生体認証付き勤怠管理システム10選!認証の種類や導入メリット・デメリットも解説
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- 生体認証付き勤怠管理システムとは
- 生体認証での打刻が選ばれる背景
- 生体認証の仕組み
- 勤怠管理に使われる生体認証の種類と特徴
- 指紋認証|低コストで精度安定
- 指静脈認証|セキュリティ・非接触のバランス型
- 顔認証|オフィス系全般に対応
- 手のひら認証|非接触重視向け
- 虹彩認証|高セキュリティ・高コスト
- 声紋認証|非接触かつモバイルフレンドリー
- 生体認証対応の勤怠管理システムの選び方
- 生体認証の種類は環境や勤務形態に適したものを選ぶ
- 生体情報は登録しやすいか確認する
- 指紋、指静脈認証が使えるおすすめ勤怠管理システム4選を比較
- レコル
- Touch On Time
- キンタイミライ
- freee勤怠管理Plus
- 顔認証が使えるおすすめ勤怠管理システム4選を比較
- KING OF TIME
- ジョブカン勤怠管理
- TimeWorks
- 勤革時(きんかくじ) EXPLANNER/K
- 虹彩認証が使えるおすすめ勤怠管理システム2選を比較
- ICタイムリコーダー
- SmileOkay-i
- 生体認証対応の勤怠管理システムのメリット
- 高いセキュリティと不正防止
- 利便性と効率性の向上
- 管理の手間を削減
- 生体認証対応の勤怠管理システムのデメリット
- 導入コストが高い
- 生体情報の漏えいリスク
- 生体認証での勤怠管理に関してよくある質問
- Q.タイムカードの指紋認証のデメリットを教えてください
- Q.パスワードと生体認証、どちらが安全ですか?
- 生体認証対応の勤怠管理システムで効率的な管理を実現
- BOXILとは
生体認証付き勤怠管理システムとは
生体認証とは、個人の身体的特徴を利用して認証を行う技術です。「バイオメトリクス認証」とも呼ばれ、指紋、静脈、虹彩、声などが用いられます。これらの特徴は一人ひとり異なり、偽造が困難なため、高いセキュリティを提供できます。
勤怠管理システムの中には、打刻時に生体認証を行えるものもあります。このようなシステムでは、指紋や顔などの生体情報と従業員情報を紐づけ、生体情報から従業員を判別したうえで打刻が可能です。これにより、別の人物による不正打刻を防げます。
生体認証での打刻が選ばれる背景
勤怠管理を行う現場のさまざまな課題から、生体認証による打刻管理のニーズが高まっています。
ICカードやタイムカードによる打刻では、カードを忘れたり紛失したりといったトラブルが頻発します。また、特定の従業員が他人のカードを使って打刻を代行するような不正行為が発覚した際のリスクは大きく、企業の信頼性やコンプライアンスにも関わる問題です。
コロナ禍をきっかけに衛生意識も大きく変化しました。タイムカードや共有の打刻機に触れることに抵抗を感じる従業員も増えており、非接触で打刻できる生体認証へのニーズが高まっています。
こうした現場の課題もあり、経営層から「不正のない仕組みを導入したい」「勤怠管理の精度を高めたい」といった要望も出ていることは、生体認証の導入を後押しする要因のひとつです。
生体認証技術そのものも進化を続けており、導入コストも以前に比べて下がってきています。結果として、多くの企業が生体認証による勤怠管理の導入を検討しやすい環境が整いつつあります。
生体認証の仕組み
生体認証は、人の身体的な特徴を使って本人確認を行う仕組みです。
まずは指紋や顔といった特徴をセンサーで読み取り、その中から個人を識別できるポイントを抽出。抽出された情報は数値データに変換され、安全に保管されます。
たとえば指紋認証では、指の模様そのものを丸ごと保存するのではなく、特徴的な分岐点や線の流れといった「鍵となる部分」だけをデータ化します。顔認証も同じように、カメラで撮影した顔の特徴を数値化して登録します。
