改善する
OKR管理ツールは目標設定だけでなく、進捗状況の共有やフィードバックのプロセスを支援します。これによって、従業員同士のコミュニケーションが活性化し、チーム間の協力やアイデアの交換が促進されるでしょう。
目標達成のための相互支援や協力が自然と生まれ、チームワークの強化にもつながります。
自社業務にあった目標管理や人事評価制度が作りやすくなる
OKR管理ツールを用いることで、自社の業務や文化にあった目標管理の構築が可能です。
目標達成度にもとづく透明かつ公平な人事評価制度の策定が容易になり、従業員のモチベーションと公平感を高められるでしょう。
データにもとづく意思決定が容易になる
OKR管理ツールは、進捗状況や成果に関するデータをリアルタイムで提供します。経営陣やリーダーは、データにもとづいた意思決定ができ、戦略的な調整やリソースの再配分を迅速に行えるでしょう。
OKR管理ツールのデメリット
一方で、OKR管理ツールを導入するデメリットとしては、次のようなことが考えられます。
- 導入に時間がかかる
- コストがかかる
導入に時間がかかる
紙やExcelベースで管理するよりも手間はかからないものの、新しいツールを導入するからにはある程度時間がかかります。従業員が早く使い方に慣れるよう、マニュアルや研修を準備しておきましょう。
コストがかかる
ツールを導入する際にはコストがかかります。クラウド型のツールは比較的コストをおさえられる傾向にありますが、ツールによっては従業員数が多いとコストがかさむ場合もあります。
OKRの個人目標を設定した成功例
管理ツールがあったとしても、OKRによる目標管理は抽象性が高い概念です。よって、具体的にどのようなことをするのか、成果はでるのかと疑問に思う方も多いでしょう。
Googleとメルカリの2社の事例から、どのようにOKRを活用して個人目標を設定すればいいのかについて紹介します。
Googleの個人目標の設定例
OKRを導入した先駆け的な存在として挙げられるのがGoogleです。
OKRは元インテルのCEOアンディ・グローブ氏が提唱した概念で、誕生したのは1970年代ですが、一般的に使用され始めたのはごく最近のことです。Googleは2000年代初期にはOKRを取り入れて急速に成長しました。
Googleでは達成できそうな目標よりさらに高い目標の設定を推奨しています。70%程度を達成できれば成功とする目標を設定したうえで、意欲的に挑戦できる環境を用意。四半期単位と1年単位それぞれでOKRを設定し、四半期ごとの全社ミーティングでOKRの公開と評価を実施し、会社の成長につなげました。
※出典:Google「ガイド: OKRを設定する」
メルカリの個人目標の設定例
フリマアプリを展開するメルカリは、OKRとMBOの両面から人事評価を実施しており、OKRをベースにしたコミュニケーションが浸透するよう取り組んでいます。
設定したOKRは3か月に一度、成果をもとにした見直しと面談を行い、PDCAを回すことによって個々の社員がOKRを意識して働くように環境を整備。また、半年に一度、各チームのOKRに対する理解を含めるための合宿を行っています。さらに会社のOKRも経営陣だけで決めるのではなく、合宿を行い社員全体で議論するのも特徴的です。
※出典:メルカリ「半年に一度のコーポレート合宿にきたよ #メルカリな日々」
OKR管理ツールを導入する前にやっておくべきこと
実際にOKR管理ツールを導入する前に、次のポイントを確認しておきましょう。
従業員にOKRの知識を浸透させておく
OKR管理ツールを導入する前に、従業員にOKRの基本原則と目的を理解させることが重要です。
OKRのコンセプト、設定方法、進捗管理の方法を教育し、全員がこの手法に慣れるようにしましょう。また、OKR導入の意図と企業における重要性を共有することで、従業員のモチベーション向上にもつながります。
OKR管理ツールの運用体制を整えておく
ツール導入前に、誰がOKRの管理責任者となるか、どのような運用フローで進めるかを明確にすることが大切です。
管理責任者を定め、OKR設定の期間やレビューの頻度、進捗の共有方法などを事前に決定しておきましょう。
また、場合によってはツールを効果的に使用するための研修やサポート体制も必要になります。従業員がツールを使いこなせるようにし、効率的な運用を図りましょう。
従業員同士のコミュニケーション機会を増やしておく
コロナ禍でリモートワークが普及したことにより、従業員間の直接的なコミュニケーションの機会が減少しています。
OKR管理ツールを最大限活かすためには、従業員同士のコミュニケーションが必要不可欠です。OKR管理ツールを導入する前に、従業員同士がコミュニケーションをとる機会を増やし、コミュニケーションをしながら作業する大切さを共有しましょう。
たとえば、定期的なオンラインミーティングやオンラインでのコーヒーブレイクなど、コミュニケーションが活性化する施策を検討するのがおすすめです。
OKR管理ツールの導入に適していない企業の特徴
OKR管理ツールは多くの企業にとって有用ですが、すべての企業に適しているわけではありません。OKR管理ツールの導入に適していない可能性が高い企業の特徴として、次のようなものが挙げられます。
ひとりで行う業務がメイン
個人事業主や小規模な企業では、業務が主に一人で行われることが多く、チームワークや部門間の協調性を重視するOKRの運用にはそぐわない場合があります。
目標設定と達成は個々人の責任となり、組織全体の協力を必要とすることが少ないため、OKR管理ツールの導入による効果が限定的になる恐れがあるでしょう。
普段の業務がアナログ作業
デジタル技術の使用が少ない、またはアナログ作業が主体の企業では、OKR管理ツールの導入によるメリットが限られる可能性もあります。
工場や農業、伝統的な職人業など、日々の業務が物理的な作業に依存している場合、デジタルツールの活用が難しいため、OKRの運用も困難になるでしょう。
また、これらの職業にかかわらず、DX化が進んでおらず普段からデジタルツールやシステムに使い慣れていない企業の場合にも同じことが起こりえます。OKR管理ツールが業務上有用だと判断したら、DX化の取り組みを進めるのも一つの手です。
管理職の人的リソースが不足している
OKR管理ツールは、運用において目標設定や進捗チェック、フィードバックなど管理職の積極的な関与が必要です。
そもそも管理職の人員が不足している企業では、これらのタスクを十分に遂行することが難しく、OKR管理ツールの導入によりかえって負担が増してしまうでしょう。
変動の多い業種に属する
極端な市場の変動や予測不可能な業務変更が頻繁に発生する業種では、OKR管理ツールの導入に適していない場合があります。
たとえば、急速に変化するテクノロジー業界や、季節や天候に左右される業種などでは、長期的な目標設定が困難であり、OKRツールを有効活用するのが難しいでしょう。
OKRの実例を参考に目標を立てよう
OKRは抽象度の高い概念で、具体的な目標設定や運用手法については、個々の企業の創意工夫に任されます。
よって、OKR管理ツールを導入すれば業務効率が向上するものではなく、ツールを上手に利用しながら自社に最適な目標設定や進捗管理をすることが重要です。
ただし、ゼロから自社にあったOKR運用を考えるのは難しいので、実例をサンプルに目標設定と運用方針を決めるといいでしょう。
OKRツールにはさまざまな種類があります。選び方をもう一度おさらいしておきましょう。
- 組織の運用にあわせてカスタマイズできるか
- シンプルで誰もが使いやすいか
- テンプレートが充実しているか
- 自社にあったOKR管理ができるか
上記のポイントで複数のOKR管理ツールを比較検討し、OKR手法が実現できるものを探してみましょう。
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