受注管理システム比較18選 | 業務内容や課題、メリットを解説

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- 受注管理とは
- 受注管理システムの選び方
- 操作のしやすさ
- サポート体制
- 必要な機能が搭載されているか
- おすすめの受注管理システム18選比較
- CO-NECT
- 楽楽販売
- コマースロボ
- Workvision販売管理
- スマートF
- BtoBプラットフォーム TRADE
- オンデマンドMPM
- しくみs・インボイス
- kintone
- アラジンEC
- BtoB Web受発注システムMOS
- Odoo
- COREC
- SpreadOffice
- board
- GoQSystem
- 助ネコ 受注管理
- TS-BASE 受発注
- 受注管理システムのメリット
- 人的ミスや人件費が削減できる
- 他のシステムとデータ連携ができる
- 顧客の満足度が向上する
- 受注管理の業務内容
- 1. 見積もりの作成
- 2. 契約を締結する
- 3. 注文内容の登録
- 4. 在庫確認と納期の連絡
- 5. 受注伝票の作成
- 6. 注文請書の作成
- 受注管理の課題
- 部署や担当者間での連携不足
- 適切な人員配置がされていない
- 業務が煩雑になる
- 受注管理システムが必要とされる理由
- 受注管理システムが効率化する業務
- 注文を受け、出荷する
- 発注管理システムと連携し、在庫を調整する
- 確認のメールを送信する
- CRMと連携し、アプローチをする
- 受注管理システムを導入して業務効率化を!
- BOXILとは
受注管理とは
受注管理とは、顧客や取引先からの注文受付から納品までの流れを管理する業務です。
もともとは、消費者からの注文受付のみを対象としていました。しかし、近年では在庫確認や出荷管理までを含めた一連の工程を受注管理と呼ぶようになりました。
BtoBのビジネスでは、「見積もり」や「取引契約の締結」も受注管理で取り扱う業務の一つです。そのため、受注管理は販売管理業務の一つとして扱われています。
受注管理システムの選び方
受注管理システムにはさまざまなサービスがあり、多数のサービスから自社に適したものを選ぶ必要があります。受注管理システムを選ぶ際に注目したいポイントは、次の3つです。
操作のしやすさ
受注管理システムを選定する際には、誰でも操作がしやすいシステムかどうかを確認しましょう。
多機能なシステムでも、操作や画面がわかりにくいシステムは利用者に負担がかかり、使い勝手の悪さからミスの発生につながる恐れがあります。システムを導入しても、期待していた効果を得られない可能性があるため注意しましょう。また、BtoB取引で取引先も同じシステムを導入してもらう場合には、両者が操作しやすいシステムを選ぶことも重要です。
操作画面はシステムにより異なるため、使いやすいシステムかどうかを判断するために、まずは無料お試しやトライアルを活用して、担当者が実際の操作性を確認したうえで導入を検討するとよいでしょう。
サポート体制
サポートの対応範囲や方法はサービスにより異なるため、サポート体制が充実しているかどうかについても確認が必要です。
運用中にトラブルがあった場合には、受注業務や顧客に影響を及ぼす恐れがあるため、サポートの対応は重要になります。トラブルや不具合があったときに迅速にサポートしてもらえるシステムを選ぶことが大切です。電話やメールなど、どのような方法でサポートが可能か、対応方法についてもあわせて確認しておきましょう。
サポートが手厚いサービスなら、トラブル発生時だけでなく、システム導入時の設定や運用中に設定変更が必要になった場合にも安心して利用できます。
必要な機能が搭載されているか
受注管理システムを選ぶときには、業種や規模に合っているかどうかや、自社に必要な機能が搭載されているかどうかを確認しましょう。
ミスの防止や受注業務の自動化、レポート機能のマーケティング活用による売上アップなど、どのようなことを実現したいのかを洗い出し、必要な機能を明確にすることが必要です。
また、既存の業務システムがある場合には、受注管理システムと連携が可能かを確認することも必要です。連携ができないと、大きく効率化を図れないため注意しましょう。現在は利用していない場合でも、将来的に導入する可能性も踏まえて、連携機能の充実したシステムを選ぶとよいでしょう。
おすすめの受注管理システム18選比較