実際に本人確認を行うときは、センサーで読み取った最新のデータを登録済みの情報と照合します。両者が一致すれば「本人である」と判定され、認証が完了します。
勤怠管理に使われる生体認証の種類と特徴
生体認証の手段はさまざまですが、勤怠管理システムに活用されることが多い認証の種類は次のとおりです。
- 指紋認証
- 指静脈認証
- 顔認証
- 手のひら認証
- 虹彩認証
- 声紋認証
認証手段の特徴から、適している業界や現場が異なります。次の表を参考に、どのような認証手段が適しているか絞り込んでみましょう。
| 工場・倉庫 | 医療・介護 | 多拠点・外回り | オフィス全般 | 高セキュリティ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 指紋認証 | × | × | △ | ◯ | × |
| 指静脈認証 | ◯ | △ | × | △ | ◯ |
| 顔認証 | △ | ◯ | ◯ | ◯ | × |
| 手のひら認証 | ◯ | ◯ | × | △ | × |
| 虹彩認証 | × | × | × | × | ◯ |
| 声紋認証 | × | × | ◯ | × | △ |
指紋認証|低コストで精度安定
指紋認証は、指の指紋の模様を読み取り、個人を識別する技術です。指紋は個人ごとに異なるため、非常に高い識別精度を持ちます。指紋認証は手軽で迅速な認証が可能であり、スマートフォンやノートパソコンなどのデバイスで広く使用されています。
打刻として活用する場合は、やり直しを求められることも多いため、大勢が同じ時刻で出勤する場合は、打刻が滞る可能性も考えられるでしょう。指の静脈認証と組み合わせた「指ハイブリッド認証」も存在し、認証の安定性を高められます。
【メリット】
- 識別の精度が高い
- 認証完了時間が約1秒以内と短い
- 指紋センサーは比較的安価で小型化が進んでいる
【デメリット】
- 指の傷や汚れ、湿気などにより、認識精度が低下する可能性がある
- 高精度な複製技術により、指紋の偽造のリスクがある
【向いている企業・業界】
- オフィス全般
- 軽作業中心の製造業
- 手荒れのない業務
▼指紋、指静脈認証が使えるおすすめ勤怠管理システム4選を見る
指静脈認証|セキュリティ・非接触のバランス型
指静脈認証は、指先の静脈を赤外線カメラで読み取る仕組みです。指静脈は皮膚の下に隠れているため、偽造が極めて難しく、高い認証精度とセキュリティを備えています。
手袋は外す必要がありますが、指をかざすだけで認証ができ、指にケガをしていても問題ないため従業員の負担も大きくありません。ただし、読み取り機器が比較的高額であるため、費用負担は高くなる傾向にあります。指紋と組み合わせた「指ハイブリッド認証」も一般的になってきています。
【メリット】
- 認証の操作が簡単
- 偽造が非常に困難
- 年齢や外部環境の影響を受けにくい
【デメリット】
- 専用デバイスが必要でコストが高くなる
【向いている企業・業界】
- 金融機関
- 研究機関や官公庁
▼指紋、指静脈認証が使えるおすすめ勤怠管理システム4選を見る
顔認証|オフィス系全般に対応
顔認証は、iPhoneで採用されて一般的になった生体認証の種類の一つです。カメラに顔を向けて、顔の輪郭、目の位置、鼻の形、口の形状などの特徴を用いて個人を識別します。
パソコンやスマートフォン内蔵のカメラを利用すれば、導入の負担を軽減できる点がメリットです。しかし、光の条件や顔の向き、メガネやマスクの有無などが認識精度に影響を与えることがあります。大勢が一度に出社する企業には不向きです。
【メリット】
- 非接触で認証が行える
- 顔を向けるだけで簡単に認証ができる
- テレワークでも導入できる
【デメリット】
- 光の具合や背景、顔の角度などにより認識精度が左右されることがある
- テレワークの場合、フェイク画像でだまされるリスクがある
【向いている企業・業界】
- オフィス系全般
- ホテルや宿泊業
- 塾
手のひら認証|非接触重視向け
