コピー完了

記事TOP

楽楽精算×Concur Expense×マネーフォワード クラウド経費×ジョブカンの口コミを比較 - 機能・料金は?

最終更新日:(記事の情報は現在から235日前のものです)
代表的なクラウド経費精算システム4つの評判を比較!「マネーフォワード クラウド経費」「楽楽精算」「Concur Expense」「ジョブカン経費精算」について、各サービスのシェア・機能・価格・口コミ評判などの情報をもとに紹介します。

楽楽精算や、Concur Expense(コンカーエクスペンス)をまとめて比較したい方は、サービス資料の無料請求がおすすめです。

【厳選】おすすめ経費精算システムをまとめてチェック!
経費精算システムの比較表
\特典【完全版】機能・価格比較表/

おすすめ経費精算システムの資料を厳選。各サービスの料金プランや機能、特徴がまとまった資料を無料で資料請求可能です。資料請求特典の比較表では、価格や細かい機能、連携サービスなど、代表的な経費精算システムを含むサービスを徹底比較しています。ぜひ経費精算システムを比較する際や稟議を作成する際にご利用ください。

経費精算システム4サービスの総合比較表

クラウド経費精算システムの代表サービス4製品である楽楽精算、Concur Expense、マネーフォワード クラウド経費、ジョブカン経費精算の特徴をまとめた比較表はこちらです。

【特典比較表つき】『経費精算システムの資料14選』 はこちら⇒無料ダウンロード

一覧で料金・機能を比較したい方にはBOXILが作成した比較表がおすすめです。各社サービスを一覧で比較したい方は、下のリンクよりダウンロードしてください。

【特典比較表つき】『経費精算システムの資料14選』 はこちら⇒無料ダウンロード

※ダウンロード可能な資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。

楽楽精算とConcur Expenseのサービスを比較!

まずは人気の経費精算システムである楽楽精算と、Concur Expense(コンカーエクスペンス)を、メリット・デメリットや料金・価格プラン、主な機能に注目して紹介します。

楽楽精算 - 株式会社ラクス

楽楽精算
楽楽精算
BOXIL SaaSセクション | BOXIL SaaS AWARD 2024
ボクシルSaaSのデータを元に表示しています
提供企業様でご不明点がある方はこちら

経理担当者の作業負担を大幅に軽減

  • 経理担当者の負担軽減を考えて作られたシステム
  • 豊富な機能で面倒な経費精算作業を削減
  • 導入時から運用後までしっかりサポート

楽楽精算は、経費精算業務における一連のプロセスをすべて電子化し、一元管理できるクラウド型経費精算システムです。交通系ICカード取り込みによる交通費精算や領収書読み取り機能で申請内容の作成が簡単にできます。さらに自動仕訳や会計システムへの連携機能で経理業務の効率化を実現可能です。中小企業から大企業まで幅広く利用されており、実績も豊富です。

導入のメリット

楽楽精算を導入するメリットとしては、次の点が挙げられます。

  • アプリの使い勝手がいい
  • 大幅に作業時間を減らせる
  • 連携できる会計システムが多い

楽楽精算にはスマートフォン専用のアプリがあり、領収書の画像を読み取り機能(OCR機能)や、交通系ICカードの読み取りができ、AIによる入力補助で入力作業はほとんど必要ありません。またアプリからの経費申請・承認もできるため、すき間時間で手軽に作業できます。ほかにも申請書のチェック機能や会計システム用仕訳データの自動作成機能などがあり、経理担当者の負担を大幅に軽減できます。

加えてConcur Expenseと比較して連携できる会計システムが多い点も魅力です。もちろんConcurでも会計システムとの連携はできますが、変換ツールが必要です。一方楽楽精算は、一部連携アプリが必要なものの、ほぼすべての会計システムとスムーズに連携できます。