それでは、BtoB取引やECサイトやネットショップ運営におすすめの受注管理システムを紹介します。
- 納品書や赤伝、出荷伝票などの伝票作成機能
- 新商品やセール品、長期在庫を発注フォームから提案可能
- 多数の販売管理システムと連携実績あり※1
CO-NECTは、利用継続率99%以上、導入実績25,000社※2の受発注システムです。受発注管理から帳票作成、分析レポートの作成まで対応可能です。
取引先ごとに発注フォームへ表示する商品や単価、最低注文個数、締め時間などを設定でき、画像付きで商品を訴求するWebカタログとしても利用できます。発注側は利用料無料で、発注レポートや履歴呼び出し機能を利用できます。
※1:ボクシル掲載資料参照(2022年8月閲覧)
※2出典:CO-NECT「受発注システムCO-NECT(コネクト)|無料で導入可能」(2023年4月10日閲覧)
- ルーチンワークを自動化して業務工数削減
- 請求・支払いのミスや漏れを防止
- 要件に沿ったカスタマイズが可能
楽楽販売は、受注・発注・請求・入金・支払から、売上や仕入れ業務など受発注に関する業務を一元管理する受発注管理システムです。帳票発行やメール送付といった繰り返し業務を自動化できるので、業務工数を削減できます。さらに請求日、支払日の自動算出やアラート機能で対応漏れを削減。項目やプロセスを柔軟にカスタマイズできるため、運用に沿った業務フローを構築できます。
コマースロボ - 株式会社コマースロボティクス
- 利用社数720社※、年間出荷件数2,745万件※の利用実績
- 倉庫管理システム一体型で、需要予測分析に対応
- 優良3PL倉庫90社※を無料で紹介
コマースロボは、EC運営の受注、在庫管理、出荷業務を自動化できるシステムです。
内蔵されているRPAにより、注文確認や住所チェックなどの作業を自動化できます。使用頻度の高いロボット機能はテンプレート利用でき、ノーコードでカスタマイズ可能です。宅配基幹システム、コンビニ後払いシステムとも自動連携できます。
※出典:コマースロボティクス「【EC事業者向け】OMS+WMSで自動出荷ならコマースロボ」(2023年4月10日閲覧)
Workvision販売管理 - 株式会社WorkVision
- 中規模から大企業向けの販売管理ソリューション
- 委託や受託、ロケーション管理など複数の在庫管理機能を標準搭載
- 各種の業種や業務要件に対応する機能の搭載はもちろん、アドオン開発にも対応
Workvision販売管理は、受注入力の標準化や在庫管理機能に加え、業務プロセスの改善提案まで支援してくれる販売管理システムです。在庫品や受発注品を商品マスタから自動判別し、発注データ作成や引当を同時に実行可能です。
建設資材や電子部品、食品業界などでの導入実績があります。運用形態にあわせ、業務プロセスの設定や画面デザインのカスタマイズに対応できるので、既存システムからのスムーズ入れ替えにも役立ちます。
- 受注伝票作成や伝票一覧機能などの受注管理機能を搭載
- バーコードやタブレット活用で、現場データの収集から見える化まで自動化
- 導入コンサル付きのトライアル導入に対応
スマートFは、サプライチェーン全体のリアルタイム管理に役立つ製造業向け生産管理システムです。スモールスタートに対応し、受発注管理や在庫管理・出荷管理などの機能から、使用する部署や品番・機能を絞った導入が可能です。
データ設計や運用設計、専用マニュアル作成など、専任担当による導入コンサルを受けられ、現場での運用可否を確かめられるトライアル導入に対応してくれます。
BtoBプラットフォーム TRADE - 株式会社インフォマート
- 受発注から納品、検収までを一本化
- データの紐付け管理で照合作業を効率化
- シリーズ連携で商取引を一元管理
BtoBプラットフォーム TRADEは、受発注・納品・検収を管理できるサービスです。発注書や納品書など、関連する書類を紐付けできるので照合にかかる工数を削減できます。
同社から提供されている「BtoBプラットフォーム 請求書」「BtoBプラットフォーム 契約書」と連携でき、企業間商取引を一元管理可能です。
オンデマンドMPM - キンコーズ・ジャパン株式会社
- 承認フローや担当者ごとの割り振りなど細かいカスタマイズが可能
- 発注数量制限で発注ミスを防ぎやすい
- 導入から運用まで手厚いサポート