手のひら認証は、手のひらの静脈を読み取る方法で、手のひらをかざすだけで非接触で認証できるシステムです。読み取りにかかる時間が短いため、工場など大勢が一度に出社する施設でも対応できます。指静脈認証と同様に、費用負担は高くなる傾向にあります。
【メリット】
- 認証精度が高い
- 非接触で認証が可能
- 年齢や環境の変化に影響されにくい
【デメリット】
- 専用デバイスが必要でコストが高くなる
【向いている企業・業界】
- 医薬品製造
- 食品工場
- 病院
- 建設業
虹彩認証|高セキュリティ・高コスト
虹彩(こうさい)認証とは、目の虹彩部分のパターンを判別して認証する方法です。虹彩の模様は2歳以降ほぼ変わらず、一卵性双生児でも違いを認識できると言われていることから、非常に精度が高い生体認証として認知されています。
メガネやコンタクトレンズ、赤外LEDを通すサングラスを着用しても判別できるため、従業員の負担が少ない点がメリットです。ただし、高度な読み取り機器が必要であり、導入コストがかかる点は大きな課題です。金融機関や医療機関など、高度なセキュリティが求められる企業に向いています。
【メリット】
- 認証精度が極めて高い
- 非接触で認証が行える
- 年齢や環境の変化による影響が少なく、長期にわたり安定した認証が可能
【デメリット】
- 特殊なカメラや照明が必要なため、導入コストが高い
- 目の表面が乾燥していたり、強い光が当たっていたりすると認証がうまくいかない場合がある
【向いている企業・業界】
- 空港・出入国管理
- 金融系データセンター
- 防衛関連のような極めて高い本人確認が求められる業界
声紋認証|非接触かつモバイルフレンドリー
声紋認証は、人の声が持つ特徴のパターンを分析して認証する方法で、勤怠管理システムではマイクを利用します。声紋認証は、視覚情報を使わないため、視覚障害者にとっても利便性が高い認証方法です。
声を出すだけで認証ができ、非接触であるため従業員の負担もありません。ただし、精度はまだあまり高くないため、セキュリティ面での不安があります。
【メリット】
- 特殊なハードウェアが不要
- 話すだけで簡単に認証ができる
- 電話や音声通信でも利用可能
【デメリット】
- 周囲の騒音や音響環境によって認識精度が影響を受けやすい
- 録音された音声やフェイク技術でだまされるリスクがある
【向いている企業・業界】
- 訪問営業・外回り中心の業種
- 障がい者雇用や外国人雇用など多様な人材がいる業種
生体認証対応の勤怠管理システムの選び方
生体認証対応の勤怠管理システムを選ぶ際には、次のポイントを確認しましょう。
- 生体認証の種類は環境や勤務形態に適したものを選ぶ
- 生体情報は登録しやすいか確認する
上記のような機能性と職場環境が合致するかの確認が重要です。それぞれのポイントを詳しく説明します。
生体認証の種類は環境や勤務形態に適したものを選ぶ
勤怠管理システムを導入する際は、自社の業界や勤務形態に対応しているものを選びましょう。
たとえば介護業界や派遣業界など、複数の勤務形態が複雑に絡み合っている業界がいくつか存在します。勤怠管理システムによっては、これらの複雑なシフトに対応できないシステムもあります。
出退勤時のピーク人数や人の入れ替わりの頻度など、それぞれの環境に問題なく導入できる生体認証は何かも考えなければなりません。
たとえば、大勢が一度に出社する場合は、打刻が滞らないよう、読み取りスピードの速い手のひら認証がおすすめです。人の入れ替わりが多い企業は、登録の簡単な指紋認証・顔認証が適しています。
機密情報が多い企業であれば、セキュリティ対策のために、精度が高く捏造が難しい虹彩認証や静脈認証がよいでしょう。また設置する場所やスペースも事前に確認しておくと安心です。
生体情報は登録しやすいか確認する
はじめに勤怠管理システムに生体情報を登録する際、スムーズかつスピーディーに行えることも重要です。生体認証対応の勤怠管理システムは、人事の管理負担を減らせることがメリットであるため、ここに時間がかかるようでは意味がありません。とくに人の入れ替わりが多い場合、効率性は重要です。