導入のデメリット

楽楽精算を導入するデメリットとしては、次の点が挙げられます。

  • 電子帳簿保存法対応はオプション
  • 初期費用が高い

2024年1月に義務化される電子帳簿保存法は、書類の電子化やタイムスタンプの付与といった対応が必要です。ただし、これらに関する請求書処理支援機能はオプションであり、別途料金が必要です。ほかにも、予算管理機能や画像・PDFデータの添付などがオプションであるため、事前に必要な機能がオプションであるかどうか、チェックしましょう。

加えて初期費用が無料な経費精算システムも多いなかで、初期費用に10万円がかかることもデメリットです。初期費用も含めて費用対効果が出るか、事前に検討しましょう。

料金・価格プラン

項目 詳細
初期費用 100,000円(税抜)〜
月額固定費用 30,000円(税抜)〜
月額従量課金 --
無料プラン
無料トライアル
料金備考

楽楽精算の料金・価格プランは、初期費用+月額費用で利用できます。月額費用は利用人数によって変化します。あらかじめ料金を知っておきたい場合は、公式ページのフォームから申し込めばシミュレーションが可能です。

機能・詳細

項目 詳細
OCR入力
オペレーター入力代行
稟議の申請と承認
クレジットカード連携
FBデータ(総合振込データ)作成
スマートフォンでの経費申請
スマートフォンでの経費承認
ICカード読み取り端末種類 スマートフォン
ICカード自動連携

楽楽精算の導入事例や機能詳細・使い方はこちら

楽楽精算の使い方・導入事例!クラウド経費精算ツールの評判と口コミ
楽楽精算とは、経費精算を合理化するサービスをクラウド経由で提供している経費精算システムです。累計導入8,000社を...
詳細を見る

Concur Expense - 株式会社コンカー

Concur Expense
Concur Expense
BOXIL SaaS AWARD 	Winter 2024 Good Service
ボクシルSaaSのデータを元に表示しています
提供企業様でご不明点がある方はこちら

グローバルで豊富な導入実績、経費精算の世界標準

  • 世界でも導入実績豊富、国内の売上シェアNo.1※1
  • 電子帳簿保存法に対応 日本でも他社にない事例あり
  • 中小企業から大手グローバル企業まで会社規模問わず導入

Concur Expense(コンカーエクスペンス)とは、世界9,300万人※2が利用し、多言語、多通貨にも対応した世界標準の経費精算クラウドサービスです。出張手配システムの「Concur Travel」や請求書管理「Concur Invoice」と連携することで、間接費全体の管理を最適化できます。

※1出典:ITR「ITR Market View:予算・経費・サブスクリプション管理市場2023」 国内経費精算市場:ベンダー別売上金額シェアで9年連続1位(2014-2022年度予測)
※2コンカー「会社概要」(2024年3月6日閲覧)

導入のメリット

  • 経費のチェックを自動化
  • 電子帳簿保存法に対応
  • 経費・支出の分析ができる

Concur Expenseでは、月末経理担当者の負担になりがちな、申請された経費に規定違反がないかチェックする工程を自動化できます。チェックは重篤な違反(レッドカード)や、軽微な違反(イエローカード)などに分類されるため、差戻の判断もしやすくなるでしょう。

またすべての料金プランにタイムスタンプ機能がついているため、電子帳簿保存法に対応させたい企業にもおすすめです。さまざまな種類の分析レポートを作成できるため、経費・支出の最適化もできるでしょう。

導入のデメリット

  • 海外製の製品
  • 機能が豊富すぎる場合もある
  • サポートが少ない

Concur Expenseは海外の製品です。日本語には対応していますが、日本特有のビジネスの仕組みやニーズに対応しきれていない点があります。たとえば、定期の経費入力に関してはバス経路に未対応です。

またConcur Expenseは幅広い業務に対応できる一方で、多機能なツールであるため、システムに慣れていない方は扱いにくく感じる可能性があるでしょう。サポートも電話とマニュアル提供のみであるため、システムに詳しい人材がいない場合は、公式のパートナー企業に導入サポートを依頼するのがおすすめです。