オンデマンドMPMは、販促物の発注ミスや廃棄過多を防いで、受発注業務の総合的なコストを削減するサービスです。在庫数はリアルタイムで反映され、資材ごとの基準在庫値を下回ると、メールでお知らせしてくれる在庫僅少アラート機能も搭載されています。在庫のない販促物は注文の停止が可能です。
導入時には課題に対して、最適なプランを提案してくれます。導入後は、効果的に運用できるように、運用方法の修正や施策の提案をしてくれるサポートもあります。
- 承認者や承認フローを自由に設定可能
- メールで承認や却下できるためハンコは不要
- 細かい権限設定で操作を制限してミスを防止
しくみs・インボイスは、受発注から請求までの帳票作成を自動化し、素早くキャッシュフローを確認できるサービスです。帳票入力のフォーマットは統一されており、作成する帳票が違っても同じように入力できるため、効率よく作業が行えます。
電子印が押印された帳票を作成して、取引先へのメール送付まで簡単に実行できます。受発注データは自動で集計されるため、売上や原価、粗利、営業利益を自動的に算出可能。データから売上、仕入れの予実管理や資金の流れを可視化し、キャッシュフローを把握できます。
- 仕事に合わせて自由にアプリを追加可能
- APIやプラグインなど豊富な連携サービスを利用可能
- ドラッグアンドドロップが中心で操作が簡単
kintoneは、業務に合わせたツールを簡単に作成できるグループウェアです。ドラッグアンドドロップで直感的に操作できるので、プログラミング知識は必要ありません。受発注業務では脱アナログ・脱Excelで作業時間の大幅カットが見込めます。
業務の見える化もできるので、業務プロセス全体の進捗管理なども可能。作業とコミュニケーション両方の時短により人件費の削減が期待できるのも魅力です。
- スムーズな基幹システム連携
- 業務に最適化する柔軟なカスタマイズ性
- コストを抑えた料金プラン
アラジンECは、自社専用の企業間取引に特化したECの構築を可能にする、BtoB EC・Web受発注システムです。
基幹システムを自社開発・サポートしてきたアイルの豊富な知識とノウハウで、現状の基幹システムとのスムーズな連携を可能にします。標準機能が豊富に用意されているだけでなく、業務内容やフローにあわせて柔軟にカスタマイズできるのも特徴の1つ。使いやすいことはもちろん、カスタマイズ機能は必要な分だけ搭載可能で、料金は定額制なのでコストを抑えて利用できます。
BtoB Web受発注システムMOS - 株式会社アクロスソリューションズ
- モバイルに特化したインターフェースで受注を効率化
- 受注データを検索・CSV出力可能
- 各種基幹システムと連携可能
MOSは、パソコン、スマートフォンやタブレットで利用できるモバイルに特化したBtoBのWeb受発注システムです。
受注データをフリーワード、日付、納品日、備考などから検索可能。受注する側が、発注者側が「いつもの」商品として発注している商品を登録できるため、受注・発注側の両方で業務の効率化につながります。
Odoo - 株式会社Pro-SPIRE
- 海外700万※ユーザーの導入実績
- 販売・購買・CRM・在庫管理のすべてが可能
- 必要な機能ごとにライセンス購入
Odooは、海外700万ユーザーの実績のあるクラウドERPです。
グローバル対応のため、導入・運用において内部統制や一元管理が実現できます。また、販売・POS・CRM・請求・経費・購買・在庫管理などの45もの機能を標準搭載しており、必要に応じて機能を追加できるため、マッチしたERPシステムへ調整可能。新機能も日々開発されています。
※出典:Odoo「Open Source ERP and CRM | Odoo」(2023年4月10日閲覧)
- テレワーク環境でも発注できる
- アプリを使用せずにスマートフォンやタブレット対応
- 注文フォームを迅速に作成
CORECは、クラウド型のBtoB受発注システムです。取引先が使いやすい注文フォームを、商品・製品の回転に合わせてすぐに作成できます。受注状況をテレワーク環境でも確認可能で、雑貨・アパレル・食品・飲食店など、幅広い業界での導入実績があり無料プランも利用できます。
SpreadOffice - 株式会社スプレッドオフィス
- 商談履歴と紐づけた管理
- 帳票作成と受発注管理システム
- 使用者ごとにレイアウトを設定可能
SpreadOfficeは、帳票作成・業務管理・集計・資金繰り・分析を誰でも簡単にできるよう設計された、業務管理クラウドツールです。8種類の帳票や資金繰り、売上集計などはすべてExcel形式で出力が可能です。ExcelやPDFへの出力・データ集計機能を持ち、使用するユーザーごとに画面レイアウトを使いやすくカスタマイズできます。