ただ基本的に、指紋認証以外では登録の際に何度もやり直すことはほとんどありません。もし気になるようであれば、無料トライアル期間を利用してどの程度の時間がかかるかを確認しましょう。
▼指紋、指静脈認証が使えるおすすめ勤怠管理システム4選を見る
▼顔認証が使えるおすすめ勤怠管理システム4選を見る
▼虹彩認証が使えるおすすめ勤怠管理システム2選を見る
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一覧で料金・機能を比較したい方にはBOXILが作成した比較表がおすすめです。各社サービスを一覧で比較したい方は、下のリンクよりダウンロードしてください。
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※資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。
指紋、指静脈認証が使えるおすすめ勤怠管理システム4選を比較
指紋認証と指静脈認証に特化したシステムを紹介します。
指紋認証と指静脈認証は、生体認証の勤怠システムとしては一般的で、比較的多くのシステムに搭載されています。その中でも、ここで紹介する次の4つにはそれぞれ次のような特徴がありおすすめです。
- レコル:価格が安く導入ハードルが低い
- Touch On Time:300円で、勤怠管理だけでなくシフト管理や有給管理まで使える
- キンタイミライ:アルコールチェックや雨の日手当といった、業界や会社ごとに特化してカスタマイズ可能
- freee勤怠管理Plus:同社シリーズの会計ソフトや人事労務管理といったバックオフィス製品との連携導入がしやすい
| 生体認証の種類 | 月額 | |
|---|---|---|
| レコル | 指紋、指静脈 | 100円/ID |
| Touch On Time | 指紋、指静脈 | 300円/ID |
| キンタイミライ | 指静脈 | 要問い合わせ |
| freee勤怠管理Plus | 指紋、指静脈 | 300円~/ID |
- 指ハイブリッド認証
- 無線・有線のどちらにも対応しパソコンも不要
- 初期費用無料・格安価格でコスパ抜群
レコルは、指紋と指静脈を同時に、非接触で読み取る指ハイブリッド認証に対応している勤怠管理システムです。認証に使われる読み取り機器は、有線LANと無線LANのどちらにも対応可能です。
またパソコンとの接続も不要であるデバイス一体型であるため、設置場所を選ばず省スペースで利用でき、ICカードの読み取りもできます。機器は別途料金がかかるものの、月額一人100円(税抜)と利用料金も格安で、初期費用や運用サポート料金はかかりません。コストパフォーマンスにも優れています。
使用できる認証の種類
- ピットタッチ打刻(ICカードリーダー)
- ICカード打刻
- スマホアプリ打刻(GPS)
- 共用打刻(共用のPC・タブレットを使用)
- PC/タブレット打刻(各社員のPC・タブレットを使用)
- 生体認証打刻(指紋・静脈)
- Slack打刻
レコルの口コミ
料金形態
| プラン | 初期費用 | 月額料金 |
|---|---|---|
| 勤怠管理プラン | 0円 | 100円/人 |
| 勤怠管理+給与計算プラン (給与計算・給与明細・年末調整) |
0円 | 300円/ユーザー |
※最低利用料金3,000円
Touch On Time - 株式会社デジジャパン
- 導入企業数64,000社以上※
- 指静脈・指ハイブリッド・顔認証に対応
- 機器のレンタルが可能
Touch On Timeは、導入企業数64,000社以上の人気クラウド勤怠管理システムです。生体認証は、指静脈と指ハイブリッド、顔認証に対応しています。