料金・価格プラン

項目 詳細
初期費用 0円〜
月額固定費用 30,000円台(税抜)〜
月額従量課金 --
無料プラン
無料トライアル
料金備考

Concur Expenseには、3万円台から利用できる中小企業向けの「スタンダード版」のほか、中堅・大企業向けの「プロフェッショナル版」が提供されています。

スタンダード版の初期費用は0円で、利用機能やユーザー数に対応した、4つの料金プランを用意しています。経費精算に加えて領収書OCR読み取りアプリや予実管理機能など、管理側・従業員側どちらの立場からも便利に使えるプランがそろっているのも特徴です。

機能・詳細

項目 詳細
OCR入力
オペレーター入力代行
稟議の申請と承認
クレジットカード連携
FBデータ(総合振込データ)作成
スマートフォンでの経費申請
スマートフォンでの経費承認
ICカード読み取り端末種類 スマートフォン、専用端末
ICカード自動連携 モバイルSuica

Concur Expenseの導入事例はこちら。

「強みに特化するのがベンチャー」民泊を手がける楽天LIFULL STAYの成長を見据えた経費精算システム導入
注目ベンチャーのクラウドサービスを利用するユーザー企業の事例を紹介する連載、第3回は来年の民泊新法の施行に向けて準...
詳細を見る

その他おすすめの経費精算システム2選

その他おすすめの経費精算システムとしては、「マネーフォワード クラウド経費」や、「ジョブカン経費精算」が挙げられます。どちらも優れたシステムであるため、上記の2つのシステムとあわせてチェックするのがおすすめです。

マネーフォワード クラウド経費 - 株式会社マネーフォワード

マネーフォワード クラウド経費
マネーフォワード クラウド経費
BOXIL SaaS AWARD 	Winter 2024 Good Service
ボクシルSaaSのデータを元に表示しています
提供企業様でご不明点がある方はこちら

現場に浸透させやすい経費精算システム

  • マネーフォワード クラウド会計との連携に強み
  • 直感的に使えるシンプルな操作感
  • ダッシュボード・レポート機能で経営を見える化

マネーフォワード クラウド経費 は、会計ソフトでおなじみのマネーフォワードが提供するクラウド経費精算システムです。申請する現場の従業員の使い勝手に強みをもち、根本的な経費精算フロー改善で生産性を向上したい企業におすすめです。スマートフォンアプリが充実しており、申請も承認もアプリで完結できます。

また、オプションに申し込みをすることで、立替経費精算における領収書のスキャナ保存・電子取引に対応した、電子帳簿保存法対応のタイムスタンプ機能を利用できます。

料金・価格プラン

項目 詳細
初期費用 0円〜
月額固定費用 2,980円(税抜)〜
月額従量課金 500円(税抜)〜
無料プラン
無料トライアル ○(1か月間)
料金備考 6名以上の場合に1名あたり500円

初期費用は無料です。月額固定費用(2,980円〜)には会計、請求書発行・管理、給与計算などの機能も含まれているため、個別にサービスを契約するよりお得に利用できます。また利用人数が6名を超えると、アクティブユーザーのみを対象とした従量課金が加算されるため、本当に必要な分だけの費用で利用可能です。

また、200円/月または400円/月の料金で、電子帳簿保存法に対応したオプションを利用できます。

機能・詳細

項目 詳細
OCR入力
オペレーター入力代行 ○(オプション)
稟議の申請と承認
クレジットカード連携
FBデータ(総合振込データ)作成
スマートフォンでの経費申請
スマートフォンでの経費承認
ICカード読み取り端末種類 スマートフォン
ICカード自動連携 モバイルSuica

マネーフォワード クラウド経費の使い方・便利なスマートフォンアプリの特徴

ジョブカン経費精算 - 株式会社DONUTS

ジョブカン経費精算
ジョブカン経費精算
BOXIL SaaS AWARD 	Winter 2024 Good Service
5
(0)
4
(0)
3
(0)
2
(0)
1
(0)
ボクシルSaaSのデータを元に表示しています
提供企業様でご不明点がある方はこちら