- 実務を重視したインターフェース
- まとめて行う業務を効率化
- 多くの会計システムとの連携
boardは、支払い状況の管理も簡単にできるクラウド型の受注管理システムです。見積もりや発注など領収に関わるビジネス書類を作成し、さらに原価管理を統合して分析することで、売上分析・キャッシュフロー計算など経営効率化も見込めます。会計ソフトとの連携も強化しており、現状では、freee・マネーフォワード クラウド会計・弥生会計・勘定奉行などに対応しています。
GoQSystem - 株式会社GoQSystem
- すべてのショップを一元管理可能
- 注文件数が増えても料金が定額
- 受注情報を簡単に同期
GoQSystemは、楽天・Yahooショップ・Amazonなど、ECモール向けの受注管理システムです。受注管理システムでありながら、商品管理や売上管理、物流管理まで行えるので、在庫管理に近いシステムとして導入できるでしょう。料金は注文件数が増えても定額で、機能を追加していくごとに加算される料金システムです。簡単なシステム導入とあわせてみても中小企業にとくにおすすめのシステムです。もちろん、大企業でも問題なく利用できます。
- 各大手ECサービスに対応、修正データを自動連携
- 注文者自身で領収書を印刷できる「Web領収書」を搭載
- アカウントと操作権限を自由に設定。開示、非公開の設定が可能
助ネコ 受注管理は、複数のECサイトを一元管理できる受注管理システムです。「使いやすい」との声が多く、パソコンに不慣れでもすぐに覚えやすい簡単な操作性です。導入時も、マニュアルやFAQ、電話、メールできめ細やかなサポートが受けられます。細かいチェック機能による入力ミス防止や、自動検索での検索条件の保存など、作業の自動化が可能な便利機能を多数搭載。利用者の煩雑な手間を省けるので、作業の効率化が期待できます。
- 企業に必要なソフトウェアを低コストかつスピーディに導入
- 全体把握をシンプル化し、コスト削減と利益向上を両立
- 充実したサポートと情報資産管理の徹底で安心して運用できる
TS-BASE 受発注は、BtoB領域の販促物や備品、資材に特化した受発注プラットフォームです。ロジスティクスやBPOと組み合わせて運用もできるため、販促物や商品管理をサポートしながらコスト削減と利益向上を両立します。また、管理者の販促物や商品管理などの業務に関する情報は、ダッシュボードで一元管理できます。SaaS型のソフトウェアなので、低コストかつスピーディな立ち上げが可能です。
受注管理システムのメリット
受注管理システムは、BtoBでの取引だけでなく、ECサイト・ネットショップ運営においても大きな導入効果が期待できます。
受注管理システムによる業務の自動化により得られるメリットを紹介します。
人的ミスや人件費が削減できる
受注管理システムが手動で行っていた作業をすることで、タイプミスや転記ミスなどの人的ミスがなくなります。さらに、業務の自動化により作業時間も大幅に減少するため、人件費の削減にも貢献可能です。
また、複数ネットショップや楽天などモールでECサイトを運営している場合には、複数サイトの受注業務を一元管理できる受注管理システム導入することで、人的リソースをより有効に活用できるでしょう。
他のシステムとデータ連携ができる
在庫管理システムや販売管理システムと連携すれば、受注以外のフェーズも一連の業務として自動化可能です。
在庫管理システムの連携により、在庫情報についても一元管理が可能になります。手動で在庫数を変更するなどの必要がなくなるため、結果として作業時間が短縮し、納品までの時間も大きく短縮できます。
顧客の満足度が向上する
受注管理ミスの減少や納期までの時間の短縮により、顧客の満足度がアップします。また、システムを活用すれば24時間受注が可能です。好きな時間にいつでも注文できることで、顧客の満足度のさらなる向上が期待できます。
受注管理の業務内容
一般的なBtoBの受注管理の業務内容を見ていくことにしましょう。
1. 見積もりの作成
BtoBの受注管理では、最初に顧客からの注文内容を確認して見積もりを作成します。取引実績や取引内容を考慮して算出した金額を、見積もりとして提出します。
2. 契約を締結する
見積もり金額や取引条件の同意が得られたら、注文を確定して契約の締結を行います。契約前には、後々のトラブルを防ぐために、商品の保証期間や納期、支払い方法や期日をしっかりと確認しておく必要があります。