指紋認証・ICカード認証・パスワード認証に対応した独自開発のタイムレコーダーの使用も可能です。パソコン接続が不要な壁掛けタイプなので、設置する際にも場所を取りません。タイムレコーダーは、レンタルプランも存在するため、初期費用を安く抑えたい方におすすめです。
※出典:デジジャパン「シェアNo.1クラウド勤怠管理システム|タッチオンタイム」(2025年9月18日閲覧)
使用できる認証の種類
- 顔認証
- タッチオンタイムレコーダー
- 静脈認証
- 指ハイブリッド認証
- ICカード認証
- PC打刻(共有・個人用)
- Windowsログイン・ログオフ
- スマートフォン打刻
Touch On Timeの口コミ
料金形態
| 初期費用 | 月額料金 |
|---|---|
| 0円 | 300円/人 |
- iPadやQRコード、パソコン、スマートフォンなど多様な打刻方法
- 手軽に指静脈認証が導入できる
- 柔軟なカスタマイズが可能
キンタイミライは、大企業向けのクラウド勤怠管理システムです。生体認証は指静脈と指紋・指静脈の指ハイブリッドに対応しており、パソコンにコンパクトな読み取り機器を接続するだけで導入できます。
またカスタマイズが柔軟なことも魅力です。専任のコンサルティングチームがヒアリングし、設定を行うため、従来のシステムでは実現が難しかったような複雑な勤怠管理にも対応できます。
使用できる認証の種類
- iPad + QR
- iPhone + QR
- PC + QRリーダー
- PC + カメラQR
- PC + ICカード
- PC + 指ハイブリッド
- PC + 指静脈認証
- PC + クリック(共用・個人)
- Web打刻
- iPhone + GPS
- PC + Windowsログオン
キンタイミライの口コミ
料金形態
要問い合わせ
※初期費用+月額費用
freee勤怠管理Plus - フリー株式会社
- freee製品と連携し、バックオフィス業務を効率化
- 初期費用、基本料金は0円、1人あたり300円のわかりやすい料金体系
- 最低限のボタンを配置したわかりやすい勤怠画面
freee勤怠管理Plusは、クラウド会計ソフトで有名なfreeeの勤怠管理システムです。生体認証は指紋と静脈に対応しています。モバイルでの打刻やGPS打刻にも対応し、リモートワークや直行直帰が多い企業にもおすすめです。
freee製品との連携がシームレスで、会計ソフトや人事労務管理などのバックオフィス製品と連携し、業務を効率化できます。システム連携により給与計算を自動化できるのも魅力です。
使用できる認証の種類
- PC
- モバイル
- 共有端末
- ICカード
- 指紋認証
- 静脈認証
- GPS
- チャット(LINE WORKS連携)
freee勤怠管理Plusの口コミ
料金形態
| 初期費用 | 月額料金 |
|---|---|
| 0円 | 300円/人 |
顔認証が使えるおすすめ勤怠管理システム4選を比較
顔認証が使える勤怠管理システムを紹介します。
| 生体認証の種類 | 月額 | |
|---|---|---|
| KING OF TIME | 指紋、指静脈、顔 | 300円/ID |
| ジョブカン勤怠管理 | 指静脈、顔 | 200円~/ID |
| TimeWorks | 指静脈、顔、手のひら | 要問い合わせ |
| 勤革時(きんかくじ) EXPLANNER/K | 指紋、指静脈、顔 | 300円/ID |
KING OF TIME - 株式会社ヒューマンテクノロジーズ
- 利用者数410万人※を突破
- 幅広い生体認証に対応
- iPadのカメラによる顔認証も可能
KING OF TIMEは、利用者数410万人を突破した人気の勤怠管理システムです。生体認証は指紋、指静脈、指ハイブリッド+ICカード、顔認証と幅広い生体認証に対応しています。
また、顔認証は次世代2次元カラーコード「カメレオンコード」との連携で、iPadのカメラを使用した勤怠打刻にも対応可能です。顔と従業員が持つ個別の2次元カラーコードを同時にカメラに写して1秒以内で打刻ができ、なりすまし不正行為を抑止できます。