業界最安クラスの経費精算システム

  • 使いやすさにこだわったシンプルなデザイン
  • 400円/ユーザーで利用可能、初期&月額固定費用なし
  • ジョブカン他サービスとの連携でさらに便利に

ジョブカン経費精算は、1ユーザー400円と業界最安クラスで利用できる経費精算システムです。使いやすいデザインにこだわっており、直感的に画面操作が可能です。勤怠管理やワークフローなど、ジョブカンシリーズのSaaSと組み合わせることでより便利になります。たとえば、ジョブカン経費精算とシリーズの勤怠管理を併用して交通系ICカードで打刻を行う場合、履歴情報を自動連携して交通費精算が可能です。

料金・価格プラン

項目 詳細
初期費用 0円〜
月額固定費用 0円(税抜)〜
月額従量課金 400円(税抜)〜
無料プラン
無料トライアル ○(30日間)
料金備考 初期設定プラン28万円〜

ジョブカン経費精算は、初期費用・サポート費用・月額固定費の不要なところが特徴です。ユーザー数に応じた月額料金だけを払うため、安い価格で利用できます。また機能制限はあるものの、無料で利用できるプランもあるため、お試しで使ってみたい方におすすめです。初期設定は別料金で専任コンサルタントに依頼できます。

操作や使い方に不安がある場合はでも、電話・チャット・メールとサポート体制を用意しており、運用前は専属の担当者によるサポートがあるため、安心して利用できるでしょう。

ジョブカン経費精算の料金は、経費精算とジョブカンワークフロー(通常300円/月)と両方申し込みで600円に割引されます。こちらのプランは中小企業の場合です。
大規模(500名目安)の場合、別途見積もりが必要です。

機能・詳細

項目 詳細
OCR入力
オペレーター入力代行
稟議の申請と承認
クレジットカード連携
FBデータ(総合振込データ)作成
スマートフォンでの経費申請
スマートフォンでの経費承認
ICカード読み取り端末種類 スマートフォン
ICカード自動連携

【厳選】おすすめ経費精算システムをまとめてチェック!
経費精算システムの比較表
\特典【完全版】機能・価格比較表/

おすすめ経費精算システムの資料を厳選。各サービスの料金プランや機能、特徴がまとまった資料を無料で資料請求可能です。資料請求特典の比較表では、価格や細かい機能、連携サービスなど、代表的な経費精算システムを含むサービスを徹底比較しています。ぜひ経費精算システムを比較する際や稟議を作成する際にご利用ください。

他社製品を含めて比較検討する際には次の記事もあわせて参考にしてください。

【2024年】経費精算システム比較おすすめ16選!タイプと選び方、口コミ
【経理の方は必見!】経費の精算だけでなく、承認や照合、振込、会計ソフト入力など多くの業務を効率化する経費精算システ...
詳細を見る

経費精算システムの4サービス評判(口コミ)比較

導入検討の際には、実際に使っている利用者の声を聞くことも重要です。各サービスの口コミ評判をまとめました。

楽楽精算の評判(口コミ)

楽楽精算に関する評判・口コミをピックアップして紹介します。

よい点:操作しやすさ、会計ソフトとの連携実績を評価

「ほとんど設定においてマニュアルを読まず感覚的に操作できる」「会計ソフトとの連携実績が豊富」といった評価の声が見られました。とくに使い方に関しては使いやすいといった声が多数寄せられています。

「面倒な経費精算をWeb上で完結できるためとても便利」との声もあがっています。

改善点:汎用ワークフロー機能

2021年には、「フローが単純なものしか作りこめない」との口コミも見られました。しかし現在では、稟議や押印など申請用途にあわせて自由にレイアウトでき、承認フローの分岐設定もできます。

作成したワークフローはカテゴリーわけができるようになり、申請はもちろん、管理者側も一目でチェックしやすく調整されました。

また操作が簡単である一方、入力画面のカスタマイズ性に欠けるとの声もありました。Suicaや、各種クレジットカード会社とのWeb連携も改善してほしいといった要望があり、さらなる進化が期待されています。