3. 注文内容の登録
注文が確定したら、注文書の内容を登録します。顧客と取引が初めての場合は、顧客情報の登録が必要です。
4. 在庫確認と納期の連絡
注文内容の登録が終わったら在庫の確認を行い、いつまでに納入可能かを顧客に連絡します。在庫があれば出荷準備に移り、在庫がない場合には生産部門や発注部門と連携して、必要な在庫を準備しましょう。
5. 受注伝票の作成
注文の記録を残すために、注文書をもとに受注伝票を作成して保管します。
6. 注文請書の作成
注文書の受領を顧客に報告するため、受注伝票をもとに注文請書を作成します。注文請書を発行する義務はありませんが、取引上のトラブルやミスに備えて作成しておくのがおすすめです。
受注管理の課題
業務量の多い受注管理業務には、さまざまな課題があります。受注管理の主な課題には、次の3つが挙げられます。
部署や担当者間での連携不足
受注管理は、注文の受注から在庫確認や出荷指示、納品まで多岐にわたる業務が発生する仕事です。しかし、部署間で業務の進捗状況が可視化されておらず、部署間での連携不足による効率の悪さから、業務量が増えてしまっているケースも見られます。
また、受注業務においては、注文された商品を納期までに届ける必要があり、正確性が重視されます。部署間でコミュニケーションがしっかりと取れていないと、納品遅れにつながり顧客に迷惑をかけてしまいかねません。
適切な人員配置がされていない
適切に人材配置がされておらず、一人当たりの業務範囲が広くなりすぎてヒューマンエラーが多発している、といったケースは少なくありません。
Webでの注文受付が可能なシステムを構築するとしても、受注窓口が増えるため、必要なリソースが増えることを懸念している企業もあるでしょう。人手不足で適切な人材配置ができず、悩んでいる企業が多いことも、受注管理業務の課題の一つです。
業務が煩雑になる
受注管理は、業務が煩雑になりがちな傾向にあります。受注業務には、注文の受付・見積もり作成・注文請書の発行など業務量が多く、フローが複雑で多岐にわたります。
複数の部署間で連携が必要となり、業務に携わる人が多いため、ミスを発生する確率も高くなる点も問題の一つです。
受注管理システムが必要とされる理由
ITツールが進化してきたにもかかわらず、受注管理や販売管理の仕事を紙の台帳やExcelの手作業を行っている企業はまだまだ多いのが現状です。人による作業は、タイプミスのような人的ミスの発生する可能性が常にあります。さらに作業時間がかかるため、人件費が増加する点もデメリットです。
受注管理の改善には、ツールによる作業の自動化が挙げられます。受注管理システムは、受注業務をサポートするさまざまな機能が搭載されており、業務の効率化が可能です。
受注管理システムが効率化する業務
受注管理システムは、受注管理におけるいくつかの重要な業務を効率化します。
注文を受け、出荷する
受注管理システムの中でもっとも基本的な業務は、注文を受け、出荷管理システムに知らせることです。通知を受けた出荷管理システムが商品を出荷し、消費者のもとに商品が届きます。
注文方法はFAXや電話、ECサイトなどさまざまな形式があります。
発注管理システムと連携し、在庫を調整する
急速なニーズの上昇によって在庫が品薄になるケース、逆に需要低下による在庫が過剰になるケースを防止するため、発注管理システムや在庫管理システムと連携し適切な在庫量に調整します。
確認のメールを送信する
発注を受けた相手に対しての注文確認メール、発送時の確認メールなどを送信することも受注管理システムの業務の一つです。
CRMと連携し、アプローチをする
注文を受けた発注者のデータをCRMと連携させ、必要としている情報や商品を明らかにして提案を行うことも受注管理システムで可能になります。
※受注管理システムでできることは、システムによって異なります。各サービスを比較して、必要としている機能を選びましょう。
受注管理システムを導入して業務効率化を!
受注管理システムを導入することで、ヒューマンエラーを減らし、手間のかかる業務を削減できます。
システムの導入を検討する際には、次のポイントに注目してサービスを選びましょう。
- 必要な機能が搭載されているか
- 操作のしやすさ
- サポート体制
ぜひ、業務効率化のためにシステム導入を検討してみてください。
BOXILとは
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