※出典:ヒューマンテクノロジーズ「勤怠管理システム市場シェアNo.1「KING OF TIME」」(2025年9月18日閲覧)
使用できる認証の種類
- PCパスワード認証
- Myレコーダー(各自の端末のWebブラウザで打刻)
- クラウドタイムレコーダー(Webブラウザで打刻)
- モバイル(位置情報)
- アプリ(位置指定)
- PCログオン・ログオフ(Windows対応)
- ICカード(PC接続・専用端末・携帯可の専用端末)
- 指紋(PC接続)
- 指静脈(PC接続)
- 指ハイブリッド(PC接続)
- 顔認証(iPad専用)
- カメレオンコード認証 (iPad専用)
- 入退室管理連携
- アルコールチェック連携(モバイル版・据置型)
- 決済端末連携(PayCAS Mobile・stera terminal)
- チャット連携(WowTalk・LINE WORKS)
KING OF TIMEの口コミ
料金形態
| 初期費用 | 月額料金 |
|---|---|
| 0円 | 300円/人 |
- チャットやドア開閉システムなど、外部システムと連携した打刻方法が充実
- ジョブカン給与計算と連携し、給与計算や年末調整を効率化
- 雇用形態ごとの設定やシフト管理もでき、アルバイトが多い職場にもおすすめ
ジョブカン勤怠管理は変形労働やフレックス、裁量労働など、幅広い勤務形態に対応する勤怠管理システムです。所属・雇用形態ごとに細かい設定・運用も可能です。生体認証は指静脈と顔認証に対応しています。
出勤管理やシフト管理、休暇・申請管理などの機能があり、打刻だけでなく勤怠に関するさまざまな業務に対応。利用する機能数に応じて料金が変動するので、必要な機能だけを選び、費用を抑えられます。ジョブカンシリーズの他製品と連携可能で、特に勤怠管理と給与計算はパック料金で導入可能です。
使用できる認証の種類
- Pit touch pro(ICカード)
- ICカードリーダー
- モバイル打刻(GPS・ジオフェンシング)
- 指静脈
- 顔認証(iPad)
- 各自のPC(スタッフマイページ)
- 共有PC/タブレット(WEB打刻)
- LINE/Slack打刻
- ドア開閉システムと連携
ジョブカン勤怠管理の口コミ
料金形態
| プラン | 初期費用 | 月額料金 |
|---|---|---|
| 無料プラン | 0円 | 0円 |
| 有料プラン | 0円 | 200~500円/人 機能数により変動 |
| 顔認証ライセンス | 0円 | 30,000円/年 |
※月額最低利用料金は2,000円
TimeWorks - 株式会社WorkVision
- アラートやエラーチェックでコンプライアンス強化
- フレックスや短時間労働など柔軟な働き方に対応
- 勤怠シフト管理にも対応
TimeWorksはクラウドとオンプレミスに対応した勤怠管理システムです。生体認証は指静脈と手のひらの静脈に対応し、Clock In@Faceアプリを活用することで、顔認証にも対応します。
残業時間超過や有給休暇取得不足、勤務間のインターバル不足など、自由にアラートを設定可能です。打刻忘れや打刻片割れ、日々の時刻や申請などについてチェックでき、リアルタイムでエラーを表示。これらの機能により、コンプライアンスを強化できます。
使用できる認証の種類
- 非接触ICカードタイムレコーダー
- PC打刻
- スマホ打刻
- QRコード打刻
- 指静脈認証
- 手のひら静脈認証
- 顔認証(Clock In@Faceアプリ)
料金形態
要問い合わせ
勤革時(きんかくじ) EXPLANNER/K - NECネクサソリューションズ株式会社
- 30日間の無料トライアルあり
- 法令に沿った基準でアラート表示
- 自社独自の細かな勤務パターンを何通りでも作れるシフト管理機能
勤革時(きんかくじ) EXPLANNER/Kは初期費用0円、全機能を一律300円で利用できるクラウド型の勤怠管理システムです。生体認証は顔と指紋に対応しています。