楽楽精算の口コミをさらに見る

Concur Expenseの評判(口コミ)

Concur Expenseに関する評判・口コミをピックアップして紹介します。

よい点:多言語・多通貨対応で海外出張の多い企業から評価

グローバルで豊富な導入実績を誇るConcur Expenseは、多言語対応かつ多通貨対応している点が評価されています。

日付と通貨を選択すれば瞬時にレート換算する機能をはじめ、海外出張が多い企業にとっては非常にメリットが大きいでしょう。

また、Suicaやコーポレートカードの利用実績から自動で経費が入力される点も高評価です。外出先のスキマ時間を利用しながら経費精算ができるため、営業担当者から好評を得ています。

改善点:コストは他社と大差なし、画面操作に慣れが必要

月額3万円台〜の金額であるため、コスト感は楽楽精算に近い印象がもたれています。大企業への導入実績が多い印象をもつユーザーもいるため、口コミでは「思ったよりも高くない」といった声も見られました。一方で「画面操作(UI)は独特で慣れが必要」との口コミもあります。

好評の経費入力機能に関しては、バス経路の定期券登録も追加してほしいと要望があがっていました。

Concur Expenseの口コミをさらに見る

マネーフォワード クラウド経費の評判(口コミ)

よい点:アプリの使い勝手、マネーフォワード他製品との連携

モバイルアプリの操作性や「マネーフォワード クラウド給与」、「マネーフォワード クラウド会計」といった、マネーフォワード社製品とのデータ連携のしやすさが評価されています。

入力画面がわかりやすく、簡単だと操作の面についても好評です。スマートフォンアプリについても空いた時間に作業ができるので便利と評価する声が見られます。

改善点:カスタマイズ性に優れている一方、入力項目が多くわかりにくいことも

さまざまな申請に対応できるよう、豊富な入力形式を用意しているマネーフォワードですが、一方入力する項目が多く、「経費申請するうえで関係ない項目が多数表示される」との口コミも見られました。

設定で経費基本項目や経費科目表示を設定できるため、導入の際に表示の有無を設定しておくとよいかもしれません。

マネーフォワード クラウド経費の口コミをさらに見る

ジョブカン経費精算の評判(口コミ)

ジョブカン経費精算に関する評判・口コミをピックアップして紹介します。

よい点:コストの安さ、プロダクトの継続的改善が評価

「400円/1ユーザーと料金の安さが大きな魅力」や、「新機能リリースのたびに便利になる」など、価格面やプロダクト改善の姿勢を評価する声が見られました。

簡単な操作でペーパーレス化が実現できる点も高評価のポイントです。

改善点:申請側の画面やUIの改善が必要

ボクシルの口コミには、「申請者側の入力の手間が多く、改善が必要」といった声が見られました。その他ネットユーザーからは、「過去の申請履歴を確認しづらく、UI改善の余地あり」といったコメントもありました。

また、入力画面の項目によってはカスタマイズできないところが不便だ、との声も聞かれます。シンプルな入力画面はおおむね好評であるため、カスタマイズ性が向上すればさらに使い勝手がよくなる印象です。

ジョブカン経費精算の口コミをさらに見る

経費精算システム4サービスのシェア・機能・料金比較

各サービスを、シェア・機能・料金軸で解説します。口コミ・比較サイト「ボクシル」の情報と、あわせて参考にしてください。

経費精算システムのシェア

経費精算システムの検討、導入において、「導入社数」や「売上シェア」といったデータは重要な検討材料のひとつです。

日本国内シェアなら「楽楽精算」

国内での導入実績が豊富な経費精算システムを選びたい企業には、ラクスの楽楽精算がおすすめです。楽楽精算はSaaS型経費精算市場における累計導入社数で1位を獲得しています。

※出典:デロイト トーマツ ミック経済研究所「クラウド型経費精算システム市場の実態と展望(ミックITリポート2022年9月号)」(2024年10月28日閲覧)