勤務時間のリアルタイム自動計算や残業管理、シフト管理、申請承認、休暇管理など、豊富な機能を搭載しています。アラート機能があるためコンプライアンス強化にも貢献。Money forwordクラウド給与と連携できるので、給与計算の効率化も可能です。
使用できる認証の種類
- PC打刻
- 顔認証
- 指紋認証
- ICカード など
料金形態
| 初期費用 | 月額料金 |
|---|---|
| 0円 | 300円/人 |
虹彩認証が使えるおすすめ勤怠管理システム2選を比較
虹彩認証が使える勤怠管理システムを紹介します。
| 生体認証の種類 | 月額 | |
|---|---|---|
| ICタイムリコーダー | 顔、声紋、虹彩 | 200円/ID |
| SmileOkay-i | 顔、虹彩 | 要問い合わせ |
- 必要な期間だけの利用も可能、短期利用にも最適
- GPS打刻に対応し、出張や直行直帰の不正打刻を防止
- 給料王や弥生給与、給与奉行など主要給与ソフトと連携
ICタイムリコーダーは月額200円から始められる、安価なクラウド型勤怠管理システムです。生体認証は虹彩に対応し、3次元顔認証システムTHQREEと連携させることで、顔認証にも対応します。
初期費用0円、1人200円の安価な料金形態が魅力です。料金はその月に打刻した人数で決まるので、費用の無駄がありません。従業員の出入りが激しく、打刻する人数が月ごとに変わる企業におすすめです。
使用できる認証の種類
- ICカードリーダー(専用ICタイムレコーダー)
- 虹彩認証(IRIAS)
- QRコード
- スマホブラウザ打刻(GPS取得機能)
- 3次元顔認証システム「THQREE」と連携
- ICカード(Felica)
- ICカードリーダー(PC接続)
- Web打刻(スマホ・PC)
ICタイムリコーダーの口コミ
料金形態
| 初期費用 | 月額料金 |
|---|---|
| 0円 | 200円/人〜 |
[fixed-sentence-services-434-button]
SmileOkay-i
- 他人受入率1兆分の1、本人拒否率1億分の1の高精度
- サングラスやメガネ、ベール、マスクに対応可能
- 日時やID、所属部門などで打刻履歴を検索可能
SmileOkay-iは1台の端末に40,000名のデータを登録できる虹彩認証型の打刻端末です。生体認証は虹彩と顔に対応しています。
データ登録は10秒ほどで完了し、照合・認証も1秒以内とスピーディです。高精度の認証が可能で、防止やヘルメットをかぶったままでも認証できます。オフィスはもちろん、病院や向上、作業現場などにもおすすめです。
使用できる認証の種類
- 虹彩認証
- 顔認証
料金形態
要問い合わせ
生体認証に限らず勤怠管理システムを比較したい方はこちらも参考にしてみてください。
| 英語対応の勤怠管理システム | 無料の勤怠管理システム | アプリ対応の勤怠管理システム |
| 小規模向け勤怠管理システム | 中小企業向け勤怠管理システム | シフト管理できる勤怠管理システム |
| 給与計算ソフト連携可能な勤怠管理システム | 建設業向け勤怠管理システム | 派遣会社向け勤怠管理システム |
| 病院向け勤怠管理システム | 介護業向け勤怠管理システム | 利用料金が安い勤怠管理システム |
生体認証対応の勤怠管理システムのメリット
生体認証対応の勤怠管理システムは、従来のIDカードやパスワードと比べて、より高い精度とセキュリティを実現できます。主なメリットとして次のようなものがあります。
- 高いセキュリティと不正防止
- 利便性と効率性の向上
- 管理の手間を削減
高いセキュリティと不正防止
生体認証勤怠管理システム最大のメリットは、不正打刻の防止です。指紋、顔、静脈など、個人の身体的特徴をもとに認証するため、他人がなりすまして打刻することが極めて困難になります。
従来のタイムカードやICカードでは、打刻代行やカードの貸し借りによる不正打刻が問題となっていました。しかし、生体認証システムならそうした不正を限りなく減らせるため、労務管理の精度を大幅に向上できます。