海外シェアなら「Concur Expense」

海外出張が多い、あるいは海外支社が多い企業には、米国SAP Concur社のConcur Expenseがおすすめです。

全世界で9,300万人以上に利用されており、米国フォーチュン誌「Fortune 500」に含まれる企業の75%以上が導入しています。

複数言語で経費精算書を作れるほか、各国の付加価値税もサポートしてくれます。多国籍企業のニーズに合った法的慣習や税慣習対応、グローバル管理機能を備えられている点が大きな魅力です。

※出典:コンカー「会社概要」(2024年3月6日閲覧)

経費精算システムの料金・推奨人数

各サービスの料金体系や推奨人数をまとめました。初期費用や月額利用料に加えてかかる、従量課金分がいくらかかるかがポイントです。

料金早見表

推奨人数・企業規模

100人程度までの小規模企業なら、「マネーフォワード クラウド経費」か「ジョブカン経費精算」がおすすめです。初期費用がかからないため導入しやすく、アカウント数による従量課金制なので柔軟に運用できます。

100人以上の企業で導入するなら「楽楽精算」がおすすめです。初期費用が必要な分カスタマイズ性も高く、複雑なワークフローにも対応可能です。紙を電子データにおきかえるイメージで運用できるため、フロー変更の負荷を軽減できます。かつ海外出張対応や外貨精算も必要なら「Concur Expense」がおすすめです。

月額利用料だけを見るとジョブカン経費精算がもっとも安価ではあるものの、楽楽精算はユーザー数が増えるほど1人あたりのコストが下がります。

【関連記事】
中小企業向けの経費精算システムを比較
大企業向けの経費精算システムを比較

経費精算システムの機能

会計システムとの連携やワークフロー、モバイル対応やICカード入力機能など、どのサービスにも基本的な機能は備わっています。

機能で比べる際には、画面・UIの使いやすさ、SaaSや外部システムとのAPI自動連携などの観点を押さえましょう。

それぞれの経費精算システムに適した企業

楽楽精算がおすすめな企業のタイプ

楽楽精算がおすすめなのは、既存の会計システムと連携し、経理業務全体を効率化させたい企業です。前述したように、 楽楽精算はほぼすべての会計システムとスムーズに連携ができます。そのため、楽楽精算で入力・集計されたデータが自動で会計システムにも転記され、より効率的に業務が進められるでしょう。

また、口コミでは操作性の高さが評価されており、導入から運用までサポートも手厚く用意されているため、システムの導入や活用に不安を感じている企業にもおすすめです。公式サイトのよくある質問や、専用のサポートサイトも用意されており、マニュアルや操作方法をいつでも確認できるため安心です。

Concur Expenseがおすすめな企業のタイプ

Concur Expenseがおすすめなのは、出張が多い企業や海外との取引が多い企業です。前述したように、Concur Expenseは海外製品であり多言語・多通貨に対応した世界基準のサービスです。レート換算や付加価値税といった面倒な計算もサポートしてくれます。

また出張手配システムやタクシー配車アプリなどとも連携できるため、出張が多い社員の手間を大幅に削減してくれるでしょう。すべての料金プランでタイムスタンプ機能が利用できるため、電子帳簿保存法対策で導入したい企業にもおすすめです。

マネーフォワード クラウド経費がおすすめな企業のタイプ

マネーフォワード クラウド経費がおすすめなのは、バックオフィス業務全体を効率化させたい企業です。前述したように月額固定費には経費精算機能以外にも会計、請求書発行・管理、給与計算機能などが含まれており、これらのサービスをまとめてお得に利用できます。

もちろんこれらの機能はすべて連携しているため、各業務を省力化・自動化し連携させることで大幅な業務効率の向上が期待できます。現在バックオフィス業務であまりシステムを導入していない企業や、起業したばかりの方におすすめです。

ジョブカン経費精算がおすすめな企業のタイプ

ジョブカン経費精算がおすすめなのは、まずはお試しで利用したい企業や従業員数が少ない企業です。前述したように、ジョブカン経費精算は初期費用も月額固定費も無料で、システムを利用するユーザー数ごとに料金が加算されます。

そのため、従業員が少ない企業では毎月かかる費用が安く抑えられ、高い費用対効果が期待できるでしょう。また、無料トライアル後に有料プランの申し込みをしない場合、機能制限はあるものの無料プランへ移行して利用もできるため、お試しで使ってみたい方にもおすすめです。ジョブカンシリーズのSaaSを組み合わせれば、将来的に幅広い機能拡張も可能です。

注目の経費精算システム、サービス資料まとめ

【厳選】おすすめ経費精算システムをまとめてチェック!
経費精算システムの比較表
\特典【完全版】機能・価格比較表/

おすすめ経費精算システムの資料を厳選。各サービスの料金プランや機能、特徴がまとまった資料を無料で資料請求可能です。資料請求特典の比較表では、価格や細かい機能、連携サービスなど、代表的な経費精算システムを含むサービスを徹底比較しています。ぜひ経費精算システムを比較する際や稟議を作成する際にご利用ください。

この記事では代表的な経費精算システム4サービスとしてマネーフォワード クラウド経費、楽楽精算、Concur Expense、ジョブカン経費精算を詳しく比較・紹介しました。

オプションといった差はあれど、いずれのシステムも電子帳簿保存法に対応しており、領収書画像や請求書PCFを公的なデータとして扱えるので安心です。ぴったりの経費精算システムを選び、紙やExcelで行っていた管理工数を減らすことで、業務効率化につなげましょう。

上記4サービス以外の導入も検討したい方は、下記から資料請求できます。

BOXILとは

BOXIL(ボクシル)は企業のDXを支援する法人向けプラットフォームです。SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」、ビジネスメディア「BOXIL Magazine」、YouTubeチャンネル「BOXIL CHANNEL」を通じて、ビジネスに役立つ情報を発信しています。

BOXIL会員(無料)になると次の特典が受け取れます。

  • BOXIL Magazineの会員限定記事が読み放題!
  • 「SaaS業界レポート」や「選び方ガイド」がダウンロードできる!
  • 約800種類のビジネステンプレートが自由に使える!

BOXIL SaaSでは、SaaSやクラウドサービスの口コミを募集しています。あなたの体験が、サービス品質向上や、これから導入検討する企業の参考情報として役立ちます。

BOXIL SaaSへ掲載しませんか?

  • リード獲得に強い法人向けSaaS比較・検索サイトNo.1
  • リードの従量課金で、安定的に新規顧客との接点を提供
  • 累計1,200社以上の掲載実績があり、初めての比較サイト掲載でも安心

※ 日本マーケティングリサーチ機構調べ、調査概要:2021年5月期 ブランドのWEB比較印象調査

117_新選び方ガイド:経費精算システム導入ガイド_20240902.pptx.pdf
経費精算システム
選び方ガイド
この記事が良かったら、いいね!をしてください!最新情報をお届けします!
貴社のサービスを
BOXIL SaaSに掲載しませんか?
累計掲載実績1,200社超
BOXIL会員数200,000人超
※ 2024年3月時点
編集部のおすすめ記事
経費精算システムの最近更新された記事
新着記事
経費精算システムの導入事例 抱えていた課題と導入後の効果 失敗しないための注意点
新着記事
【2024年】経費精算システム比較おすすめ16選!タイプと選び方、口コミ
経費精算システムとは?機能の詳細・メリット・選び方
「とりあえず印刷」がNGに? 1月の電帳法改正に戸惑いの声、国税庁が新見解示す
日銀が「デジタル円」の実証実験をスタート、進む中央銀行デジタル通貨の検討 - 電子マネーと何が違う?
電子保存義務化まで1年半を切る、企業の対応は進んだ? 電帳法対応の現在地
領収書の印刷保存、2年間はOKに 錯綜する電子帳簿保存法の情報を整理
電子帳簿保存法に対応した経費精算システム11選!主な機能や導入メリット、選び方
経費精算システムのシェア・市場規模 一番選ばれている人気サービスは楽楽精算
ICカード対応経費精算システムおすすめ比較!機能と選び方