また、ICカードの紛失・窃盗問題も起こらなくなるため、情報漏えいを未然に防げます。高い精度と偽造のされにくさは、生体認証の大きなメリットです。
利便性と効率性の向上
生体認証対応の勤怠管理システムは、従業員がIDカードを持ち歩いたり、パスワードを記憶したりする必要がありません。そのため、IDカードの紛失やパスワード忘れといった問題を解消できます。入退室管理機能と連携できれば、部外者の侵入を防げるためセキュリティも高められます。
また、生体認証による打刻は瞬時に行われるため、出退勤の手続きがスムーズになるのもメリットです。また、管理者はリアルタイムで従業員の出退勤状況を確認できるため、勤怠管理の効率が大幅に向上します。
管理の手間を削減
生体認証対応の勤怠管理システムでは、管理する側から見れば、ICカードを作成せずにすむことも大きなメリットです。ICカードは作成に時間がかかり、管理を行う必要もあります。
人の入れ替わりが激しい現場で、それぞれの従業員にICカードを作成するのは面倒です。紛失になれば、再発行を行い、退職時には回収も行わなければなりません。
一方、生体認証は登録処理が簡単で、管理や回収も必要ないため、これらの管理の手間を大幅に省けます。
生体認証対応の勤怠管理システムのデメリット
生体認証対応の勤怠管理システムについては、メリットだけでなく、デメリットについても理解しておきましょう。
導入コストが高い
生体認証対応の勤怠管理システムを導入する際には、初期投資が高額になることがあります。生体認証機器自体が高価であり、とくに高度な顔認証や虹彩認証のデバイスはコストがかさみます。
ただし、人の入れ替わりが激しい場合や、長期的な利用を検討する場合は、ICカードのような方法と比べて結果的に費用対効果が高くなる可能性も少なくありません。
生体情報の漏えいリスク
生体認証システムにおける最も深刻なリスクの一つが、生体情報の漏えいです。生体情報は一度漏えいすると取り返しがつかず、パスワードのように簡単に変更できません。
このため、データ漏えいが発生した場合の影響は非常に大きく、企業の信用に致命的なダメージを与える可能性があります。高度なセキュリティ対策を講じることは不可欠ですが、完全にリスクを排除することは困難です。
生体認証での勤怠管理に関してよくある質問
生体認証での勤怠管理に関する、よくある質問に答えていきます。疑問や不安がある方は、ここで解消しましょう。
Q.タイムカードの指紋認証のデメリットを教えてください
指紋認証は、指先の怪我やひび割れ、汗や汚れなどの影響で正常に読み取れないことがあります。また、他の生体認証と比べると構造が単純なため、指紋の複製による不正リスクが相対的に高い点もデメリットです。
Q.パスワードと生体認証、どちらが安全ですか?
場合によって異なりますが、セキュリティ面では生体認証の方が安全性が高いといえます。パスワードは盗まれたり他のサービスと使い回されたりするリスクがありますが、生体情報は本人固有で再現が難しいためです。なりすましによる不正アクセスを防ぎやすい点が大きなメリットです。
生体認証対応の勤怠管理システムで効率的な管理を実現
生体認証対応の勤怠管理システムは、出退勤管理の手間が削減でき、不正行為を防げるといったメリットがあります。勤怠管理をより効率化したい企業や、セキュリティレベルを上げたい場合におすすめのサービスです。選定の際は次のポイントに注意して選ぶのをおすすめします。
- 環境に適した生体認証を選ぶ
- 生体情報は登録しやすいか
- 業界や勤務形態との相性も確認
生体認証対応の勤怠管理システムをより深く検討したい方は、サービス資料を請求し比較するとよいでしょう。
他にもセキュリティを強固にするためのサービスや情報をお探しの方は、ぜひこちらの記事もチェックしてみてください。
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